JPH0733227A - 水平搬送コンベヤ - Google Patents

水平搬送コンベヤ

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Publication number
JPH0733227A
JPH0733227A JP17807093A JP17807093A JPH0733227A JP H0733227 A JPH0733227 A JP H0733227A JP 17807093 A JP17807093 A JP 17807093A JP 17807093 A JP17807093 A JP 17807093A JP H0733227 A JPH0733227 A JP H0733227A
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JP
Japan
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pair
endless
bodies
horizontal
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP17807093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Ozawa
幸三 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKENSHA KK
SEIKENSHIYA KK
Original Assignee
SEIKENSHA KK
SEIKENSHIYA KK
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Publication date
Application filed by SEIKENSHA KK, SEIKENSHIYA KK filed Critical SEIKENSHA KK
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Publication of JPH0733227A publication Critical patent/JPH0733227A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 搬送軌道を問わず、搬送パレットを常時水平
に保持することができる、設置スペースに多くを要しな
い水平搬送コンベヤを得る。 【構成】 同一速度で駆動される一対の無端体11,1
2を、対をなして搬送軌道の方向変換点に配設された複
数対の回転体21,22に滑りなく掛け回すとともに、
この一対の無端体11,12に搬送パレット30を支持
したものである。搬送パレット30は、一対の無端体1
1,12の一方からそれぞれ他方の無端体に向かって伸
び、一対の無端体11,12にそれぞれ回転自在に支持
された平行な一対の軸回転自在ロッド31,32と、こ
の一対の軸回転自在ロッド31,32を機械的に接続す
る接続体33とを備えており、一対の軸回転自在ロッド
31,32が常時同一平面内に位置するように、水平方
向に、一対の軸回転自在ロッド31,32の間隔Aと同
一の軸間距離Aだけ離間させて配置されている水平搬送
コンベヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コンベヤに関し、特にその搬送
軌道を問わず常に被搬送物を水平な状態に保持して搬送
できる水平搬送コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】例えば、塗装等の表面
処理ラインに用いられるコンベヤは、被搬送物の姿勢を
崩すことなく、塗装ライン、表面処理ライン、乾燥ライ
ン等に供給することが望まれる。これらの各ラインは、
設置スペースを小さくするため、上下方向に積み重ねら
れる傾向にあり、この場合には、被搬送物の姿勢を崩す
ことなく搬送することの困難性が増す。
【0003】従来、搬送軌道を問わず、被搬送物の姿勢
を崩さないコンベヤとしては、バスケットを搬送コンベ
ヤから回動可能に垂下する装置が知られている。バスケ
ットの方向は重力により定まるから、搬送軌道を問わ
ず、バスケットの方向は一定に保持される。しかし、こ
の従来装置は、搬送中、バスケットが揺動するため、そ
の位置が定まらない。また、コンベヤからバスケットを
垂下するという構造上、設置スペースに多くを要すると
いう問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、搬送パレット自体を、搬送軌
道を問わず、常時水平に保持することができる、設置ス
ペースに多くを要しない水平搬送コンベヤを得ることを
目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明の水平搬送コンベヤは、同一速度
で駆動される一対の無端体を用いるもので、この一対の
無端体を、対をなして搬送軌道の方向変換点に配設され
た複数対の回転体に滑りなく掛け回すとともに、この一
対の無端体に搬送パレットを支持したものであって、こ
の搬送パレットは、一対の無端体の一方からそれぞれ他
方の無端体に向かって伸び、該一対の無端体にそれぞれ
回転自在に支持された平行な一対の軸回転自在ロッド
と、この一対の軸回転自在ロッドを機械的に接続する接
続体とを備えており、かつ、対をなす回転体は、一つの
搬送パレットの一対の軸回転自在ロッドが常時同一平面
内に位置するように、水平方向に、該一対の軸回転自在
ロッドの間隔Aと同一の軸間距離Aだけ離間させて配置
されていることを特徴としている。この構成によると、
