JPH07296524A - デイジタルデータ再生装置 - Google Patents

デイジタルデータ再生装置

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JPH07296524A
JPH07296524A JP14065994A JP14065994A JPH07296524A JP H07296524 A JPH07296524 A JP H07296524A JP 14065994 A JP14065994 A JP 14065994A JP 14065994 A JP14065994 A JP 14065994A JP H07296524 A JPH07296524 A JP H07296524A
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JP
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signal
waveform
circuit
output
low
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Application number
JP14065994A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ino
浩幸 井野
Hisakado Hirasaka
久門 平坂
Yoshihide Niifuku
吉秀 新福
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は多値信号を再生するデイジタルデータ
再生装置において、低エラーレートの2値情報を得る。 【構成】波形等化器を介して入力された多値信号に基づ
いて元の再生符号を最尤復号手段によつて推定する。続
いてこの再生符号に基づいて多値信号から失われている
直流成分を生成して補正する。これにより帰還される直
流成分中に含まれる誤りを一段と少なくすることができ
る。この結果、比較手段から得られる2値情報に生じる
判定誤りを一段と低減することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図8) 発明が解決しようとする課題(図9〜図13) 課題を解決するための手段(図1及び図7) 作用 実施例(図1〜図7) (1)第1の実施例(図1〜図6) (1−1)全体構成(図1) (1−2)量子化帰還等化器の構成(図2〜図5) (1−2−1)全体構成(図2及び図3) (1−2−2)エンベロープ抽出回路の構成(図4及び
図5) (1−3)再生動作(図6) (2)第2の実施例(図7) (2−1)量子化等化器の構成及び動作(図7) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタルデータ再生装
置に関し、例えば再生信号波形が3値波形となるパーシ
ヤルレスポンス符号を復号するものに適用して好適なも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来、ヘリカルスキヤン方式のデイジタ
ルビデオテープレコーダ(以下デイジタルVTRとい
う)やデイジタルオーデイオテープレコーダ(以下DA
Tという)の記録符号には、図8に示すように再生信号
のアイパターンが2値波形となる記録符号が採用されて
いる。
【0004】ところがスクランブルドNRZ(non
return to zero)符号に代表されるこの
種の記録符号は信号対雑音比(SN比)に優れる一方、
低域遮断の影響を強く受け易い特徴がある。そこでデイ
ジタルVTRでは再生側に量子化帰還等化器を設け、再
生信号の低域遮断を補償するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで昨今、低域成
分が少なく、高密度記録に適するパーシヤルレスポンス
符号をデイジタルVTRの記録符号として採用すること
が検討されている。このパーシヤルレスポンス符号は図
9に示すようにアイパターンが3値となる記録符号であ
り、この種の符号としてはインタリーブドNRZI符号
が知られている。一般にこの種の符号を再生するデイジ
タルVTRでは再生側に量子化帰還等化器を設ける例は
ないが、符号誤りの発生を一段と低減させる上では再生
信号を量子化帰還等化器を通せば符号誤りの一層の低減
が考えられる。
【0006】まずアイパターンが2値の再生信号を再生
するデイジタルVTRにおいて現在用いられている量子
化帰還等化器をそのまま適用することを考える。図10
にこの量子化帰還等化器1を示す。量子化帰還等化器1
は磁気ヘツドを介して再生された再生RF信号S1に不
足する低域成分S2を加算回路2において補償し、補償
