JPH07329575A - 自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構造 - Google Patents

自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構造

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JPH07329575A
JPH07329575A JP14572694A JP14572694A JPH07329575A JP H07329575 A JPH07329575 A JP H07329575A JP 14572694 A JP14572694 A JP 14572694A JP 14572694 A JP14572694 A JP 14572694A JP H07329575 A JPH07329575 A JP H07329575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lower frame
clearance
door mirror
trim
Prior art date
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Pending
Application number
JP14572694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Noritake
義典 則武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアミラー取付け部の近傍から車室に伝播す
る音を防止すること。 【構成】 ドアのドアミラー取付け部(12)の内方に
フロントドアロアフレームガーニッシュ(14)を配置
し、フロントドアロアフレームガーニッシュの下方にド
アトリム(16)を配置する自動車のドアにおいてドア
ミラー取付け部の車室側を遮音する構造である。フロン
トドアロアフレームガーニッシュ(14)は、ドアミラ
ー取付け部から間隔をおいた第1部分(30)と、第1
部分の下方端からドアミラー取付け部へ向けてドアトリ
ムとの間に第1のすきま(S1)をおき、かつ、ドアミラ
ー取付け部との間に第2のすきま(S2)をおくように伸
びる第2部分(31)と、第2部分から下方へ向けてド
アトリムとの間に第3のすきま(S3)をおくように伸び
る第3部分(32)とを有し、さらに、前記第1、第2
および第3のすきまを埋める弾力性の遮音材(46)を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアのドアミラ
ー取付け部の遮音構造に関し、特に、ドアの前方部分に
あるドアミラー取付け部の内方にフロントドアロアフレ
ームガーニッシュを配置し、該フロントドアロアフレー
ムガーニッシュの下方にドアトリムを配置する自動車の
ドアにおいて前記ドアミラー取付け部の車室側を遮音す
る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアミラー取付け部がドアのインナパネ
ルの上方に位置しており、インナパネルの内方にはドア
トリムがあることから、インナパネルのサービス用の穴
その他の穴を通過した音がドアトリムに沿って上方へ伝
播し、ドアミラー取付け部に集まりやすい。このように
ドアミラー取付け部に集まった音は、その後、ドアミラ
ー取付け部とこの内方にあるフロントドアロアフレーム
ガーニッシュとの間のすきま、フロントドアロアフレー
ムガーニッシュとドアトリムとの間のすきまなどを通っ
て車室に伝播する。
【0003】前記音の車室への伝播を防止ないし抑止す
るため、ドアミラー取付け部から内方へ向けてリップを
突出し、このリップをドアトリムの上方縁部に密接させ
た遮音構造が提案されている(実開昭61-122939 号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記提案に係る遮音構
造では、ドアミラー取付け部またはドアトリムに生ずる
上下方向の組付け誤差や、前記部品等の製作誤差によっ
ては、リップとドアトリムとの間にすきまができること
があり、すきまができた状態では十分な遮音効果が得ら
れない。
【0005】本発明の目的は、ドアトリムその他の部品
の製作誤差や組付け誤差の有無にかかわらず、ドアミラ
ー取付け部の近傍を経て車室に伝播する音を防止ないし
抑止する、自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアの前方部
分にあるドアミラー取付け部の内方にフロントドアロア
フレームガーニッシュを配置し、該フロントドアロアフ
レームガーニッシュの下方にドアトリムを配置する自動
車のドアにおいて前記ドアミラー取付け部の車室側を遮
音する構造である。前記フロントドアロアフレームガー
ニッシュは、前記ドアミラー取付け部から間隔をおいた
意匠面となる第1部分と、該第1部分の下方端から前記
ドアミラー取付け部へ向けて前記ドアトリムとの間に第
1のすきまをおき、かつ、前記ドアミラー取付け部との
間に第2のすきまをおくように伸びる第2部分と、該第
2部分から下方へ向けて前記ドアトリムとの間に第3の
すきまをおくように伸びる第3部分とを有し、さらに、
前記第1、第2および第3のすきまを埋める弾力性の遮
音材を備える。
【0007】
【作用および効果】フロントドアロアフレームガーニッ
シュが第1、第2および第3のすきまを埋める遮音材を
備えているため、ドアトリムをドアに取り付け、フロン
トドアロアフレームガーニッシュをドアミラー取付け部
に取り付けると、すきまが埋まり、遮音する。
【0008】フロントドアロアフレームガーニッシュの
第2部分とドアトリムとの間、第2部分とドアミラー取
付け部との間および第3部分とドアトリムとの間にすき
まをおく構造であるため、フロントドアロアフレームガ
ーニッシュ、ドアトリム、ドアミラー取付け部等の製作
誤差や組付け誤差が生じても、すきまの大きさが若干異
なるだけであり、本来、前記誤差を許容しやすい。そし
て、すきまの大きさが若干異なっても、遮音材が弾力性
のものであるため、すきまを十分に埋めることができ
