JPH07309755A - 抗真菌薬貼付剤 - Google Patents
抗真菌薬貼付剤Info
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- JPH07309755A JPH07309755A JP6106710A JP10671094A JPH07309755A JP H07309755 A JPH07309755 A JP H07309755A JP 6106710 A JP6106710 A JP 6106710A JP 10671094 A JP10671094 A JP 10671094A JP H07309755 A JPH07309755 A JP H07309755A
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- JP
- Japan
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- cataplasm
- medicine
- tacky agent
- antifungal
- imidazole
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/70—Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
- A61K9/7023—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
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- Veterinary Medicine (AREA)
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 イミダゾール系抗真菌薬を含有する粘着剤層
を、支持体層上に有する抗真菌薬貼付剤。特に、粘着剤
がアクリル系粘着剤又はゴム系粘着剤である上記抗真菌
薬貼付剤である。 【効果】 製剤からの薬物の放出が持続し、長時間にわ
たって安定的に薬物を標的部位に投与する点で非常に優
れている。
を、支持体層上に有する抗真菌薬貼付剤。特に、粘着剤
がアクリル系粘着剤又はゴム系粘着剤である上記抗真菌
薬貼付剤である。 【効果】 製剤からの薬物の放出が持続し、長時間にわ
たって安定的に薬物を標的部位に投与する点で非常に優
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着剤層中にイミダゾ
ール系の抗真菌薬を含有し、皮膚や爪に貼付して、適用
部位に長時間にわたって局所効果を発揮する抗真菌薬貼
付剤に関する。
ール系の抗真菌薬を含有し、皮膚や爪に貼付して、適用
部位に長時間にわたって局所効果を発揮する抗真菌薬貼
付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、白せんやカンジダの治療には、種
々抗真菌活性を有する成分を軟膏、クリーム又は液中に
含有させた製剤が用いられている。これら薬物が薬効を
発現するためには、薬物の最小有効濃度以上に組織内濃
度を維持する必要があり、このため必然的に1日に2〜
3回の投与が必要となる。しかし、現状を確認してみる
と、投与した製剤が経時とともに脱落し、それに伴い実
際の投与量が減少することや、薬物投与部位が、適用が
容易ではないことに由来する患者のコンプライアンスの
低下など、実際に有効組織内濃度を長期にわたって維持
することは非常に難しい。
々抗真菌活性を有する成分を軟膏、クリーム又は液中に
含有させた製剤が用いられている。これら薬物が薬効を
発現するためには、薬物の最小有効濃度以上に組織内濃
度を維持する必要があり、このため必然的に1日に2〜
3回の投与が必要となる。しかし、現状を確認してみる
と、投与した製剤が経時とともに脱落し、それに伴い実
際の投与量が減少することや、薬物投与部位が、適用が
容易ではないことに由来する患者のコンプライアンスの
低下など、実際に有効組織内濃度を長期にわたって維持
することは非常に難しい。
【0003】この点を考慮し、最近1日1回投与の製剤
が開発されているが、軟膏やクリーム又は液剤という形
での投与では、適用部位に製剤をとどめておくことが難
しく、その結果、一定の薬物投与量を長時間にわたって
維持することは現実的に不可能である。このようなこと
から、抗真菌薬を含有した貼付剤が強く望まれている。
が開発されているが、軟膏やクリーム又は液剤という形
での投与では、適用部位に製剤をとどめておくことが難
しく、その結果、一定の薬物投与量を長時間にわたって
維持することは現実的に不可能である。このようなこと
から、抗真菌薬を含有した貼付剤が強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薬効成分の
イミダゾール系抗真菌薬を含有する貼付剤に関し、液
剤、クリーム剤又は軟膏製剤の使用において認められる
薬理作用の持続時間の短さを改善し、併せて患者のコン
プライアンスを向上させることにより、薬理効果を増強
した貼付剤を提供することを目的とするもので、特に爪
白せん治療のように長期間使用するもので軟膏クリーム
など外部との接触で脱離しやすい欠点を改善したもので
