JPH0732066A - タレットパンチプレス - Google Patents

タレットパンチプレス

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Publication number
JPH0732066A
JPH0732066A JP17811293A JP17811293A JPH0732066A JP H0732066 A JPH0732066 A JP H0732066A JP 17811293 A JP17811293 A JP 17811293A JP 17811293 A JP17811293 A JP 17811293A JP H0732066 A JPH0732066 A JP H0732066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
bending
turret
die
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP17811293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Hattori
忠信 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP17811293A priority Critical patent/JPH0732066A/ja
Publication of JPH0732066A publication Critical patent/JPH0732066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上,下部タレットのフィードクリアに関係な
く任意の曲げ高さが得られると共に、複雑な形状の曲げ
加工ができ、さらにワークの変形、傷が少なく、連続曲
げを可能にしたタレットパンチプレスを提供することに
ある。 【構成】 回転自在な上部タレット13の円周上に適宜
な間隔で装着されたパンチ金型Pと、回転自在な下部タ
レット11の円周上に前記パンチ金型Pと対応した位置
に装着されたダイ金型Dと、の協働によりワークWにパ
ンチング加工を行うタレットパンチプレス1にして、上
部タレット13の円周上にワークWを下部タレット11
の外側で押えるワーク押え部材41を備えた上下動自在
なワークホルダ装置27を装着すると共に、加工位置に
おける下部タレット13の外側に曲げダイ45を配置
し、この曲げダイ45のダイ穴に対して上下動自在な曲
げパンチ47を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレットパンチプレ
スに係り、更に詳細には、例えば切り起し加工などの曲
げ加工を行い得るようにしたタレットパンチプレスに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにて、例え
ば切り起し加工などの曲げ加工を行う際には、回転自在
な上,下部タレットに組み込まれた上,下部曲げ金型に
よって曲げ加工が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のタレットパンチプレスでワークに曲げ加工を行う場
合には、上,下部タレットに組み込まれた上,下部曲げ
金型で行われているため、フィードクリア寸法(上部タ
レットと下部タレットとの隙間)による曲げ高さ(立ち
上り量)に制限があった。また、上,下部曲げ金型の構
造も複雑で加工形状に制限があった。
【0004】さらに、ワークを押える部分でのワークホ
ルダとワークの接触面積が小さい為、押え力が弱くワー
クがずれ易いという問題があった。通常のパンチング加
工とパスラインが変るため、ワークに裏傷がつきやす
い。上,下部タレット内の曲げ金型占有面積が広い割に
は加工する部分が小さく、効率が悪いという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、上,下部タレットのフィードクリアに関係なく
任意の曲げ高さが得られると共に、複雑な形状の曲げ加
工が出来、さらに、ワークの変形、傷が少なく、連続曲
げを可能にしたタレットパンチプレスを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回転自在な上部タレットの円周上に適
宜な間隔で装着されたパンチ金型と、回転自在な下部タ
レットの円周上に前記パンチ金型と対応した位置に装着
されたダイ金型と、の協働によりワークにパンチング加
工を行うパンチプレスにして、前記上部タレットの円周
上にワークを下部タレットの外側で押えるワーク押え部
材を備えた上下動自在なワークホルダ装置を装着すると
共に、加工位置における下部タレットの外側に曲げダイ
を配置し、この曲げダイのダイ穴に対して上下動自在な
曲げパンチを設けてタレットパンチプレスを構成した。
【0007】
【作用】この発明のタレットパンチプレスを採用するこ
とにより、ワークを下部タレットへ進入せしめて曲げダ
イ上に載置せしめる。上部タレットを回転せしめてワー
クホルダ装置が加工位置に割出し位置決めされる。次い
で、ワークホルダ装置が下降してワーク押え部材でワー