された3値信号S3を出力端から出力する。このとき低
域成分は現時点までに受信されたパルス系列に基づいて
発生されているものとする。
【0007】この低域成分S2は次のように生成され
る。まず比較器3に3値信号S3を入力し、信号レベル
が「H」レベル(以下+1レベルという)であるか、中
間レベル(以下0レベルという)であるか、又は「L」
レベル(以下−1レベルという)であるかを検出する。
比較器3は検出結果に基づいて検出出力S4A〜S4C
を出力し、この3つの検出出力S4A〜S4Cによつて
スイツチSW1、SW2、SW3のいずれか1つをオン
状態に制御する。
【0008】これら3つのスイツチSW1〜SW3の入
力端子にはそれぞれ各符号値(「+1」、「0」、「−
1」)に対応する一定電圧が基準電圧源より与えられて
いる。このためこれら3つの電圧のうち1つがスイツチ
SW1〜SW3から帰還信号電圧S5としてローパスフ
イルタ4に与えられる。この帰還信号電圧S5をローパ
スフイルタ4を通したものが低域成分S2である。
【0009】ところが再生RF信号S1の信号レベルは
トラツクリニアリテイ誤差等によつて変動し易い。これ
に対してローパスフイルタ4に与えられる帰還信号電圧
S5の信号レベルは常に一定である。従つて再生RF信
号S1の減衰量が大きい場合には帰還量が過大になる。
そこで帰還信号電圧S5の信号レベルを固定とする場合
には自動利得制御回路(以下AGC(auto gai
n control)回路という)を併用することによ
り直流成分の帰還量が過剰にならないように調整する必
要がある。
【0010】この量子化帰還等化器にAGC回路を用い
た回路例を図10との対応部分に同一符号を付して示す
図11に示す。この量子化帰還等化器5はAGC回路6
によつて再生RF信号S1の信号レベルを増幅又は減衰
することにより再生RF信号S1に対する帰還信号電圧
S5の比率を一定に制御している。
【0011】ところでこの際、AGC回路6によつて再
生RF信号S1の信号レベルを適切に調整するには再生
RF信号S1の信号レベルを適切に検出しておく必要が
ある。このためには積分等化した再生RF信号S1のエ
ンベロープ波形を求め、これに応じて再生RF信号S1
の振幅を調整する必要が生じる。このようなエンベロー
プ検出回路として、従来図12(A)に示すものがあ
る。
【0012】この回路によつて2値波形のエンベロープ
波形が求まる様子を図12(B)〜図12(E)に示
す。まず初段のアナログデイジタル変換回路11によつ
て再生RF信号S1Aをサンプリングし、AD変換出力
S1Bを整流回路12に出力する。続いてAD変換出力
S1Bを振幅値の中心レベルを基準に折り返すことによ
り整流し、整流結果を整流出力S1Cとしてローパスフ
イルタ13に与える。ローパスフイルタ13を通過させ
ることにより高周波成分を除去した信号がエンベロープ
出力S1Dである。
【0013】ところがこの回路に3値波形の再生RF信
号S1Aを入力し、2値波形の場合と同様にエンベロー
プ波形を求めると、図13に示すように、エンベロープ
出力S1Dの出力波形が実際のエンベロープ波形に比し
て小さくなる問題があつた。またエンベロープ出力S1
Dにうねりが残留するおそれもあつた。
【0014】これは整流回路12でAD変換出力出力S
1Bを整流する際に、振幅のほぼ中心レベルに当たる0
レベルの信号成分が低レベルの信号成分として残留する
ためである。すなわち0レベルの信号成分だけその積分
値が小さくなるのである。また積分値が小さくなること
によりエンベロープ出力S1Dにうねりの影響を受け易
くなる。従つて3値波形の再生信号を量子化帰還等化器
5に入力する場合には、図12(A)及び図13(A)
に示す回路を用いて得られたエンベロープ出力をそのま
まAGC回路や比較回路の基準電圧として使用するには
適さない。
【0015】また一般に記録密度を上げるに伴つて再生
信号のSN比は低下する傾向にある。このようにSN比
の小さい再生信号を量子化帰還等化器に入力すると、比
較回路の出力に誤りが多発し、誤りを多く含む信号の低
周波成分が比較回路の入力側に帰還されることになる。
このように誤りを含んだ低周波成分が比較回路に帰還さ
れるとますます比較結果に誤りが生じることになる。
【0016】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、多値信号に対する判定誤りを従来に比して少なくす
ることができるデイジタルデータ再生装置を提案しよう
とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、記録媒体から再生された多値信号
を波形等化して出力する波形等化手段(24)と、波形
等化手段(24)から波形等化された多値信号(S1
