JP4488333B2 - パンチプレスにおける曲げ方法及びその金型 - Google Patents

パンチプレスにおける曲げ方法及びその金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品が下向きに曲げられている場合など、該製品に突起部が設けられていても、タレットやテーブルに引っ掛かることなく、加工を続行可能としたパンチプレスにおける曲げ方法及びその金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、タレットパンチプレスは、よく知られているように、上部タレットと下部タレットに配置されたパンチP(図11(A))とダイDを有し、加工時には、ワークWをダイD上に位置決めする。
【0003】
この状態で、パンチP(図11(B))を下降させると、ワークWの一端を戴置しているダイD側のエジェクタ70が沈むことにより、例えば、該ワークWが下向きに曲げられる。
【0004】
加工後は、パンチPが(図11(C))上昇すると共に、エジェクタ70も復帰して元の位置に戻り、ワークWには、図示するように、パスラインPLより下方に突き出た下向き曲げ部71が形成されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、下部タレット72(図12)とダイDの上面間の高さHは、極めて小さい(例えば3mm程度)。
【0007】
そのために、前記したように(図11)、下向き曲げ加工を施したワークWを移動させようとすると、該ワークWの下向き曲げ部71が(図12)、下部タレット72や、テーブル(図示省略)に引っ掛かる場合がある。
【0008】
その結果、不良製品が出来上がってしまい、以後の加工が続行できなくなる。
【0009】
本発明の目的は、製品が下向きに曲げられている場合など、該製品に突起部が設けられていても、タレットやテーブルに引っ掛かることなく、加工を続行可能とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明によれば、第1発明(請求項1に記載された発明)として(図2、図3)、
(1)製品SをワークWに連結している連結部jを、半抜きすることにより、半抜き連結部Jを形成し、
(2)その後、該半抜き連結部Jを支点として、製品Sを上方に曲げながら、曲
げ線mに関して半抜き連結部Jと反対側の製品部分を、下方にしごき曲げることにより、ワークWに連結し下方にしごき曲げされた部分を有する製品SをパスラインPLより上に持ち上げた後、
(3)該製品SをパスラインPLより上に持ち上げた状態でワークWをXY方向に移動位置決めすることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ方法が、
第2発明(請求項2に記載された発明)として(図4、図5)、
下向き成形部Tが設けられた製品Sを、半抜き連結部Jを支点として、上方に曲げることにより、ワークWに連結し下向き成形部Tが設けられた製品SをパスラインPLより上に持ち上げた後、該製品SをパスラインPLより上に持ち上げた状態でワークWをXY方向に移動位置決めすることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ方法が、
第3発明(請求項3、に記載された発明)として(図6〜図)、
上記請求項1に記載されたパンチプレスにおける曲げ方法の実施に直接使用するパンチプレスにおける曲げ金型であって、
曲げ用パンチチップ20と、曲げ用ダイチップ21を有し、両チップ20、21は、上下方向に移動自在であって、各チップ20、21は、上下方向と直交する方向に変位した位置に取り付けられ、それぞれの刃先20A、21Aが、上下方向で対向し、上記パンチチップ20の刃先20Aは、内側に突出し、ダイチップ21の刃先21Aは、上側に突出しており、
上記パンチチップ20が上方に待機した状態で、ダイチップ21が上昇し、製品SをワークWに連結している半抜き連結部Jを支点Cとして、該製品Sを上方に曲げながら、曲げ線mに関して半抜き連結部Jと反対側の製品S部分を下方にしごき曲げることにより、ワークWに連結し下方にしごき曲げされた部分を有する製品SをパスラインPLより上に持ち上げることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ金型、及び
