JPH07316600A - 皮革用ツヤ消し塗膜の形成方法 - Google Patents

皮革用ツヤ消し塗膜の形成方法

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JPH07316600A
JPH07316600A JP12992094A JP12992094A JPH07316600A JP H07316600 A JPH07316600 A JP H07316600A JP 12992094 A JP12992094 A JP 12992094A JP 12992094 A JP12992094 A JP 12992094A JP H07316600 A JPH07316600 A JP H07316600A
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group
coating
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carbon atoms
leather
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JP12992094A
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English (en)
Inventor
Taisuke Komatsu
泰典 小松
Shinichi Sawai
伸一 沢井
Junji Kamimura
純二 上村
Shinichi Ikehara
慎一 池原
Tomoyuki Kamimura
知行 上村
Yoshio Sakaguchi
由夫 坂口
Tadayoshi Tatsuno
忠義 龍野
Mitsuo Wakimoto
光男 脇本
Atsuko Takashio
敦子 高塩
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Honda Motor Co Ltd
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 皮革表面に、水性又は有機溶剤系着色塗料を
塗装し、乾燥したのち、A特定のポリシロキサン系マク
ロモノマー、脂環式エポキシ基含有ビニルモノマー及び
水酸基含有ビニルモノマーを単量体成分として含有する
共重合体、B6配位の有機アルミニウムキレート化合
物、及びC平均1次粒子径が5〜50mμのシリカ微粉
末を含有する有機溶剤系ツヤ消しクリヤー塗料を塗装
し、硬化させることを特徴とする皮革用ツヤ消し塗膜の
形成方法。 【効果】 上記の方法によって得られる皮革は耐汚染
性、耐屈曲性等に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮革用ツヤ消し塗膜の形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用シートの上張りとして、皮
革などの天然皮革を用いたものは伸長性、柔軟性、強靭
性などの性質に優れかつ特有の風合いをもつことから高
級品として使用されている。また、車載用シートは自動
車の空間の大きな部分を占めるため美粧性が要求され
る。
【0003】現在、牛皮などの上張りには一般的に上塗
り塗料として肌触りが良いことからウレタンクリヤーツ
ヤ消しラッカー塗料が塗装されている。しかしながら、
このものから形成された塗膜は、手あか、ダスト、砂ぼ
こり、飲料水などの汚染物質によって汚染され易く、ま
たその除去性も劣るため、徐々に汚染物質が塗膜表面に
蓄積し、シートの外観を著しく低下させるという欠点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮革用とし
て特に耐汚染性、耐屈曲性等に優れた塗膜の開発を目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の如
き問題点を解消するために鋭意研究を重ねた結果、今
回、皮革表面に、水性又は有機溶剤系着色塗料を塗装
し、乾燥したのち、特定の有機溶剤系ツヤ消しクリヤー
塗料を塗装後硬化させたもの、並びにツヤ消し塗膜を形
成する基材に特定の有機溶剤系クリヤー塗料を塗装し、
硬化させ、水性又は有機溶剤系着色塗料を塗装、乾燥
後、ウレタン系接着剤を塗装し、皮革を接着したもの
が、仕上り性、屈曲性、耐汚染性等に優れた塗膜を形成
することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】かくして、本発明は、 (1)皮革表面に、水性又は有機溶剤系着色塗料を塗装
