JPH07291562A - エレベータのドア開放時間制御装置 - Google Patents
エレベータのドア開放時間制御装置Info
- Publication number
- JPH07291562A JPH07291562A JP8816794A JP8816794A JPH07291562A JP H07291562 A JPH07291562 A JP H07291562A JP 8816794 A JP8816794 A JP 8816794A JP 8816794 A JP8816794 A JP 8816794A JP H07291562 A JPH07291562 A JP H07291562A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door opening
- opening time
- seconds
- story
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】かご内操作盤の開釦または閉釦が操作されたこ
とを検出，開釦が操作された場合は既に設定されている
ドア開放時間を長くする方向へ、閉釦が操作された場合
は、短くする方向へ自動変更を行う。更に停止階毎、時
刻毎に自動変更されたドア開放時間を記憶集積してお
き、１日単位または１週単位にドア開放時間を日付変更
または週変更と同時に前日または前週のパターンに自動
的に変更するようにした。 【効果】エレベータの利用状態を考慮した最適なドア開
放時間に自動変更することにより、操作盤の開釦または
閉釦操作頻度を軽減でき、サービス性を向上させること
ができる。
とを検出，開釦が操作された場合は既に設定されている
ドア開放時間を長くする方向へ、閉釦が操作された場合
は、短くする方向へ自動変更を行う。更に停止階毎、時
刻毎に自動変更されたドア開放時間を記憶集積してお
き、１日単位または１週単位にドア開放時間を日付変更
または週変更と同時に前日または前週のパターンに自動
的に変更するようにした。 【効果】エレベータの利用状態を考慮した最適なドア開
放時間に自動変更することにより、操作盤の開釦または
閉釦操作頻度を軽減でき、サービス性を向上させること
ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータのドア開放時
間制御に係り、特に、時々刻々変化する利用状態に適応
するための、最適のドア開放時間を提供できるドア開閉
制御装置に関する。
間制御に係り、特に、時々刻々変化する利用状態に適応
するための、最適のドア開放時間を提供できるドア開閉
制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータのドア開放時間変更ま
たは調整方法では、特願昭62−300034号公報に開示され
ているように、かご内操作盤の釦操作により、人為的に
ドア開放時間を任意に変更または調整する方法はあった
が、運転中の利用状態を考慮し、任意のドア開放時間を
自動的に変更または調整する手段は考慮されていなかっ
た。
たは調整方法では、特願昭62−300034号公報に開示され
ているように、かご内操作盤の釦操作により、人為的に
ドア開放時間を任意に変更または調整する方法はあった
が、運転中の利用状態を考慮し、任意のドア開放時間を
自動的に変更または調整する手段は考慮されていなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、運転
中の利用状態を考慮したドア開放時間の設定はできにく
く、一度設定すると一定のドア開放時間となり、ドア開
放時間を変更するには、再度、人為操作が必要であっ
た。
中の利用状態を考慮したドア開放時間の設定はできにく
く、一度設定すると一定のドア開放時間となり、ドア開
放時間を変更するには、再度、人為操作が必要であっ
た。
【０００４】本発明の目的は、人為的なドア開放時間変
更または調整を必要とせず時々刻々変化するエレベータ
の利用状態を考慮したドア開放時間を自動的に変更する
ことにある。
更または調整を必要とせず時々刻々変化するエレベータ
の利用状態を考慮したドア開放時間を自動的に変更する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は運転中のエレベータが任意の階床に到着
後、ドア開放中にかご内操作盤の開釦または閉釦が操作
されたを検出し、開釦が操作されれば既に設定されてい
たドア開放時間を長くする方向へ、閉釦が操作されれば
ドア開放時間を短くする方向へ自動的に変更し、次回に
その階床へ到着した時には変更後のドア開放時間とす
る。
に、本発明は運転中のエレベータが任意の階床に到着
後、ドア開放中にかご内操作盤の開釦または閉釦が操作
されたを検出し、開釦が操作されれば既に設定されてい
たドア開放時間を長くする方向へ、閉釦が操作されれば
ドア開放時間を短くする方向へ自動的に変更し、次回に
その階床へ到着した時には変更後のドア開放時間とす
る。
【０００６】更に、運転中の停止階毎，時刻毎のドア開
