JPH07323975A - エレベータのリニューアル方法 - Google Patents
エレベータのリニューアル方法Info
- Publication number
- JPH07323975A JPH07323975A JP12030094A JP12030094A JPH07323975A JP H07323975 A JPH07323975 A JP H07323975A JP 12030094 A JP12030094 A JP 12030094A JP 12030094 A JP12030094 A JP 12030094A JP H07323975 A JPH07323975 A JP H07323975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- renewal
- elevator
- control operation
- control panel
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニューアル作業を容易にしたエレベータの
リニューアル方法を提供する。 【構成】 リニューアル後のエレベータ制御盤１内に管
制運転用指令信号によって閉じる接点４と直列に管制運
転用インターフェイスリレー５を設け、この管制運転用
インターフェイスリレー５の常開接点５ａを介して、リ
ニューアル前のエレベータ制御盤２の管制運転用リレー
６を付勢するように接続線８で両エレベータ制御盤１，
２間を接続し、リニューアル前のエレベータ制御盤２の
撤去の際に接続線８を切断するようにした。
リニューアル方法を提供する。 【構成】 リニューアル後のエレベータ制御盤１内に管
制運転用指令信号によって閉じる接点４と直列に管制運
転用インターフェイスリレー５を設け、この管制運転用
インターフェイスリレー５の常開接点５ａを介して、リ
ニューアル前のエレベータ制御盤２の管制運転用リレー
６を付勢するように接続線８で両エレベータ制御盤１，
２間を接続し、リニューアル前のエレベータ制御盤２の
撤去の際に接続線８を切断するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は管制運転を行なうよう多
台数並設したエレベータのリニューアル方法に関する。
台数並設したエレベータのリニューアル方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、多台数並設された群管理エレベー
タのリニューアルを行なう場合、１台あるいは複数台毎
に順次行なっていくため、その工事期間中において、リ
ニューアル前のエレベータ群とリニューアル後のエレベ
ータ群が同時に設置された状態が発生する。しかし、エ
レベータ用監視盤から発令される管制運転指令信号は１
グループの群管理エレベータ当たり１信号である。この
ため、リニューアル後のエレベータ群も管制運転させる
には、リニューアル前のエレベーター群よりリニューア
ル後のエレベータ群へ管制運転指令信号を支給する必要
があった。
タのリニューアルを行なう場合、１台あるいは複数台毎
に順次行なっていくため、その工事期間中において、リ
ニューアル前のエレベータ群とリニューアル後のエレベ
ータ群が同時に設置された状態が発生する。しかし、エ
レベータ用監視盤から発令される管制運転指令信号は１
グループの群管理エレベータ当たり１信号である。この
ため、リニューアル後のエレベータ群も管制運転させる
には、リニューアル前のエレベーター群よりリニューア
ル後のエレベータ群へ管制運転指令信号を支給する必要
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のエ
レベータのリニューアル方法は、上述の如くリニューア
ル前のエレベータ群からリニューアル後のエレベータ群
に管制運転指令信号を支給するために、リニューアル前
のエレベータの制御盤の回路変更を行なわなければなら
なかった。またリニューアル最終工事で、古い制御盤は
すべて撤去されてしまうために、今度はリニューアル後
の新しい制御盤で管制運転指令信号を受けるように回路
構成を変更する必要があった。このときの古い制御盤内
の回路変更は作業性が悪く、また古い制御盤を撤去する
際、新しい制御盤に接続変更しなければならない管制運
転用信号線を誤って切断し、必要な線が不明となってし
まう危険もあった。
レベータのリニューアル方法は、上述の如くリニューア
ル前のエレベータ群からリニューアル後のエレベータ群
に管制運転指令信号を支給するために、リニューアル前
のエレベータの制御盤の回路変更を行なわなければなら
なかった。またリニューアル最終工事で、古い制御盤は
すべて撤去されてしまうために、今度はリニューアル後
の新しい制御盤で管制運転指令信号を受けるように回路
構成を変更する必要があった。このときの古い制御盤内
