JPH0731591A - 読影レポート作成支援装置 - Google Patents

読影レポート作成支援装置

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JPH0731591A
JPH0731591A JP5177859A JP17785993A JPH0731591A JP H0731591 A JPH0731591 A JP H0731591A JP 5177859 A JP5177859 A JP 5177859A JP 17785993 A JP17785993 A JP 17785993A JP H0731591 A JPH0731591 A JP H0731591A
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真一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、読影レポートの作成作業を効
率化できる読影レポート作成支援装置を提供することで
ある。 【構成】本発明による読影レポート作成支援装置は、画
像を入力する手段と、前記画像に含まれる異常の種類及
び位置を検出するCAD処理装置4eと、異常の種類と
位置を所定の文章に構成するための定型文を記憶する画
像等記憶装置4fと、CAD処理装置4eで検出された
異常の種類及び位置を含む文章を前記定型文に基づいて
生成する読影レポート文章生成装置4rとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の読影レポートの
作成を支援する読影レポート作成支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像診断は、次のような手順で
行われる。 (1)画像診断を依頼する検査依頼科(例えば内科)か
ら、放射線科に画像収集依頼が発信される。この依頼は
検査依頼書の発行によってなされる。この検査依頼書に
は、患者のID番号、患者氏名、生年月日、性別、検査
依頼科名、検査依頼医師氏名、検査のモダリティ(X線
撮影装置、X線コンピュータトモグラフィ装置、磁気共
鳴イメージング装置など)、検査部位、検査方法、検査
目的、臨床情報の各項目が含まれている。 (2)検査依頼書が適当な放射線科の検査技師に搬送さ
れ、その検査技師が、検査依頼書の内容に従って画像収
集を行う。 (3)読影医師が、当該画像を読影し、その読影結果に
したがって読影レポートを作成する。このとき当該患者
の過去の画像や過去の読影レポートが参照されることが
多い。この読影レポートには、読影医師の所見、結論等
の各情報が含まれる。 (4)この読影レポートが担当医師に送られ、担当医師
の治療方針の決定に活用される。
【0003】ところで、近年、画像のディジタル化に伴
い医用画像保管通信システム(以下「PACS」と略称
する:Picture Archiving Comm
unication System)が普及体制に入っ
ている。
【0004】このPACSは、従来のフィルム管理体制
による検索時間やフィルム管理の繁雑さ更に保管スペー
スの不足の問題を解決するシステムであり、病院内で発
生するX線投影画像、コンピュータ断層画像、磁気共鳴
画像等の多種多様の画像の保管、検索、通信、表示の機
能を備えたシステムである。
【0005】このPACSについては、特開昭62−1
21576号公報、特開昭63−10269号公報、特
開昭64−13837号公報、特開昭64−17154
号公報、特開平02−103668号公報、特開平02
−119840号公報等の多くの文献に開示されてい
る。
【0006】その中の一つに、画像を入力する機能(I
A)に、画像を解析して特徴量を抽出する機能(WS−
ANA)や画像とオーバーレイを表示する機能(WS−
OUT)を付加したものがある。
【0007】この画像を解析して異常の有無やその進行
程度などを認識する機能は、コンピュータ支援診断(C
AD:Computer-Aided Diagnosis) と呼ばれ、デジタル
画像をコンピュータにより画像処理を行うことが容易で
あるという特性を利用して、画像をコンピュータにより
解析して主に異常の有無や、その程度などを自動診断す
る機能である。
【0008】このコンピュータ支援診断に関しては、特
開平02−185240号公報、特開平02−1524
43号公報、特開平01−125675号公報等の他、
以下に掲げるように多くの文献で述べられている。 (1)Katsuragawa,S.et al:Im
age featureanalysis and c
omputer−aided diagnos−is
in digital radiography:Cl
assific−ation of normal a
nd abnormal lungswith int
erstitial disease in ches
timages.Medical Physics 1
6,38-44(1989)。 (2)Giger,M.L. et al:Image
