JPH03220120A - アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤 - Google Patents

アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤

Info

Publication number
JPH03220120A
JPH03220120A JP2237382A JP23738290A JPH03220120A JP H03220120 A JPH03220120 A JP H03220120A JP 2237382 A JP2237382 A JP 2237382A JP 23738290 A JP23738290 A JP 23738290A JP H03220120 A JPH03220120 A JP H03220120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic
parts
liquid component
gel
acrylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2237382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2700835B2 (ja
Inventor
Hitoshi Akemi
仁 明見
Takashi Kinoshita
隆士 木之下
Saburo Otsuka
大塚 三郎
Yoshifumi Hosaka
保坂 美文
Yoshihisa Nakano
善久 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to ES90125107T priority Critical patent/ES2055291T5/es
Priority to EP90125107A priority patent/EP0435199B2/en
Priority to DE69010317T priority patent/DE69010317T3/de
Priority to CA002033109A priority patent/CA2033109C/en
Publication of JPH03220120A publication Critical patent/JPH03220120A/ja
Priority to US07/899,278 priority patent/US5298258A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2700835B2 publication Critical patent/JP2700835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は皮膚面に貼付して皮膚面の保護なとに用いるア
クリル系ゲル材、および皮膚を通して薬物を生体内へ連
続的に投与するためのアクリル系ゲル製剤に関する。
〈従来の技術〉 近年、薬物を皮膚面を通して生体内へ投与するための経
皮吸収製剤としてハップ剤やテープ剤なとの皮膚面貼付
型の外用剤が種々開発されている。
このような貼付型製剤は適用皮膚面に製剤を確実に固定
させる目的で、通常、製剤の皮膚接触部分に比較的強接
着力を有する皮膚面固定用の粘着剤層が設けられていた
り、強接着性の粘着シートで製剤全体をオーバーコート
し、このシートの接着力によって皮膚固定を行なってい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、貼付型の経皮吸収製剤は、薬物の皮膚移行を良
好にするために確実に皮膚面に固定する必要がある反面
、皮膚接着力があまり大きすぎると、使用後に皮膚面か
ら製剤を剥離除去するときに物理的刺激による痛みや角
質剥離を生し、時には著しい皮膚刺激を生しる場合もあ
る。
従って、皮膚接着性は貼付撃の経皮吸収製剤を開発する
に当たって実用上、重要な検討項目ではあるか、皮膚刺
激性についての検討も重要であり、皮膚刺激性か小さく
かつ製剤の皮膚固定も良好な製剤の開発か望まれている
のか実情である。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研
究を重ねた結果、アクリル酸エステル系ポリマーに該ポ
リマーと相溶する液体成分を通常の使用量よりも過剰に
含有させた場合、皮膚への接着においてはソフト感か付
与できる反面、凝集力か極度に低下するのて、著しい凝
集破壊か生して皮膚面から剥離する際に剥離不可能とな
ったり、皮膚刺激を起こすことを見い出し、実用に耐え
ないことか判明した。そこで、液体成分を過剰量含有さ
せたポリマー層を架橋処理してゲル化させ、所謂油性ゲ
ル状態にしたところ、凝集力の低下か防げると共に製剤
の剥離時に皮膚面にかかる応力を緩和・分散でき、皮膚
接着性と皮膚刺激性のバランスか良好となることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明はアクリル酸エステル系ポリマーおよび該
ポリマーと相溶する液体成分とを含む架橋ゲル層か支持
体の少なくとも片面に形成されてなるアクリル系ゲル材
、および該ゲル材に薬物を含有させてなるアクリル系ゲ
ル製剤を提供するものである。
本発明のアクリル系ゲル材およびゲル製剤に用いる支持
体は、特に限定されないか、架橋ゲル層に含有される液
