JPH0730938A - 外線転送方法及び外線転送装置 - Google Patents
外線転送方法及び外線転送装置Info
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- JPH0730938A JPH0730938A JP10054591A JP10054591A JPH0730938A JP H0730938 A JPH0730938 A JP H0730938A JP 10054591 A JP10054591 A JP 10054591A JP 10054591 A JP10054591 A JP 10054591A JP H0730938 A JPH0730938 A JP H0730938A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 主装置により制御され内線転送可能とした複
数のボタン電話機のいずれか一から外部の第三者に電話
を転送する。 【構成】 主装置により制御され内線転送可能とした複
数のボタン電話機のいずれか一と、該一のボタン電話機
から送出する所定のＤＴＭＦ信号によって該主装置のボ
タン電話機接続端子に接続された転送用外線局線を、接
続する。
数のボタン電話機のいずれか一から外部の第三者に電話
を転送する。 【構成】 主装置により制御され内線転送可能とした複
数のボタン電話機のいずれか一と、該一のボタン電話機
から送出する所定のＤＴＭＦ信号によって該主装置のボ
タン電話機接続端子に接続された転送用外線局線を、接
続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外線局線より着信した
転送元のボタン電話機によって局線を転送先に転送する
方法及び装置の改良に関するものである。
転送元のボタン電話機によって局線を転送先に転送する
方法及び装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、局線より着信した電話を外部に転
送する、いわゆる転送機は、該転送機に接続された一つ
の外線局線を、該転送機によって着信された転送先の電
話機に継ぐことによって転送する構造のものである。す
なわち、発信元と転送先を転送機を介することにより、
発信元と転送機、転送機と転送先の２つの外線を接続し
て、発信元と転送先が直接通話できるようにしたもので
ある。
送する、いわゆる転送機は、該転送機に接続された一つ
の外線局線を、該転送機によって着信された転送先の電
話機に継ぐことによって転送する構造のものである。す
なわち、発信元と転送先を転送機を介することにより、
発信元と転送機、転送機と転送先の２つの外線を接続し
て、発信元と転送先が直接通話できるようにしたもので
ある。
【０００３】転送機の機能としては、例えば発信元から
かかってきた電話を自動的に特定の転送先に接続した
り、或いは任意の転送先に手動で接続するものがある。
かかってきた電話を自動的に特定の転送先に接続した
り、或いは任意の転送先に手動で接続するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
転送機では、転送機に着信させるための外線局線を一つ
しか接続させることができない欠点があった。これは、
一の発信元から転送機に電話がかかっている場合、他の
発信元は常に話中となってしまうからである。
転送機では、転送機に着信させるための外線局線を一つ
しか接続させることができない欠点があった。これは、
一の発信元から転送機に電話がかかっている場合、他の
発信元は常に話中となってしまうからである。
【０００５】従って、今日のように電話利用頻度が多く
なり、使用外線本数も２本以上敷設している電話利用者
が増えていることから、従来の転送機の機能では対応し
きれないのが現状であった。
なり、使用外線本数も２本以上敷設している電話利用者
が増えていることから、従来の転送機の機能では対応し
きれないのが現状であった。
【０００６】また、従来の転送機では、任意の転送先を
選択して転送する場合、転送機本体を手動で操作しなけ
れば転送することができなかった。このため、転送機の
設置場所まで行って操作したり、或いは転送機に交換手
を置いて操作させる必要があり、操作面や人件費の面で
大きな欠点を有するものであった。
選択して転送する場合、転送機本体を手動で操作しなけ
れば転送することができなかった。このため、転送機の
設置場所まで行って操作したり、或いは転送機に交換手
を置いて操作させる必要があり、操作面や人件費の面で
大きな欠点を有するものであった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