の回路変更は作業性が悪く、また古い制御盤を撤去する
際、新しい制御盤に接続変更しなければならない管制運
転用信号線を誤って切断し、必要な線が不明となってし
まう危険もあった。
【０００４】本発明の目的とするところは、リニューア
ル作業を容易にしたエレベータのリニューアル方法を提
供するにある。
ル作業を容易にしたエレベータのリニューアル方法を提
供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エレベータ用監視盤から発する管制運転指
令信号により、エレベータ制御盤を介して管制運転を行
なうように多台数並設したエレベータのリニューアル方
法において、上記管制運転指令信号により作動して上記
リニューアル後のエレベータ群の管制運転を行なう管制
運転用回路を有するリニューアル後のエレベータ制御盤
を設け、上記リニューアル後のエレベータ制御盤とリニ
ューアル前のエレベータ制御盤を接続し、上記管制運転
用回路を介して上記リニューアル前のエレベータ制御盤
内の管制運転用回路を作動するようにして上記リニュー
アル前のエレベータ群の管制運転を行ない、リニューア
ル期間中に、リニューアル前のエレベータ群と、リニュ
ーアル後のエレベータ群を同時に就役させるようにした
ことを特徴とする。
するために、エレベータ用監視盤から発する管制運転指
令信号により、エレベータ制御盤を介して管制運転を行
なうように多台数並設したエレベータのリニューアル方
法において、上記管制運転指令信号により作動して上記
リニューアル後のエレベータ群の管制運転を行なう管制
運転用回路を有するリニューアル後のエレベータ制御盤
を設け、上記リニューアル後のエレベータ制御盤とリニ
ューアル前のエレベータ制御盤を接続し、上記管制運転
用回路を介して上記リニューアル前のエレベータ制御盤
内の管制運転用回路を作動するようにして上記リニュー
アル前のエレベータ群の管制運転を行ない、リニューア
ル期間中に、リニューアル前のエレベータ群と、リニュ
ーアル後のエレベータ群を同時に就役させるようにした
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明によるエレベータのリニューアル方法
は、上述の如くリニューアル後のエレベータ群のエレベ
ータ制御盤内にエレベータ用監視盤からの管制運転指令
信号により作動する管制運転用回路を設けているため、
先ずリニューアル後のエレベータ制御盤に管制運転開始
信号を入力し、その後、リニューアル後のエレベータ制
御盤の管制運転用回路を介して、リニューアル前のエレ
ベータ制御盤へ管制運転指令信号を支給することがで
き、リニューアル前の古いエレベータ制御盤を撤去する
ためにリニューアル後のエレベータ制御盤との接続を解
いても、エレベータ用監視盤とリニューアル後のエレベ
ータ制御盤との接続は保持され、リニューアル後のエレ
ベータ群の管制運転に影響を与えることがなく、リニュ
ーアル作業を容易にすることができる。
は、上述の如くリニューアル後のエレベータ群のエレベ
ータ制御盤内にエレベータ用監視盤からの管制運転指令
信号により作動する管制運転用回路を設けているため、
先ずリニューアル後のエレベータ制御盤に管制運転開始
信号を入力し、その後、リニューアル後のエレベータ制
御盤の管制運転用回路を介して、リニューアル前のエレ
ベータ制御盤へ管制運転指令信号を支給することがで
き、リニューアル前の古いエレベータ制御盤を撤去する
ためにリニューアル後のエレベータ制御盤との接続を解
いても、エレベータ用監視盤とリニューアル後のエレベ
ータ制御盤との接続は保持され、リニューアル後のエレ
ベータ群の管制運転に影響を与えることがなく、リニュ
ーアル作業を容易にすることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図１は本発明の一実施例によるエレベータのリニュ
ーアル方法を採用した作業中のエレベータの要部配線図
である。エレベータ用監視盤３内には管制運転指令信号
を発生する接点４があり、この管制運転指令信号はリニ
ューアル後の制御盤１に取り込まれている。つまり、直
流電源ラインＰ，Ｎ間にリニューアル後のエレベータ群
を管制運転する管制運転用インターフェイスリレー５が
接続され、この管制運転用インターフェイスリレー５と
直列に接点４が接続されている。リニューアル後の制御
盤１内には、直流電源ラインＰと接続した管制運転用イ
ンターフェイスリレー５の常開接点５ａがあり、接続線
８を介してリニューアル前の制御盤２内の管制運転用リ
レー６を介して直流電源ラインＮに接続されている。
る。図１は本発明の一実施例によるエレベータのリニュ
ーアル方法を採用した作業中のエレベータの要部配線図
である。エレベータ用監視盤３内には管制運転指令信号
を発生する接点４があり、この管制運転指令信号はリニ