体成分や薬物が支持体中を通って背面から失われて含量
低下を起こさないもの、即ちこれらの成分か不透過性の
材質からなるものが好ましい。具体的にはポリエステル
、ナイロン、サラン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、ポリテトラフルオロ
エチレン、サーリン、金属箔なとの単独フィルムまたは
これらのラミネートフィルムなとを用いることかできる
。これらのうち、支持体と後述の架橋ゲル層との間の接
着性(投錨力)を向上させるために、支持体を上記材質
からなる無孔ソートと多孔フィルムとのラミネートフィ
ルムとし、多孔ソート側に架橋ゲル層を形成することか
好ましい。
このような多孔フィルムとしては、架橋ゲル層との投錨
力か向上するものであれば特に限定されず、例えば紙、
織布、不織布、機械的に穿孔処理したシートなどが挙げ
られ、特に紙、織布、不織布か好ましい。多孔フィルム
の厚みは投錨力向上およびゲル材やゲル製剤全体の柔軟
性を考慮すると10〜500μm、プラスタータイプや
粘着テープタイプのような薄手の製剤の場合は10〜2
00μmの範凹とする。
また、多孔フィルムとして織布や不織布を用いる場合、
目付量を5〜30g/rrl、好ましくは8〜20g/
iとすることか投錨力の向上の点から好ましいものであ
る。
本発明において上記支持体の片面に形成される架橋ゲル
層は、アクリル酸エステル系ポリマーおよび該ポリマー
と相溶する液体成分および製剤としてはさらに薬物を含
有した架橋構造を存する層であり、適度な皮膚接着力と
凝集力とを備えている。接着力としてはベークライト板
への接着力(測定方法は後述する)で70〜250g/
12mm幅、プローブタック試験で20〜80g程度の
値を示すものである。
アクリル酸エステル系ポリマーは後述の液体成分と共に
架橋ゲル層を構成する主基材となるものであって、液体
成分と相溶状態を維持して皮膚面への良好な接着性と保
型性を発揮するものである。
なお、天然ゴムや合成ゴムなどのゴム系、シリコーン系
のポリマーでは本発明に用いる液体成分との相溶性が充
分でなかったり、薬物の溶解性や放出性が著しく低かっ
たりするので好ましくない。
また、このようなポリマーはアクリル酸エステル系ポリ
マーと比べて架橋反応に関与する官能基量などの調整が
難しく、再現性のある架橋処理を行ない難いという問題
があり、本発明に適したちのとは云えない。
本発明に用いるアクリル酸エステル系ポリマーとしては
、アルキル基の炭素数か4以上の(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルの重合体か好ましく、特に架橋処理のし
易さの点からは該(メタ)アクリル酸アルキルエステル
を主成分として共重合した共重合体を用いることが望ま
しい。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、具体的
にはアルキル基かブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル
、トリデシルなとの直鎖アルキル基や分岐アルキル基な
とを有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルか挙げ
られ、これらは一種もしくは二種以上用いることかでき
る。また、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルと
共重合するモノマーとしては、例えば(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸なとのカ
ルボキシル基含有モノマー、スチレンスルホン酸、了り
ルスルホン酸、スルホプロピル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスルホン酸、ア
クリルアミドメチルプロパンスルホン酸などのスルホキ
シル基含有モノマー (メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
チルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル
エステルなとのヒドロキシル基含有モノマー (メタ)
アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N
−ブチルアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリル
アミドなとのアミド基含有モノマー (メタ)アクリル
酸アミノエチルエステル、(メタ)アクリル酸ジメチル
アミノエチルエステル、(メタ)アクリル酸tert−
ブチルアミノエチルエステルなとのアルキルアミノアル
キル基含有モノマー (メタ)アクリル酸メトキシエチ
ルエステル、(メタ)アクリル酸エトキシエチルエステ
ルなとの(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステ
ル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリルエステ
ル、(メタ)アクリル酸メトキシエチレングリコールエ
ステル、(メタ)アクリル酸メトキシジエチレングリコ
ールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレ
ングJコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシポ
