JPH0737061A - 医用診断支援装置 - Google Patents

医用診断支援装置

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JPH0737061A
JPH0737061A JP5178934A JP17893493A JPH0737061A JP H0737061 A JPH0737061 A JP H0737061A JP 5178934 A JP5178934 A JP 5178934A JP 17893493 A JP17893493 A JP 17893493A JP H0737061 A JPH0737061 A JP H0737061A
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JP5178934A
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Shinichi Yamada
真一 山田
Katsuyuki Taguchi
克行 田口
Takehiro Ema
武博 江馬
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は原画像とCAD処理結果(異
常情報)とを互いに干渉しないように一画面に表示する
ことで従来のように表示モードを切り替えることなく読
影作業を進行することのできる医用診断支援装置を提供
することである。 【構成】 本発明による医用診断支援装置は画像を入力
する手段と、前記画像に含まれる異常部位およびその位
置を検出するCAD処理装置4eと、前記画像を縮小す
ることにより縮小画像を作成する画像データ縮小装置4
pと、前記画像と前記縮小画像を合成することにより合
成画像を作成する重ね合わせ装置4qと、前記合成画像
の前記縮小画像上に前記異常部位を示す図形を前記位置
に基づいて重畳することにより表示画像を作成すると共
に前記表示画像を表示する画像表示マネージャ4hとを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肺間質性疾患や肺小結
節等の異常を画像診断することを支援する医用診断支援
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院における画像診断は次のよ
うな手順で行われている。 (1)検査依頼科(例えば内科)から、放射線科に患者
の画像検査(例えばX線、CT、MRIなど)の依頼が
なされる。この依頼は次のような項目を記載する検査依
頼書の発行によってなされる。
【0003】検査依頼書の項目には、患者のID番号、
患者氏名、生年月日、性別、検査依頼科名、検査依頼医
師氏名、検査のモダリティ(X線撮影装置、X線コンピ
ュータトモグラフィ装置、磁気共鳴イメージング装置な
ど)、検査部位、検査方法、検査目的、臨床情報等があ
る。 (2)放射線科の検査技師が、検査依頼書の内容に従っ
て患者の検査(画像収集)を行い、それをフィルムに現
像する。 (3)読影医が現像されたフィルムを読影する。この
時、同じ患者の過去の検査結果(過去の画像)を参照す
ることは、読影の質を高める上でしばしば重要なことで
ある。画像を読み終えると読影レポートが読影医により
作成される。この読影レポートには次のような項目が記
載される。
【0004】この項目には、画像を読んでの所見、結
論、読影医の氏名、読影年月日などがある。 (4)この読影レポートが検査依頼医に返送され、画像
診断作業が終了する。
【0005】ところで、コンピュータによる画像処理が
容易であるというデジタル画像の特長を生かし、コンピ
ュータで画像を解析し、異常を検出する試みがなされて
きており、成果をあげている。この技術はコンピュータ
支援診断(CAD:Computer-Aided Diagnosis) と呼ば
れ、画像診断の正確度を向上させ、読影医や担当医師の
負担を軽減させるものとして期待されている。
【0006】このコンピュータ支援診断の異常検出の手
法に関しては、多くの文献に記されている。例えば次の
ような文献である。 (1)Katsuragawa,S.et al:Im
age featureanalysis and c
omputer−aided diagnos−is
in digital radiography:Cl
assific−ation of normal a
nd abnormal lungswith int
erstitial disease in ches
timages.Medical Physics 1
6,38-44(1989) (2)Giger,M.L. et al:Image
featureanalysis and comp
uter−aided diagnos−is in
digital radiography:3.Aut
omat−ed detection of nodu
les in peripheral lung fi
elds.Medical Physics 15.158-1
66(1988) (3)Chan,H.P. et al:Image feature an-alysis and com