featureanalysis and comp
uter−aided diagnos−is in
digital radiography:3.Aut
omat−ed detection of nodu
les in peripheral lung fi
elds.Medical Physics 15.158-1
66(1988)。 (3)Chan,H.P. et al:Image
feature an−alysis and com
puter−aided diagnosisin d
igital radiography:1.Auto
mateddetection of microca
lcifications inmammograph
y.Medical Physics 14.538-548(198
7)。(4)土井邦雄ら:「デジタルラジオグラフィにお
けるコンピュータ支援診断の可能性」日本放射線技術学
会雑誌、p653−663、1989年。
【0009】このようなコンピュータ支援診断機能を用
いた読影作業は次のような手順で行われる。 (1)読影医師は、ワークステーションから読影すべき
所望の画像の検索要求を入力し、その要求をデータベー
スに発信する。データベースはこの要求に呼応して、こ
の要求で特定される画像、例えば、胸部X線写真のディ
ジタル画像を当該ワークステーションに返送する。この
画像を「原画像」と称して、以下説明する。 (2)ワークステーションはこの原画像をコンピュータ
支援診断(CAD)の処理に供する。その処理は例え
ば、原画像を6.4mm 角等の多数の微小領域に分割するこ
とから開始される。この微小領域単位で、その空間周波
数やコントラスト等の観点からコンピュータ支援診断特
有のコンピュータ解析される。この結果、所定の基準か
ら抽出した特徴量(パラメータ)が各領域毎にはじき出
される。この特徴量を用いて、間質性肺疾患の異常の有
無、異常の種類、その進行程度等が判定される。 (3)この判定結果からオーバーレイデータが作成さ
れ、原画像に重ねて表示される。例えば、オーバーレイ
データは、原画像の画像マトリクスにマーカデータをす
べての異常の位置に配置した画像データである。なお、
このマーカは、異常の種類に応じて形状を変更され、進
行程度に応じて大きさを変更されている。例えば、Reti
cular タイプを四角形で、Honeycomb タイプを六角形
で、Nodular タイプを丸形で示す。 (4)このオーバーレイデータのマーカを参考に原画像
の読影が行われ、読影医師の手により読影レポートが立
案され、その内容がキーボードからキー入力される。 (5)この読影レポートは、データベースに送られ、そ
こに保管される。そして、担当医師からの読出し要求を
待機する。
【0010】このように、PACSにコンピュータ支援
診断機能を装備すると、画像の発生から診断作業の終了
までの一連の作業が、非常に効率化されるようになっ
た。しかし、このように効率的な環境の中で、読影レポ
ートだけは未だに手入力に頼っている。一般に、読影医
師は一日当り約50人の患者に関する画像を読影するこ
とが課せられている。この約50人分の多数枚の画像す
べてについて読影レポートを作成し、その内容を手入力
することは、非常な手間および時間を要求される。現
在、このような読影レポートの作成作業を効率化できる
装置の出現が待望されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、読影レポ
ートの作成作業を効率化できる読影レポート作成支援装
置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による読影レポー
ト作成支援装置は、画像を入力する手段と、前記画像に
含まれる異常の種類及び位置を検出する手段と、異常の
種類と位置を所定の文章に構成するための定型文を記憶
する手段と、前記検出手段で検出された異常の種類及び
位置を含む文章を前記定型文に基づいて生成する手段と
を具備する。
【0013】
【作用】本発明による読影レポート作成支援装置によれ
ば、検出手段で検出された異常の種類及び位置を含む文
章が定型文に基づいて生成されるので、従来のようにこ
の文章を手入力する手間が省かれ、読影レポートの作成
作業が効率化される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による一実施例
を説明する。図1は医用画像保管通信システム(PAC
S:Picture Archiving Commu
nication System)の概略構成を示す図
である。
【0015】ネットワーク(NW)5は各装置間の画像
通信のための伝送路であり、高速化を図るため伝送媒体
として光ファイバーが用いられる。ここではリング型の
ローカルエリアネットワークを採用しているが、スター
型等、他の型であってもよいのは勿論である。
【0016】このネットワーク5には、システムマネー
ジャ(SM)1、画像収集装置(IA)2a,2b、デ
ータベース(DB)3と、ワークステーション(WS)