リプロピレングリコールエステルなとのアルコキン基(
または側鎖にエーテル結合)含有(メタ)アクリル酸エ
ステル、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、N−ビニル−2−ピロリドン、メチル
ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルピペリドン
、ビニルピリミジン、ビニルピペラジン、ビニルピラジ
ン、ビニルピロール、ビニルイミダゾール、ビニルカプ
ロラクタム、ビニルオキサゾール、ビニルモルホリンな
どのビニル系モノマーなどが挙げられ、これらは一種も
しくは二種以上併用して共重合することかできる。これ
らの共重合するモノマーはゲル層の凝集力の調整や、薬
物の溶解性向上のために用いることができ、共重合量は
目的に応じて任意に設定することができる。
上記アクリル酸エステル系ポリマーのうち、本発明にお
いて好ましく用いられるポリマーとしては、(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルと一般式(I)及び/又は(
II)、 CH,=CHX   (I)  CH2=CHR(CO
OX)   (II)(但し、Rは水素原子またはメチ
ル基、Xは少なくとも1個の窒素原子または窒素原子と
酸素原子を有する基を示す。) て表されるモノマーとの共重合体であり、特に架橋点量
の調節や得られるゲル物性の調節の点から、一般式(I
)、(I[)のモノマーとしては前記にて例示のカルボ
キシル基含有モノマーやヒドロキシル基含有モノマーの
少なくとも一種を必須成分として、該一般式(I)、(
IF)にて表される他のモノマーをさらに共重合する三
種類以上のモノマーの共重合体を用いることか好ましい
本発明に用いる液体成分は上記アクリル酸エステル系ポ
リマーと相溶する性質を有するものであり、架橋ゲル層
を可塑化させてソフト感を付与することによって、架橋
ゲル層を皮膚面から剥離するときに皮膚接着力に起因す
る痛みや皮膚刺激性を低減する役割を有するものである
従って、この液体成分は可塑化作用を育するものてあれ
ばよいか、併存させる薬物の経皮吸収性を向上させるた
めに吸収促進作用も有するものを用いることか好ましい
このような液体成分としては、具体的にはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコールのようなグリコール類、オリ
ーブ油、ヒマノ油、スクワしン、ラノリンのような油脂
類、酢酸エチル、エチルアルコール、ジメチルデンルス
ルホキント、メチルオクチルスルホキンド、ソメチルス
ルホキント、ジメチルホルムアミド、ツメチルアセトア
ミド、ジメチルラウリルアミド、ドデシルピロリトン、
イソソルビ]−−ルのような存81溶剤、液状の界面活
性剤、ジイソプロピルアノベート、フタル酸エステル、
ンエチルセバケートのような可塑剤、流動パラフィンの
ような炭化水素類、エトキノ化ステアリルアルコール、
グリセリンエステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリ
スチン酸イツトリゾノル、ラウリル酸エチル、N−メチ
ルピロリドン、オレイン酸エチル、オレイン酸、アジピ
ン酸ノイソブロビル、パルミチン酸イソプロピル、バル
ミチン酸オクチル、l、3−ブタンジオールなとか挙げ
られ、これらのうち一種以上を配合して使用する。前記
アクリル酸エステル系ポリマーと該液体成分との配合割
合(含有割合)は、重量比で1.0 : 0.25〜1
.0:2.0、皮膚刺激性低減の観屯から好ましくは1
.0 : 0.4〜1.0 : 1..8、さらに好ま
しくは1.0:0.6〜10・1.8、即ち液体成分量
をかなり多量に含有させることか好ましい。なお、従来
の製剤に配合されている液体成分量は通常、1.0:0
.25よりも液体成分量か少なく、このような含存量で
は実用的な皮膚刺激性低減のレベルに達しないことかあ
る。
本発明では以上のように配合したのち、適当な架橋手段
にて架橋処理を施こしてゲル状態とし、含有する液体成
分の流出の防止と凝集力を付与する。架橋処理は紫外線
照射や電子線照射なとの放射線照射による物理的架橋や
、ポリイソシアネート化合物、有機過酸化物、有機金属
塩、金属アルコラート、′i匡キレート化合物、多官能
性化合物なとの架橋剤を用いた化学的架橋処理なとか用
いられる。これらの架橋手段のうち放射線照射や有機過
酸化物を用いた場合、薬動程によっては分解反応を生し
ることかあり、また高反応性のイソシアネート類や、通
常の架橋反応に用いる金属塩や有機金属塩では配合後に
溶液の増粘現象か生して作業性に劣ることかある。また
予めジアクリレートなとの多官能性のモノマーをアクリ
ル酸エステル系ポリマーに共重合させておく方法も考え
られるか、この場合も溶液粘度か上昇する可能性かある
。従って、本発明においてはこれらの架橋剤のうち反応
性や取扱い性の点から、三官能性イソシアネート、チタ
ンまたはアルミニウムからなる金属アルコラート或いは
金属キレート化合物か好適である。これらの架橋剤は塗
工、乾燥までは溶液の増粘現象を起こさず、極めて作業
性に優れる。
この場合の架橋剤の配合量はアクリル酸エステル系ポリ
マー100重量部に対して0.01〜2.0重量部程度
である。また、アクリル酸エステル系ポリマーか上記架
橋剤と反応する官能基をHさない場合てし、被架橋物質
にアルカリ処理なとを施こすことによって、架橋処理か