1)を入力し、当該多値信号(S11)を基に元の再生
符号を推定する最尤復号手段(46A)と、再生符号及
び波形等化された多値信号(S11)を入力し、当該波
形等化された多値信号(S11)に失われている直流成
分(S21)を生成する直流再生手段(31)、(3
3)、(34)、(35)と、波形等化された多値信号
(S11)に直流成分(S21)を加算し、当該多値信
号(S11)の低域遮断特性を補正する加算手段(3
2)と、加算手段(32)によつて低域遮断特性が補正
された多値信号(S14)を入力し、当該多値信号(S
14)から2値情報(S15)を求める比較手段(4
7)とを設けるようにする。
【0018】また本発明においては、記録媒体から再生
された多値信号を波形等化して出力する波形等化手段
(24)と、波形等化された多値信号(S11)からエ
ンベロープ波形(S17)を抽出するエンベロープ抽出
回路(31)と、エンベロープ波形(S17)を基に各
時点において波形等化された多値信号(S11)がとり
得る複数の帰還信号電圧を生成する帰還信号生成回路
(33)、(34)と、複数の帰還信号電圧のうち選択
された帰還信号電圧(S20)を出力する選択回路(3
4)と、選択回路(34)から入力された帰還信号電圧
(S20)から直流成分を生成するローパスフイルタ
(35)と、波形等化された多値信号(S11)に直流
成分(S21)を加算し、当該多値信号(S11)の低
域遮断特性を補正する加算手段(32)と、加算手段
(32)によつて低域遮断特性が補正された多値信号
(S14)を入力し、当該多値信号(S14)から2値
情報(S15)を求める比較手段(28)とを設けるよ
うにする。
【0019】
【作用】波形等化手段(24)を介して入力された多値
信号を基に元の再生符号を最尤復号手段(46A)によ
つて推定して求め、この再生符号に基づいて多値信号か
ら失われている直流成分(S21)を生成して補正す
る。このとき再生符号を最尤復号手段(46A)を用い
て得ることにより帰還される直流成分中に含まれる誤り
を少なくすることができる。これにより従来に比して一
段とエラーレートの低い2値情報を得ることができる。
【0020】また帰還される直流成分(S21)を多値
信号のエンベロープ波形(S17)を基にして生成する
ようにしたことにより帰還量が過大となるおそれを有効
に低減することができる。さらにこのとき直流成分(S
21)を生成するローパスフイルタ(35)の通過特性
をロータリトランスの低域遮断特性の逆特性に設定した
ことにより低減遮断特性を有効に低減させることができ
る。
【0021】また低域遮断特性を補正した多値信号(S
14)から2値情報(S15)を求める比較手段(2
8)、(47)を最尤復号方式とすることによりさらに
一段と識別精度を向上させることができる。またエンベ
ロープ波形を抽出する際、多値信号(S11)を整流し
た整流出力(S21A)とこの整流出力(S21A)に
含まれる直流成分(S22)を比較して整流出力(S2
1A)の非零信号部分と零信号部分とを判別し、零信号
部分では整流出力(S21A)に代えて前値ホールドさ
れている非零信号部分の電圧レベルを出力することによ
り多値信号(S11)における真のエンベロープ波形
(S17)を得ることができる。これにより適正な大き
さの直流成分(S21)を帰還することができる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0023】(1)第1の実施例 (1−1)全体構成 図1において20は全体としてデイジタルVTRやDA
Tの再生系を示している。この再生系20は磁気テープ
21から再生された再生信号を3値のアイパターンを有
する信号に等化した後、信号処理するものである。この
実施例ではパーシヤルレスポンス(1,1)(以下PR
(1,1)という)方式の符号に等化する。
【0024】まず再生系20は磁気テープ21からヘツ
ド系22を介して再生された再生信号をヘツドアンプ2
3によつて増幅し、これをイコライザ24に与えて波形
等化する。ここでヘツド系21は磁気ヘツド21Aと回
転トランス21Bによつて形成されている。
【0025】イコライザ24によつて3値波形に等化さ
れた再生RF信号S11はアナログデイジタル変換回路
25(以下A/D変換回路25という)に与えられ、3
値のAD変換出力S12に変換される。このときA/D
変換回路25はPLL(phase locked l
oop)回路26によつて再生されたクロツクパルスS
13に基づいて動作される。
【0026】量子化帰還等化器27はA/D変換回路2
5からAD変換出力S12を入力し、ロータリトランス
22Bによつて劣化した低域遮断特性を補正する。この
補正により適切な信号レベルに調整された3値波形の低
域補償再生信号S14が比較回路28へ出力される。
