JPH07314849A - 記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

記録ヘッド及びインクジェット記録装置

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JPH07314849A
JPH07314849A JP11251094A JP11251094A JPH07314849A JP H07314849 A JPH07314849 A JP H07314849A JP 11251094 A JP11251094 A JP 11251094A JP 11251094 A JP11251094 A JP 11251094A JP H07314849 A JPH07314849 A JP H07314849A
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Application number
JP11251094A
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English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
剛史 渡辺
Kikunosuke Tsuji
菊之助 辻
Setsuo Hori
節夫 堀
Seiji Kado
静司 嘉戸
Kenichi Satake
健一 佐武
Hiromi Kosaka
裕美 小坂
Koichi Baba
弘一 馬場
Masayuki Ishii
雅之 石井
Yoshiko Kawachi
嘉子 河内
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録用紙とインク吐出面との間隔を規制す
る。 【構成】 ヘッド本体部51a,51bは、ノズル列6
の用紙搬送方向上流側に、インク吐出面6a,6bから
突出して用紙規制部54a,54bが形成されている。
また、この用紙規制部54a,54bとヘッド本体部5
1a,51bの上流側端部との間には、傾斜面55a,
55bが形成されている。用紙規制部54a,54b
は、凸部と凹部が交互に互い違いに形成されている。そ
して、搬送される記録用紙は、傾斜面55a,55bに
案内され、両方の凸部によって規制されて、インク吐出
面6a,6bと記録用紙との距離が一定に保持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写機
やプリンタ等に用いられるインクジェット記録装置及び
この記録装置に用いられる記録ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドのノズルからインクを
吐出して用紙に印字するインクジェット記録装置が実用
化されている。従来、このようなインクジェット記録装
置では、記録用紙と記録ヘッドのインク吐出面との間隔
を約1mm以下にすると、高い印字品質が得られること
が知られている。
【0003】一方、最近では、用紙の両面に印字が可能
になされた記録装置が提案されている(特開平5−33
0037号公報)。このインクジェット記録装置では、
記録ヘッドが記録用紙の両面に対向して配設され、両方
の記録ヘッドの間に記録用紙を搬送しながらインクを吐
出するようになっている。しかし、上記特開平5−33
0037号公報記載の記録装置では、両方の記録ヘッド
の間に記録用紙を搬送するための搬送機構については開
示されていない。
【0004】このような搬送機構として、用紙幅方向の
両側に搬送ベルト対を設け、この両側の搬送ベルト対に
より記録用紙の幅方向両端を両面から挾み、ベルトの回
転により用紙を搬送する方式が考えられる。この両端送
り方式によれば、用紙のほぼ全面が開放されるために、
表裏両面に配設された記録ヘッドにより両面印字を行う
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、2個の記録
ヘッドの間に記録用紙を搬送する場合には、記録用紙が
1mm以上撓むと、いずれかの記録ヘッドのインク吐出
面に用紙が接触してしまう。この結果、印字された画像
が流れる、あるいはノズルが目詰まり状態になって画像
に白筋が発生する等の不具合が生じ、印字品質が低下す
る虞れがある。
【0006】本発明は、上記問題を解決するもので、イ
ンク吐出面と記録用紙との間隔が規制可能な記録ヘッド
を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、上記記録ヘッドを用いて
記録用紙の両面に好適に印字を行うインクジェット記録