可能な構造に変性することかできる。
本発明においては上記のようにして得られた架橋ゲル層
に薬物を含有させることによって、ゲル製剤とすること
ができる。含有させる薬物はその治療目的に応じて任意
に選択することかできるか、例えばコルチフステロイド
類、鎮痛消炎剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧剤
、降圧利尿剤、抗生物質、麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、
ビタミン剤、冠血管拡張剤(イソソルビトジニトレート
を除く)、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、性ホルモン(エス
トラジオールを除く)、抗蕾剤、脳循環改善荊、制吐剤
、抗腫瘍剤、生体医薬なとの種類の薬物であって、経皮
吸収可能な薬物か使用でき、これらの薬物は必要に応し
て2種類以上併用することもできる。架橋ゲル層への均
一な分散性や経皮吸収性の点から、これらの薬物のうち
疎水性薬物(溶解量0.4g以以下氷水100−常温)
を用いることか好ましい。
これらの薬物の含有量は薬動程や投与目的に応じて適宜
設定することかできるか、通常、架橋ゲル層中に1〜4
0重量%、好ましくは3〜30重量?6程度含有させる
。含有量が1重量%に満だない場合は治療に有効な量の
放出か期待できず、また、40重量%を超えると治療効
果に限界か生じると共に経済的に不利である。
また、薬物を本発明のアクリル系ゲル材に含有させるに
当り、上記のように架橋ゲル層中に含有させることが好
ましいか、架橋ゲル層中に含有させずに薬物をそのまま
もしくは適当な溶剤に溶解した溶液として架橋ゲル層と
支持体との界面に介在させ、製剤周縁部をシールした形
状とすることもてきる。このように架橋ゲル層から薬物
含有層を分離することによって分解し易い薬物を用いた
場合に経日保存での薬物分解を抑制することかできる。
この場合、薬物含有層と架橋ゲル層との間に微孔性フィ
ルムを介在させることによって、薬物の放出の厳密な制
御を行なうことも可能である。
〈発明の効果〉 本発明のアクリル系ゲル材およびゲル製剤は以上のよう
な構成からなるものであって、架橋ゲル層かアクリル酸
エステル系ポリマーに相溶する多量の液体成分を含有し
ており、ゲル層にソフト感を付与し凝集力を維持しなが
ら皮膚刺激性を低減てきるものである。従って、本発明
の製剤を適用皮膚面から剥離除去する際に、接着力に起
因する痛みや皮膚刺激か少なく、適度な皮膚接着性と皮
膚無刺激性のバランスかとれたものとなる。また、薬物
を含有させたアクリル系ゲル製剤は、薬物を適度に皮膚
面に放出することができ、薬物を経皮吸収によって皮膚
面から生体内へ投与して各種疾患の治療や予防に効果を
発揮するものである。
なお、皮膚面から製剤を痛みなく剥離除去できる指標と
して、本発明品は角質の剥離量が少なく、ボランティア
を用いた角質剥離量は液体成分を含有しない対照品と比
べて115〜2/3の範囲であり、この範囲以外では剥
離時に痛みか生じたり、皮膚接着性不足となる場合かあ
る。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に説明する
。なお、以下において、部および%は重量部および重量
%を意味する。
実施例1 不活性ガス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキシル9
5部と、アクリル酸5部を酢酸エチル中で共重合させて
アクリル酸エステル系ポリマー溶液を調製した。
この溶液の固形分50部にミリスチン酸イソプロピル5
0部を混合し、上記アクリル系ポリマー99.8部に対
して0.2部のアルミニウムトリス(アセチルアセトネ
ート)を10%アセチルアセトン溶液として添加し、酢
酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なった。
得られた粘稠溶液を75μm厚のポリエステル製セパレ
ータ上に乾燥後の厚み80μmとなるように塗布し、乾
燥して架橋ゲルを形成した。
このようにして得られた架橋ゲル層に支持体としてポリ
エステル製不織布(12g/rr?)に28部厚のポリ
エステルを押出成形したラミネートフィルムの不織布面
を貼り合わせて本発明のアクリル系ゲル材を得た。
実施例2 実施例1において調製したアクリル酸エステル系ポリマ
ーの固形分45部にミリスチン酸イソブ0ピル45部、
ケトプロフェン10部を混合した以外は、実施例■と同
様にして架橋ゲル層を形成し、これを実施例【にて用い
た支持体上に同様にして貼り合わせ、本発明のアクリル
系ゲル製剤を得た。
実施例3 実施例2においてミリスチン酸イソプロピルをパルミチ
ン酸オクチルとした以外は、全て実施例2と同様にして
本発明のアクリル系ゲル製剤を得た。
比較例1 実施例1にて調製したアクリル酸エステル系ポリマーを
架橋処理せずにそのまま用いた以外は、実施例1と同様
にして液体成分を含むアクリル系ゲル材を得た。
このゲル材は凝集破壊か著しく、後述の全ての試験を行
なうことかできなかった。
比較例2 実施例1にて調製したアクリル酸エステル系ポリマー溶
液の固形分90部に対してケトプロフェン10部を混合
し、さらに酢酸エチルを加えて粘度調整を行なった以外
は、実施例1と同様にして液体成分を含まず架橋処理も
していないアクリル系製剤を得た。
比較例3 比較例2において架橋剤をポリマー固形分に対して0.