ある。
イミダゾール系抗真菌薬を含有する貼付剤に関し、液
剤、クリーム剤又は軟膏製剤の使用において認められる
薬理作用の持続時間の短さを改善し、併せて患者のコン
プライアンスを向上させることにより、薬理効果を増強
した貼付剤を提供することを目的とするもので、特に爪
白せん治療のように長期間使用するもので軟膏クリーム
など外部との接触で脱離しやすい欠点を改善したもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、イ
ミダゾール系抗真菌薬を含有する粘着剤層を、支持体上
に有することを特徴とする抗真菌薬貼付剤である。
ミダゾール系抗真菌薬を含有する粘着剤層を、支持体上
に有することを特徴とする抗真菌薬貼付剤である。
【0006】本発明に用いるイミダゾール系抗真菌薬は
イミダゾール基を有する抗真菌薬であり、例えば、エコ
ナゾール、クロトリマゾール、ミコナゾール、イコナゾ
ール、チオコナゾール、スルコナゾール、オキシコナゾ
ール、クロコナゾール、チトコナゾール、ネチコナゾー
ル、ラノコナゾール又はオモコナゾールなどが挙げられ
る。
イミダゾール基を有する抗真菌薬であり、例えば、エコ
ナゾール、クロトリマゾール、ミコナゾール、イコナゾ
ール、チオコナゾール、スルコナゾール、オキシコナゾ
ール、クロコナゾール、チトコナゾール、ネチコナゾー
ル、ラノコナゾール又はオモコナゾールなどが挙げられ
る。
【0007】このうちエコナゾール、すなわち1−〔2
−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(p−クロロベ
ンジルオキシ)エチル〕イミダゾール又はその塩が好ま
しい。その塩とは酸付加塩であって、使用される酸とし
ては、医薬として許容される塩を形成する酸であるが、
通常硝酸が使用される。
−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(p−クロロベ
ンジルオキシ)エチル〕イミダゾール又はその塩が好ま
しい。その塩とは酸付加塩であって、使用される酸とし
ては、医薬として許容される塩を形成する酸であるが、
通常硝酸が使用される。
【0008】イミダゾール系抗真菌薬の含有量は、粘着
剤層中に0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10
重量%である。
剤層中に0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10
重量%である。
【0009】本発明において貼付剤の基剤として用いら
れる粘着剤としては、アクリル系、ゴム系そしてシリコ
ーン系の粘着剤が例示される。このうち好ましいものは
アクリル系粘着剤及びゴム系粘着剤である。
れる粘着剤としては、アクリル系、ゴム系そしてシリコ
ーン系の粘着剤が例示される。このうち好ましいものは
アクリル系粘着剤及びゴム系粘着剤である。
【0010】アクリル系粘着剤は、(メタ)アクリル酸
アルキルエステルと官能基を有する(メタ)アクリル酸
及び/又はビニルアルコールの有機酸エステルとの共重
合体が特に好ましく、これらは、一般的な合成方法、す
なわち、ラジカル開始剤を用いた溶液重合、懸濁重合又
は乳化重合などにより容易に製造することができる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル鎖とし
ては炭素数4〜10のものが好ましい。特に、アクリル
酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ノニル又はアクリル酸イソノニ
ルがより好ましい。
アルキルエステルと官能基を有する(メタ)アクリル酸
及び/又はビニルアルコールの有機酸エステルとの共重
合体が特に好ましく、これらは、一般的な合成方法、す
なわち、ラジカル開始剤を用いた溶液重合、懸濁重合又
は乳化重合などにより容易に製造することができる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル鎖とし
ては炭素数4〜10のものが好ましい。特に、アクリル
酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ノニル又はアクリル酸イソノニ
ルがより好ましい。
【0011】官能基を有する(メタ)アクリル酸として
は、アクリル酸、メタアクリル酸、2−ヒドロキシエチ
ルアクリル酸等が例示される。ビニルアルコールの有機
酸エステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、酪酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル等が挙げられる。
は、アクリル酸、メタアクリル酸、2−ヒドロキシエチ
ルアクリル酸等が例示される。ビニルアルコールの有機
酸エステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、酪酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル等が挙げられる。
【0012】ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、ポリイソ