puter-aided diagnosisin digital radiography:1.Auto
mateddetection of microcalcifications inmammograph
y.Medical Physics 14.538-548(1987) (4)土井邦雄ら:「デジタルラジオグラフィにおける
コンピュータ支援診断の可能性」日本放射線技術学会雑
誌、p653−663、1989年 また、この異常検出の手法を取り入れた装置に関して
も、特開平02−185240号公報、特開平02−1
52443号公報、特開平01−125675号公報等
に開示されている。
【0007】この文献で開示された各異常検出の装置
は、コンピュータ手段によりディジタル医用画像からあ
る種の異常を自動的に検出し、この検出された異常を当
該画像上に重ね合わせて表示する点において共通する。
図1にこの検出された異常をその種類の応じて形状を変
えて当該画像上に重ね合わせて表示する表示例を示す。
【0008】また、画像のデジタル化の一般化に伴い、
最近では、医用画像保管通信システム(PACS:Pi
cture Archiving Communica
tion System)を用いて、この画像診断業務
の円滑化及び保管の省スペース化が実現されつつある。
このPACSは、病院内で発生する医用画像(X線画
像、CT画像、MR画像など)を保管、通信、表示する
ことにより、医師が医用画像を観察する業務を支援する
ことに貢献するシステムである。そのため、PACS
は、各種モダリティから送られてきた画像データをデー
タベースに保管し、各診察室等に配置された画像ワーク
ステーションからの要求に応答してデータベースから要
求された画像データを転送し、画像ワークステーション
の陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube) などに当該
画像を表示させるものである。読影レポートはPACS
の画像ワークステーション上で作成、保管されることが
できる。
【0009】このPACSによりフィルムを保管棚に整
理して保管する、保管棚から目的のフィルムを探す、フ
ィルムを持ち運ぶ、フィルムをシャーカステンに掛けた
りそれから外したりするなどの作業が不要になるという
フィルムレス化の恩恵が受けられるようになった。この
PACSについては、特開昭62−121576号公
報、特開昭63−10269号公報、特開昭64−13
837号公報、特開昭64−17154号公報、特開平
02−103668号公報、特開平02−119840
号公報等の多くの文献に開示されている。
【0010】例えば、特開平02−185240号公報
には、図11に機能ブロックを示すように、IA(画像
を入力する機能)、WS−ANA(画像を解析して特徴
量を抽出する機能)、WS−OUT(画像とオーバーレ
イを表示する機能)を持つPACSが開示されている。
【0011】画像の入力から解析結果の出力までの一連
の動作は次のような手順で行われる。(1)医師は、I
Aにより特定の胸部X線写真のディジタル画像(これを
以下「原画像」という)を入力する。 (2)WS−ANAにより、原画像に対してコンピュー
タ支援診断処理(CAD処理)が行われる。原画像は、
例えば6.4mm 角の微小領域が各肋間に1〜2個程度存在
するように細分化される。コンピュータ解析され、各領
域の陰影範囲に応じた特徴量が各領域毎に出力される。
この各領域の特徴量に基づいて、間質性肺疾患の異常の
有無やその進行程度が検討され、またその異常の種類が
分類される。例えば、異常の有無は、特徴量の大小に応
じて判定される。また、分類は、特徴量と予め設定され
た複数のスレッジホルド値(閾値)との比較結果に応じ
て行われる。進行程度は、その特徴量とスレッシホルド
値の特徴との差の程度に応じて算出される。 (3)医師の要求をトリガとして、PACSは原画像に
CAD処理結果を重ねて表示する。
【0012】CAD処理結果は、図12に示したよう
に、異常の種類に応じてそのマーカの形状を変えられ
て、またその進行程度に応じてマーカの大きさを変えら
れて画像に重ねて表示される。ここでは、マーカ「□」
はReticular タイプ、マーカ「六角形」はHoneycomb タ
イプ、マーカ「○」はNodular タイプで区別している。
【0013】このように、原画像にCAD処理結果のマ
ーカが重ねて表示されているので、マーカ部分の像がマ
ーカに干渉されて隠れて見えない。そこで、医師は表示
モードを原画像だけを表示するモードと、原画像にCA
D処理結果のマーカを重ねて表示するモードとを交互に
且つ頻繁に切り替えながら読影作業を進行する必要があ
るので、非常に面倒であるばかりでなく、読影時間が長
期化して読影作業の効率が低下するという問題があっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に対処すべくなされたもので、その目的は、原画像と
CAD処理結果(異常の情報)とを互いに干渉しないよ
うに一画面に表示することで、従来のように表示モード
