JPH07317591A - 過給圧検出手段の故障診断装置 - Google Patents

過給圧検出手段の故障診断装置

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JPH07317591A
JPH07317591A JP6112959A JP11295994A JPH07317591A JP H07317591 A JPH07317591 A JP H07317591A JP 6112959 A JP6112959 A JP 6112959A JP 11295994 A JP11295994 A JP 11295994A JP H07317591 A JPH07317591 A JP H07317591A
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JP
Japan
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air flow
supercharging pressure
intake air
flow rate
amount
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JP6112959A
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Yoichiro Yamagishi
陽一郎 山岸
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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    • F02D41/0002Controlling intake air
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過給圧センサの故障を診断する。 【構成】機関回転速度Nが所定の範囲内にあり (ステッ
プ82) 、水温Twが所定値以上であるとき (ステップ8
3) にスロットル弁開度の変化量ΔTVOが所定値以上
の過渡運転か否かを判別し (ステップ84) 、過渡運転時
に過給圧センサで検出される過給圧の変化量ΔPが所定
値以下であるときには、過給圧センサが故障していると
診断し、過給圧変化による吸入空気流量の補正を禁止
し、警告灯MILを点灯する (ステップ85〜ステップ8
7) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過給機付内燃機関におい
て過渡時の吸入空気流量を検出するためにコンプレッサ
ー部とスロットル弁との間に設けられる過給圧センサの
故障を診断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内燃機関への燃料供給量を電
子制御する制御装置において、機関の吸入空気流量を直
接に検出するエアフローメータを設け、このエアフロー
メータで検出された吸入空気量に基づいて燃料供給量を
可変設定するよう構成されたものが、一般にLジェトロ
方式と呼ばれて知られている(特開昭58−15004
0号公報,特開昭59−49334号公報等参照)。
【0003】ところで、自然吸気の内燃機関において
は、エアフローメータとスロットル弁との間の容積が比
較的小さい場合には、エアフローメータによる検出空気
量は、スロットル弁の通過空気量と略一致する。これに
対し、過給機を備えた内燃機関にあっては、コンプレッ
サー部とスロットル弁との間の過給室に充填される空気
量が、過渡運転による過給圧変化で変化する。このた
め、過給機付機関では、過渡運転時にはエアフローメー
タは過給室充填空気量の変化分も同時に検出することに
なり、エアフローメータによる検出空気量と実際にスロ
ットル弁を通過する空気量とが、過給室内における充填
空気量変化分だけ一致しなくなる。従って、過給機付機
関の過渡運転時には、吸入空気量の検出精度が悪化し、
以て、燃料制御精度(空燃比制御精度)が悪化して機関
吸入混合気の空燃比が目標からずれ、運転性や排気性状
に悪影響を及ぼすこととなる。このため、過給室の過給
圧を検出する過給圧センサを設け、前記過給圧変化によ
る過給室充填空気量の変化分を算出し、エアフローメー
タで検出された吸入空気流量を該変化分で補正してシリ
ンダ吸入空気流量を求めるようにしたものがある (特開
平4−191452号公報参照) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように過給圧変
