JP2526524B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
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- JP2526524B2 JP2526524B2 JP6110511A JP11051194A JP2526524B2 JP 2526524 B2 JP2526524 B2 JP 2526524B2 JP 6110511 A JP6110511 A JP 6110511A JP 11051194 A JP11051194 A JP 11051194A JP 2526524 B2 JP2526524 B2 JP 2526524B2
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- Japan
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- sheet
- roller
- shutter plate
- paper
- guide
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- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送装置に係り、
とくに給紙等で生じる用紙の斜行を矯正する手段を備え
た用紙搬送装置に関する。
とくに給紙等で生じる用紙の斜行を矯正する手段を備え
た用紙搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の用紙搬送装置は、給紙等
で生じる斜行の矯正や防止のため、例えば実公平３−３
０３５８号公報に示されるように、軸方向を用紙幅方向
に対して非平行とした一対の幅寄せローラで用紙を挟
み、両ローラを回転させることにより、用紙を幅方向へ
寄せて、その一方の側縁をガイド部に当接させて斜行を
防止しながら、進行させる幅寄せ機構が用いられてい
た。
で生じる斜行の矯正や防止のため、例えば実公平３−３
０３５８号公報に示されるように、軸方向を用紙幅方向
に対して非平行とした一対の幅寄せローラで用紙を挟
み、両ローラを回転させることにより、用紙を幅方向へ
寄せて、その一方の側縁をガイド部に当接させて斜行を
防止しながら、進行させる幅寄せ機構が用いられてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の用紙搬送機
構では、常に用紙を幅方向へ寄せてその一側縁をガイド
部に当接させているため、用紙に無理な力が加わり、用
紙の種類によってはガイド部を乗り越えたり、用紙に
「しわ」が発生するという不都合が生じていた。
構では、常に用紙を幅方向へ寄せてその一側縁をガイド
部に当接させているため、用紙に無理な力が加わり、用
紙の種類によってはガイド部を乗り越えたり、用紙に
「しわ」が発生するという不都合が生じていた。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに用紙の斜行を有効に防止し得る用紙搬
送装置を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに用紙の斜行を有効に防止し得る用紙搬
送装置を提供することを、その目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、給紙部から
送り出される用紙をその幅方向の二箇所で交互に当接し
て当該用紙の走行方向を案内する一対のガイドローラを
備えたガイドローラ機構と、このガイドローラ機構の下
流側に配設され用紙の先端縁の走行を一時的に停止せし
めたのち当該用紙停止動作を解除するシャッタプレート
機構とを備えている。
送り出される用紙をその幅方向の二箇所で交互に当接し
て当該用紙の走行方向を案内する一対のガイドローラを
備えたガイドローラ機構と、このガイドローラ機構の下
流側に配設され用紙の先端縁の走行を一時的に停止せし
めたのち当該用紙停止動作を解除するシャッタプレート
機構とを備えている。
【０００６】そして、このシャッタプレート機構とガイ
ドローラ機構との間には、前述したシャッタプレート機
構が用紙停止動作を解除する直前のタイミングで用紙を
挟持し当該用紙に所定の走行力を付勢するピンチローラ
および搬送ローラからなる搬送ローラ機構を装備する、
という構成を採っている。これによって前述した目的を
達成しようとするものである。
ドローラ機構との間には、前述したシャッタプレート機
構が用紙停止動作を解除する直前のタイミングで用紙を