2部添加した以外は全て比較例2と同様にして液体成分
を含まない架橋型のアクリル系製剤を得た。
実施例4 不活性ガス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキシル7
5部と、N−ビニル−2−ピロリドン23部、アクリル
酸2部を酢酸エチル中で共重合させてアクリル酸エステ
ル系ポリマー溶液を調製した。
この溶液の固形分50部にパルミチン酸オクチル50部
を混合し、上記アクリル系ポリマー99゜8部に対して
0.2部のエチルアセトアセテートアルミニウムジイソ
プロピレートを10%アセチルアセトン溶液として添加
し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なった。
得られた粘稠溶液を用いた以外は実施例1と同様にして
本発明のアクリル系ゲル材を得た。
実施例5 実施例4において調製したアクリル酸エステル系ポリマ
ーの固形分45部にパルミチン酸オクチル40部、ニフ
ェジピン15部を混合した以外は、実施例4と同様にし
て架橋ゲル層を形成した。
実施例1にて用いた支持体のポリエステルフィルムにア
ルミニウム蒸着を施して遮光処理を行った以外は、実施
例1と同様にして本発明のアクリル系ゲル製剤を得た。
実施例6 実施例5においてパルミチン酸オクチルをミリスチン酸
イソトリデシルとした以外は、全て実施例5と同様にし
て本発明のアクリル系ゲル製剤を得た。
比較例4 実施例4にて調製したアクリル酸エステル系ポリマーを
架橋処理せずにそのまま用いた以外は、実施例4と同様
にして液体成分を含まず架橋処理もしていないアクリル
系貼付材を得た。
この貼付材は凝集破壊が著しく、後述の全ての試験を行
なうことかできなかった。
比較例5 実施例4にて調製したアクリル酸エステル系ポリマー溶
液の固形分85部に対してニフェジピン15部を混合し
、さらに酢酸エチルを加えて粘度調節を行なった以外は
、実施例4と同様にして液体成分を含まず架橋処理もし
ていないアクリル系製剤を得た。
比較例6 比較例5において架橋剤をポリマー固形分に対して0,
2部添加した以外は比較例5と同様にして液体成分を含
まない架橋型のアクリル系製剤を得た。
比較例7 比較例4にて用いたアクリル酸エステル系ポリマーに代
えてポリイソブチレン(粘度平均分子量99万)10部
、ポリイソブチレン(粘度平均分子量6万)15部、ポ
リイソブチレン(粘度平均分子量1260)3部、脂環
式石油系樹脂(軟化点100°C) 7部からなるポリ
イソブチレンゴム系ポリマーを用い、酢酸エチルに代え
てトルエンを用いた以外は、比較例4と同様にしてゴム
系ゲル製剤を得た。
なお、本ゲル製剤は製剤の作製直後から、多量のニフェ
ジピンの結晶の析出か見られた。
実施例7 不活性ガス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキソルア
0部と、酢酸ビニル25部、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート5部を酢酸エチル中で共重合させてアクリル
酸エステル系ポリマー溶液を調製した。
この溶液の固形分50部にミリスチン酸イソトノデシル
50部を混合し、上記アクリル酸エステル系ポリマー9
9.7部に対して0.3部の三官能性イソシアネート(
コロネー1−HL、  日本ポリウレタン社製)を10
%酢酸エチル溶液として添加し、酢酸エチルをさらに加
えて粘度調整を行なった。
得られた粘稠溶液を用いた以外は実施例1と同様にして
本発明のアクリル系ゲル材を得た。
実施例8 実施例7において調製したアクリル酸エステル系ポリマ
ーの固形分45部にミリスチン酸トリデシル45部、ク
ロニジ210部を混合し、アクリル酸エステル系ポリマ
ー99.7部に対して0.3部の三官能性イソシアネー
ト(コロネートHL、  日本ポリウレタン社製)を1
0%酢酸エチル溶液として添加した以外は、実施例7と
同様にして架橋ゲル層を形成し、これを実施例1にて用
いた支持体上に同様にして貼り合わせ、本発明のアクリ
ル系ゲル製剤を得た。
実施例9 実施例8においてミリスチン酸イソトリデシルをミリス
チン酸イソプロピルとした以外は、全て実施例8と同様
にして本発明のアクリル系ゲル製剤を得た。
比較例8 実施例7において架橋剤を配合しなかった以外は、全て
実施例7と同様にして液体成分を含有するが架橋処理を
していないアクリル系ゲル材を得た。
このゲル材は凝集破壊か著しく、後述の全ての試験を行
なうことができなかった。
比較例9 実施例7にて調製したアクリル酸エステル系ポリマー溶
液の固形分99.7部に対して0.3部の三官能性イソ
シアネート(コロネートHL、  日本ポリウレタン社
製)を10%酢酸エチル溶液として添加し、酢酸エチル
をさらに加えて粘度調整を行なった以外は、実施例7と
同様にして液状成分を含まない架橋型のアクリル系貼付
材を得た。
比較例10 実施例7にて調製したアクリル酸エステル系ポリマー溶
液の固形分90部にクロニジ210部を混合し、さらに
上記アクリル系ポリマーの固形分99.7部に対して0
.3部の三官能性イソシアネート(コロネートHL、 
 日本ポリウレタン社製)を10%酢酸エチル溶液とし
て添加し、酢酸エチルをさらに加えて粘度調整を行なっ
た以外は、実施例7と同様にして液状成分を含まない架
橋型のアクリル系製剤を得た。
