JPH07323651A - サーマル転写プリンタ - Google Patents

サーマル転写プリンタ

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JPH07323651A
JPH07323651A JP12087894A JP12087894A JPH07323651A JP H07323651 A JPH07323651 A JP H07323651A JP 12087894 A JP12087894 A JP 12087894A JP 12087894 A JP12087894 A JP 12087894A JP H07323651 A JPH07323651 A JP H07323651A
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JP
Japan
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winding diameter
ribbon
transport mechanism
ink ribbon
winding
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Application number
JP12087894A
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English (en)
Inventor
Shuji Koyama
周治 小山
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンのインクをサーマルヘッドで印
刷用紙に転写して画像印刷を実行するサーマル転写プリ
ンタにおいて、インクリボンの巻径変化による搬送開始
時のトルク変動で印刷品質が低下することを防止する。 【構成】 リボン搬送機構22に連結したロータリーエ
ンコーダ34の測定結果に従ってインクリボンの巻径を
検出する巻径検出手段を設け、このインクリボンの巻径
を記憶する巻径記憶手段をRAM27等で設け、リボン
搬送機構22の駆動開始を開始検出手段が検出すると巻
径記憶手段に記憶された巻径に従ってリボン搬送機構2
2の起動電力を調節する巻取調整手段を設け、順次変化
するインクリボンの巻径に対応してリボン搬送機構22
の巻取動作の開始時の巻取トルクを一定に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンのインク
をサーマルヘッドで印刷用紙に転写して画像印刷を実行
するサーマル転写プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にラベルプリンタなどのサーマル
転写プリンタは、プラテンに対向する発熱素子を主走査
方向に連設したサーマルヘッドを具備しており、予め巻
回されたインクリボンをサーマルヘッドの発熱素子とプ
ラテンとの間隙に挿通して順次巻き取るリボン搬送機構
が、巻取ローラや駆動モータで形成されている。さら
に、発熱素子にインクリボンを介して接する印刷用紙を
副走査方向に順次搬送する用紙搬送機構が、プラテンロ
ーラや駆動モータで形成されており、リボン搬送機構や
用紙搬送機構に起動電力や定常電力からなる駆動電力を
供給する電力供給手段が、商用電源に接続される電源回
路などで形成されている。
【0003】そして、上述のようなサーマル転写プリン
タは、用紙搬送機構による印刷用紙の搬送とリボン搬送
機構によるインクリボンの搬送とに同期してサーマルヘ
ッドの発熱素子を選択的に駆動することで、インクリボ
ンのインクを印刷用紙に選択的に転写してドットマトリ
クスの画像を印刷するようになっている。なお、このよ
うなサーマル転写プリンタでは、インクリボンや印刷用
紙を一定速度で搬送するようになっているが、駆動開始
時には停止状態のインクリボンや印刷用紙を規定速度ま
で迅速に加速する必要がある。そこで、このようなサー
マル転写プリンタの電力供給手段がリボン搬送機構など
に供給する駆動電力は、通常動作の定常電力より駆動開
始の起動電力が高く設定されている。
【0004】なお、このようなサーマル転写プリンタで
は、画像印刷を実行することなく印刷用紙を搬送する場
合にインクリボンも搬送することは好ましくないので、