諸点に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、方法の発明にあっては、
複数の外線局線に接続され複数のボタン電話機とこれら
を制御する主装置より構成されるものであり、いずれか
一のボタン電話機から他のボタン電話機をＤＴＭＦ信号
で呼び出すことによって内線転送を可能としたボタン電
話装置において、いずれか一の局線から呼び出された一
のボタン電話機の操作により該主装置内の保留ループ回
路で局線のループを保持した状態で、該一のボタン電話
機から所定のＤＴＭＦ信号を送出することにより、他の
ボタン電話機接続端子に接続された転送用外線局線に該
一のボタン電話機を接続させ、該一のボタン電話機で第
三者に外線通話した後、該主装置内の保留ループを解除
し、外線局線を転送用外線局線に転送すること、さらに
装置の発明にあっては、複数の外線局線に接続され複数
のボタン電話機とこれらを制御する主装置より構成され
るものであり、いずれか一のボタン電話機から他のボタ
ン電話機をＤＴＭＦ信号で呼び出すことによって内線転
送を可能としたボタン電話装置において、該主装置のボ
タン電話機接続端子に、転送用外線局線を接続したこと
にある。
諸点に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、方法の発明にあっては、
複数の外線局線に接続され複数のボタン電話機とこれら
を制御する主装置より構成されるものであり、いずれか
一のボタン電話機から他のボタン電話機をＤＴＭＦ信号
で呼び出すことによって内線転送を可能としたボタン電
話装置において、いずれか一の局線から呼び出された一
のボタン電話機の操作により該主装置内の保留ループ回
路で局線のループを保持した状態で、該一のボタン電話
機から所定のＤＴＭＦ信号を送出することにより、他の
ボタン電話機接続端子に接続された転送用外線局線に該
一のボタン電話機を接続させ、該一のボタン電話機で第
三者に外線通話した後、該主装置内の保留ループを解除
し、外線局線を転送用外線局線に転送すること、さらに
装置の発明にあっては、複数の外線局線に接続され複数
のボタン電話機とこれらを制御する主装置より構成され
るものであり、いずれか一のボタン電話機から他のボタ
ン電話機をＤＴＭＦ信号で呼び出すことによって内線転
送を可能としたボタン電話装置において、該主装置のボ
タン電話機接続端子に、転送用外線局線を接続したこと
にある。
【０００８】ここで本明細書中でいう「外線局線」と
は、会社や一般家庭内に配線され、電話局とを結ぶ回線
であって、この回線の端末に電話機を接続することによ
って電話局を介して電話通話することができるものをい
う。
は、会社や一般家庭内に配線され、電話局とを結ぶ回線
であって、この回線の端末に電話機を接続することによ
って電話局を介して電話通話することができるものをい
う。
【０００９】従来の転送機は、この外線に直接接続さ
れ、自動で或いは手動で転送先と発信元とを継いで両者
が直接通話できるようにしている。本発明においては、
ボタン電話装置の主装置にこの外線を接続する。これは
通常の接続方法と同様である。主装置に接続される外線
の数は、１本でも２本以上であってもよい。主装置には
ボタン電話機が接続されるが、接続する数は局線の数と
同じか若しくはそれ以上である。また、主装置のボタン
電話機接続端子には、転送用外線局線を接続するが、こ
れも１本でも２本以上でもよい。この転送用外線局線
は、主装置のいずれか一つのボタン電話機接続端子に外
線局線を直接接続してもよく、或いは主装置を介して接
続するようにしてもよい。前者の場合は外線に転送する
ときの局線を確保することができ、後者では主装置で自
動的に空き回線を探して外線に転送することが可能とな
る。
れ、自動で或いは手動で転送先と発信元とを継いで両者
が直接通話できるようにしている。本発明においては、
ボタン電話装置の主装置にこの外線を接続する。これは
通常の接続方法と同様である。主装置に接続される外線
の数は、１本でも２本以上であってもよい。主装置には
ボタン電話機が接続されるが、接続する数は局線の数と
同じか若しくはそれ以上である。また、主装置のボタン
電話機接続端子には、転送用外線局線を接続するが、こ
れも１本でも２本以上でもよい。この転送用外線局線
は、主装置のいずれか一つのボタン電話機接続端子に外
線局線を直接接続してもよく、或いは主装置を介して接
続するようにしてもよい。前者の場合は外線に転送する
ときの局線を確保することができ、後者では主装置で自
動的に空き回線を探して外線に転送することが可能とな
る。
【００１０】「ボタン電話機」とは、家電メーカーや電
