JPH073319U - バックル - Google Patents

バックル

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JPH073319U
JPH073319U JP3811993U JP3811993U JPH073319U JP H073319 U JPH073319 U JP H073319U JP 3811993 U JP3811993 U JP 3811993U JP 3811993 U JP3811993 U JP 3811993U JP H073319 U JPH073319 U JP H073319U
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JP
Japan
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locking
buckle
engaging portion
female member
male member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3811993U
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English (en)
Inventor
義信 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
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Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
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Priority to EP94303646A priority patent/EP0629362A1/en
Priority to CN94106452A priority patent/CN1101242A/zh
Priority to US08/261,414 priority patent/US5471716A/en
Priority to KR1019940013778A priority patent/KR950000091A/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結状態でその係合部分に作用する張力に対
して強度が高く、構造が簡単であり、係合も容易且つ確
実なバックルを提供すること。 【構成】 互いに連結される一方の部材に取り付けられ
る雄部材10と、この一方の部材と連結される他方の部
材に取り付けられる雌部材11とから成る。雄部材10
を連結体12と係止体13とにより構成し、係止体13
には操作部22とこの操作部22の端部に形成され所定
の曲率の係止部31とを設ける。雌部材11には、上記
係止部31と等しい曲率に形成されて面接触可能な係合
部36を設け、雄部材10と雌部材11とが、連結状態
で係止部31と係合部36をガイドにして相対的に揺動
可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ベルトや衣服その他の部材の連結や固定等に使用する掛け止め用 具であるバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば樹脂製のバックルは、登録意匠第794905号公報に開示され ているように、一端に段状の係止部が形成された雄部材と、この係止部が挿入さ れる収納部を有し、この収納部の中央に上記係止部が挿通可能な孔部が形成され た雌部材とが、互いに連結可能に設けられたバックルがある。そして、このバッ クルの係合は、上記係止部を収納部に差し込み、収納部の内側から上記孔部に係 止部を突出させ、この孔部の端縁部に係止部を係合させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、係止部が挿通され係合する孔部は、係合操作の操作性 を良好にするため、係止部の外形より大きな形状に形成され、係止部と係合する 箇所の接触部分は、点又は線接触により係合しているものであった。従って、こ の接触部分に力が集中し、その部分が変形して係合が外れたり、バックル自体が 損傷する場合もあった。
【0004】 この考案は、上記従来の技術に鑑みて成されたもので、連結状態でその連結部 分に作用する張力に対して強度が高く、構造が簡単であり、係合も容易且つ確実 なバックルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、互いに連結される一方の部材に取り付けられる雄部材と、この一 方の部材と連結される他方の部材に取り付けられる雌部材とから成り、上記雄部 材は連結体と係止体とにより構成され、上記係止体には操作部とこの操作部の端 部に形成され所定の曲率の係止部とが設けられ、上記雌部材には上記係止部と等 しい曲率で面接触可能に形成された係合部が形成され、上記雄部材と雌部材とが 連結状態で、上記係止部と係合部をガイドにして相対的に揺動可能に設けられた バックルである。
【0006】
【作用】
この考案のバックルは、雄部材と雌部材を連結した状態で、各々の係止部と係 合部が面接触し、バックルに作用する張力によって係合箇所の接触部分の一部に 過大な力が集中することがなく、しかも、各々の係止部と係合部をガイドにして 相対的に揺動可能であり、バックルがその取付部材に馴染み易いものである。
