JPH07327124A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH07327124A
JPH07327124A JP6118545A JP11854594A JPH07327124A JP H07327124 A JPH07327124 A JP H07327124A JP 6118545 A JP6118545 A JP 6118545A JP 11854594 A JP11854594 A JP 11854594A JP H07327124 A JPH07327124 A JP H07327124A
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JP6118545A
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English (en)
Inventor
Makoto Mikuni
誠 三国
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画像の縮小、分割を行うことなく記録材
上の記録領域内に、所定のパターン画像を記録し、正確
に受信画像データの記録状態を判別する。 【構成】 通信部20により受信された画像データはメ
モリ4に格納された後解像度変換されて記録部11に送
られ、インクジェット方式で記録紙上に記録される。こ
の記録動作中記録位置の上流側で記録紙の後端が検知さ
れると、所定量記録動作又は記録紙のフィードを行い、
この頁の最後の主走査を行う。この主走査は、受信画像
データとフッタマークに応じた画像データとの論理和を
とることによって得られるデータに基づいて行われ、受
信画像とフッタマークの二重記録が防止される。このフ
ッタマークの濃度を検知し、検知結果に基づいて現頁の
画像データの記録状態の判別が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録材上の所定領域に所
定のパターン画像を記録し、この所定パターン画像の記
録濃度に応じて画像データの記録状態を判別する画像記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット方式の記録装置に
おいて、記録ヘッドのインクの有無を検知する手段が種
々提案されているが、ノズルの目詰まりによるインクの
不吐出は検出できない。
【0003】この不具合のリカバリーはユーザに委ねら
れているが、ファクシミリの記録装置としてインクジェ
ット方式の記録装置が用いられた場合には、無人で記録
が行われることが多いため、インクの不吐出が発生する
と、ファクシミリ手順上は正常通信であるにもかかわら
ず、実際には情報が伝達されないという致命的な不具合
が生じてしまう。
【0004】そこで、画像記録終了後に記録紙後端の所
定位置に所定のフッタマークを記録し、フッタマークの
記録位置における記録紙の濃度をフォトセンサなどで検
知し検知された画像濃度に応じて実際に記録が正常に行
われたか否かを判断する提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例では、記録紙として定型カット紙を用いた場合、以
下のような欠点を有している。
【0006】すなわち、送信原稿の長さが記録紙と同じ
定型長であった場合には、等倍の画像に重ねあわせてフ
ッタマークを記録することになるが、フッタマークの記
録位置に黒の画像記録がなされていた場合、該当する位
置には通常の二倍のインクが付着することとなり、上述
のフォトセンサなどが誤動作して記録紙の濃度が正常に
検知できなくなる恐れがある。
【0007】また、フッタマークを画像と重ねて記録し
ないとすると、画像記録領域外にフッタマーク記録領域
を確保する必要が生じ、結果として一枚の記録紙に記録
できる画像の長さが小さくなるため、二枚に分割して等
倍で記録するか、画像を縮小して1枚の記録紙に記録す
る或は画像の一部をカットして1枚の記録紙に記録する
こととなり、ユーザに不便を強いる。
【0008】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、画像データの縮小や分割をす
ることなく記録材上の記録領域内に所定パターン画像を
記録し正確に画像データの記録状態の判別を行うことが
可能な画像記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために第1の発明による画像記録装置は、画像デー
タに応じて記録材上に画像を記録する記録手段により記
録材上の所定位置に所定のパターン画像を記録し、前記
所定のパターン画像の濃度を検知し、検知結果に応じて
記録状態を判別する画像記録装置において、画像データ
と前記所定のパターン画像に応じたデータとの論理和を
とる処理手段を有し、前記処理手段により論理和をとる
ことによって得られるデータに基づいて前記記録手段を