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、互いに対向配設され、ノズルから搬送さ
れる記録用紙に向けてインクを吐出して記録用紙の両面
に画像を記録するインクジェット記録装置に用いられる
記録ヘッドにおいて、上記ノズルより用紙搬送方向上流
側に、ノズル面から所定寸法だけ突出して形成された用
紙規制部を備えたものである(請求項1)。
【0009】また、請求項1記載の記録ヘッドにおい
て、用紙搬送方向上流の本体端部と上記用紙規制部間
に、傾斜面が形成されている(請求項2)。
【0010】また、請求項1または2記載の記録ヘッド
を上記用紙規制部間に少なくとも紙厚分の隙間をおいて
対向配設し、用紙搬送手段により上記隙間を通る搬送路
に沿って搬送される記録用紙に向けて上記ノズルからイ
ンクを吐出させて記録用紙の両面に画像を記録するもの
である(請求項3)。
【0011】また、上記用紙搬送手段は、上記搬送路の
各記録ヘッド側に配設された搬送ベルトからなる搬送ベ
ルト対が記録用紙の幅方向両側にそれぞれ配設されてな
り、記録用紙の幅方向両端を両面から挾持して搬送する
もので、上記用紙規制部は、上記搬送ベルトの配設位置
を除いて形成されている(請求項4)。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、搬送される記録
用紙は、ノズルの直前で用紙規制部によってノズル面と
の距離が所定寸法に規制される。これにより、インク吐
出による画像記録が常に一定距離で行われることとな
る。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、搬送
される記録用紙は、本体端部から傾斜面によって案内さ
れる。従って、記録用紙は、ノズル面から突出して形成
された用紙規制部まで、滑らかに搬送されることとな
る。
【0014】また、請求項3記載の発明によれば、記録
ヘッド間に搬送される記録用紙は、その両面において、
ノズルの直前で用紙規制部によってノズル面との距離が
所定寸法に規制される。これにより、両面のインク吐出
による画像記録が常に一定距離で行われることとなる。
【0015】また、請求項4記載の発明によれば、記録
ヘッドの搬送ベルトの配設位置には、用紙規制部が形成
されていないので、記録用紙は、搬送ベルト対により幅
方向両端が両面から挾持されて、記録ヘッドの用紙規制
部間の隙間に搬送されることとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明が適用されるインクジェット記
録装置の一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。図1は同装置の内部の概略構成を示す正面図であ
る。
【0017】この装置は、例えば外部装置から入力され
る文字データ等を印字するプリンタで、右方に給紙カセ
ット21,22からなる用紙収納部、左方に記録用紙を
搬送しつつ表面及び裏面の両面に印字を行う印字ユニッ
ト4を備えるとともに、その間に用紙を右方から左方に
搬送する用紙搬送系13が、印字ユニット4の下方にソ
ータ8が、それぞれ配設されている。ソータ8は、不図
示の螺旋カムによりビン8aを水平方向に1ビンずつ移
動させ、印字された記録用紙を収納するものである。ま
た、装置の表面適所には、操作パネル1及び給紙バイパ
ス部3が配設されている。
【0018】操作パネル1は、吐出回復動作を行わせる
吐出回復キー等が配設された操作部10(図8)と、L
CDやLED等からなり、設定内容などの表示を行う表
示部9(図8)とから構成されている。給紙バイパス部
3は、装置表面に配設された幅揃え機構3aを用紙幅に
合わせて手差し給紙を行うものである。
【0019】用紙収納部には、カット紙が収納できるサ
イズの異なる給紙カセット21,22が、積層して配設
されている。給紙カセット21,22には、用紙搬送方
向に対して、例えば、給紙カセット21にA4サイズの
記録用紙が縦向きに、給紙カセット22にA3サイズが
縦向きに、それぞれ収納されている。なお、各カセット
に収納する用紙のサイズ及び向きは上記に限られない。
【0020】用紙搬送系13には、給紙カセット21,
22及び給紙バイパス部3に対応して設けられ、用紙の
給紙を行う給紙ローラ31,32,37、用紙を搬送す
る搬送ローラ対、搬送用紙を案内する搬送ガイド及びレ
ジストローラ対38等が配設されている。レジストロー
ラ対38は、搬送されてきた用紙をニップし、斜め搬送
が補正された後、回転を開始して記録用紙を印字ユニッ
