JPH0733281A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JPH0733281A
JPH0733281A JP5178684A JP17868493A JPH0733281A JP H0733281 A JPH0733281 A JP H0733281A JP 5178684 A JP5178684 A JP 5178684A JP 17868493 A JP17868493 A JP 17868493A JP H0733281 A JPH0733281 A JP H0733281A
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sheet
conveying
suction
conveyor belt
shutter
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Yasuyoshi Yoshida
康美 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアを利用したシート搬送部とシャッター手
段とを組み合わせたことにより、安定したレジスト調整
機構を有するシート搬送装置を提供する。 【構成】 搬送ベルト16に吸着させて搬送してシートS
をシート搬送路に突出したレジストシャッター19のシー
トストッパ部19aに突き当ててシートSの斜行を確実に
補正する。次にブロワ14を作動させてシートSを搬送ベ
ルト16に吸着させると共に、レジストシャッター19をシ
ート搬送路より退避させることにより、シートSを下流
側に搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に電子写真複写機等
の画像形成装置におけるシート搬送装置に関し、詳しく
は、搬送されるシートの先端を揃えるレジスト調整機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】図12(a)は、複写機等の画像形成装置
に用いられている従来のレジスト調整機構(レジストロ
ーラ対を用いた方式)を示す。まず、シート搬送方向上
流側(図面右側)から搬送されてきたシートSは更に搬
送ローラ対101により搬送され、停止しているレジス
トローラ対102のニップ部102aに突き当たる。そ
して確実にニップ部102aにシートを送り込むため
に、搬送ローラ対101は更に回転してシートSをたわ
ませてループをつくる。上記シートSに所定のループを
形成した後、搬送ローラ対101の駆動を停止する。そ
してその後、搬送ローラ対101,レジストローラ対1
02は画像形成のタイミングに合わせて同時に回転を開
始し、シートSを画像形成部へ送り込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に示すレジストローラ対102を用いたレジスト
調整機構では、以下に述べる問題がある。
【0004】(1)図12(b)に示すように、薄いシー
トSxと厚いシートSyでは、レジストローラ対102
のニップ部102aに突き当たる位置が違うため、レジ
スト位置がずれて、画像形成したときに画像の先端がず
れる。
【0005】(2)レジストローラ対102のニップ部
102aにシートを押し込む力は、シートのループによ
って得られるため、シートの種類(コシの強さ)によっ
てニップ部102aにシートを送り込む力が変わり、レ
ジストがずれたり、シートの斜行がとりきれなかったり
する。
【0006】(3)停止しているレジストローラ対10
2に突然駆動がかかり、また突然シートSを挟持するた
め、レジストローラ対102や画像形成部を駆動してい
るモーター(図示せず)にもその負荷が伝わり、レジス
トショックといわれる画像のずれが生じる。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、エアを利用したシート搬送部とシャッター手段と
を組み合わせたことにより、安定したレジスト調整機構
を有するシート搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、平面状の支持面に複数のエア吸引用開口を形成した
シート吸着部と、前記シート吸着部を覆うように巻き掛
けられた、表面に複数の吸引孔を有する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを保持する少なくとも一対の回転体と、
前記搬送ベルトを回転駆動するため前記回転体対の少な
くとも一方に駆動を与える駆動手段と、前記搬送ベルト
の吸引孔と前記シート吸着部のエア吸引用開口を通して
エアを吸引する事によりシートを前記搬送ベルトに吸着
させるためのエア吸引手段と、前記シート吸着部のシー
ト搬送方向下流側に配置された、シートの進行を阻止す
るためのシャッター手段と、前記シャッター手段を、シ
ートの進行を阻止すべくシート搬送路に突出した第1位