化に基づいて過渡運転時の吸入空気流量を検出するよう
にしたものでは、過給圧センサが故障すると正しいシリ
ンダ吸入空気流量を検出することができなくなる。本発
明は上記問題点に鑑みなされたものであり、過給圧検出
手段の故障を診断する装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、図1に示すように、過給機のコンプレッサー
部下流側にスロットル弁を備えて構成された過給機付内
燃機関の過給圧を検出する過給圧検出手段の故障診断装
置であって、機関の過渡運転を検出する過渡運転検出手
段と、前記過渡運転状態検出手段によって検出された機
関の過渡運転時に、前記過給圧検出手段の検出値の変化
量を算出し、該変化量に基づいて過給圧検出手段の故障
を診断する診断手段と、を含んで構成したことを特徴と
する。
【0006】ここで、前記故障診断手段は、前記過給圧
検出手段の検出値の変化量が基準値以下であるときに過
給圧検出手段が故障していると診断するようにしてもよ
い。また、請求項3に係る発明は、図2に示すように、
過給機のコンプレッサー部下流側にスロットル弁を備え
て構成された過給機付内燃機関の過給圧を検出する過給
圧検出手段の故障診断装置であって、前記コンプレッサ
ー部の上流側で機関の吸入空気流量を直接検出する吸入
空気流量検出手段と、前記コンプレッサー部とスロット
ル弁との間に設けられた過給室の容積と前記過給圧検出
手段で検出される過給圧の変化分とに基づいてシリンダ
吸入空気量に対応する吸入空気流量を演算する吸入空気
流量演算手段と、機関の過渡運転を検出する過渡運転検
出手段と、前記過渡運転状態検出手段により検出された
機関の過渡運転時に、前記吸入空気流量演算手段により
演算された吸入空気流量と前記吸入空気流量検出手段で
検出された吸入空気流量とを比較して過給圧検出手段の
故障を診断する診断手段と、を含んで構成したことを特
徴とする。
【0007】ここで、前記故障診断手段は、前記吸入空
気流量演算手段により演算された吸入空気流量と前記吸
入空気流量検出手段で検出された吸入空気流量との偏差
が所定値以下であるときに過給圧センサが故障している
と診断するようにしてもよい。
【0008】
【作用】かかる構成によると、過給圧センサが故障する
と、過渡運転時に過給圧室の過給圧が充填空気量の変化
により変化しても該変化に応答しないため、それによっ
て過給圧センサの故障を診断することができる。具体的
な診断として、過給圧センサの検出値の変化量が基準値
以下であるときには、過給圧センサが故障しているため
であると診断することができる。
【0009】また、過渡運転時には過給圧センサで検出
される過給圧の変化分に基づいて吸入空気流量が補正さ
れるが、過給圧センサが故障していると過給圧の変化分
に相当する補正分が得られないため、該補正された吸入
空気流量と吸入空気流量検出手段で検出された吸入空気
流量の検出値とを比較することによっても過給圧センサ
の故障を診断できる。
【0010】具体的な診断として、補正された吸入空気
流量と吸入空気流量検出手段によって検出された吸入空
気流量との偏差が所定値以下であるときに過給圧センサ
が故障していると診断できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。各実施例に共通なハードウエアの構成を示す図3に
おいて、過給機として排気ターボチャージャ1を備えた
内燃機関2は、排気通路3を介して排出された排気のエ
ネルギによって排気ターボチャージャ1の排気タービン
4を回転駆動させることにより、吸気通路5に設けられ
前記排気タービン4と軸結されたコンプレッサ6を回転
駆動して、吸入空気を過給するようになっている。
【0012】ここで、コンプレッサ6下流の吸気通路5
の吸気圧力が、圧力通路7を介してダイアフラム式アク
チュエータ8の圧力室に導入されている。ダイアフラム
式アクチュエータ7は、排気タービン3をバイパスして
設けられる排気バイパス通路9を開閉する排気バイパス
弁(ウェストゲートバルブ)10を、その圧力室に導入さ
れた圧力(過給圧)に応じて開閉駆動するものである。
【0013】コントロールユニット15には、コンプレッ
サ6上流側の吸気通路5に介装された熱線式などのエア
フローメータ11によって直接に検出された吸入空気流量
信号Q、コンプレッサ6下流側の吸気通路5に介装され
たスロットル弁12に付設されたスロットルセンサ13によ
って検出されたスロットル弁開度信号TVO、クランク
