JPH05338199A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH05338199A
JPH05338199A JP4149376A JP14937692A JPH05338199A JP H05338199 A JPH05338199 A JP H05338199A JP 4149376 A JP4149376 A JP 4149376A JP 14937692 A JP14937692 A JP 14937692A JP H05338199 A JPH05338199 A JP H05338199A
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JP
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recording
ejection
ink
recording head
drive data
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JP4149376A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ueda
茂 上田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録ヘッドにおけるインクの
不吐出を検知し、これに対して速やかに対処する。 【構成】 記録ヘッド202により記録紙201上に記
録された所定のテストパターンは、発光ダイオード20
7およびフォトトランジスタ206によって読取られ、
これにより、記録ヘッド202の吐出口に生じている不
吐出を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、詳しくは、インクジェット記録ヘッドの目詰ま
り等に起因したインク不吐出に対処するための構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置に用いられる記
録ヘッドでは、インクの増粘による吐出口等での目詰ま
りが、従来より大きな問題である。
【0003】インクジェット方式の記録ヘッドでは、イ
ンクを吐出するための吐出口とこれに連通するインク路
を具え、このインク路のインクにエネルギーを供給する
ことによって吐出口からインクを吐出する構成が一般的
である。記録ヘッドにおけるこのような吐出口やインク
路は比較的小さなものであり、従って、インク粘性がこ
れらにもたらす作用の影響は、相対的に大きなものとな
る。また、吐出口近傍に存在するインクは直接雰囲気に
触れるためインク水分の蒸発が促進され易く、吐出口お
よびインク路にあるインクは比較的増粘し易い。そし
て、このようなインク増粘が吐出口等において生じる
と、吐出方向の偏向や吐出量の減少等の吐出不良となっ
たり、さらに増粘の程度が著しい場合には、吐出口等が
増粘インクによって塞がれるいわゆる目詰まりを生じ不
吐出を起こすことがある。
【0004】以上説明したようなインク増粘に起因した
吐出不良等に対処するための構成が、従来より種々知ら
れている。これらの主なものは、いわゆる吐出回復処理
と称されるものであり、これには、記録に関与しないイ
ンクを吐出する空吐出、吐出口等からインクを吸引して
記録ヘッド外へ排出する吸引処理等がある。また、イン
ク増粘を防止するための構成として、インク水分の蒸発
を抑制するため記録ヘッドの吐出口が配設された部分を
覆い、吐出口を雰囲気に対して遮断するいわゆるキャッ
ピングが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た吐出回復処理やキャッピングを適切に行っても、吐出
不良を完全に防止できるものではない。
【0006】例えば、インクジェット記録装置を用いる
ユーザー次第で、装置を使用しない期間が一年近くに及
ぶ場合があり、このような場合、キャッピングを行って
いてもインク増粘の程度は極めて著しく、目詰まりを生
じることになる。そして、このような目詰まりは装置使
用再開後の吸引処理によっては解消されず、インク不吐
出を起こすことになる。また、このような極端な例でな
くても、例えば、雰囲気の温度、湿度等、装置の使用条
件によっては不吐出になる場合もあり、また、記録デー
タに応じて一部の吐出口のみが不吐出になることもあ
る。
【0007】このように不吐出が起こってしまった場
合、この不吐出は、実際に記録がなされその記録結果の
不具合を操作者等が認識することによって、検出される
ことがほとんどである。従って、例えば、連続記録やフ
ァクシミリにおける記録のように操作者の監視が及ばな
い時間が比較的長い記録において、不吐出による不具合
を生じた記録結果が多量に出力されることがある。
【0008】また、一度不吐出を生じその程度が大きい
場合には、上述した回復処理によっても良好な吐出状態
に回復しない場合があり、このような場合、記録ヘッド