置と、シートの搬送路から退避した第2位置と、に切り
換える切り換え手段と、前記駆動手段,エア吸引手段,
シャッター手段の動作を夫々制御する制御手段と、を装
備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】前記手段によれば、搬送ベルトに吸着させて搬
送してシートをシート搬送路に突出した第1位置にある
シャッター手段に突き当ててシートの斜行を確実に補正
することができる。また前記シャッター手段を第2位置
に切り換えることにより、シートを下流側に搬送するこ
とができる。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕
【0011】以下、本発明を適用したシート搬送装置の
一実施例について図面を参照して説明する。本実施例
は、画像形成装置として複写機を用いて説明するものと
する。図1はシート搬送装置の断面説明図、図2はシー
ト搬送装置の上視図、図3はシート搬送装置のシート搬
送方向から見た側面図、図4はシート搬送装置のシート
搬送動作を示す説明図、図5は各部の動作を示すタイミ
ングチャート、図6は制御系を示すブロック図、図7は
複写機の概略構成を示す断面図である。
【0012】先ず図7を参照して複写機の概略構成につ
いて説明する。本複写機は所謂公知の電子写真記録方式
を採用しており、以下その概略構成について説明する。
シート給送部1に積載されたシートSは給送装置2によ
って最上側より1枚ずつ給送される。この給送装置2に
より供給されたシートSは、搬送ローラ対3により搬送
され、レジスト調整機構4によりシート先端のタイミン
グを合わせて公知の画像形成部5に送られ、所定のトナ
ー像を転写される。その後シートSは搬送部6により搬
送され、定着装置7によりトナー像が定着された後、排
出ローラ対8により装置外へ排出される。
【0013】次に上記複写機に装備されるシート搬送装
置(レジスト調整機構4)の構成について図1〜図3を
参照して説明する。尚、図2は図1のレジスト調整機構
4を矢印X方向からみた上視図,図3は図1のレジスト
調整機構4矢印Y方向からみた左側面図である。
【0014】前述したように、3は給送装置2から送ら
れてきたシートSを更に下流側に搬送する搬送ローラ対
である。この搬送ローラ対3は図2に示すように、シー
トの幅方向に、手前側,奥側の2ヵ所に配置されてい
る。3aは駆動ローラで、モータ9により駆動を受けて
いる。3bは駆動ローラ3aに圧接して連れ回りする従
動ローラである。上記搬送ローラ対3a,3bの材質
は、発砲スポンジのような表面の摩擦係数の小さい材質
でできており、シートSに負荷のかかっていないときに
はシートSを搬送するが、シートSに負荷がかかって抵
抗があるときは、シートSを下流側に搬送させようとし
ながらも、搬送ローラ対3a,3bはシートSの表面を
滑って空転するように設定されている。
【0015】10はシート吸着部であって、図2に示すよ
うに、シート幅方向に手前側,奥側の2ヵ所に配置され
ている。シート吸引部10は、略平面状の支持面11、該支
持面11にあけられたエア吸引用開口12、及び吸引チャン
バ13を有している。上記シート吸着部10は、エア吸引用
のブロワ14に接続されている。このブロワ14の吸引は、
バルブ15によりon/off可能となっている。また上
記シート吸着部10の支持面11を覆うようにして、無端状
の搬送ベルト16が掛け渡されている。この搬送ベルト16
には、複数の吸引孔16aがあけられており、ベルトロー
ラ17a,17bにより所定の張力で張設されている。上記
搬送ベルト16の材質は、表面の摩擦係数が所定の値のゴ
ム等の材質でできており、シートSに負荷のかかってい
ないときにはシート吸着部10が作動しなくてもシートS
を搬送するが、シートSに負荷がかかって抵抗があると
きは、シートSを下流側に搬送させようとしながらも、
搬送ベルト16はシートSの表面を滑って空転するように
設定されている。ベルトローラ17aは駆動ローラであ
り、図2に示すモータ18により駆動される。搬送ベルト
16は駆動ローラ17aにより矢印A方向に断続的に駆動さ
れ、シートSを搬送する。
【0016】19はレジストシャッターであって、図2に
示すように、シートの幅方向でかつシート端部近傍に、
手前側,奥側の2ヵ所に配置されている。このレジスト
シャッター19は、シートストッパ部19aを備え、ベルト
ローラ17aの駆動軸17cを中心として回動可能となって
いる。
【0017】20はレジストシャッター19を作動させるた
めのソレノイドである。21はレジストシャッター19とソ
レノイド20を連結するレバーである。このレバー21は支
点22を中心として回動自在に取り付けられており、その
端部21a,21bは夫々ソレノイド20の鉄芯部20a,レジ
ストシャッター19の突起部19bと係合されている。レバ
ー21は、その一端21bをレジストシャッター19が矢印B
方向に回動するようにバネ23により付勢されている。
【0018】通常ソレノイド20がoffのときは、バネ