ューアル後の制御盤１に取り込まれている。つまり、直
流電源ラインＰ，Ｎ間にリニューアル後のエレベータ群
を管制運転する管制運転用インターフェイスリレー５が
接続され、この管制運転用インターフェイスリレー５と
直列に接点４が接続されている。リニューアル後の制御
盤１内には、直流電源ラインＰと接続した管制運転用イ
ンターフェイスリレー５の常開接点５ａがあり、接続線
８を介してリニューアル前の制御盤２内の管制運転用リ
レー６を介して直流電源ラインＮに接続されている。
【０００８】リニューアル中のエレベータにおいては、
リニューアル後の制御盤１によって制御されるエレベー
タ群と、リニューアル前の制御盤２によって制御される
エレベータ群とが、併設された状態が生じる。この場
合、リニューアル前とリニューアル後の両方のエレベー
タを稼働させて管制運転しなければならない。
リニューアル後の制御盤１によって制御されるエレベー
タ群と、リニューアル前の制御盤２によって制御される
エレベータ群とが、併設された状態が生じる。この場
合、リニューアル前とリニューアル後の両方のエレベー
タを稼働させて管制運転しなければならない。
【０００９】リニューアル前とリニューアル後の両方の
エレベータが併設されていても、上述のような回路構成
にすることによって一つの管制運転指令信号で管制運転
を行なうことができる。つまり、今、エレベータ用監視
盤３の管制運転用指令信号を発生する接点４が閉成した
とすると、この管制運転指令信号によって管制運転用イ
ンターフェイス回路５が直流電源ラインＰ，Ｎ間に接続
され、直流電源ラインＰ……接点４……管制運転用イン
ターフェイス回路５……直流電源ラインＮの回路にて管
制運転用インターフェイスリレー５が付勢される。これ
によって管制運転開始信号が与えられてリニューアル後
のエレベータは管制運転に入る。また管制運転用インタ
ーフェイスリレー５が付勢すると、その常開接点５ａが
オンし、この管制運転開始信号は接続線８によりリニュ
ーアル前の制御盤２内に取り込まれ、これによってリニ
ューアル前の制御盤２内は、直流電源ラインＰ……接点
５ａ……管制運転用リレー６……直流電源ラインＮの回
路が形成されて管制運転用リレー６が付勢し、管制運転
開始信号が与えられてリニューアル前のエレベータが管
制運転に入る。
エレベータが併設されていても、上述のような回路構成
にすることによって一つの管制運転指令信号で管制運転
を行なうことができる。つまり、今、エレベータ用監視
盤３の管制運転用指令信号を発生する接点４が閉成した
とすると、この管制運転指令信号によって管制運転用イ
ンターフェイス回路５が直流電源ラインＰ，Ｎ間に接続
され、直流電源ラインＰ……接点４……管制運転用イン
ターフェイス回路５……直流電源ラインＮの回路にて管
制運転用インターフェイスリレー５が付勢される。これ
によって管制運転開始信号が与えられてリニューアル後
のエレベータは管制運転に入る。また管制運転用インタ
ーフェイスリレー５が付勢すると、その常開接点５ａが
オンし、この管制運転開始信号は接続線８によりリニュ
ーアル前の制御盤２内に取り込まれ、これによってリニ
ューアル前の制御盤２内は、直流電源ラインＰ……接点
５ａ……管制運転用リレー６……直流電源ラインＮの回
路が形成されて管制運転用リレー６が付勢し、管制運転
開始信号が与えられてリニューアル前のエレベータが管
制運転に入る。
【００１０】このようにエレベータ用監視盤３からの１
つの管制運転指令信号で、リニューアル前のエレベータ
およびリニューアル後のエレベータを管制運転させるこ
とができる。その後、リニューアル作業が進行して全て
のリニューアル前のエレベータがリニューアル後のエレ
ベータに交換されると、リニューアル前の制御盤２を撤
去することになるが、このとき、接続線８を外すだけで
良く、リニューアル後の制御盤１に特別な変更を加える
必要がない。
つの管制運転指令信号で、リニューアル前のエレベータ
およびリニューアル後のエレベータを管制運転させるこ
とができる。その後、リニューアル作業が進行して全て
のリニューアル前のエレベータがリニューアル後のエレ
ベータに交換されると、リニューアル前の制御盤２を撤
去することになるが、このとき、接続線８を外すだけで
良く、リニューアル後の制御盤１に特別な変更を加える
必要がない。
【００１１】尚、上述の実施例ではリニューアル後のエ
レベータ制御盤１内に管制運転用インターフェイスリレ
ー５を設け、この管制運転用インターフェイスリレー５
を介してリニューアル前のエレベータ制御盤２内の管制
運転用リレー６を付勢するようにしたが、リニューアル
後のエレベータ群に管制運転開始信号を先ず与えると共
に、リニューアル前のエレベータ制御盤２内の管制運転
用リレー６を付勢するようにした管制運転用回路を有し
ていれば、他の回路構成であっても良い。
レベータ制御盤１内に管制運転用インターフェイスリレ