挟持し当該用紙に所定の走行力を付勢するピンチローラ
および搬送ローラからなる搬送ローラ機構を装備する、
という構成を採っている。これによって前述した目的を
達成しようとするものである。
【０００７】
【作用】まず、用紙Ｐの斜行の矯正動作中は、シャッタ
軸駆動手段５Ｃの制御動作により、シャッタプレート５
Ａが用紙Ｐの走行路を一時的に遮断する。この場合、給
紙部１のピックローラ１Ｂによって給紙された用紙Ｐ
は、ガイドローラ３Ａ，３Ｂにより搬送され、搬送ロー
ラ７Ａ上を通り、シャッタ機構５のシャッタプレート５
Ａの面に突き当てられる。この時、ピンチローラ６はピ
ンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて搬送ローラ７Ａ
から離されている。また、案内ローラ３Ｂは左右で当接
するタイミング（位相）がずらされているため、左右交
互に搬送力が用紙Ｐに与えられる。これによって、シャ
ッタプレート５Ａの面に用紙Ｐの端部が押し付けられる
こととなり、斜行の矯正が確実に実行される。
軸駆動手段５Ｃの制御動作により、シャッタプレート５
Ａが用紙Ｐの走行路を一時的に遮断する。この場合、給
紙部１のピックローラ１Ｂによって給紙された用紙Ｐ
は、ガイドローラ３Ａ，３Ｂにより搬送され、搬送ロー
ラ７Ａ上を通り、シャッタ機構５のシャッタプレート５
Ａの面に突き当てられる。この時、ピンチローラ６はピ
ンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて搬送ローラ７Ａ
から離されている。また、案内ローラ３Ｂは左右で当接
するタイミング（位相）がずらされているため、左右交
互に搬送力が用紙Ｐに与えられる。これによって、シャ
ッタプレート５Ａの面に用紙Ｐの端部が押し付けられる
こととなり、斜行の矯正が確実に実行される。
【０００８】また、用紙Ｐの斜行矯正後は、まずピンチ
ローラ７Ｂがピンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて
搬送ローラ７Ａ側に圧接される。続いて、シャッタプレ
ート５Ａが解除され、その後に搬送ローラ７Ａの回転に
よって斜行の矯正された用紙Ｐの搬送が行われる。
ローラ７Ｂがピンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて
搬送ローラ７Ａ側に圧接される。続いて、シャッタプレ
ート５Ａが解除され、その後に搬送ローラ７Ａの回転に
よって斜行の矯正された用紙Ｐの搬送が行われる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図６に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１０】図１において、符号１は給紙部を示す。こ
の給紙部１は、用紙収納ケース１Ａと、用紙収納ケース
１Ａ内の用紙Ｐを取り出すピックローラ１Ｂとを備えて
いる。このピックローラ１Ｂによって、用紙収納ケース
１Ａ内の用紙Ｐは当該用紙収納ケース１Ａ内から一枚づ
つ外部に給紙されるようになっている。
の給紙部１は、用紙収納ケース１Ａと、用紙収納ケース
１Ａ内の用紙Ｐを取り出すピックローラ１Ｂとを備えて
いる。このピックローラ１Ｂによって、用紙収納ケース
１Ａ内の用紙Ｐは当該用紙収納ケース１Ａ内から一枚づ
つ外部に給紙されるようになっている。
【００１１】また、符号３はガイドローラ機構を示す。
このガイドローラ機構３は、給紙部１から送り出される
用紙Ｐをその幅方向の二箇所で交互に当接して当該用紙
の走行方向を案内する二組のガイドローラ３Ａ，３Ｂを
備えている。このガイドローラ機構３の下流側には、用
紙Ｐの先端縁の走行を一時的に停止せしめたのち当該用
紙停止動作を解除するシャッタプレート機構５が配設さ
れている。
このガイドローラ機構３は、給紙部１から送り出される
用紙Ｐをその幅方向の二箇所で交互に当接して当該用紙
の走行方向を案内する二組のガイドローラ３Ａ，３Ｂを
備えている。このガイドローラ機構３の下流側には、用
紙Ｐの先端縁の走行を一時的に停止せしめたのち当該用
紙停止動作を解除するシャッタプレート機構５が配設さ
れている。
【００１２】更に、シャッタプレート機構５とガイドロ
ーラ機構３との間には、搬送ローラ機構７が装備されて
いる。この搬送ローラ機構７は、前述したシャッタプレ
ート機構５が用紙停止動作を解除する直前のタイミング
で用紙Ｐを挟持し当該用紙Ｐに所定の走行力を付勢する
ピンチローラ７Ｂおよび搬送ローラ７Ａを備えている。
ーラ機構３との間には、搬送ローラ機構７が装備されて
いる。この搬送ローラ機構７は、前述したシャッタプレ