上記請求項2に記載されたパンチプレスにおける曲げ方法の実施に直接使用するパンチプレスにおける曲げ金型であって、
曲げ用パンチチップ20と、曲げ用ダイチップ21を有し、両チップ20、21は、上下方向に移動自在であって、各チップ20、21は、上下方向と直交する方向に変位した位置に取り付けられ、それぞれの刃先20A、21Aが、上下方向で対向し、上記パンチチップ20の刃先20Aは、内側に突出し、ダイチップ21の刃先21Aは、上側に突出しており、
上記ダイチップ21が上昇し、下向き成形部Tが設けられている製品SをワークWに連結している半抜き連結部Jを支点Cとして、該製品Sを上方に曲げることにより、ワークWに連結し下向き成形部Tが設けられた製品SをパスラインPLより上に持ち上げることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ金型がそれぞれ提供される。
【0011】
従って、本発明の構成によれば、例えばタレットパンチプレスを(図1)用いて、ワークWをミクロジョイント加工して製品Sを該ワークWに連結する連結部jを形成し(例えば図2のステップ101、図3(A))、この連結部jを半抜きして半抜き連結部Jを形成しておけば(例えば図2のステップ102、図3(B))、切り起こし曲げ金型P、Dにより(図6)、該半抜き連結部Jを支点Cとして、製品Sを上方に曲げながら、曲げ線mに関して半抜き連結部Jと反対側の製品S部分を、下方にしごき曲げすることができる(図2のステップ103〜104、図3(C)〜(D))ので、製品S(図3(D))に対して、下向きに曲げられたフランジFのような突起部が設けられていても、該製品Sが上方に曲がっているため、例えば該製品Sを搬出する場合でも、タレット6(図1)、7やテーブル8、9、10に引っ掛かることなく、該製品Sが不良品となる割合は極めて小さくなって、加工が続行可能となる。
【0012】
従って、本発明によれば、製品が下向きに曲げられている場合など、該製品に突起部が設けられていても、タレットやテーブルに引っ掛かることなく、加工を続行可能とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。 先ず、第1発明(図2、図3)、第2発明(図4、図5)、及び第3発明(図6〜図10)を実施するための共通の装置であるタレットパンチプレスを、図1に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すタレットパンチプレス1は、上部タレット6と下部タレット7を有し、該上部タレット6と下部タレット7にはパンチPとダイDが同心円状に配置され、よく知られているように、該タレット6、7を同期回転させることにより、加工位置Kにおいて、所定の金型P、Dを選択するようになっている。
【0015】
また、加工位置KにおけるパンチPの直上方であって、上部フレーム2には、パンチPを打圧する上ラム5が設けられている。
【0016】
更に、加工位置KにおけるダイDの直下であって、下部フレーム3には、下ラム16が設けられ、該下ラム16は、例えば、後述する本発明の第3発明である切り起こし曲げ金型を(図6)作動させる場合に使用する。
【0017】
下部フレーム3の中央には、センタテーブル8が固定され、該センタテーブル8を跨がってキャリッジべース12が配置されている。
【0018】
上記キャリッジべース12には、Y軸モータMyのボールねじ13が螺
合し、Y軸モータMyを駆動するとボールねじ13が回転し、該キャリッジべース12がサイドテーブル9、10と共にY軸方向に移動するようになっている。
【0019】
このキャリッジべース12には、クランプ15を搭載したキャリッジ11が滑り結合され、該キャリッジ11には、X軸モータMxのボールねじ14が螺合し、X軸モータMxを駆動するとボールねじ14が回転し、該キャリッジ11がX軸方向に移動するようになっている。
【0020】
この構成により、クランプ15をX軸方向とY軸方向に移動させ、該クランプ15に把持されたワークWを加工位置Kに位置決めし、該加工位置Kにおいて、例えば曲げ金型が(図6)選択された場合には、上ラム5と(図1)下ラム16を作動させ、該金型を構成する曲げ用パンチチップ20と(図6)、曲げ用ダイチップ21を動作させることにより、後述する半抜き連結部J(例えば図3(B))を介してワークWに連結された製品Sに所定の曲げを施すようになっている(例えば図3(C)、図3(D))。