を交換しなければならないことになる。
【0009】本発明は、上述した従来の問題点を解消す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、記録ヘッドにおける不吐出を検知し、これに対して
速やかに対処でき、また、回復不能な重大な不吐出を生
じた場合にもその記録ヘッドを用いて記録を続けること
ができるインクジェット記録装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】被記録媒体に対してイン
クを吐出し記録を行うためのインクジェット記録装置に
おいて、インクを吐出するための記録ヘッドと、該記録
ヘッドによって被記録媒体にテストパターンを記録させ
るためのテストパターン記録手段と、被記録媒体上の前
記テストパターンから当該記録ヘッドのインク不吐出を
検知するための不吐出検知手段と、を具えたことを特徴
とする。
【0011】また、被記録媒体に対してインクを吐出し
記録を行うためのインクジェット記録装置において、複
数の吐出口を有し、該複数の吐出口からインクを吐出す
るための記録ヘッドと、該記録ヘッドにおける前記複数
の吐出口の各々に対応して、当該吐出口からインクを吐
出するための駆動データを供給する駆動データ供給手段
と、該駆動データ供給手段から供給される駆動データに
基づき、前記複数の吐出口の各々からインク吐出を行わ
せるヘッド駆動手段と、前記複数の吐出口の一部にイン
ク不吐出を生じているとき、前記駆動データ供給手段に
よる駆動データの供給を当該不吐出を生じている吐出口
以外の吐出口に応じて変更するデータ供給制御手段と、
を具えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成によれば、テストパターンから、記
録ヘッドに不吐出が生じている場合の特定の情報を読取
ることができ、これにより、その一部に不吐出の検出が
可能となる。
【0013】また、記録ヘッドの吐出口の一部に不吐出
が生じている場合でも、正常な他の吐出口に、その駆動
データを対応させることができ、これにより、その一部
に不吐出が生じた記録ヘッドによっても記録を行うこと
が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の一実施例にか
かるインクジェット記録装置を示す概略斜視図である。
【0016】図1において、記録ヘッド202はその複
数の吐出口(不図示)を装置下方に向けて配設される。
記録ヘッド202にはインクタンク213が装着され、
これに貯留されたインクは、記録ヘッド202における
インク吐出に応じインク供給チューブ213Aを介して
記録ヘッド202に供給される。記録ヘッド202の一
部には、プーリ205,205Bによって張設されたベ
ルト210の一部が取付けられる。ベルト210はモー
タ205の駆動力によるプーリ205Aの回転によって
移動する。これにより、記録ヘッド202は、ベルト2
10が延在する方向での移動(以下、主走査ともいう)
が可能となり、この移動に伴なって吐出口からインクが
吐出され記録紙201に図に示されるような記録がなさ
れて行く。なお、記録ヘッド202の移動をガイドする
ガイド軸等、記録ヘッドの移動および支持に関するその
他の機構の図示は省略する。
【0017】記録ヘッド202の移動方向に延在する一
対の搬送ローラ211は記録紙201を挾持し、搬送ロ
ーラ211の一方がモータ203の駆動によって回転す
ることにより、記録紙201を搬送する。この記録紙2
01の搬送経路は、搬送ローラ211以外に一対のピン
チローラ212や記録ヘッド202による記録領域より
下流側に配設される不図示の排紙ローラ等によって形成
される。
【0018】フォトセンサ204は、搬送される記録紙
201の幅方向の一端と係合可能な位置に設けられ、こ
れにより、記録紙201の先端を検出することができ
る。
【0019】フォトトランジスタ206および発光ダイ
オード207の一対は、本発明の一実施例にかかるテス
トパターン読取りシステムの一部をなす。すなわち、こ
れらフォトトランジスタ206および発光ダイオード2
07は、本例インクジェット装置において記録紙201
の幅方向の一端に対応する部位に設けられ、これにより
記録紙201のこの一端に記録されたテストパターンを
読取ることができる。
【0020】図2は図1に示したインクジェット記録装
置の制御構成を示すブロック図である。
【0021】図2において、主制御部103は装置各部
の動作にかかる制御処理やデータの処理を実行し、主に
CPU106、CPU106の処理手順や後述のテスト
パターンデータを格納したROM104、および記録す
べき文字、画像等を構成するドットデータを格納したビ
ットマップメモリ105を有する。
【0022】ホストコンピュータより送られてくる一連
の文字コード等よりなる文章データ121は、入力制御
部101を介して入力バッファ102に格納される。主