このような場合にはサーマルヘッドをプラテンから離反
させてインクリボンを搬送することなく印刷用紙のみを
搬送するリボンセーブ機能を具備したサーマル転写プリ
ンタもある。そこで、このようなリボンセーブを実行し
た場合にもリボン搬送機構は駆動が一時中断され、この
駆動の再開時には電力供給手段から起動電力が供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなサーマル
転写プリンタでは、リボン搬送機構で順次搬送するイン
クリボンのインクを用紙搬送機構が順次搬送する印刷用
紙にサーマルヘッドの発熱素子で転写することで画像印
刷を実行するようになっている。
【0006】そして、上述のようなリボン搬送機構は、
駆動モータが発生する駆動トルクは印字動作の開始時に
は常時一定であるので、インクリボンの搬送トルクが設
計値から変動し、これが印刷品質を阻害することがあ
る。
【0007】なお、一般的にはリボン搬送機構の駆動ト
ルクは、巻き取ったインクリボンの巻径が増大しても不
足しないように設定されているので、インクリボンの巻
径が小さい初期状態ほど印刷品質の低下が顕著である。
【0008】
【課題を解決するための手段】プラテンに対向する発熱
素子を主走査方向に連設したサーマルヘッドを設け、予
め巻回されたインクリボンを前記サーマルヘッドの発熱
素子と前記プラテンとの間隙に挿通して順次巻き取るリ
ボン搬送機構を設け、前記サーマルヘッドの発熱素子に
前記インクリボンを介して接する印刷用紙を副走査方向
に順次搬送する用紙搬送機構を設け、前記リボン搬送機
構に起動電力と定常電力とを供給する電力供給手段を設
けたサーマル転写プリンタにおいて、前記リボン搬送機
構の回転部にロータリーエンコーダを連結し、このロー
タリーエンコーダの測定結果に従って前記リボン搬送機
構が巻き取った前記インクリボンの巻径を検出する巻径
検出手段を設け、この巻径検出手段が検出したインクリ
ボンの巻径を記憶する巻径記憶手段を設け、前記リボン
搬送機構の駆動開始を検出する開始検出手段を設け、こ
の開始検出手段が駆動開始を検出すると前記巻径記憶手
段に記憶された巻径に従って前記リボン搬送機構に前記
電力供給手段が供給する起動電力を調節する巻取調整手
段を設けた。
【0009】
【作用】リボン搬送機構の回転部に連結したロータリー
エンコーダの測定結果に従ってインクリボンの巻径を巻
径検出手段が検出して、このインクリボンの巻径を巻径
記憶手段が記憶するので、リボン搬送機構の駆動開始を
開始検出手段が検出すると巻径記憶手段に記憶された巻
径に従ってリボン搬送機構に電力供給手段が供給する起
動電力を巻取調整手段が調節することにより、順次変化
するインクリボンの巻径に対応してリボン搬送機構の巻
取動作の開始時の巻取トルクを一定に補正する。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。なお、本実施例で云う前後や上下などの方向
は、説明を簡略化するために便宜的に定義するものであ
り、これは実際の装置の設置や使用の方向を限定するも
のではない。
【0011】まず、本実施例で例示するサーマル転写プ
リンタであるラベルプリンタ1は、機構的には図2に例
示するように、連続紙からなる台紙2の表面に多数のラ
ベル3を剥離自在に一定間隔で貼付したラベルシート4
が、用紙搬送機構であるシート搬送機構5にセットされ
るようになっており、このシート搬送機構5は、ここで
は供給ローラ6やシートガイド7,8やガイドローラ9
やピンチローラ10やプラテンローラ11等で構成され
ている。
【0012】さらに、このラベルプリンタ1では、前記
ラベルシート4の前記台紙2を急角度に曲折して前記ラ
ベル3を剥離させるラベル剥離部材12が前記プラテン
ローラ11の前方に設けられている。また、前記ラベル
剥離部材12より下方の後方には前記ラベルシート4の
前記ラベル3が剥離した前記台紙2を巻き取る台紙巻取
機構13が設けられており、この台紙巻取機構13は、
ここでは台紙ガイド14,15や巻取ローラ16等で構
成されている。
【0013】さらに、このラベルプリンタ1では、前記
プラテンローラ11にサーマルヘッド17がヘッド押圧
解除機構(図示せず)により接離自在に圧接されてお
り、このサーマルヘッド17と前記プラテンローラ11