23の付勢力により、レジストシャッター19は駆動軸17c
を中心に矢印B方向に回動し、シートストッパ部19aが
支持面11のストッパ部11aに突き当たって停止している
(シートの進行を阻止する第1位置P)。この時レバー
21は、支点22を中心として矢印D方向に回動し、ソレノ
イド20の鉄芯部20aを矢印F方向に引き出している。
【0019】また上記ソレノイド17がonの時の作動
を図4に示す。ソレノイド20がonのときは、まず鉄芯
部20aが矢印G方向に引かれる。すると、レバー21は支
点22を中心として矢印E方向に回動する。すると、レジ
ストシャッター19は、バネ23の付勢力に抗して駆動軸17
cを中心に矢印C方向に回動する。そしてシートストッ
パ部19aはストッパ部27に突き当たってその動きを停止
する(シートの進行を阻止しない第2位置Q)。
【0020】24,25はシートSの搬送状態を検知するた
めのシート検知センサーである。シート検知センサー24
は、搬送ローラ対3よりシート搬送方向上流近傍に配置
されている。シート検知センサー25は、シート吸着部10
よりシート搬送方向下流側でレジストシャッター19より
上流側に配置されている。
【0021】上記シート搬送装置の制御系を図6のブロ
ック図に示す。制御部26は、シート検知センサー24,25
から検知信号が入力され、この信号に基づいて、ブロワ
14,バルブ15、ソレノイド20、モータ9,18等の動作を
制御するものである。
【0022】次に、前記シート搬送装置のシート搬送動
作について図5に示すタイミングチャートに基づいて図
1〜図4を参照しながら説明する。シート搬送動作に先
立って、ソレノイド20はoffの状態にあり、レジスト
シャッター19のシートストッパ部19aは、図1に示すよ
うにシートの進行を阻止すべく、Pの位置にある。
【0023】次にシート搬送動作が開始されると、給送
装置2によりシートが1枚給送される。そして、シート
検知センサー24によりその先端が検知されると、モータ
ー9,18が作動し、搬送ローラ対3及び搬送ベルト16が
シートSを下流側に搬送すべく作動を開始する。そし
て、シートSは搬送ローラ対3及び搬送ベルト16により
矢印A方向に搬送されていく。
【0024】次にシート検知センサー25にシートSの先
端が検知される、ブロワ14が作動を開始する(この時バ
ルブ15は図1のdの位置にあり、シート吸着部10はまだ
吸引を開始していない)。
【0025】この時、図2に示すようにシートSが斜行
していたとする(図2に示すS1の状態)。このシート
Sの斜行は、シート先端がシート検知センサー25に検知
されてからt1 の時間の間に補正される。以下、その斜
行補正動作を説明する。
【0026】先ず、シート先端がシート検知センサー25
を通過後、シートS1の先行している部分S1a(シー
トの手前側が先行しているとする)が、シートストッパ
部19aに先に突き当たる。すると、シートSの手前側に
抵抗が発生するので、前述のように手前側の搬送ローラ
対3a,3bはシートSに対してスリップする。ところ
がシートの奥側は、奥側のシートストッパ部19aに突き
当たっていないため抵抗が発生していない。つまり、シ
ートS1の奥側は奥側の搬送ローラ対3a,3bによっ
て搬送されようとする。このとき、シート吸着部10はま
だ吸引動作を開始していないので、シートS1は搬送ベ
ルト16に拘束されておらず、シートS1は手前側のシー
トストッパ部19aの一部19cを中心として矢印H方向に
旋回する。そしてシートの奥側先端部S1bが奥側のシ
ートストッパ部19aに突き当たる(このとき、シートS
は斜行を補正されたS2の状態となる。)。すると、シ
ートS2の奥側にも負荷が発生するため、シートS2が
2ヵ所のシートストッパ部19aに突き当たった状態で、
搬送ローラ対3a,3bはシートS2に対してスリップ
する(シート先端がシート検知センサー25を通過してか
らシートの斜行が補正されるまでの時間をt2 とする
と、t1 =t2 +α)。
【0027】そして、所定の時間t1 後にバルブ15が図
示しないソレノイドなどの切り換え手段により図1に示
すcの位置となり、シートSはシート吸着部10(搬送ベ
ルト16)に吸着され、斜行を補正された状態で搬送ベル
ト16上に拘束される。それと同時に、ソレノイド20がo
nとなり、レジストシャッター19のシートストッパ部19
aは、図4に示すシートの進行を阻止しない第2の位置
Qに退避する。
【0028】そして、シートSはシート吸着部10に確実
に吸着されながら搬送ベルト16により下流側に搬送され
る。そして、シート検知センサー25がシートSの後端を
検知したら(シートSの通過を検知したら)、その検知
の所定時間t3 後(シートSが完全に搬送された後)、
はじめの状態に復帰する。つまり、モーター9及び18が
停止して搬送ローラ対3a,3b及び搬送ベルト16が停
止し、ブロワ14が停止し、バルブ15が図1に示すdの位
置となり、ソレノイド20がoffとなってレジストシャ