4A,4Bとが接続され、それぞれ通信プロトコルによ
り相互連携が可能になっている。
【0017】また、このネットワーク5には、ゲートウ
ェイ6を介して検査オーダーシステム7が接続されてい
る。この検査オーダーシステム7は、キーボード等の入
力手段を備えている。画像の収集を依頼するための検査
依頼情報が、検査オーダーシステム7から入力される。
この検査依頼情報の一例を以下の表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1に示すように、検査依頼情報は、患者
のID番号、患者氏名、生年月日、性別、検査依頼科
名、検査依頼医師氏名、検査のモダリティ(X線撮影装
置、X線コンピュータトモグラフィ装置、磁気共鳴イメ
ージング装置など)、検査部位、検査方法、検査目的、
臨床情報等の各項目からなる。
【0020】検査オーダーシステム7からシステムマネ
ージャ1へ検査依頼情報が発送される。システムマネー
ジャ1は、この検査依頼情報を適当な画像収集装置2a
又は2bへ転送する。
【0021】画像収集装置2a,2bは、X線撮影装
置、超音波診断装置、X線コンピュータトモグラフィ装
置、磁気共鳴イメージング装置等の画像収集装置であ
る。この画像収集装置2a,2bは、発生した画像に、
その発生順に画像番号を付して、またその画像に関する
固有情報としての付随情報を付属して、システムマネー
ジャ1の指示にしたがってデータベース3に発送する。
この付随情報を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】表2に示すように、付随情報は、検査I
D、検査年月日、画像番号、画像サイズ、データ量、撮
影方向の当該画像に関する情報を含む。システムマネー
ジャ1は、検査依頼情報や付随情報から検査歴を作成し
これを記憶する。検査歴の一例を以下の表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】この検査歴は、画像を読影するときに、シ
ステムマネージャ1からワークステーション4Bに送ら
れ、読影の参考にされる。読影レポート作成支援装置
は、ワークステーション4A,4Bに組み込まれる。
【0026】図2は、ワークステーション4Aの構成を
示すブロック図である。なお、ワークステーション4B
も、図2に示したワークステーション4Aの構成と同じ
構成を有するので、ここではワークステーション4Bの
説明は省略する。図中、参照符号4k及び4mは、制御
バス(WS−CBUS)である。また、参照符号4l
は、画像バス(WS−IBUS)である。画像バス4l
は、ネットワーク・インターフェイス4jを介してネッ
トワーク5に接続されている。以下に、制御バス4k,
4m、画像バス4lに接続される各装置の機能につい
て、それぞれ説明する。
【0027】<制御装置(WS−CTRL)>制御装置
4aは、中央処理装置(CPU)やシステムメモリ(例
えば半導体メモリ)などを含み、ワークステーション全
体の動作を制御する。
【0028】<システムディスク(WS−SD)>シス
テムディスク4bは、例えば磁気ディスクであり、ワー
クステーション全体の動作を制御するのに必要な各種プ
ログラムを保管する。電源投入時にはこのプログラムが
制御装置4aに読み出され、制御装置4a内のシステム
メモリに記憶される。
【0029】<文字表示装置(WS−CDISP)>文
字表示装置4dは、読影レポートなど、主として文字情
報を表示するための装置であり、例えばCRT(陰極線
管)ディスプレイや液晶パネルディスプレイなどが用い
られる。
【0030】<画像用フレームメモリ(WS−IFM)
>画像用フレームメモリ4gは、例えば半導体メモリで
あり、データベース3から転送されてきた読影対象の原
画像を一時的に保管する。
【0031】<画像等記憶装置(WS−IM)>画像等
記憶装置4fは、例えば磁気ディスクであり、読影作業
中に取り扱う検査依頼情報、読影レポート、画像付随情
報、原画像データ、オーバーレイ表示情報、異常データ
表を一時的に記憶する。また、画像等記憶装置4fは、
異常検出手段選択情報を保管する。この異常検出手段選
択情報の一例を表4に示す。
【0032】
【表4】
【0033】この異常検出手段選択情報は、原画像の種
類毎に適用できる異常検出手段を選択するための情報で
あり、コンピュータ診断支援機能を起動する際にCAD
処理装置4eに送られる。画像等記憶装置4fは、さら
に、定型文表を記憶する。この定型文表の一例を表5に
示す。
【0034】
【表5】
【0035】表5において○は、異常の種類、位置、程
度、状況の各情報の存在の有無を示すものである。この
定型文表は、後述のCAD処理装置4eで検出された異
常の種類や、位置、程度を、所定の文章に構成するため
の複数種類の定型文を含む。定型文とは、文章を作成す
るときの定型的な文章構成を示す。ここでは、この定型
文は12種存在する。各定型文は、異常の種類、位置、
程度、状況の各情報の組み合わせが異なる。この定型文
表は、読影レポートを作成する際に、後述する読影レポ
