JPH01237218A - サッシュレスドア用ウエザーストリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、サブシュレスドア用ウェザ−ストリップに
関する。

従来の技術 サブシュレス型車においては車体開口部周縁にウェザ−
ストリップを取り付け、ドア閉時においてウェザ−スト
リップにドアガラスを押し付けてシールするようになっ
ている。

この−例を第４図によって説明すると、ウェザ−ストリ
ップ１はスポンジゴムにより中空状に形成されたもので
あって、その基部に嵌合されたリテーナ２を介してビス
等によりルーフサイドレール３に取り付けられている。

尚、上記ルーフサイドレール３の接合フランジ部４には
、装飾用のウェルト５を嵌着しである。

また、このようにドアガラス６を直接シールするウェザ
−ストリップｌでは、ドアガラス６を上下に昇降操作し
た場合でもドアガラス６の端縁がウェザ−ストリップｌ
の所定位置に納まるようにしなければならないため、ウ
ェザ−ストリップｌの全周に亘って、あるいは要所に、
上昇して来たドアガラス６端縁を車室内側に案内するガ
ラスガイド７が設けられている。

このガラスガイド７は硬質ゴムもしくは硬質樹脂等から
成り、上記リテーナ２の端末部２ａの先端に取り付けら
れている（この類似構造は、例えば特開昭６１−２２２
８１４号公報に示されている）。

発明が解決しようとする課題 リテーナ２の端末部２ａに取り付けられたガラスガイド
７とウェザ−ストリップＩとの間にドアガラス６の端縁
等に付着した雨水等が浸入した場合には、この雨水がリ
テーナ２とウェザ−ストリップｌの基部との間から車室
内側に廻り込んで車室内側へ滴下するおそれがあるとい
う問題がある。

また、取り付けに際してはリテーナ２やビスを必要とす
るため部品点数が多く取付作業が行い難いという問題も
ある。

そこで、この発明は、水密性を向上させることができる
と共に取付作業も行い易いサツシュレスドア用ウェザ−
ストリップを提供するものである。

課題を解決するための手段 ルーフサイドレールの外側面に接合されたアウタフラン
ジに嵌着される車室外側のウェルト部材とルーフサイド
レールの接合フランジ部に嵌着される車室内側のウェル
ト部材とに分割構成され、上記車室外側のウェルト部材
には軟質ゴム製の中空シール部が一体形成されたベース
部が設けられ、−刃車室内側のウェルト部材にはドアガ
ラスの車室内側面に密接するシールリップ部と上記車室
外側のウェルト部材を押圧する突出部が設けられている
。

作用 車室外側のウェルト部材には中空シール部が一体形成さ
れ、かつ車室内側のウェルト部材のシールリップ部がド
アガラスの車室内側面に密接して雨水の浸入を阻止する
。

各ウェルト部材をルーフサイドレールに接合されたアウ
タフランジとルーフサイドレールの接合フランジ部に嵌
着するだけで取付が行える。

実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に前記従来の構成
と同一態様部分に同一符号を付して詳述する。

第１〜３図において、ルーフサイドレール３はインナパ
ネル８とアウタパネル９とから閉断面構造に形成され、
接合フランジ部４を備えている。

一方、上記アウタパネル９の外側面はアウタフランジｌ
Ｏが接合され、このアウタフランジ１０にはルーフパネ
ル１１の端末部が接合されてフランジ部１２が形成され
ている。

そして、上記フランジ部１２には車室外側のウェルト部
材１３が上記接合フランジ部４には車室内側のウェルト
部材１４が各々嵌着され、これら両ウェルト部材１３．
１４によりウェザ−ストリップｌか構成されている。

上記車室外側のウェルト部材１３は、上記フランジ部１
２に嵌着される硬質ゴムあるいは硬質樹脂製のウェルト
部１３ａにドリップモール１１３ｂ及びガラスガイド部
１３ｃが一体形成されると共に硬質ゴムあるいは硬質樹
脂製のベース部１３ｄが一体形成されたもので、このベ
ース部１３ｄの湾曲部によりルーフサイドレール３のア
ウタパネル９との間に集水溝１３ｅが形成されている。

また、上記ベース部＋３ｄの車室内側の端末部１３ｆは
屈曲して接合フランツ部４に至っており、このベース部
１３ｄからウェルト部１３ａに至る部分及びドリップモ
ール部１３ｂからガラスガイド部１３ｃに至る部分には
芯金１５が埋設されている。