【0027】比較回路28は低域補償再生信号S14を
所定のしきい値と比較し、2値データS15に復号す
る。この後、再生系20は復調器29によつて2値デー
タS15の誤りを訂正し、訂正された再生データS16
を後段のデイジタル信号処理回路30において信号処理
するようになされている。
【0028】(1−2)量子化帰還等化器の構成 (1−2−1)全体構成 続いて量子化帰還等化器27の内部構造を図2に示す。
この量子化帰還等化器27は3値の再生波形からエンベ
ロープ情報を正確に抽出できるエンベロープ抽出回路3
1を内蔵することを特徴としている。すなわち量子化帰
還等化器27はこのエンベロープ抽出回路31の抽出結
果に基づいてAD変換出力S12に帰還される3値電圧
の信号レベルを調整することによりAD変換出力S12
に対する3値電圧の比率を一定に制御している。これに
より再生デイジタル信号S12の振幅が減衰した場合に
も低域成分の帰還量は適量に制御され、比較回路28に
おける識別力を向上できるようになされている。
【0029】まず量子化帰還等化器27の全体構成を説
明する。量子化帰還等化器27は入力された3値波形の
AD変換出力S12(図3(A))を加算回路32及び
エンベロープ抽出回路31にそれぞれ供給する。エンベ
ロープ抽出回路31はAD変換出力S12からエンベロ
ープを抽出してこれをエンベロープ出力S17としてロ
ーパスフイルタ33に出力する。ローパスフイルタ33
はエンベロープ出力S17を滑らかな波形のエンベロー
プ信号S18(図3(B))に変換し、このエンベロー
プ信号S18を帰還電圧発生回路34に与える。
【0030】帰還電圧発生回路34はエンベロープ信号
S18をそのまま+1レベルとして用いると共に、この
極性を反転した極性反転信号S19を−1レベルとして
用い、さらに接地電位を0レベルとして用いている。こ
れによりデイジタル信号S12の振幅変動に応じて増減
する3値電圧(+1レベル、0レベル、−1レベル)を
発生している。デイジタル帰還電圧発生回路34はこの
3値電圧(+1レベル、0レベル、−1レベル)のいづ
れか1つをスイツチSW1〜SW3によつて選択し、帰
還信号電圧S20としてローパスフイルタ35に出力す
る。
【0031】ローパスフイルタ35は帰還信号電圧S2
0を積分することにより再生された低周波成分を低域成
分S21として加算回路32に与えるようになされてい
る。ところでローパスフイルタ35の信号通過特性は、
この実施例の場合、ロータリトランスの低域遮断特性に
対して逆特性に設定されている。このためロータリトラ
ンスの低域遮断特性に対して逆特性の信号がAD変換出
力S12に帰還されることになる。この結果、加算回路
31の出力端からはAD変換出力S12のサグを補償し
た低域補償再生信号S14が得られる。
【0032】因に低域補償再生信号S14は量子化帰還
等化器27から後段の比較回路28に出力される一方、
量子化帰還等化器27の内部に設けられている比較回路
36に与えられる。比較回路36は低域補償再生信号S
14と2つのしきい値とを比較することにより低域補償
再生信号S14が3値レベル(+1レベル、0レベル−
1レベル)のいずれであるか検出し、検出出力S22
A、S22B、S22Cに基づいてスイツチSW1〜S
W3の1つをオン状態に閉じるようになされている。
【0033】(1−2−2)エンベロープ抽出回路の構
成 この実施例に用いられるエンベロープ抽出回路31は図
4に示すように構成されており、出力端からは再生RF
信号S11のエンベロープ波形に対して忠実なエンベロ
ープ出力S17を得ることができる。以下、これを図5
を用いて説明する。因にこの実施例の場合、再生RF信
号S11の振幅は、図5に示すように、正常再生時には
±1〔V〕であるが、一時的に±0.5〔V〕まで減衰
する期間があるものとする。
【0034】まずエンベロープ抽出回路31はA/D変
換回路25から入力されたAD変換出力S12(図5
(C))を整流回路37によつて整流し、0〔V〕を基
準に折り返した整流信号S21A(図5(D))を得
る。この整流信号S21の振幅はAD変換出力S12の
振幅に対応している。従つて正常再生時における振幅は
1〔V〕又は0〔V〕でり、また減衰時における振幅は
0.5〔V〕である。ここから先の処理がエンベロープ
抽出回路31に特有の処理になる。
【0035】すなわちエンベロープ抽出回路31は、ロ
ーパスフイルタ38を通つた整流信号S21Aの低周波
成分S22をそのままエンベロープ出力として出力する
のではなく、再生RF信号S11の0レベル区間の間、
整流信号S21の前値ホールド値をエンベロープ出力S
17として出力するのである。このとき各期間において
ホールドされる電圧は±1レベル区間の最大振幅そのも
のであり、この最大振幅を繋げた出力こそ整流信号S2