を切り替えることなく読影作業を進行することのできる
医用診断支援装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による医用診断支
援装置は、画像を入力する手段と、前記画像に含まれる
異常部位の位置を入力する手段と、前記画像を縮小する
ことにより縮小画像を作成する手段と、前記画像と前記
縮小画像を合成することにより合成画像を作成する手段
と、前記合成画像の前記縮小画像上に前記異常部位を示
す図形を前記位置に基づいて重畳することにより表示画
像を作成する手段と、前記表示画像を表示する手段とを
具備する。
【0016】
【作用】本発明による医用診断支援装置によれば、画像
に縮小画像を合成した合成画像の縮小画像上に異常部位
を示す図形を重畳してこれを表示するので、異常部位の
位置を縮小画像上で確認できると共に、画像の像が異常
部位を示す図形に干渉されることなくなる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による一実施例
を説明する。図1は本実施例による医用診断支援装置を
含む医用画像保管通信システム(以下「PACS」と略
す:Picture Archiving Commu
nication System)の全体構成を示す図
である。
【0018】ネットワーク5は各装置間の通信のための
コマンドとデータの伝送路であり、伝送媒体としては光
ファイバーなどが用いられる。ここではリング型のロー
カルエリアネットワークを採用しているが、スター型
等、他の型であってもよいのは勿論である。
【0019】このネットワーク(NW)5には、システ
ムマネージャ(SM)1と、画像収集装置(IA)2
a,2bと、画像収集装置2a,2bで収集された医用
画像を保管するデータベース(DB)3と、ワークステ
ーション(WS)4A,4Bとが接続され、それぞれ通
信プロトコルにより互いに通信可能になっている。
【0020】また、このネットワーク5には、ゲートウ
ェイ6を介して検査オーダーシステム7が接続されてい
る。この検査オーダーシステム7は、検査依頼科室に設
置され、画像検査の依頼を検査依頼情報を作成すること
により指示するものである。この検査依頼情報には、以
下の表1に示すように、患者のID番号、患者氏名、生
年月日、性別、検査依頼科名、検査依頼医師氏名、検査
のモダリティ(X線撮影装置、X線コンピュータトモグ
ラフィ装置、磁気共鳴イメージング装置など)、検査部
位、検査方法、検査目的、臨床情報等の各項目が含まれ
る。各項目の情報は、検査依頼医師により検査オーダー
システム7にマニュアルで入力される。
【0021】
【表1】
【0022】この検査依頼情報は、必要項目の入力完了
後、システムマネージャ1に転送され、そこでこの依頼
内容に応じた適当な画像収集装置2a,2bが選択され
て当該選択された画像収集装置2a,2bへシステムマ
ネージャ1から再度転送される。
【0023】画像収集装置2a,2bは、X線撮影装
置、X線コンピュータトモグラフィ装置、磁気共鳴イメ
ージング装置、フィルムデジタイザなどの医用画像(以
下「画像」という)を収集する装置である。この画像
は、以下の表2に示す付随情報を添付されて、データベ
ース3に転送されそこに保管される。
【0024】
【表2】
【0025】表2に示すように、付随情報は検査単位で
作成され、検査ID、検査年月日、当該検査で収集した
各画像の情報が含まれる。また、画像の情報には画像番
号、画像サイズ、データ量、撮影方向が含まれる。
【0026】画像収集終了後、システムマネージャ1
は、検査依頼情報及び付随情報から検査歴を作成しこれ
を記憶する。また、読影医師により当該画像の読影レポ
ートが作成され、この画像収集装置2a,2bを使って
マニュアル入力される。検査歴の一例を以下に記する。
【0027】
【表3】 読影レポートの一例を以下に記する。
【0028】
【表4】
【0029】これら検査歴や読影レポートは後述の画像
等記憶装置4fに転送されそこに記憶される。本発明に
係る医用診断支援装置は、このPACSのワークステー
ション4A,4Bに組み込まれる。以下に、ワークステ
ーション4A,4Bについて説明する。
【0030】ワークステーション4A,4Bは、次の機
能を備える。 (1)検査依頼情報、検査歴、画像、読影レポートなど
を表示する機能。 (2)コンピュータ支援診断(CAD:Computer-Aided
Diagnosis) により、画像データの異常の有無を判定
し、その進行程度を求め、その異常の種類を分類する機
能。
【0031】(3)CADの処理結果を記憶する機能。 (4)CADの処理結果を表示する機能。 (5)画像に関する所見などを入力する機能。
【0032】(6)その他ワークステーションの標準機
能。 上記各機能を達成するべくワークステーション4A,4
Bは、図2に示すように構成される。
【0033】以下に述べる各装置は制御バス(WS−C
BUS)4k,4m、画像バス(WS−IBUS)4l
に接続される。これら制御バス4k,4mや画像バス4
lはネットワーク・インターフェイス4jを介してネッ