角センサ等の回転速度センサ14によって検出された機関
回転速度信号N、機関2のウォータジャケット16に配設
された水温センサ17によって検出された冷却水温度信号
Tw等が入力されるようになっている。
【0014】そして、コントロールユニット15は、前記
エアフローメータ11によって検出される吸入空気流量Q
及び回転速度センサ14で検出される機関回転速度Nに基
づいて基本燃料噴射量Tpを演算設定すると共に、この
基本燃料噴射量Tpを水温センサ17によって検出される
冷却水温度Tw等に基づいて補正することで最終的な燃
料噴射量Tiを設定する。そして、前記燃料噴射量Ti
に相当するパルス巾の駆動パルス信号を電磁式の燃料噴
射弁18に機関回転に同期した所定タイミングで出力し
て、前記パルス巾に相当する時間だけ燃料噴射弁18を間
欠的に開駆動して、機関2に燃料を噴射供給させる。
【0015】尚、各燃焼室には点火栓20が設けられた点
火栓である。ここで、前記コンプレッサ6の下流側でス
ロットル弁12の上流側に過給圧Pを直接検出する過給圧
センサ21が設けられ、コントロールユニット15は前記過
給圧センサ21で検出される過給圧Pに基づいてエアフロ
ーメータ11によって検出された吸入空気流量Qaを補正
するように構成されており、該過給圧Pに基づいて補正
された吸入空気流量Qsのデータに基づいて基本燃料噴
射量Tpが設定されるようにしてある。
【0016】また、第1の実施例 (請求項1に係る発明
の実施例) では、前記過給圧センサ21の故障診断を過渡
運転時の検出値の変化量によって行う。かかる故障診断
ルーチンを図4のフローチャートに従って説明する。ス
テップ (図ではSと記す。以下同様) 81では、エアフロ
ーメータ11で検出される吸入空気流量Q,回転速度セン
サ14によって検出される機関回転速度N,スロットルセ
ンサ13によって検出されるスロットル弁12の開度TVO
, 過給圧センサ21によって検出される過給圧Pを入力す
る。
【0017】ステップ82では、前記機関回転速度Nが設
定された範囲内N1 <N<N2 にあるか否かを判定す
る。そして、前記設定範囲内にあると判定された場合
は、ステップ83へ進み、冷却水温度Twが所定値Tw0
以上であるか否かを判定する。そして、Tw≧Tw0
判定された場合は、ステップ84へ進み、スロットル弁開
度TVOの前回値TVOOLD の偏差ΔTVOが所定値Δ
TVO0 より大きいか否かによって過渡運転時か否かを
判定する。したがって、スロットルセンサ13と、このス
テップ84の機能とが、過渡運転検出手段を構成する。
【0018】そして、ΔTVO>ΔTVO0 つまり過渡
運転時と判定された場合は、ステップ85へ進み、過給圧
Pの変化量ΔP (前回値P0 との偏差量) を、基準値Δ
0と比較する。そして、ΔP≦ΔP0 と判定された場
合は、過給圧センサ21が過渡運転時に過給室の充填空気
量変化によって変化するはず過給圧Pの変化を捉えてお
らず、過給圧センサ21が故障していると診断し、ステッ
プ86で過給圧P変化に応じた吸入空気流量Qの補正を禁
止すると共に、ステップ87で警告灯MILを点灯する。
【0019】このように過渡運転時における過給圧Pが
変化の有無に応じて容易に過給圧センサ21の故障を診断
することができる。尚、機関回転速度Nが所定範囲内に
あり、冷却水温度Twが所定値Tw0 以上であって、か
つ、スロットル弁開度TVOの変化量ΔTVOが所定値
ΔTVO0 以上という診断条件を設定したことにより、
正常時における過給圧Pの変化量に見合った基準値ΔP
0 を設定することができ、診断精度が保証される。ま
た、スロットル弁開度TVOの変化量ΔTVOに応じて
判定用の基準値ΔTVO0 を可変に設定する構成として
もよい。
【0020】次に、請求項2に係る発明の実施例を説明
する。本実施例は、過渡運転時に過給圧変化に応じて吸
入空気流量が補正されるので、該補正された吸入空気流
量とエアフローメータで検出される吸入空気流量との比
較により過給圧センサの故障を診断するものである。ま
ず、過給圧Pに基づく吸入空気流量Qの補正制御を、図
5〜図8のフローチャートに従って以下に説明する。
【0021】尚、本実施例において、吸入空気流量検出
手段は前記エアフローメータ11が相当し、過給圧検出手
段は前記過給圧センサ21が相当する。図5のフローチャ
ートは、エアフローメータ11により検出された吸入空気
流量Qの過給圧P変化に基づく補正制御の全体概要を示
すものである。ステップ1では、過給圧センサ21で検出
される過給圧Pの変化量ΔPを演算し、次のステップ2