1のエンベロープ波形そのものである。
【0036】このように再生RF信号S11の0レベル
区間を検出することが重要な処理となる。このためエン
ベロープ抽出回路31は、係数乗算器39によつて増減
された平滑出力S22(図5(E))をしきい値とし、
比較器40においてこのしきい値と整流信号S21Aと
を比較する。この比較によつて0レベル区間を検出でき
るは次の理由による。
【0037】再生RF信号S11が正常に再生されてい
る期間における整流信号S21Aの振幅は1〔V〕又は
0〔V〕であり、ローパスフイルタ38から出力される
平滑出力S22の出力直流成分はおおよそ0.5〔V〕
となる。一方、再生異常等によつて再生RF信号S11
の振幅が±0.5〔V〕に減衰した期間における整流信
号S21Aの振幅は0.5〔V〕又は0〔V〕であり、
ローパスフイルタ38から出力される平滑出力S22の
出力直流成分はおおよそ0.25〔V〕となる。
【0038】このように平滑出力S22はエンベロープ
出力とするには電圧が低すぎが、再生RF信号S11の
振幅変動に追従している。このように平滑出力S22は
振幅変動の情報を保存している。従つてこの実施例では
比較器40のしきい値として用いる。ところでこの平滑
出力S22は係数乗算器39によつて所定倍(k倍)さ
れてから比較器40に与えられる。
【0039】例えばDATの場合、係数kは1.67に
設定される。これは次の理由によつて設定された値であ
る。DATでは記録再生時のブロツク符号として8−1
0変換を用いるので、再生RF信号S11をPR(1,
1)で等価した場合、±1と0との出現割合は約0.
6:1となる。従つてDATの再生RF信号S11を整
流回路37及びローパスフイルタ38を通した後におけ
る出力直流電圧は厳密には0.3になる。比較回路40
のしきい値は0.5が望ましいので、この場合には係数
kの値を1.67に設定すれば良い。
【0040】因に係数kの値は採用するブロツク符号の
変換コードに応じて適した値があるのはいうまでもな
い。また係数kの値はさほど高い精度が要求されるもの
ではなく、DATの場合には係数kの値を1.5として
も十分実用的である。また再生RF信号のSN比が高い
場合には係数kは1.0であつてもかまわない。
【0041】比較器40はこのように設定されたしきい
値(平滑出力S22×係数倍k)と整流信号S21Aと
を比較し、整流信号S21Aがしきい値よりも大きい区
間で論理「H」に立ち上がる比較出力S23(図5
(F))を出力する。すなわち比較出力S23のうち論
理「L」の区間は再生RF信号S11の信号レベルが0
レベルのときに対応する。
【0042】ラツチ回路41はこの比較出力S23をラ
ツチイネーブル信号として用いる。従つてラツチ回路4
1は、ラツチイネーブル信号が「H」レベル(比較出力
S23の論理レベルが「H」レベル)のとき整流信号S
21Aの「H」レベルの振幅をラツチし、ラツチイネー
ブル信号が「L」レベル(比較出力S23の論理レベル
が論理「L」レベル)のとき前値レベルをホールドす
る。これにより再生RF信号S11の0レベル区間をマ
スクしたエンベロープ出力S17(図5(G))が得ら
れる。
【0043】このエンベロープ出力S17をエンベロー
プ抽出回路31の後段に設けられたローパスフイルタ3
3を通過させることにより再生RF信号S11のうち0
レベル区間を除いた正味のエンベロープ出力S18(図
5(H))を得ることができるようになされえいる。
【0044】(1−3)再生動作 以上の構成において、デイジタルVTRやDATに用い
られる再生系20の再生動作を説明する。ここでは図6
を用い磁気テープ21からヘツド系22を介して再生さ
れる再生RF信号S11に低域遮断がない場合と低域遮
断が含まれる場合とに分けて説明することにする。因に
図6(A)は低域遮断がない理想的な状態での再生RF
信号S11の信号波形であり、図6(B)は低域遮断に
よる低域成分不足でサグが生じた再生RF信号S11の
信号波形を示す。
【0045】ヘツド系22を介して再生された再生RF
信号S11はヘツドアンプ23、イコライザ24を順に
介してA/D変換回路25に入力され、このA/D変換
回路25において○印で示すタイミングでサンプリング
される。このとき図6(B)に示すようにサグの生じて
いる再生RF信号S11をA/D変換すると、図6
(C)に示す再生デイジタル信号S12が得られる。因
に図中の点線は比較回路28における±0.5のしきい
値である。
【0046】この図からも分かるように、サグによつて
再生RF信号S11の信号レベルが本来の信号レベルか
らずれるに従つて再生デイジタル信号S12の信号レベ
ルにずれが生じている。このために本来は−1レベルで
ある再生デイジタル信号S12の信号レベルが−0.5
