JPH0728761U - 車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置 - Google Patents

車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置

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JPH0728761U
JPH0728761U JP5931993U JP5931993U JPH0728761U JP H0728761 U JPH0728761 U JP H0728761U JP 5931993 U JP5931993 U JP 5931993U JP 5931993 U JP5931993 U JP 5931993U JP H0728761 U JPH0728761 U JP H0728761U
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JP
Japan
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rear window
washer
window
vehicle
washer liquid
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Pending
Application number
JP5931993U
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English (en)
Inventor
献一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱型ボディの車両に対してそのリヤウインド
のウインドガラスにウォッシャ液を無駄なく確実に噴出
できるリヤウインドウォッシャ液噴出装置を得る。 【構成】 垂面に近いリヤウインドを持つ車両Sに対し
て、該リヤウインドの上部のリヤパネル1に取付けられ
るアウターミラ3のステー4内にウインドウォッシャ液
の導管であるウォッシャホース20を通し、該ステー4
の端に支持された鏡体部分6にリヤウインドに向けて装
着したウォッシャノズル19にウォッシャホース20に
よりウインドウォッシャ液を供給するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバスなど箱型ボディの車両に対するリヤウインドウォッシャ液噴出 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
箱型ボディの車両におけるリヤウインドに対するウォッシャ液を噴出するウォ ッシャノズルは、従来例においては例えば図4に示すように、リヤパネル101 のリヤウインドの下部又は上部に噴出口をウインドガラス102に向けて取付け られている。ウォッシャノズル103自体は30mmから40mm程度突出していて 、リヤパネル101の内部に取回されたウインドウォッシャ液の導管に接続され 、ウインドガラス102から概ね27mmから37mm離れた後方からウインドガラ ス102に下方又は上方からウインドウォッシャ液を噴出するようになっている 。なお、図4において104はアウタミラーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のリヤウインドに対するウォッシャノズル103においては 、リヤウインドが直面に近い角度であるため、ウォッシャ液のウインドガラス1 02に対する噴射角が小さな角度しか得られず、ウォッシャ液がウインドガラス 102をかすめてルーフ等へ飛び散ってしまい大部分が洗浄の用を果たさないこ とが多いといった問題点がある。ウォッシャノズル103の後方への突出量を大 きくすれば、噴射角を大きくすることができるが、十分な噴射角を得るためには かなりの突出量が必要で、突出物を嫌う車両においては不向きな対応とならざる を得ない。
【0004】 そこで、この考案は上記した従来の不都合を解決するためになされたもので、 その目的は確実にリヤウインドのウインドガラスにウォッシャ液を無駄なく効果 的に噴出できる車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を解決するこの考案の車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置は、 垂面に近いリヤウインドを持つ車両に対して、該リヤウインドの上部のリヤパネ ルに取付けられるアウターミラのステー内にウインドウォッシャ液の導管を通し 、該ステーの端に支持された鏡体部分にリヤウインドに向けて装着したウォッシ ャノズルに上記導管によりウインドウォッシャ液を供給するようにしたものであ る。
【0006】
【作用】
前記手段によれば、リヤウインドの上部のリヤパネルに取付けられ、後方への 十分な突出量を持つアウターミラの鏡体部分にウォッシャノズルが位置するので 、ウインドガラスに対して大きな角度でウォッシャ液を噴出させることができる 。
【0007】
【実施例】
次に、この考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 図2は本考案を適用した車両Sの全体形状を示す。この車両Sは、図3にその 後部の構成を示すように垂面に近いリヤウインドを持つ箱型ボディよりなるもの である。この車両Sのリヤウインドの上部のリヤパネル1には、後部ワイパ(図 示しない)によるウインドガラス2の払拭範囲を通して車両Sの後部下方を運転 席から視認できる位置にアウターミラ3が取付けられている。