【0007】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの考 案の第一実施例を示すもので、この実施例のバックルは、互いに連結される一方 の部材のベルト1の端部に取り付けられる樹脂製の雄部材10と、他方の部材の ベルト2の端部に取り付けられ雄部材10が挿入されて係合する樹脂製の雌部材 11とから成っている。この雄部材10は、基端部に設けられた連結体12と雌 部材11に係合する係止体13とにより構成されている。連結体12は、ベルト 取付部14と、このベルト取付部14の両端部に位置した一対の側部15、及び この一対の側部15間に軸支された基部16とから成る。この基部16は、その 両端部に回動軸部17が形成され、一対の側部15に形成された軸孔18に回動 自在に軸支されている。さらに、基部16の中央部には、係止体13の接続部2 0が挿入される取付孔21が設けられている。
【0008】 係止体13は、その基端部に接続部20が設けられ、先端部には操作部22が 形成されている。さらに、係止体13の両側方には、一対の弾性片23が一体的 に突出して形成されている。係止体13の基端部の接続部20には、図1、図3 に示すように、十字状の割溝25により分割された分割片26が形成され、分割 片26の端部には、外側方に凸に形成された膨出部29が各々形成されている。 また、この膨出部29に係合する段部30が、取付孔21の対応する一端部に形 成されている。操作部22の基端側の端縁部には、裏面方向に斜めに形成され所 定の曲率半径のテーパ部から成る係止部31が設けられている。
【0009】 雌部材11は、本体部33と、この本体部33の一端に形成されたベルト取付 部34とから成り、本体部33には、係止体13を収納可能な空間から成り本体 部33の側面の所定範囲に開口した収納部32が形成されている。本体部33の 中央部表裏面には、その表裏面に貫通し操作部22よりわずかに大きい内径で操 作部22が収納部32側より挿通可能な操作孔35が表裏に各々形成されている 。操作孔35の、収納部32の開口32a側の周縁部には、その周縁からさらに 凹状に形成され係止部31が係合する係合部36が各々形成されている。各係合 部36は、係止部31の曲率半径と等しい曲率半径の円弧状の凹部に形成され、 係止部31のテーパに合わせたテーパ状に形成され、係止部31と係合部36と のテーパ部同士が面接触するように設けられている。また、収納部32内では、 係止体13が挿入された状態で、弾性片23が収納部32の内壁面に弾性的に当 接し、係止部31が確実に操作孔35内に位置するように操作部22を付勢して いる。操作孔22は、操作部22よりわずかに大きいので、係合時にも操作部2 2が係合解除位置に退避するための逃げ部35aが形成されている。
【0010】 次にこの実施例のバックルの使用方法について以下に説明する。先ず、雄部材 10を雌部材11に装着するには、雌部材11の開口32aから収納部32に係 止体13を挿入する。この時、操作部22が収納部32の内面に対面している間 は、弾性片23によって操作部22が収納部32の内面に押し付けられ、さらに 押し込んで操作孔35に位置した状態で、弾発的に操作部22が操作孔35内に 位置する。そして、操作部22が操作孔35内に位置した状態で、係止部31と 係合部36とは互いのテーパ部が面接触し、確実に係合がなされる。
【0011】 この状態で、雄部材10は、図2の2点鎖線に示すように、雌部材11の収納 部32の開口32aの範囲内で、係止部31と係合部36の接触面に沿って所定 角度揺動可能となる。また、この揺動中心軸と直交する回動軸を有した基部16 は、軸部17、軸孔18により回動し、さらに接続部20と取付孔21は、これ らの回動軸方向と直交する軸方向を中心に回動自在となっている。
【0012】 次に、雄部材10と雌部材11との連結を解除する際には、上述の連結時の動 作とは逆に、先ず雄部材10の操作部22を操作孔35から押圧し、雌部材11 の収納部32内に押し込み、係止部31と係合部36との係合を解除する。この 後、雄部材10を外方に引き抜くことにより連結が簡単に解除される。
【0013】 この実施例のバックルによれば、雄部材10と雌部材11の連結時に、その係 合面が互いに面接触しているとともに、等しい曲率の凹凸面の接触状態が得られ 、この接触面を中心に回動自在である。従って、接触部分の強度が高く、係合部 分に損傷が生じにくく、バックル自体に無理な力がかかることもない。また、操 作孔35が表裏に形成されているので、雌部材11の表裏を気にする必要がなく 、使用上好都合である。
【0014】 次にこの考案の第二実施例について、図5に基づいて説明する。ここで、上述 の実施例と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施例のバッ クルは、雄部材10の連結体12が、ベルト取付部14と、このベルト取付部1 4の両端部に位置した一対の側部15、及びこの一対の側部15間に固定された 基部42とから成るものである。また、係止体13の先端部には、操作部22が 形成され、操作部22の連結体12側の端縁には、所定の曲率で外方に湾曲し、 裏面方向にテーパ状に形成された係止部31が設けられている。
【0015】 また、雌部材11には、本体部33と、ベルト取付部34が設けられ、本体部 33には、係止体13を収納可能な空間から成り本体部33の側面の所定範囲に 開口した収納部32が形成されている。本体部33の中央部表面には、操作部2 2より大きく操作部22が収納部32側より挿通可能な操作孔45が表面に形成 されている。操作孔45は、本体部33の中央部からベルト取付部34にまで開 口した形状であり、この操作孔45の雄部材側頂点には、雄部材10の係止部3 1と面接触する凹状の係合部46が形成されている。また、操作孔45は、操作 部22よりはるかに大きく、操作部22の逃げ部45aは十分に形成されてりて いる。