【0021】
(1)第1発明について。
第1発明は、パンチプレスにおける曲げ方法であり、以下、前記タレットパンチプレス(図1)を用いて実施される第1発明について、図2、図3に基づいて詳述する。
【0022】
(1)−A ミクロジョイント加工。
先ず、図2のステップ101において、ミクロジョイント加工を行う。
【0023】
このミクロジョイント加工は、よく知られているように、ワークW上(図3(A)の左図)であって製品Sが形成されるべき領域の周囲の輪郭を切断し、該製品SをワークWに連結するミクロジョイントである連結部
jだけを残す加工である。
【0024】
この場合は、加工位置K(図1)において、所定の形状の刃先tを有する打ち抜き用の金型P、Dを(図3(A)の右図)選択し、ワークWを加工位置Kに位置決め後、上ラム5だけを作動し、該金型P、Dを用いて前記製品S領域の周囲を連続して打ち抜けば、前記したミクロジョイント加工が行われる。
【0025】
(1)−B ハーフシャージョイント加工。
次に、図2のステップ102において、ハーフシャージョイント加工を行う。
【0026】
このハーフシャージョイント加工は、前記ミクロジョイントである連結部jに、ハーフシャー加工を施し、即ち既述した連結部jを(図3(A)の左図)ワークWから完全に打ち抜かないで半抜きすることにより、半抜き連結部Jを形成する加工である(図3(B))。
【0027】
この場合は、加工位置K(図1)において、前記と同じ打ち抜き用の金型P、Dを(図3(B)の右図)選択するが、ワークWとの位置関係は、該金型P、Dの刃先tが、連結部jとワークW側に跨がるようにしておく。
【0028】
例えば、ミクロジョイント加工における最後の刃先tの向きを(図3(A)左図)、0°とすれば、前記タレットパンチプレス(図1)に付加した金型回転装置(図示省略)で金型P、Dを90°回転させ、該90°回転後の金型P、Dの刃先tが、前記したように、連結部jとワークW側に跨がるように、ワークWを位置決めする。
【0029】
この状態で、ワークWを完全に打ち抜く場合と(図3(A))比べて、
パンチPを打圧する上ラム5(図1)の圧力を減圧することにより、該パンチPを下降させその下死点位置を調整すれば、図3(B)に示すような半抜きが可能となり、半抜き連結部Jが形成される。
【0030】
このように、半抜き連結部Jを(図3(B))形成することにより、後述する製品Sの上方曲げが(図3(C))、極めて容易になり、また、下方にしごき曲げした後(図3(D))、ワークWをタレットパンチプレス外に搬出した場合にも、この半抜き連結部Jを簡単に除去し各製品SをワークWから切り離すことができる。
【0031】
(1)−C 曲げ加工。
次いで、図2のステップ103において、製品Sを、半抜き連結部Jを支点として上方に曲げ、ステップ104において、曲げ線mに関して半抜き連結部Jと反対側の製品S部分を、下方にしごき曲げる。
【0032】
即ち、前記打ち抜き用金型P、Dを(図3(B)の右図)用いてハーフシャージョイント加工(図2のステップ102)を終了させると、今度は、加工位置Kにおいて、曲げ金型を(図6)選択するとともに、ワークW上で(図3(B)の左図)半抜き連結部Jを介して連結された製品Sを、加工位置Kに位置決めする。
【0033】
この状態で、図3(C)に示すように、半抜き連結部Jを支点として、製品Sを上方に曲げ、図3(D)に示すように、半抜き連結部Jとは反対側の製品S部分を、曲げ線mに沿って下方にしごき曲げする。
【0034】
この場合、後述するように、製品Sを半抜き連結部Jを介して連結しているワークWがパンチガイド26で押さえられ(図3(C)の右図)、この状態で、製品Sの下方から曲げ用ダイチップ21が上昇するので、該製品Sは、上に押しあげられることにより、上方に曲がる。
【0035】
しかし、製品Sは、上方に曲げられると、その上に待機している曲げ用パンチチップ20に当接し、その後は、上昇するダイチップ21と待機しているパンチチップ20の協働により、上方に曲げられながら下方にしごき曲げられる。
【0036】
従って、製品Sは、上方に曲げられながら、下方にしごき曲げされることになる。
【0037】