ト4に給送するもので、このレジストローラ対38の回
転と画像記録とは同期して行われるようになっており、
レジストローラ対38の回転開始から経過時間がカウン
トされ、所定時間後に画像記録が開始される。
【0021】印字ユニット4は、駆動側搬送ベルト(以
下、駆動ベルトという)41,43及び従動側搬送ベル
ト(以下、従動ベルトという)42,44により記録用
紙の幅方向両端を挾み、図1中、一点鎖線Rに沿って搬
送する用紙搬送機構、及び搬送用紙の両面に互いに対向
して配設されたヘッドユニット5a,5bからなる印字
機構から構成されている。
【0022】まず、印字機構について図1〜図6を用い
て説明する。図2は印字ユニット4の正面図である。図
3は図2におけるA−A断面図である。図4はキャップ
部52bの構成を示す図で、(a)は図3におけるA矢
視図、(b)は図3におけるB−B断面図である。図5
はキャップ部の移動機構を示す斜視図である。図6は用
紙規制部の形状を示す図で、(a)はヘッド本体部の平
面図、(b)は(a)におけるB−B断面斜視図であ
る。
【0023】ヘッドユニット5aは、直方体形状で、搬
送される記録用紙の一方の面側に配設され、ヘッドユニ
ット5bは、ヘッドユニット5aと同様の直方体形状
で、用紙搬送路を挾んで他方の面側に、ヘッドユニット
5aに対向する位置に配設されている。
【0024】ヘッドユニット5aは、ヘッド本体部51
a及びキャップ部52aから構成され、また、ヘッドユ
ニット5bは、ヘッド本体部51b及びキャップ部52
bから構成されている。キャップ部52a,52bは、
それぞれヘッド本体部51a,51bの図6中、下側に
並設され、ヘッド本体部51aとキャップ部52aは、
それぞれヘッド本体部51bとキャップ部52bに対向
する位置に配設されている。
【0025】そして、ヘッドユニット5aとヘッドユニ
ット5bとは、記録位置と記録位置から後退した退避位
置との間で、後述するヘッド保持機構により前進、後退
移動可能に支持されており、印字を行わないときは退避
位置に配置され、印字を行うときは例えば2mmの所定
間隔に配置される。
【0026】ヘッド本体部51a,51bは、搬送され
る記録用紙の幅方向に長尺で、例えば微小径ノズルが一
列に所定ピッチで配設されたノズル列6を備えている。
そして、例えば圧電素子で構成され、各ノズルに設けら
れたインク吐出機構によりノズルから記録用紙に向けて
例えばブラック(BK)のインクを吐出し、記録用紙の
両面に画像を白黒印字するものである。ノズル列6の寸
法は、例えばA3サイズ用紙の短辺が印字可能な値に設
定されている。
【0027】なお、上記ノズル列6は、各ノズルを千鳥
状にずらせて配列した複数のノズル列から構成されたも
のでもよい。
【0028】また、ヘッド本体部51a,51bは、ノ
ズル列6の用紙搬送方向上流側に、インク吐出面6a,
6bから突出して用紙規制部54a,54bが形成され
ている。また、この用紙規制部54a,54bとヘッド
本体部51a,51bの上流側端部との間には、傾斜面
55a,55bが形成されている。
【0029】用紙規制部54a,54bは、図6(a)
に示すように、凸部と凹部が交互に互い違いに形成され
ている。そして、搬送される記録用紙は、傾斜面55
a,55bに案内され、両方の凸部によって規制され
て、インク吐出面6a,6bと記録用紙との距離が一定
に保持されている。用紙規制部54a,54bの凸部
は、先端がインク吐出面6a,6bから例えば1mmだ
け突出して形成されている。また、用紙規制部54a,
54bの凹部により、記録用紙の搬送が滑らかに行われ
るようになっている。
【0030】また、ヘッド本体部51a,51bは、図
6(a)に示すように、用紙規制部54a,54bが形
成されていない所定幅の領域S1〜S3を有している。
この領域は、後述する移動機構により記録用紙のサイズ
に応じて移動する搬送ベルト41〜44が配置されるた
めのもので、ベルト幅より多少幅広に設けられている。
そして、記録用紙のサイズが、例えばA3用紙のときは
領域S1、B4用紙のときは領域S2、A4(縦)又は
B5用紙のときは領域S3に、搬送ベルト41〜44が
配置されるようになっている。
【0031】なお、用紙規制部54a,54bの形状
は、図6に示すものに限られず、例えば凸部が三角形な
どの多角形状で、その頂点で用紙との間隔を規制するよ
うにしてもよい。
【0032】キャップ部52a,52bは、幅方向に配
設された支持軸125の回りに回動自在に支持され、例
えばゴムや軟質合成樹脂製のキャップ71を備えてお
り、印字を行わないときは各ノズル列6のキャッピング