ッター19のシートストッパ部19aが図1に示すPの位置
となる。そしてシート搬送動作は停止する。
【0029】上記構成によれば、レジストシャッター19
にシートSを突き当てるため斜行を効果的に補正するこ
とでき、また斜行補正後のシートSを搬送ベルト16上に
吸着して搬送するため、画像形成時に画像の先端がずれ
るのを防止できる。またレジスト調整機構4より画像形
成部5にシートSを搬送する時に従来のようなレジスト
ショックと言われる画像のずれを防止することができ
る。
【0030】〔第2実施例〕
【0031】次にシート搬送装置の他例について図8〜
図11を参照して説明する。尚、複写機の概略構成及びシ
ート搬送装置(レジスト調整機構4)の概略構成は、前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を援用する。
【0032】本実施例は、シート搬送装置の構成として
は、図11のブロック図に示すように第1実施例の搬送ロ
ーラ対3a,3bがない場合と全く同様であるので説明
を省略するが、シート搬送動作が異なるため、以下図10
に示すタイミングチャートを中心に図8及び図9を参照
しながらシート搬送動作を中心に説明する。
【0033】シート搬送動作に先立って、ソレノイド20
はoffの状態にあり、レジストシャッター19のシート
ストッパ部19aは、シートの進行を阻止すべく、図8に
示すPの位置にある。
【0034】次にシート搬送動作が開始されると、給送
装置2によりシートSが1枚ずつ給送される。そして、
シート検知センサー24によりその先端が検知されると、
モーター9が作動し、搬送ベルト16がシートSを下流側
に搬送すべく作動を開始する。それと同時にブロワ14が
作動し、バルブ15は図8のdの位置からcの位置に切り
換わり、シート吸着部10は吸引動作を開始する。そし
て、シートSは搬送ベルト16上に拘束されて矢印A方向
に搬送されていく。
【0035】そして、シート検知センサー25にシートS
の先端が検知されると、バルブ15は図8のdの位置に切
り換わり、シート吸着部10は吸引動作を停止する。即
ち、シートSは搬送ベルト16上の拘束を解除される。
【0036】この時シートSが図9のシートS1に示す
ように斜行していたとする。このシートSの斜行は、該
シート先端がシート検知センサー25に検知されてからt
1 の時間の間に補正される。以下、その斜行補正動作を
説明する。
【0037】まず、シートS1の先端がシート検知セン
サー25を通過後、まずシートS1の先行している部分S
1a(シートS1の手前側が先行しているとする)が、
シートストッパ部19aに先に突き当たる。すると、シー
トS1の手前側に抵抗が発生する。搬送ベルト16は、依
然として矢印A方向に駆動されており、手前側の搬送ベ
ルト16はシートS1に対してスリップする。ところがシ
ートS1の奥側は、奥側のシートストッパ部19aに突き
当たっていないため抵抗が発生していない。即ち、シー
トS1の奥側は、奥側の搬送ベルト16によって搬送され
ようとする。この時、シート吸着部10はまだ吸引動作を
開始していないので、シートS1は搬送ベルト16上に拘
束されておらず、シートS1は手前側のシートストッパ
部19aの一部19cを中心として矢印H方向に旋回する。
そして、シートS1の奥側先端部S1bが奥側のシート
ストッパ部19aに突き当たる(このとき、シートは斜行
を補正されたS2の状態となる。)。すると、シートS
2の奥側にも負荷が発生するため、シートS2は2ヵ所
のシートストッパ部19aに突き当たった状態で、搬送ベ
ルト16はシートS2に対してスリップする(シート先端
がシート検知センサー25を通過してからシートの斜行が
補正されるまでの時間をt2 とすると、t1=t2
α)。そして、所定の時間t1 後にバルブ15が図示しな
いソレノイドなどの切り換え手段により図8に示すcの
位置となり、シートS2はシート吸着部10(搬送ベルト
16)に吸着され、斜行を補正された状態で搬送ベルト16
上に拘束される。それと同時に、ソレノイド20がonと
なり、レジストシャッター19のシートストッパ部19a
は、シートの進行を阻止しない第2の位置Qに退避する
(図4参照)。
【0038】そして、シートSはシート吸着部10に確実
に吸着されながら搬送ベルト16により下流側に搬送され
る。そして、シート検知センサー25がシートSの後端を
検知したら(シートの通過を検知したら)、その検知よ
り所定時間t3 後(シートSが完全に搬送された後)、
はじめの状態に復帰する。即ち、モーター9が停止して
搬送ベルト16が停止し、ブロワ14が停止し、バルブ15が
図8のdの位置となり、ソレノイド20がoffとなって
レジストシャッター19のシートストッパ部19aが図8の
Pの位置となる。そしてシート搬送動作は停止する。
【0039】
【発明の効果】本発明は前述したように、レジスト調整
機構として従来例に示すレジストローラのような挟持搬
送手段ではなく、エアを利用したシート搬送部とシャッ