トワーク5に接続されている。 <制御装置(WS−CTRL)>制御装置4aは、中央
処理装置(CPU)やシステムメモリ(例えば半導体メ
モリ)などを含み、ワークステーション全体の動作を制
御すると共に各種演算処理を実行するものである。 <システムディスク(WS−SD)>システムディスク
4bは、例えば磁気ディスクであり、以下に記するプロ
グラムやデータを記憶すると共に、電源投入時にこれら
のプログラムやデータを読み出し、上記制御装置4a内
のシステムメモリに供給する。
【0034】システムディスク4bにはワークステーシ
ョンを構成する各部を関連させて動作させるためのプロ
グラム(OS)や異常検出手段選択情報が記憶される。
ここで、異常検出手段とは、特定の異常を検出できるア
ルゴリズムのことをいい、後述のCAD処理装置4eに
保持されている。異常検出手段の代表的なものには、肺
間質性疾患を検出できる異常検出手段と、肺小結節を検
出できる異常検出手段と、***の微小石灰化を検出でき
る異常検出手段との3種がある。異常検出手段選択情報
は、画像の種類(検査部位、モダリティ、検査方法、撮
影方向)と異常の種類との対応表である。この対応付け
は、画像の種類に応じて検出できる異常の種類が定まっ
ていることに基づいている。異常検出手段選択情報の一
例を以下に示す。
【0035】
【表5】
【0036】この異常検出手段選択情報は、画像をCA
D処理装置4eで診断する際、当該画像を解析できる異
常検出手段を選択するときに用いられる。勿論、この異
常検出手段選択情報は、書き換え(更新)及び追加可能
である。 <入力装置(WS−INPUT)>入力装置4cは、医
師が画像検索等の各種コマンドを入力すると共に、画像
を観察した上での所見データをマニュアルで入力するた
めの手段であり、例えばキーボード及びマウスが用いら
れる。ここで、所見データとは、異常の種類、その位置
(画像マトリクスのXY座標)及び異常の程度などの各
項目からなる。なお、この所見データは異常の種類毎に
所見データ表に纏められる。この所見データ表は、後述
のCAD処理装置4eで診断の結果出力される異常デー
タ表と、その内容とする項目において同一である。
【0037】ここで、所見データの入力手順の一例を簡
単に説明する。まず、原画像にマウスの動きに対応する
カーソルが重ねて表示される。マウスを移動して、カー
ソルを異常を示す像上に合わせる。マウスの左ボタンが
クリックされると、その位置が認識される。なお、入力
位置に誤りがあるときは、マウスの中ボタンをクリック
することで、当該入力位置が入力されなかったものとさ
れる。カーソルの移動ピッチは、画像マトリクスが2,
048×2,048画素のとき、32画素程度に設定す
ることが操作便宜上好ましい。上記マウスの左ボタンの
クリックに同期して、画面上に例えば「異常の種類を入
力せよ」のメッセージが表示される。このメッセージに
したがって、キーボードからキー入力により、「肺間質
性疾患」等の異常の種類が入力される。この入力終了に
同期して、画面上に例えば「異常の程度を入力せよ」の
メッセージが表示される。このメッセージにしたがっ
て、キーボードからキー入力により、例えば1〜10
(10が異常が最も進行している状態である)までの異
常の程度が入力される。これら、異常の位置、種類、程
度は、整理番号、検査ID番号及び画像番号と共に所見
データ表に纏められ、後述の画像等記憶装置4fに転送
され、そこに保管される。 <文字表示装置(WS−CDISP)>文字表示装置4
dは、読影レポートなど、主として文字を表示するため
の装置であり、例えばCRT(陰極線管)ディスプレイ
や液晶パネルディスプレイなどが用いられる。 <CAD処理装置(WS−CADP)>CAD処理装置
4eは、コンピュータ支援診断(CAD:Computer-Aid
ed Diagnosis) の機能を備え、制御装置4aから起動の
指示を受けて、この機能により入力画像についてCAD
処理(診断処理)を行い、最終的に異常データ表を作成
する。以下にこの異常データ表の一例を示す。
【0038】
【表6】
【0039】表6に示すように、異常データ表は、整理
番号、検査ID番号、異常の種類、画像上での異常の中
心位置、異常の程度の各項目からなる。CAD処理装置
4eは、上述したように複数種の異常検出手段を含んで
いる。すなわちその代表例として、(a) 胸部単純X線画
像の正面像において、肺の間質性疾患の陰影を検出する
手段、(b) 胸部単純X線画像の正面像において、肺の小
結節の陰影を検出する手段、(c) ***X線画像におい
て、***の微小石灰化の陰影を検出する手段とがある。
なお、これら各異常検出手段の異常検出の手法について
は、特開平02−185240号公報、特開平02−2
50180号公報、特開平02−152443号公報、
特開平02−125675号公報等の各文献に詳述され
ているので、その詳細は省略する。
【0040】CAD処理装置4eにはデータベース3か
らディジタル画像(以下これを「原画像」という)が転
送されてくる。また、制御装置4aの指示のもとで、シ