を行い、ノズル先端のインクの固化及び異物、気泡等の
ノズル内への侵入を防止するものである。
【0033】また、キャッピング状態で不図示の吸引手
段により吸引してノズル先端に形成されたメニスカスを
正常な位置に復帰させたり、ノズル内の気泡や異物をイ
ンクとともに取り除いて、インクの吐出不良を解消する
等の吐出回復動作を行うようになっている。
【0034】以下、ヘッドユニット5b側の構成につい
て説明するが、ヘッドユニット5a側も同様に構成され
ている。キャップ部52bは、筒状の外部筐体73と、
その内部に図4中、左右方向に摺動自在に配設された箱
状の内部筐体74とを有し、キャップ71は内部筐体7
4内に配設されている。キャップ部52bの背面には、
ヘッド本体部51bから規制板65が立設されている。
【0035】外部筐体73は、図3中、左右の側面適所
に、突起75が形成されるとともに、同側面ほぼ中央
に、水平方向に長尺の長孔78が穿設されている。ま
た、内部筐体74の図3中、左右の側面適所に突起77
が突設され、長孔78に摺動自在に係合している。突起
75には、一端が外部筐体73に固定されたコイルばね
76が配設され、突起77にねじり力を印加して内部筐
体74を図4(a)中、右方向に付勢している。
【0036】そして、キャップ部52bが規制板65か
ら離れた状態では、コイルばね76により突起77が後
方に押されて、内部筐体74が長孔78の寸法分だけ外
部筐体73の後端から突出するようになっている。
【0037】規制板65は、キャップ部52bが支持軸
125を中心に図4(a)の状態から更に反時計回り方
向に回転しないように規制するとともに、コイルばね7
6のねじり力に抗して、内部筐体74の外部筐体73に
対する位置を規制するものである。
【0038】また、規制板65から離れた状態のキャッ
プ部52bが、図4(a)の位置に向けて反時計回り方
向に回転すると、規制板65の下半部により、突出して
いる内部筐体74の後端を案内するようになっている。
【0039】ヘッド本体部51bには、図5中、下面の
前端部2箇所に、支持部64が固定されている。支持軸
125は、支持部64に回動自在に支持されるととも
に、キャップ部52bの外部筐体73の上面の幅方向2
箇所に付設された支持台72に固定されている。また、
支持軸125には、図5中、右方にレバー126が固定
されるとともに、レバー126の直ぐ内側にピニオン1
22が回動自在に取り付けられている。
【0040】ピニオン122は、円弧状で、ギア面が後
述するラック121に噛み合わされるとともに、円板面
の周縁に沿って突起123,124が形成され、レバー
126の先端が突起123,124により挾まれる位置
に配設されている。また、支持軸125の右端にはコイ
ルばね127が配設され、ばねの両端がレバー126及
び突起123に掛けられている。コイルばね127のね
じり力が、レバー126と突起123が離間する方向に
印加され、レバー126が突起124に押圧された状態
になっている。
【0041】そして、ヘッドユニット5bが後退移動
し、ピニオン122がラック121により図5中、時計
回り方向に回転すると、突起124に押されてレバー1
26が時計回り方向に回転することによって、支持軸1
25が回転するようになっている。
【0042】なお、印字中は、所要の間隔で記録用紙の
印字ユニット4への給送を一旦停止し、後述する機構に
よりノズル列6をキャップ71によりキャッピングし
て、全ノズルからインクを吐出する空吐出を行うことに
より、印字中に使用されないか、または使用頻度の低い
ノズルの目詰まりを防止している。なお、上記空吐出を
行うときは、搬送ベルト41〜44を移動させる必要は
ない。
【0043】次に、ヘッドユニットのヘッド保持機構に
ついて、図2、図3を用いて説明する。
【0044】ヘッドユニット5aは、ヘッド本体部51
aの図3中、左右の側面の後半領域(図2参照)が一対
のヘッド移動板61aに固着され、保持されている。一
方、ヘッドユニット5bは、同様に、左右の側面の後半
領域が一対のヘッド移動板61bに固着され、保持され
ている。
【0045】ヘッド移動板61bは、図3中、左右外方
に突出して形成された保持部611b,611bに、そ
れぞれ貫通孔62a,63aが穿設されている。また、
ヘッド移動板61aは、同様(図2中、手前側と奥側)
に形成された保持部611a,611aに、それぞれ貫
通孔62a,63aが穿設されている。両方の貫通孔6
2aには、装置本体に回動自在に支持されたヘッド移動
軸62が嵌合し、一方、両方の貫通孔63aには、装置
本体に支持されたヘッド支持軸63が嵌合している。そ