ター手段とを組み合わせているので、シートの斜行を効
果的に補正できる。これによって、画像形成したときの
画像の先端がずれるのを防止でき、またレジストショッ
クといわれる画像のずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るシート搬送装置の断面説明図
である。
【図2】シート搬送装置の上視図である。
【図3】シート搬送装置のシート搬送方向から見た側面
図である。
【図4】シート搬送装置のシート搬送動作を示す説明図
である。
【図5】各部の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】制御系を示すブロック図である。
【図7】複写機の概略構成を示す断面図である。
【図8】第2実施例に係るシート搬送装置の断面説明図
である。
【図9】シート搬送装置の上視図である。
【図10】各部の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図11】制御系を示すブロック図である。
【図12】従来のシート搬送装置の説明図である。
【符号の説明】
S…シート 1…シート給送部 2…給送装置 3…搬送ローラ対 4…レジスト調整機構 5…画像形成部 6…搬送部 7…定着装置 8…排出ローラ対 9,18…モータ 10…シート吸着部 11…支持面 11a,27…ストッパ部 12…エア吸引用開口 13…吸引チャンバ 14…ブロワ 15…バルブ 16…搬送ベルト 16a…吸引孔 17a,17b…ベルトローラ 17c…駆動軸 19…レジストシャッター 19a…シートストッパ部 19b…突起部 20…ソレノイド 20a…鉄芯部 21…レバー 22…支点 23…バネ 24,25…シート検知センサー 26…制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状の支持面に複数のエア吸引用開口
    を形成したシート吸着部と、 前記シート吸着部を覆うように巻き掛けられた、表面に
    複数の吸引孔を有する搬送ベルトと、 前記搬送ベルトを保持する少なくとも一対の回転体と、 前記搬送ベルトを回転駆動するため前記回転体対の少な
    くとも一方に駆動を与える駆動手段と、 前記搬送ベルトの吸引孔と前記シート吸着部のエア吸引
    用開口を通してエアを吸引する事によりシートを前記搬
    送ベルトに吸着させるためのエア吸引手段と、 前記シート吸着部のシート搬送方向下流側に配置され
    た、シートの進行を阻止するためのシャッター手段と、 前記シャッター手段を、シートの進行を阻止すべくシー
    ト搬送路に突出した第1位置と、シートの搬送路から退
    避した第2位置と、に切り換える切り換え手段と、 前記駆動手段,エア吸引手段,シャッター手段の動作を
    夫々制御する制御手段と、 を装備したことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッター手段はシートが搬送ベル
    トによりシート搬送方向上流側から搬送される際に第1
    位置に突出しており、該シャッター手段にシートが突き
    当たった後、エア吸引手段がシートを吸着し、シャッタ
    ー手段が第2位置に退避してシートを更に下流側に搬送
    するように制御することを特徴とする、請求項1記載の
    シート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッター手段は、搬送ベルトを保
    持する回転体対の内、少なくともシート吸着部よりシー
    ト搬送方向下流側に配置された回転体近傍に配置され、
    該シャッター手段は該回転体の回転軸を支点として回動
    自在に第1位置と第2位置とを移動することを特徴とす
    る請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記シートを搬送するための請求1記載
    のシート搬送装置と、 前記シート搬送装置によって搬送されたシートに画像情
    報に応じて像を形成するための画像形成手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP5178684A 1993-07-20 1993-07-20 シート搬送装置及び画像形成装置 Pending JPH0733281A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6173648B1 (en) 1997-10-24 2001-01-16 Sharp Kabushiki Kaisha Manufacturing method of liquid crystal display element and manufacturing apparatus of the same
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