比較例11 実施例1にて得たアクリル酸エステル系ポリマー溶液を
用いて、液体成分、架橋剤および薬物の何れも含有しな
い貼付剤を作製した。なお、支持体などは実施例1と同
様の条件で用いた。
比較例12 実施例1においてアクリル酸エステル系ポリマー溶液の
固形分82部に対してミリスチン酸イソプロピルを18
部配合した以外は、全て実施例1と同様にしてアクリル
系ゲル材を得た。
実験例 上記各実施例および比較例にて得た各ゲル材およびゲル
製剤のサンプルを、40℃、75%の加湿条件下で2週
間保存したのち、下記の試験を行なった。なお、不織布
に染色液が吸収されて正確な測定が困難であるので、角
質剥離量の測定に用いるサンプルについては、支持体と
して不織布を積層しない単層フィルム(9μm厚)を使
用した。
また、クロニジンを含有する製剤についてはボランティ
アを用いたヒト貼付試験を行わなかった。
結果を第1表および第2表に示す。
〔ウサギ貼付試験〕
各実施例および比較例にて得たサンプルを、予め除毛し
たウサギの背部に貼付し、1.0、zO14,0,6,
0,8,0の各時間経過毎に各々2yd採血し、これを
ガスクロマトグラフィーにて血中の薬物濃度を測定した
。なお、サンプルの大きさはクロニジン含有製剤のみ3
al(1,73an角)とし、その他は50caf(7
,1cm角)とした。
〔接着力試験〕
ベークライト板に輻12mに切断した帯状の各サンプル
を貼付し、荷重300gのローラーを1往復させて密着
させた後、180度方向に300am / m i n
の速度で剥離し、その際の剥離力を測定した。
〔タック試験〕
レオメータ−を用いたプローブタックによって評価した
サンプルを製剤の皮膚貼付面を上にして金属板に固定し
、これに直径10mmの球型プローブを100gの荷重
で2cm/分の速度にて接触させたのち、20秒間その
状態を維持し、次いて同速度でこの球型プローブを引き
離した時の剥離力を測定した。
〔剥離時の苦痛〕
ボランティア5名の上腕部内側にサンプルを貼付し、3
0分後に剥離してその際の痛みを測定した。評価は5段
階で、最も痛みの少ないものを1点としてその平均点を
求めた。なお、基準として比較例1のものを5点として
判定した。
〔角質剥離量〕
ボランティア3名(A、  B、  C)の上腕部内側
に、直径16−に切断した円形サンプルを30分間貼付
、剥離後、このサンプルを染色液(Gentianvi
olet 1.0%、 Br1llian green
  O,5%、蒸留水98.5%)に3分間浸漬し、そ
の後水洗して、角質細胞の染色を行なった。
5%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液中に、これらのサン
プルを一昼夜浸漬して染色液の抽出を行ない、この抽出
液の吸光度(595nm)を測定することにより、剥離
した角質細胞数の比較を行なった。即ち、測定した吸光
度か高いほと剥離した角質量か多いと判断した。
なお、実体顕微鏡にて計数した剥離角質細胞数と上記吸
光度との間には、良好な相関関係か確認された。
〔以下余白〕
第1表 第2表 第1表および第2表から明らかなように、本発明アクリ
ル系ゲル材およびゲル製剤は比較例品と比べて、剥離時
の痛みか少なく、また角質の剥離量も少ないものである
。さらに、薬物を含有させたゲル製剤においては薬物か
速やかにがっ多量に経皮吸収されることか判明した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリル酸エステル系ポリマーおよび該ポリマー
    と相溶する液体成分とを含む架橋ゲル層が支持体の少な
    くとも片面に形成されてなるアクリル系ゲル材。
  2. (2)アクリル酸エステル系ポリマーと液体成分との含
    有重量比が、1.0:0.25〜1.0:2.0である
    請求項(1)記載のアクリル系ゲル材。
  3. (3)架橋がチタンまたはアルミニウムからなる金属ア
    ルコラートおよび金属キレート、ならびに三官能イソシ
    アネートから選ばれた一種の架橋剤によってなされてい
    る請求項(1)記載のアクリル系ゲル材。
  4. (4)請求項(1)〜(3)の何れかに記載のアクリル
    系ゲル材中に、薬物が含有されてなるアクリル系ゲル製
    剤。
JP2237382A 1989-12-28 1990-09-06 アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤 Expired - Lifetime JP2700835B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ES90125107T ES2055291T5 (es) 1989-12-28 1990-12-21 Material de gel acrilico y preparacion de gel acrilico.
EP90125107A EP0435199B2 (en) 1989-12-28 1990-12-21 Acrylic gel material and acrylic gel preparation
DE69010317T DE69010317T3 (de) 1989-12-28 1990-12-21 Acrylgel und seine Herstellung.