ステムディスク4bの異常検出手段選択情報の当該原画
像に対応する異常の種類の情報が転送されてくる。この
異常の種類に応じて、いずれかの異常検出手段が選択さ
れる。選択された異常検出手段により、原画像が解析さ
れる。もし、異常があれば、この異常の画像上での中心
位置(画像マトリクスのXY座標)とその異常の程度が
求められる。CAD処理装置4eは、これら位置と異常
程度を含めて上述した異常データ表を作成する。異常デ
ータ表は、後述の画像等記憶装置4fに転送され、そこ
に保管される。 <画像等記憶装置(WS−IM)>画像等記憶装置4f
は、例えば磁気ディスクであり、検査オーダーシステム
7からの検査依頼情報、検査歴、読影レポート、画像付
随情報、原画像データ、オーバーレイ表示情報(異常を
示す画像データ)、異常データ表、所見データ表を一時
的に記憶するための装置である。 <画像用フレームメモリ(WS−IFM)>画像用フレ
ームメモリ4gは、例えば半導体メモリであり、データ
ベース3から転送されてきた読影対象の少なくとも1枚
の原画像を一時的に保管する装置である。 <画像表示装置(WS−IDISP)>画像表示装置4
iは、例えばカラーCRTディスプレイであり、複数
台、ここでは4台用意される。この画像表示装置4i
は、主として画像を表示するための装置である。 <画像データ縮小装置(WS−RED)>画像データ縮
小装置4pは、画像用フレームメモリ4gの原画像を画
像バス4lを介して受けとり、これを例えば1/8の縮
小画像に縮小する。つまり、図4(a),(b)に示す
ように、原画像の画像マトリクスが、a×b画素であれ
ば、縮小画像はa/8×b/8画素の画像マトリクスで
ある。例えば、原画像の画素マトリクスが、 2,048×2,
048 画素であれば、縮小画像は256 ×256 画素マトリク
スからなる。この縮小処理は、例えば、平均化縮小フィ
ルタ処理である。平均化縮小フィルタ処理とは、原画像
を例えば8×8画素の複数の微小領域に分割し、各領域
の画素値の単純平均又は加重平均を、縮小画像の一画素
の画素値とする処理である。勿論、他の縮小処理を採用
してもよい。画像データ縮小装置4pで作成された縮小
画像は、後述の表示画像データ重ね合わせ装置4qに送
られる。 <表示画像データ重ね合わせ装置(WS−OV)>表示
画像データ重ね合わせ装置4qは、画像等記憶装置4f
に記憶されている読影すべき原画像と、画像データ縮小
装置4pによるこの原画像の縮小画像とを合成して、1
枚の表示すべき合成画像を生成する。ここで、合成処理
について図5を参照して説明する。原画像の画素マトリ
クスがa×b画素とすると、上述したように縮小画像の
画素マトリクスがa/8×b/8画素である。原画像の
一部を、すべて縮小画像の画素に置換する。ここでは、
原画像の右上部に縮小画像を配置するべく、原画像の左
上隅を原点とすると、置換する領域は、原画像の(a−
a/8,0)、(a,0)、(a,b/8)、(a−a
/8,b/8)で特定される領域である。このようにし
て原画像と縮小画像を合成し、合成画像が作成される。
この合成画像は、画像等記憶装置4fに転送され、そこ
に記憶される。 <シェーマデータ作成記憶装置(WS−SMMK)>シ
ェーマデータ作成記憶装置4rは、画像を入力し、これ
を2値化処理して、肺や肋骨の輪郭を抽出し、図6に示
すようなシェーマ画像(輪郭像)を作成し、これを記憶
する。
【0041】例えば、2値化処理のスレッシホルド値を
512とすると、あるピクセル(x,y)の画素値f(x,y)が
スレッシホルド値以上のとき当該画素値を1023に置
換する。また、あるピクセル(x,y)の画素値f(x,y)がス
レッシホルド値より小さいとき当該画素値を0に置換す
る。このシェーマ画像は、画像データ縮小装置4pで縮
小処理を施された後、表示画像データ重ね合わせ装置4
qに送られ、上記縮小画像の代わりに原画像と合成され
て、合成画像に作成されてもよい。合成画像が、原画像
とこの原画像の縮小画像とを合成した画像であるか、又
は原画像とこのシューマ画像の縮小画像とを合成した画
像であるかの選択は、入力装置4cからのオペレータに
よる設定に従う。
【0042】 <オーバーレイ表示情報作成装置(WS−OVMK)>
オーバーレイ表示情報作成装置4nは、画像等記憶装置
4fに記憶されている当該原画像に関する異常データ表
と所見データ表のいずれかを入力し、以下の表7に示す
オーバーレイ表示情報を作成する。
【0043】
【表7】
【0044】このオーバーレイ表示情報は、異常データ
表と所見データ表の項目に、図形の種類、図形の大き
さ、表示色の各項目の情報を追加したものである。これ
らの追加情報は、合成画像に異常の情報を重畳するのに
必要な情報であって、図7に示すように、その内容は予
め設定されている。図形の種類とは、画像上の異常の位
置を示すための図形であって、例えば、矢印の形状に表
示すべきことを示す情報である。
【0045】図形の大きさとは、当該矢印が例えば32
×32画素の範囲に収まる大きさに表示すべきことを示
す情報である。表示色とは、当該矢印の表示色であり、
例えば白に表示すべきことを示す情報である。ここで、