のしきい値を越える部分や本来は0レベルである再生デ
イジタル信号S12の信号レベルが+0.5のしきい値
を越える部分がでてくる。仮にこの再生デイジタル信号
S12をそのまま比較器28に入力して信号レベルを判
定すると、図6(D)に示す3値信号が得られ、斜線で
示す部分に判定誤りが生じることになる。
【0047】そこで再生デイジタル信号S12を量子化
帰還等化器27に入力し、低域遮断によるサグを補償す
る。まず量子化帰還等化器27はサグによつて信号レベ
ルに変動が生じている再生デイジタル信号S12をエン
ベロープ抽出回路31の整流回路37に入力し、整流信
号S21Aを得る。続いて整流信号S21Aとこれを平
滑した平滑出力S22とを比較することにラツチイネー
ブル信号を生成する。
【0048】そしてこのラツチイネーブル信号を基にし
てラツチ回路41を制御し、再生デイジタル信号S21
のうち0レベルの区間は+1レベル又は−1レベルの振
幅値を前値ホールドすることにより0レベルを含まない
エンベロープ出力S17を得る。このエンベロープ出力
S17を基にして帰還電圧発生回路34は再生デイジタ
ル信号S12の振幅と同じ振幅でなる3値の帰還電圧信
号S20(図6(G))を生成する。
【0049】この帰還電圧信号S20はローパスフイル
タ35を介して低周波成分に変換されるが、ここでロー
パスフイルタ35の特性はロータリトランスの低域遮断
特性の逆特性に設定されているため、出力端から出力さ
れる低域成分S21(図6(G))は再生RF信号S1
1に不足している低域成分と等しい。またこの低域成分
S21は再生RF信号S11の振幅変動に応じて増減す
るため補正量は適正である。従つて加算回路32でこの
低域成分S21を再生RF信号S11に加算すると、図
6(E)に示すように、サグが補償によつて減少した低
域補償信号S14が得られる。
【0050】このようにサグが減少されることにより比
較回路28における判定も正確になり、図6(F)に示
すように、正しい信号レベルの復調信号が得られる。比
較回路28はこの信号を基に2値データS15を得、こ
れを復調器29に与える。この2値データS15は復調
器29において10−8変換や誤り訂正され、次段のデ
ジタル信号処理回路30において処理されることにな
る。そして最終段のスピーカから楽音が再生される。
【0051】以上の構成によれば、3値の帰還電圧信号
S20をロータリトランスと逆特性のローパスフイルタ
35に入力し、このローパスフイルタ35によつて発生
された低域成分S21を再生デイジタル信号S12(す
なわち再生RF信号S11)に加算するようにしたこと
により、ロータリトランスの低域遮断特性によつて不足
する直流分を補うことができる。これによりパーシヤル
レスポンス符号の再生時における判定誤りを一段と低減
させることができる。
【0052】また3値の帰還電圧信号S20を、再生デ
イジタル信号S12(すなわち再生RF信号S11)の
エンベロープ信号S18及びその極性反転信号S19と
0〔V〕との3つによつて生成するようにしたことによ
り帰還電圧の大きさを常に適正量に制御することができ
る。これにより振幅変動による影響を低減でき、一段と
符号識別精度を向上させることができる。
【0053】さらにエンベロープ信号S18を生成する
際、再生デイジタル信号S12(すなわち再生RF信号
S11)の整流信号S21とその平滑出力S22との比
較によつて再生RF信号S12(すなわち再生RF信号
S11)の0レベルを判別し、この0レベル部分では±
1レベル部分の出力電圧を前値ホールドすることによつ
てエンベロープ信号S18を生成する。これにより0レ
ベル部分の存在によつてエンベロープ波形が実際の信号
波形に比して小さく検出されるおそれやうねり成分が残
留するおそれを有効に除去することができる。この結
果、一段と符号識別精度を向上させることができる。
【0054】(2)第2の実施例 図1、図2及び図4との対応部分に同一符号を付して示
す図7において、再生系45は比較回路部分にビタビ復
号回路を用いることを除いて同様の構成を有している。
ここではこの量子化帰還等化器46及びビタビ復号回路
47を中心に説明する。
【0055】(2−1)量子化等化器の構成及び動作 図7に示すように、量子化帰還等化器46は再生デイジ
タル信号S12をビタビ復号回路46Aに直接入力し、
このビタビ復号回路46Aの復号結果を基に帰還電圧発
生回路34のスイツチSW1〜SW3のいずれか1つを
切り換え動作するようになされている。また量子化帰還
等化器46は遅延回路46Bを介して再生デイジタル信
号S12を加算回路32に与え、加算回路32において
足し合わされる再生デイジタル信号S12と低域成分S
21との時間を合わせるようになされている。
【0056】これはビタビ復号回路46Aが一般に数〜