して、ヘッド移動軸62及びヘッド支持軸63により、
ヘッド移動板61a,61bが一体的に保持されてい
る。
【0046】貫通孔63aは、ヘッド支持軸63が滑ら
かに摺動可能になされている。貫通孔62aとヘッド移
動軸62とは、貫通孔62aの内面に雌ねじが形成され
るとともに、ヘッド移動軸62の外面に雄ねじが形成さ
れて、ボールねじ構造になっている。
【0047】ヘッド移動軸62に固定されたギア66
は、ヘッド移動モータ67のギア68に噛み合わされて
いる。ヘッド移動モータ67は、例えばステッピングモ
ータからなり、ギア68,66を介してヘッド移動軸6
2を回転させるものである。なお、ヘッド移動軸62の
回転量、すなわちヘッド移動板61a,61bの移動距
離は、ヘッド移動モータ67に供給される駆動パルスに
より制御される。
【0048】ヘッド移動板61a,61bの両外側に配
設された側板12,11は、装置本体に固定され、後述
する用紙搬送機構の駆動軸等を支持している。側板12
は、内面適所のピニオン122下端側に、延設部120
がヘッドユニット5bのピニオン122の移動範囲(図
2中、右半部)に亘って形成され、延設部120先端の
上面にラック121が形成されて、ピニオン122に噛
み合わされている。なお、延設部120は、図3中、二
点鎖線で示すように、ヘッドユニット5a側のピニオン
122下端側にも、ピニオン122の移動範囲(図2
中、左半部)に亘って形成され、同様にラック121が
ピニオン122に噛み合わされている。
【0049】次に、用紙搬送機構について図1〜図3、
図7を用いて説明する。図7は図2のB矢視図で、駆動
ベルト41,43の駆動機構及び搬送ベルト移動板3
9,40の移動機構のみを示し、プーリ84,85や他
の構成要素は図略している。
【0050】駆動ベルト41,43は、それぞれ駆動用
のプーリ80、プーリ81〜85に張架された無端状を
有している。駆動ベルト41,43は、例えばポリエス
テル製の網目の無い織物にクロロプレンゴムが添加され
てなり、伸びが少なく、安定した搬送が可能になってい
る。また、従動ベルト42,44は、それぞれプーリ9
0〜95に張架された無端状を有している。従動ベルト
42,44は、例えばウレタンゴム製で、伸縮が大き
く、駆動ベルト41,43に容易に沿うような材質で形
成されている。各搬送ベルト41〜44は、幅が例えば
15mmに形成され、駆動ベルト及び従動ベルトからな
る搬送ベルト対により記録用紙の幅方向両端を挾んで搬
送するようになっている。
【0051】各一対のプーリ81〜85及び各一対のプ
ーリ90〜95は、それぞれ搬送ベルト移動板39,4
0に回動自在に配設されている。プーリ80は、図7に
示すように、駆動軸804に嵌合するとともに、搬送ベ
ルト移動板39,40に回動自在に配設されている。搬
送ベルト移動板39,40は、後述する移動機構により
用紙幅方向に移動可能になっている。
【0052】駆動軸804は、側板11,12に回動自
在に支持され、D字状の断面を有しており、駆動軸80
4の回動に伴って両方のプーリ80が回動するようにな
っている。駆動軸804は、ギア801,802により
例えばステッピングモータからなる搬送ベルトモータ8
03に接続されている。そして、ギア801,802を
介して搬送ベルトモータ803により駆動軸804が回
転駆動し、プーリ80が回転して、駆動ベルト41,4
3が回転駆動するようになっている。なお、従動ベルト
42,44は、駆動ベルト41,43との摩擦力により
従動して回転するようになっている。また、プーリ80
の回転量及び速度、すなわち記録用紙の搬送距離及び搬
送速度は、搬送ベルトモータ803に供給される駆動パ
ルスにより制御される。
【0053】以上の構成により、駆動軸804が回転す
ると、レジストローラ対38から印字ユニット4に給送
された記録用紙は、プーリ82,92間で、その幅方向
両端の例えば幅5mmが、それぞれ駆動ベルト41,4
3と従動ベルト42,44とに挾まれる。そして、プー
リ82,92間からプーリ81,91間に亘って駆動ベ
ルト41,43と従動ベルト42,44とに挾持され
る。
【0054】このように、プーリ82,92間からプー
リ81,91間に亘って、記録用紙の幅方向両端をそれ
ぞれ駆動ベルト41,43と従動ベルト42,44とで
挾持するようにしたので、記録用紙を確実に搬送するこ
とができる。
【0055】次に、搬送ベルト41〜44の移動機構に
ついて、図2、図7を用いて説明する。一対の搬送ベル
ト移動板39,40は、用紙幅方向に移動可能に装置本
体に支持されており、記録用紙のサイズに応じて搬送ベ
ルト41〜44の位置を変更可能にするものである。