動作させて記録材上に画像を記録することを特徴とす
る。
【0010】又、第2の発明による画像記録装置は、相
手側から送信されてくる画像データを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された画像データに応じて
記録材上に画像を記録する記録手段と、所定量の画像デ
ータが記録される記録材の所定位置に所定のパターン画
像を記録するべく前記記録手段を制御する記録制御手段
と、前記所定のパターン画像の濃度を検知する検知手段
と、前記検知手段の検知結果に応じて受信された画像デ
ータの記録状態を判別する判別手段とを有し、前記記録
制御手段は前記受信手段により受信された画像データと
前記所定のパターン画像に応じた画像データとの論理和
を演算する処理手段を有し、前記処理手段により得られ
た画像データに応じて前記記録手段を駆動することを特
徴とする。
【0011】第1の発明によれば、画像データと所定の
パターン画像のデータとの論理和をとり、それによって
得られる画像データに応じて記録材上に記録すべき画像
を所定のパターン画像とを重なることなく記録し、この
所定のパターン画像の濃度に応じて記録状態の判別を行
う。
【0012】又第2の発明によれば、受信画像データと
所定のパターン画像データとの論理和をとり、それによ
って得られる画像データに応じて記録材上に受信画像と
所定のパターン画像とを重なることなく記録し、この所
定のパターン画像の濃度に応じて受信画像の記録状態の
判別を行う。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明にかかるファ
クシミリ装置の主要部分の構成を表したブロック図で、
1は記録紙などの記録媒体に記録を行うために用いられ
る記録密度が360dpi×360dpiのヘッドを使
用した記録装置部であり、本実施例では熱エネルギーを
用いてインクに状態変化を生起させることによりヘッド
よりインクを吐出する。2は8pel×7.7line
/mmの解像度(以下、解像度Aという。)および8p
el×3.85line/mmの解像度(以下、解像度
Bという。)を360dpi×360dpiの解像度
(以下、解像度Cという。)に変換する解像度変換回
路、3は原稿を読み取るための解像度が8pel×3.
85line/mmまたは8pel×7.7line/
mmであるリーダ部、4はリーダ部3により読み取った
原稿の画像情報や受信画像情報を記憶したり、装置全体
を制御するための制御データを記憶する4Mbitのメ
モリ部、5は記録装置部1に送るデータを解像度変換す
るか否かの選択を行う切り替え回路で、5a側に接続す
ると解像度変換回路2によって解像度変換され、5b側
に接続すると解像度変換されない。6は本装置の全体の
制御を行うCPU、7はCPU6が記録装置部1を制御
するための制御信号線である。なお、CPU6はメモリ
部4に記憶された画像情報に対して一部をマスキングし
たり情報を付加したりすることができる。又、20は回
線を介して、相手側との間で画像データの送受信を行う
通信部でMODEM、NCU等を含む。この他操作部な
ど周知の構成要素があるがここには図示していない。
【0015】次に図2により記録装置部1の構成を詳述
する。11は副走査方向(矢印A方向)に360dpi
の記録密度で64ドット1列のノズル(吐出口)を有
し、不図示のキャリッジにより主走査方向(紙面垂直方
向、図3の矢印B方向)に移動しながら記録する記録密
度が360dpi×360dpiのヘッドを有する記録
部、12は記録紙の給紙・排紙及び記録部11で記録す
るときに副走査方向の位置を定めるための360dpi
ステップの搬送精度を有する記録紙搬送部、13は記録
紙の有無及び先端・後端を検知するための記録紙センサ
で記録紙が有る場合にはON状態になり、無い場合には
OFF状態になる。14は記録紙の記録面に記録された
画像のインクが付着した部分の占める割合に応じた値を
検知するための反射型のホトセンサである。記録制御部
15はCPU6から送られる画像データを記録部11で
記録できるようにデータの変換をしたり、CPU6から
送られる制御デ−タの指示に従い記録部11、記録搬送
部12、記録紙センサ13を制御する。16は受信画像
又はリーダ3により読取られた画像が記録されるカット
紙である。
【0016】次に解像度変換の原理について説明する。
【0017】読み取りと記録の解像度が異なったり、通
信の解像度と異なる記録密度を有するファクシミリ装置
では、原稿と等倍で記録するためには受信時やコピー時
に解像度変換回路が必要となる。例えば、8pel×
7.7line/mmの解像度で読み取った画像データ
を360dpi×360dpiの解像度を持つヘッドで
記録する場合、読み取りの1画素に対し記録の1画素を
対応させて記録すると、 主走査方向 203.2dpi(≒8pel)/360
dpi=0.564、 副走査方向 195.6dpi(≒7.7l/mm)/
360dpi=0.543 の縮小率で画像が記録されることになる。そこで主走査
