JPH0730433Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0730433Y2
JPH0730433Y2 JP3325391U JP3325391U JPH0730433Y2 JP H0730433 Y2 JPH0730433 Y2 JP H0730433Y2 JP 3325391 U JP3325391 U JP 3325391U JP 3325391 U JP3325391 U JP 3325391U JP H0730433 Y2 JPH0730433 Y2 JP H0730433Y2
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JP
Japan
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lamp
opening
lamp body
attached
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JP3325391U
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English (en)
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JPH04127030U (ja
Inventor
洋一 波多野
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばマップランプな
ど、カバーを外して灯具本体の開口部から操作してその
灯具本体を車体に取り付ける車両用灯具に係り、特に作
業性や安全性に優れた車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具、例えばマッ
プランプは、一般に、開口部を設けた灯具本体と、その
灯具本体内に設けた光源バルブと、その光源バルブと電
源とを接続した配線と、前記開口部の縁に着脱可能に取
り付けてその開口部を覆うカバーとを備える。そして、
灯具本体を車体に取り付ける際には、前記カバーを灯具
本体から外して開口部を開け、その開口部から操作して
灯具本体を車体に取り付けるものである。かくして、前
記光源バルブを点灯することにより、その光源バルブか
らの光が所定の位置に照射される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具は、カバーを灯具本体の開口部の縁にただ
単に着脱可能に取り付けてその開口部をカバーで覆うも
のであるから、灯具本体を車体に取り付ける際に、灯具
本体から取り外したカバーと灯具本体とはそれぞれ別個
のものとなる。このために、カバーを取り外す際に誤っ
て落としたりすると、そのカバーが作業者に当って怪我
をしたり、あるいはそのカバーが床に落ちて破損したり
する虞がある。また、灯具本体を車体に取り付ける間、
取り外したカバーを保管管理しておく必要があり、その
分灯具本体の取付作業が煩雑となるなどの問題がある。
【0004】本考案の目的は、安全性と作業性の良い車
両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、光源バルブと
電源とを接続する配線をカバーに取り付けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本考案は、上記の構成により、カバーを取り外
す際に誤って落としたりしても、カバーは配線を介して
灯具本体に繋がれているので、カバーが作業者に当って
怪我をしたり、あるいはそのカバーが床に落ちて破損し
たりする虞がない。また、取り外したカバーと灯具本体
とは配線を介して繋がっているので、灯具本体を車体に
取り付ける間、そのカバーを保管管理しておく必要がな
く、その分作業性が向上される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の車両用灯具の一実施例を添付
図面を参照して説明する。この例は、マップランプにつ
いて説明する。図において、1はマップランプを取り付
ける車体で、運転室の天井の部分を示す。この車体1に
例えば2個のボルト挿通孔(図示せず)を設けると共
に、この車体1の内側に2個のナット10を、前記ボル
ト挿通孔とナット10のねじ穴を合致させて圧接などに
よりそれぞれ固定する。図において、2および3は上ハ
ウジングおよび下ハウジングである。この上ハウジング