ート文章生成装置4rに送られる。そこで、CAD処理
装置4eで検出された異常の種類や、位置、程度を、文
章に構成するときの基本文型を選択し、この基本文型に
応じて異常の種類や、位置、程度を文章化するために用
いられる。
【0036】<CAD処理装置(WS−CADP)>C
AD処理装置4eは、コンピュータ支援診断(CAD:
Computer-Aided Diagnosis) を担う装置であり、複数種
類の異常検出手段を保管する。例えば、異常検出手段に
は、(a) 胸部単純X線画像の正面像において、肺の間質
性疾患の陰影を検出する手段、(b) 胸部単純X線画像の
正面像において、肺の小結節の陰影を検出する手段、
(c) ***X線画像において、***の微小石灰化の陰影を
検出する手段がある。これら異常検出手段は、異常検出
手段選択情報に基づいて、選択的に使用される。
【0037】異常検出手段は、異常の有無、画像上での
異常の中心位置(XY座標)、異常の程度、異常の空間
的な大きさを判定する。さらに、CAD処理装置4e
は、異常検出手段により判定された画像マトリクス上で
の座標に応じて、解剖学的区分を特定する手段を備え
る。ここで、解剖学的な領域区分とは、例えば肺であれ
ば、左右2つの肺をそれぞれ上下に3等分して、各区分
をそれぞれ「左上肺野」、「左中肺野」、「左下肺
野」、「右上肺野」、「右中肺野」、「右下肺野」と称
する。
【0038】この特定手段には、種々のものがあるが、
ここでは特開平1−125675号公報に開示されてい
る手法を採用する。なお、肺の解剖学的区分は、正しく
は、肋骨の先端との位置関係に基づいて区分されるべき
ものであるが、肋骨先端をコンピュータで認識すること
は困難であるので、上記手法では、一般に、鎖骨下縁が
上肺野の中心位置に存在し、また横隔膜上縁が肺野の下
縁に一致することを利用して、画像から比較的認識しや
すい鎖骨の下縁と横隔膜の上縁の位置関係に基づいて、
画像上での各区分の範囲を認識する。上記異常の中心位
置を、この各領域を特定する画像上の座標に照合すれ
ば、異常の位置に相当する解剖学的区分を特定できる。
この特定した解剖学的区分を、以下、“異常の存在する
領域”と称する。CAD処理装置4eは、異常検出手段
の判定結果や、異常の存在する領域を用いて、最終的に
表6に一例を示す異常データ表を作成する。
【0039】
【表6】
【0040】異常データ表は、整理番号、検査ID番
号、異常の種類、画像上での異常の中心位置、異常の程
度、異常の存在する領域の各項目からなる。この異常デ
ータ表は、画像等記憶装置4fに転送され、異常情報を
表示するときを待機する。
【0041】<入力装置(WS−INPUT)>入力装
置4cは、読影医師が画像検索等の各種コマンドや文字
情報等を入力したり、オーバーレイ表示情報を修正する
ための入力手段であり、例えば、キーボード、マウス、
ライトペン、タッチスクリーン、音声入力手段である。
【0042】この音声入力手段とは、読影医師が発声し
た音声をマイクロフォンで拾い、その音声信号を認識し
て、それをコード変換してコード系列として出力するこ
とにより、キーボードを介して入力したと同様に、各種
コマンドや入力情報を取り込む手段である。
【0043】<オーバーレイ表示情報生成装置(WS−
OVMK)>オーバーレイ表示情報生成装置4nは、画
像等記憶装置4fに記憶されている異常データ表を入力
し、この異常データ表に基づいて、異常の種類、その位
置、その程度を表現する画像の元となる(以下「オーバ
ーレイ表示情報」という)を作成する。このオーバーレ
イ表示情報の一例を以下の表7に示す。
【0044】
【表7】
【0045】表7に示すように、このオーバーレイ表示
情報は、異常データ表に、異常の位置を画像上で示すた
めマ−カの図形情報を追加したものである。なお、オー
バーレイ表示情報において「位置」とは、CAD処理装
置4eで特定された「異常の存在する領域」にのことで
ある。マ−カの図形情報とは、予め設定された情報であ
り、図形の種類、図形の大きさ、表示色の各情報からな
る。
【0046】このオーバーレイ表示情報は、画像等記憶
装置4fに送られ、そこに記憶される。 <画像表示マネージャ(WS−IDM)>画像表示マネ
ージャ4hは、原画像にオーバーレイ表示情報を重畳し
て表示画像を作成するものである。この構成を図3に示
す。
【0047】画像バス4lを介して送られてきた原画像
は、画像メモリ42を介してオーバーレイ部44に送ら
れる。制御バス4kには制御部40が接続され、当該原
画像に関するオーバーレイ表示情報が画像等記憶装置4
fから入力される。このオーバーレイ表示情報は、オー
バーレイデータ作成部41に送られ、そこで原画像と同
じ画像マトリクスのオーバーレイデータ(異常情報から
なる画像)に変換される。
【0048】このオーバーレイデータは、オーバーレイ
メモリ43aを介してオーバーレイ部44に送られる。
なお、オーバーレイメモリ43bは、マウスの移動に対
応してカーソルを画面上に表示するためのカーソル表示