し、乾燥したのち、 (2)下記の成分: (A)(i)一般式
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1は炭素数1〜8の脂肪族炭化
水素基またはフエニル基を示し、R2、R3及びR4は各
々炭素数1〜4のアルコキシル基または水酸基を示す)
で表わされる化合物(a)70〜99.999モル%
と、一般式
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R5は水素原子またはメチル基を
示し、R6、R7及びR8は各々水酸基、炭素数1〜4の
アルコキシル基または炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基
を示し、但し、R6、R7及びR8のすべてが同時に炭素
数1〜8の脂肪族炭化水素基であることはなく、nは1
〜6の整数を示す。)で表わされる化合物(b)30〜
0.001モル%とを反応させることにより得られる、
水酸基及びアルコキシル基から選ばれる遊離の官能基を
1分子当り2個以上有し、かつ数平均分子量が400〜
100000の範囲内にあるポリシロキサン系マクロモ
ノマー、(ii) 脂環式エポキシ基含有ビニルモノマ
ー、及び(iii)水酸基含有ビニルモノマーを単量体成
分として含有する共重合体、 (B)6配位の有機アルミニウムキレート化合物、及び (C)平均1次粒子径が5〜50mμのシリカ微粉末を
含有する有機溶剤系ツヤ消しクリヤー塗料を塗装し、 (3)硬化させることを特徴とする皮革用ツヤ消し塗膜
の形成方法(以下、「第1発明」という)、並びに (1)ツヤ消し面を有する基材に、下記の成分: (A)(i)一般式
【0011】
【化7】
【0012】(式中、R1は炭素数1〜8の脂肪族炭化
水素基またはフエニル基を示し、R2、R3及びR4は各
々炭素数1〜4のアルコキシル基または水酸基を示す)
で表わされる化合物(a)70〜99.999モル%
と、一般式
【0013】
【化8】
【0014】(式中、R5は水素原子またはメチル基を
示し、R6、R7及びR8は各々水酸基、炭素数1〜4の
アルコキシル基または炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基
を示し、但し、R6、R7及びR8のすべてが同時に炭素
数1〜8の脂肪族炭化水素基であることはなく、nは1
〜6の整数を示す)で表わされる化合物(b)30〜
0.001モル%とを反応させることにより得られる、
水酸基及びアルコキシル基から選ばれる遊離の官能基を
1分子当り2個以上有し、かつ数平均分子量が400〜
100000の範囲内にあるポリシロキサン系マクロモ
ノマー、(ii) 脂環式エポキシ基含有ビニルモノマ
ー、及び(iii)水酸基含有ビニルモノマーを単量体成
分として含有する共重合体、及び (B)6配位の有機アルミニウムキレート化合物を含有
する有機溶剤系クリヤー塗料を塗装し、硬化させ、 (2)水性又は有機溶剤系着色塗料を塗装し、乾燥した
のち、 (3)さらに、ウレタン系接着剤を塗布し、 (4)皮革を接着することを特徴とする皮革用ツヤ消し
塗膜の形成方法(以下、「第2発明」という)を提供す
るものである。
【0015】本発明で使用する「ツヤ消し」なる語句
は、入射角と受光角とがそれぞれ60度のときの反射率
を測定し、鏡面光沢度の基準面を100としたときの百
分率(JIS K-5400参照)で一般に約20以
下、特に約10以下のものを表す。
【0016】まず、第1及び2発明で用いる皮革、水性
又は有機溶剤系着色塗料、共重合体(A)及び有機アル
ミニウムキレート化合物(B)について述べる。
【0017】皮革:本発明において皮革としては、牛、
豚、羊などの天然皮革、及びポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン、ポリアミドなどの合成皮革のいずれも使用するこ
とができる。これらの中でも、特に天然皮革が好まし
い。また、天然皮革はその表面をなめし、必要に応じて
染色、加脂及び乾燥工程をおこなったもの又は他の工程
を経たものでもよい。
【0018】水性又は有機溶剤系着色塗料:本発明で使
用する水性又は有機溶剤系着色塗料は、皮革表面に塗装
して皮革を保護しそして美粧性を与えるものである。
【0019】水性着色塗料は、塗料中に有機溶剤を全く
含まないかもしくはその含有量が少ないことから皮革の
