JPH07289890A - 炊飯器用活性炭添加剤 - Google Patents

炊飯器用活性炭添加剤

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JPH07289890A
JPH07289890A JP6114317A JP11431794A JPH07289890A JP H07289890 A JPH07289890 A JP H07289890A JP 6114317 A JP6114317 A JP 6114317A JP 11431794 A JP11431794 A JP 11431794A JP H07289890 A JPH07289890 A JP H07289890A
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JP
Japan
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activated carbon
rice
particles
active carbon
sheet
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Application number
JP6114317A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Nishikawa
正志 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Chemical Co Ltd filed Critical Kuraray Chemical Co Ltd
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】活性炭粒子を透過性を有するシートのバッグに
封入した炊飯器用活性炭添加剤であり、または活性炭粒
子をシートに含有させ或いは活性炭にバインダーとして
プラスチック粉末を加え直方体、円柱形、円板状、球状
またはその他の形状とした成形体であり、更に繊維状活
性炭を含むフェルト、織物、編み物または成形体からな
る炊飯器用活性炭添加剤である。 【効果】本発明の炊飯器用活性炭添加剤を直接炊飯器に
入れて米と共に炊飯すれば、炊き上がった米粒が丁度す
し米の様に表面のつやがよくなり、べとつきが少なくな
って味がよくなる効果が明らかに認められる。更に炊飯
に使用する水の臭気、炊飯時発生する臭気或いは、炊飯
後ご飯を長時間保存した場合に発生する臭気等を除去す
る効果がある。特に国産米とはこれらの臭気等が異なる
外国産米の炊飯に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯器用活性炭添加剤に
関するもので、更に詳しく述べると炊飯の際米と共に炊
飯器中で煮沸炊飯されて、炊き上がったご飯の味をよく
しまたその際発生する臭気を除去し、或いは炊飯後ご飯
を保存する場合にも防臭用として使用することが出来
る。
【0002】
【従来の技術】炊飯器から火力が強すぎた場合の焦げた
臭気の他、ご飯を長時間保存した場合特有の臭気が発生
する等、炊飯に関連して多くの臭気が発生することはよ
く知られている。これらの臭気は従来は日常の生活にお
いて余り問題とされることはなかった。しかし、近年は
生活環境の変化に伴い多くの人が生活空間の臭気に敏感
になったため、この様な臭気も問題にされる様になって
きた。
【0003】従来からご飯を長時間保存した場合発生す
る臭気を除去するため、木炭を使用することが一部でな
されていた。しかし、余り使用されることもなく、また
炊飯中に木炭を入れて炊飯する様なことは全くなかっ
た。
【0004】炊飯の際米に直接加えて炊飯器中で煮沸炊
飯され、炊き上がったご飯の味をよくしまたその際発生
する臭気を除去し、炊飯後ご飯を保存する場合そのまま
防臭用にも使用出来る様な添加剤は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の炊飯器用活性
炭添加剤は炊飯の際直接炊飯器中に入れて、米と共に炊
飯することにより炊き上がったご飯の味をよくしたり、