クを押えた後、曲げパンチを上昇せしめると、曲げパン
チと曲げダイとの協働により、ワークに曲げ加工が行わ
れる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図9を参照するに、タレットパンチプレス
1は門型形状のフレーム3を備えており、このフレーム
3は下部ベース5,下部ベース5に立設されたサイドフ
レーム7と、サイドフレーム7の上部に設けられた上部
フレーム9とで構成されている。
【0010】前記下部ベース3には回転自在な下部タレ
ット11が支承されていると共に、下部タレット11の
円周上には適宜な間隔で複数のダイDが装着されてい
る。前記上部フレーム9には前記下部タレット11に対
応して回転自在な上部タレット13が支承されていると
共に、前記ダイDに対応した位置の上部タレット13に
は複数のパンチPが装着されている。
【0011】前記下部,上部タレット11,13の図9
において右側部分に装着されたダイD,パンチPの位置
が加工位置となっており、この加工位置にあるパンチP
の上方における上部フレーム9にはストライカ15が上
下動自在に設けられている。このストライカ15は上部
フレーム9内に設けられた油圧シリンダ17に例えばラ
ム19を介して連結されている。
【0012】前記下部ベース5上の図9において右端に
は、Y軸方向(図9において左右方向)へ移動自在なキ
ャレッジベース21が設けられており、このキャレッジ
ベース21にはX軸方向(図9において紙面に対して直
交する方向)へ移動自在なキャレッジ23が設けられて
いる。このキャレッジ23にはX軸方向へ適宜な間隔を
ワークWをクランプする複数のワーククランプ25が設
けられている。
【0013】上記構成により、キャレッジベース21を
Y軸方向へ、キャレッジ23をX軸方向へ移動せしめる
ことにより、キャレッジ23に設けられたワーククラン
プ25にクランプされたワークWがX軸,Y軸方向へ移
動されて、ワークWの所望位置が加工位置に位置決めさ
れることになる。
【0014】この加工位置にワークWの所望位置が位置
決めされた状態において、上,下部タレット13,11
を回動せしめて所望のパンチP,ダイDを加工位置に割
出し位置決めする。次いで、油圧シリンダ17を駆動せ
しめてラム19を介してストライカ15を上下動せしめ
ることにより、パンチPとダイDとの協働により、ワー
クWの所望位置に通常の打抜き加工が行われることにな
る。
【0015】前記上部タレット13上の円周上には、図
3に示されているように、任意の個数(本実施例では2
個)のワークホルダ装置27が装着されている。また、
上部タレット13に装着されたワークホルダ装置27に
対応した位置の下部タレット11の外側には例えば曲げ
金型29が設けられている。
【0016】より詳細には、図1および図2を参照する
に、加工位置におけるワークホルダ装置27としては、
上部タレット13に形成された溝にスライド面31を備
えており、このスライド面31に沿って上下動されるた
めに両側にガイド部材33が設けられている。この両ガ
イド部材33はワークホルダ本体35に複数のボルト3
7で取付けられている。前記溝内のガイド部材31の下
方には上方向へ付勢したスプリング39が介在されてい
る。前記ワークホルダ本体35の下部にはワーク押え部
材41が複数のボルト43で取付けられている。
【0017】上記構成により、ストライカ15を下降せ
しめると、スプリング39の付勢力に抗してワークホル
ダ本体35が下降することにより、ワーク押え部材41
が下降されることになる。ストライカ15を上昇せしめ
ると、スプリング39の付勢力でワークホルダ本体3
5,ワーク押え部材41が共に上昇して元の位置へ戻さ
れることになる。
【0018】前記曲げ金型29としては、下部タレット
11の外側に曲げダイ45が設けられている。この曲げ
ダイ45のダイ穴には曲げパンチ47が装着されて上下
動自在に設けられている。前記下部ベース5の加工位置
における下部タレット11の外側には油圧シリンダ49
が設けられており、この油圧シリンダ49内のピストン
51にパンチホルダ53が一体化されており、このパン
チホルダ53に前記曲げパンチ47が一体化されてい
る。また油圧シリンダ49には差動トランス55又はポ
テンショメータ57が設けられている。
【0019】上記構成により、油圧シリンダ49を作動
せしめると、ピストン51,パンチホルダ53を介して
曲げパンチ47が上下動されることになる。曲げパンチ
47の移動量は差動トランス55又はポテンショメータ
57によって検出されるものである。
【0020】例えば図4に示されているように、ワーク
クランプ25にクランプされたワークWに所望形状の通
常のパンチPとダイDとの協働でスリット59を形成せ
しめる。
【0021】このスリット59を形成せしめたワークW
を図5(A)に示されているように、所定の位置に位置
決めする。次いで、図5(B)に示されているように、
ストライカ15を下降せしめて、ワーク押え部材41で
ワークWを押圧せしめる。このワーク押え部材41でワ
ークWを押圧した状態で、図5(C)に示されているよ
うに、油圧シリンダ49を作動せしめて、曲げパンチ4
7を上昇せしめることにより、曲げパンチ47と曲げダ