変質を生じる恐れがなく好適である。水性着色塗料とし
ては、例えば、アクリル系エマルション、ポリ塩化ビニ
ルエマルション、ポリ酢酸ビニルエマルション、塩化ビ
ニル-酢酸ビニルエマルション、ポリウレタン系エマル
ションなどの熱可塑性エマルションに着色剤を配合した
ものが好ましい。
【0020】有機溶剤系着色塗料としては、例えば、水
酸基含有ポリエステルウレタン樹脂(例えば、水酸基含
有ポリエステル樹脂の1部の水酸基とポリイソシアネー
ト化合物とを反応させたもの)及びポリイソシアネート
(例えば、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート等の脂環族又は脂肪族ポリイソシア
ネート化合物)の有機溶剤(例えば、キシレン、トルエ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の芳香族又はエステル溶
剤)溶液に着色剤を配合したものが挙げられる。
【0021】該塗料に配合しうる着色剤としては、例え
ば、酸化チタン、カーボンブラック、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッド、
ピグメントレッドなどの無機又は有機顔料又は塗料が挙
げられる。これら着色剤の配合割合は、皮革表面の色相
が完全に隠ペイされる程度もしくは透過して見える程度
に必要に応じて調整する。
【0022】上記着色塗料には更に必要に応じて充填
剤、ハジキ防止剤、流動性調整剤、紫外線吸収剤などの
塗料用添加剤を配合することができる。
【0023】共重合体(A):本発明で用いる共重合体
(A)は、ポリシロキサン系マクロモノマー(i)、脂
環式エポキシ基含有ビニルモノマー(ii)及び水酸基含
有ビニルモノマー(iii)を単量体成分とし、これらを
共重合することにより得られる重合体である。
【0024】ポリシロキサン系マクロモノマー(i):
該マクロモノマー(i)は、前記式(I)で示される化
合物(a)と前記式(II)で示される化合物(b)を特
定の割合で縮合反応させることにより得られる珪素に直
接結合した水酸基及びアルコキシル基から選ばれる遊離
の官能基を1分子当り2個以上有し、かつ数平均分子量
が400〜100000、好ましくは1000〜200
00の範囲内にある高分子量モノマーである。該モノマ
ーの数平均分子量が400未満では共重合時にゲル化し
易い傾向があり、一方、100000を越えると相溶性
が低下するので好ましくない。
【0025】前記式(I)及び(II)において、炭素数
1〜8の脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル
基、エチル基、n-又はiso-プロピル基、n-又はi
so-ブチル基、n-又はiso-ペンチル基、n-又はi
so-ヘキシル基、n-又はiso-ヘプチル基、n-又は
iso-オクチル基等の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル
基等を挙げることができる。また、炭素数1〜4のアル
コキシル基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ
基、n-又はiso-プロポキシ基、n-又はiso-ブト
キシ基等の直鎖状又は分枝鎖のアルコキシ基を挙げるこ
とができる。
【0026】式(I)の化合物(a)において、R1
してはメチル基及びフエニル基が特に好ましく、またR
2、R3及びR4としては特にメトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、ブトキシ基及び水酸基が好ましい。しか
して、化合物(a)の好ましい具体例としては、メチル
トリメトキシシラン、フエニルトリメトキシシラン、ブ
チルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、
メチルトリブトキシシラン、フエニルトリシラノール、
メチルトリシラノールなどが挙げられる。これらのうち
メチルトリメトキシシラン、フエニルトリメトキシシラ
ン、フエニルトリシラノールなどが特に好ましく用いら
れる。化合物(a)は、それぞれ単独で又は2種以上を
組合わせて用いることができる。
【0027】式(II)の化合物(b)において、R6
7及びR8としては特にメトキシ基、エトキシ基及び水
酸基が好ましく、nは特に2〜4の範囲が好ましい。し
かして、化合物(b)の好ましい具体例としては、γ-
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ-メタ
クリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ-アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ-メタクリロキシ
ブチルトリエトキシシラン、γ-アクリロキシプロピル
トリシラノール等が挙げられる。これらのうち、γ-メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ-メタク
リロキシプロピルトリエトキシシラン、γ-アクリロキ
シプロピルトリシラノール等が特に好ましい。化合物
(b)もまたそれぞれ単独で又は2種以上を適宜組合わ
せて用いることができる。
【0028】ポリシロキサン系マクロモノマー(i)
は、上記化合物(a)と化合物(b)とを混合し、縮合
反応させることによって得られる。両化合物の混合比率
は、該両化合物の合計量にもとづいて、化合物(a)が
70〜99.999モル%、好ましくは90〜99.9モ
ル%、より好ましくは95〜99モル%、そして化合物
(b)が30〜0.001モル、好ましくは10〜0.1
モル%、より好ましくは5〜1モル%の範囲内である。
化合物(a)の使用量が70モル%より少なくなると共
重合反応時にゲル化し易く、一方99.999モル%よ
りも多くなると共重合しないポリシロキサン量が多くな
り塗膜ににごりを生ずるので好ましくない。
【0029】化合物(a)と化合物(b)との反応は、
両化合物が有する珪素に直接結合する水酸基又はアルコ
キシル基が加水分解して生ずる水酸基同志が脱水縮合す
ることにより行われる。その際、反応条件によっては脱
水縮合のみではなく、一部脱アルコール縮合も起こる。
化合物(a)と化合物(b)との縮合反応は、通常20
〜180℃程度、好ましくは50〜120℃程度の反応
温度で行うことができる。また、反応時間は通常1〜4
0時間程度とするのが適当である。
【0030】脂環式エポキシ基含有ビニルモノマー(i
i):該ビニルモノマー(ii)は、ラジカル重合性ビニ
ル不飽和結合及び脂環式エポキシ基を1分子中にそれぞ
れ1個づつ含有するモノマーである。具体的には、例え
ば、3,4-エポキシシクロヘキシルメチルアクリレー
ト、3,4-エポキシシクロヘキシルメチルメタクリレー
トなどが挙げられる。
【0031】水酸基含有ビニルモノマー(iii):該ビ
ニルモノマー(iii)は、ラジカル重合体ビニル不飽和
結合及び水酸基を1分子中にそれぞれ1個づつ含有する
モノマーである。具体的には、ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートなどを例示することができる。上記したモノマー
(i)〜(iii)以外に、必要に応じて、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ヘキシルなど
のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜18のアル
キルエステル;スチレン、ビニルトルエンなどのビニル
芳香族化合物などのその他のビニルモノマー(iv)を併
用することもできる。
【0032】上記モノマー(i)〜(iv)の使用量は、
耐汚染性及び硬化性の観点から、モノマーの合計量に基
いて、マクロモノマー(i)は、約0.01〜80重量
%、好ましくは約0.1〜60重量%、モノマー(ii)
は約3〜60重量%、好ましくは約10〜40重量%、
モノマー(iii)は約5〜50重量%、好ましくは約1
0〜40重量%、そしてモノマー(iv)は約0〜60重
量%、好ましくは約20〜50重量%の範囲内とするこ
とができる。
【0033】共重合体(A)は、数平均分子量が約30
00〜100000、好ましくは約8000〜4000
0の範囲内にあることが好ましい。共重合体(A)の数
平均分子量が約3000を下回ると耐汚染性、耐屈曲性
などが低下し、一方、約100000を上回ると塗膜の
透明性が低下する傾向がある。
【0034】また、共重合体(A)を溶解する有機溶剤
としては、アルコール系、エーテル系、エステル系、ケ
トン系、炭化水素系などの溶剤が使用できる。
【0035】6配位の有機アルミニウムキレート化合
物:本発明で用いる6配位の有機アルミニウムキレート
化合物(B)としては、アルミニウムプロピレート、ア
ルミニウムブチレートなどの有機アルミニウムを、アセ
ト酢酸エステル類、ジケトン類などのキレート化剤で処
理することによって得られるものが包含される。具体的