方向では元の画像データ9bitを16bitに、副走
査方向では6bitを9bitに夫々変換すると、 主走査方向 0.564×(16/9)=1.003 副走査方向 0.543×(11/6)=0.966 となり、ほぼ等倍で記録することができる。
【0018】図5は、読み取り画像のコピー記録、およ
び受信画像を記録するときの解像度変換の概念を簡単に
図で示したものである。ここで5aは主走査方向の解像
度変換を示しており、読み取り画素51aを記録画素2
個分の51a´に、また53aを記録画素1個分の53
a´に置き換えることによって主走査方向の等倍記録が
可能になる。5bは副走査方向の解像度変換を示してお
り、読み取り画素1ライン51bを記録画素2ライン分
の51b´に、また53bのように記録画素1ライン分
の53b´に置き換えることによって副走査方向の等倍
記録が可能になる。この解像度変換回路は主走査方向に
ついては簡単なラッチ回路を使用し、副走査方向につい
てはソフトウエア制御で同一ラインの2度書きを行って
いる。
【0019】4のメモリには、MODEM(図示せず)
で受信した画像データやリーダ部3で読み取った画像デ
ータを記憶し、CPU6によって作成した任意の画像デ
ータおよび記録制御部15に対する制御データを記憶す
る。
【0020】したがって、ファクシミリ受信では、8p
el×3 85or7.7line/mmの解像度で画
像データが送られてくるためMODEM(図示せず)か
らメモリ4に記憶された画像データを切り替え回路5を
5a側に接続することにより解像度変換回路2で解像度
変換を行ってから記録するようにCPU6が制御してい
る。
【0021】リーダ部3で読み取った画像データも上記
と同様の処理を施しコピーを行う。
【0022】一方、切り替え回路5を5a側に接続する
とメモリ4の画像データは解像度変換されることなく画
像データの1画素を記録の1画素に対応させ記録装置部
1で記録することができる。また、記録制御部15に制
御データを送る時には5b側に接続しておく。
【0023】図3は、記録紙センサ13とホトセンサ1
4の位置関係を示したもので、17はホトセンサ14が
記録紙の記録面に記録された画像のインクが付着した部
分の占める割合に応じた値を検知する位置を示したもの
で、13、14、17は記録紙の搬送方向(A方向)に
一直線上に並ぶように配置している。また、これらは記
録部11の記録紙16に対する記録可能範囲の最も左端
に配置している。さらに、所定位置17は記録紙16の
後端に所定の長さの記録紙白地が残るような位置にする
ことができる。
【0024】次に、ファクシミリ受信画像を記録すると
きの制御について説明する。記録紙16の先端が記録紙
センサ13に到達したとき同センサ13はON状態にな
り、そこから所定の長さを記録紙搬送部12によって搬
送することにより記録部11の記録位置まで記録紙16
を移動する。そこから記録制御部15が記録部11と記
録紙搬送部12を制御することによって解像度変換回路
2からの解像度変換後の画像データが記録紙16に記録
され始める。その後の制御は図4のフローチャートで説
明する。なお、本実施例では、受信画像データのメモリ
4への格納と記録を並行して行うものである。
【0025】記録紙16に受信画像の記録を行いながら
S1で記録紙センサ13がOFF状態になることをチェ
ックし、OFF状態になる(つまり記録紙16の後端を
検知する)とS2に進み、所定位置17が記録部11の
記録位置に至るまで記録紙搬送部12で記録紙16を搬
送する。この搬送ステップ数をNステップ(移動距離を
1/360インチで割った数)としている。次にS3で
は、CPU6がこのページの最終データとなるメモリ4
内の64ライン分の画像データに対して、所定位置17
にインクが付着したことをホトセンサ14が検知するの
に十分な画像データが記録されるように所定の画像パタ
ーン(例えば、記録部11の64ドット分の記録幅に相
当する約4.5mm四方の正方形の全黒画像に対応する
画像データ)との論理和をとる画像処理を行い、S4に
おいて、前記の画像処理が行われた後の画像データに基
づいて記録部11により記録する。なお、S3において
画像処理が施された後の所定位置17に記録される画像
データを以下、フッタマークという。
【0026】S5では所定位置17がホトセンサ14の
検知位置まで移動するように記録紙搬送部12で記録紙
16を搬送する。この搬送ステップ数をMステップとし
ている。S6ではホトセンサ14を用いて所定位置17
の濃度を検知する。所定位置17に上記のフッタマーク
が正常に記録されていれば反射光が小さく、インク付着
率が所定値以上であることを示す値が検知され、フッタ
マークが検知できたと判断し、このページの記録が正常
であったと判断しメモリ4に記憶されている現頁の画像
データを消去する。もし記録部11にインクが無くなっ
たり、記録部11のノズルが目詰まりしたことなどによ
って正常に記録できない場合には、所定位置17にはフ