る。
【0009】フロントドアロアフレームガーニッシュが
第2部分から下方へ向けて伸びる第3部分を有し、この
第3部分とドアトリムとの間に第3のすきまをおくと共
に、第3のすきまを遮音材によって埋める構造であるた
め、第2部分とドアトリムとの間の第1のすきまだけを
遮音材によって埋める構造、すなわち、第3部分がない
構造と比べて、音の伝播経路が複雑となり、遮音材を埋
め込むすきまの長さが長い。これによって、可及的に少
ない遮音材の使用によって高い遮音効果をうることがで
きる。
【0010】
【実施例】遮音構造は、図1ないし図3に示すように、
ドア10の前方部分にあるドアミラー取付け部12の内
方にフロントドアロアフレームガーニッシュ14を配置
し、フロントドアロアフレームガーニッシュ14の下方
にドアトリム16を配置する自動車のドア10において
ドアミラー取付け部12の車室側を遮音するものであ
る。
【0011】ドア10は、アウタパネル18とインナパ
ネル20とによって形成されたそれ自体公知の構造のも
のである。図示の実施例では、ドアミラー取付け部12
は、インナパネル20にスポット溶接22により固着さ
れたインナパネルの補強パネルによって形成され、ドア
フレーム24がドア10のベルトライン26の上方にわ
たされている。フロントドアロアフレーム28が、ドア
ミラー取付け部12の後ろ側でドアフレーム24から下
方へベルトライン26を越えて伸びている。
【0012】フロントドアロアフレームガーニッシュ1
4は、ドアミラー取付け部12から間隔をおいた意匠面
となる第1部分30と、第1部分30の下方端からドア
ミラー取付け部12へ向けてドアトリム16との間に第
1のすきまS1をおき、かつ、ドアミラー取付け部12と
の間に第2のすきまS2をおくように伸びる第2部分31
と、第2部分31から下方へ向けてドアトリム16との
間に第3のすきまをS3おくように伸びる第3部分32と
を一体に有する。フロントドアロアフレームガーニッシ
ュ14は、ポリプロピレンなどを材料とし、射出成形し
て作る。ドアミラー取付け部12と第1部分30との間
隔は、図1に示すように、第1部分30の内側面がドア
フレーム24の内側面と実質的に同一の面上となるよう
に、主として見栄えの観点から定める。これに対し、各
すきまは、互いに対向して位置する部品相互間に製作誤
差や組付け誤差が生じても、すきまが依然として存在し
ている程度の大きさに定める。
【0013】図示の実施例では、フロントドアロアフレ
ームガーニッシュ14の第1部分30は三角形状を呈し
ており、フロントドアロアフレームガーニッシュ14
は、さらに、第1部分30からドアミラー取付け部12
へ向けてそれぞれ伸びている第4部分33および第5部
分34を有する。第2部分31、第4部分33および第
5部分34は、三角形状の筒となっている。
【0014】フロントドアロアフレームガーニッシュ1
4は、図3に示すように、クリップ36とフック38と
を第1部分30の外側面に有する。一方、ドアミラー取
付け部12にはクリップ用の穴40とフック用の穴42
とが開けられている。フック38を穴42に差し込んで
つめ39が穴42の外側の周縁に引っ掛かったとき、ク
リップ36が穴40の周縁に食い込み、フロントドアロ
アフレームガーニッシュ14を固定する。
【0015】フロントドアロアフレームガーニッシュ1
4は、さらに、第1のすきまS1、第2のすきまS2および
第3のすきまS3を埋める弾力性の遮音材46を備える。
遮音材46は、第2部分31の前後長さと実質的に等し
い前後長さを有する。図示の実施例では、遮音材46は
一枚の板状のスポンジであり、フロントドアロアフレー
ムガーニッシュ14の第2部分31と第3部分32とに
貼り付けてある。貼り付ける際、図1に示すように、第
1のすきまS1と第3のすきまSとに対面する部分ではL
字状に間断なく貼り、第3部分32から第2のすきまS2
に向く部分では斜めにわたしておく。これにより、遮音
を行うべき部分では十分な貼付けにより遮音材のすきま
S1、S3への配置の容易さと確実さとを確保でき、音の遮
音を行わない部分では作業性を確保できる。遮音材46
は、誤差が生じた結果、すきまが最も大きくなったとき
でも、そのすきまに配置することによって圧縮される程
度の厚みに定める。遮音材46は発泡性のゴムによって
形成することもできる。
【0016】ドアミラー48をボルトとナット(図示せ
ず)とによってドアミラー取付け部12の外側に取り付
け、ドアトリム16をドア10に取り付け、さらにフロ
ントドアロアフレームガーニッシュ14をドアミラー取
付け部12の内側に取り付ける。その結果、遮音材46
が第1ないし第3のすきまを埋めることとなる。なお、
ドアトリム16とフロントドアロアフレームガーニッシ
ュ14とは、フロントドアロアフレームガーニッシュ1
4をドアミラー取付け部12の内側に取り付け、その
後、ドアトリム16をドア10に取り付けることもでき
る。
【0017】ドア10のインナパネル20とドアトリム
16との間に入った音が、図1の矢印Aのようにドアミ
ラー取付け部12の下方に達すると、第2のすきまS2
通ってaのように、また第3のすきまS3と第1のすきま
S1とを通ってbのように伝播しようとするが、遮音材4
6がすきまを埋めているため、音の伝播が妨げられる。
特に、第3のすきまS3と第1のすきまS1とを通ってbの
ように伝播しようとする音は、L字形の複雑な通路と遮
音材46とによって有効に妨げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のドアのドアミラー取付け
部の遮音構造の実施例の断面図で、図2の1−1線で切
断したものである。
【図2】図1の実施例に示したフロントドアロアフレー
ムガーニッシュの斜視図である。
【図3】本発明に係る自動車のドアのドアミラー取付け
部の遮音構造の実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ドア 12 ドアミラー取付け部 14 フロントドアロアフレームガーニッシュ 16 ドアトリム 30 第1部分 31 第2部分 32 第3部分 46 遮音材 S1 第1のすきま S2 第2のすきま S3 第3のすきま