CA002033109A CA2033109C (en) 1989-12-28 1990-12-24 Acrylic gel material and acrylic gel preparation
US07/899,278 US5298258A (en) 1989-12-28 1992-06-16 Acrylic oily gel bioadhesive material and acrylic oily gel preparation

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34463989 1989-12-28
JP1-344639 1989-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03220120A true JPH03220120A (ja) 1991-09-27
JP2700835B2 JP2700835B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=18370821

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237384A Expired - Fee Related JP2970772B2 (ja) 1989-12-28 1990-09-06 経皮吸収ゲル製剤
JP2237382A Expired - Lifetime JP2700835B2 (ja) 1989-12-28 1990-09-06 アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237384A Expired - Fee Related JP2970772B2 (ja) 1989-12-28 1990-09-06 経皮吸収ゲル製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2970772B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06506944A (ja) * 1991-06-10 1994-08-04 シュバルツ ファルマ アクチェンゲゼルシャフト ニトログリセリン膏薬及びその製造方法
JPH07309755A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Nichiban Co Ltd 抗真菌薬貼付剤
EP0819438A2 (en) 1996-07-19 1998-01-21 Nitto Denko Corporation Buprenorphine percutaneous absorption preparation
JP2001270839A (ja) * 2000-02-10 2001-10-02 Rohm & Haas Co バイオ接着剤組成物
JP2003048832A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Kosumedei:Kk 皮膚正常化用貼付剤
JP2003062058A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Nitto Denko Corp 医療用粘着組成物、それを用いた医療用粘着テープおよび経皮吸収用テープ製剤
JP2004075538A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Teikoku Seiyaku Co Ltd ノルエチステロン含有外用貼付剤
US6797280B1 (en) 1998-07-29 2004-09-28 Teijin Limited Pressure-sensitive adhesive composition and moisture-permeable pressure-sensitive adhesive tape, pressure-sensitive adhesive drug composition, and pressure-sensitive adhesive tape preparation each containing the composition
JP2006225522A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nitto Denko Corp 粘着剤、ならびにそれを用いた粘着テープおよび経皮吸収型製剤
WO2007024015A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 The University Of Tokyo 組織癒着および関節拘縮防止材
WO2007097365A1 (ja) 2006-02-23 2007-08-30 Lintec Corporation 粘着剤組成物およびこれを用いた粘着シート
WO2007126067A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Lion Corporation 非水系粘着剤組成物、貼付剤および貼付剤の製造方法
EP2002824A2 (en) 2007-06-15 2008-12-17 Nitto Denko Corporation Gel composition and use thereof
JP2009286707A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nitto Denko Corp 医療材料又は衛生材料用のゲル組成物、その成形体及びそれを用いた貼付材もしくは貼付製剤
EP2163267A2 (en) 2008-09-12 2010-03-17 Nitto Denko Corporation Patch and patch preparation
US7759400B2 (en) 2004-01-07 2010-07-20 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Pressure-sensitive adhesive composition and skin patch
US8389001B2 (en) 2004-04-13 2013-03-05 Nipro Patch Co., Ltd. Precursor composition for crosslinkable pressure-sensitive adhesive for skin
US8394404B2 (en) 2004-08-12 2013-03-12 Nitto Denko Corporation Adhesive material and adhesive preparation
US8591939B2 (en) 2004-08-12 2013-11-26 Nitto Denko Corporation Adhesive preparation containing fentanyl
CN113423394A (zh) * 2019-02-14 2021-09-21 久光制药株式会社 泥罨剂

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3604177B2 (ja) 1994-09-14 2004-12-22 日東電工株式会社 経皮吸収製剤
JPWO2003014247A1 (ja) 2001-08-10 2005-01-13 有限会社コスメディ 皮膚用粘着剤及びそれを用いた皮膚用テープ又はシート
JP4567998B2 (ja) * 2004-03-22 2010-10-27 コスメディ製薬株式会社 親水性粘着剤を用いた親水性皮膚外用粘着剤組成物および親水性貼付剤
JP2006288887A (ja) 2005-04-13 2006-10-26 Nitto Denko Corp 貼付製剤
JP2011182847A (ja) 2010-03-05 2011-09-22 Three M Innovative Properties Co 医療用粘着剤組成物
JP7282701B2 (ja) * 2020-01-23 2023-05-29 久光製薬株式会社 パップ剤
JP2020132637A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 久光製薬株式会社 パップ剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577409A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Plaster
JPH03112556A (ja) * 1989-09-27 1991-05-14 Sekisui Chem Co Ltd 貼付剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577409A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Plaster
JPH03112556A (ja) * 1989-09-27 1991-05-14 Sekisui Chem Co Ltd 貼付剤