その際発生する臭気を除去することが出来、或いは炊飯
後ご飯を保存する場合にも防臭用等に使用出来る、活性
炭を主成分とした添加剤を開発して提供しようとするも
のである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明者は最近外国産
米が主食として使用される様になった状況にかんがみ、
活性炭の特異な性質に注目し炊飯の際活性炭を利用して
ご飯の味をよくしたり、或いはその際発生する臭気を除
去する方法について研究した。その結果米を直接活性炭
と共に炊飯すると、炊き上がった米粒が丁度すし米の様
に表面のつやがよくなり、べとつきが少なくなって味が
よくなることを見出し、更に炊飯の際発生する臭気も除
去出来るとの知見を得た。更に活性炭微粒子がご飯に混
入することを防止する方法についても研究した結果、本
発明に到達した。
【0007】すなわち、活性炭粒子を透過性を有するシ
ートのバッグに封入した炊飯器用活性炭添加剤であり、
または活性炭粒子をシートに含有させ或いは活性炭にバ
インダーとしてプラスチック粉末を加え直方体、円柱
形、円板状、球状またはその他の形状とした成形体であ
り、更に繊維状活性炭を含むフェルト、織物、編み物ま
たは成形体からなる炊飯器用活性炭添加剤である。
【0008】以下本発明について詳しく説明する。
【0009】本発明の炊飯器用活性炭添加剤はその主成
分として活性炭を含有させる必要がある。ここで使用さ
れる活性炭は、通常1gあたり数100 m2或いはそれ以上の
大きな比表面積を有し、高い吸着性を示す炭素材料であ
れば広範囲に使用できる。活性炭の原料は通常ヤシ殻ま
たは木材等の炭化物或いは石炭が使用されその何れでも
よいが、使用中活性炭粒子相互の摩擦により微粒子が発
生する場合があり、ご飯に混入すると好ましくないの
で、活性炭の原料としては硬度が高い活性炭が得られる
ヤシ殻がより好ましい。また賦活法も水蒸気或いは二酸
化炭素により高温でまたは塩化亜鉛、リン酸、濃硫酸処
理等いづれの方法により得られたものでもよい。尚、本
発明に使用する活性炭は直接ご飯と接触するため、炭素
材料の賦活後は酸処理・水洗等により精製する必要があ
る。特に塩化亜鉛、リン酸、濃硫酸等の化学薬品を使用
した場合には処理後充分水洗して薬品を除去する必要が
ある。
【0010】また、繊維状活性炭は主としてフェノール
系樹脂繊維または再生セルローズ系繊維を炭化・賦活し
て得られたもので、殆ど不純物を含まず通常の活性炭に
較べて比表面積を著しく高めることが出来、場合によっ
ては3000m2/g以上に達することもある。更に、細い繊維
状で表面積が大きく吸着速度が速い特性を有するため好
ましい。
【0011】活性炭の形状は粒状炭、破砕炭、造粒炭或
いは顆粒炭の何れでも効果は認められるから、活性炭添
加剤の使用態様に合わせて適宜選択出来る。活性炭を水
の透過性シートのバッグに封入させて使用したり、或い
はシートに含有させて使用することが出来、その場合に
は粒径が小さな粒状炭が好ましい。また活性炭にバイン
ダーを加えて直方体、円筒形または円板状またはその他
の形状に成形して使用する場合には粒状炭または破砕炭
が好ましい。
【0012】更に、繊維状活性炭を含むフェルト、織
物、編み物または成形体の形状で使用することができ
る。
【0013】活性炭は無極性吸着剤として極めて優れた
吸着性を有する特異な物質で、殆どすべてのガス状或い
は液状物質に対して高い吸着性を示すことが知られてい
るが、その他種々の特異な性質を有し活性炭を水洗した
米に直接加えて共に炊飯することにより、炊き上がった
米粒が丁度すし米の様に表面のつやがよくなり、べとつ
きが少なくなって味がよくなる効果が明らかに認められ
る。この効果は通常の木炭に較べて格段に大きいことが
官能的に認められるから、炭素材料の比表面積を賦活処
理により著しく高めた効果と考えられるが、活性炭の炊
飯中の米に対する作用の詳細は明らかでない。
【0014】本発明の炊飯器用活性炭添加剤は活性炭粒
子を水の透過性シートのバッグに封入して使用すること
が出来る。活性炭粒子の大きさは特に限定しないが、本
態様では或る程度粒径が小さい粒子例えば10〜30メッシ
ュ程度が好ましい。また、この際バッグに繊維状活性炭