では、エアフローメータ11により検出された吸入空気流
量Qaを前記過給圧Pの変化量ΔPに基づき補正するた
めの補正値Qtcを演算する。そして、ステップ3で
は、前記補正値Qtcによってエアフローメータ11によ
り検出された吸入空気流量Qaを補正し、ここで補正設
定された吸入空気流量Qsを基本燃料噴射量Tpを演算
するための最終検出値として設定するようにしてある。
【0022】次に上記に概略説明した各ステップ1〜3
における詳細な処理内容を図6〜図8のフローチャート
に従って以下に説明する。前記ステップ1における変化
量ΔP演算の詳細は、図6のフローチャートに示してあ
る。ここで、まず、ステップ11では、機関2が過渡運転
状態であるか否かを、前記実施例同様例えばスロットル
センサ13で検出されるスロットル弁12の開度変化に基づ
き判別する。
【0023】例えばスロットル弁12の開度が略一定して
いてステップ11で機関2が定常運転されていると判別さ
れたときには、ステップ12で過給圧センサ21による検出
値の平均化処理を行った後、ステップ13で過渡・定常を
判別するためのフラグFtrに定常運転を示すゼロをセッ
トする。そして、次のステップ14では、ステップ12で平
均化処理した過給圧検出値の最新値から32ms前のデー
タを減算することで、32ms間における過給圧Pの変化
量ΔPを求める。
【0024】一方、スロットル弁12の開度変化があって
ステップ11で機関2が過渡運転状態であると判別された
ときには、ステップ15で過給圧検出値の平均化処理を行
ってから、ステップ16で前記フラグFtrに過渡運転を示
す1をセットする。そして、ステップ17では、ステップ
15で平均化処理した過給圧検出値の最新値から4ms前
のデータを減算することで、4ms間における過給圧P
の変化量ΔPを求める。
【0025】尚、上記のように過渡・定常に関わらず過
給圧の脈動を吸収するための過給圧の平均化処理を行う
が、過渡運転時には最新検出値に対して平均化処理され
た値の遅れが発生しないように、平均化処理において定
常運転時よりもより最新値に重み付けされるようにする
ことが好ましく、更に、定常運転時にのみ平均化処理を
行わせ、過渡運転時には平均化処理を行わないようにし
ても良い。
【0026】また、上記のように過渡・定常で、過給圧
Pの変化量ΔPを演算する時間枠を切り換え、定常運転
時にはより長い時間枠で変化量ΔPを捉えるようにした
のは、以下のような理由による。即ち、なるべく短い時
間枠で変化量ΔPを捉えることが変化量ΔPの変化を精
度良く捉える上で好ましいが、定常運転時で過給圧がゆ
っくり変化して前記短い時間枠での変化量ΔPが分解能
以下であると、前記ゆっくりした過給圧P変化を捉える
ことができなくなるためであり、過渡運転時には4ms
毎に最新値と4ms前の値との差として変化量ΔPを得
るが、定常運転時には4ms毎に32ms前の値と最新値
との差として変化量ΔPを得るようにする。但し、前記
変化量ΔPを演算させる時間枠の時間(4ms、32m
s)を限定するものではない。
【0027】上記のようにして変化量ΔPを求めると、
次のステップ18では、変化量ΔPの正負によって過給圧
の変化方向を判別する。変化量ΔPが正の値であって、
過給圧Pが上昇傾向にあるとき(加速時)には、ステッ
プ19へ進み、過給圧Pの変化方向を判別するためのフラ
グFdpに対して、過給圧Pの上昇傾向を示すゼロをセッ
トし、逆に、過給圧Pが負の値であって、過給圧Pが減
少傾向にあるとき(減速時)には、ステップ20へ進んで
前記フラグFdpに1をセットする。
【0028】一方、変化量ΔPが略ゼロであって過給圧
Pの変化がないとき(定常時)には、ステップ21でフラ
グFdpに1をセットした後、ステップ22で吸入空気流量
Qの補正値Qtcにゼロをセットして、吸入空気流量Qの
過給圧P変化に基づく補正をキャンセルする。そして、
過給圧Pの変化がなくステップ22へ進んだ場合には、補
正値Qtcの演算に移行しないで、そのまま吸入空気流量
Qの補正演算に進むが、過給圧Pの変化があってステッ
プ19又はステップ20へ進んだときには、前記過給圧P変
化に応じた吸入空気流量Qの補正を行うべく前記補正値
Qtcの演算へ移行する。
【0029】図5のフローチャートにおけるステップ2
に相当する補正値Qtcの演算は、図7のフローチャート
に示される。図7のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ31では、過給圧Pの絶対値に基づく補正係数KP