オーバーレイ表示情報の座標は、異常データ表に書き込
まれた異常の中心位置を示す座標を、合成画像の縮小画
像上の座標に変換したものである。オーバーレイ表示情
報は、画像等記憶装置4dに転送され、そこに一旦記憶
される。
【0046】<画像表示マネージャ(WS−IDM)>
画像表示マネージャ4hは、原画像等の表示に関する制
御装置であり、図3に示すように構成される。
【0047】画像メモリ42は、画像等記憶装置4fに
記憶されている合成画像を画像バス4lを介して受けと
り、これを記憶する。少なくとも1枚の合成画像を記憶
するように、例えば2,048 ×2,048 ×10ビットのメモリ
容量を持つ。
【0048】制御部40には、入力装置4cで設定され
た表示モード(原画像のみを表示するモード、異常情報
のみを表示するモード、原画像と異常情報を一画面に合
成して表示するモード)の情報及び表示に供すべき表示
装置4iを特定する情報が、制御バス4kを介して供給
される。
【0049】また、制御部40には、画像等記憶装置4
dからオーバーレイ表示情報が供給される。オーバーレ
イデータ作成部41は、制御部40からオーバーレイ表
示情報を受取り、このオーバーレイ表示情報に基づき異
常の情報(種類、位置、程度を示す情報)を縮小画像上
に表示すべきオーバーレイデータを作成する。このオー
バーレイデータは、一方のオーバーレイメモリ43aに
一時的に記憶される。
【0050】なお、他方のオーバーレイメモリ43b
は、マウスの動きに対応して表示画面に表示されるカー
ソルのデータを記憶するためのメモリである。オーバー
レイ部44は、合成画像にオーバーレイデータを重畳し
てオーバーレイ表示画像を作成する。このオーバーレイ
表示画像は、入力装置4cで設定された表示に供すべき
表示装置4iを特定する情報に対応する表示装置4iに
対応する表示用メモリ45、D/Aコンバータ46を介
して、設定された表示装置4iに表示される。
【0051】次にこのように構成された本実施例の動作
について説明する。 (1)検査の依頼 1-1)検査オーダシステム7を介して入力された検査依頼
情報がシステムマネージャ1に転送される。この検査依
頼情報の一例を以下の表8に示す。
【0052】
【表8】
【0053】1-2)次に当該検査依頼情報が、そのモダリ
ティにしたがってX線撮影装置である画像収集装置2a
又は2bに転送される。 (2)画像収集装置において検査され画像が発生され
る。
【0054】2-1)オペレータによって検査依頼情報の内
容が読取られ、それに指示されている通りに撮影が行わ
れ、画像が発生する。この画像には、その発生順にした
がって画像番号が付与される。 2-2)画像収集が終了すると、画像収集装置2aで表9に
示すような付随情報が作成される。
【0055】
【表9】
【0056】この付随情報は、画像と共にデータベース
3に転送され、そこに保管され、読影にための読出され
るまで待機する。 (3)システムマネージャ1により当該患者の検査歴、
過去の読影レポート、検査依頼情報が準備され、ワーク
ステーション4A,4Bに転送され、そのシステムメモ
リに保管される。
【0057】次に読影動作が開始される。 (4)ワークステーション4Aから読影すべき画像の読
出し要求がデータベース3に送られる。当該画像(付随
情報を含む)は、当該患者に関する検査歴、過去の読影
レポート、検査依頼情報と共に、ワークステーション4
Aに返送され、画像等記憶装置4fに格納される。 (5)異常データ表又は所見データ表が作成される。
【0058】異常データ表と所見データ表のいずれか一
方が作成される。異常データ表は、CAD処理装置4e
で作成される。一方、所見データ表は、当該画像が表示
装置4iに表示され、それをオペレータが観察して、そ
の結果を入力装置4cを介して入力されることにより作
成される。異常データ表の一例を表10に示す。また、
所見データ表の一例を表11に示す。
【0059】
【表10】
【0060】
【表11】
【0061】この異常データ表又は所見データ表は、画
像等記憶装置4fに送られ、そこに記憶される。 (6)表示画像の作成 データベース3から読み出され、画像等記憶装置4fに
記憶されている原画像が、画像データ縮小装置4p及び
表示画像重ね合わせ装置4qに転送される。画像データ
縮小装置4pで原画像は、予定の縮小率、ここでは1/
8で縮小される。この縮小画像は、表示画像重ね合わせ
装置4qに送られ、そこで原画像と1枚の合成画像に合
成される。この合成処理は上述したので説明は省略す
る。
【0062】勿論、この合成画像は、上述したように縮
小画像に代えて、シューマデータ作成記憶装置4rで作
成されたシューマ画像を画像データ縮小装置4pで縮小
した画像を原画像に合成した画像であってもよい。 (7)オーバレイ表示情報の作成 画像等記憶装置4fからオーバーレイ表示情報作成装置
4nに異常データ表(又は所見データ表)が供給され、
この異常データ表に基づいてオーバレイ表示情報が作成
される。上述したように表示する図形の種類は矢印実
線、図形の大きさは32×32画素、表示色は白色であ
る。