制御部103は、入力バッファ102に格納された文章
データの一連の文字コード等によって順次文字パターン
発生部107を参照し、その文字コード等に対応した文
字パターンを読み出す。文字パターンは、その文字等を
ドットパターンで構成したものであり、その読み出され
た文字パターンは、メモリ105に格納される。主制御
部103は、ビットマップメモリ105に所定量の文字
パターンを展開すると、この文字パターンに応じて記録
ヘッド202を駆動するための最初の駆動データを駆動
データバッファ108へ格納する。
【0023】駆動データバッファ108は、いわゆるダ
ブルバッファの構成をとっており、その一方のバッファ
の内容が記録ヘッド駆動のために読み出されて記録ヘッ
ド制御部109を介して記録部110へ送られている
間、他方へは主制御部103により次の駆動データが格
納される。これによって、記録の速度を増すことができ
る。また、駆動データバッファ108を構成する2つの
バッファは、各バッファとも記録ヘッドが具える吐出口
の数の2乗の容量を持つ。例えば、記録ヘッドの吐出口
数が32ならば、各バッファの要領は32×32bit
となる。
【0024】図3は、駆動データバッファ108におけ
る1つのバッファの詳細を示す回路図である。
【0025】主制御部103より送られる32ビットの
ドットデータ122は、同期クロック123に応じて、
まず、同図に示す第1行のフリップフロップ(以下、F
Fと略す)にロードされる。主制御部103から送られ
る次のドットデータは、これとともに送られる同期クロ
ック123に応じて、第1行にロードされると共に、既
に第1行にロードされていたデータは第2行にロードさ
れる。以上の動作を順次32回繰り返すと、このバッフ
ァへは、32×32bitのドットデータが格納され
る。
【0026】図4は、記録ヘッドの移動方向およびその
吐出口配列と、図3に示したデータバッファにおけるデ
ータ配列(32行,32桁)との関係を示す模式図であ
る。
【0027】記録ヘッド202における吐出口202N
の配列は、データバッファの各桁におけるデータ配列に
対応し、記録ヘッド202の移動に伴なって対応する桁
が変化して行く。このため、記録ヘッドの移動に伴なっ
て、データバッファ108から順次読み出すことにな
る。
【0028】すなわち、図3に示すバッファ内の各桁の
32bit分のデータは、それぞれセレクタ401へ入
力される。セレクタ401は、32個の桁の内から1つ
の桁だけを選択するためのセレクタであり、カウンタ4
02からの5bit(25 =32のセレクトデータに基
づいて1つの桁を選択する。これにより駆動データバッ
ファ108から、各吐出口202Nに対応した32bi
tの駆動データが読出される。カウンタ402は、5b
itからなるカウンタであり、そのクロック入力に入力
するパルス124を順次カウントアップする。また、読
出し制御部111は、記録ヘッド202の移動に応じて
上記パルス124を駆動データバッファ108へ供給す
る。これにより、記録ヘッド202の移動に応じた駆動
データ125の読出しが行なわれる。すなわち、読出し
制御部111は、パルス124の供給によって記録ヘッ
ド制御部109へ駆動データ125を送るとともに記録
ヘッド202を移動させるためのモータ205へパルス
128を送ることにより、記録ヘッドを移動させる。
【0029】また、主制御部103は、記録部110内
のモータ203に対して回転命令信号126を出力し、
記録紙201の搬送を行なわせる。モータ203は、い
わゆるステッピングモータであり、回転命令信号126
の1パルスに対応して1ステップ回転し、この1ステッ
プにより、記録紙は文字等を構成する1ドット分が搬送
され記録紙201が搬送され、その先端が記録紙センサ
204の位置に達すると、センサ204は読出し制御部
111へパルス127を出力する。
【0030】また、読出し制御部111は、駆動データ
バッファ108内の−方のバッファの読出しを終了する
と、読出しを行なうべきバッファを駆動データバッファ
108内の他方のバッファに切替えるとともに、次の駆
動データを駆動データバッファ108へロードすること
を要求する信号129を主制御部103へ向けて出力す
る。主制御部103は、この信号129を受けて次の駆
動データを、駆動データバッファ108へ送る。このよ
うにして1ページ分の記録が行なわれる。
【0031】図5(A)および(B)は、それぞれ記録
ヘッド202の詳細を示す正面図および断面図である。
【0032】記録ヘッド0202は32個の吐出口20
2Nの各々に対応してそれぞれインク路351−1〜3
51−32を具え、それぞれのインク路には熱エネルギ
ーを発生するための電気熱変換体H1〜H32が配設さ
れる。これら電気熱変換体H1〜H32は、記録ヘッド
制御部109からの駆動信号が印加されることによって
熱を発生する。
【0033】図6(A)に示すように、インク吐出が行
なわれる前は、記録ヘッド202の各インク路351−
