JPH0731795U - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPH0731795U
JPH0731795U JP6401293U JP6401293U JPH0731795U JP H0731795 U JPH0731795 U JP H0731795U JP 6401293 U JP6401293 U JP 6401293U JP 6401293 U JP6401293 U JP 6401293U JP H0731795 U JPH0731795 U JP H0731795U
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JP6401293U
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正明 西
誠 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面から走行センサまでの高さが大きく変動
しない無人搬送車を提供する。 【構成】 フォーク25に長さが等しく相互に平行な一
対のリンク50を介して水平部材53を取り付け、両端
に後輪34を有するブラケット35の中央をピン52を
介して水平部材53に回動自在に取り付け、後進用の走
行センサ44を水平部材53の後端部に取り付け、リン
ク50のうちの一方をロッド39を介して駆動手段に連
動連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は無人搬送車に関し、後進用の走行センサの取付構造を改良したもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のローリフト型無人搬送車の一部を透視して内部を示した斜視図、 図3はそのフォークのリフト機構を表わす側面図である。
【0003】 ローリフト型無人搬送車は、本体フレーム11の後部に積載用のフォーク25 を昇降自在に連結したものである。本体フレーム11に回動自在にステアリング 軸14が支持されると共に、ステアリング軸14の下部にステアリング軸14に 対して軸回りに回動不能且つ軸方向に移動自在に支持台15が取付けられ、この 支持台15の下部に操舵駆動輪である前輪13が支持されている。また、ステア リング軸14に突設されたばね受16と支持台15との間に圧縮コイルばね17 が介装されることで支持台15は下方へ付勢されており、これにより前輪13が 床面に押付けられている。
【0004】 支持台15上には走行用のドライブモータ18及び減速機19が搭載され、前 輪13はドライブモータ18によって正逆方向に回転駆動される、一方、ステア リング軸14にはギヤ20が固定されると共に、本体フレーム11に支持された ステアリングモータ21のピニオン22がこのギヤ20と噛み合っている。前輪 13を挟んで左右両側にはそれぞれキャスター機能を有する補助輪23が本体フ レーム11に取付けられている。さらに、本体フレーム11には後述する油圧シ リンダ31を作動させる電動油圧パワーユニット24及びこの電動油圧パワーユ ニット24によって前記フォーク25の昇降を制御する図示しない制御装置が搭 載されている。
【0005】 図2に示すように、荷物を載せるための2本のフォーク25は、フォーク25 の前方に位置して鉛直方向へ伸びる取付部26に結合されている。そして、図3 に示すように取付部26は左右一対の支持リンク27を介して本体フレーム11 の上部に枢着され、本体フレーム11の下面に突設された左右一対の支持突片2 8がピン45,30により連結される駆動リンク29を介してフォーク25の下 部に結合される。これにより構成される四節リンク機構によって図3に示すフォ ーク25の左端は本体フレーム11に対して昇降自在となっている。
【0006】 支持リンク27と駆動リンク29との間には左右一対のフォーク昇降用の駆動 手段としての油圧シリンダ31が位置しており、そのシリンダとロッドが各々本 体フレーム11に突設された支持突片32と取付部26に突設された支持突片3 3とに連結されている。
【0007】 一方、フォーク25の先端部(後端部)の下面には各々後輪34が配設されて いる。これらの後輪34は従動輪であり、各フォーク25ごとにそれぞれ一対ず つ設けられている。一対の後輪34はブラケット35の両端に軸支され、このブ ラケット35に枢着された従動リンク36がフォーク25の下面にピン37によ って枢着される。従動リンク36にはピン38を介してロッド39の一端が枢着 され、ロッド39の他端はピン40によって前記駆動リンク29に枢着されてい る。
【0008】 フォーク25には前述のドライブモータ18,ステアリングモータ21,油圧 パワーユニット24等を駆動するバッテリー41が搭載されている。
