JPH0730722A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0730722A
JPH0730722A JP5175424A JP17542493A JPH0730722A JP H0730722 A JPH0730722 A JP H0730722A JP 5175424 A JP5175424 A JP 5175424A JP 17542493 A JP17542493 A JP 17542493A JP H0730722 A JPH0730722 A JP H0730722A
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Japan
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JP5175424A
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Shinichi Wakahara
真一 若原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取手段によって原稿の位置および原稿サイ
ズを検出して、検出可能な原稿サイズの制約を少なく
し、かつプリスキャン動作による原稿に対する読取開始
の遅れを防止する。 【構成】 背面板22は、原稿地肌部と異なる均一の色濃
度になるように着色され、原稿の幅より広く形成する。
ラインイメージセンサ19は、読取位置Aで原稿および背
面板22を走査し、図示を省略したCPUは、ラインイメ
ージセンサ19からのラインイメージ信号によって原稿と
背面板22との境を検出して、原稿先端の両コーナ,原稿
両側端および原稿後端をそれぞれ検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ,フ
ァクシミリ,ディジタル複写機等において適用される画
像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿をコンタクトガラス上に載置
して原稿画像を読み取る画像読取装置では、フォトイン
タラプタ等のセンサによって原稿の位置や原稿サイズを
検知している。画像読取装置は、例えば検知した原稿位
置に基づいて原稿に対する読取開始および読取完了のそ
れぞれのタイミングを設定し、また画像読取装置に対し
て画像情報と共に、検知した原稿サイズに対応する記録
紙サイズの選択信号を送出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような画像読取装置では、フォトインタラプタ等のセ
ンサの設置個数が制約されるため、検知可能な原稿サイ
ズも制約され、一般に、原稿サイズが不定型サイズであ
る場合、原稿サイズを検知することができない。さら
に、原稿の位置や原稿サイズを検知するプリスキャン動
作が、原稿に対する読み取りの前に実行されるので、原
稿に対する読取開始が遅れる。
【0004】本発明の目的は、読取手段によって原稿の
位置および原稿サイズが検出されて、検出可能な原稿サ
イズの制約が少なく、かつプリスキャン動作により原稿
に対する読取開始が遅れない画像読取装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、読取位置で原稿を光学的に
読み取る読取手段を備えた画像読取装置において、前記
読取位置に設けられ、かつ原稿地肌部と異なる色濃度を
有する背面板と、前記読取手段によって前記背面板と原
稿との境を読み取らせ、かつ読取手段からの読取信号に
よって原稿先端における両コーナの位置を検出する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】さらに、第2の手段は、前記制御手段が、
前記読取信号によって原稿両側端の位置を検出し、かつ
原稿幅方向において前記原稿先端の両コーナの位置と前
記原稿両側端の位置とが一致した場合、原稿先端の両コ
ーナの位置を確定することを特徴とする。
【0007】さらに、第3の手段は、前記制御手段が、
前記読取信号によって原稿後端を検出して原稿の先端か
ら後端までの距離を算出することを特徴とする。
【0008】さらに、第4の手段は、前記制御手段が、
前記読取信号によって前記背面板と原稿との境を検出
し、かつ前記境および境より外側の領域から得られた画
像データを白色に対応する画像データに置換することを
特徴とする。
【0009】さらに、第5の手段は、前記制御手段が、
前記読取信号によって前記背面板と原稿との境を検出
し、かつ前記境および境より外側の領域から得られた画
像データを原稿地肌部から得られた画像データに置換す
ることを特徴とする。