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06506944A (ja) * 1991-06-10 1994-08-04 シュバルツ ファルマ アクチェンゲゼルシャフト ニトログリセリン膏薬及びその製造方法
JPH07309755A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Nichiban Co Ltd 抗真菌薬貼付剤
EP0819438A2 (en) 1996-07-19 1998-01-21 Nitto Denko Corporation Buprenorphine percutaneous absorption preparation
US6797280B1 (en) 1998-07-29 2004-09-28 Teijin Limited Pressure-sensitive adhesive composition and moisture-permeable pressure-sensitive adhesive tape, pressure-sensitive adhesive drug composition, and pressure-sensitive adhesive tape preparation each containing the composition
JP2001270839A (ja) * 2000-02-10 2001-10-02 Rohm & Haas Co バイオ接着剤組成物
JP2003048832A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Kosumedei:Kk 皮膚正常化用貼付剤
JP2003062058A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Nitto Denko Corp 医療用粘着組成物、それを用いた医療用粘着テープおよび経皮吸収用テープ製剤
JP2004075538A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Teikoku Seiyaku Co Ltd ノルエチステロン含有外用貼付剤
US7759400B2 (en) 2004-01-07 2010-07-20 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Pressure-sensitive adhesive composition and skin patch
US8389001B2 (en) 2004-04-13 2013-03-05 Nipro Patch Co., Ltd. Precursor composition for crosslinkable pressure-sensitive adhesive for skin
US8591939B2 (en) 2004-08-12 2013-11-26 Nitto Denko Corporation Adhesive preparation containing fentanyl
US8394404B2 (en) 2004-08-12 2013-03-12 Nitto Denko Corporation Adhesive material and adhesive preparation
JP2006225522A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nitto Denko Corp 粘着剤、ならびにそれを用いた粘着テープおよび経皮吸収型製剤
WO2007024015A1 (ja) * 2005-08-25 2007-03-01 The University Of Tokyo 組織癒着および関節拘縮防止材
WO2007097365A1 (ja) 2006-02-23 2007-08-30 Lintec Corporation 粘着剤組成物およびこれを用いた粘着シート
US8809454B2 (en) 2006-02-23 2014-08-19 Lintec Corporation Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet using the same
JP5130203B2 (ja) * 2006-04-28 2013-01-30 ライオン株式会社 非水系粘着剤組成物、貼付剤および貼付剤の製造方法
WO2007126067A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Lion Corporation 非水系粘着剤組成物、貼付剤および貼付剤の製造方法
EP2002824A2 (en) 2007-06-15 2008-12-17 Nitto Denko Corporation Gel composition and use thereof
JP2009286707A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nitto Denko Corp 医療材料又は衛生材料用のゲル組成物、その成形体及びそれを用いた貼付材もしくは貼付製剤
EP2163267A2 (en) 2008-09-12 2010-03-17 Nitto Denko Corporation Patch and patch preparation
CN113423394A (zh) * 2019-02-14 2021-09-21 久光制药株式会社 泥罨剂
US11903915B2 (en) 2019-02-14 2024-02-20 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Poultice

Also Published As

Publication number Publication date
JP2700835B2 (ja) 1998-01-21
JPH03223212A (ja) 1991-10-02
JP2970772B2 (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2700835B2 (ja) アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤
US5298258A (en) Acrylic oily gel bioadhesive material and acrylic oily gel preparation
JP3576608B2 (ja) 貼付剤および貼付製剤
JP3273430B2 (ja) エストロゲン含有ゲル製剤
JPS61280426A (ja) 消炎鎮痛用貼付剤
EP1639999A1 (en) Nonaqueous pressure-sensitive adhesive for medicinal tape preparation for percutaneous absorption, medicinal tape preparation for percutaneous absorption, and process for producing the same
AU748591B2 (en) Pressure-sensitive adhesive composition and moisture-permeable pressure-sensitive adhesive tape, pressure-sensitive adhesive drug composition, and pressure-sensitive adhesive tape preparation each containing the composition
EP0531938B1 (en) Acrylic gel material and gel-based medical preparation for percutaneous absorption employing the same
EP0435199B2 (en) Acrylic gel material and acrylic gel preparation
JP3014188B2 (ja) アクリル系ゲル材およびアクリル系ゲル製剤
US5204109A (en) Percutaneous gel preparation
JP2971998B2 (ja) アクリル系粘着シートおよびこれを用いてなる粘着製剤
WO2003062342A1 (fr) Adhesif autocollant et piece utilisant cet adhesif
JPH09124462A (ja) 貼付剤および貼付製剤
EP0436203B1 (en) Percutaneous gel preparation
JPH10310521A (ja) 経皮吸収貼付製剤
JPH0565224A (ja) ゲル材およびこれを用いた治療用ゲル製剤
JPWO2006093066A1 (ja) 粘着基材及び該粘着基材を含む医療用貼付製剤
JPH09301853A (ja) 貼付剤および貼付製剤
JP2000026285A (ja) 貼付剤
JP4293478B2 (ja) 貼付剤
JPS61221121A (ja) テ−プ製剤
JPH0772131B2 (ja) 外用貼付剤
JPH0565223A (ja) 経皮吸収製剤
JP2009102351A (ja) 貼付剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term