ッタマークが記録されていない、あるいは記録されたと
しても付着したインク量が少ないこととなり、所定位置
17の反射光が大きくなり、インク付着率が所定値未満
であることを示す値が検知され、フッタマークが検知で
きなかったと判断し、このページの記録が異常であった
と判断する。この場合、CPU6はメモリ4に記憶され
ていた現ページの受信画像データを消去することなく保
持するとともに、記録異常であることを例えばファクシ
ミリ装置内のスピーカ等から所定の断続トーンを発する
ことによりユーザに知らしめる。そして、回復動作やヘ
ッドの交換が行われた後に、所定の操作手順によって再
度受信記録を行い確実に記録を完了するようにしてい
る。なお、フッタマークが正常に記録されていないこと
を検知した場合、代行受信モードへ移行し、メモリ4に
記憶されている現ページの画像データおよび以後受信さ
れた画像データをメモリ4に記憶して保存しておき、回
復動作やヘッドの交換後に所定の操作手順によって保存
された画像データを記録するようにしてもよい。また、
フッタマークが正常に記録されていないことを検知した
場合、自動的に回復動作を行い、もう一度前回の画像の
記録とフッタマークの検知を行い、再度フッタマークが
正常に記録されていないことを検知した場合に記録異常
の処理を行うようにしても良い。
【0027】また、本実施例では、上述の画像処理およ
び濃度検知は受信画像記録時のみ行い、コピーやレポー
トの記録時には行わないようにCPU6で制御してい
る。これはコピーやレポートの記録時はユーザがその場
でエラーリカバリーができるからである。
【0028】またカット紙に記録する場合には、受信し
た1ページの画像情報が1枚のカット紙に記録しきれな
い場合もある。この場合には周知の分割記録を行い、必
ずカット紙の1枚1枚で上述の処理を行うように制御し
ている。
【0029】図6に、図1の制御信号線7の信号名を図
示している。この制御信号はパソコンなどの端末として
使用されるプリンタのインターフェイスとして周知のセ
ントロニクスインターフェイスに準拠したものである。
7aは制御コマンドや画像データをプリンタへ送るデー
タ線(DATA1〜8)、7bは7aのストローブ信号
(XSTROBE)やイニシャライズ信号(XINI
T)、7cはプリンタの状態を示すステータス信号(X
ACKNLG,BUSY,P.E.,SELECT,X
ERROR)である。7a、7bはプリンタへの入力信
号、7cはプリンタからの出力信号である。このような
制御信号を使用することによりパソコンでプリンタを制
御するのと同様にCPU6で記録装置部1を制御するこ
とができる。
【0030】(実施例2)図7は本発明の第2の実施例
の要部を示し、記録紙16が通過するホトセンサ14の
検知位置の直下に、光の反射を抑えるための黒い部材1
4aを設け、この部材14aの直上に記録紙16がない
場合にはホトセンサ14への反射光がなくなるようにし
ている点が特徴であり、他の構成は第1の実施例と同様
である(ただし、ファクシミリ受信画像を記録するとき
の制御が異なる。)。ホトセンサ14の出力を2値化す
る回路を図10に示す。オペアンプ14dの非反転入力
に入力するリファレンス電圧14bを適当に設定するこ
とにより、同オペアンプ14dの反転入力に入力するホ
トセンサ14の出力、すなわち、検知位置(部材14a
の位置)からの反射光の大きさに応じてオペアンプ14
の検知出力14cを定めることができる。この検知出力
14cはCPU6に接続されている。記録紙16の白地
を検知した場合のように検知位置が所定の濃度以下であ
る場合にはホトセンサ14への反射光レベルが大きくな
るため、検知出力14cはハイレベル1(白レベル)と
なる。記録紙16に記録部11によって記録された箇所
のインクを検知した場合や記録紙16が無い場合のよう
に検知位置が所定の濃度以上である場合にはホトセンサ
14への反射光が小さくなるため、検知出力14cはロ
ーレベル0(黒レベル)となる。
【0031】所定位置17は記録紙16の後端に必ず所
定の長さの記録紙余白が残るような位置にしてある。
【0032】次に、ファクシミリ受信画像を記録すると
きの制御について説明する。記録紙16の先端が記録紙
センサ13に到達したとき同センサ13はON状態にな
り、そこから所定の長さを記録紙搬送部12によって搬
送することにより記録部11の記録位置まで記録紙16
を移動する。そこから記録制御部15が記録部11と記
録紙搬送部12を制御することによって解像度変換回路
2からの解像度変換後の画像データが記録紙16に記録
され始める。その後の制御は図8のフローチャートで説
明する。
【0033】記録紙16に記録を行いながらS11で記
録紙センサ13がOFF状態になることをチェックし、
OFF状態になる(つまり記録紙16の後端を検知す
る)とS12に進み、所定位置17が記録部11の記録
位置に至るまで記録紙搬送部12で記録紙16を搬送す
る。この搬送ステップ数をNステップ(移動距離を1/