には、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテー
ト)、アルミニウムトリス(アセチルアセトナト)、ア
ルミニウムトリス(プロピオニルアセトナト)などが挙
げられる。
【0036】該キレート化合物(B)の配合量は、前記
共重合体(A)100重量部に対して一般に約0.01
〜30重量部の範囲内が適当である。配合料が少なすぎ
ると耐汚染性、物性などが劣り、一方あまりにも多いと
耐汚染性が低下するので好ましくない。
【0037】第1発明の塗膜形成方法:本第1発明の方
法は、前記皮革表面に、前記着色塗料を塗装し、乾燥し
た後、有機溶剤系ツヤ消しクリヤー塗料を塗装し硬化さ
せることからなる。
【0038】着色塗料を皮革表面に塗装する方法として
は、例えば、スプレー塗装、刷毛塗装、ローラー塗装な
どの通常の塗装手段を用いることができ、これにより乾
燥膜厚が約3〜50μm、好ましくは約7〜20μmに
なるように塗装する。
【0039】着色塗装塗膜の乾燥は、着色塗料として水
性着色塗料を用いた場合には、塗装塗膜中の含水率が約
5重量%以下になるまでおこなうことが好ましい。含水
率が約5重量%を上回ると、最終的に形成された塗膜の
外観(ワキ、チヂミ、平滑性など)が悪くなるので一般
に好ましくない。このための乾燥は、通常、約100℃
以下の温度で約1〜10分間おこない、更に室温(20
℃)で約20時間以上放置することが好ましい。
【0040】また、着色塗料として、有機溶剤系着色塗
料を用いた場合には、皮革が変質しない温度(通常約1
00℃以下の温度)で塗装塗膜中の有機溶剤含有率が約
20重量%以下になるように乾燥することが好ましい。
【0041】着色乾燥塗膜上に塗装される有機溶剤系ツ
ヤ消しクリヤー塗料は、皮革を保護するとともに、皮革
に耐汚染性、ツヤ消し外観及び美粧性を付与するもので
ある。
【0042】該ツヤ消しクリヤー塗料は、前記共重合体
(A)の有機溶剤溶液に、前記キレート化合物(B)及
び平均1次粒子径が5〜50mμのシリカ微粉末(C)
を配合してなるものである。
【0043】上記シリカ微粉末(C)は平均1次粒子径
が5〜50mμ、好ましくは10〜40mμの範囲内に
ある無定形のシリカ粉末である。用いるシリカ微粉末の
平均1次粒子径が5mμより小さくなるとツヤ消し効果
が小さくなるためツヤ消しに必要な添加量が多くなり、
そのために耐汚染性が劣り、一方50mμより大きくな
ると塗膜表面の凹凸が大きくなって耐汚染性が劣るため
好ましくない。具体的には、市販品としてエロジル13
0、エロジル380、エロジルR972、エロジルTT
600(以上、日本アエロジル社製)などが挙げられ
る。
【0044】シリカ微粉末(C)の配合量は、前記共重
合体(A)100重量部(固形分)に対して約10〜4
0重量部、好ましくは約15〜35重量部の範囲内とす
ることができる。配合量が約10重量部より少ないとツ
ヤ消し塗膜が形成できず、一方40重量部より多いと耐
汚染性が低下しやすい。
【0045】上記ツヤ消しクリヤー塗料には、上記
(A)〜(C)成分以外に、透明性、汚染性が悪くなら
ない程度で、充填剤、着色剤や紫外線吸収剤、ハジキ防
止剤、流動性調整剤などを必要に応じて添加することが
できる。
【0046】ツヤ消しクリヤー塗料を着色塗膜表面に塗
装する方法としては、前記着色塗料と同様の塗装手段を
用いることができる。また、膜厚は硬化膜厚で約7〜2
5μmの範囲内が好ましい。塗膜の硬化は通常約100
℃以下の温度で約5分〜7日間程度の乾燥で行うことが
できる。
【0047】本第1発明の方法によって形成されるツヤ
消し面を有する皮革は、皮革表面に、着色塗膜及びツヤ
消しクリヤー塗膜が順次積層してなるものである。
【0048】第2発明の塗膜形成方法:本第2発明の方
法は、ツヤ消し面を有する基材に、有機溶剤系クリヤー
塗料を塗装し、硬化させ、次いで前記着色塗料を塗装
し、乾燥を行ったのち、ウレタン系接着剤を塗布し、続
いて皮革を接着させることからなる。
【0049】ツヤ消し面を有する基材は、有機溶剤系ク
リヤー塗膜の表面をツヤ消し塗膜に仕上げるための基材
である。該基材はツヤ消し塗膜を形成した後は該塗膜か
ら剥離される。剥離は有機溶剤系クリヤー塗料を塗装し
硬化させた後、もしくはその後のいずれかの工程で行な
ってもかまわない。
【0050】該基材としては、ツヤ消し面を有し、かつ
該クリヤー硬化塗膜から剥離できるものであれば、特に
制限はなく、従来から使用されているものを適宜選択し