ー５を設け、この管制運転用インターフェイスリレー５
を介してリニューアル前のエレベータ制御盤２内の管制
運転用リレー６を付勢するようにしたが、リニューアル
後のエレベータ群に管制運転開始信号を先ず与えると共
に、リニューアル前のエレベータ制御盤２内の管制運転
用リレー６を付勢するようにした管制運転用回路を有し
ていれば、他の回路構成であっても良い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるエレベ
ータのリニューアル方法は、リニューアル後のエレベー
タ制御盤内に設けた管制運転用回路にまず管制運転指令
信号を入力し、次いで、この管制運転用回路を介してリ
ニューアル前のエレベータ制御盤へ管制運転指令信号を
支給するように両エレベータ制御盤間を接続したため、
リニューアル前のエレベータ制御盤を撤去するために、
リニューアル後のエレベータ制御盤との接続を行なって
いる接続線を切断しても、リニューアル後のエレベータ
制御盤の管制運転に影響を与えることがなく、リニュー
アル作業を容易にすることができる。
ータのリニューアル方法は、リニューアル後のエレベー
タ制御盤内に設けた管制運転用回路にまず管制運転指令
信号を入力し、次いで、この管制運転用回路を介してリ
ニューアル前のエレベータ制御盤へ管制運転指令信号を
支給するように両エレベータ制御盤間を接続したため、
リニューアル前のエレベータ制御盤を撤去するために、
リニューアル後のエレベータ制御盤との接続を行なって
いる接続線を切断しても、リニューアル後のエレベータ
制御盤の管制運転に影響を与えることがなく、リニュー
アル作業を容易にすることができる。
【図１】本発明の一実施例によるエレベータのリニュー
アル方法を採用した作業中のエレベータの要部配線図で
ある。
アル方法を採用した作業中のエレベータの要部配線図で
ある。
１ リニューアル後のエレベータ制御盤 ２ リニューアル前のエレベータ制御盤 ３ エレベータ用監視盤 ４ 管制運転指令信号 ５ 管制運転用インターフェイスリレー ５ａ 常開接点 ６ 管制運転用リレー ８ 接続線 Ｐ，Ｎ 直流電源ライン
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータ用監視盤から発する管制運転
指令信号により、エレベータ制御盤を介して管制運転を
行なうように多台数並設したエレベータのリニューアル
方法において、上記管制運転指令信号により作動して上
記リニューアル後のエレベータ群の管制運転を行なう管
制運転用回路を有するリニューアル後のエレベータ制御
盤を設け、上記リニューアル後のエレベータ制御盤とリ
ニューアル前のエレベータ制御盤を接続し、上記管制運
転用回路を介して上記リニューアル前のエレベータ制御
盤内の管制運転用回路を作動するようにして上記リニュ
ーアル前のエレベータ群の管制運転を行ない、リニュー
アル期間中に、リニューアル前のエレベータ群と、リニ
ューアル後のエレベータ群を同時に就役させるようにし
たことを特徴とするエレベータのリニューアル方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12030094A JPH07323975A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | エレベータのリニューアル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12030094A JPH07323975A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | エレベータのリニューアル方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07323975A true JPH07323975A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14782831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12030094A Pending JPH07323975A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | エレベータのリニューアル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07323975A (ja) |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP12030094A patent/JPH07323975A/ja active Pending
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