nにおいて、毛管力等により吐出口202N近傍にメニ
スカスが形成されてインク路内にインクが満たされてい
る。ここで電気熱変換体Hnに上記駆動信号が印加され
ると、図6(B)に示すように、インク中に気泡の急激
な膨張を生じ、これにより、吐出口202Nから記録紙
に向けてインクが吐出される。その後、気泡は、収縮し
て図6(C)に示すように、元の状態に戻る。
【0034】以上のような吐出動作は、記録ヘッド制御
部109が、駆動データバッファ108から送られる前
述の駆動データ125に応じて行なわれるものであり、
この駆動データが“1”のとき、駆動信号が印加されて
吐出が行なわれる。
【0035】上述した構成において、記録ヘッドの不吐
出をチェックするための処理について以下に説明する。
【0036】図2において、例えば操作者が操作/表示
パネル112を介してテストパターンの記録を指令する
と、主制御部103は、これを受けてROM104から
テストパターン記録用の駆動データを読出して、駆動デ
ータバッファ108に展開する。これにより、上述した
記録動作が行われ、図7に示すテストパターンが記録さ
れる。このテストパターンにおいて、黒四角601〜6
32は、それぞれ、記録ヘッドの1つの吐出口からのイ
ンク吐出によって記録されたものである。例えば、黒四
角601は吐出口配列における1番目の吐出口によっ
て、黒四角602は2番目の吐出口によって、それぞれ
記録される。それぞれの黒四角は、記録ヘッド202の
主操作と記録紙201の所定量の紙送りを繰り返すこと
によって、主操作方向および紙送り方向それぞれに所定
量の長さを有して記録される。すなわち、テストパター
ン以外の通常の記録では、32個の吐出口を使用してこ
れらに対応する32ライン分の記録が一度になされる
が、本テストパターンの1つの黒四角は、1個の吐出口
を使用して1ラインずつ順次記録することによって形成
される。
【0037】記録紙201に上に記録されたこの黒四角
パターンは、図1に示した発光ダイオード207とフォ
トトランジスタ206とによって形成される光路中を通
過する。これにより、フォトトランジスタ206は記録
紙201の白の部分の反射光を受光したときは“1”レ
ベルの信号を出力し、光路中に黒四角の部分があるとき
は反射光をほとんど受光しないので、“0”レベルを出
力する。
【0038】従って、不吐出のない正常な記録ヘッドに
よって図7のテストパターンが記録された場合は、通常
の図8(a)に示されるようなフォトランジスタ206
からの出力信号が得られる。ところが、記録ヘッド20
2の吐出口の一部に不吐出が生じている場合、フォトト
ランジスタ206からの出力は、例えば図8(b)の如
きパターンとなる。この場合は、4番目の吐出口に不吐
出を生じていることを示している。
【0039】主制御部103は、フォトトランジスタ2
06からの出力信号130に基づいて不吐出検知処理を
行い不吐出を生じている吐出口がある場合は、その旨を
ホストコンピュータ(不図示)に知らせると共に、操作
/表示パネル112に表示する。また、これら処理と同
時に、吸引(図1および2においてこの動作のための装
置構成は省略されている)を行う。
【0040】以下、主制御部103による不吐出検知処
理について図9に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0041】フォトトランジスタ206からの信号13
0は、記録紙201の搬送に伴なって記録紙201上か
らの反射情報が順次出力されるものである。従って、不
吐出検知処理は、図8に示した信号130を、その出力
順に図の左側から経時的にチェックしていき、不吐出の
検知を行うものである。
【0042】最初に、ステップS101では、記録紙2
01の先端の白部分が上記光路中に搬送されてきて信号
130が“1”レベルであると判断されると、ステップ
S102で信号130が“1”レベルである時間を計測
する。この計測は、ステップS103で信号130が
“1”レベルであると判断されるまで継続する。この
間、“1”レベルである時間が、記録紙端から最初の黒
四角までに対応した時間t1 より長いとステップS11
4で判断された場合は、エラーとしてその旨の処理を行
う。
【0043】ステップS103で、信号130が“0”
レベルであると判断されると、ステップS104で、信
号130が“1”レベルであった時間が上記所定時間t
1 であるか否かを判断し、否定判断の場合はエラー処理
を行う。肯定判断の場合は、ステップS105で吐出口
の数に関するパラメータnを1とし、ステップS106
で、信号130が“0”レベルである時間を計測する。
この計測も同様に、ステップS107で信号130が
“1”レベルであると判断されるまで行う。また、この
間、信号130が“0”レベルである時間が所定時間t
2 以上であるとステップS115で判断された場合は、
エラー処理を行う。
【0044】ステップS107で信号130が“1”レ