用のメモリである。こののメモリのデータもオーバーレ
イ部44に送られる。
【0049】オーバーレイ部44は、原画像データとオ
ーバーレイデータとカーソル表示データとを合成して表
示画像を作成する。この表示画像は、表示用メモリ4
5、D/Aコンバータ46を介して、表示装置4iに送
られる。
【0050】<画像表示装置(WS−IDISP)>画
像表示装置4iは、例えばカラーCRTディスプレイで
あり、複数台、ここでは4台用意される。
【0051】図2に戻って、以下説明を継続する。 <オーバーレイ表示情報修正装置(WS−SCR)>オ
ーバーレイ表示情報修正装置4pは、オーバーレイ表示
情報を修正するためのものである。
【0052】この修正は、読影医師が表示装置4iの表
示画像を観察しながら入力装置4cを操作することによ
り行われる。例えば、CAD処理装置4eで抽出できな
かった異常を、読影医師が発見したとき、マウスを走行
させることにより画面上のカーソルをその位置に合わせ
て、異常の位置情報を追加する。この位置情報は、CA
D処理装置4eで、「異常の存在する領域」に変換され
る。また入力装置4cのキーボードを操作することによ
り、異常の種類やその程度が入力される。これらの異常
の存在する領域、異常の種類、程度の各情報は、オーバ
ーレイ表示情報修正装置4pにより、オーバーレイ表示
情報に追加される。また、CAD処理装置4eで抽出し
た異常を削除したいとき、マウスを走行させることによ
り画面上の削除したいマーカにカーソルを合わせて、削
除の指示を行う。なお、このとき、図4に示すように、
斜線で示すような比較的広い範囲(例えば半径が32ピ
クセルの円形範囲)をカーソルの移動ピッチとして設定
することにより、1ピクセル単位でカーソルをマーカに
合わせることの煩わしさを解消できる。この修正された
オーバーレイ表示情報は、直ちに画像表示マネージャ4
hに送られる。この修正されたオーバーレイ表示情報に
基づいて、新たにオーバーレイデータが作成され、この
新たにオーバーレイデータと原画像が合成されて表示装
置4iに表示される。
【0053】<読影レポート文章生成装置(WS−SM
AKE)>読影レポート文章生成装置4rは、オーバー
レイ表示情報に基づいて読影レポートの所見文章を作成
して、読影レポートを完成する。読影レポートを表8に
示す。
【0054】
【表8】
【0055】読影レポートは、患者に関する情報、検査
に関する情報、読影医師の所見、そして結論から構成さ
れる。患者に関する情報及び検査に関する情報は、検査
依頼情報、付随情報、異常データ表に存在するので、単
に情報を複写することにより作成される。読影医師の所
見は、従来では読影医師がキーボードを操作して手入力
することにより作成されていた。読影レポート文章生成
装置4rは、この所見を自動的に作成するものである。
【0056】つまり、読影レポート文章生成装置4r
は、オーバーレイ表示情報から異常の種類、異常の程
度、異常の位置の各情報を取り出し、各情報の有無に応
じて、対応する定型文を定型文表から特定し、各情報を
定型文の所定位置に配置することにより、所見の文章を
生成する。読影レポート文章生成装置4rは、患者に関
する情報及び検査に関する情報に、この所見を組み込ん
で読影レポートを完成する。この読影レポートは、画像
表示マネージャ4hに送られ、表示装置4iに表示され
る。
【0057】<文章追加/削除装置(WS−ID)>文
章追加/削除装置4qは、キーボード等の文字入力手段
を含み、表示装置4iに表示された読影レポートを読影
医師が見て、必要に応じて所見の内容に新たな文語を追
加したり、不必要な部分を削除するためのものである。
【0058】次にこのように構成された本実施例の動作
について説明する。 (1)検査の依頼 1-1)検査オーダシステム7を介して入力された検査依頼
情報がシステムマネージャ1に送られる。この検査依頼
情報の具体例を以下の表9に示す。
【0059】
【表9】
【0060】この例は、患者ID番号;870802、
患者氏名;○山○夫、性別;男等の患者に関する情報、
モダリティ;X線、検査部位;胸部、検査方法;単純撮
影等の検査に関する情報からなる。
【0061】1-2)この検査依頼情報は、システムマネー
ジャ1により適当な、ここではX線撮影装置の画像収集
装置2a又は2bに転送される。 (2)画像の収集および保管 2-1)検査技師によって検査依頼情報に応じて撮影が行わ
れ、画像が発生する。 2-2)この画像情報は、その発生順にしたがって画像番号
が付与され、また付随情報を添付される。付随情報の具
体例を表10に示す。
【0062】
【表10】
【0063】画像情報は画像番号や付随情報と共にデー
タベース3に送られ、そこに保管される。 (3)検査歴等の読出し 読影に先立って、その読影の際に参照すべき当該患者の
検査歴、過去の読影レポート、検査依頼情報がデータベ
ース3から読み出され、ワークステーション4Aに送ら
れ、そのシステムメモリに保管される。この検査歴の具
体例を票11に示す。
【0064】
【表11】 (4)読影すべき画像の読出し ワークステーション4Aの入力装置4cを介して読影医