【0010】さらに、第6の手段は、前記制御手段が、
前記原稿先端の両コーナの位置によって原稿の傾斜角度
を検出し、かつ前記傾斜角度を装置外部に通知すること
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記の第1の手段によれば、読取位置に設けら
れ原稿地肌部と異なる色濃度を有する背面板と、読取手
段によって背面板と原稿との境を読み取らせ、かつ読取
手段からの読取信号で原稿先端における両コーナの位置
を検出する制御手段とによって、制御手段が原稿先端の
両コーナの位置をそれぞれ検出して、原稿先端の位置お
よび原稿幅を検出する。
【0012】さらに、第2の手段によれば、読取信号で
原稿両側端の位置を検出し、かつ原稿幅方向において原
稿先端の両コーナの位置と原稿両側端の位置とが一致し
た場合、原稿先端の両コーナの位置を確定する制御手段
によって、制御手段が、原稿幅方向において原稿先端の
両コーナの位置と原稿両側端の位置とが一致した場合に
検出エラーが発生していないと判断して、検出した原稿
先端両コーナの位置を確定する。
【0013】さらに、第3の手段によれば、読取信号で
原稿後端を検出して原稿先端から後端までの距離を算出
する制御手段によって、制御手段が原稿の長さを検出す
る。
【0014】さらに、第4の手段によれば、読取信号で
背面板と原稿との境を検出し、かつ境および境より外側
の領域の画像データを白色に対応する画像データに置換
する制御手段によって、原稿端部付近の地肌部である余
白領域の画像データと余白領域より外側の領域の画像デ
ータとの出力値が近似する。
【0015】さらに、第5の手段によれば、読取信号で
背面板と原稿との境を検出し、かつ境および境より外側
の領域の画像データを原稿地肌部の画像データに置換す
る制御手段によって、原稿端部付近の地肌部である余白
領域の画像データと余白領域より外側の領域の画像デー
タとの出力値が等しくなる。
【0016】さらに、第6の手段によれば、原稿の傾斜
角度を検出し、かつ傾斜角度を装置外部に通知する制御
手段によって、装置外部に読取時の原稿の傾斜角度が通
知される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】図2は本発明の画像読取装置の一実施例を
示す外観斜視図であって、1は画像読取装置の本体、2
は本体1の上に載置されたADF(自動原稿搬送装置)、
3はADF2に設けられ原稿を押圧する圧板、4は排紙
トレイである。
【0019】図3は本実施例の概略を示す構成図であっ
て、ADF2は、原稿載置台5の一側に設けられた半円
状のコロ6、このコロ6によって搬送される原稿載置台
5上の原稿を1枚ずつ分離して給紙する分離コロ7aと
フィードローラ7b、分離された原稿を搬送する搬送ロ
ーラ対8,9、ガイドコロ10、ガイドコロ10と搬送ロー
ラ対9との間に設けられて原稿をコンタクトガラス11に
押圧する押え板12、排紙ローラ対13などから構成されて
いる。
【0020】また、画像読取装置の本体1内には、光源
14、反射ミラー15,16,17、レンズ18、CCD(電荷結
合素子)によって構成されたラインイメージセンサ19等
を備えた読取手段が配置されている。
【0021】図3において、ADF2は本体1のコンタ
クトガラス11を覆う閉鎖位置にあり、ADF2の原稿載
置台5に載置された原稿は、コロ6によって搬送され、
分離コロ7aとフィードローラ7bとによって1枚ずつ分
離搬送されて、搬送ローラ対8とガイドコロ10とによっ
てコンタクトガラス11と押え板12との間へ送り込まれ
る。この押え板12とコンタクトガラス11との間の読取位
置で、原稿は読取手段によって原稿画像が読み取られ
る。この読取動作の完了後、原稿は搬送ローラ対9と排
紙ローラ対13とによって排紙トレイ4へ排紙される。
【0022】図1は本実施例における読取手段および押
え板を示す構成図であって、21は原稿を検知する紙検知
センサ、22は押え板12のコンタクトガラス11との対向面
に固定された背面板であり、背面板22は、表面が原稿の
地肌部と異なる均一の色濃度となるように黒色に着色さ
れ、さらに主走査方向において原稿の幅より広く形成さ
れている。
【0023】図4は本実施例における制御部の構成を示
すブロック図であって、31は装置全体を制御するCPU
(中央処理装置)、32はROM(リードオンリーメモリ)、
33はRAM(ランダムアクセスメモリ)、34はCPU31か
らの制御信号によりモータ23の駆動を制御するモータ駆
動回路、35はCPU31からの制御信号により光源14の発
光を制御する光源駆動回路、36はラインイメージセンサ
19から出力されたラインイメージ信号に対して各種の処