【0009】 図2に示すように、前輪13を支持する支持台15には取付板42が取付けら れており、取付板42に前輪13に関して左右対称の位置に前進走行用センサ4 3がそれぞれ固定されている。一方、2本のフォーク25の先端部(後端部)の 下面にそれぞれ後進用の走行センサ44が配設されている。これらの走行センサ 43,44は床面に予め敷設された誘導路を検知するものであり、これらの走行 センサ43,44の出力信号に応じてステアリングモータ21を制御する図示し ない制御装置が本体フレーム11に搭載されている。
【0010】 このような構成において、床面の誘導路を走行センサ43,44で検知して無 人走行を行う場合、前進時には前進用の走行センサ43が用いられる。走行セン サ43は前輪13の操舵動作に伴ってそれと一緒に動くので、走行センサ43は 常に走行方向における前方の誘導路を検知することとなり、それによって迅速且 つ確実な誘導走行を行うことができる。一方、後進時は後進用の走行センサ44 が用いられる。
【0011】 ここで、ローリフト型搬送車では、フォーク25に搬送物が載置されていない ときは、図4(a)に示すように、フォーク25を下降位置に下げて走行する一 方、搬送物を載せて搬送するときは、図4(b)に示すように、フォーク25を 上昇位置に上げて走行する。
【0012】 フォーク25の上昇,下降は以下のようにして行なわれる。
【0013】 油圧シリンダ31を伸長駆動するとフォーク25の左端は本体フレーム11に 対して上昇する一方、短縮させると図3の状態のようにフォーク25の左端は本 体フレーム11に対して下降する。
【0014】 図4(a)に示すようにフォーク25が下降位置にあるときは、従動リンク3 6は倒れた状態にある。一方、油圧シリンダ31によってフォーク25の左端が 上昇位置まで持ち上げられると、図3中の駆動リンク29がピン45を中心とし て反時計方向に回動してロッド39を左方へ引っ張り、これによって従動リンク 36がピン37を中心として時計方向に回動して図4(b)に示すように斜めに 起立した状態となる。すると、後輪34とフォーク25の上面との距離が拡がり 、フォーク25の右端が上昇する。以上のようにしてフォーク25の全体が昇降 する。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、走行センサが電磁誘導式のものである場合は問題ないが、磁気誘導 式のものでは走行センサを床面から30mmの高さに保持しなければならないた めに図4(a),(b)に示すようにフォークを上昇させたときと下降させたと きの床面から走行センサ44までの高さHが大きく異なると誘導路が検出できな いこととなって支障が生じる。
【0016】 一方、図5に示すようにブラケット35を後方へ延長してその先端に走行セン サ44を取り付けることも考えられるが、床面47の凸部46に車輪34の一方 が乗り上げると床面47に対するブラケット35の角度θが変化するためにセン サー入力が変動して安定した精度の高い走行ができず、また走行センサ44がフ ォーク25と干渉する。
【0017】 そこで本考案は、斯る課題を解決した無人搬送車を提供することを目的とする 。
【0018】
【課題を解決するための手段】
斯る目的を達成するための本考案の構成は、本体フレームと、本体フレームに 取り付けられるとともに回転駆動及び操舵を行なう前輪と、本体フレームの後部 に昇降自在に取り付けられたフォークと、フォークの後部に昇降可能に設けられ て従動回転する後輪とからなる無人搬送車において、相互に平行でかつ長さの等 しい一対のリンクを介してフォークの下方に水平方向へ伸びる水平部材を設け、 両端に後輪を有する揺動部材の略中央を回動自在に水平部材に結合し、床面に敷 設された誘導路を検知するための後進用の走行センサを水平部材に取り付け、一 対のリンクのうちの一方を駆動手段に連動連結したことを特徴とする。
【0019】
【作用】
駆動手段により一対のリンクを回動させると、フォークと水平部材との距離が 大きくなってフォークが上昇し、あるいは小さくなってフォークが降下する。走 行センサは水平部材に取り付けられているので、床面との距離はフォークの上昇 ,降下に拘らず変化しない。車輪が床面の凸部へ乗り上げても、水平部材は床面 と略平行な状態を維持し、走行センサの高さは僅かに大きくなるだけで支障は生 じない。
【0020】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例 は従来の無人搬送車の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号 を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0021】 本考案による無人搬送車の構成を、図1に示す。相互に平行で同一長さの一対 のリンク50の上端がピン51を介して回動自在にフォーク25に取り付けられ 、下端どうしがピン52を介して回動自在に結合した水平部材53により連結さ れている。つまり、平行リンク機構により、水平部材53は常にフォーク25と 平行な状態を維持する。そして、両端に後輪34を有する揺動部材としてのブラ ケット35の中間部が一方のピン52を介して回動自在に水平部材53に取り付 けられている。リンク50のうちの一方の上端であってピン51とは離れた位置 にロッド39の一端が結合されている。そして、後進走行用の走行センサ44は 水平部材53の後端部に固着されている。