ート機構５が用紙停止動作を解除する直前のタイミング
で用紙Ｐを挟持し当該用紙Ｐに所定の走行力を付勢する
ピンチローラ７Ｂおよび搬送ローラ７Ａを備えている。
【００１３】ガイドローラ機構３のガイドローラ３Ａ，
３Ｂは、図３に示すように一方の軸４Ａ上に所定間隔を
隔てて装備された同一直径の二個の通常ガイドローラ３
Ａａ，３Ａｂと、この二個の通常ガイドローラ３Ａａ，
３Ａｂに対応して他方の軸４Ｂ上に装備された二個の偏
心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂとを備えている。この二
個の偏心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂは、その回転方向
の偏心のタイミングが、相互に１８０°ずれてその軸心
が偏心し固定されている（図４参照）。
３Ｂは、図３に示すように一方の軸４Ａ上に所定間隔を
隔てて装備された同一直径の二個の通常ガイドローラ３
Ａａ，３Ａｂと、この二個の通常ガイドローラ３Ａａ，
３Ａｂに対応して他方の軸４Ｂ上に装備された二個の偏
心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂとを備えている。この二
個の偏心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂは、その回転方向
の偏心のタイミングが、相互に１８０°ずれてその軸心
が偏心し固定されている（図４参照）。
【００１４】このため、給紙部１から送り出された用紙
Ｐは、その幅方向の二箇所で異なったタイミングで用紙
Ｐに回転しながら当接する。
Ｐは、その幅方向の二箇所で異なったタイミングで用紙
Ｐに回転しながら当接する。
【００１５】また、シャッタプレート機構５は、用紙Ｐ
の搬送路を遮断する位置に配設されたシャッタプレート
５Ａと、このシャッタプレート５Ａに平行に配設され当
該シャッタプレート５Ａに連結されたシャッタ軸５Ｂ
と、このシャッタ軸５Ｂを前述した搬送ローラ機構７の
動作と連携し所定のタイミングで回転駆動し或いは停止
制御するシャッタ軸駆動手段５Ｃとを備えている（図
１，図２，図６参照）。
の搬送路を遮断する位置に配設されたシャッタプレート
５Ａと、このシャッタプレート５Ａに平行に配設され当
該シャッタプレート５Ａに連結されたシャッタ軸５Ｂ
と、このシャッタ軸５Ｂを前述した搬送ローラ機構７の
動作と連携し所定のタイミングで回転駆動し或いは停止
制御するシャッタ軸駆動手段５Ｃとを備えている（図
１，図２，図６参照）。
【００１６】更に、搬送ローラ機構７は、前述したよう
に定位置で回転する搬送ローラ７Ａと、この搬送ローラ
７Ａに用紙Ｐを介して当接するピンチローラ７Ｂとを備
えている。ピンチローラ７Ｂには、通常は搬送ローラ７
Ａから離間させ、また、前述したシャッタプレート機構
５が用紙停止動作を解除する直前のタイミングで搬送ロ
ーラ７Ａと共に用紙を挟持するように当該ピンチローラ
７Ｂを駆動制御するピンチローラ駆動制御部７Ｃが併設
されている。
に定位置で回転する搬送ローラ７Ａと、この搬送ローラ
７Ａに用紙Ｐを介して当接するピンチローラ７Ｂとを備
えている。ピンチローラ７Ｂには、通常は搬送ローラ７
Ａから離間させ、また、前述したシャッタプレート機構
５が用紙停止動作を解除する直前のタイミングで搬送ロ
ーラ７Ａと共に用紙を挟持するように当該ピンチローラ
７Ｂを駆動制御するピンチローラ駆動制御部７Ｃが併設
されている。
【００１７】このため、シャッタ軸駆動手段５Ｃの制御
動作により、シャッタプレート５Ａが所定のタイミング
で用紙Ｐの走行路を一時的に遮断することが可能となっ
ている。
動作により、シャッタプレート５Ａが所定のタイミング
で用紙Ｐの走行路を一時的に遮断することが可能となっ
ている。
【００１８】次に、上記実施例の用紙搬送機構の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００１９】図１は、用紙Ｐの斜行の矯正動作中を示
す。この場合は、前述したシャッタ軸駆動手段５Ｃの制
御動作により、シャッタプレート５Ａが用紙Ｐの走行路
を一時的に遮断した状態となっている。
す。この場合は、前述したシャッタ軸駆動手段５Ｃの制
御動作により、シャッタプレート５Ａが用紙Ｐの走行路
を一時的に遮断した状態となっている。
【００２０】そして、給紙部１のピックローラ１Ｂによ
って給紙された用紙Ｐはガイドローラ３Ａ，３Ｂにより
搬送され、搬送ローラ７Ａ上を通り、シャッタ機構５の
シャッタプレート５Ａの面に突き当てられる。この時に
は、ピンチローラ６はピンチローラ駆動制御部７Ｃに制
御されて搬送ローラ７Ａから離されている。また、ガイ