ブチレン、ポリブテン、ポリイソプレンなどのゴム状弾
性体に、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、クマロン−イ
ンデン樹脂、石油系樹脂などの粘着付与剤を添加し;更
に必要に応じて、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレ
ン、鉱油などの軟化剤;酸化チタンなどの充填剤;そし
てブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤を添加し
たものが使用される。
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、ポリイソ
ブチレン、ポリブテン、ポリイソプレンなどのゴム状弾
性体に、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、クマロン−イ
ンデン樹脂、石油系樹脂などの粘着付与剤を添加し;更
に必要に応じて、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレ
ン、鉱油などの軟化剤;酸化チタンなどの充填剤;そし
てブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤を添加し
たものが使用される。
【0013】シリコーン系粘着剤としては、2官能又は
3官能のポリシロキサンなどを主成分とするものが使用
される。
3官能のポリシロキサンなどを主成分とするものが使用
される。
【0014】本発明の貼付剤の支持体としては、ポリエ
チレン、エチレン−ビニルアセテート共重合体、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等の
フィルム又は不織布等の中で、薬物の放出性や皮膚移行
性に影響がなく柔軟性が優れているものを用いることが
望ましい。支持体の厚さは、基材の種類、及び皮膚又は
爪等の適用部位によって異なるが、通常1〜2,000
μm であり、好ましくは5〜1,000μm である。
チレン、エチレン−ビニルアセテート共重合体、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等の
フィルム又は不織布等の中で、薬物の放出性や皮膚移行
性に影響がなく柔軟性が優れているものを用いることが
望ましい。支持体の厚さは、基材の種類、及び皮膚又は
爪等の適用部位によって異なるが、通常1〜2,000
μm であり、好ましくは5〜1,000μm である。
【0015】本発明のイミダゾール系抗真菌薬貼付剤の
製造方法は、既知の固形分濃度を有する粘着剤溶液中
に、メタノールに加温溶解させた薬物を加え、上記の支
持体にキャスティングした後、溶媒を揮発させ、ライナ
ーで覆い、必要な形状に打ち抜き製剤とするか、あるい
は、シリコーンなどで剥離処理の施されたフィルム上に
キャスティング後、溶媒を揮発させ、必要な支持体に転
写し、更に必要な形状に打ち抜き、製剤とすることがで
きる。
製造方法は、既知の固形分濃度を有する粘着剤溶液中
に、メタノールに加温溶解させた薬物を加え、上記の支
持体にキャスティングした後、溶媒を揮発させ、ライナ
ーで覆い、必要な形状に打ち抜き製剤とするか、あるい
は、シリコーンなどで剥離処理の施されたフィルム上に
キャスティング後、溶媒を揮発させ、必要な支持体に転
写し、更に必要な形状に打ち抜き、製剤とすることがで
きる。
【0016】このようにして得られた本発明のイミダゾ
ール系抗真菌薬貼付剤は、製剤からの薬物の放出が持続
し、長時間にわたって安定的に薬物を標的部位に投与す
る点で非常に優れているものである。
ール系抗真菌薬貼付剤は、製剤からの薬物の放出が持続
し、長時間にわたって安定的に薬物を標的部位に投与す
る点で非常に優れているものである。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
【0018】実施例1 酢酸エチル90重量部に、アクリル酸−2−エチルヘキ
シル96.0重量部及びアクリル酸4.0重量部を溶解
させ、次いでベンゾイルパーオキシド0.3重量部を添
加して80℃で4時間重合させた。得られた反応液に、
酢酸エチルを加え粘着剤成分の濃度を30%に下げた
後、メタノール20重量部に加温溶解させた硝酸エコナ
ゾール2.6重量部を加え均一に混合してエコナゾール
含有アクリル系粘着剤溶液を得た。この粘着剤溶液を、
厚さ20μm のポリプロピレンフィルムに硝酸エコナゾ
ールが100μg /cm2になるようにキャスティングした
後、溶媒を揮発させた。次いで剥離処理した厚さ75μ
m のポリプロピレンフィルムをライナーとして粘着剤表
面を覆い、15mm×30mmの大きさに打ち抜き、エコナ
ゾール経皮投与貼付剤を得た。
シル96.0重量部及びアクリル酸4.0重量部を溶解
させ、次いでベンゾイルパーオキシド0.3重量部を添
加して80℃で4時間重合させた。得られた反応液に、
酢酸エチルを加え粘着剤成分の濃度を30%に下げた
後、メタノール20重量部に加温溶解させた硝酸エコナ
ゾール2.6重量部を加え均一に混合してエコナゾール
含有アクリル系粘着剤溶液を得た。この粘着剤溶液を、
厚さ20μm のポリプロピレンフィルムに硝酸エコナゾ