理を行う画像処理部、37は紙検知センサ21等の各種セン
サからの検知信号を変換してデータバス40に入力するセ
ンサ信号処理部、38は画像処理部36およびホスト装置39
をデータバス40に接続するためのインタフェースであ
る。
【0024】紙検知センサ21は、搬送されている原稿を
検知し、CPU31は紙検知センサ21からの検知信号によ
って原稿の位置を検出し、原稿の先端が図1に示す読取
位置Aの直前にくるタイミングで光源14を発光させると
ともに、モータ23の回転速度を低下させて原稿の移動速
度を高速の搬送速度から低速の読取速度に低下させる。
このとき、モータ駆動回路34はモータ23に一定周期で駆
動パルスを出力し、モータ23は1つの駆動パルスの入力
ごとに副走査方向における読取間隔(ドットピッチ)だけ
原稿を搬送する。CPU31は、前記駆動パルスを計数す
るラインカウンタ(図示省略)を備えており、ラインカウ
ンタの計数値によって副走査方向における原稿の移動距
離を検出し、さらに駆動パルスに同期させてラインイメ
ージセンサ19にライン同期信号を出力する。また、ライ
ンイメージセンサ19は、ライン同期信号を受けて読取位
置Aで主走査線上を走査してラインイメージ信号を出力
する。
【0025】図5,図6および図7は、それぞれライン
イメージ信号の出力とエッジ検出信号の分布とを示す特
性図である。
【0026】ラインイメージセンサ19は、読取動作初期
に背面板22を走査して、図5に示すように一定出力のラ
インイメージ信号を出力する。ここで、背面板22は、前
述したように原稿において画像が形成されていない領域
である地肌部と異なる色濃度となるように着色されてお
り、一般的な原稿地肌部の色濃度がオプティカルデンシ
ティ値で0.1程度であるので、ラインイメージセンサ19
によって原稿地肌部との色濃度差を十分検出できるよう
に濃い色に着色されている。
【0027】読取開始後、原稿先端が読取位置Aに到着
すると、ラインイメージセンサ19が、原稿地肌部である
余白領域を走査するので、図6に示すように主走査方向
において原稿幅に対応する範囲でラインイメージ信号の
出力が低下し、さらに原稿が搬送されると、ラインイメ
ージセンサ19が原稿の画像領域を走査するので、図7に
示すように原稿画像に対応してラインイメージ信号の出
力が変化する。
【0028】ラインイメージセンサ19は、主走査方向の
読取画素数と等しいN個の受光部(図示省略)を備えてい
る。各受光部には1からNまでの画素ナンバーが付され
ており、各受光部はそれぞれ主走査方向に配列した画素
に対応しているので、画素ナンバーは、主走査方向にお
ける位置を示すアドレスとなっている。CPU31は、ラ
インイメージ信号の出力を画素ナンバーに対応させ分割
して記憶する。
【0029】図8はエッジ抽出フィルタの一例の説明図
である。
【0030】CPU31は、連続した3つのラインイメー
ジ信号をプログラム上における公知のエッジフィルタに
より演算処理して、原稿と背面板22との境を検出する。
【0031】図8において、注目画素に対応するライン
イメージ信号の出力がD、注目画素に隣接する4つの画
素に対応するラインイメージ信号のそれぞれの出力がD
a,Db,Dc,Ddである場合、CPU31は、|4D−
(Da+Db+Dc+Dd)|によって得られた値が予め設定
された判別値より大きければ、注目画素の位置を原稿と
背面板22との境、つまり原稿端であると判断する。CP
U31は、注目画素の位置が原稿端であることを判断した
ならば、注目画素に対応する画素ナンバーのエッジ検出
信号をL(低)レベルからH(高)レベルにする。このこと
により、原稿先端が検出された場合、図6に示すように
原稿幅の範囲内のすべてのエッジ検出信号がHレベルに
なり、原稿の両側端が検出された場合、図7に示すよう
に原稿の両端に対応する位置だけでエッジ検出信号がH
レベルになる。また、原稿後端が検出された場合のエッ
ジ検出信号は、図6の原稿先端が検出された場合と同じ
パターンになる。
【0032】CPU31は、原稿の先端を検出することに
より、モータ23に出力される駆動パルスを計数するライ
ンカウンタの計数値をリセットし、さらに原稿先端の両
コーナに対応する2つの画素ナンバーn1,n2によって
原稿幅を算出する。CPU31は、ラインカウンタの計数
値によって先端が検出されてからの原稿の移動距離を算
出し、さらに一定距離だけ原稿が搬送されたタイミング
で、原稿の両側端に対応する画素ナンバーn1′,n2′
が原稿先端の両コーナに対応する画素ナンバーn1,n2
と一致することを確認する。画素ナンバーn1′とn1,
n2′とn2がそれぞれ一致した場合、CPU31は原稿先
端の両コーナが正しく検出されたと判断して、画素ナン
バーn1,n2によって算出された原稿幅を確定し、かつ
