JP2503857B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2503857B2
JP2503857B2 JP3593893A JP3593893A JP2503857B2 JP 2503857 B2 JP2503857 B2 JP 2503857B2 JP 3593893 A JP3593893 A JP 3593893A JP 3593893 A JP3593893 A JP 3593893A JP 2503857 B2 JP2503857 B2 JP 2503857B2
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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、特にカットシートの記録用紙の用紙送り機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置は、紙や
プラスチックシートなどの種々の記録用紙で使用可能に
するために、用紙送り手段としてベルトなどが用いられ
ている。記録用紙の送り状態を良好にするようにベルト
による静電吸着やエアー吸着など提案されている。
【0003】例えば、特開平3−155947号公報で
は、移動するカットシート等の記録用紙の送り手段とし
てベルトおよびこれに対する静電吸着機構が使用され
る。また、カットシート先端が記録ヘッドに達する前
に、記録ヘッドに対向するベルト側へ向くようにクセを
付ける先端カール発生手段を用いることにより、カット
シート先端が記録ヘッドの先端に当たってヘッドのノズ
ルがよごれるのを防止している。先端カール発生手段に
は、ベルトを介してベルト内側に設けたローラに、ロー
ラまたはベルトによりカット紙を圧接する手段が用いら
れ、そのカットシートを圧接する手段がカット紙に電荷
を注入する手段を兼ねる。これにより、静電吸着を行い
ながらカールを与えることができ、必要充分な吸着を実
現できるようになっている。
【0004】また、良好な印字品質を得るために、イン
クジェット記録ヘッドと記録用紙との間の距離は小さく
設定されており、通常1mm前後に設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインクジェ
ット記録装置では、静電吸着を行うために帯電器や帯電
器ドライバなど必要となるため、装置構成が複雑にな
り、コスト高になりやすい。
【0006】また、印字中のインクジェット記録ヘッド
付近での記録用紙の浮き、印字面のコックリング,記録
用紙下端のはねあげなどによってノズルプレートと用紙
の接触による汚れが発生する問題がある。
【0007】また、記録用紙の周囲によっては、インク
とのなじみの要因から必要以上のカールが発生し、用紙
送りの走行不良や最悪の場合、紙詰まりが発生するとい
う問題も起りうる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、インクジェット記録ヘッドのインク吐出部
から吐出するインクの記録部分に配置されたプラテン
と、インク吐出部から吐出するインクの記録部分に記録
用紙を搬送するメインフィードローラと、メインフィー
ドローラのローラ周面に対向し、インク吐出部よりも記
録用紙の搬送方向に対し上流側に位置するする用紙ガイ
ドと、メインフィードローラの周面と用紙ガイドとの間
に記録用紙を送り込む手段と、用紙ガイドに固定され、
メインフィードローラの周面と前記用紙ガイドとの間か
らインク吐出部に向けて搬送される前記記録用紙の表面
をプラテン側に押さえ付ける用紙おさえシートと、用紙
おさえシートがインク吐出部の前方を覆うよう用紙ガイ
ドをメインフィードローラの周面に沿って回動する手段
とを備えている。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施例を示す側面図、図2
は図1の実施例の斜視図である。ただし、図2は図1の
主要な部分だけを斜視図で示している。
【0011】図において、記録用紙(カットシート)1
3は送りローラ21,22によってガイド板23の上に
送り込まれ、円筒状メインフィードローラ9と半円筒形
状の可動式用紙ガイド4の間に下から挿入される。可動
式用紙ガイド4の下部には給紙ローラ5が配置され、メ
インフィードローラ9と接触しており、メインフィード
ローラ9の回転によって従動回転する。これによりガイ
ド板23から送られた記録用紙はメインフィードローラ
9と給紙ローラ5の間に挟まれて送られ、可動式用紙ガ
イド4の内側を通った後、フラットプラテン10に達
し、インクジェット記録ヘッド1によって記録される。
記録後は排出ローラ11と拍車ローラ912によって排
紙される。
【0012】メインフィードローラ9の同軸上にはメイ
ンフィードローラギヤ8が固定され、ギヤ8はメインフ