このようにして、本発明によれば、製品Sには(図3(D))下向きに曲げられたフランジFのような突起部が設けられるが、そのときには、該製品Sが上方に曲がっているので、例えば該製品Sを搬出する場合でも、タレット6(図1)、7やテーブル8、9、10に引っ掛かることなく、該製品Sが不良品となる割合は極めて小さく、加工が続行可能となる。
【0038】
(2)第2発明について。
第2発明は、前記第1発明とは別のパンチプレスにおける曲げ方法であり、以下、同様に図4、図5に基づいて詳述する。
【0039】
(2)−A ミクロジョイント加工。
先ず、図4のステップ201において、ミクロジョイント加工を行う。
【0040】
このミクロジョイント加工は、前記第1発明の場合と全く同様であり、ワークW上(図5(A)の左図)であって製品Sが形成されるべき領域の周囲の輪郭を切断し、該製品SをワークWに連結するミクロジョイントである連結部jだけを残す加工であり、同様に、打ち抜き用の金型P、Dが(図5(A)の右図)用いられる。
【0041】
(2)−B ハーフシャージョイント加工と下向き成形加工。
次に、図4のステップ202において、ハーフシャージョイント加工を行い、ステップ203において、製品Sを成形加工し、下向き成形部Tを設ける。
【0042】
この場合、ハーフシャージョイント加工も、前記第1発明の場合と全く同様であり、ミクロジョイント加工時と(図5(A))同じ打ち抜き用の金型P、Dを例えば90°回転後、該90°回転後の金型P、Dの刃先tとワークWとが所定の位置関係になるようにしてから(図5(B)の右図)、連結部jをワークWから完全に打ち抜かないで半抜きすることにより、半抜き連結部Jを(図5(B)の左図)形成する加工である。
【0043】
しかし、第1発明と異なり、この第2発明においては、前記ハーフシャージョイント加工後、半抜き連結部JでワークWに連結された製品Sに対して、成形加工用の金型P、Dを(図5(C)の右図)用いて、成形加工を施し、該製品Sの下面に下向き成形部Tを設ける(図5(C)の左図)。
【0044】
(2)−C 曲げ加工。
次いで、図4のステップ204において、下向き成形部Tが設けられた製品Sを、半抜き連結部Jを支点として上方に曲げる。
【0045】
即ち、前記成形加工用金型P、Dを(図5(C)の右図)用いて成形加工(図4のステップ203)を終了させると、今度は、加工位置Kにおいて、曲げ金型を(図6)選択するとともに、ワークW上で(図5(C)の左図)半抜き連結部Jを介して連結され、且つ下向き成形部Tが設けられた製品Sを、加工位置Kに位置決めする。
【0046】
この状態で、図5(D)に示すように、半抜き連結部Jを支点Cとして、
下向き成形部Tが設けられた製品Sを上方に曲げる。
【0047】
この場合、後述するように、ワークWに製品Sを連結している半抜き連結部Jがパンチガイド26で押さえられ(図5()の右図)、この状態で、製品Sの下方から曲げ用ダイチップ21が上昇するので、該製品Sは、上に押しあげられることにより、上方に曲がる。
【0048】
このようにして、本発明によれば、製品Sには(図5(D))下向き成形部Tのような突起部が設けられているが、該製品Sを上方に曲げたことにより、例えば該製品Sを搬出する場合でも、タレット6(図1)、7やテーブル8、9、10に引っ掛かることなく、該製品Sが不良品となる割合は極めて小さく、加工が続行可能となる。
【0049】
(3)第3発明について。
【0050】
第3発明は、パンチプレスにおける曲げ金型であり、以下、図6〜図10に基づいて詳述する。
【0051】
曲げ金型は(図6)、上部タレット6、下部タレット7に取り付けられたパンチP、ダイDにより構成され、該パンチP、ダイDは、それぞれ曲げ用パンチチップ20、曲げ用ダイチップ21を有している。
【0052】
上記パンチPは、上部タレット6の開口部34内に挿入されたパンチガイド26を有し、該パンチガイド26は、リフトスプリング23を介して上部タレット6に支持され、該パンチガイド26には、ストリッパスプリング22を介してパンチヘッド24が支持されている。
【0053】
上記パンチヘッド24には、パンチボディ25が取り付けられ、該パ
ンチボディ25は、下方に延びて前記パンチガイド26内に進入し、そ
の先端には、前記曲げ用パンチチップ20が取り付けられている。
【0054】
上記ダイDは(図6)、ダイホルダ27に取り付けられ,該ダイDの穴31には、曲げ用ダイチップ21が出没自在に配置されている。