【0056】搬送ベルト移動板39,40は、各プーリ
を回動自在に保持するための軸孔が穿設され、また、両
端適所に軸孔が穿設され、この軸孔に管状の軸受部材4
18,419が固設されている。
【0057】搬送ベルト移動板39,40の軸受部材4
19には、側板11,12に支持された搬送ベルト支持
軸422が嵌合し、軸受部材418には、側板11,1
2により回動自在に支持された搬送ベルト移動軸421
が嵌合して、搬送ベルト支持軸422及び搬送ベルト移
動軸421により搬送ベルト移動板39,40が保持さ
れている。
【0058】軸受部材419は、搬送ベルト支持軸42
2上を滑らかに摺動するようになっている。軸受部材4
18と搬送ベルト移動軸421とは、軸受部材418の
内面に雌ねじが形成されるとともに、搬送ベルト移動軸
421の外面の所要範囲に亘って雄ねじが形成されて、
ボールねじ構造になっている。搬送ベルト移動軸421
のねじは、中央部を境界に異なる向きに形成され、搬送
ベルト移動板39,40は、搬送ベルト移動軸421の
回転により互いに接近、離間することとなる。
【0059】搬送ベルト移動軸421に固定されたギア
423は、ベルト移動板モータ425のギア424に噛
み合わされている。ベルト移動板モータ425は、例え
ばステッピングモータからなり、ギア424,423を
介して搬送ベルト移動軸421を回転させるもので、こ
の移動軸421の正転、反転により、搬送ベルト移動板
39,40を記録用紙の用紙幅に応じて移動させること
ができる。なお、搬送ベルト移動軸421の回転量、す
なわち搬送ベルト移動板39,40の移動距離は、ベル
ト移動板モータ425に供給される駆動パルスにより制
御される。
【0060】このように、印字を行う記録用紙の用紙幅
に応じて、搬送ベルト移動板39,40により各プーリ
及び各搬送ベルトを一体的に用紙幅方向に移動可能にし
たので、種々の用紙サイズに対応して、記録用紙の幅方
向両端をそれぞれ駆動ベルト41,43と従動ベルト4
2,44とからなる搬送ベルト対で確実に挾持して用紙
搬送を行うことができる。
【0061】なお、記録用紙のサイズに応じて幅方向に
移動させる搬送ベルト対を、いずれか一方の搬送ベルト
対のみとしてもよい。また、搬送ベルト対の移動位置に
応じて用紙規制部54a,54bの形成領域を変更すれ
ばよい。この場合には、この他方の搬送ベルト対は、必
要な移動距離を短縮することができる。
【0062】次に、この装置の制御構成について図8の
ブロック図を用いて説明する。この装置は、パソコン等
の外部装置から入力される操作信号及び画像信号に基づ
いて各部の動作が行われるようになっている。
【0063】制御部110は、CPU130や記憶部1
11等から構成され、CPU130の内部クロックに同
期して装置全体の動作を制御するものである。CPU1
30は、記録制御部131、機構制御部132及び表示
制御部133等から構成され、記録制御部131と機構
制御部132とは、互いに同期して制御動作を行うよう
になっている。記憶部111は、制御プログラムが記憶
されたROMや一時的にデータを保管するRAM等から
構成される。インターフェース(I/F)部112は、
外部装置から入力される信号を受信するもので、画像信
号を記録制御部131に、用紙サイズ等の操作信号を機
構制御部132に出力するようになっている。
【0064】機構制御部132は、入力された操作信号
に基づき、駆動回路114を介して給紙ローラ等の用紙
搬送系13を駆動し、所要の給紙カセットから給紙を行
わせるとともに、記録用紙への印字終了毎にソータ8の
駆動を制御して、同一ビンまたは各ビンに用紙を収納さ
せるものである。また、駆動回路114を介して搬送ベ
ルトモータ803等の各モータに駆動パルスを供給して
モータを駆動させるものである。駆動回路114は、電
源部やトランジスタ等からなり、機構制御部132から
の制御信号に基づいてモータ等の駆動系に駆動電流を供
給するものである。
【0065】また、機構制御部132は、外部装置から
入力された用紙サイズに応じて搬送ベルト移動板39,
40の移動を制御するものである。また、機構制御部1
32は、搬送ベルト移動板39,40が所定位置に移動
した後に、ヘッド移動モータ67などの動作を制御する
ものである。また、機構制御部132は、搬送ベルトモ
ータ803に供給する駆動パルス数及びレジストローラ
対38の駆動開始からの経過時間に基づいて、記録制御
部131にインク吐出のタイミング信号を出力する。
【0066】記録制御部131は、入力された画像信号
をヘッド本体部51a,51bの駆動回路113a,1