師が所望する読影すべき画像の読出し要求が入力され
る。この要求はシステムマネージャ1を介してデータベ
ース3に送られる。データベース3から、当該画像情報
が読み出され、画像等記憶装置4fに送られ、そこに一
時的に格納される。 (5)コンピュータ診断支援処理 画像等記憶装置4fに格納されている画像は、制御装置
4aの指示にしたがって、CAD処理装置4eに送られ
る。
【0065】CAD処理装置4eには、上述したよう
に、(a) 胸部単純X線画像の正面像において、肺の間質
性疾患の陰影を検出する手段、(b) 胸部単純X線画像の
正面像において、肺の小結節の陰影を検出する手段、
(c) ***X線画像において、***の微小石灰化の陰影を
検出する手段の3種類の異常検出手段が備えられてい
る。
【0066】CAD処理装置4eでは表4の異常検出手
段選択情報を用いて、この画像に関して検出できる異常
の種類を特定し、この結果に応じて異常検出手段を選出
する。ここでは、検査部位が胸部、検査方法が単純撮
影、撮影方向がP→Aであるので、肺間質性疾患を検出
できる異常検出手段と肺小結節を検出できる異常検出手
段とが選出される。
【0067】選出された異常検出手段により、異常検出
処理が原画像について実行され、異常の有無、異常の種
類(異常検出手段を選出した時点で決定される)、異常
の位置、異常の程度が判定される。また、異常の位置
が、解剖学的区分の異常が存在する領域、例えば検査部
位が肺部であれば、上述したように「左上肺野」、「左
中肺野」、「左下肺野」、「右上肺野」、「右中肺
野」、「右下肺野」のいずれに含まれるかが認識され
る。異常の有無、異常の種類、異常の位置、異常の程
度、異常が存在する領域、画像番号、検査ID番号を用
いて異常データ表が作成される。CAD処理装置4eに
より作成された異常データ表の具体例を表12に示す。
【0068】
【表12】
【0069】このCAD処理装置4eで作成された異常
データ表は、画像等記憶装置4fに送られ、そこに記憶
される。 (6)オーバーレイ表示情報の作成 画像等記憶装置4fからオーバーレイ表示情報作成装置
4nに異常データ表が送られる。この異常データ表に基
づいてオーバーレイ表示情報が作成される。このオーバ
ーレイ表示情報の具体例を表13に示す。
【0070】
【表13】
【0071】上述したようにオーバーレイ表示情報は、
異常データ表に、予め設定されているマーカの図形の種
類、図形の大きさ、図形の表示色の各情報を追加したも
のである。
【0072】このマーカの図形は、例えば図5に示すよ
うに、矢印実線、32×32ドット、そして表示色は白
に定められている。表示に際しては、矢印の先端がオー
バーレイ表示情報の座標位置に配置され、異常の種類と
その程度がこのマーカに接近して文字表示される。
【0073】このオーバーレイ表示情報は、画像等記憶
装置4fに送られ、そこに記憶される。 (7)表示画像の作成及び表示 画像等記憶装置4fから原画像とそのオーバーレイ表示
情報が、制御装置4aの指示により、表示マネージャ4
hに送られる。原画像は画像メモリ42を介してオーバ
ーレイ部44に送られる。また、オーバーレイ表示情報
は、制御装置4aを介してオーバーレイデータ作成部4
lに送られ、そこですべての異常に関するマーカを原画
像の画像マトリクス上に配置して、異常に関する画像情
報としてのオーバーレイデータが作成される。
【0074】例えば表13の整理番号1については、図
5に示すように、原画像の画像マトリクス上の座標(35
0,1350)にマーカの先端が配置される。異常の程度
「9」と異常の種類「肺間質性疾患」の文字情報は、文
字フォントを用いてこのマーカに接近する位置に配置さ
れる。
【0075】このオーバーレイデータは、オーバーレイ
メモリ43aを介してオーバーレイ部44に送られ、そ
こで原画像と合成され、表示画像が生成される。この表
示画像は、表示用メモリ45とD/Aコンバータ46を
介して表示装置4iに送られ、そこに表示される。この
表示画面の一例を、図6に示す。 (8)読影レポートの作成 表13のオーバーレイ表示情報と定型文表が、制御装置
4aの指示により、画像等記憶装置4fから読影レポー
ト文章生成装置4rに送られる。読影レポート文章生成
装置4rでは、オーバーレイ表示情報の異常の種類、異
常の位置、異常の程度の各情報の有無が個別に判定され
る。
【0076】この判定の結果、存在するこれらの情報の
組み合わせが表5の定型文表に照合され、当該組み合わ
せに対応する定型文が選択される。例えば、表13の整
理番号1の場合、異常の種類、異常の位置、異常の程度
の各情報が存在するので、定型文表の番号6の定型文が
選択される。
【0077】この定型文の文章構成は、「種類」が「位
置」に「程度」で認められる、である。この文章構成
に、オーバーレイ表示情報から拾ってきた異常の種類、
異常の位置、異常の程度を嵌め込み、「肺間質性疾患が
右下肺野に程度9で認められる」、という文章を生成す
る。この生成した文章は、読影レポートの所見項目に挿