2および下ハウジング3は、中空状の断面ほぼ卵形状を
なし、小径部分の中間部に凹部230を設ける。この凹
部230には、インサイドリヤビュミラー(図示せず)
のステーが位置する。前記上ハウジング2の中央部分に
開口部20を開設し、かつこの上ハウジング2に段部状
の下ハウジング取付用の取付座21と凹部状の中ハウジ
ング取付用の取付座22をそれぞれ設ける。一方、前記
下ハウジング3の大径部分にレンズ組み込み用の開口部
30とスイッチ組み込み用の開口部(図示せず)とをそ
れぞれ2個ずつ設けると共に、そのレンズ組み込み用の
開口部30の縁に係合溝35を設ける。この下ハウジン
グ3の小径部に操作用の開口部31を設けると共に、そ
の操作用の開口部31の縁に係合部34を設ける。この
下ハウジング3に取付ボス部32を一体に突設し、かつ
その取付ボス部32のうち、前記操作用の開口部31の
縁に位置する取付ボス部32に係合凸部33を設ける。
前記上ハウジング2の取付座21と前記下ハウジング3
の取付ボス部32とを、後述するブラケット6を介在さ
せてスクリュウ231により取り付けて、中空状の断面
ほぼ卵形状をなすハウジング2および3を形成する。
【0008】図において、4は底面が開口した中空状の
ほぼ立方体をなす中ハウジングである。この中ハウジン
グ4の上部に取付ボス部40を設けると共に、その中ハ
ウジング4の上部にベース41をリベットで固定する。
このベース41にプラス用のターミナル兼ホルダ42と
マイナス用のターミナル兼ホルダ43とをリベットによ
り固定する。この中ハウジング4の取付ボス部40と前
記上ハウジング2の取付座22とを、後述するブラケッ
ト6を介在させてスクリュウ231により取り付けると
共に、この中ハウジング4の下面開口部を前記下ハウジ
ング3のレンズ組み込み用の開口部30の縁に嵌合し
て、この2個の中ハウジング4を前記上ハウジング2お
よび下ハウジング3に組み込む。
【0009】図において、5はレンズである。このレン
ズ5の端部に係合爪50を設ける。このレンズ5の係合
爪50を前記下ハウジング3の係合溝35に係合して、
2個のレンズ5を下ハウジング3の2個の開口部30に
それぞれ着脱可能に組み込む。このレンズ5と前記中ハ
ウジング4とにより、2個の灯室51が画成される。図
において、6は前記上ハウジング2の取付座21と前記
下ハウジング3の取付ボス部32との間、および前記中
ハウジング4の取付ボス部40と前記上ハウジング2の
取付座22との間にそれぞれ介在させたブラケットであ
る。このブラケット6にボルト挿通孔(図示せず)を、
前記車体1のボルト挿通孔およびナット10のねじ穴と
対応させて設ける。60は前記下ハウジング3の2個の
開口部にそれぞれ取り付けたスイッチである。前記上ハ
ウジング2、下ハウジング3、中ハウジング4、レンズ
5、ブラケット6などがマップランプの灯具本体Aを構
成する。
【0010】図において、7は光源バルブである。この
2個の光源バルブ7を前記プラス用ターミナル兼ホルダ
42とマイナス用のターミナル兼ホルダ43とにそれぞ
れ保持させて、その2個の光源バルブ7を2個の灯室5
1内の所定の位置にそれぞれ位置させる。図において、
70は前記灯室51内に配設したリフレクタである。こ
のリフレクタ70は、前記光源バルブ7からの光を反射
させて、その反射光を前記レンズ5を経て所定の位置に
照射させるものである。
【0011】図5中において、71は電源(バッテリ
ー)である。この電源71と前記2個の光源バルブ7と
を接続する。すなわち、電源71と灯具本体A内に配設
された電源側のコネクタ72とを第1配線73で接続
し、その電源側のコネクタ72と対をなすバルブ側のコ
ネクタ74と前記2個のプラス用のターミナル兼ホルダ
42(光源バルブ7)とを第2配線75で接続し、前記
2個のマイナス用のターミナル兼ホルダ43(光源バル
ブ7)と前記2個のスイッチ60の第1ターミナル61
とを第3配線76で接続し、その2個のスイッチ60の
第2ターミナル62に第4配線77を接続してアースと
なすものである。
【0012】図において、8は前記下ハウジング3の操
作用の開口部31を覆い得る大きさかつ形状をなすカバ
ーである。このカバー8の内面に係合爪80を設けると
共に、このかばー8の端に係合段部81を設ける。この
カバー8内面に前記バルブ側のコネクタ74を取り付け
る。かかるカバー8の係合爪80と係合段部81とを前
記下ハウジング3の係合凸部33と係合部34とにそれ