との間隙を前記ラベルシート4が通過するようになって
いる。ヘッド押圧解除機構は、板バネ等により前記プラ
テンローラ11に付勢された前記サーマルヘッド17
を、この付勢力に抗して前記プラテンから離反させる機
構で、前記サーマルヘッド17の一端を回動軸として他
端を前記プラテンローラ11に押圧すると共に、この他
端に連結したソレノイド(図示せず)により前記サーマ
ルヘッド17を上方に引き上げるようになっている。
【0014】このラベルプリンタ1では、供給ローラ1
8や巻取ローラ19やガイドフレーム20等により、ロ
ール状に巻回されたインクリボン21を順次搬送するリ
ボン搬送機構22が構成されており、このリボン搬送機
構22で搬送される前記インクリボン21は、前記供給
ローラ18から供給されて前記ラベルシート4に重複し
た状態で前記サーマルヘッド17と前記プラテンローラ
11との間隙を通過して前記巻取ローラ19で巻き取ら
れるようになっている。
【0015】前記サーマルヘッド17の後方には、前記
インクリボン21を検知する透過型のフォトセンサ23
が配置されており、前記サーマルヘッド17の後方で前
記フィードローラ9の前方には前記ラベルシート4を検
知する透過型と反射型とを一体に組み合わせたフォトセ
ンサ24が並設されている。
【0016】ここで、このラベルプリンタ1は、回路的
には図1に例示するように、各種のデータ処理を実行す
るCPU(Central Processing Unit)25に、制御プロ
グラム等の各種データを固定的に予め記憶したROM(R
ead Only Memory)26、印刷データ等の各種データを更
新自在に一時記憶するRAM(Random Access Memory)2
7、ホストコンピュータ(図示せず)から印刷データ等
の各種データを受信するI/F(Interface)28、クロ
ックパルスを常時出力する基準クロック29、前記サー
マルヘッド17、前記フォトセンサ23,24、前記シ
ート搬送機構5の供給ローラ6やプラテンローラ11を
回転駆動するパルスモータ30、前記台紙巻取機構13
の巻取ローラ16を回転駆動するパルスモータ31、こ
のパルスモータ31の回転部である回転軸に直結された
ロータリーエンコーダ(図示せず)のフォトセンサ3
2、前記リボン搬送機構22の巻取ローラ19を回転駆
動するDC(Direct Current)モータ33、このDCモー
タ33の回転部である回転軸に直結されたロータリーエ
ンコーダ(図示せず)のフォトセンサ34、前記リボン
搬送機構22の供給ローラ18を回転駆動するDCモー
タ35等を、システムバス36で接続した構造となって
いる。
【0017】さらに、このラベルプリンタ1では、前記
サーマルヘッド17や前記シート搬送機構5のパルスモ
ータ30や前記台紙巻取機構13のパルスモータ31や
前記リボン搬送機構22のDCモータ33,35などに
駆動電力を供給する電力供給手段が、商用電源(図示せ
ず)に接続される電源回路(図示せず)として設けられ
ている。
【0018】このラベルプリンタ1は、前記ROM26
や前記RAM27の記憶データなどに従って前記CPU
25が各種のデータ処理を実行して前記ラベル3に画像
を印字する。また、前記リボン搬送機構22のフォトセ
ンサ34の測定結果に従って前記インクリボン21の巻
径を検出する巻径検出手段が設けられており、この巻径
検出手段が検出した前記インクリボン21の巻径を記憶
する巻径記憶手段が前記RAM27の所定エリアに設定
されている。そして、前記リボン搬送機構22の駆動開
始を検出する開始検出手段が設けられており、この開始
検出手段が駆動開始を検出すると前記RAM27に記憶
された巻径に従って前記リボン搬送機構22のDCモー
タ33に前記電源回路が供給する起動電力を調節する巻
取調整手段が設けられている。
【0019】より詳細には、このラベルプリンタ1で
は、通常の印刷動作における前記フォトセンサ34の測
定結果に従って前記インクリボン21の巻径を算定する
演算式が前記RAM27に予め設定されており、このR
AM27の演算式に従って前記CPU25が前記インク
リボン21の巻径を算定するようになっている。そし
て、このインクリボン21の巻径と通常の印刷動作にお
ける前記DCモータ33の起動電力である起動電圧との
関係を規定したテーブルが、前記RAM27に予め設定