ラインカウンタの計数値によってトラッキングされてい
る原稿の移動距離が正しいものと判断する。また、画素
ナンバーn1′,n2′とn1,n2とが一致しなかった場
合、CPU31は原稿の先端の両コーナまたは両側端に対
する検出がエラーであったと判断するか、あるいは原稿
における他の位置で得られた画素ナンバーn1′,n2′
を原稿先端の両コーナに対応する画素ナンバーn1,n2
と再び比較して、検出エラーの有無を再び確認する。
【0033】さらに、CPU31は、原稿の後端を検出し
たならば、原稿に対する読み取りを完了するとともに、
後端を検出したタイミングにおけるラインカウンタの計
数値によって原稿の長さを算出し、この原稿の長さおよ
び原稿先端の両コーナの位置から算出した原稿幅によっ
て原稿サイズを判断する。CPU31は、画像データとと
もに、原稿サイズに対応するデータをホスト装置や画像
形成装置等に出力する。
【0034】読取開始から読取完了までの走査によって
得られたラインイメージ信号は、ページ単位の画像デー
タとしてRAM33によって記憶される。しかし、原稿に
対する読取時には、原稿と共に背面板22も読み取られて
いるため、前記ページ単位の画像データには、原稿画像
に対応する画像データおよび黒色の背面板22に対応する
画像データが含まれている。このような画像データによ
って画像を再生した場合、再生画像において背面板22に
対応する領域が黒色になってしまう。このことを防止す
るため、CPU31は、ラインイメージ信号において原稿
端および原稿端より外側の領域から得られた部分をマス
キングデータに置換する。
【0035】マスキングデータとしては、その出力が白
色に対応する0レベルの信号を用いる。このことによ
り、再生画像において原稿端および原稿端より外側の領
域が白色に再生されるので、背面板22に対応する領域が
黒色になることを防止でき、原稿余白領域と背面板22の
領域との境を目立たなくすることができる。
【0036】あるいは、図6に示す原稿余白領域を走査
して得られた出力がLbレベルの信号をマスキングデー
タとして用いる。このことにより、再生画像において背
面板22に対応する領域を原稿余白領域と同色に再生で
き、原稿余白領域と背面板22との境をなくすことができ
る。
【0037】図9は本実施例におけるスキューの検出方
法の説明図である。
【0038】原稿載置台5に原稿が斜めに載置された
り、分離給紙時に原稿が斜めになったりすることによ
り、原稿が傾斜して搬送されるスキューが発生すること
がある。スキューが発生した場合、読取位置Aにおい
て、原稿先端の一方のコーナE1だけが先に検出され
て、コーナE1の位置に対応する画素ナンバーのエッジ
検出信号がHレベルになり、次に、他方のコーナE2が
検出されて、コーナE2の位置に対応する画素ナンバー
のエッジ検出信号がHレベルになる。CPU31は、コー
ナE1検出時のラインカウンタの計数値およびHレベル
になったエッジ検出信号の画素ナンバーによって、コー
ナE1の座標(x1,y1)を求め、さらにコーナE2検出時
のラインカウンタの計数値およびHレベルになったエッ
ジ検出信号の画素ナンバーによって、コーナE2の座標
(x2,y2)を求めることにより、原稿の傾斜角度を算出
して、この傾斜角度をホスト装置39に通知する。
【0039】原稿の傾斜角度が通知されたホスト装置39
は、傾斜角度が一定値以上の場合に画像読取装置に対し
て読取中止命令を出力したり、あるいは傾斜角度に対応
させて画像データの補正をしたりする。
【0040】以上説明したように、本実施例の画像読取
装置によれば、原稿が読取手段によって読取可能な大き
さであれば、不定型サイズであっても原稿サイズを検知
でき、かつ原稿に対するプリスキャン動作と読み取りと
が同時に実行されるので、プリスキャン動作によって読
取開始が遅れることを防止できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、制御手段が原稿先端の両コーナの位置をそ
れぞれ検出して、原稿先端の位置および原稿幅を検出す
ることにより、原稿に対する原稿幅および原稿先端位置
の検出を原稿に対する読み取りと同時に実行でき、かつ
原稿が不定型サイズであっても原稿幅を検出できる。
【0042】さらに、第2の手段によれば、制御手段
が、原稿幅方向において原稿先端の両コーナの位置と原
稿両側端の位置とが一致した場合に検出エラーが発生し
ていないと判断して、検出した原稿先端両コーナの位置
を確定することにより、原稿先端に対する検出データの
信頼性を向上できる。
【0043】さらに、第3の手段によれば、制御手段が
原稿先端から後端までの距離を算出して原稿の長さを検
出することにより、原稿が不定型サイズであっても原稿