ベルであると判断されると、ステップS108で、信号
130が“0”レベルであった時間が上記テストパター
ンの黒四角を検出している時間t2 であるか否かを判断
し、否定判断の場合はエラー処理を行う。肯定判断の場
合は、ステップS109で信号130が次の“1”レベ
ルである時間を計測する。この計測についても同様に、
ステップS111またはステップS117で、信号13
0が“0”レベルと判断されるまで継続される。
【0045】この計測の間、ステップS110におい
て、前述のパラメータnが32であるか否かが判断され
る。すなわち、記録ヘッドの最後の32番目の吐出口に
関する処理であるか否かが判断される。
【0046】最後の吐出口に関する処理でない場合は、
ステップS111へ進み、また、最後の吐出口に関する
処理である場合にはステップS117へ進み、それぞれ
信号130が“0”レベルか否かを判断する。これらの
ステップで“0”レベルであると判断されるまでの間、
ステップS116およびS119で、信号130が
“1”レベルであった時間が、それぞれ上記パターンに
おける黒四角と次の黒四角との間を検出している時間t
3 、または、最後の黒四角から記録紙201の終端まで
を検出している時間t4 より長いと判断された場合には
それぞれエラー処理を行う。
【0047】ステップS111で、信号130が“0”
レベルであると判断されると、ステップS112で
“1”レベルである時間が上記時間t3 であることを確
認した後、ステップS113でパラメータnの内容を1
インクメントし、ステップS106の処理に戻る。ステ
ップS117で、同様に“0”レベルであることを判断
すると、ステップS118で“1”レベルであった時間
が上記所定時間t3 であることを確認して本処理手順を
終了する。
【0048】図10は、フォトトランジスタ206から
の出力信号130の他の利用例を説明するための波形図
である。
【0049】図10(a)のように全く黒四角を検知し
ない場合や、同図(b)のように複数の吐出口が連続的
に不吐出を起こしていることを示している場合は、複数
の吐出口が同時に不吐出を生じる可能性は極めて低いこ
とから、インク切れとみなすことができる。従ってフォ
トトランジスタ206を、インク切れセンサとして利用
することもできる。
【0050】また、同図(c)のように図中矢印で示す
時点で記録紙の終端を示す信号が検出されない場合は、
この時点で記録紙がジャムを起こしたことを知ることが
できる。従って、フォトトランジスタ206を、ジャム
センサとしても利用できる。
【0051】また、電源オン時や所定の時間ごとに本テ
ストパターンによる不吐出チェックを行うようにすれ
ば、不吐出によるデータ抜けや画像品位低下の防止に有
効である。
【0052】図11は本実施例の変形例にかかるインク
ジェット記録装置の構成を示すブロック図である。
【0053】図11において、フォトトランジスタ20
6からの信号130は、波形整形回路181によってノ
イズ成分が除去された後、カウンタ183に入力する。
カウンタ183は、予め主制御部103によって0にク
リアされており、その後、信号130の立ち上がりをカ
ウントしてカウントアップして行く。定数発生器185
には、10進法で“33”がセットしてある。
【0054】図12に示すように、信号130が全ての
吐出口に不吐出が発生していないことを示す場合は、テ
ストパターンが全て通過したときにはカウンタ183は
“33”にカウントアップされる。これによりコンパレ
ータ184からの出力182は“1”レベルになる主制
御部103は、テストパターン通過時に信号182が
“1”レベルである場合に、記録ヘッドが正常であると
みなし、“0”レベルのままならば、いずれかの吐出口
に不吐出が生じたものとみなすことができる。
【0055】(実施例2)本実施例では不吐出を検知し
た場合、その不吐出となった吐出口以外の吐出口を用い
て記録を行うことについて説明する。
【0056】なお、本例では、実施例1に関して図1,
2等を参照して説明したインクジェット記録装置と同一
の装置を用いる。
【0057】図13は実施例2にかかる不吐出検出のた
めのテストパターンを示す模式図である。
【0058】図13に示すテストパターンにおいて横線
701〜732は、実施例1と同様、それぞれ記録ヘッ
ドの1個の吐出口からの吐出によって記録されたもので
ある。例えば701は、1番目の吐出口によって、横線
702は2番目の吐出口によって記録され、このような
図13に示すテストパターンにおいて横線の抜けがある
場合、その部分に対応する吐出口が不吐出となっている
ことを知ることができる。
【0059】例えば図14に示すテストパターンは第5
番目の吐出口に不吐出が生じていることを示している。
このような不吐出を検出し、これに応じて所定の吐出回
復処理等を行っても、不吐出が解消されない場合は、本
例を適用する。
【0060】まず、主制御部103に、どの吐出口が不