【0008】 図1に示すように、アウターミラ3は、中空のステー4の自由端に球面継手5 を介して鏡体部分6が首振り角度の調節を可能に装着された構成で、ステー4の 基部に設けられた取付部7によりリヤパネル1に取付けられている。即ち、ステ ー4の取付部7とリヤパネル1との間にシール部材8が挟み込まれ、リヤパネル 1の内側にはリテーナ9が介装されてねじ10により固定されている。ステー4 の取付部7の中央に対応するリヤパネル1にはグロメット11が装着された貫通 孔12が形成され、ステー4の内部空間に連通している。ステー4の自由端側の リヤウインド側への曲げを設けた頚部13には、ゴム等で成形されたベローズ付 のグロメット14が装着された引出孔15が形成されている。
【0009】 ステー4に支持された鏡体部分6には鏡面を保持するケース部16の背面下部 にグロメット17を装着した引込孔18が開けられている。また、ケース部16 の下縁部中央には鏡面側に噴射孔を持つウォッシャノズル19が着脱可能に装着 されている。このウォッシャノズル19には、ポンプ装置(図示しない)の吐出 側に接続されたウォッシャ液の導管、即ちウォッシャホース20の端が接続され ている。ウォッシャホース20は、リヤパネル1内から、貫通孔12を通してス テー4内に引き込まれ、ステー4の頸部13の引出孔15から一旦外部に引き出 された後、鏡体部分6の引込孔18からケース部16内に引き込まれケース部1 6内においてウォッシャノズル19に接続される。これにより、鏡体部分6の角 度調節はウォッシャホース20に妨害されることなく自由に行ないうる。
【0010】 上記構成の車両Sでは、リヤウインドの上部のリヤパネル1に取付けられたア ウターミラ3は、後方への十分な突出量があり、その鏡体部分6にウォッシャノ ズル19が設けられているので、ウインドガラス2に対して十分に大きな角度で ウォッシャ液を威勢よく噴出させることができ、ウォッシャ液がルーフ等へ飛散 せずウインドガラス2に確実に当たるのでウォッシャ液を無駄なく効果的にウイ ンドガラス2の洗浄の用に供させることができる。特に、アウターミラ3は後部 ワイパが設備される車両Sでは、後部ワイパによる払拭範囲を通して運転席から 視認できる位置に設けられ、後部ワイパによる払拭範囲にウォッシャ液が吹き付 けられることになるため、アウターミラ3による視認性を後部ワイパとの共働に より、より良いものにすることができ、車両Sの安全性の向上にも寄与できるこ とになる。
【0011】
【考案の効果】 以上実施例による説明からも明らかなようにこの考案によれば、リヤウインド の上部のリヤパネルに取付けられ、後方への十分な突出量を持つアウターミラの 鏡体部分にウォッシャノズルが位置するので、ウインドガラスに対して大きな角 度でウォッシャ液を噴出させることができ、無駄なく確実にウインドガラスに勢 いよくウォッシャ液を噴出させることが可能になる。特に、アウターミラは後部 ワイパが設備される車両では、後部ワイパによる払拭範囲を通して視認できる位 置に設けられ、後部ワイパによる払拭範囲にウォッシャ液が吹き付けられること になるため、アウターミラによる視認性を後部ワイパとの共働により、より良い ものにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のリヤウインドウォッシャ液
噴出装置の要部拡大断面図である。
【図2】本考案の一実施例のリヤウインドウォッシャ液
噴出装置を適用した車両の略体図である。
【図3】図2の車両の後部の構成を示す拡大側面図であ
る。
【図4】従来の車両の後部の構成を示す部分側面図であ
る。
【符号の説明】
1 リヤパネル 2 ウインドガラス 3 アウターミラ 4 ステー 6 鏡体部分 19 ウォッシャノズル 20 ウォッシャホース S 車両

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂面に近いリヤウインドを持つ車両に対
    して、該リヤウインドの上部のリヤパネルに取付けられ
    るアウターミラのステー内にウインドウォッシャ液の導
    管を通し、該ステーの端に支持された鏡体部分にリヤウ
    インドに向けて装着したウォッシャノズルに上記導管に
    よりウインドウォッシャ液を供給する構成の車両のリヤ
    ウインドウォッシャ液噴出装置。
JP5931993U 1993-11-04 1993-11-04 車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置 Pending JPH0728761U (ja)

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JP5931993U JPH0728761U (ja) 1993-11-04 1993-11-04 車両のリヤウインドウォッシャ液噴出装置

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JPH0728761U true JPH0728761U (ja) 1995-05-30

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