col を、マップから検索して求める。前記補正係数KP
colは、過給圧Pが増大するほど小さな値となるように
設定されている。尚、前記補正係数KPcol の特性につ
いては、後に詳細に説明する。
【0030】次のステップ32では、前記図6のフローチ
ャートで設定されるフラグFtrの判別を行い、フラグF
trに1がセットされている過渡運転状態のときには、ス
テップ33へ進み、以下の式に従ってコンプレッサ6とス
ロットル弁12との間の過給室22における充填空気量の変
化分に相当する補正値Qtcを算出する。 Qtc←|ΔP|×VOLTC ×KPcol ここで、|ΔP|は前記ステップ17で求められた4ms
間の過給圧変化量の絶対値であり、VOLTC はコンプレッ
サ6とスロットル弁12との間の過給室22の容積に依存す
る定数である。
【0031】一方、ステップ32でフラグFtrにゼロがセ
ットされていると判別され、機関2が定常運転状態であ
るときには、ステップ34へ進み、以下の式に従って補正
値Qtcを算出する。 Qtc←|ΔP|×VOLTC ×KPcol ÷8 上記演算式の場合、|ΔP|は前記ステップ14で演算さ
れた32ms間における過給圧Pの変化量の絶対値である
から、過渡時の演算基準(4ms)に合わせ、4ms間
における変化量に換算するために8(=32ms/4m
s)で除算するようにしてある。
【0032】次に前記補正値Qtcに基づく、エアフロー
メータ11による検出値Qaの補正を、図8のフローチャ
ートに従って説明する。まず、ステップ41では、前記第
4図のフローチャートにおいて設定され過給圧Pの変化
方向を示すフラグFdpの判別を行う。ここで、フラグF
dpにゼロがセットされていて、過給圧Pが上昇傾向にあ
るときには、ステップ42へ進み、エアフローメータ11に
よって検出された吸入空気流量Qaから前記補正値Qtc
を減算し、その結果を最終的な検出値Qsにセットす
る。
【0033】一方、前記フラグFdpに1がセットされて
いて、過給圧Pが減少傾向(又は補正値Qtcにゼロがセ
ットされる過給圧一定時)にあるときには、ステップ43
へ進み、エアフローメータ11によって検出された吸入空
気流量Qaに前記補正値Qtcを加算し、その結果を最終
的な検出値Qsにセットする。
【0034】上記ステップ42又はステップ43で補正設定
された吸入空気流量Qsに基づき基本燃料噴射量Tpが
算出され、この基本燃料噴射量Tpに基づいて燃料噴射
弁18が駆動制御されて、燃料供給量が電子制御されるこ
とになる。ここで、上記のような過給圧Pの変化量ΔP
に基づく補正値Qtcの演算式について詳細に説明する。
【0035】本実施例のように過給機を備えた内燃機関
にあっては、過給機のコンプレッサからスロットル弁ま
での吸気通路を過給室22とすると、この過給室22の充填
空気量が過給圧の変化によって変化し、エアフローメー
タ11は前記充填空気量の変化分も、スロットル弁通過空
気量に含めて検出することになってしまうため、真のス
ロットル弁通過空気量を求めるためには前記充填空気量
の変化分を補正する必要が生じるものである。
【0036】ここで、前記過給室22の充填空気量Qcol
は、下式によって算出することができる。 Qcol =ρ1×Vcol =ρ0× (T0/T1) × (P1/P0) ×Vcol 上記式で、ρ1は過給室22内の実際の空気密度、Vcol
は過給室22容積、ρ0は基準空気密度、T0は過給室22
内空気の基準温度、T1は過給室22内空気の実際温度、
P1は実際の過給圧、P0は基準圧力である。
【0037】上式において、所定時間Δt後における過
給圧をP2,温度をT2とすると、単位時間Δt当たり
の充填空気量Qcol の変化量ΔQcol は、以下の式で算
出されることになる。 ΔQcol =(Qcol 2−Qcol 1)/Δt =ρ0× (T0/P0) ×Vcol × (P2/T2−P1
/P1) /Δt ここで、過給室22内の空気を断熱変化と仮定した場合に
は、ポリトロープ変化に対する式により、T1/T2=
(P2/P1) (1/n-1) であるから、前記充填空気量変
化量ΔQcol の演算式は以下のようになる。 ΔQcol =ρ0×Vcol × (P1/P0)1/n×{ (P2
/P1)1/n}/Δt 上記充填空気量変化量ΔQcol の演算式において、ポリ
トロープ指数nを1.4とし、過給圧変化(P2−P1)
が小さいものとすると、下式が成立する。