放時間を記憶させてパターン化し、１日単位または１週
単位のドア開放時間パターンに自動変更する。
放時間を記憶させてパターン化し、１日単位または１週
単位のドア開放時間パターンに自動変更する。
【０００７】
【作用】上記により、時々刻々変化するエレベータの利
用状態に適応したドア開放時間に自動的に変更できる。
用状態に適応したドア開放時間に自動的に変更できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図４に
より説明する。
より説明する。
【０００９】図中に用いる記号は下記とする。すなわ
ち、ＯＢはドア開釦、ＣＢはドア閉釦、１Ｃ〜１０Ｃは
かご行先呼び登録釦。
ち、ＯＢはドア開釦、ＣＢはドア閉釦、１Ｃ〜１０Ｃは
かご行先呼び登録釦。
【００１０】本実施例は１０階床のエレベータをモデル
として説明する。また図２のフローチャート中、開釦が
操作されたときにドア開放時間を短く設定する時間を既
設定時間に対し＋０.５秒とし、閉釦が操作されたとき
には既設定時間に対し−０.５秒とし、またドア開放時
間の初期設定時間は３秒として説明する。
として説明する。また図２のフローチャート中、開釦が
操作されたときにドア開放時間を短く設定する時間を既
設定時間に対し＋０.５秒とし、閉釦が操作されたとき
には既設定時間に対し−０.５秒とし、またドア開放時
間の初期設定時間は３秒として説明する。
【００１１】エレベータが１階から５階へ行きたい客１
人と１０階へ行きたい客１人を載せて上昇走行を開始、
途中７階から９階へゆきたい客３人を載せて運転したと
する。
人と１０階へ行きたい客１人を載せて上昇走行を開始、
途中７階から９階へゆきたい客３人を載せて運転したと
する。
【００１２】５階へ到着したとき客１人が降りてもドア
開放時間３秒満了しなかった場合、かごに乗っている１
０階へ行きたい客は閉釦を押す。閉釦が操作されたこと
により５階のドア開放時間は３秒から−０.５秒され２.
５秒へ変更になり次回に５階へ到着した時のドア開放時
間は変更後の時間となる。
開放時間３秒満了しなかった場合、かごに乗っている１
０階へ行きたい客は閉釦を押す。閉釦が操作されたこと
により５階のドア開放時間は３秒から−０.５秒され２.
５秒へ変更になり次回に５階へ到着した時のドア開放時
間は変更後の時間となる。
【００１３】５階でドア閉じ上昇走行後、７階で停止し
てホールから客３人が乗ろうとするがスムーズに乗れ
ず、ドア開放時間３秒では不足の場合開釦を押しドア開
放時間を延長することになる。このときの開釦操作によ
り７階のドア開放時間は３秒に＋０.５秒され３.５秒へ
変更する。次回に７階へ到着したときのドア開放時間は
変更後の時間、すなわち、３.５ 秒となる。
てホールから客３人が乗ろうとするがスムーズに乗れ
ず、ドア開放時間３秒では不足の場合開釦を押しドア開
放時間を延長することになる。このときの開釦操作によ
り７階のドア開放時間は３秒に＋０.５秒され３.５秒へ
変更する。次回に７階へ到着したときのドア開放時間は
変更後の時間、すなわち、３.５ 秒となる。
【００１４】７階でドア閉じ再上昇走行後、９階に到着
して３人降りるときはスムーズに降り、３秒の間に降り
きることができて開釦も閉釦も押されなっかた場合、９
階のドア開放時間は３秒まま変更されないことになる。
して３人降りるときはスムーズに降り、３秒の間に降り
きることができて開釦も閉釦も押されなっかた場合、９
階のドア開放時間は３秒まま変更されないことになる。
【００１５】説明では、開釦または閉釦操作検出１回毎
にドア開放時間を変更するが、実際の運転上では閉釦の
使用頻度がかなり高いためドア開放時間は全体的に短く
なる方向へ自動変更されていく。またドア開放時間を自
動変更する条件を同一停止階で２回同一釦操作がされた
場合に行う。などのように操作回数を加えることも手段
である。
にドア開放時間を変更するが、実際の運転上では閉釦の
使用頻度がかなり高いためドア開放時間は全体的に短く
なる方向へ自動変更されていく。またドア開放時間を自
動変更する条件を同一停止階で２回同一釦操作がされた
場合に行う。などのように操作回数を加えることも手段
である。
【００１６】また、自動的に変更するドア開放時間に上
限値および下限値を設定すれば極端に長くなったり、短
くなったりする心配がなくなる。
限値および下限値を設定すれば極端に長くなったり、短
くなったりする心配がなくなる。
【００１７】次に図３，図４のフローチャートによりド
ア開放時間の記憶および同パターンへの自動変更につい
て説明する。
ア開放時間の記憶および同パターンへの自動変更につい
て説明する。
【００１８】停止階毎にドア開放時間が変更されるが、
変更されたドア開放時間を予め設定した時刻毎にサンプ
リングして記憶する。停止階毎，時刻毎記憶集積を１日
単位で繰り返し１パターンとする。翌日は記憶集積され
た前日のパターンを停止階毎，時刻毎にドア開放時間を
日付変更と同時に自動変更する。
変更されたドア開放時間を予め設定した時刻毎にサンプ