入され、患者に関する情報や検査に関する情報と共に読
影レポートが完成する。患者に関する情報及び検査に関
する情報は、検査依頼情報、付随情報、異常データ表に
存在するので、単に情報を複写することにより作成され
る。表13のオーバーレイ表示情報に基づいて作成され
た読影レポートを表14に示す。
【0078】
【表14】
【0079】この読影レポートは、文字表示装置4dに
送られ、そこに表示される。 (9)読影レポートの間接的修正 読影レポートを間接的に修正するには、オーバーレイ表
示情報修正装置4pによりオーバーレイ表示情報を修正
することにより行う。
【0080】オーバーレイ表示情報の修正は次のように
行われる。この修正は、読影医師が表示装置4iの表示
画像を観察しながら入力装置4cを操作することにより
行われる。例えば、CAD処理装置4eで抽出できなか
った異常を、読影医師が発見したとき、マウスを走行さ
せることにより画面上のカーソルをその位置に合わせ
て、異常の位置情報を追加する。この位置情報は、CA
D処理装置4eで、「異常の存在する領域」に変換され
る。また入力装置4cのキーボードを操作することによ
り、異常の種類やその程度が入力される。これらの異常
の存在する領域、異常の種類、程度の各情報は、オーバ
ーレイ表示情報修正装置4pにより、オーバーレイ表示
情報に追加される。また、CAD処理装置4eで抽出し
た異常を削除したいとき、マウスを走行させることによ
り画面上の削除したいマーカにカーソルを合わせて、削
除の指示を行う。このとき、図4に示したように、斜線
で示すような比較的広い範囲(例えば半径が32ピクセ
ルの円形範囲)をカーソルの移動ピッチとして設定する
ことにより、1ピクセル単位でカーソルをマーカに合わ
せることの煩わしさを解消できる。この修正されたオー
バーレイ表示情報は、直ちに画像表示マネージャ4hに
送られる。この修正されたオーバーレイ表示情報に基づ
いて、新たにオーバーレイデータが作成され、この新た
にオーバーレイデータと原画像が合成されて表示装置4
iに表示される。
【0081】ここでは表13の整理番号2のデータを修
正する場合を例に、修正の手順を具体的に説明する。整
理番号2のデータは、異常の種類「肺間質性疾患」、異
常の程度が「8」、異常の位置は、「右中肺野」である
が、これを異常の種類「肺小結節陰影」、異常の程度
「6」、異常の位置「右下肺野」に修正したものとす
る。
【0082】入力装置4cのマウスが読影医師により走
行され、画面上のカーソルが、整理番号2のデータに応
じて画面上に表示しているマーカの先端の位置(座標(4
00,1500))まで移動される。この位置で、削除指令が、
マウスから入力される。この指令がオーバーレイ表示情
報修正装置4pに送られ、そこでこの削除指令にしたが
ってオーバーレイ表示情報の整理番号2に関するデータ
が削除される。
【0083】そして、異常を確認した位置、例えば画面
上の座標(300,1500)の位置までカーソルが移動される。
この位置で、情報追加の指令がマウスから入力される。
この情報追加指令の入力に呼応して、文字表示装置4d
に「異常種類を入力せよ!」、「異常程度を入力せよ
!」というプロンプトが表示される。このプロンプトに
したがって、読影医師が判断した「肺小結節陰影」、
「6」が入力装置4cのキーボードから入力される。こ
のとき、異常の種類やその程度に確証のないときは、こ
れらの情報を入力しなくてもよい。このときは直ちに入
力終了指令を入力する。ここで、現在入力した位置は、
座標情報であるので、これを解剖学的区分に置換する必
要がある。このため座標情報はCAD処理装置4eに送
られ、そこで当該座標の位置がいずれの解剖学的区分に
該当するかを判定される。この判定の結果当該座標の位
置は、「右下肺野」に相当する。このように入力された
座標(300,1500)、異常の種類「肺小結節陰影」、程度
「6」、異常の位置「右下肺野」の各情報は、オーバー
レイ表示情報修正装置4pで、使用されていない最も若
い整理番号2の情報としてオーバーレイ表示情報に追加
される。
【0084】この修正されたオーバーレイ表示情報は、
直ちに画像表示マネージャ4hに送られる。この修正さ
れたオーバーレイ表示情報に基づいて、新たにオーバー
レイデータが作成され、この新たにオーバーレイデータ
と原画像が合成されて表示装置4iに表示される。
【0085】また、この修正されたオーバーレイ表示情
報は、読影レポート文章生成装置4rにも送られ、そこ
でこのオーバーレイ表示情報にしたがって、「肺小結節
陰影が右下肺野に程度6で認められる」という内容に所
見2が変更された新たな読影レポートが作成され、文字
表示装置4dに表示される。所見2は、「肺小結節陰影
が、右中肺野に異常の程度6で認められる。」という文
章に変更される。この新たな読影レポートを表15に示
す。
【0086】
【表15】 (10)読影レポートの直接的修正 読影レポートの直接的修正は、文字表示装置4dに表示
されている読影レポートを見て、その内容を文章追加/