吐出であるかを知らせる。これは実施例1に示したフォ
トトランジスタを用いた検出に応じてホストコンピュー
タから指令しても良いし、操作/表示パネル112を介
して操作者がその旨を入力しても良い。いずれにしろ、
第5番目の吐出口に不吐出が生じていることを知った主
制御部103は、記録ヘッド202の第6〜第32番目
の吐出口の27個の吐出口を用いて記録を行う様に制御
処理を変更する。
【0061】すなわち、通常の記録では、図2に示した
ビットマップメモリ105に展開された記録データを図
4に示されるように32bit×32bit単位で読出
し、駆動データバッファ108へ送るが、27個の吐出
口を用いて記録を行う場合、図15に示すように、デー
タバッファ108の32桁×27行単位でデータを送る
ように変更する。但し、使用しない5個の吐出口に対応
したデータ、すなわち各桁の最初の5bit分を“0”
データとして最初に送る。
【0062】実施例1で示したように、不吐出を生じて
いないとき駆動データバッファ108に対して図16
(A)のように行毎に順次32行の書込みがなされ、読
出される時は図16(B)のように記録ヘッドの吐出口
配列に対応して桁毎に順次32桁まで読出されて記録ヘ
ッド制御部109に送られる。これに対して、不吐出を
生じているときは、例えば本例のように第5番目の吐出
口が不吐出である場合、第1〜第5番目の吐出口を不使
用として第6〜第32番目の吐出口を使用して記録す
る。このため、駆動データバッファ108に対して図1
7(A)のように、まず最初の5行を全て“0”とし、
次に記録データに応じて27行をそれぞれ行毎に順次書
込み、また、図17(B)のように、27bitからな
る各桁を順次読出す。
【0063】以上の構成に応じ、通常、紙送りは記録ヘ
ッドの1操作毎に吐出口数分すなわち32ドット分行う
ところ、本例の場合は、27ドット分の紙送りを行う。
また、記録紙における記録開始位置も、紙送り方向と逆
方向に5ドット分ずらす。
【0064】以上のようにすれば、記録ヘッドの不吐出
が回復した場合にもこの記録ヘッドを用いて記録を行う
ことができる。
【0065】なお上実施例においては、第6番目以降の
27個の吐出口を使用するようにしたが、例えば、第3
0番目の吐出口が不吐出となったときは、第1〜第29
番目の吐出口を用いて記録するようにすれば良い。この
ときは、駆動データバッファへのデータの書込みは、先
ず32×39bit行ない、その後、32×3bit分
の“0”データを送るようにする。また、1操作毎の紙
送りを29ドット分にする。
【0066】図18は、実施例2の変形例にかかるイン
クジェット記録装置のブロック図である。
【0067】本例において、例えば、上記実施例2のよ
うに第6〜第32番目の吐出口を用いて記録を行う場
合、まず、駆動データは32×32bit単位で駆動デ
ータバッファ108に書きこまれる。すなわち、駆動デ
ータバッファに対する書きこみと読出し時のデータの配
列は、図16に示す通常の場合と同様である。
【0068】その後、駆動データバッファ108から読
み出された駆動データは、シフタ191により、読み出
し制御部111からのシフトクロック信号192を5回
受けて全体がシフトする。これにより、データ構成は、
例えば図17(A)のようになる。
【0069】マスク用レジスタ193は、32bitの
構成を有し、第1〜第5番目の吐出口に対応したデータ
をマスクするため、16進数表記で“07FFFFF
F”のデータが入っている。ANDゲート194は、こ
のレジスタのデータと第1〜第5番目の吐出口に対応し
たデータとのAND演算を行い、これにより上記第1〜
第5番目の吐出口に対応した駆動データは全て“0”に
なる。
【0070】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0071】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0072】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0073】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0074】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0075】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0076】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0077】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0078】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以上の構成によれば、テストパターンから、
記録ヘッドに不吐出が生じている場合の特定の情報を読