ドローラ３Ｂは図４に示すように左右で位相がずれてい
るため、左右交互に搬送力が用紙Ｐに与えられる。これ
によって、シャッタプレート５Ａのガイド面に用紙Ｐの
端部が押し付けられることとなり、斜行の矯正が確実に
実行される。
って給紙された用紙Ｐはガイドローラ３Ａ，３Ｂにより
搬送され、搬送ローラ７Ａ上を通り、シャッタ機構５の
シャッタプレート５Ａの面に突き当てられる。この時に
は、ピンチローラ６はピンチローラ駆動制御部７Ｃに制
御されて搬送ローラ７Ａから離されている。また、ガイ
ドローラ３Ｂは図４に示すように左右で位相がずれてい
るため、左右交互に搬送力が用紙Ｐに与えられる。これ
によって、シャッタプレート５Ａのガイド面に用紙Ｐの
端部が押し付けられることとなり、斜行の矯正が確実に
実行される。
【００２１】また、図２は、用紙Ｐの斜行矯正後の用紙
搬送の動作を示す。この場合、まずピンチローラ７Ｂは
ピンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて搬送ローラ７
Ａ側に圧接される。続いて、シャッタプレート５Ａを解
除した後に搬送ローラ７Ａの回転によって斜行の矯正さ
れた用紙Ｐの搬送が行われる。
搬送の動作を示す。この場合、まずピンチローラ７Ｂは
ピンチローラ駆動制御部７Ｃに制御されて搬送ローラ７
Ａ側に圧接される。続いて、シャッタプレート５Ａを解
除した後に搬送ローラ７Ａの回転によって斜行の矯正さ
れた用紙Ｐの搬送が行われる。
【００２２】ここで、上記実施例では、ガイドローラ機
構として二個の偏心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂを使用
した場合を例示したが、他の例として、図３の場合と同
様に一方の軸４Ａ上に所定間隔を隔てて装備された同一
直径の二個の通常ガイドローラ３Ａａ，３Ａｂを使用す
ると共に，この二個の通常ガイドローラ３Ａａ，３Ａｂ
に対応して、図５に示すように他方の軸１４Ｂ上に装備
され外周部が一部切除されたピックローラ式ガイドロー
ラ１３Ｂａ，１３Ｂｂを装備する構成としてもよい。
構として二個の偏心ガイドローラ３Ｂａ，３Ｂｂを使用
した場合を例示したが、他の例として、図３の場合と同
様に一方の軸４Ａ上に所定間隔を隔てて装備された同一
直径の二個の通常ガイドローラ３Ａａ，３Ａｂを使用す
ると共に，この二個の通常ガイドローラ３Ａａ，３Ａｂ
に対応して、図５に示すように他方の軸１４Ｂ上に装備
され外周部が一部切除されたピックローラ式ガイドロー
ラ１３Ｂａ，１３Ｂｂを装備する構成としてもよい。
【００２３】また、上記実施例において、二個の偏心ガ
イドローラ３Ｂａ，３Ｂｂ又はピックローラ式ガイドロ
ーラ１３Ｂａ，１３Ｂｂの軸駆動部分（駆動力伝達部
分）に摩擦クラッチ等の定トルク手段を設けてもよい。
このようにすると、用紙の先端がシャッタプレート５Ａ
に当接して用紙Ｐの斜行が無くなった場合には比較的大
きい反力が得られるため、かかる場合には定トルク手段
が機能して軸の回転が一時的に停止され、これによって
しわ等の発生を有効に阻止することができる。
イドローラ３Ｂａ，３Ｂｂ又はピックローラ式ガイドロ
ーラ１３Ｂａ，１３Ｂｂの軸駆動部分（駆動力伝達部
分）に摩擦クラッチ等の定トルク手段を設けてもよい。
このようにすると、用紙の先端がシャッタプレート５Ａ
に当接して用紙Ｐの斜行が無くなった場合には比較的大
きい反力が得られるため、かかる場合には定トルク手段
が機能して軸の回転が一時的に停止され、これによって
しわ等の発生を有効に阻止することができる。
【００２４】また、上記実施例において、二個の偏心ガ
イドローラ３Ｂａ，３Ｂｂ又はピックローラ式ガイドロ
ーラ１３Ｂａ，１３Ｂｂに当接する各通常ガイドローラ
３Ａａ，３Ａｂについては、当該通常ガイドローラ３Ａ
ａ，３Ａｂに代えて通常のペーパーガイドを設けてもよ
い。このようにすると、全体の構造が簡略化され、小型
化および原価低減等を図り得るという利点がある。
イドローラ３Ｂａ，３Ｂｂ又はピックローラ式ガイドロ
ーラ１３Ｂａ，１３Ｂｂに当接する各通常ガイドローラ
３Ａａ，３Ａｂについては、当該通常ガイドローラ３Ａ
ａ，３Ａｂに代えて通常のペーパーガイドを設けてもよ
い。このようにすると、全体の構造が簡略化され、小型
化および原価低減等を図り得るという利点がある。
【００２５】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、異なったタイミングで用紙に当接
する一対のガイドローラを設けたので、用紙に対して左
右交互に搬送力を与えることができ、搬送ローラ機構の