をウエブ等の形状で封入して使用することも出来る。
【0015】透過性シートは水及び水蒸気が透過できる
材質であれば広く使用でき、不織布、織物、紙等が使用
可能である。しかし、活性炭は使用中粒子相互の摩擦に
より微粒子が発生する場合があり、これらの粒子には粒
径が極めて小さいものも含まれている。活性炭粒子がご
飯の中に混入することは好ましくないから、極微小な粒
子も透過しない様にする必要がある。更に、これらの透
過性シートは煮沸しても溶出する成分を含まないもので
ある必要がある。これらの点から、活性炭粒子を封入す
る透過性シートには繊維径が0.1 デニル以下の超極細繊
維例えばメルトブロー繊維からなる不織布を含むシート
がより好ましい。
【0016】また本発明の炊飯器用活性炭添加剤の他の
態様として活性炭粒子をシート状基材に含有させて使用
することが出来る。シート状基材は特に限定せず織物、
不織布、編み物、発泡シート等が使用できるが、米と共
に炊飯した場合溶出する成分を含まない材質である必要
がある。活性炭粒子の大きさは特に限定しないが、本態
様では活性炭粒子は伸縮性を有するシートに担持させて
使用するため、脱落を防止しない様にするためには、比
較的粒径が小さい粒子例えば10〜30メッシュ程度が好ま
しい。
【0017】活性炭粒子のシートへの担持方法は特に限
定しないが例えば、バインダーによって接着させること
が出来る。バインダーは米と共に炊飯した場合溶出する
成分を含まない材質である必要があるため、例えば熱可
塑性樹脂の粉末をシート表面に塗布しその上に活性炭粒
子を均一に散布し、加熱処理により活性炭粒子をシート
に融着させることが出来る。この際高融点の芯と低融点
の鞘からなる複合繊維のシートを使用し、バインダーと
して鞘と同一成分の樹脂粉末を使用すれば、より強固に
活性炭粒子をシートに融着させることが出来る。
【0018】この際使用する熱可塑性樹脂は、煮沸した
場合溶出する成分を含まないポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル或いはエチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂等が使用可能であるが、煮沸時の軟化を考慮すれば
ポリプロピレン、ポリエステルが好ましい。
【0019】更に本発明の炊飯器用活性炭添加剤のその
他の態様として、活性炭にバインダーとしてプラスチッ
ク粉末を加え直方体、円筒形、円板状またはその他の形
状に成形して使用することが出来る。プラスチックは特
に限定しないが、炊飯器中で米と共に炊飯した場合、溶
出する成分を含有しない樹脂である必要がある。例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル或い
はエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、フェノール樹脂等
であるが、煮沸時の軟化を考慮すれば、ポリプロピレン
及びポリエステル樹脂が好ましい。プラスチック粉末の
粒度は0.2 〜100μm が好ましく、1 〜50μm がより好
ましい。
【0020】活性炭の成形法は活性炭粒子にプラスチッ
ク粉末を加えて混合して、その際活性炭粒子とプラスチ
ック粉末の表面に発生する相反する符号を持った静電気
を利用して、プラスチック粉末を活性炭粒子の表面に均
一に付着させた後、その混合物を型枠に入れ加熱下で加
圧成形することにより直方体、円柱形、円板状、球状ま
たはその他適宜な形状を有する成形物が得られる。
【0021】繊維状活性炭を含むフェルトは、繊維状活
性炭のウエブにバインダーを加えて混合し、繊維を包絡
・接着させて得られる。バインダーとしては高融点の芯
と低融点の鞘からなる複合繊維が好ましく、繊維状活性
炭のウエブに芯−鞘繊維のステープルを均一に混合した
後、ほぼ鞘の成分の融点で芯の成分の融点より低い温度
で処理することにより繊維状活性炭と芯−鞘繊維の接触
点を融着させ、フェルトが形成される。バインダーとし
て前述の様な熱融着性芯−鞘繊維を使用すると柔軟性が
高いフェルトが得られ、且つ芯−鞘繊維がフェルトの補
強材としての機能も有するため機械的性質が向上する。