【0038】 (P2/P1)1/n−1≒0.7143× (P2/P1) /P1 従って、前記ΔQcol の式は、以下のようになる。 ΔQcol =ρ0×Vcol ×(P1/P0)1/n ×0.7143× (P2/P1) / (P1×Δt) ・・・ (1) 前記 (1) 式において、ρ0×Vcol ×0.7143/Δtが
定数で、(P1/P0)1/n /P1がP1によって決定
される係数となるから、ρ0×Vcol ×0.7143/Δt=
VOLTCとし、更に、(P1/P0)1/n /P1の値
が過給圧Pに応じてマップから検索されてKPcol とし
て与えられるようにしてあれば、前記 (1) 式は、前述
の実施例で用いた以下のような式に簡略化され、過給室
容積Vcol,過給圧変化ΔP, 過給圧絶対値Pに基づいて
充填空気量の変化分を推定できる以下のような式とな
る。 Qtc=ΔQcol =VOLTC× (P2−P1) ×KPcol ・・・ (2) =VOLTC×|ΔP|×KPcol 即ち、所定時間Δt間における過給圧Pの変化量ΔP=
(P2−P1)を求め、KPcol を過給圧Pの絶対値に
基づいてマップを参照して求めれば、過給室22の充填空
気量の変化分ΔQcol が求められるものであり、過給圧
Pが上昇傾向にあるとき(P2>P1)には、過給室の
充填空気量がΔQcol だけ増大し、かかる充填空気量の
増大分も含めてエアフローメータ11が検出するから、検
出値Qaから前記ΔQcol (Qtc)を減算すれば、過給
圧変化による充填空気量の変化分を除いた真のスロット
ル弁通過空気量を求めることができるものである。
【0039】同様に、過給圧Pが減少傾向にあるとき
(P2<P1)には、過給室22の充填空気量がΔQcol
だけ減少し、かかる減少分だけエアフローメータ11が真
のスロットル弁通過空気量よりも少なく検出するから、
検出値Qaに前記ΔQcol (Qtc)を加算すれば、過給
圧変化による充填空気量の変化分を除いた真のスロット
ル弁通過空気量を求めることができるものである。
【0040】尚、前記補正係数KPcol は、前述のよう
に前記(P1/P0)1/n /P1に相当するから、図7
のフローチャート中に示すように略過給圧の増大に応じ
て減少する特性となる。ここで、マップを用いるのでは
なく前記(P1/P0)1/n/P1を演算させても良い
が、演算を簡便化させるためにマップを用いる方が好ま
しい。
【0041】また、過給圧変化が最大となる条件は、低
負荷(無過給領域)からの加速であることから、前記
(1) 式において、P1≒P0と仮定すると、(P1/
P0) 1/n が1に近似されて、ΔQcol の式は以下のよ
うに簡略化されることになる。 ΔQcol =ρ0×Vcol ×0.7143×{(P2−P1)/
P1}/Δt ここで、(P2−P1)/P1における分母のP1もP
0に略等しいと見做せば、(P2−P1)以外は定数と
なるから、VOLTC=ρ0×Vcol ×{0.7143/P
0}/Δtとすれば、 ΔQcol =VOLTC×(P2−P1)・・・ (3) と
なり、コンプレッサ6からスロットル弁12までの間の過
給室22の容積Vcol と、過給圧Pの変化量ΔPとによっ
てエアフローメータ11による検出誤差分に相当する過給
室22の充填空気量の変化ΔQcol を推定することができ
る。
【0042】但し、前記 (3) 式のように過給圧Pの絶
対レベルに基づく補正項を省略して充填空気量変化を推
定させるようにすると、過給圧Pの絶対レベルの変化に
よって大きなエラーを生じるので、前述の (2) 式のよ
うに、過給圧Pの絶対値によって決定される補正係数K
Pcol を含めて充填空気量の変化量ΔQcol を演算させ
ることが好ましい。
【0043】次に、前記のようにして過給圧変化によっ
て補正された吸入空気流量とエアフローメータによって
検出される吸入空気流量との比較により過給圧センサの
故障を診断するルーチンを図9のフローチャートに従っ
て説明する。ステップ51では、過渡運転状態か否かを判
定する。かかる判定は、前記ステップ11の判定でセット
されるフラグFtrの値から判別してもよいが、前記第1
の実施例と同様、即ち、図4のステップ81〜ステップ84
の条件成立を判定条件としてもよい。
【0044】ステップ52では、エアフローメータ11で検
出された吸入空気流量Qaを入力し、ステップ53では、
前記図8で補正された吸入空気流量Qsを入力する。ス
テップ54では、検出値Qaが補正値Qsにヒステリシス
ΔQを増減した値の範囲内に属するか否かを判定する。
そして、検出値Qが前記範囲内に属していれば、ステッ
プ55で過給圧センサ21が故障しているためであると診断
し、前記補正値Qsの使用を禁止すると共に、ステップ