イ45との協働でワークWに曲げ加工(切り起し加工)
が行われることになる。
【0022】例えば図6(A),(B)に示されている
ように、ワークWの板厚ごとに、ワーク押え部材41の
下降端の形状を変えることにより、ワークWを押える押
圧力の押えすぎを防止させることができる。また、ワー
ク押え部材41の先端R形状をワークWの板厚ごとに適
正曲げR(薄板用R1,厚板用R2でR1<R2)で曲
げることに均一な曲げ加工が行われる。
【0023】また、ワークWにスリットを入れてから、
切り起し加工する一例としては、図7,図8に示すよう
な、(A)〜(D)の曲げ順序で行われるものである。
【0024】このように、ワークWから曲げ加工を行う
ことによって、上,下部タレット13,11のフィード
クリアに関係なく、任意の曲げ高さを得ることができ
る。また、ワークホルダ装置27,曲げ金型29の構造
が単順な為、ワーク押え部材41,曲げパンチ47の形
状を変えることで、複雑な切り起しなどの曲げ形状を得
ることができる。ワーク押え部材41の押えすぎによる
ワークWの変形、傷を少なくすることができる。また、
ワーク押え部材41の巾を大きくとると、巾の小さな曲
げパンチ47で連続曲げを行うことができる。
【0025】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、上,下部タレットの
フィードクリアに関係なく任意の曲げ高さを得ることが
できる。ワークホルダ装置、曲げ金型構造が単純な為、
ワーク押え部材,曲げパンチの形状を変えることで、複
雑な曲げ形状を得ることができる。ワーク押え部材の押
えすぎによるワークの変形、傷を少なくすることができ
る。また、ワーク押え部材の巾を大きくとると、巾の小
さな曲げパンチで連続曲げを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるI−I線に沿った拡大断面図であ
る。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】上部タレットにワークホルダ装置を装着した状
態の平面図である。
【図4】ワークにスリットを入れた状態の平面図であ
る。
【図5】この発明のタレットパンチプレスでワークに曲
げ加工を行う動作説明図である。
【図6】ワークの薄板,厚板に曲げ加工を行う説明図で
ある。
【図7】ワークにスリットから切り起しの曲げ加工を行
う一例の工程図である。
【図8】ワークにスリットから切り起しの曲げを行う一
例の工程図である。
【図9】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスの正面図である。
【符号の説明】 1 タレットパンチプレス 11 下部タレット 13 上部タレット 25 ワーククランプ 27 ワークホルダ装置 29 曲げ金型 35 ワークホルダ本体 41 ワーク押え部材 45 曲げダイ 47 曲げパンチ 49 油圧シリンダ 59 スリット P パンチ金型 D ダイ金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な上部タレットの円周上に適宜
    な間隔で装着されたパンチ金型と、回転自在な下部タレ
    ットの円周上に前記パンチ金型と対応した位置に装着さ
    れたダイ金型と、の協働によりワークにパンチング加工
    を行うタレットパンチプレスにして、前記上部タレット
    の円周上にワークを下部タレットの外側で押えるワーク
    押え部材を備えた上下動自在なワークホルダ装置を装着
    すると共に、加工位置における下部タレットの外側に曲
    げダイを配置し、この曲げダイのダイ穴に対して上下動
    自在な曲げパンチを設けてなることを特徴とするタレッ
    トパンチプレス。
JP17811293A 1993-07-19 1993-07-19 タレットパンチプレス Pending JPH0732066A (ja)

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JP17811293A JPH0732066A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 タレットパンチプレス

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JP17811293A JPH0732066A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 タレットパンチプレス

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JP (1) JPH0732066A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004098128A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Amada Co Ltd パンチプレスにおける曲げ方法及びその金型
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