されており、このRAM27のテーブルに従って前記C
PU25が前記DCモータ33に供給する起動電圧を調
節するようになっている。
【0020】なお、このラベルプリンタ1はリボンセー
ブ機能を具備しているので、前記ヘッド押圧解除機構で
前記サーマルヘッド17を前記プラテンローラ11から
離反させて前記DCモータ33,35の回転駆動を停止
させ、前記リボン搬送機構22で前記インクリボン21
を搬送することなく前記シート搬送機構5で前記ラベル
シート4のみを搬送するようになっている。
【0021】このような構成において、このラベルプリ
ンタ1は、シート搬送機構5のプラテンローラ11によ
るラベルシート4の搬送と、リボン搬送機構22による
インクリボン21の搬送とに同期して、サーマルヘッド
17の発熱素子(図示せず)が印字データに従って選択
的に発熱駆動され、インクリボン21のインクがラベル
3に選択的に転写されるので、このラベル3にインクで
ドットマトリクスの画像が印刷される。
【0022】そして、このラベルプリンタ1は、サーマ
ルヘッド17の位置を通過したラベルシート4をラベル
剥離部材12で急角度に曲折して台紙2からラベル3を
剥離させ、このラベル3の前半部を外部に突出させた状
態で停止するようになっている。そこで、このラベル3
を利用者が取り出すと、このラベル3が取り出されたこ
とを専用のフォトセンサ(図示せず)で検知して上述の
ような各種動作を再開する。さらに、このようにしてラ
ベル3が剥離した台紙2を台紙巻取機構13で順次巻き
取るので、不要な台紙を装置外部に排出して周囲を乱雑
にすることがない。
【0023】ここで、このラベルプリンタ1では、上述
のようにしてリボン搬送機構22が巻取ローラ16が巻
き取るインクリボン21の巻径が変化すると、この巻径
を検知してRAM27に格納しておき、次回のリボン搬
送機構22の巻取動作の開始時にDCモータ33,35
の駆動トルクを調節するようになっている。
【0024】より詳細には、インクリボン21は巻径が
変化すると、印刷動作の実行時に定常電圧で駆動するD
Cモータ33,35の回転速度はインクリボン21の巻
径に従って変動する。そこで、このDCモータ33,3
5の回転速度をフォトセンサ34で測定し、この測定結
果に従ってCPU25がインクリボン21の巻径“φ”
を算定し、この算定したインクリボン21の巻径をRA
M27に蓄積しておく。
【0025】そして、このラベルプリンタ1は、上述の
ような状態で終了した印刷動作を開始する場合に、リボ
ン搬送機構22の駆動開始を検出してRAM27に記憶
された巻径を読み出し、この巻径とRAM27のテーブ
ルとに従ってDCモータ33に駆動電源が供給する起動
電圧“V”をCPU25の制御により調節する。このよ
うにすることで、巻取動作の開始時にリボン搬送機構2
2の巻取トルクを一定に補正することができるので、サ
ーマルヘッド17による印刷品質の低下を防止すること
ができる。
【0026】さらに、このラベルプリンタ1では、リボ
ンセーブ機能によりリボン搬送機構22でインクリボン
21を搬送することなくシート搬送機構5でラベルシー
ト4のみを搬送することもある。そこで、図4に例示す
るように、このようなリボンセーブを実行する場合に
も、印刷動作の実行時に定常電圧で駆動するDCモータ
33,35の回転速度をフォトセンサ34で測定してイ
ンクリボン21の巻径“φ”を算定し、この算定したイ
ンクリボン21の巻径をリボンセーブの実行中はRAM
27に蓄積しておく。そして、このリボンセーブを完了
する印刷動作の再開時に、RAM27から巻径を読み出
してDCモータ33,35に駆動電源が供給する起動電
圧“V”を調節することで、リボン搬送機構22の巻取
トルクを一定に補正して印刷品質の低下を防止する。
【0027】なお、本実施例のラベルプリンタ1では、
リボン搬送機構22の駆動電力をDCモータ33,35
の駆動電圧として調節することを例示したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば、このよ
うな駆動電力の調節を電流量で実行することも可能であ
る。
【0028】また、本実施例のラベルプリンタ1では、
フォトセンサ34の測定結果に従って演算式でインクリ
ボン21の巻径を算定することを例示したが、これを測