ールが100μg /cm2になるようにキャスティングした
後、溶媒を揮発させた。次いで剥離処理した厚さ75μ
m のポリプロピレンフィルムをライナーとして粘着剤表
面を覆い、15mm×30mmの大きさに打ち抜き、エコナ
ゾール経皮投与貼付剤を得た。
【0019】実施例2〜5並びに比較例1及び2 表1に示した各成分及び配合比に従って、実施例1と同
様に、それぞれ抗真菌薬貼付剤を得た。ただし、粘着剤
の重合調製を必要としない実施例3は、重合工程を省略
した。実施例4及び5についてはゴム系粘着剤の配合成
分をトルエン/ヘキサン(1:1)500重量部に溶解
させ、粘着剤液を調製した。それ以後の操作は実施例1
と同様に行った。
様に、それぞれ抗真菌薬貼付剤を得た。ただし、粘着剤
の重合調製を必要としない実施例3は、重合工程を省略
した。実施例4及び5についてはゴム系粘着剤の配合成
分をトルエン/ヘキサン(1:1)500重量部に溶解
させ、粘着剤液を調製した。それ以後の操作は実施例1
と同様に行った。
【0020】
【表1】
【0021】実施例6:ラット皮膚移行性試験 実施例1、2、4及び5並びに比較例1及び2で作製し
た製剤からのイミダゾール系抗真菌薬の皮膚移行性を評
価した。ヘアレスラットの腹部皮膚に、製剤を適用し
た。比較例で示した液剤は、一般的な用法・用量に従っ
て8時間毎に3回適用した。24時間後にパッチ製剤を
慎重にとり除き、液剤適用部位はエタノールで軽くふい
た後、製剤適用部位の皮膚角質層をセロハンテープを用
いて20回ストリッピングして、取り除いた。このスト
リッピングした角質層中の薬物量をエタノールで抽出し
て測定した。結果を表2に示す。実施例1、2、4及び
5の製剤は比較例1及び2の製剤と比較し、2〜3倍量
の薬物の角質移行量を示し、本発明の有用性が裏づけら
れた。
た製剤からのイミダゾール系抗真菌薬の皮膚移行性を評
価した。ヘアレスラットの腹部皮膚に、製剤を適用し
た。比較例で示した液剤は、一般的な用法・用量に従っ
て8時間毎に3回適用した。24時間後にパッチ製剤を
慎重にとり除き、液剤適用部位はエタノールで軽くふい
た後、製剤適用部位の皮膚角質層をセロハンテープを用
いて20回ストリッピングして、取り除いた。このスト
リッピングした角質層中の薬物量をエタノールで抽出し
て測定した。結果を表2に示す。実施例1、2、4及び
5の製剤は比較例1及び2の製剤と比較し、2〜3倍量
の薬物の角質移行量を示し、本発明の有用性が裏づけら
れた。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の貼付剤
は、製剤からの薬物の放出が持続し、長時間にわたって
安定的に薬物を標的部位に投与する点で非常に優れてい
る。
は、製剤からの薬物の放出が持続し、長時間にわたって
安定的に薬物を標的部位に投与する点で非常に優れてい
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 イミダゾール系抗真菌薬を含有する粘着
剤層を、支持体層上に有することを特徴とする抗真菌薬
貼付剤。 - 【請求項2】 粘着剤が、アクリル系粘着剤又はゴム系
粘着剤である請求項1の抗真菌薬貼付剤。 - 【請求項3】 イミダゾール系抗真菌薬が、エコナゾー
ル、クロトリマゾール、ミコナゾール、イソコナゾー
ル、チオコナゾール、スルコナゾール、オキシコナゾー
ル、クロコナゾール、チトコナゾール、ネチコナゾー
ル、ラノコナゾール又はオモコナゾールあるいはそれら
の塩である請求項1又は2の抗真菌薬貼付剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6106710A JPH07309755A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 抗真菌薬貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6106710A JPH07309755A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 抗真菌薬貼付剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309755A true JPH07309755A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14440535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6106710A Pending JPH07309755A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 抗真菌薬貼付剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07309755A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-05-20 JP JP6106710A patent/JPH07309755A/ja active Pending
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