数10ビツトのシフトレジスタを内蔵するため再生デイ
ジタル信号S12を入力してから比較結果が出力側に現
れるのに数〜数10クロツク分必要となるためである。
このように遅延回路46Bによつて再生デイジタル信号
S12と低域成分S21との時間差を吸収できることに
より帰還動作を正しく動作させることができる。
【0057】またエンベロープ抽出回路31及びローパ
スフイルタ32を介して抽出されたエンベロープ信号S
18を基に生成された3値の信号レベルをビタビ復号回
路46Aの復調結果に基づいて選択することにより、通
常の比較回路を用いて3値の信号レベルを選択する場合
に比して、再生RF信号S11(すなわち再生デイジタ
ル信号S12)のSN比が低い場合にも帰還信号電圧S
20中に含まれる符号誤りを一段と低減させることがで
きる。
【0058】しかも量子化帰還等化器46から出力され
る低域補償再生信号S14はビタビ復号回路47に入力
され、このビタビ復号回路47によつて2値データS1
5に変換するようにしたことにより、さらに一段と符号
誤りを低減することができる。これにより品質の良い再
生系45を実現することができる。
【0059】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、PR(1、1)符号につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、PR(1、−
1)符号やPR(1、0、−1)符号等、他のパーシヤ
ルレスポンス符号によつて記録された信号を再生する場
合に広く適用し得る。
【0060】また上述の実施例においては、再生波形が
3値のアイパターンをもつ記録符号を再生する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、3値以上のアイ
パターンをもつ記録符号を再生する場合に広く適用し得
る。
【0061】さらに上述の実施例においては、エンベロ
ープ抽出回路31及び帰還電圧発生回路34とローパス
フイルタ35との組み合わせた量子化帰還等化器27、
45を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、これらを組み合わせた他の回路やこれらのうちの
1つを含む量子化等化器を有する再生系に広く適用し得
る。
【0062】さらに上述の実施例においては、ヘリカル
スキヤン方式のデイジタルテープレコーダについて述べ
たが、本発明はこれに限らず、他の方式のデジタルテー
プレコーダや他のデイジタルデータ再生装置に広く適用
し得る。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、波形等化
器を介して入力された多値信号に基づいて元の再生符号
を最尤復号手段によつて推定し、この再生符号に基づい
て再生時に多値信号から失われている直流成分を生成し
て補正するようにしたことにより、帰還される直流成分
の誤りを少なくすることができる。これにより従来に比
して2値情報に含まれるエラーレートを一段と低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタルデータ再生装置の一実
施例を示すブロツク図である。
【図2】量子化帰還等化器の構成例を示すブロツク図で
ある。
【図3】エンベロープ信号による帰還信号電圧の生成方
法を示す信号波形図である。
【図4】エンベロープ抽出回路の構成例を示すブロツク
図である。
【図5】エンベロープ波形の抽出過程を示す信号波形図
である。
【図6】エンベロープ波形の抽出過程を示す信号波形図
である。
【図7】量子化帰還等化器の構成例を示すブロツク図で
ある。
【図8】NRZ符号の説明に供する信号波形図である。
【図9】パーシヤルレスポンス符号の説明に供する信号
波形図である。
【図10】従来用いられている量子化帰還等化器の説明
に供するブロツク図である。
【図11】従来用いられている量子化帰還等化器の説明
に供するブロツク図である。
【図12】エンベロープ波形の抽出過程を示す信号波形
図である。
【図13】エンベロープ波形の抽出過程を示す信号波形
図である。
【符号の説明】
20、45……再生系、21……磁気テープ、22……
ヘツド系、23……ヘツドアンプ、24……イコライ
ザ、25……AD変換回路、26……PLL回路、2
7、46……量子化帰還等化器、28、40……比較
器、29……復調器、30……デイジタル信号処理回
路、31……エンベロープ抽出回路、32……加算回
路、33、35、38……ローパスフイルタ、34……
帰還電圧発生回路、37……整流回路、39……係数乗
算器、41……ラツチ回路、46A、47……ビタビ復
号回路、46B……遅延回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体から再生された多値信号を波形等