信電話会社等が市販している一般的な電話機をいうが、
ＤＴＭＦ信号を送出することができるものであれば、機
能や形態は特に限定するものではない。ＤＴＭＦ信号は
音声周波数帯域の２周波の組み合わせで数字を表わすも
ので、プッシュホンに用いられる信号であるが、ＰＢ変
換トーン機能付きの電話機であってもよい。ボタン電話
装置では、この電話機から送出するＤＴＭＦ信号によっ
て他のボタン電話機を呼び出す、いわゆる内線転送を行
なうことができる。また、ボタン電話機を接続する主装
置としては、ボタン電話機から送出する保留信号や内線
転送するときに他のボタン電話機を呼び出す呼出信号に
よって作動するスイッチを備えたものであればよい。一
般的にはボタン電話機のフッキング操作によって、外線
の保留と接続が交互に繰り返される。例えば、内線転送
する場合、外線を受信した一のボタン電話機でフッキン
グして保留した後、該一のボタン電話機から所定のＤＴ
ＭＦ信号を送出し、所望の他のボタン電話機を呼び出
す。そして、外線を転送する旨をつげ、該一のボタン電
話機をオンフックすることによって内線同士の転送が行
なわれる。
信電話会社等が市販している一般的な電話機をいうが、
ＤＴＭＦ信号を送出することができるものであれば、機
能や形態は特に限定するものではない。ＤＴＭＦ信号は
音声周波数帯域の２周波の組み合わせで数字を表わすも
ので、プッシュホンに用いられる信号であるが、ＰＢ変
換トーン機能付きの電話機であってもよい。ボタン電話
装置では、この電話機から送出するＤＴＭＦ信号によっ
て他のボタン電話機を呼び出す、いわゆる内線転送を行
なうことができる。また、ボタン電話機を接続する主装
置としては、ボタン電話機から送出する保留信号や内線
転送するときに他のボタン電話機を呼び出す呼出信号に
よって作動するスイッチを備えたものであればよい。一
般的にはボタン電話機のフッキング操作によって、外線
の保留と接続が交互に繰り返される。例えば、内線転送
する場合、外線を受信した一のボタン電話機でフッキン
グして保留した後、該一のボタン電話機から所定のＤＴ
ＭＦ信号を送出し、所望の他のボタン電話機を呼び出
す。そして、外線を転送する旨をつげ、該一のボタン電
話機をオンフックすることによって内線同士の転送が行
なわれる。
【００１１】本発明は、このようなボタン電話装置の主
装置に、転送用の外線を接続することによって、外部の
第三者にも転送できるようにしたものである。転送用の
外線は、主装置のいずれかのボタン電話機接続端子に接
続する。従って、いずれか一のボタン電話機に着信した
外線を外部に転送する場合は、該一のボタン電話機を受
けた者が外線を保留にした後、所定のＤＴＭＦ信号を送
出することによって、該一のボタン電話機を転送用外線
に接続し、転送すべき相手先を呼び出す。そして、相手
先に転送する旨を伝え、受話器をオンフックすると自動
的に発信元と転送先が接続され、転送できることとな
る。このことは、内線転送と同様の要領で外線転送でき
ることにある。勿論、外線転送する場合には、転送先の
電話番号をダイヤルする必要はある。
装置に、転送用の外線を接続することによって、外部の
第三者にも転送できるようにしたものである。転送用の
外線は、主装置のいずれかのボタン電話機接続端子に接
続する。従って、いずれか一のボタン電話機に着信した
外線を外部に転送する場合は、該一のボタン電話機を受
けた者が外線を保留にした後、所定のＤＴＭＦ信号を送
出することによって、該一のボタン電話機を転送用外線
に接続し、転送すべき相手先を呼び出す。そして、相手
先に転送する旨を伝え、受話器をオンフックすると自動
的に発信元と転送先が接続され、転送できることとな
る。このことは、内線転送と同様の要領で外線転送でき
ることにある。勿論、外線転送する場合には、転送先の
電話番号をダイヤルする必要はある。
【００１２】転送用外線局線に接続して発信元と転送先
が通話する場合、減衰により通話が困難となることがあ
る。このため、転送用外線局線に別途増幅中継器を設け
るのが好ましい。
が通話する場合、減衰により通話が困難となることがあ
る。このため、転送用外線局線に別途増幅中継器を設け
るのが好ましい。
【００１３】また、本発明においては、発信元から受け
た電話を外線に転送する場合、転送元がＤＴＭＦ信号を
送出して転送用外線局線に接続したときにダイヤルトー
ンが送出されるようにしてもよい。これは、転送元の電
話機が転送用外線局線に接続された時点でＤＣ電源を接
続させることによって行なう。つまり、直流を入力させ
ることにより、直流ループを閉成させてダイヤルトーン
送出し、転送用外線に接続されたことを知らしめるもの
である。
た電話を外線に転送する場合、転送元がＤＴＭＦ信号を