その他バインダーとしては、前述の活性炭粒子成形体で
挙げた様な熱可塑性プラスチック粉末を使用することも
出来る。
【0022】繊維状活性炭を含む織物、編み物は繊維状
活性炭のみでもよく、また繊維状活性炭を補強するため
等の目的で他の繊維を含んでもよい。繊維状活性炭を含
むフェルト、織物または編み物は柔軟で屈伸性に富むた
め、炊飯器に入れて使用し易く添加剤として好ましい。
【0023】繊維状活性炭を含む成形体は、繊維状活性
炭のウエブにバインダーとして、高融点の芯と低融点の
鞘からなる複合繊維または、前述の活性炭粒子成形体の
場合と同様に熱可塑性プラスチック粉末を混合し、熱処
理により繊維状活性炭に融着させることにより成形され
る。成形体の形状は直方体、円筒形、円板状またはその
他の形状のいずれでもよい。繊維状活性炭を含む成形体
はバインダーの性状または組成により或る程度の屈伸性
を付与することが出来る。屈伸性を有する成形体は剛性
が高い成形体より炊飯器になじみ易く添加剤として好ま
しい。
【0024】尚、繊維状活性炭を含む成形体には繊維状
活性炭の他、活性炭粒子を含めて混合・成形したものも
使用出来る。
【0025】本発明の炊飯器用活性炭添加剤は水洗した
米と共に炊飯器中に入れ、そのまま炊飯することにより
使用出来る。また炊飯後そのままご飯の中に入れて置く
か、或いは炊飯器から取り出したご飯の中に入れて使用
することが出来る。
【0026】本発明の活性炭添加剤を使用すれば、炊き
上がった米粒が丁度すし米の様に表面のつやがよくな
り、べとつきが少なくなって味がよくなる効果が明らか
に認められる。更に炊飯に使用する水の臭気、炊飯時発
生する臭気或いは炊飯後ご飯を長時間保存した場合に発
生する臭気等を除去する効果がある。
【0027】
【実施例】以下本発明を実施例を挙げて炊飯器用活性炭
添加剤を具体的に示した図面を参照しながら詳しく説明
する。
【0028】(実施例1)図1及び図2に本発明の一態
様である炊飯器用活性炭添加剤バッグ1の正面図及び断
面図を示す。
【0029】太さ0.01〜0.05デニルのポリプロピレン・
メルトブロー繊維からなる目付10g/m2 の不織布2と、
太さ1.5 デニルのポリエステル繊維からなる目付12 g/m
2のサーマルボンド不織布3とを、熱エンボス融着法に
より積層したシートを表裏に重ね合わせて、図に示す様
な長方形のバッグ4を熱シール法で製袋し、粒度10〜32
メッシュの充分に酸処理・水洗をして精製した活性炭粒
子5を注入した後、入口を熱シールして炊飯器用活性炭
添加剤バッグを得た。
【0030】この様にして得られた活性炭添加剤バッグ
を水洗した米に直接加えて炊飯器に入れて炊飯した。ま
た比較のため同時に活性炭添加剤を加えない米を同一条
件で炊飯したが、活性炭添加剤を加えて炊いた場合は、
炊き上がった米粒が丁度すし米の様に表面のつやがよく
なり、べとつきが少なくなって味がよくなる効果が明ら
かに認められた。また、炊飯時の特有な臭気や、炊飯後
長時間ご飯を炊飯器の中で保存した場合も、活性炭添加
剤を加えない場合に較べて脱臭効果が認められた。
【0031】(実施例2)図3に本発明の他の一態様で
ある炊飯器用活性炭添加剤シート6の断面図を示す。
【0032】シートは芯がポリエステル、鞘がポリプロ
ピレンからなる複合繊維の織物7で、その表裏両面に平
均粒径約50μm のポリプロピレン粉末8を均一に散布
し、更に平均粒度約60メッシュの活性炭粒子5を均一に
散布した後、加熱下でプレスして活性炭を担持した炊飯
器用活性炭添加剤シート6を作成した。
【0033】この様にして得られた活性炭添加剤シート
を炊飯及び、炊飯後のご飯の保存に使用したがその効果
は実施例1とほぼ同様であった。
【0034】(実施例3)図4に本発明のその他の一態
様である炊飯器用活性炭添加剤成形体9の斜視図を示
す。
【0035】粒度約10メッシュの精製した活性炭粒子5
に、平均粒径約30μm のポリプロピレン粉末8を加えて
充分に混合し、その際活性炭粒子5とポリプロピレン粉
末の表面に発生する相反する符号を持った静電気を利用
して、ポリプロピレン粉末を活性炭粒子の表面に均一に
付着させた後、その混合物を長方形の型枠に入れ加熱下
で加圧成形して、図に示す様な炊飯器用活性炭添加剤成