動作前に用紙の先端縁をシャッタプレートの面に押し付
けるようになっていることから比較的小さな力で斜行を
矯正することができ、これにより、用紙に無理な力が加
わらず、用紙の種類によって周囲のガイド部を乗り越え
たり、用紙にしわが発生することを有効に防止すること
ができ、斜行の矯正後に所定のタイミングで搬送ローラ
機構を作動させることにより，斜行が矯正された用紙を
用紙搬送路に円滑に送り出すことができるという従来に
ない優れた用紙搬送装置を提供することができる。
ので、これによると、異なったタイミングで用紙に当接
する一対のガイドローラを設けたので、用紙に対して左
右交互に搬送力を与えることができ、搬送ローラ機構の
動作前に用紙の先端縁をシャッタプレートの面に押し付
けるようになっていることから比較的小さな力で斜行を
矯正することができ、これにより、用紙に無理な力が加
わらず、用紙の種類によって周囲のガイド部を乗り越え
たり、用紙にしわが発生することを有効に防止すること
ができ、斜行の矯正後に所定のタイミングで搬送ローラ
機構を作動させることにより，斜行が矯正された用紙を
用紙搬送路に円滑に送り出すことができるという従来に
ない優れた用紙搬送装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成である。
【図２】図１に示した実施例の動作を示す説明図であ
る。
る。
【図３】図１内に開示した実施例のガイドローラ機構の
具体例を示す正図である。
具体例を示す正図である。
【図４】図３に示すガイドローラ機構の偏心ガイドロー
ラ部分を示す説明図である。
ラ部分を示す説明図である。
【図５】図１に開示したガイドローラ機構の偏心ガイド
ローラ部分の他の例を示す説明図である。
ローラ部分の他の例を示す説明図である。
【図６】図１内に開示したシャッタ機構の要部を示す説
明図である。
明図である。
１ 給紙部 ３ ガイドローラ機構 ３Ａ，３Ｂ ガイドローラ ３Ａａ，３Ａｂ 通常ガイドローラ ３Ｂａ，３Ｂｂ 偏心ガイドローラ ４Ａ 一方の軸 ４Ｂ，１４Ｂ 他方の軸 ５ シャッタプレート機構 ５Ａ シャッタプレート ５Ｂ シャッタ軸 ７ 搬送ローラ機構 ７Ａ 搬送ローラ ７Ｂ ピンチローラ ７Ｃ ピンチローラ駆動制御部 ８ シャッタ ９ 案内ローラ １３Ｂａ，１３Ｂｂ ピックローラ式ガイドローラ Ｐ 用紙
Claims (5)
- 【請求項１】 給紙部から送り出される用紙をその幅方
向の二箇所で交互に当接して当該用紙の走行方向を案内
する一対のガイドローラを備えたガイドローラ機構と、
このガイドローラ機構の下流側に配設され用紙の先端縁
の走行を一時的に停止せしめたのち当該用紙停止動作を
解除するシャッタプレート機構とを備え、 このシャッタプレート機構と前記ガイドローラ機構との
間に装備され，前記シャッタプレート機構が用紙停止動
作を解除する直前のタイミングで前記用紙を挟持し当該
用紙に所定の走行力を付勢するピンチローラおよび搬送
ローラからなる搬送ローラ機構を装備したことを特徴と
する用紙搬送装置。 - 【請求項２】 前記ガイドローラ機構を、一方の軸上に
所定間隔を隔てて装備された同一直径の二個の通常ガイ
ドローラと、この二個の通常ガイドローラに対応して他
方の軸上に装備された偏心ガイドローラとを有する構成
としたことを特徴とする請求項１記載の用紙搬送装置。 - 【請求項３】 前記ガイドローラ機構を、一方の軸上に
所定間隔を隔てて装備された同一直径の二個の通常ガイ
ドローラと、この二個の通常ガイドローラに対応して他
方の軸上に装備され外周部が一部切除されたピックロー
ラ式ガイドローラとを有する構成としたことを特徴とす
る請求項１記載の用紙搬送装置。 - 【請求項４】 前記シャッタプレート機構を、前記用紙
の搬送路を遮断する位置に配設されたシャッタプレート
と、このシャッタプレートに平行に配設され当該シャッ
タプレートに連結されたシャッタ軸と、このシャッタ軸
を所定のタイミングで回転駆動するシャッタ軸駆動手段
とを有する構成としたことを特徴とする請求項１，２又
は３記載の用紙搬送装置。 - 【請求項５】 前記搬送ローラ機構を、定位置で回転す
る搬送ローラと、この搬送ローラに用紙を介して当接す
るピンチローラと、このピンチローラを通常は前記搬送
ローラから離間させると共に前記シャッタプレート機構
が用紙停止動作を解除する直前のタイミングで前記搬送
ローラと共に用紙を挟持するように付勢するピンチロー
ラ駆動制御部とを有する構成としたことを特徴とする請