て使用することができる。具体的には、例えば、それ自
体ツヤ消し面を有する紙、繊維、プラスチック、ガラ
ス、金属等の材質でできた板状、型のもの等、及びツヤ
有りの材質をツヤ消し塗料などによって処理した板状、
型のもの等が挙げられる。また、基材のツヤ消し面は必
要に応じてシリコン、ワックス等の離型剤で処理してお
くこともできる。
【0051】基材に塗布する有機溶剤系クリヤー塗料
は、皮革を保護するとともに耐汚染性、ツヤ消し外観及
び美粧性を付与するものである。
【0052】上記クリヤー塗料は、前記共重合体(A)
の有機溶剤溶液に前記キレート化合物(B)を配合して
なるものである。また、クリヤー塗料には、上記(A)
及び(B)成分以外に、透明性、汚染性が悪くならない
程度で充填剤、着色剤や紫外線吸収剤、ハジキ防止剤、
流動性調整剤などを必要に応じて添加することができ
る。
【0053】該クリヤー塗料を基材面に塗装する方法と
しては、前記第1発明における着色塗料の塗装と同様の
手段を用いることができる。また、その膜厚は硬化膜厚
で約7〜25μmの範囲内が好ましい。
【0054】クリヤー塗料の硬化は基材の耐熱温度によ
っても異なるが、通常、約100℃以下の温度で約5分
〜7日間程度の乾燥で行うことができる。
【0055】着色塗料の塗装は前記第1発明における着
色塗料の塗装と同様の手段で行うことができる。また、
その乾燥膜厚は通常約3〜50μm、好ましくは約7〜
20μmの範囲内とすることができる。着色塗料の乾燥
は、特に制限されず、例えば約100℃以下の温度で約
1〜10分間保持することによって行なわれる。
【0056】ウレタン系接着剤は、着色塗膜と皮革とを
接着させるのに用いられるものである。該ウレタン系接
着剤としては、従来から公知のものを使用することがで
きる。例えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオールなどのポリオール成分にポリイソシアネート
(例えばイソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどの
脂環族、脂肪族又は芳香族ポリイソシアネート及びこれ
らのものとエチレングリコールなどのポリオールとを分
子中に2個以上のイソシアネート基が残るように反応さ
せてなる付加物など)を配合してなるものが挙げられ
る。ウレタン系接着剤は凝集力が大きいので着色塗膜と
皮革との接着性に優れ、かつ化学的に安定なので耐久性
に優れるという利点がある。ウレタン系接着剤の膜厚
は、乾燥膜厚で通常10〜100μmの範囲内が好まし
い。
【0057】本第2発明の方法によって得られるツヤ消
し面を有する皮革は、ツヤ消し面を有する基材をクリヤ
ー硬化塗膜から剥離させて得られるものであって、最終
的には、皮革表面に、ウレタン系接着剤、着色塗膜及び
ツヤ消しクリヤー硬化塗膜を順次積層してなるものであ
る。
【0058】
【発明の効果】以上に述べた本発明の方法及びその方法
によって形成されるツヤ消し面を有する皮革は次のよう
な種々の優れた効果を奏するものである。
【0059】ワキなどの塗装欠陥のない塗膜を形成す
ることができる。
【0060】塗膜の乾燥は約100℃以下でおこなう
ことができるので皮革の変質がない。
【0061】着色塗膜はクリヤー効果塗膜で保護され
ているので色落ちなどの心配がない。
【0062】クリヤー塗膜において、金属キレート触
媒の存在下でシラノール基同士及びエポキシ基同士の縮
合反応以外にもシラノール基とエポキシ基、水酸基とエ
ポキシ基等の反応も起こるので、縮合物が少なく仕上り
性の良い塗膜が得られる。また、これらの反応は100
℃以下で進むので低温硬化ができ皮革の変質がない。 クリヤー塗料で用いる共重合体は、共重合体を構成す
る主鎖のビニル結合から分離したポリシロキサン結合を
有するので、塗膜表面にポリシロキサン結合成分の多い
塗膜が形成され耐汚染性が良くなる。
【0063】クリヤー塗料から形成された塗膜は、そ
の他触感、ツヤ消し感、物性、着色塗膜との付着性など
に優れるものである。
【0064】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0065】ツヤ消しクリヤー塗料1 メチルトリメトキシシラン2720g(20モル)、γ
-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン256g
(1モル)、脱イオン水1134g、6重量%塩酸2g
及びハイドロキノン1gの混合物を80℃で5時間反応