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの前方部分にあるドアミラー取付け
    部の内方にフロントドアロアフレームガーニッシュを配
    置し、該フロントドアロアフレームガーニッシュの下方
    にドアトリムを配置する自動車のドアにおいて前記ドア
    ミラー取付け部の車室側を遮音する構造であって、前記
    フロントドアロアフレームガーニッシュは、前記ドアミ
    ラー取付け部から間隔をおいた意匠面となる第1部分
    と、該第1部分の下方端から前記ドアミラー取付け部へ
    向けて前記ドアトリムとの間に第1のすきまをおき、か
    つ、前記ドアミラー取付け部との間に第2のすきまをお
    くように伸びる第2部分と、該第2部分から下方へ向け
    て前記ドアトリムとの間に第3のすきまをおくように伸
    びる第3部分とを有し、さらに、前記第1、第2および
    第3のすきまを埋める弾力性の遮音材を備える、自動車
    のドアのドアミラー取付け部の遮音構造。
JP14572694A 1994-06-06 1994-06-06 自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構造 Pending JPH07329575A (ja)

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JP14572694A JPH07329575A (ja) 1994-06-06 1994-06-06 自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構造

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JPH07329575A true JPH07329575A (ja) 1995-12-19

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JP14572694A Pending JPH07329575A (ja) 1994-06-06 1994-06-06 自動車のドアのドアミラー取付け部の遮音構造

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JP (1) JPH07329575A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184624A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Suzuki Motor Corp 車両のドア構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184624A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Suzuki Motor Corp 車両のドア構造

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