【0016】 この実施例も、雄部材10を雌部材11に連結した状態で、係止部31と係合 部46が面接触状態で係合しており、この係合面は所定の曲率に形成され、雄部 材10と雌部材11とが相対的に回動可能なものである。
【0017】 なお、この考案のバックルは上記実施例に限定されるものではなく、係止部と 係合部とは、互いに面接触して、回動可能に係合する形状であれば良い。また、 操作部材や操作孔の形状も適宜設定可能なものであり、形状は問わないものであ る。また、上記第一実施例において、操作孔は表裏の一面に設けても良く、弾性 片の形状も、雌部材の収納部内面を押圧して、操作部を外方に付勢可能なもので あれば良い。即ち、弾性片を用いず、係止体の基部と操作部側の連結部分との間 で行うこともできるとともに、弾性片の形状も、係止体の下面に舌状の片を設け たり、または下方より係止体に向けて弾性片を形成するように種々の変更が可能 である。またこの考案のバックルは、バッグ等の生地に固定されるいわゆる豆差 しと称されるものでも良い。この場合、雌部材には、ベルト取付部はなく、生地 に取り付けるための取付部である脚が設けられ、雌部材とバッグの生地をはさん で反対側には、脚の先端部がかしめられて固定される止め部材が設けられている ものである。
【0018】
【考案の効果】
この考案のバックルは、雄部材と雌部材とを連結した状態で、係止部と係合部 とが、所定の曲率の接触面で面接触するので、雄部材と雌部材とにかかる力によ り、係止部の一部分に過大な力が集中することがないものである。しかも、両者 が相対的に回動可能なものであり、係止部と係合部の接触部分にガイドされて回 動するので、回動動作もスムーズである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のバックルの第一実施例の斜視図であ
る。
【図2】この実施例のバックルの使用状態を示す正面図
である。
【図3】この実施例のバックルの連結体のベルト面方向
の断面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】この考案のバックルの第二実施例の正面図であ
る。
【符号の説明】
10 雄部材 11 雌部材 12 連結体 13 係止体 14,34 ベルト取付部 22 操作部 31 係止部 32 収納部 33 本体部 35 操作孔 36 係合部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結される一方の部材に取り付け
    られる雄部材(10)と、この一方の部材と連結される
    他方の部材に取り付けられる雌部材(11)とから成る
    バックルにおいて、上記雄部材(10)を連結体(1
    2)と係止体(13)とにより構成し、上記係止体(1
    3)には操作部(22)とこの操作部(22)の端部に
    形成され所定の曲率の係止部(31)とを設け、上記雌
    部材(11)には上記係止部(31)と等しい曲率に形
    成されて面接触可能な係合部(36)を設け、上記雄部
    材(10)と雌部材(11)とが、連結状態で上記係止
    部(31)と係合部(36)をガイドにして相対的に揺
    動可能に設けられたことを特徴とするバックル。
  2. 【請求項2】 上記雌部材(11)に、上記係止体(1
    3)を収納する収納部(32)を形成し、上記操作部
    (22)より大きくこの操作部(22)が位置した状態
    で所定の逃げ部(35a)を有する操作孔(35)を、
    上記本体部(33)の中央部に形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のバックル。
JP3811993U 1993-06-18 1993-06-18 バックル Pending JPH073319U (ja)

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JP3811993U JPH073319U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 バックル
EP94303646A EP0629362A1 (en) 1993-06-18 1994-05-20 Buckle
CN94106452A CN1101242A (zh) 1993-06-18 1994-06-15 扣紧器
US08/261,414 US5471716A (en) 1993-06-18 1994-06-17 Buckle
KR1019940013778A KR950000091A (ko) 1993-06-18 1994-06-17 버클

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056302A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Taiwan Kogu Kogyo Kofun Yugenkoshi バックル
KR101246501B1 (ko) * 2011-11-02 2013-03-25 김유신 버클
JP2013135894A (ja) * 2004-06-04 2013-07-11 Nike Internatl Ltd ゴルフ・バッグおよびその他の肩掛け品用の二重ストラップ運搬システムおよびベース・スタンド
KR101707177B1 (ko) * 2016-07-08 2017-02-15 주식회사 이앤더블유 (E&W) 길이조절이 가능한 밴드고정부재

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