360インチで割った数)としている。次にS13で
は、CPU6がこのページの最終データとなるメモリ4
内の64ライン分の画像データに対して、所定位置17
にインクが付着したことをホトセンサ14が検知するの
に十分な画像データが記録されるように所定の画像パタ
ーン(例えば、記録部11の64ドット分の記録幅に相
当する約4.5mm四方の正方形の全黒画像に対応する
画像データ)との論理和をとる画像処理を行い、S14
において、前記の画像処理が行われた画像データを記録
部11により記録する。なお、S13において画像処理
が施された後の所定位置17に記録される画像データを
以下、フッタマークという。S15ではホトセンサ14
の検知出力14cの状態をメモリ4に記憶する。S16
では記録紙16を所定のステップ数だけフィードする。
S17では検知出力14cの状態が変化した場合、その
状態をメモリ4に記憶する。S18では記録紙16の後
端が検知位置を通過するまで記録紙搬送部12で記録紙
16を搬送したかの判断を行い、NOの場合にはS16
へ戻り、YESの場合にはS19へ進む。ここで、記録
紙16上の所定位置17が記録部11の記録位置に至っ
てからホトセンサ14による検知位置を通過するまでの
搬送ステップ数をMステップ(移動距離を1/360イ
ンチで割った数)としている。S19ではメモリ4に記
憶された検知出力14aの変化のパターンに応じて記録
が正常になされたか否かの判断を行っている。
【0034】図9に検知出力14cの変化パターン(P
1からP7のパターン)と記録動作の判断との対応関係
を記す。P1は、S15で記録紙16の白地を検知し、
その後フッタマークの黒,後端余白,記録紙16の排紙
後の部材14aを検知した場合である。P2は、S15
で記録紙16に記録部11により記録された部分を検知
し、その後フッタマークの黒を通過し、後端余白,記録
紙16の排紙後の部材14aを検知した場合である。P
3は、P1のパターンの最後の記録紙16の排紙後の部
材14aを検知しなかった場合である。P4は、P2の
パターンの最後の記録紙16の排紙後の部材14aを検
知しなかった場合である。P5は、S15で記録紙16
の白地を検知し、後端余白,記録紙16の排紙後の部材
14aを検知した場合である。P6は、S15で記録紙
16の白地を検知し、その後も記録紙16の白地を検知
し続けた場合である。P7は、黒レベルを検知し続けた
場合である。
【0035】P1とP2の場合は、記録が正常に終了し
記録紙16も正常に排紙されたと判断する。P3とP4
の場合は、記録は正常に終了したが記録紙16が正常に
排紙されなかったと判断する。P5の場合は、フッタマ
ークが検知できなかったことから記録部11にインクが
無くなったり、ノズルが目詰まりしたことなどにより正
常に記録が行えず記録紙16が正常に排紙されたと判断
する。P6の場合は、P5と同様に正常に記録が行えず
かつ記録紙16も正常に排紙されなかったと判断する。
P7は、記録した黒の部分を検知したまま記録紙搬送部
12の不良により記録紙16の不送りが生じたり、地濃
度の濃い記録紙が使用されたと判断する。
【0036】P3とP4の場合は、記録紙搬送不良であ
ることを例えばファクシミリ装置内のスピーカなどから
所定の断続トーンを発することによってユーザに知らし
め、記録紙ジャムの解除を促す。
【0037】P5,P6,P7の場合、CPU6はメモ
リ4に記憶された受信画像データを消去することなく、
記録異常であることを例えばファクシミリ装置内のスピ
ーカなどから所定の断続トーンを発することによってユ
ーザに知らしめ、回復動作やヘッドの交換が行われた後
に所定の操作手順によって再度受信記録を行い確実に記
録を完了するようにしている。
【0038】第1の実施例では、記録紙の所定位置にフ
ッタマークがあることを前提としているため、フッタマ
ークを記録した直後にユーザが記録紙を強引に引き抜く
と、検知位置に記録紙が無い状態でフッタマークの検知
を行ってしまうため、いかなる場合でも黒レベルが検知
されてしまい記録が正常に行われたと判断してしまう
が、本実施例ではこのような問題は生じない。
【0039】上述のフッタマーク記録は受信画像記録時
のみ行い、コピーやレポートの記録時は行わないように
CPU6で制御している。
【0040】なお、例えば記録紙16の先端をセンサ1
3で検知してから所定のステップ数だけ記録紙搬送部1
2によって搬送しても記録紙16の後端をセンサ13で
検知できなかった場合は、記録紙ジャムなどの搬送不良
が発生したり、所定長以上の長さの記録紙がセットされ
たことと判断できフッタマークを記録する前に異常を検
知できる。このときは、例えばファクシミリ装置内のス
ピーカなどから所定の断続トーンを発することによって
ユーザに知らしめ、異常状態の解除を促す。従って制御
がS14まで進んだということをもって記録紙排紙も正
常に行われるとみなしても全く問題ない。そこで図9の
P1とP2のパターンまで比較する必要はなく、正常記