させて数平均分子量2000、平均的に1分子当たり1
個のビニル基と4個の水酸基をもつポリシロキサンマク
ロモノマーを得た。
【0066】次に、上記ポリシロキサンマクロモノマー
200g(固形分)、2-ヒドロキシエチルアクリレー
ト200g、3,4-エポキシシクロヘキシルメチルメタ
クリレート200g、2-エチルヘキシルアクリレート
400g及びアゾイソブチロニトリル10gの混合物を
キシレン1000g中に、120℃で滴下し数平均分子
量3000の共重合体溶液を得た。
【0067】上記共重合体溶液200gにアルミニウム
トリス(アセチルアセトナト)1g及びエロジル380
(平均1次粒子径約7mμ)15重量部を配合し分散し
たのちトルオールで固形分15重量%になるように希釈
した。
【0068】ツヤ消しクリヤー塗料2 上記塗料1においてエロジル380の15重量部を35
重量部に置き換えた以外は塗料1と同様にして製造し
た。
【0069】ツヤ消しクリヤー塗料3 上記塗料1においてエロジル380をエロジルTT60
0(平均1次粒子径約40mμ)に置き換えた以外は塗
料1と同様にして製造した。
【0070】ツヤ消しクリヤー塗料4 上記塗料1においてエロジル380をミズカシルP52
6(水沢化学社製、商品名、平均1次粒子径約1.6μ
m)に置き換えた以外は塗料1と同様にして製造した。
【0071】ツヤ消しクリヤー塗料5 オレスターNL2717(三井東圧社製、商品名、プレ
ポリマー一部架橋型ポリウレタン30重量%固形分)1
00g(固形分)及びNP38-70S(三井東圧社
製、商品名、硬化促進剤)5g(固形分)を配合する。
次にエロジル380を20g配合し分散したのちトルオ
ールで固形分5重量%になるように希釈して製造した。
【0072】実施例1 牛皮革シートにビニデラックス♯300ホワイト(関西
ペイント社製、商品名、アクリル系エマルション塗料)
の水性着色塗料を乾燥膜厚が10〜20μmになるよう
にスプレー塗装し水性着色塗膜を形成させ、次いで該塗
膜の含水率が5重量%以下になるまで乾燥(80℃−1
0分間)をおこなった。次いでツヤ消しクリヤー塗料1
を乾燥膜厚が15〜20μmになるようにスプレー塗装
したのち80℃-10分間加熱した。
【0073】実施例2 実施例1においてツヤ消しクリヤー塗料1をツヤ消しク
リヤー塗料2に置き換えた以外は実施例1と同様にし操
作した。
【0074】実施例3 実施例1においてツヤ消しクリヤー塗料1をツヤ消しク
リヤー塗料3に置き換えた以外は実施例1と同様にし操
作した。
【0075】実施例4 ツヤ消し面を有する基材(紙しぼ)にクリヤー塗料(ツ
ヤ消しクリヤー塗料1においてエロジル380を配合し
ない以外はツヤ消しクリヤー塗料1と同様にして得たも
の)を、乾燥膜厚が15〜20μmになるようにロール
塗装後、80℃で10分間乾燥し、次いでビニデラック
ス♯300ホワイトを、乾燥膜厚が10〜20μmにな
るようにロール塗装し、80℃で10分間乾燥する。更
に、レザミンUD700(大日精化工業(株)社製、商
品名、ポリオール樹脂)100gにレザミンUD架橋剤
(大日精化工業(株)社製、商品名、ポリイソシアネー
ト)10gを配合してなるウレタン系接着剤を乾燥膜厚
が50〜100μmになるように塗装し、50℃で1分
間予備乾燥してから、牛皮革シートを接着し、室温で2
4時間熟成した後、紙しぼをクリヤー塗膜から剥離し
た。
【0076】比較例1及び2 実施例1において、ツヤ消しクリヤー塗料1をツヤ消し
クリヤー塗料4に、またツヤ消しクリヤー塗料1をツヤ
消しクリヤー塗料5に置き換えた以外は実施例1と同様
に操作した。
【0077】以上に述べた実施例及び比較例で得られた
塗装物の性能試験結果をまとめて下記表1に示す。
【0078】
【表1】
【0079】性能試験方法 仕上り性:塗装された皮革を目視で観察すると共に手で
軽く擦りその風合を次の基準で評価した。
【0080】◎:未塗装の皮革の感触があり、風合いが
良い。
【0081】○:一般的な塗装された皮革の感触が維持
されている。
【0082】△:少しザラザラ感があり皮革としての違
和感がある。
【0083】×:ザラザラ感が強く悪い。
【0084】表面光沢:グロス メーター GM-26
D(村上カラーリサーチラボラトリー)を用いて測定し
た。
【0085】耐汚染性:ドライソイル(ピートモス/セ
メント/SHクレー/ケイ砂8号/試験用ダスト/鉄錆
/鉱油=38/17/17/17/1.75/0.5/
8.75重量比を混合したもの)を作成する。
【0086】上記ドライソルを塗料シートに0.1〜0.