の長さを検出できる。
【0044】さらに、第4の手段によれば、原稿端部付
近の地肌部である余白領域の画像データと余白領域より
外側の領域の画像データとの出力値が近似することによ
り、再生画像において余白領域と余白領域より外側の領
域とに対応する画像を略同色に再生できる。
【0045】さらに、第5の手段によれば、原稿端部付
近の地肌部である余白領域の画像データと余白領域より
外側の領域の画像データとの出力値が等しくなることに
より、再生画像において余白領域と余白領域より外側の
領域とに対応する画像を同色に再生できる。
【0046】さらに、第6の手段によれば、装置外部に
読取時の原稿の傾斜角度が通知されることにより、例え
ば、原稿の傾斜角度が通知されたホスト装置によって読
取中止命令を出力させたり、傾斜角度に対応させて画像
データを補正したりすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施例における読取
手段および押え板を示す構成図である。
【図2】本実施例の外観斜視図である。
【図3】本実施例の概略を示す構成図である。
【図4】本実施例における制御部の構成を示すブロック
図である。
【図5】ラインイメージ信号の出力とエッジ検出信号の
分布とを示す特性図である。
【図6】ラインイメージ信号の出力とエッジ検出信号の
分布とを示す特性図である。
【図7】ラインイメージ信号の出力とエッジ検出信号の
分布とを示す特性図である。
【図8】エッジ抽出フィルタの一例の説明図である。
【図9】本実施例における原稿スキューの検出方法の説
明図である。
【符号の説明】
2…ADF(自動原稿搬送装置)、 11…コンタクトガラ
ス、 12…押え板、 19…ラインイメージセンサ、 22
…背面板、 23…モータ、 31…CPU(中央処理装
置)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取位置で原稿を光学的に読み取る読取
    手段を備えた画像読取装置において、前記読取位置に設
    けられ、かつ原稿地肌部と異なる色濃度を有する背面板
    と、前記読取手段によって前記背面板と原稿との境を読
    み取らせ、かつ読取手段からの読取信号によって原稿先
    端における両コーナの位置を検出する制御手段とを備え
    たことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記読取信号によって
    原稿両側端の位置を検出し、かつ原稿幅方向において前
    記原稿先端の両コーナの位置と前記原稿両側端の位置と
    が一致した場合、原稿先端の両コーナの位置を確定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記読取信号によって
    原稿後端を検出して原稿の先端から後端までの距離を算
    出することを特徴とする請求項1または2記載の画像読
    取装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記読取信号によって
    前記背面板と原稿との境を検出し、かつ前記境および境
    より外側の領域から得られた画像データを白色に対応す
    る画像データに置換することを特徴とする請求項1,2
    または3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記読取信号によって
    前記背面板と原稿との境を検出し、かつ前記境および境
    より外側の領域から得られた画像データを原稿地肌部か
    ら得られた画像データに置換することを特徴とする請求
    項1,2または3記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記原稿先端の両コー
    ナの位置によって原稿の傾斜角度を検出し、かつ前記傾
    斜角度を装置外部に通知することを特徴とする請求項
    1,2,3,4または5記載の画像読取装置。
JP5175424A 1993-07-15 1993-07-15 画像読取装置 Pending JPH0730722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203523A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置および画像形成装置
JP2015012430A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

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