録されたか否かの判断はP3とP4だけで十分である。
【0041】また、使用される記録紙のサイズが限定さ
れている場合(ユーザがスイッチなどで選択できる場合
を含む)には記録紙1枚に記録できる画像サイズ(フッ
タマークを含む)が決まるため、記録紙の先端を検知し
てから所定の先頭記録位置まで搬送し、記録を行う制御
が可能である。この時もフッタマークの後端と記録紙の
後端との間に所定長の記録紙余白ができるように画像サ
イズを決めている。もし、限定された記録紙サイズより
短い記録紙がセットされた場合には、記録動作の途中で
センサ13が記録紙16の後端を検知することによりわ
かる。このときは警告音とともに「記録紙サイズを確認
してください」をLCDに表示してユーザに警告する。
また、限定された記録紙サイズより長い記録紙がセット
された場合や記録紙ジャムが発生した場合には、フッタ
マーク記録後の記録紙排紙動作でMステップ搬送後もセ
ンサ13が記録紙16の後端を検知しないことによって
分かる。このときは警告音とともに「記録紙を点検して
ください」をLCDに表示してユーザに警告する。
【0042】ところで、上述の如きヘッドを使用した記
録装置は一般に高解像度であるため、パソコンなどのプ
リンタとして使用に耐えられる。そこでプリンタインタ
ーフェイスを更に付加してプリンタ機能付きのファクシ
ミリ装置とすることも可能である。図11は、主要部分
のブロック図であり、図1の解像度変換回路2と切り替
え回路5から記録制御部15の経路に付加する部分を示
している。30はパソコンを接続するためのプリンタイ
ンターフェイス用コネクタ(一般にはセントロニクスイ
ンターフェイス)、31は制御信号線7の経路をCPU
6の制御によって切り替える制御切り替え回路である。
ユーザは図示されない操作部のモード選択ボタンを押す
ことによりファクシミリあるいはプリンタのモードを選
択できる。ファクシミリとして使用するときは、CPU
6によって制御切り替え回路31を31a側に接続する
ことにより前述のファクシミリとしての動作が可能であ
る。プリンタとして使用するときは、CPU6によって
制御切り替え回路31を31b側に接続することにより
コネクタ30に接続されているパソコンの制御によって
プリンタ動作が可能になる。制御信号線7は前述のよう
にセントロニクスインターフェイスに準拠しているた
め、このような簡単な切り替えが可能になっている。
【0043】このような構成にすることにより、プリン
タモードの時はフッタマークの記録は行わないようにし
ている。
【0044】又、リーダ3により読取られた画像を記録
するコピーモードの時もフッタマークの記録は行わない
ようにしている。
【0045】尚、上記実施例では、特にインクジェット
記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を
形成し、記録を行うインクジェット方式の装置を例にと
り説明した。
【0046】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、米国特許第4
740796号明細書に開示されている基本的な原理を
用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデ
マンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能で
あるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動
信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネル
ギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生
じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液
体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。こ
の気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イ
ンク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0047】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、米国特許第43452
62号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0048】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0049】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としてもよい。