削除装置4qから直接修正することをいう。例えば、表
13の整理番号1に対応する文章「肺間質性疾患が、右
下肺野に異常の程度9で認められる。」を、より具体的
な内容の「肺間質性疾患が、右下肺野に異常の程度9で
広範囲に広がって認められる。」に修正する。つまり、
「広範囲に広がって」という文節を追加する。この新た
な読影レポートを表16に示す。
【0087】
【表16】
【0088】このような場合、ワードプロセッサ機能に
よる挿入モードと同様に、追加したい位置にカーソルを
移動し、追加したい文節をキー入力する。削除したい場
合には、ワードプロセッサ機能による削除操作と同様に
行われる。
【0089】このようにして完全な読影レポートが完成
する。この完全な読影レポートは、画像等記憶装置4f
に送られ、そこに格納される。そして、この読影レポー
トは、画像等記憶装置4fからシステムマネージャ1に
転送され、そこに保管され、検査依頼医師からの読出し
要求に待機する。以上の工程を経て読影作業が終了す
る。
【0090】このように本実施例によると、CAD処理
結果に基づいて読影レポートが自動的に作成され、また
必要に応じて適宜この内容を修正することができるの
で、従来のように読影医師が読影レポートの特に所見の
手入力する場合に比べてその作業量は格段に減少する。
【0091】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、種々変形して実施可能である。例えば、上述の説
明では、表示画像はオーバーレイデータと原画像との合
成画像であるが、原画像に代えてその輪郭画像であって
もよい。また、上述に説明では、図形の種類が矢印実線
の一種類を用いていたが、他に例えば図7に示すように
矢印点線などの種類を選択可能に加えてもよい。この場
合、例えば確定した所見に対応するマーカを矢印実線
で、未確定の所見に対応するマーカを矢印点線で表現す
るように、確定状態を図形の種類で区別して表示するこ
とができる。また、上述の説明では、一種類の図形の種
類や表示色を用いていたが、丸や四角などの複数種類の
図形や、赤や青などの複数の表示色を用いて、異常の種
類毎に図形や表示色を変更して表示するようにしてもよ
い。
【0092】
【発明の効果】本発明による読影レポート作成支援装置
は、画像を入力する手段と、前記画像に含まれる異常の
種類及び位置を検出する手段と、異常の種類と位置を所
定の文章に構成するための定型文を記憶する手段と、前
記検出手段で検出された異常の種類及び位置を含む文章
を前記定型文に基づいて生成する手段とを具備し、検出
手段で検出された異常の種類及び位置を含む文章が定型
文に基づいて生成されるので、従来のようにこの文章を
手入力する手間が省かれ、読影レポートの作成作業を効
率化できる読影レポート作成支援装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PACSの全体構成を示す図。
【図2】図1のワークステーションの構成を示す図。
【図3】図2の画像表示マネージャの構成を示す図。
【図4】画面上に表示されるカーソルの移動ピッチを示
す図。
【図5】オーバーレイデータ作成部で作成される図形を
示す図。
【図6】表示画像の一例を示す図。
【図7】種類の異なる他の図形の表示例を示す図。
【符号の説明】 1…システムマネージャ、 2a,2b…画像収集装置、 3…データベース、 4A,4B…ワークステーション、 5…ネットワーク、 6…ゲートウエイ、 7…検査オーダシステム、 4a…制御装置、 4b…システムディスク、 4c…入力装置、 4d…文字表示装置、 4e…CAD処理装置、 4f…画像等記憶装置、 4g…画像用フレームメモリ、 4h…画像表示マネージャ、 4i…画像表示装置、 4j…ネットワーク・インタフェース、 4k,4m…制御バス、 4l…画像バス、 4n…オーバーレイ表示情報作成装置、 4p…オーバーレイ表示情報修正装置、 4q…文字追加/削除装置、 4r…読影レポート文章生成装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江馬 武博 栃木県大田原市下石上1385番の1 東芝メ ディカルエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する手段と、 前記画像に含まれる異常の種類及び位置を検出する検出
    手段と、 異常の種類と位置を所定の文章に構成するための定型文
    を記憶する記憶手段と、 前記検出手段で検出された異常の種類及び位置を含む文
    章を前記定型文に基づいて生成する生成手段とを具備す
    ることを特徴とする読影レポート作成支援装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段で生成された文章を修正す
    るための手段をさらに具備することを特徴とする請求項
    1記載の読影レポート作成支援装置。
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