【0055】
上記ダイチップ21は、移動体29の先端に取り付けられ、該移動体29は、ダイホルダ27の開口部32、下部タレット7の開口部33を通過し、該移動体29の底部30は、前記ダイホルダ27にスプリング28を介して取り付けられている。
【0056】
また、図示するように、上記パンチチップ20と、ダイチップ21は、上下方向(Z軸方向)と直交する方向、例えば図6では左右方向(X軸方向)に変位した位置に取り付けられ、両チップの刃先20A、21は、上下方向で対向している。
【0057】
更に、上記パンチチップ20の刃先20Aは、内側に突出し(図7)、ダイチップ21の刃先21Aは、上側に突出している。
【0058】
この構成により、上ラム5を(図6)作動してパンチヘッド24を打圧すれば、先ず、リフトスプリング23が撓んでパンチガイド26が下降してワークWを押さえ(図7、図8(A))、次に、ストリッパスプリング22が(図6)撓んでパンチボディ25が下降し、それに従ってパンチチップ20も下降するが、そのとき、パンチチップ20を停止させて所定位置に待機させておく(図8(A))。
【0059】
そして、この状態で、下ラム16を(図6)作動して移動体29の底部30を打圧すれば、スプリング28が撓んで移動体29が上昇するので、その先端のダイチップ21も上昇して、製品Sを押し上げ(図8(B))、後述するように、前記所定位置に待機しているパンチチップ20と協働して該製品Sを上方に曲げながら、下方にしごき曲げするようになっている(図8(C)、図8(D))。
【0060】
以下、上記構成を有するパンチプレスにおける曲げ金型の動作を、図8〜図10に基づいて説明する。
【0061】
(3)−A 製品Sを上方に曲げながら下方にしごき曲げる場合の動作。
この場合には、前記図2のステップ101〜102、図3(A)〜図3(B)で述べたように、既にハーフシャージョイント加工が行われ、製品SをワークWに連結する連結部jを(図3(A))、半抜きすることにより、半抜き連結部Jが(図3(B))形成されているものとする。
【0062】
先ず、加工位置Kにおいて、曲げ金型P、Dを選択すると共に、ワークWを位置決めし、上ラム5を(図1、図6)作動してパンチガイド26(図8(A))でワークWを押さえた状態で、パンチチップ20を上方で待機させておき、また、ダイチップ21を初期位置に位置決めして製品Sの下面に接触させておく。
【0063】
この場合、パンチガイド26は(図8(A))、半抜き連結部Jと向かい合ったワークW部分を押さえ、曲げ線mに対して、パンチチップ20は上に、ダイチップ21は下に位置している。
【0064】
この状態で、下ラム16(図1、図6)を作動してダイチップ21を上昇させると(図8(B))、半抜き連結部Jを支点Cとして、製品Sが上方に曲げられながら上方に待機しているパンチチップ20に当接する(図8(C))。
【0065】
この場合、前記上方に待機しているパンチチップ20には(図8(C))、
曲げ線mに関して半抜き連結部Jと反対側の製品S部分が当接してい
る。
【0066】
従って、継続してダイチップ21を上昇させれば(図8(D))、上方に待機しているパンチチップ20により、前記半抜き連結部Jと反対側の製品S部分が下方に押さえられ、図示するように、下方にしごき曲げ られる。
【0067】
この段階で加工は終了し、上ラム5を(図6)上昇させ、下ラム16を下降させれば、両チップ20(図8(E))、21は元の位置に復帰する。
【0068】
その後は、下向きフランジFが(図8(F))設けられて上方に曲げられた製品Sを、半抜き連結部JでワークWに連結した状態で、ダイDから例えばタレットパンチプレス上の(図1)所定の搬出位置まで移動させ、アンローダ(図示省略)などで外部に搬出し、半抜き連結部Jを切断して該製品SをワークWから切り離す。
【0069】
(3)−B 下向き成形部Tが設けられた製品Sを上方に曲げる場合の動作。
この場合には、前記図4のステップ201〜203、図5(A)〜図5(C)で述べたように、既に成形加工が行われ、下向き成形部Tが設けられた製品Sが半抜き連結部Jを介してワークWに連結されているものとする。
【0070】
先ず、加工位置Kにおいて、曲げ金型P、Dを選択すると共に、ワークWを位置決めし、上ラム5を(図1、図6)作動してパンチガイド26(図9(A))でワークWを押さえた状態で、ダイチップ21を初期位置に位置決めして製品Sの下面に接触させておく。