搬送パレットは、搬送軌道を問わず、常時水平に維持さ
れる。
【0006】複数対の回転体の少なくとも一対は、可動
機枠上に支持し、この可動機枠を、一対の無端体のテン
ションが増加する方向に移動させる移動手段を設け、一
対の無端体の緩みが除去することが好ましい。
【0007】
【発明の実施例】以下図示実施例について本発明を説明
する。図1、図2は、本発明の水平搬送コンベヤの基本
原理を示している。一対の無端チェーン11、12はそ
れぞれ、対をなすスプロケット21、22に掛け回さ
れ、この無端チェーン11、12に、搬送パレット30
が支持されている。本発明の特徴の一つは、この搬送パ
レット30の支持構造、及びスプロケット21、22の
配置構造にある。
【0008】搬送パレット30は、互いに平行な一対の
軸回転自在ロッド31、32と、この軸回転自在ロッド
31、32を機械的に接続する接続ロッド33を有して
いる。軸回転自在ロッド31は無端チェーン11から無
端チェーン12側に伸び、軸回転自在ロッド32は無端
チェーン12から無端チェーン11側にそれぞれ伸び、
かつその軸心を中心に回動自在に支持されている。すな
わち、無端チェーン11と12には、それぞれ他方のチ
ェーン12、11側に向けて筒状ブラケット34が固定
されていて、この筒状ブラケット34内に、軸回転自在
ロッド31と32がそれぞれ回動自在に挿入されてい
る。図3に示すように、筒状ブラケット34は、固定ね
じ39を介して、無端チェーン11、12のチェーン要
素間の枢着部に固定されている。軸回転自在ロッド31
と32の間隔は、距離Aに設定されている。
【0009】軸回転自在ロッド31、32の先端自由端
部には、それぞれローラ35が回転自在に支持されてい
て、このローラ35は、無端チェーン11、12の搬送
軌道に沿わせて設けたガイドレール36上を転動する。
無端チェーン11、12の搬送軌道には、図4に示すよ
うに、適宜、無端チェーン11、12のチェーンガイド
37が設けられている。搬送パレット30の上には、被
搬送物を載置するための網体38が置かれている。
【0010】無端チェーン11、12の搬送軌道の方向
変換点にそれぞれ設けられる対をなすスプロケット2
1、22は、その軸21c、22cを、軸回転自在ロッ
ド31と32の距離Aと等しい距離だけ、水平方向に離
間させて配設されている。すなわち、複数対のスプロケ
ット21、22は、そのいずれも、その軸21c、22
cが、一つの搬送パレット30の軸回転自在ロッド31
と32が常時同一平面内に位置するようにして、常に水
平方向に離間している。
【0011】以上の搬送パレット30の支持構造、及び
スプロケット21、22の配置構造によると、無端チェ
ーン11、12が同一速度で搬送されるとき、スプロケ
ット21、22で搬送軌道を変更する際、及びその前後
において、搬送パレット30を常に水平に保持すること
ができる。すなわち、無端チェーン11、12が水平方
向に移動するときに搬送パレット30が水平位置を保持
するのは勿論、搬送パレット30は、スプロケット2
1、22の周囲を回るとき、その軸回転自在ロッド3
1、32が筒状ブラケット34内で回動するので、水平
に保持される。この関係は、対をなすスプロケット2
1、22の設置数によらないから、上下方向あるいは斜
め方向に搬送軌道を設定する場合にも、常に搬送パレッ
ト30を水平に保持することができる。
【0012】図5は、搬送軌道の設定例を示している。
図5では、スプロケット21につき(一部はスプロケッ
ト22にも)、搬送方向に順番に、AからNの符合を付
している。この実施例の搬送軌道は、水平方向と垂直方
向の組み合わせからなっている。このように、対をなす
スプロケット21と22の設置数が幾つであっても、本
発明の水平搬送コンベヤによれば、搬送パレット30を
常に水平状態に保持したまま移動させることができる。
【0013】例えば、塗装ラインであれば、複数の水平
移動区間を、交互に塗装区間、乾燥区間として設定して
多重塗装処理を施すことができる。具体的には、スプロ
ケット21Aを入口部スプロケットとすると、このスプ
ロケット21A部分に来た搬送パレット30上に被塗装
物を供給すれば、その搬送パレット30上の被塗装物が
スプロケット21Bから21Nを経て再びスプロケット
21Aに至る迄に、一連の多重塗装処理を完了させるこ
とができる。
【0014】図6ないし図8は、一対の無端チェーン1
1、12の駆動機構を示す。設置基礎40上に固定され
た機枠43には、その上下に、対をなすスプロケット2
1と22がそれぞれ回転自在に支持されている。上側の
スプロケット21、22の軸21c、22cには、互い
に平行をなす被動軸41、42が固着されており、この
被動軸41、42の先端に、それぞれベベルギヤ41
b、42bが固定されている。
【0015】一方、機枠43上には、被動軸41、42
と直交する方向の駆動軸45が回動自在に支持されてお
り、この駆動軸45に、ベベルギヤ41b、42bに噛
み合うベベルギヤ46b、47bが固定されている。駆
動軸45は、駆動モータ48及び減速機49を介して回
転駆動される。この駆動機構により、一対のスプロケッ
ト21、22が駆動され、無端チェーン11、12が同
速で同一方向に駆動される。
【0016】図9及び図10は、無端チェーン11、1
2のテンション機構を示す。設置基礎40上には、固定
機枠53が設けられており、この固定機枠53には、そ
の上下に水平方向のガイドレール54が設けられてい
る。固定機枠53内には、このガイドレール54に係合
するローラ55を有する可動機枠56が配設されてお
り、この可動機枠56には、その上下に、対をなすスプ