定結果と巻径との関係を予め設定したテーブルに従って
検出することも可能である。同様に、インクリボン21
の巻径に従ってDCモータ33,35の駆動電力をテー
ブルに従って検出することを例示したが、これを予め設
定した演算式に従って算定することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、プラテンに対向
する発熱素子を主走査方向に連設したサーマルヘッドを
設け、予め巻回されたインクリボンを前記サーマルヘッ
ドの発熱素子と前記プラテンとの間隙に挿通して順次巻
き取るリボン搬送機構を設け、前記サーマルヘッドの発
熱素子に前記インクリボンを介して接する印刷用紙を副
走査方向に順次搬送する用紙搬送機構を設け、前記リボ
ン搬送機構に起動電力と定常電力とを供給する電力供給
手段を設けたサーマル転写プリンタにおいて、前記リボ
ン搬送機構の回転部にロータリーエンコーダを連結し、
このロータリーエンコーダの測定結果に従って前記リボ
ン搬送機構が巻き取った前記インクリボンの巻径を検出
する巻径検出手段を設け、この巻径検出手段が検出した
インクリボンの巻径を記憶する巻径記憶手段を設け、前
記リボン搬送機構の駆動開始を検出する開始検出手段を
設け、この開始検出手段が駆動開始を検出すると前記巻
径記憶手段に記憶された巻径に従って前記リボン搬送機
構に前記電力供給手段が供給する起動電力を調節する巻
取調整手段を設けたことにより、順次変化するインクリ
ボンの巻径に対応してリボン搬送機構の巻取動作の開始
時の巻取トルクを一定に補正することができるので、イ
ンクリボンの搬送トルクの変動による印刷品質の低下を
防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーマル転写プリンタの回
路構造を例示するブロック図である。
【図2】内部構造を例示する縦断側面図である。
【図3】通常の印刷動作の実行時のロータリーエンコー
ダのフォトセンサの測定結果と巻取動作の開始時の台紙
巻取機構のパルスモータの駆動電圧との関係を例示する
タイムチャートである。
【図4】リボンセーブの実行時のロータリーエンコーダ
のフォトセンサの測定結果と巻取動作の開始時の台紙巻
取機構のパルスモータの駆動電圧との関係を例示するタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 サーマル転写プリンタ 5 用紙搬送機構 17 サーマルヘッド 21 インクリボン 22 リボン搬送機構 27 巻径記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 33/32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに対向する発熱素子を主走査方
    向に連設したサーマルヘッドを設け、予め巻回されたイ
    ンクリボンを前記サーマルヘッドの発熱素子と前記プラ
    テンとの間隙に挿通して順次巻き取るリボン搬送機構を
    設け、前記サーマルヘッドの発熱素子に前記インクリボ
    ンを介して接する印刷用紙を副走査方向に順次搬送する
    用紙搬送機構を設け、前記リボン搬送機構に起動電力と
    定常電力とを供給する電力供給手段を設けたサーマル転
    写プリンタにおいて、前記リボン搬送機構の回転部にロ
    ータリーエンコーダを連結し、このロータリーエンコー
    ダの測定結果に従って前記リボン搬送機構が巻き取った
    前記インクリボンの巻径を検出する巻径検出手段を設
    け、この巻径検出手段が検出したインクリボンの巻径を
    記憶する巻径記憶手段を設け、前記リボン搬送機構の駆
    動開始を検出する開始検出手段を設け、この開始検出手
    段が駆動開始を検出すると前記巻径記憶手段に記憶され
    た巻径に従って前記リボン搬送機構に前記電力供給手段
    が供給する起動電力を調節する巻取調整手段を設けたこ
    とを特徴とするサーマル転写プリンタ。
JP12087894A 1994-06-02 1994-06-02 サーマル転写プリンタ Pending JPH07323651A (ja)

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