【0071】
この場合、パンチガイド26は(図9(A))、半抜き連結部Jを押さえているが、パンチチップ20は、使用されない。
【0072】
この状態で、下ラム16(図1、図6)を作動してダイチップ21を上昇させると(図9(B))、半抜き連結部Jを支点Cとして、下向き成形部Tが設けられた製品Sが上方に曲げられる。
【0073】
この段階で加工は終了し、上ラム5を(図6)上昇させ、下ラム16を下降させれば、パンチガイド26と(図9(C))、ダイチップ21は元の位置に復帰する。
【0074】
その後は、下向き成形部Tが(図9(D))設けられて上方に曲げられた製品Sを、半抜き連結部JでワークWに連結した状態で、ダイDから例えばタレットパンチプレス上の(図1)所定の搬出位置まで移動させ、アンローダ(図示省略)などで外部に搬出し、半抜き連結部Jを切断して該製品SをワークWから切り離す。
【0075】
上記図8、図9で述べたように、本発明によれば、曲げ金型P、Dを(図6)用いたことにより、下向きフランジFや(図8(F))、下向き成形部Tが(図9(D))設けられている製品Sが、上方に曲げられているので、例えば加工後に、該製品Sを、ダイDからタレットパンチプレス上の所定の搬出位置まで移動させる場合でも、タレット6(図1)、7やテーブル8、9、10に引っ掛かることなく、そのため、製品Sが不良品となることは殆ど無く、加工が続行できる。
【0076】
(3)−C ワークWを上方にしごき曲げる場合の動作。
この場合には、例えば図10(A)に示すように、ワークWにフランジF′が形成され、このフランジF′を曲げ線m1、m2に沿って上方にしごき曲げるものとする。
【0077】
先ず、加工位置Kにおいて、曲げ金型P、Dを選択すると共に、ワークWを位置決めし、上ラム5を(図1、図6)作動してパンチガイド26(図10(B))でワークWを押さえた状態で、パンチチップ20を曲げ線m1より上方に待機させ、ダイチップ21を曲げ線m1の直下であってワークWの下面に接触させておく。
【0078】
この状態で、上ラム5と(図1、図6)下ラム16を作動して、パンチチップ20を(図10(C))下降させて曲げ線m1部分を押さえ、ダイチップ21を上昇させると、フランジF′は、曲げ線m1に沿って、上方にしごき曲げられる。
【0079】
そして、図10(C)の状態から、一旦パンチP側を上昇、ダイチップ21を下降させることにより、曲げ線m2を加工位置Kに位置決めすべくワークWを、例えば左側に移動させた後、再度パンチPを下降して(図10(D))パンチチップ20で曲げ線m2部分を押さえた状態で、ダイチップ21を上昇させれば、フランジF′は、曲げ線m2に沿って上方にしごき曲げられ、コ字状となる。
【0080】
その後、図10(D)の状態から、パンチP側を、コ字状フランジF′の水平部分と干渉しない程度に、若干上昇させると共に、ダイチップ21を下降させてから、ワークW全体を左側に移動させ(図10(E))、パンチPを更に上昇させて元の位置に復帰させれば、加工は終了する。
【0081】
これにより、ダイD上には(図10(F))、曲げ線m1、m2に沿って上方にしごき曲げられたコ字状フランジF′が残り、これでタレットパンチプレス(図1)における加工が終了であれば、この状態でワークWを外部に排出する。
【0082】
また、若し、図10(A)に示すフランジF′が、多数ワークWに接続されている場合には、ワークWを位置決めして、前記図10(B)から図10(E)までの動作を繰り返す。
【0083】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、半抜き連結部を介してワークに連結された製品に所定の曲げを施す第1発明と第2発明、及びその場合に使用される曲げ金型である第3発明により、製品が下向きに曲げられている場合など、該製品に突起部が設けられていても、タレットやテーブルに引っ掛かることなく、加工を続行可能とするという効果がある。
【0084】
また、上記本発明の曲げ金型によれば、半抜き連結部が無くても、ワークを上方にしごき曲げるという効果もある。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施するための装置説明図である。