【0063】また、異常データ表の異常の位置は、原画
像の座標系で与えられた座標なので、この座標を表示画
像の縮小画像上の座標に変換する必要がある。例えば、
原画像の画素マトリクスが2048×2048画素であ
って、この座標系での異常データ表の異常の位置が
(α、β)であれば、当該異常の位置の座標は、(20
48−2048/8+α/8,β/8)の座標に変換す
る。この座標変換によって、表示の際には、異常の情報
が、縮小画像にのみ重畳されて表示されることになる。
表10に示した異常データ表に基づいて作成されたオー
バーレイ表示情報の一例に以下の表12に示す。
【0064】
【表12】
【0065】具体的には、表10の異常データ表におい
て、検査IDが10880、画像番号が1、整理番号が
1の異常については、画像上の異常位置(350,13
50)と異常の程度「9」と異常の種類「肺間質性疾
患」のデータを持つ。この情報にしたがって、オーバー
レイ表示情報のデータ番号1には、座標変換の結果によ
る異常位置(1835,168)、異常の程度「9」、
異常の種類「肺間質性疾患」、図形の種類「矢印実
線」、表示色「白色」が、書き込まれる。同様に、デー
タ番号2には、異常位置(1841,187)、異常の
程度「8」、異常の種類「肺間質性疾患」、図形の種類
「矢印実線」、表示色「白色」が、書き込まれる。な
お、座標変換の結果が少数点以下を含むときは、四捨五
入され整数値として取り扱われる。このように作成され
たオーバレイ表示情報は、画像等記憶装置4fに記憶さ
れる。 (8)画像の表示 画像の表示に際しては、制御装置4aの指示のもとで、
表示画像重ね合わせ装置4qで作成された合成画像が、
画像等記憶装置4fから画像表示マネージャ4hの画像
メモリ42に転送され、そこに記憶される。また、制御
装置4aの指示のもとで、オーバレイ表示情報作成装置
4nで作成されたオーバレイ表示情報が、画像等記憶装
置4fから画像表示マネージャ4hの制御部40を介し
てオーバレイデータ作成部41に送られる。さらに、入
力装置4cから入力された表示モード(ここでは原画像
にオーバレイ画像を重畳して表示する表示モードであ
る)及び表示すべき表示装置4iを特定する情報が、制
御部40に供給される。オーバレイデータ作成部41で
は、オーバレイ表示情報に基づいて次のようにオーバレ
イデータが作成され、オーバレイメモリ43aに記憶さ
れる。例えば、データ番号1の異常については、図8に
示すように、オーバーレイメモリ43aの座標(183
5,168)に矢印形状がビットを立られ、異常の程度
「9」と異常の種類「肺間質性疾患」の文字表示は制御
装置4aの文字フォントを用いてオーバーレイメモリ4
3a上に文字形状にビットを立てられる。同様に、デー
タ番号2の異常についてはオーバレイメモリの座標(1
841、187)に矢印形状にビットを立られ、異常の
程度「8」と異常の種類「肺間質性疾患」の文字表示は
制御装置4aの文字フォントを用いてオーバーレイメモ
リ43a上に文字形状にビットを立てられる。
【0066】このオーバレイデータは、画像メモリ42
の合成画像と共にオーバレイ部44に供給され、そこで
重畳され、入力装置4cにより特定された表示装置4i
に表示される。この表示例を、図9に示す。なお、縮小
画像に代えて、シューマ画像を原画像と合成した画像を
表示した時に表示例を図10に示す。 (9)読影後処理 オーバレイデータを重畳された画像は読影医師により読
影され、その読影結果が入力装置4cから入力されて読
影レポートが作成される。この読影レポートは、画像等
記憶装置4fに転送され、そこに格納される。さらに、
読影レポートは、画像等記憶装置4fからシステムマネ
ージャ1を介してデータベース3に転送され、そこに格
納される。
【0067】このように、本実施例によれば、原画像の
一部に縮小画像(又はシューマ画像の縮小画像)が配置
され、この縮小画像上に異常の情報が表示されるので、
原画像の像が異常の情報に干渉されて見えなくなること
がなくなり、一画面で異常の情報を参照しながら原画像
を読影することができる。したがって従来のように原画
像のみの表示と原画像に異常の情報を重畳した画像の表
示とを切り替えることが不要となり、作業効率が向上す
る。
【0068】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、種々変形して実施可能である。例えば、上述の説
明では、原画像から縮小画像を作成する際、縮小フィル
タ処理により原画像をスムージングする手法を用いてい
たが、他の手法、例えば原画像の離散画素をサンプリン
グすることにより縮小画像を作成するような手法であっ
てもよい。
【0069】また、上述の説明では、原画像に1枚の縮
小画像を重ね合わせているが、この縮小画像は異常の種
類別に複数枚でもよい。また、上述の説明では、オーバ
ーレイデータの図形の形状や表示色は1種類であった
が、異常の種類毎に図形の形状や表示色を変えてもよ
い。
【0070】また、上述の説明では、異常の位置を矢印
で示すようにしているが、丸や四角等の他の図形であっ
てもよい。また、上述の説明ではCAD処理装置は3種