13bにシリアル送信するものである。駆動回路113
a,113bは、それぞれヘッド本体部51a,51b
内適所に配設され、ラッチ部を有するもので、送信され
た例えば記録用紙1ライン分のシリアルの2値あるいは
多値の画像信号を一旦ラッチし、パラレル信号に変換す
るものである。
【0067】また、記録制御部131は、機構制御部1
32からのタイミング信号に基づいて、駆動回路113
a,113bで変換されたパラレル信号を、機構制御部
132に同期してノズル列6の対応する圧電素子にパル
ス駆動信号として出力し、インクの吐出を制御するもの
である。例えば、「0」,「1」の2値信号の場合、
「1」の信号に対してはそのパルス幅の間、圧電素子に
電圧が印加されて液圧が急激に高まることで、ノズルか
ら定量のインクを吐出するようになっている。上記1ラ
イン分の画像信号は、所定周期で順次伝送され、これに
より2次元の画像記録がなされるようになっている。
【0068】このインク吐出の周期、すなわち圧電素子
への信号出力の周期は、ノズル列6の能力の範囲内で設
定されており、印字中の記録用紙の搬送速度、すなわち
搬送ベルトモータ803の回転速度は、インク吐出周期
に対応して設定されている。
【0069】表示制御部133は、各給紙カセット内の
用紙の有無やインク残量の不足等を検出し、その検出結
果を表示部9に表示させるものである。
【0070】次に、印字終了時及び印字開始時のヘッド
ユニット5a,5bの移動動作について図面を参照しな
がら説明する。
【0071】印字動作が終了すると、ヘッド移動モータ
67によりヘッド移動軸62が回転し、ヘッド移動板6
1a,61bが後退移動して、ヘッドユニット5a,5
bが互いに離間する。この後退移動に連動して、側板1
2の延設部120に設けられたラック121に沿ってピ
ニオン122が移動しながら、図5中、時計回り方向に
回転するので、突起124がレバー126を押すことに
より、支持軸125が回動し、キャップ部52a,52
bが回動して、ヘッド本体部51a,51bのノズル列
6がキャッピングされる。
【0072】なお、このとき、キャップ部52a,52
bが規制板65から離れると、コイルばね76により突
起77が後方に押されて内部筐体74が長孔78の寸法
分だけ後方に摺動し、キャップ71の先端がその分だけ
引っ込むこととなる。これによって、支持軸125を中
心にキャップ部52a,52bの先端がヘッド本体部5
1a,51bのエッジに当接することなく回転し、並設
された側のノズル列6が好適にキャッピングされること
となる。
【0073】そして、搬送ベルト41〜44が、図3に
示すようにノズル列6の外側に移動する。なお、搬送ベ
ルト41〜44は、移動せずに、そのままの位置で停止
するようにしてもよい。
【0074】一方、印字動作を開始するときは、まず、
搬送ベルト41〜44が用紙サイズに応じた位置に移動
し、次いで、ヘッド移動軸62が反転することにより、
ヘッド移動板61a,61bがそれぞれ前進移動する。
この前進移動に連動して、ピニオン122がラック12
1に沿って移動しながら反時計回り方向に回動し、キャ
ップ部52a,52bが反対方向に回動する。そして、
図6、図7に示すような例えば2mmの所定間隔をおい
て停止し、続いて、給紙動作やインク吐出動作が開始さ
れる。
【0075】なお、ヘッドユニット5a,5bが前進移
動するときに、キャップ部52a,52bが規制板65
に当接すると、キャップ部52a,52bはこれ以上回
転せず、ピニオン122がラック121に沿って図5
中、反時計回り方向に回転しても、この移動による回転
は、バネ127の弾性力により吸収される。
【0076】このように、ヘッド移動板61a,61b
の前進、後退移動に連動して、キャップ部52a,52
bを回動させるようにしたので、簡易な構成でノズル列
6をキャッピングすることができる。
【0077】また、印字ユニット4内で紙詰まり(ジャ
ム)が生じたときに、ヘッドユニット5a,5bを後退
移動させることにより、ジャム処理の作業性を向上する
ことができる。また、ジャム処理を行う間、ノズル列6
を保護することができ、ノズル列6の損傷やインクによ
る手や衣服の汚れを防止することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、記録用紙とノズル面との距離をノズルの直前で
所定寸法に規制するようにしたので、インク吐出による
画像記録が常に一定距離で行われ、高い印字品質の画像
を得ることができる。
【0079】また、請求項2の発明によれば、用紙搬送
方向上流の本体端部と用紙規制部間に、傾斜面を形成し