2g振りかけたのち、指先で強く直径3cmだ円形に擦
りつける。次いで80℃-60分乾燥後ガーゼで10回
拭き取り、シート表面の試験前後の△E(JIS Z
8730 L*a*b*表示点による色差)を測定し
た。
【0087】評価基準は次の通りである。
【0088】◎:△Eが3.0以下のもの。
【0089】○:△Eが3.1〜6.0のもの。
【0090】△:△Eが6.1〜10.0のもの。
【0091】×:△Eが10.1以上のもの。
【0092】耐屈曲性:塗装シートを0℃の恒温室に2
0時間放置後180度に折曲げたのち次の基準で評価し
た。
【0093】○:全くワレがない。
【0094】△:わずかにワレが認められる。
【0095】×:全面ワレが認められる。
【0096】耐溶剤性:キシロールをしみこませたガー
ゼでシート表面を10回払拭した後、塗面を観察し、次
の基準で評価した。
【0097】○:全く変化のないもの。
【0098】△:塗面にキズが目立つもの。
【0099】×:塗面が膨潤し、白化傾向にあるもの。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 純二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 池原 慎一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 上村 知行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 坂口 由夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 龍野 忠義 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 脇本 光男 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 高塩 敦子 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)皮革表面に、水性又は有機溶剤系
    着色塗料を塗装し、乾燥したのち、 (2)下記の成分: (A)(i)一般式 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基または
    フエニル基を示し、R2、R3及びR4は各々炭素数1〜
    4のアルコキシル基または水酸基を示す)で表わされる
    化合物(a)70〜99.999モル%と、一般式 【化2】 (式中、R5は水素原子またはメチル基を示し、R6、R
    7及びR8は各々水酸基、炭素数1〜4のアルコキシル基
    または炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基を示し、但し、
    6、R7及びR8のすべてが同時に炭素数1〜8の脂肪
    族炭化水素基であることはなく、nは1〜6の整数を示
    す)で表わされる化合物(b)30〜0.001モル%
    とを反応させることにより得られる、水酸基及びアルコ
    キシル基から選ばれる遊離の官能基を1分子当り2個以
    上有し、かつ数平均分子量が400〜100000の範
    囲内にあるポリシロキサン系マクロモノマー、(ii)
    脂環式エポキシ基含有ビニルモノマー、及び(iii)水
    酸基含有ビニルモノマーを単量体成分として含有する共
    重合体、 (B)6配位の有機アルミニウムキレート化合物、及び (C)平均1次粒子径が5〜50mμのシリカ微粉末を
    含有する有機溶剤系ツヤ消しクリヤー塗料を塗装し、そ
    して (3)硬化させることを特徴とする皮革用ツヤ消し塗膜
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 (1)ツヤ消し面を有する基材に、下記
    の成分: (A)(i)一般式 【化3】 (式中、R1は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基または
    フエニル基を示し、R2、R3及びR4は各々炭素数1〜
    4のアルコキシル基または水酸基を示す)で表わされる
    化合物(a)70〜99.999モル%と、一般式 【化4】 (式中、R5は水素原子またはメチル基を示し、R6、R
    7及びR8は各々水酸基、炭素数1〜4のアルコキシル基
    または炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基を示し、但し、
    6、R7及びR8のすべてが同時に炭素数1〜8の脂肪
    族炭化水素基であることはなく、nは1〜6の整数を示
    す)で表わされる化合物(b)30〜0.001モル%
    とを反応させることにより得られる、水酸基及びアルコ
    キシル基から選ばれる遊離の官能基を1分子当り2個以
    上有し、かつ数平均分子量が400〜100000の範
    囲内にあるポリシロキサン系マクロモノマー、(ii)
    脂環式エポキシ基含有ビニルモノマー、及び(iii)水
    酸基含有ビニルモノマーを単量体成分として含有する共
    重合体、及び (B)6配位の有機アルミニウムキレート化合物を含有
    する有機溶剤系クリヤー塗料を塗装し、硬化させ、 (2)水性又は有機溶剤系着色塗料を塗装し、乾燥した
    のち、 (3)さらに、ウレタン系接着剤を塗布し、 (4)皮革を接着することを特徴とする皮革用ツヤ消し
    塗膜の形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007070487A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Toyota Motor Corp 皮革材料及び皮革材料の製造方法
JP2015067790A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社志結 皮革用コーティング剤

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