求項１，２，３又は４記載の用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110511A JP2526524B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110511A JP2526524B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291487A JPH07291487A (ja) | 1995-11-07 |
| JP2526524B2 true JP2526524B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=14537647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110511A Expired - Lifetime JP2526524B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526524B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5772202A (en) * | 1996-09-25 | 1998-06-30 | D&K Custom Machine Design, Inc. | Method and apparatus for registering sheets |
| US5934668A (en) * | 1996-12-27 | 1999-08-10 | Pitney Bowes Inc. | Document registration apparatus with improved document drive capability |
| JP5003709B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2012-08-15 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP5394863B2 (ja) | 2009-09-09 | 2014-01-22 | ニスカ株式会社 | シート折り装置及びこれを備えた画像形成システム |
| US8256757B2 (en) | 2009-10-30 | 2012-09-04 | Nisca Corporation | Sheet folding apparatus with skew correction mechanism and image formation system provided with the sheet folding apparatus |
| US8590880B2 (en) | 2009-10-30 | 2013-11-26 | Nisca Corporation | Sheet folding apparatus and image formation system provided with the apparatus |
| US8585032B2 (en) | 2009-10-30 | 2013-11-19 | Nisca Corporation | Sheet folding apparatus and image formation system provided with the apparatus |
| JP5694029B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-04-01 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 基板処理装置および搬送ローラ |
| CN102837500A (zh) * | 2012-09-27 | 2012-12-26 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 平板打印机 |
| CN108045996B (zh) * | 2017-12-07 | 2024-02-23 | 杭州康得新机械有限公司 | 覆膜机送出纸防刮伤机构及出纸防刮伤方法 |
| CN109665346B (zh) * | 2018-12-18 | 2021-03-16 | 北京小米移动软件有限公司 | 纸张输送机构的纸张纠偏方法及打印机 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6110511A patent/JP2526524B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07291487A (ja) | 1995-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960409 |