そして、上記ベース部１３ｄには軟質ゴムとしてのスポ
ンジゴム製の中空ノール部１３ｇが一体成形されている
。尚、１３ｈはスポンジゴム製のシール突条、１３ｉは
突条を示す。

そして、上記ウェルト部材１３は押し出しにより同時成
形される。

一方、車室内側のウェルト部材１４は、芯金１５を埋設
した硬質ゴム製のウェルト部１４ａとこのウェルト部１
４ａの延出部にスポンジゴム製のシールリップ部＋４ｂ
が一体形成されたものであり、上記ウェルト部１４ａの
車室外側の基部には前記ウェルト部材１３のベース部＋
３ｄの端末部１３ｆを押圧する突出部１４ｃが設けられ
ている。

尚、このウェルト部材１４も押し出しにより同時成形さ
れる。

上記実施例構造によれば、各ウェルト部材１３゜１４を
取り付けた状態において、ガラスガイド部１３ｃを一体
形成したウェルト部１３ａと中空ンール部１３ｇが一体
形成されているためドアガラス６の端縁に付着した雨水
等が従来のようにガラスガイド部１３ｃと中空シール部
１３ｇとの間から車室内側へ廻り込むことがなく、水密
性を確保することができる。

とりわけ、このウェザ−ストリップ１にあっては、車室
内側のウェルト部材１４のンールリノブ部１４ｂがドア
ガラス６の車室内側面に密接しているため、より確実に
車室内側への山水等の浸入を防止できる点で有利となる
。また、ルーフサトレール３との間の水密性に関しては
、ドリップモール部１３ｂのドリップ部によりスムーズ
に水を排水でき、かつシール突条１３ｈのシール作用に
より車室内側への雨水の廻りを防止できる上、万一水が
浸入して廻り込んでもこの水は集水溝１３ｅによって下
方に排水ガイドされるため、車室内側に至ることはなく
信頼性を高められる。

そして、各ウェルト部材１３．１４はウェルト部材１３
のベース部１３ｄの端末部１３ｆをウェルト部材１４の
突出部１４ｃで押圧すると具にウェルト部材１３の突条
１３ｉがウェルト部材１４のウェルト部１４ａに密接し
ているため両者間の水密性ら十分に確保できる。

また、ウェルト部材１３にはウェルト部１３ａ。

ドリップモール部１３ｂ、ガラスガイド部１３ｃ及び中
空シールｍ　ｌ　３　ｇか一体成形されておりウェルト
部材１４にも、シールリップ部１４ｂ。

ウェルト部１４ａが一体成形されているため部品点数を
大幅に削減できると共に、取り付けにあたっても単に各
ウェルト部材１３．１４をフランジ部１２と接合フラン
ジ部４とに嵌着するだけの簡単な作業であるので、作業
能率を高めることができる。

発明の詳細 な説明してきたようにこの発明によれば、アウタフラン
ツに嵌着されたつ゛エルト部材に中空シールリップ部が
一体成形されているためこの中空シール部とルーフサイ
ドレールとの間へ雨水等が廻り込む余地がなくなり、リ
テーナを用いて取り付けていた従来に比較して水密性を
向上させることができるという効果がある。

そして、取り付けにあたっては、両ウェルト部材をアウ
タフランジと接合フランジ部に嵌着するだけの簡単な作
業でこれを行えるため作業能率を著しく向上させること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は第３図の１−１線に沿う断面図、第２図は組付
は作業順を示す断面図、第３図は自動車の萌部斜視図、
第４図は従来技術の断面図である。 ３・・・ルーフサイドレール、４・・・接合フランジ部
、６・・・ドアガラス、ＩＯ・・・アウタフランジ、１
３・・・ウェルト部材、１３ｄ・・・ベース部、１３ｇ
・・・中空シール部、１４・・・ウェルト部材、１４ｂ
・・・シールリップ部、１４ｃ・・・突出部。 第１区 盈４ｃ・・・突出部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ルーフサイドレールの外側面に接合されたアウタ
   フランジに嵌着される車室外側のウエルト部材とルーフ
   サイドレールの接合フランジ部に嵌着される車室内側の
   ウエルト部材とに分割構成され、上記車室外側のウエル
   ト部材には軟質ゴム製の中空シール部が一体形成された
   ベース部が設けられ、一方車室内側のウエルト部材には
   ドアガラスの車室内側面に密接するシールリップ部と上
   記車室外側のウエルト部材のベース部を押圧する突出部
   が設けられていることを特徴とするサッシュレスドア用
   ウェザーストリップ。