ィードローラ9といっしょに回転する。メインフィード
ローラギヤ8はメインフィードローラ9を回転させるた
めのローラである場合、メインフィードローラギヤ8に
は図示しないモータからの駆動力が図示しない動力伝達
ギヤを介して伝わる。メインフィードローラギヤ8はメ
インフィードローラ9と軸を介さずに一体になっていて
もよい。
【0013】メインフィードローラギヤ8は、メインフ
ィードローラ9の軸に沿って移動可能な用紙回転用スラ
イド内歯車(以下、スライド内歯車と略す)6の内歯と
噛み合うことができる。スライド内歯車6は後でも説明
するが、電磁クラッチ7の動作していないときに引張ば
ね15によってサイドフレーム100側に引っ張られて
メインフィードローラギヤ8から離れ、電磁クラッチ7
の作動によってギヤ8と噛み合う位置まで移動する。
【0014】図2に示すように、スライド内歯車6がメ
インフィードローラギヤ8と噛み合っているとき、可動
式用紙ガイド4はスライド内歯車6とアーム部6aを介
して結合し、ギヤ8からの動力が伝わるようになる。ア
ーム部6aは2つの突起4a,4bの間に挟まれて結合
する。なお、アーム部6aと突起4a,4bとの間のが
たは0.5mm程度である。
【0015】可動式用紙ガイド4は、印字終了時にその
上部に固定したシート状弾性体の用紙おさえシート2の
位置を、図1の黒ぬり位置から波線位置に移動させるた
めにスライド内歯車6と連結して微少回転するものであ
る。
【0016】用紙おさえシート2は、可動式用紙ガイド
4がまだ可動しないとき、シート上端が印字エリアから
2〜3mm下にくる位置(初期位置)に設置されてい
る。印字中にはこの用紙おさえシート2がその初期位置
にあり、記録用紙13の浮きを防止している。なお、シ
ート2は厚さ0.5mm以下のポリエステルが使用され
る。
【0017】可動式用紙ガイド4の外側には2つの用紙
検出センサ3が固定されている。センサ3の位置に対応
して切欠き4cが設けられている。
【0018】図3は本発明のインクジェット記録装置の
電気系のブロック図、図4はその動作を示すフローチャ
ートである。
【0019】図3において、記録信号33は制御回路3
0に入りインクジェット記録ヘッド1に印字信号として
与えられる。制御回路30は用紙検出センサ3と電磁ク
ラッチ7を接続し、図4のフローチャートに基づいて各
部を制御する。制御信号32はローラ等を動かすための
電気信号であるが、ローラの駆動のやり方については省
略する。
【0020】次に図4のフローチャートおよび図1,図
2を併用して本発明の実施例の動作を説明する。
【0021】電源がONすると、インクジェット記録ヘ
ッド1はホームポジションに戻り、ノズルプレート14
はそこでワイピングキャッピング等で保護される。続い
て、用紙検出センサ3により、記録用紙13の有無(ス
テップ(1))が検出され、記録用紙が可動式用紙ガイ
ド4の途中に残ってなくセンサOFFの状態であれば、
給紙動作に移る(ステップ(2))。給紙動作は、給紙
ローラ5とメインフィードローラ9により可動式用紙ガ
イド4に沿ってフィードされる。
【0022】用紙検出センサ3により記録用紙13の上
端が検出されると(ステップ(3))、そこから数ステ
ップ用紙セット位置まで改行する(ステップ(4))。
メインフィードローラ9を回転させるラインフィードモ
ータ(図示せず)は、ステップモータを使用し、微少改
行も可能な仕様になっている。続いて、印字動作(ステ
ップ(5),(6))に入るが、印字中は、用紙おさえ
シート2により記録用紙13の浮きを防ぎ、ノズルプレ
ート14に接触しないようになっている。
【0023】用紙検出センサ3の記録用紙13の下端を
検出すると(ステップ(7))、そこから下端が用紙お
さえシート2で、しっかりとおさえられる位置まで数ス
テップ改行する(ステップ(10))。ここで電磁クラ
ッチ7がONになり(ステップ(11))、スライドカ
ム70が電磁クラッチ7に吸いよせられ、スライド内歯
車6をメインフィールドローラギヤ8側へ押し出す。こ
れによって、スライド内歯車6はメインフィードローラ
ギヤ8とかみあう。この状態でメインフィードローラ
9,排紙ローラ11,拍車ローラ12による排出動作と
連動して、付設した用紙おさえシート2といっしょに可
動式用紙ガイド4が微少回転する(ステップ(1
2))。回転変位は図2の波線位置に示すようにノズル
プレート14を覆う範囲である。
【0024】このように記録用紙13の下端を用紙おさ
えシート2により抑えた状態で、ノズルプレート14上
を排紙動作可能にしてあるので、用紙下端のはねあげに
よる、ノズルプレート14への接触は防止できる。ノズ
ルプレート14上までの微少回転変位後は電磁クラッチ
7はOFFになり(ステップ(13))、スライドカム
70は電磁クラッチ70と反対方向に引張りばね(図示
せず)によって移動しスライド内歯車6は引張ばね15