【0050】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0051】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0052】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複色カラー、又は混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置としてもよい。
【0053】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0054】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクとしてもよい。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保持され
た状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0055】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、上述のようなファクシミリの形態を採るもの
の他ワードプロセッサやコンピュータ等の情報処理機器
の画像出力端末として一体又は別体に設けられるもの、
リーダ等と組み合わせた複写装置の形態を採るものであ
ってもよい。
【0056】又、熱エネルギーを用いてインク滴を吐出
するものに限らず、ピエゾ素子等を用いてインク滴を吐
出するものであってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、画像データ
と所定のパターン画像データとの論理和をとり、それに
よって得られるデータに応じて記録を行うので、所定の
パターン画像の記録位置確保のために画像の縮小、分割
等を行うことなく、且つ記録すべき画像と所定のパター
ン画像との二重記録を防ぎ、正確な記録状態の判別が可
能となる。
【0058】又、受信画像データを記録する装置におい
て、受信画像データと所定のパターン画像データの論理
和をとり、それによって得られるデータに応じて記録を
行うので、受信画像の縮小、分割を行うことなく且つ受
信画像と、所定パターン画像との二重記録を防ぎ、正確
な記録状態の判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるファクシミリ装置の主
要部分の構成を表したブロック図である。
【図2】記録装置の構成要素の配置図である。
【図3】記録センサ、ホトセンサ、濃度検知の所定位置
の関係を示した図である。
【図4】実施例1における記録動作のフローチャートで
ある。
【図5】主走査方向と副走査方向の解像度変換の概念図
である。
【図6】記録装置を制御するための制御信号を示した図
である。
【図7】実施例2における記録装置の構成要素を示す配
置図である。
【図8】実施例2における記録動作のフローチャートで
ある。
【図9】検知出力14aの変化パターンと記録動作の判
断の対応を示した図である。
【図10】ホトセンサ14の出力を2値化する手段の回
路図である。
【図11】プリンタインターフェイスを有するファクシ
ミリ装置に追加される部分のブロック図である。
【符号の説明】
1 記録装置部 2 解像度変換回路 3 リーダ部 4 メモリ 5 切り替え回路 6 CPU 7 制御信号線 11 記録部 12 記録紙搬送部 13 記録紙センサ 14 ホトセンサ 15 記録制御部 17 記録紙濃度の検知位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/12 21/00 Z 29/46 D H04N 1/00 A B41J 3/04 104 F

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて記録材上に画像を記
    録する記録手段により記録材上の所定位置に所定のパタ
    ーン画像を記録し、前記所定のパターン画像の濃度を検
    知し、検知結果に応じて記録状態を判別する画像記録装
    置において、 画像データと前記所定のパターン画像に応じたデータと
    の論理和をとる処理手段を有し、 前記処理手段により論理和をとることによって得られる
    データに基づいて前記記録手段を動作させて記録材上に
    画像を記録することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 所定量の画像データが記録される記録材
    の後端部に前記所定のパターン画像が記録されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記所定量の画像データが1頁分の画像
    データであることを特徴とする請求項2に記載の画像記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のパターン画像の濃度が基準値
    以上の場合正常に記録されたと判別し、前記所定のパタ