リングして記憶する。停止階毎，時刻毎記憶集積を１日
単位で繰り返し１パターンとする。翌日は記憶集積され
た前日のパターンを停止階毎，時刻毎にドア開放時間を
日付変更と同時に自動変更する。
【００１９】以上により１日のエレベータの利用状態を
考慮したドア開放時間とすることができる。
考慮したドア開放時間とすることができる。
【００２０】更に記憶集積を１週単位にしてドア開放時
間の自動変更を行えば、休日を含むためより利用状態を
考慮したドア開放時間とすることができる。
間の自動変更を行えば、休日を含むためより利用状態を
考慮したドア開放時間とすることができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば自動的にドア開放時間を
変更することで時々刻々変化するエレベータの利用状態
に最適なドア開放時間とすることができ、開釦または閉
釦操作の軽減によるサービス性を向上させることができ
る。
変更することで時々刻々変化するエレベータの利用状態
に最適なドア開放時間とすることができ、開釦または閉
釦操作の軽減によるサービス性を向上させることができ
る。
【図１】かご内操作盤の正面図。
【図２】ドア開放時間自動変更フローチャート。
【図３】ドア開放時間記憶集積フローチャート。
【図４】１日単位のドア開放時間変更フローチャート。
ＯＢ，ＣＢ，１Ｂ〜１０Ｂ…かご内操作盤の釦。
Claims (2)
- 【請求項１】自動運転方式のエレベータにおいて、各停
止階毎にかご内操作盤の開釦または閉釦が操作されたこ
とを検出し、既に設定されているドア開放時間を任意の
時間に自動的に変更することを特徴とするエレベータの
ドア開放時間制御装置。 - 【請求項２】請求項１において、時刻毎に１日単位また
は１週単位でドア開放時間を記憶する機能を装備し、前
記単位の切り替わりと同時にそれまで記憶していたドア
開放時間へ自動変更するエレベータのドア開放時間制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8816794A JPH07291562A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | エレベータのドア開放時間制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8816794A JPH07291562A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | エレベータのドア開放時間制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291562A true JPH07291562A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13935368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8816794A Pending JPH07291562A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | エレベータのドア開放時間制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07291562A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105883558A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-08-24 | 广州广日电梯工业有限公司 | 一种电梯开关门时间自学习***及方法 |
| JP2021185107A (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-09 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ診断装置、および、エレベータ診断方法 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8816794A patent/JPH07291562A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105883558A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-08-24 | 广州广日电梯工业有限公司 | 一种电梯开关门时间自学习***及方法 |
| JP2021185107A (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-09 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ診断装置、および、エレベータ診断方法 |
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