56で警告灯MILを点灯する。
【0045】このように、過渡運転時には過給圧の変化
に応じて吸入空気流量が補正されるので、この補正され
た吸入空気流量とエアフローメータで検出される吸入空
気流量とを比較して両者が略等しいときに過給圧センサ
が故障していると診断することもできる。尚、以上の実
施例では、過給機として排気ターボチャージャ1を備え
る機関について述べたが、過給機としては直接機関駆動
される過給機であっても良い。
【0046】また、過渡運転の検出をスロットル弁開度
の変化量で行う他、エアフローメータ11で検出される吸
入空気流量の変化量で検出する構成としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、過渡運転時に変化するはずの過給圧センサの検出値
や、過給圧変化に応じて補正される吸入空気流量と吸入
空気流量の検出値との比較に基づいて過給圧検出手段の
故障を診断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の構成を示すブロック図。
【図2】請求項2に係る発明の構成を示すブロック図。
【図3】請求項1及び請求項2に係る発明の実施例に共
通のハードウエアを示す概略図。
【図4】請求項1に係る発明の実施例における過給圧セ
ンサの故障診断ルーチンを示すフローチャート。
【図5】請求項2に係る発明の実施例の過給圧変化に基
づく吸入空気量の補正制御の概略ルーチンを示すフロー
チャート。
【図6】前記図5のステップ1のサブルーチンを示すフ
ローチャート。
【図7】前記図5のステップ2のサブルーチンを示すフ
ローチャート。
【図8】前記図5のステップ3のサブルーチンを示すフ
ローチャート。
【図9】請求項2に係る発明の実施例における過給圧セ
ンサの故障診断ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 排気ターボチャージャ 2 内燃機関 4 排気タービン 6 コンプレッサ 11 エアフローメータ 12 スロットル弁 15 コントロールユニット 21 過給圧センサ 22 過給室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過給機のコンプレッサー部下流側にスロッ
    トル弁を備えて構成された過給機付内燃機関の過給圧を
    検出する過給圧検出手段の故障診断装置であって、 機関の過渡運転を検出する過渡運転検出手段と、 前記過渡運転状態検出手段によって検出された機関の過
    渡運転時に、前記過給圧検出手段の検出値の変化量を算
    出し、該変化量に基づいて過給圧検出手段の故障を診断
    する診断手段と、 を含んで構成したことを特徴とする過給圧検出手段の故
    障診断装置。
  2. 【請求項2】前記故障診断手段は、前記過給圧検出手段
    の検出値の変化量が基準値以下であるときに過給圧検出
    手段が故障していると診断することを特徴とする請求項
    1に記載の過給圧検出手段の故障診断装置。
  3. 【請求項3】過給機のコンプレッサー部下流側にスロッ
    トル弁を備えて構成された過給機付内燃機関の過給圧を
    検出する過給圧検出手段の故障診断装置であって、 前記コンプレッサー部の上流側で機関の吸入空気流量を
    直接検出する吸入空気流量検出手段と、 前記コンプレッサー部とスロットル弁との間に設けられ
    た過給室の容積と前記過給圧検出手段で検出される過給
    圧の変化分とに基づいてシリンダ吸入空気量に対応する
    吸入空気流量を演算する吸入空気流量演算手段と、 機関の過渡運転を検出する過渡運転検出手段と、 前記過渡運転状態検出手段により検出された機関の過渡
    運転時に、前記吸入空気流量演算手段により演算された
    吸入空気流量と前記吸入空気流量検出手段で検出された
    吸入空気流量とを比較して過給圧検出手段の故障を診断
    する診断手段と、 を含んで構成したことを特徴とする過給圧検出手段の故
    障診断装置。
  4. 【請求項4】前記故障診断手段は、前記吸入空気流量演
    算手段により演算された吸入空気流量と前記吸入空気流
    量検出手段で検出された吸入空気流量との偏差が所定値
    以下であるときに過給圧センサが故障していると診断す
    ることを特徴とする請求項3に記載の過給圧検出手段の
    故障診断装置。
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