取ることができ、これにより、不吐出の検出が可能とな
る。
【0080】また、記録ヘッドの吐出口の一部に不吐出
が生じている場合でも、正常な他の吐出口に、その駆動
データを対応させることができ、これにより、不吐出が
生じた記録ヘッドによっても記録を行うことが可能とな
る。
【0081】この結果、記録装置としての信頼性を向上
させることができるとともに、装置の維持コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置の制御構
成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した駆動データバッファの詳細を示す
ブロック図である。
【図4】上記駆動データバッファへのデータ書込みを説
明するための模式図である。
【図5】(A)および(B)は、本発明の一実施例にか
かるインクジェット記録ヘッドの構成を示すそれぞれ概
略正面図および概略断面図である。
【図6】(A),(B)および(C)は、上記インクジ
ェット記録ヘッドの吐出原理を説明するための概略断面
図である。
【図7】本発明の実施例1にかかる不吐出検出のための
テストパターンを示す模式図である。
【図8】上記テストパターンの検出信号を示す波形図で
ある。
【図9】上記テストパターンを用いた不吐出検出処理を
示すフローチャートである。
【図10】上記テストパターンの検出信号の他の利用例
を説明するための波形図である。
【図11】実施例1の変形例にかかるインクジェット記
録装置の制御構成を示すブロック図である。
【図12】上記変形例にかかるテストパターン検出信号
を示す波形図である。
【図13】本発明の実施例2にかかるテストパターンを
示す模式図である。
【図14】記録ヘッドに不吐出が生じている場合の上記
テストパターンを示す模式図である。
【図15】実施例2にかかる駆動データバッファへの駆
動データの書込みを説明するための模式図である。
【図16】(A)および(B)は、実施例2に関し、記
録ヘッドに不吐出が生じていないときの駆動データバッ
ファに対する駆動データの書込みおよび読み出しを説明
するための模式図である。
【図17】(A)および(B)は、実施例2に関し、記
録ヘッドに不吐出を生じているときの駆動データの書込
みおよび読み出しを説明するための模式図である。
【図18】実施例2の変形例に係るインクジェット記録
装置の制御構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 入力制御部 102 入力バッファ 103 主制御部 104 ROM 105 ビットマップメモリ 106 CPU 107 文字パターン発生部 108 駆動データバッファ 109 記録ヘッド制御部 110 記録部 111 読出し制御部 112 操作/表示パネル 181 波形成形回路 183 カウンタ 184 コンパレータ 185 定数発生器 191 シフタ 193 レジスタ 194 ANDゲート 201 記録紙 202 記録ヘッド 202N 吐出口 203 モータ 204 センサ 205 モータ 206 フォトトランジスタ 207 発光ダイオード 351−n インク路 Hn 電気熱変換体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体に対してインクを吐出し記録
    を行うためのインクジェット記録装置において、 インクを吐出するための記録ヘッドと、 該記録ヘッドによって被記録媒体にテストパターンを記
    録させるためのテストパターン記録手段と、 被記録媒体上の前記テストパターンから当該記録ヘッド
    のインク不吐出を検知するための不吐出検知手段と、を
    具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 被記録媒体に対してインクを吐出し記録
    を行うためのインクジェット記録装置において、 複数の吐出口を有し、該複数の吐出口からインクを吐出
    するための記録ヘッドと、 該記録ヘッドにおける前記複数の吐出口の各々に対応し
    て、当該吐出口からインクを吐出するための駆動データ
    を供給する駆動データ供給手段と、 該駆動データ供給手段から供給される駆動データに基づ
    き、前記複数の吐出口の各々からインク吐出を行わせる
    ヘッド駆動手段と、 前記複数の吐出口の一部にインク不吐出を生じていると
    き、前記駆動データ供給手段による駆動データの供給を
    当該不吐出を生じている吐出口以外の吐出口に応じて変
    更するデータ供給制御手段と、を具えたことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴なって
    インクを吐出することを特徴とする請求項1または2記
    載のインクジェット記録装置。
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