によりスライドし、メインフィードローラギヤ8とのか
みあいからはずれる。この状態で排紙動作は継続され、
排紙完了(ステップ(14))後は、再び電磁クラッチ
7はONになり(ステップ(15))、今度は可動式用
紙ガイド4を逆回転させ、元の状態まで戻す(ステップ
(16))。その後電磁クラッチ7をOFFにし(ステ
ップ(17))、全ての動作は終了する。
【0025】その他の可動手段として、図5に示すよう
な遊星ギヤ18によるものも考えられる。(ただし、図
5では各ギヤの凹凸は省略している。)遊星ギヤ18は
スライド内歯車6と同様スライド式になっており、電磁
クラッチ7によりスライドする。ただし、図5の場合、
電磁クラッチ7をメインフィードローラ軸に平行に配置
してスライドカムを使わずにスライドしてもよい。可動
式用紙ガイド4と連動した用紙ガイド可動アーム17
は、アーム角度制御回路19で制御して微少回転させる
ようになっている。用紙ガイド可動アーム17は遊星ギ
ヤ18に固定されメインフィードローラギヤ8の軸をス
ライドするようになっている。図4のステップ(1
2),(16)でアーム角度制御回路19の作動によ
り、アーム17が正又は逆方向に回転する。
【0026】また本発明のインクジェット記録装置は、
記録部がヒータによる電気熱変換方式のものだけでな
く、圧電素子による電気機械変換方式にも適用可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、可動式用
紙ガイドとそれに付設したシート状弾性体の用紙おさえ
シートを、シート上端が印字エリアより少し下にくる位
置に設置することで、印字中の浮きを防ぎ、さらに、記
録用紙の下端を、用紙おさえシートによりおさえた状態
でノズルプレート上を排紙動作可能にしてあるので、記
録用紙下端のはねあげによるノズルプレートとの接触汚
れを防止でき、良好な用紙送り状態と高印字品質をもた
らすという結果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図
【図2】本発明の実施例の主要部の斜視図
【図3】本発明の実施例の電気系のブロック図
【図4】本発明の動作フローチャート
【図5】遊星ギヤによる用紙がガイド可動手段の側面図
【符号の説明】
1 インクジェット記録ヘッド 2 用紙おさえシート 3 用紙検出センサ 4 可動式用紙ガイド 5 給紙ローラ 6 用紙ガイド回転用スライド内歯車 7 電磁クラッチ 8 メインフィードローラギヤ 9 メインフィードローラ 10 フラットプラテン 11 排紙ローラ 12 拍車ローラ 13 記録用紙(カット紙) 14 ノズルプレート 15 引張ばね 16 アームストッパ 17 用紙ガイド可動アーム 18 遊星ギヤ 19 アーム角度制御回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドのインク吐出
    からインクを吐出させて記録用紙記録するインクジ
    ェット記録装置において、前記インク吐出部から吐出するインクの記録部分に配置
    されたプラテンと、 前記インク吐出部から吐出するインクの記録部分に前記
    記録用紙を搬送するメインフィードローラと、 前記メインフィードローラのローラ周面に対向し、前記
    インク吐出部より前記記録用紙の搬送方向に対し上流側
    に位置する用紙ガイドと、 前記メインフィードローラの周面と前記用紙ガイドとの
    間に前記記録用紙を送り込む手段と、 前記用紙ガイドに固定され、前記メインフィードローラ
    の周面と前記用紙ガイドとの間から前記インク吐出部に
    向けて搬送される前記記録用紙の表面を前記プラテン側
    に押さえ付ける用紙おさえシートと、 前記用紙おさえシートが前記インク吐出部の前方を覆う
    よう前記用紙ガイドを前記メインフィードローラの周面
    に沿って回動する手段と、 を含むインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記用紙ガイドが排出動作と連動して微
    少回転する可動式用紙ガイドであることを特徴とする請
    求項1に記載されたインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記可動式用紙ガイドの可動手段が電磁
    クラッチと用紙ガイド回転用スライド内歯車であること
    を特徴とする請求項2に記載されたインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記可動式用紙ガイドの可動手段が電磁
    クラッチと遊星ギヤであることを特徴とする請求項2に
    記載されたインクジェット記録装置。
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