    ーン画像の濃度が基準値を下回る場合正常に記録されて
    いないと判別することを特徴とする請求項1に記載の画
    像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は画像データに応じてイン
    クを吐出する記録ヘッドを有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを用いて
    インクに状態変化を生起させることにより吐出口からイ
    ンク滴を吐出することを特徴とする請求項5に記載の画
    像記録装置。
  7. 【請求項7】 相手側から送信されてくる画像データを
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された画像データに応じて記録
    材上に画像を記録する記録手段と、 所定量の画像データが記録される記録材の所定位置に所
    定のパターン画像を記録するべく前記記録手段を制御す
    る記録制御手段と、 前記所定のパターン画像の濃度を検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果に応じて受信された画像データ
    の記録状態を判別する判別手段とを有し、 前記記録制御手段は前記受信手段により受信された画像
    データと前記所定のパターン画像に応じた画像データと
    の論理和を演算する処理手段を有し、 前記処理手段により得られた画像データに応じて前記記
    録手段を駆動することを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 所定量の画像データが記録される記録材
    の後端部に前記所定のパターン画像が記録されることを
    特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記所定量の画像データが1頁分の画像
    データであることを特徴とする請求項8に記載の画像記
    録装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記受信手段により受信された
    画像データを格納する格納手段と、前記判別手段の判別
    結果に応じて前記格納手段を制御する格納制御手段とを
    有することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記格納制御手段は、前記判別手段が
    前記検知手段により検知される前記所定のパターン画像
    の濃度に応じて記録状態が正常と判別した場合は、前記
    格納手段にその時点で格納されている現頁の画像データ
    を消去し、前記判別手段が記録状態が正常でないと判別
    した場合は、前記格納手段にその時点で格納されている
    現頁の画像データを保存することを特徴とする請求項1
    0に記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記所定のパターン画像の濃度が基準
    値以上の場合正常に記録されたと判別し、前記所定のパ
    ターン画像の濃度が基準値を下回る場合正常に記録され
    ていないと判別することを特徴とする請求項7乃至11
    のいずれかに記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は画像データに応じてイ
    ンクを吐出する記録ヘッドを有することを特徴とする請
    求項7乃至12のいずれかに記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを用い
    てインクに状態変化を生起させることにより吐出口から
    インク滴を吐出することを特徴とする請求項13に記載
    の画像記録装置。
JP6118545A 1994-05-31 1994-05-31 画像記録装置 Withdrawn JPH07327124A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056742A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Seiko Epson Corp 印刷装置及びその制御方法
US7643667B2 (en) 2004-09-15 2010-01-05 Fujifilm Corporation Image recording apparatus, and abnormal recording element determination method
JP2016020088A (ja) * 2014-06-19 2016-02-04 株式会社リコー 液滴吐出装置、インクジェット記録装置、液滴吐出方法、及びプログラム

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