送出して転送用外線局線に接続したときにダイヤルトー
ンが送出されるようにしてもよい。これは、転送元の電
話機が転送用外線局線に接続された時点でＤＣ電源を接
続させることによって行なう。つまり、直流を入力させ
ることにより、直流ループを閉成させてダイヤルトーン
送出し、転送用外線に接続されたことを知らしめるもの
である。
【００１４】さらに、本発明においては、一旦外部に転
送した後、転送先から転送元を呼び戻す機能を付与する
ようにしてもよい。この場合の転送元とは、転送先に転
送した一のボタン電話機に限定するものではなく、主装
置の機能からして所望のＤＴＭＦ信号の送出により任意
に選択できるボタン電話機を指す。転送元を呼び戻すに
は、先ず転送先からの操作により発信元の外線を主装置
において保留させる必要がある。従って、このために
は、主装置における保留回路を閉成させるための信号を
送出させる。一般的には主装置に接続されているボタン
電話機のからの保留信号と同じ信号を送出させる。本発
明では転送用外線局線にＤＴＭＦデコーダを接続し、こ
のデコーダで予め設定したＤＴＭＦ信号を受信して保留
信号送出リレーを作動させることによって発信元からの
外線を保留させるようにしている。このようにして、転
送先からＤＴＭＦ信号で保留した後、所定のＤＴＭＦ信
号を送出して所望の転送元の電話機を呼び出す。そし
て、転送先で再度ＤＴＭＦ信号を送出して保留を解除す
ることにより、発信元と転送元が接続され、通話するこ
とが可能となる。
送した後、転送先から転送元を呼び戻す機能を付与する
ようにしてもよい。この場合の転送元とは、転送先に転
送した一のボタン電話機に限定するものではなく、主装
置の機能からして所望のＤＴＭＦ信号の送出により任意
に選択できるボタン電話機を指す。転送元を呼び戻すに
は、先ず転送先からの操作により発信元の外線を主装置
において保留させる必要がある。従って、このために
は、主装置における保留回路を閉成させるための信号を
送出させる。一般的には主装置に接続されているボタン
電話機のからの保留信号と同じ信号を送出させる。本発
明では転送用外線局線にＤＴＭＦデコーダを接続し、こ
のデコーダで予め設定したＤＴＭＦ信号を受信して保留
信号送出リレーを作動させることによって発信元からの
外線を保留させるようにしている。このようにして、転
送先からＤＴＭＦ信号で保留した後、所定のＤＴＭＦ信
号を送出して所望の転送元の電話機を呼び出す。そし
て、転送先で再度ＤＴＭＦ信号を送出して保留を解除す
ることにより、発信元と転送元が接続され、通話するこ
とが可能となる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１６】図１は本発明に係る外線転送装置１の接続
状態を示す概略図である。この外線転送装置１は、主装
置２及び該主装置２に接続されたボタン電話機３より構
成されるボタン電話装置４において、該主装置２に転送
用外線局線５を接続したものである。本例における転送
用外線局線５は、主装置２のボタン電話機接続端子に接
続したもので、該主装置２を介して局線６に接続してい
る。つまり、２つのボタン電話機接続端子を相互に接続
したものである。従って、２つのボタン電話機接続端子
のいずれか一を他のボタン電話機３から所定のＤＴＭＦ
信号で呼び出すことによって、外線に接続されることと
なる。この場合、主装置２により自動的に空き回線に接
続される。しかし、外線が全て使用されていると、外部
に転送できないことになる。このため、図２に示すよう
に転送用外線局線５を主装置２を介さずに、接続させる
ようにしてもよい。
状態を示す概略図である。この外線転送装置１は、主装
置２及び該主装置２に接続されたボタン電話機３より構
成されるボタン電話装置４において、該主装置２に転送
用外線局線５を接続したものである。本例における転送
用外線局線５は、主装置２のボタン電話機接続端子に接
続したもので、該主装置２を介して局線６に接続してい
る。つまり、２つのボタン電話機接続端子を相互に接続
したものである。従って、２つのボタン電話機接続端子
のいずれか一を他のボタン電話機３から所定のＤＴＭＦ
信号で呼び出すことによって、外線に接続されることと
なる。この場合、主装置２により自動的に空き回線に接
続される。しかし、外線が全て使用されていると、外部
に転送できないことになる。このため、図２に示すよう
に転送用外線局線５を主装置２を介さずに、接続させる
ようにしてもよい。
【００１７】この外線転送装置１の使用方法を説明する
と、先ず、発信元からの電話をいずれか一のボタン電話
機３で受信する。発信元の電話を外部に転送する必要が
ある場合には、受信したボタン電話機３が転送元となっ