類の異常検出手段を備えているが、他の種類の異常検出
手段であってもよいし、また異常検出手段を適用される
画像の種類は限定されなくてもよい。
【0071】また、シェーマデータ作成記憶装置はシェ
ーマ画像の各画素値をスレッシホルド値で2値化するこ
とによって作成していたが、輪郭線追跡放射線断層撮影
装置等の輪郭抽出手法によって作成することとしてもよ
い。
【0072】さらに、上述の説明では、画像表示の際に
原画像からシェーマ画像を作成しているが、画像表示以
前に予めシェーマ画像を作成しこれをシステムディスク
に格納し、画像表示の際に使用するものとしてもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明は、画像を入力する手段と、前記
画像に含まれる異常部位の位置を入力する手段と、前記
画像を縮小することにより縮小画像を作成する手段と、
前記画像と前記縮小画像を合成することにより合成画像
を作成する手段と、前記合成画像の前記縮小画像上に前
記異常部位を示す図形を前記位置に基づいて重畳するこ
とにより表示画像を作成する手段と、前記表示画像を表
示する手段とを具備し、画像に縮小画像を合成した合成
画像の縮小画像上に異常部位を示す図形を重畳してこれ
を表示することにより、画像の像が異常図形に干渉され
て見えなくなることがなくなり、一画面で異常の情報を
参照しながら原画像を読影することができ、したがって
従来のように原画像のみの表示と原画像に異常の情報を
重畳した画像の表示とを切り替えることが不要となり、
作業効率の向上を図ることのできる医用診断支援装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるPACS全体の概略構
成を示すブロック図。
【図2】図1のワークステーションの構成を示すブロッ
ク図。
【図3】図2の画像表示マネージャの構成を示すブロッ
ク図。
【図4】図2の画像データ縮小装置による縮小画像を示
す図。
【図5】図2の表示画像の重ね合わせ装置による表示画
像を示す図。
【図6】図2のシューマデータ作成記憶装置によるシュ
ーマ画像を示す図。
【図7】図3のオーバレイデータ作成部により作成され
る異常の位置を示す図形を示す図。
【図8】図3のオーバレイデータ作成部によるオーバレ
イデータを示す図。
【図9】最終的に表示される表示例を示す図。
【図10】最終的に表示される他の表示例を示す図。
【図11】従来の装置による原画像に異常の情報を重畳
して表示する手順の概略を示す図。
【図12】従来の装置による表示された画像の一例を示
す図。
【符号の説明】 1…システムマネージャ、 2a,2b…画像収集装置、 3…データベース、 4A,4B…ワークステーション、 5…ネットワーク、 6…ゲートウェイ、 7…検査オーダシステム、 4a…制御装置、 4b…システムディスク、 4c…入力装置、 4d…文字表示装置、 4e…CAD処理装置、 4f…画像等記憶装置、 4g…画像用フレームメモリ、 4h…画像表示マネージャ、 4i…画像表示装置、 4j…ネットワーク・インタフェース、 4k,4m…制御バス、 4l…画像バス、 4n…オーバレイ表示情報作成装置、 4p…画像データ縮小装置、 4q…表示画像データ重ね合わせ装置、 4r…シューマデータ作成記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8125−5L G06F 15/62 320 P (72)発明者 江馬 武博 栃木県大田原市下石上1385番の1 東芝メ ディカルエンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する手段と、 前記画像に含まれる異常部位の位置を入力する手段と、 前記画像を縮小することにより縮小画像を作成する手段
    と、 前記画像と前記縮小画像を合成することにより合成画像
    を作成する手段と、 前記合成画像の前記縮小画像上に前記異常部位を示す図
    形を前記位置に基づいて重畳することにより表示画像を
    作成する手段と、 前記表示画像を表示する手段とを具備することを特徴と
    する医用診断支援装置。
JP5178934A 1993-03-01 1993-07-20 医用診断支援装置 Pending JPH0737061A (ja)

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EP99119619A EP0973116A1 (en) 1993-03-01 1994-02-28 Medical information processing system for supporting diagnosis
DE69432089T DE69432089T2 (de) 1993-03-01 1994-02-28 System zur Verarbeitung von medizinischen Daten zur Unterstützung der Diagnose
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