【図2】第1発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】第1発明の各工程の説明図である。
【図4】第2発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】第2発明の各工程の説明図である。
【図6】第3発明を示す図である。
【図7】第3発明の曲げ用パンチチップ20と曲げ用ダイチップ21の関係
を示す図である。
【図8】第3発明の第1動作を説明する図である。
【図9】第3発明の第2動作を説明する図である。
【図10】第3発明の第3動作を説明する図である。
【図11】従来技術の構成説明図である。
【図12】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス
2 上部フレーム
3 下部フレーム
5 上ラム
6 上部タレット
7 下部タレット
8 センタテーブル
9、10 サイドテーブル
11 キャリッジ
12 キャリッジべース
13、14 ボールねじ
15 クランプ
16 下ラム
20 曲げ用パンチチップ
21 曲げ用ダイチップ
22 ストリッパスプリング
23 リフトスプリング
24 パンチヘッド
25 パンチボディ
26 パンチガイド
27 ダイホルダ
28 スプリング
29 移動体
30 底部
31 穴
32、33、34 開口部
C 支点
D ダイ
J 半抜き連結部
P パンチ
S 製品
W ワーク

Claims (4)

  1. (1)製品をワークに連結している連結部を、半抜きすることにより、半抜き連結部を形成し、
    (2)その後、該半抜き連結部を支点として、製品を上方に曲げながら、曲げ線に関して半抜き連結部と反対側の製品部分を、下方にしごき曲げることにより、ワークに連結し下方にしごき曲げされた部分を有する製品をパスラインより上に持ち上げた後、
    (3)該製品をパスラインより上に持ち上げた状態でワークをXY方向に移動位置決めすることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ方法。
  2. 下向き成形部が設けられた製品を、半抜き連結部を支点として、上方に曲げることにより、ワークに連結し下向き成形部が設けられた製品をパスラインより上に持ち上げた後、該製品をパスラインより上に持ち上げた状態でワークをXY方向に移動位置決めすることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ方法。
  3. 上記請求項1に記載されたパンチプレスにおける曲げ方法の実施に直接使用するパンチプレスにおける曲げ金型であって、
    曲げ用パンチチップと、曲げ用ダイチップを有し、両チップは、上下方向に移動自在であって、各チップは、上下方向と直交する方向に変位した位置に取り付けられ、それぞれの刃先が、上下方向で対向し、上記パンチチップの刃先は、内側に突出し、ダイチップの刃先は、上側に突出しており、
    上記パンチチップが上方に待機した状態で、ダイチップが上昇し、製品をワークに連結している半抜き連結部を支点として、該製品を上方に曲げながら、曲げ線に関して半抜き連結部と反対側の製品部分を下方にしごき曲げることにより、ワークに連結し下方にしごき曲げされた部分を有する製品をパスラインより上に持ち上げることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ金型。
  4. 上記請求項2に記載されたパンチプレスにおける曲げ方法の実施に直接使用するパンチプレスにおける曲げ金型であって、
    曲げ用パンチチップと、曲げ用ダイチップを有し、両チップは、上下方向に移動自在であって、各チップは、上下方向と直交する方向に変位した位置に取り付けられ、それぞれの刃先が、上下方向で対向し、上記パンチチップの刃先は、内側に突出し、ダイチップの刃先は、上側に突出しており、
    上記ダイチップが上昇し、下向き成形部が設けられている製品をワークに連結している半抜き連結部を支点として、該製品を上方に曲げることにより、ワークに連結し下向き成形部が設けられた製品をパスラインより上に持ち上げることを特徴とするパンチプレスにおける曲げ金型。
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