て、該ボタン電話機３の操作により保留状態にする。こ
の操作は、一般的には、電話機のフックボタンを押すこ
とによって行なわれるが、他に設けられた保留ボタンを
押すようにしたものでもよい。保留にした後、該ボタン
電話機３からＤＴＭＦ信号を送出して転送用外線局線５
と接続する。そして、転送すべき相手にダイヤルし、転
送先と通話した後、該ボタン電話機３の受話器をオンフ
ックすれば、発信元と転送先が接続され転送が完了する
こととなる。
と、先ず、発信元からの電話をいずれか一のボタン電話
機３で受信する。発信元の電話を外部に転送する必要が
ある場合には、受信したボタン電話機３が転送元となっ
て、該ボタン電話機３の操作により保留状態にする。こ
の操作は、一般的には、電話機のフックボタンを押すこ
とによって行なわれるが、他に設けられた保留ボタンを
押すようにしたものでもよい。保留にした後、該ボタン
電話機３からＤＴＭＦ信号を送出して転送用外線局線５
と接続する。そして、転送すべき相手にダイヤルし、転
送先と通話した後、該ボタン電話機３の受話器をオンフ
ックすれば、発信元と転送先が接続され転送が完了する
こととなる。
【００１８】図３は、本発明の他の実施例を示すもの
で、一のボタン電話機３から転送用外線局線５が接続さ
れている番地をＤＴＭＦ信号で呼び出すと同時にダイヤ
ルトーンが送出されるようにしたものである。これは、
所定のＤＴＭＦ信号を送出して転送用外線局線５に接続
すると同時に直流入力リレー７を作動させ、ＤＣ電源に
接続することにより行なう。
で、一のボタン電話機３から転送用外線局線５が接続さ
れている番地をＤＴＭＦ信号で呼び出すと同時にダイヤ
ルトーンが送出されるようにしたものである。これは、
所定のＤＴＭＦ信号を送出して転送用外線局線５に接続
すると同時に直流入力リレー７を作動させ、ＤＣ電源に
接続することにより行なう。
【００１９】図４は、本発明のさらに他の実施例を示す
もので、発信元の電話を転送先に転送した後、さらに転
送先から転送元に呼び戻すようにしたものである。
もので、発信元の電話を転送先に転送した後、さらに転
送先から転送元に呼び戻すようにしたものである。
【００２０】これは、図に示すように転送用外線局線５
に設けたＤＴＭＦデコーダ８で保留リレー９を作動さ
せ、切断信号を送出することによって行なう。本例で
は、５００ms〜７５０msの切断信号を送出することによ
りフッキング信号と同じ信号を送るようにしている。つ
まり、主装置２の保留を起動させる信号と同等の信号
を、転送先の電話機からのＤＴＭＦ信号で作動するリレ
ーによって該主装置２に送るようにしたものであればよ
い。
に設けたＤＴＭＦデコーダ８で保留リレー９を作動さ
せ、切断信号を送出することによって行なう。本例で
は、５００ms〜７５０msの切断信号を送出することによ
りフッキング信号と同じ信号を送るようにしている。つ
まり、主装置２の保留を起動させる信号と同等の信号
を、転送先の電話機からのＤＴＭＦ信号で作動するリレ
ーによって該主装置２に送るようにしたものであればよ
い。
【００２１】従って、発信元が再び転送元と話をしたい
場合などにおいて、転送先が所定のＤＴＭＦ信号を送出
（本例では０と＃）して保留リレー９を起動させ、発信
元の電話を保留にする。そして、ＤＴＭＦ信号を送出し
て任意の転送元を呼び出す。この時点で転送先と転送元
が通話することができる。さらに転送先の受話器をオン
フックすることによって、発信元と転送元の通話が可能
となる。
場合などにおいて、転送先が所定のＤＴＭＦ信号を送出
（本例では０と＃）して保留リレー９を起動させ、発信
元の電話を保留にする。そして、ＤＴＭＦ信号を送出し
て任意の転送元を呼び出す。この時点で転送先と転送元
が通話することができる。さらに転送先の受話器をオン
フックすることによって、発信元と転送元の通話が可能
となる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明に係る外線転送方法
は、内線転送する場合と同様の要領で外部に転送するこ
とができるので、任意の電話機から外部に転送すること
ができるので、操作が極めて簡単となる。外線転送装置
においては、外線局線を複数接続することができるの
で、一の外線局線が転送中であっても他の外線局線で受
信することができる。また、転送先からのＤＴＭＦ信号
の送出により保留させることができる呼び戻し機能を付
加することにより、発信元、転送先及び任意の転送元が
交互に通話することも可能となる。
は、内線転送する場合と同様の要領で外部に転送するこ
とができるので、任意の電話機から外部に転送すること
ができるので、操作が極めて簡単となる。外線転送装置
においては、外線局線を複数接続することができるの