ぞれ係合して、そのカバー8を下ハウジング3(灯具本
体A)に着脱可能に取り付けると共に、その下ハウジン
グ3(灯具本体A)の操作用の開口部31を覆う。
【0013】この実施例における本考案の車両用灯具
は、以上の如き構成からなり、以下この本考案の灯具本
体Aを車体1に取り付け方を説明する。まず、カバー8
を下ハウジング3から取り外すと共に、コネクタ72お
よび74を外して、操作用の開口部31を開ける。この
とき、カバー8を取り外す際に誤って落としたりしたと
しても、そのカバー8はバルブ側コネクタ74および第
2配線75を介して灯具本体Aに繋がれているので、そ
のカバー8が作業者に当って怪我をしたり、あるいはそ
のカバーが床に落ちて破損したりする虞がない。次に、
灯具本体Aを車体1にセットすると共に、車体1側のボ
ルト挿通孔およびナット10のねじ穴と灯具本体A側の
ボルト挿通孔とを合致させる。続いて、操作用の開口部
31から灯具本体A内にボルト11を挿入して、このボ
ルト11を灯具本体A側のボルト挿通孔およびと車体1
側のボルト挿通孔の中を通してナット10のねじ穴にね
じ込むことにより、灯具本体Aは車体1に取り付けられ
る。それから、コネクタ72および74を組み込むと共
に、カバー8を灯具本体Aに取り付けて操作用の開口部
31を覆う。このように、取り外したカバー8と灯具本
体Aとはバルブ側コネクタ74および第2配線75を介
して繋がっているので、灯具本体Aを車体1に取り付け
る間、そのカバー8を管理しておく必要がなく、その分
作業性が向上される。
【0014】なお、上述の実施例はマップランプについ
て説明したが、本考案の車両用灯具は、マップランプ以
外の灯具にも使用することができる。
【0015】
【考案の効果】以上から明らかなように、本考案の車両
用灯具は、光源バルブと電源とを接続する配線をカバー
に取り付けたものであるから、カバーを取り外す際に誤
って落としたりしても、そのカバーは配線を介して灯具
本体に繋がれているので、カバーが作業者に当って怪我
をしたり、あるいはそのカバーが床に落ちて破損したり
する虞がない。また、取り外したカバーと灯具本体とは
配線を介して繋がっているので、灯具本体を車体に取り
付ける間、そのカバーを管理しておく必要がなく、その
分作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具の一実施例を示し、灯具本
体から取り外したカバーが配線を介して灯具本体に繋が
れている状態を表した縦断面図である。
【図2】カバーを灯具本体に取り付けた状態の斜視図で
ある。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】配線やコネクタなどの電気系統と灯具本体およ
びカバーなどの機器系統との関係を示した電気回路図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 10 ナット 11 ボルト A 灯具本体 2 上ハウジング 3 下ハウジング 31 操作用の開口部 33 係合凸部 34 係合部 4 中ハウジング 5 レンズ 51 灯室 6 ブラケット 60 スイッチ 7 光源バルブ 71 電源 72 電源側コネクタ 73 配線 74 バルブ側コネクタ 75 配線 76 配線 77 配線 8 カバー 80 係合爪 81 係合段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を設けた灯具本体と、その灯具本
    体内に設けた光源バルブと、その光源バルブと電源とを
    接続した配線と、前記開口部の縁に着脱可能に取り付け
    てその開口部を覆うカバーとを備え、前記カバーを外し
    て開口部から操作して灯具本体を車体に取り付ける車両
    用灯具において、前記配線を前記カバーに取り付けたこ
    とを特徴とする車両用灯具。
JP3325391U 1991-05-14 1991-05-14 車両用灯具 Expired - Lifetime JPH0730433Y2 (ja)

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JPH04127030U JPH04127030U (ja) 1992-11-19
JPH0730433Y2 true JPH0730433Y2 (ja) 1995-07-12

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