ロケット21と22がそれぞれ回転自在に支持されてい
る。そして、可動機枠56と固定機枠53の間には、油
圧シリンダ装置58が設けられていて、この油圧シリン
ダ装置58により、可動機枠56に、無端チェーン11
と12のテンションを増加させる方向の移動力が与えら
れる。このテンション機構は、複数対のスプロケット2
1、22の支持部の少なくとも一つに設けられている。
従って、無端チェーン11と12の緩みは、油圧シリン
ダ装置58によって可動機枠56をテンション増加方向
に移動させることで、除去することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の水平搬送コンベ
ヤによれば、搬送軌道をどのように設定しても、搬送パ
レットを常時水平に保持して搬送することができる。搬
送パレットは、一対の軸回転自在ロッドと、このロッド
間を接続する接続体とからなっているから、小型薄型に
でき、従って、全体として小型で確実に作動する水平搬
送コンベヤを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水平搬送コンベヤの実施例を示
す、一つの対をなす回転体部分の斜視図である。
【図2】同二つの対をなす回転体部分の斜視図である。
【図3】本発明による水平搬送コンベヤの搬送パレット
部分の平面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】本発明の水平搬送コンベヤを塗装ラインに用い
た例を示す全体構成図である。
【図6】本発明の水平搬送コンベヤの駆動系の例を示す
平面図である。
【図7】同正面図である。
【図8】同要部の斜視図である。
【図9】本発明の水平搬送コンベヤの無端体テンション
機構を示す正面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 12 無端チェーン(無端体) 21 22 スプロケット(回転体) 30 搬送パレット 31 32 軸回転自在ロッド 33 接続ロッド(接続体) 41 42 被動軸 45 駆動軸 48 駆動モータ 49 減速機 53 固定機枠 56 可動機枠 58 油圧シリンダ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の無端体;この一対の無端体を滑り
    なく掛け回す、対をなして搬送軌道の方向変換点に配設
    された複数対の回転体;この一対の無端体を同一の速度
    で駆動する駆動手段;上記一対の無端体の一方からそれ
    ぞれ他方の無端体に向かって伸び、該一対の無端体にそ
    れぞれ回転自在に支持された、距離Aだけ離間する平行
    な一対の軸回転自在ロッドと、この一対の軸回転自在ロ
    ッドを機械的に接続する接続体とを有する搬送パレッ
    ト;を備え、 上記対をなす回転体は、一つの搬送パレットの一対の軸
    回転自在ロッドが常時同一平面内に位置するように、水
    平方向に、該一対の軸回転自在ロッドの間隔Aと同一の
    軸間距離Aだけ離間させて配置されていることを特徴と
    する水平搬送コンベヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数対の回転体の少
    なくとも一対は、可動機枠上に支持されており、この可
    動機枠を、一対の無端体のテンションが増加する方向に
    移動させる移動手段が備えられている水平搬送コンベ
    ヤ。
JP17807093A 1993-07-19 1993-07-19 水平搬送コンベヤ Pending JPH0733227A (ja)

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JP17807093A JPH0733227A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 水平搬送コンベヤ

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JP17807093A JPH0733227A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 水平搬送コンベヤ

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JP (1) JPH0733227A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009155752A1 (zh) * 2008-06-25 2009-12-30 苏州江南嘉捷电梯股份有限公司 输送机的踏板转向装置、转向方法及低构造高度的输送机
JP2016025191A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置および搬送装置
JPWO2015025423A1 (ja) * 2013-08-23 2017-03-02 富士機械製造株式会社 自動組立装置用部品供給装置

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WO2009155752A1 (zh) * 2008-06-25 2009-12-30 苏州江南嘉捷电梯股份有限公司 输送机的踏板转向装置、转向方法及低构造高度的输送机
JPWO2015025423A1 (ja) * 2013-08-23 2017-03-02 富士機械製造株式会社 自動組立装置用部品供給装置
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