で、一の外線局線が転送中であっても他の外線局線で受
信することができる。また、転送先からのＤＴＭＦ信号
の送出により保留させることができる呼び戻し機能を付
加することにより、発信元、転送先及び任意の転送元が
交互に通話することも可能となる。
【図１】本発明装置の一例を示す概略図である。
【図２】本発明装置の他の例を示す概略図である。
【図３】本発明装置に直流入力リレーを設けた概略図で
ある。
ある。
【図４】本発明装置に保留リレーを設けた概略図であ
る。
る。
１ 外線転送装置 ２ 主装置 ３ ボタン電話機 ４ ボタン電話装置 ５ 転送用外線局線 ６ 局線 ７ 直流入力リレー ８ ＤＴＭＦデコーダ ９ 保留リレー
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の外線局線に接続され複数のボタン
電話機とこれらを制御する主装置より構成されるもので
あり、いずれか一のボタン電話機から他のボタン電話機
をＤＴＭＦ信号で呼び出すことによって内線転送を可能
としたボタン電話装置において、いずれか一の局線から
呼び出された一のボタン電話機の操作により該主装置内
の保留ループ回路で局線のループを保持した状態で、該
一のボタン電話機から所定のＤＴＭＦ信号を送出するこ
とにより、他のボタン電話機接続端子に接続された転送
用外線局線に該一のボタン電話機を接続させ、該一のボ
タン電話機で第三者に外線通話した後、該主装置内の保
留ループを解除し、外線局線を転送用外線局線に転送す
ることを特徴とする外線転送方法。 - 【請求項２】 ボタン電話機接続端子に接続される転送
用外線局線は、主装置を介して接続されるものである請
求項１記載の外線転送方法。 - 【請求項３】 ボタン電話機接続端子に接続された転送
用外線局線に設けられたＤＴＭＦデコーダによって、外
線転送先からＤＴＭＦ信号を送出することより保留信号
送出リレーを作動させ、主装置内の保留ループを閉成さ
せた後、該主装置に接続されているいずれか一のボタン
電話機を所定のＤＴＭＦ信号を送出して呼び出すもので
ある請求項１又は請求項２記載の外線転送方法。 - 【請求項４】 複数の外線局線に接続され複数のボタン
電話機とこれらを制御する主装置より構成されるもので
あり、いずれか一のボタン電話機から他のボタン電話機
をＤＴＭＦ信号で呼び出すことによって内線転送を可能
としたボタン電話装置において、該主装置のボタン電話
機接続端子に、転送用外線局線を接続したことを特徴と
する外線転送装置。 - 【請求項５】 ボタン電話機接続端子に接続される転送
用外線局線は、主装置を介して接続されるものである請
求項４記載の外線転送装置。 - 【請求項６】 ボタン電話機接続端子に接続される転送
用外線局線には、ＤＴＭＦデコーダ及び該ＤＴＭＦデコ
ーダによって作動する保留信号送出リレーが設けられた
ものである請求項４または請求項５記載の外線転送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054591A JPH0730938A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 外線転送方法及び外線転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054591A JPH0730938A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 外線転送方法及び外線転送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730938A true JPH0730938A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=14276921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10054591A Pending JPH0730938A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 外線転送方法及び外線転送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730938A (ja) |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP10054591A patent/JPH0730938A/ja active Pending
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