たので、この傾斜面によって記録用紙を用紙規制部まで
案内することにより、滑らかに搬送することができる。
【0080】また、請求項3の発明によれば、記録用紙
の両面において、記録用紙とノズル面との距離をノズル
の直前で所定寸法に規制するようにしたので、記録用紙
の両面に高い印字品質の画像を得ることができる。
【0081】また、請求項4の発明によれば、記録ヘッ
ドの搬送ベルトの配設位置には用紙規制部を形成しない
ようにしたので、搬送ベルト対により記録用紙の幅方向
両端を両面から挾持して、記録ヘッドの用紙規制部間の
隙間に確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット記録装置の
一実施例の装置の内部の概略構成を示す正面図である。
【図2】印字ユニットの正面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】キャップ部の構成を示す図で、(a)は図3に
おけるA矢視図、(b)は図3におけるB−B断面図で
ある。
【図5】キャップ部の移動機構を示す斜視図である。
【図6】用紙規制部の形状を示す図で、(a)はヘッド
本体部の平面図、(b)は(a)におけるB−B断面斜
視図である。
【図7】駆動ベルトの駆動機構及び搬送ベルト移動板の
移動機構を示す図2におけるB矢視図である。
【図8】制御構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 印字ユニット 5a,5b ヘッドユニット 6 ノズル列 11,12 側板 39,40 搬送ベルト移動板 41,43 駆動側搬送ベルト 42,44 従動側搬送ベルト 51a,51b ヘッド本体部 52a,52b キャップ部 54a,54b 用紙規制部 55a,55b 傾斜面 61a,61b ヘッド移動板 62 ヘッド移動軸 67 ヘッド移動モータ 71 キャップ 80〜85,90〜95 プーリ 121 ラック 122 ピニオン 125 支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 13/10 (72)発明者 嘉戸 静司 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 佐武 健一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 小坂 裕美 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 馬場 弘一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 石井 雅之 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 河内 嘉子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配設され、ノズルから搬送さ
    れる記録用紙に向けてインクを吐出して記録用紙の両面
    に画像を記録するインクジェット記録装置に用いられる
    記録ヘッドにおいて、上記ノズルより用紙搬送方向上流
    側に、ノズル面から所定寸法だけ突出して形成された用
    紙規制部を備えたことを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録ヘッドにおいて、用
    紙搬送方向上流の本体端部と上記用紙規制部間に、傾斜
    面が形成されていることを特徴とする記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の記録ヘッドを上
    記用紙規制部間に少なくとも紙厚分の隙間をおいて対向
    配設し、用紙搬送手段により上記隙間を通る搬送路に沿
    って搬送される記録用紙に向けて上記ノズルからインク
    を吐出させて記録用紙の両面に画像を記録することを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 上記用紙搬送手段は、上記搬送路の各記
    録ヘッド側に配設された搬送ベルトからなる搬送ベルト
    対が記録用紙の幅方向両側にそれぞれ配設されてなり、
    記録用紙の幅方向両端を両面から挾持して搬送するもの
    で、上記用紙規制部は、上記搬送ベルトの配設位置を除
    いて形成されていることを特徴とする請求項3記載のイ
    ンクジェット記録装置。
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