形体9を得た。
【0036】この様にして得られた活性炭添加剤成形体
を炊飯及び、炊飯後のご飯の保存に使用したが、その効
果は実施例1とほぼ同様であった。 (実施例4)図5に本発明のその他の一態様である繊維
状活性炭を含むフェルトからなる炊飯器用活性炭添加剤
10の斜視図を示す。
【0037】フェノール樹脂繊維を炭化・賦活して得ら
れた太さ18デニル、比表面積2200m2/gの活性炭繊維から
なるウエブに対して、重量比5%の芯がポリエステル、
鞘がポリプロピレンの芯−鞘繊維ステープルを加えて均
一に混合した後熱処理して繊維状活性炭を含むフェルト
を得た。
【0038】前述で得られた繊維状活性炭を含むフェル
トは柔軟で伸縮性にも富んでいるため、炊飯の際炊飯器
に入れて使用し易い形態である。
【0039】この様にして得られた活性炭添加剤成形体
を炊飯及び、炊飯後のご飯の保存に使用したが、その効
果は実施例1とほぼ同様であった。
【0040】
【発明の効果】本発明の炊飯器用活性炭添加剤を直接炊
飯器に入れて米と共に炊飯すれば、炊き上がった米粒が
丁度すし米の様に表面のつやがよくなり、べとつきが少
なくなって味がよくなる効果が明らかに認められる。更
に炊飯に使用する水の臭気、炊飯時発生する臭気或い
は、炊飯後ご飯を長時間保存した場合に発生する臭気等
を除去する効果がある。特に国産米とはこれらの臭気等
が異なる外国産米の炊飯に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様である炊飯器用活性炭添加剤バ
ッグの正面図を示す。
【図2】図1に示した炊飯器用活性炭添加剤バッグのA-
A ′における断面図を示す。
【図3】本発明の一態様である炊飯器用活性炭添加剤シ
ートの断面図を示す。
【図4】本発明の一態様である炊飯器用活性炭添加剤成
形体の斜視図を示す。
【図5】本発明の一態様である炊飯器用活性炭添加剤の
斜視図を示す。
【符号の説明】
1 炊飯器用活性炭添加剤バッグ 2 メルトブロー不織布 3 サーマルボンド不織布 4 不織布バッグ 5 活性炭粒子 6 炊飯器用活性炭添加剤シート 7 芯−鞘繊維織物 8 ポリプロピレン粉末 9 炊飯器用活性炭添加剤成形体 10 繊維状活性炭を含む炊飯器用活性炭添加剤 11 繊維状活性炭 12 芯−鞘繊維

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性炭粒子を透過性を有するシートのバ
    ッグに封入せしめてなる炊飯器用活性炭添加剤。
  2. 【請求項2】 活性炭粒子をシートに含有せしめてなる
    炊飯器用活性炭添加剤。
  3. 【請求項3】 活性炭にバインダーとしてプラスチック
    粉末を加え直方体、円柱形、円板状、球状またはその他
    の形状に成形せしめてなる炊飯器用活性炭添加剤。
  4. 【請求項4】 繊維状活性炭を含むフェルト、織物、編
    み物または成形体からなる、炊飯器用活性炭添加剤。
JP6114317A 1994-04-28 1994-04-28 炊飯器用活性炭添加剤 Pending JPH07289890A (ja)

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JP6114317A JPH07289890A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 炊飯器用活性炭添加剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09308679A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Kuraray Chem Corp 吸着材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09308679A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Kuraray Chem Corp 吸着材

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