【0022】 次に、斯る無人搬送車の作用を説明する。図1(a)に示すようにロッド39 が左方へ引かれずフォーク25が上昇しない状態では走行センサ44の高さHは 車輪34の半径寸法によって決まる。次にロッド39が左方へ引かれると、図1 (b)に示すように一対のリンク50が夫々ピン51を中心として時計方向へ回 動し、水平部材53とフォーク25との距離が大きくなることから、フォーク2 5が上昇する。このとき、走行センサ44は水平部材53に取り付けられている ことから、走行センサ44の床面47からの高さHは図1(a)の状態のときと 同じである。
【0023】 次に、図1(c)に示すように一方の車輪34が床面47の凸部46上に乗り 上げた場合は、ピン52の高さが一対の車輪34の高さの中間の高さになって床 面47から走行センサ44までの高さHは大きくなるものの、その大きさは僅か である。従って、走行センサ44が誘導路を検出するのに支障が生じるようなこ とはない。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明からわかるように、本考案による無人搬送車によれば平行リンク機 構を介して水平部材をフォークに取り付けるとともに両端に車輪を有する揺動部 材の中間部を回動自在に水平部材に取り付け、水平部材に後進用の走行センサを 取り付けたので、フォークを上昇させたりあるいは車輪が床面の凸部へ乗り上げ ても走行センサが床面から大きく離れたり床面に対して傾いたりすることなく、 床面と走行センサとの距離を略一定に保つことができる。従って、電磁誘導方式 の走行センサだけでなく、磁気誘導方式の走行センサであっても支障なく走行セ ンサとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による無人搬送車の要部を示す構成図と
作用説明図。
【図2】従来の無人搬送車の斜視図。
【図3】従来の無人搬送車の側面図。
【図4】従来の無人搬送車の作用説明図。
【図5】無人搬送車の改良案を示す説明図。
【符号の説明】
11…本体フレーム 13…前輪 18…ドライブモータ 21…ステアリングモータ 25…フォーク 31…油圧シリンダ 34…後輪 35…ブラケット 44…走行センサ 50…リンク 53…水平部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームと、本体フレームに取り付
    けられるとともに回転駆動及び操舵を行なう前輪と、本
    体フレームの後部に昇降自在に取り付けられたフォーク
    と、フォークの後部に昇降可能に設けられて従動回転す
    る後輪とからなる無人搬送車において、相互に平行でか
    つ長さの等しい一対のリンクを介してフォークの下方に
    水平方向へ伸びる水平部材を設け、両端に後輪を有する
    揺動部材の略中央を回動自在に水平部材に結合し、床面
    に敷設された誘導路を検知するための後進用の走行セン
    サを水平部材に取り付け、一対のリンクのうちの一方を
    駆動手段に連動連結したことを特徴とする無人搬送車。
JP6401293U 1993-11-30 1993-11-30 無人搬送車 Expired - Lifetime JP2564836Y2 (ja)

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JP2564836Y2 JP2564836Y2 (ja) 1998-03-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10111717A (ja) * 1996-10-08 1998-04-28 Nippon Steel Corp 無人運搬車用誘導センサの支持構造
JPH11321634A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 無人搬送車のガイドセンサ取付構造
JP2001159917A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Tcm Corp 無人搬送車

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JP2001159917A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Tcm Corp 無人搬送車

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