    化して出力する波形等化手段と、 上記波形等化手段から上記波形等化された多値信号を入
    力し、当該多値信号を基に元の再生符号を推定する最尤
    復号手段と、 上記再生符号及び上記波形等化された多値信号を入力
    し、当該波形等化された多値信号に失われている直流成
    分を生成する直流再生手段と、 上記波形等化された多値信号に上記直流成分を加算し、
    当該多値信号の低域遮断特性を補正する加算手段と、 上記加算手段によつて低域遮断特性が補正された多値信
    号を入力し、当該多値信号から2値情報を求める比較手
    段とを具えることを特徴とするデイジタルデータ再生装
    置。
  2. 【請求項2】上記直流再生手段は、 上記波形等化された多値信号からエンベロープ波形を抽
    出するエンベロープ抽出回路と、 上記エンベロープ波形を基に各時点において上記波形等
    化された多値信号がとり得る複数の帰還信号電圧を生成
    する帰還信号生成回路と、 上記複数の帰還信号電圧のうち上記再生符号に基づいて
    選択された帰還信号電圧を出力する選択回路と、 上記選択回路から入力された帰還信号電圧から上記直流
    成分を生成するローパスフイルタとを有することを特徴
    とする請求項1に記載のデイジタルデータ再生装置。
  3. 【請求項3】上記ローパスフイルタの通過特性は、 ロータリトランスの低域遮断特性の逆特性に設定されて
    いることを特徴とする請求項2に記載のデイジタルデー
    タ再生装置。
  4. 【請求項4】記録媒体から再生された多値信号を波形等
    化して出力する波形等化手段と、 上記波形等化された多値信号からエンベロープ波形を抽
    出するエンベロープ抽出回路と、 上記エンベロープ波形を基に各時点において上記波形等
    化された多値信号がとり得る複数の帰還信号電圧を生成
    する帰還信号生成回路と、 上記複数の帰還信号電圧のうち選択された帰還信号電圧
    を出力する選択回路と、 上記選択回路から入力された帰還信号電圧から直流成分
    を生成するローパスフイルタと、 上記波形等化された多値信号に上記直流成分を加算し、
    当該多値信号の低域遮断特性を補正する加算手段と、 上記加算手段によつて低域遮断特性が補正された多値信
    号を入力し、当該多値信号から2値情報を求める比較手
    段とを具えることを特徴とするデイジタルデータ再生装
    置。
  5. 【請求項5】上記比較手段は最尤復号方式を用いて上記
    2値情報を求めることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4に記載のデイジタルデータ再
    生装置。
  6. 【請求項6】上記エンベロープ抽出回路は、 上記波形等化された多値信号を整流する整流回路部と、 上記整流回路部から出力される整流出力を通過し、当該
    整流出力に含まれる直流成分を得るローパスフイルタ
    と、 上記整流出力に含まれる直流成分と上記整流出力とを比
    較し、上記整流出力の非零信号部分と零信号部分とを判
    別する判別回路部と、 上記判別回路部の判別結果に基づき、上記非零信号部分
    における上記整流出力の電圧レベルを上記エンベロープ
    波形として出力し、上記零信号部分では当該零信号部分
    に対して直前に位置する非零信号部分の電圧レベルを出
    力するラツチ回路部とを具えることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載
    のデイジタルデータ再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000042561A (ko) * 1998-12-26 2000-07-15 전주범 광 디스크 재생장치의 등화기
US6122120A (en) * 1998-02-17 2000-09-19 Fujitsu Limited Record reproduction apparatus
US6295316B1 (en) 1997-05-26 2001-09-25 Victor Company Of Japan, Ltd. Automatic equalization system
JP2009545096A (ja) * 2006-07-27 2009-12-17 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 入力信号の二値化装置及び方法、ディスク駆動器、及び記録媒体

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