JPH07284289A - ブラシレスモータの駆動制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動制御装置

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JPH07284289A
JPH07284289A JP6069315A JP6931594A JPH07284289A JP H07284289 A JPH07284289 A JP H07284289A JP 6069315 A JP6069315 A JP 6069315A JP 6931594 A JP6931594 A JP 6931594A JP H07284289 A JPH07284289 A JP H07284289A
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brushless motor
signal
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JP6069315A
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Masahiro Kuroda
昌寛 黒田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング回路及びブラシレスモータに過
大電流が流れることによるこれらの破壊を防止する。 【構成】 ブラシレスモータ15の通電制御を行なう三
相ブリッジ回路13に流れる電流を電流検出手段16で
検出し、その検出電流IDを電流制限手段26の第1の
電流制限設定値IR1及び第2の電流制限設定値IR2
と比較する。そして、検出電流IDが第1の電流制限設
定値IR1以上のときには、ラッチ手段29によりベー
スドライブ回路30を制御して三相ブリッジ回路13の
正側のトランジスタ7,9及び11を全てオフさせ、更
に、検出電流IDが第2の電流制限設定値IR2以上の
ときには、ラッチ手段29によりベースドライブ回路3
0を制御して三相ブリッジ回路13の全てのトランジス
タ7乃至12をオフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流制限手段に改良を
加えたブラシレスモータの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ブラシレスモータの駆動制御
装置としては、図11に示すように構成されたものがあ
る。即ち、交流電源1に接続される直流電源回路2は全
波整流回路3及び平滑用コンデンサ4からなり、その正
及び負端子は、正側直流電源線5及び負側直流電源線6
に接続されている。この正側直流電源線5及び負側直流
電源線6間には、スイッチング回路としてスイッチング
素子例えばスイッチング用トランジスタ7乃至12から
なる三相ブリッジ回路13が接続され、その出力端子1
4u,14v及び14wにブラシレスモータ15の複数
相例えば三相の各巻線15u,15v及び15wの各一
端子が接続されており、その各巻線15u,15v及び
15wの他端子は共通に接続されている。
【0003】この三相ブリッジ回路13において、正側
直流電源線5と出力端子14u,14v及び14wとの
間に接続された3個のトランジスタ7,9及び11は正
側スイッチング素子に対応し、負側直流電源線6と出力
端子14u,14v及び14wとの間に接続された3個
のトランジスタ8,10及び12は負側スイッチング素
子に対応するものであり、各トランジスタ7乃至12に
は並列にフリーホイールダイオード7a乃至12aが接
続されている。
【0004】前記三相ブリッジ回路13の入力部たる負
側直流電源線6にはシャント抵抗器からなる電流検出手
段16が設けられており、これは三相ブリッジ回路13
に流れる電流たる三相ブリッジ回路13の入力電流を検
出するもので、その検出端子はフィルタ17を介してコ
ンパレータ18の非反転入力端子(+)に接続されてい
る。
【0005】マイクロコンピュータ及びその周辺回路か
らなる通電信号形成手段たる主制御回路19は、その入
力ポートが前記出力端子14u,14v及び14wに接
続されて、前記ブラシレスモータ15の各巻線15u,
15v及び15wの端子電圧Vu,Vv及びVwが与え
られるようになっている。又、前記正側及び負側直流電
源線5及び6間には、分圧抵抗回路からなる基準電圧発
生回路20が接続されており、これはその出力端子から
基準電圧Vo(直流電源回路2の直流電源電圧の1/
2)を出力するようになっている。そして、この基準電
圧発生回路20の出力端子は主制御回路19の入力ポー
トに接続されている。
【0006】主制御回路19は、複数の出力ポートがベ
ースドライブ回路21の入力端子に接続されていて、前
記端子電圧Vu,Vv及びVwと基準電圧Voとからブ
ラシレスモータ15の各巻線15u,15v及び15w
の誘起電圧の発生タイミングを検出し、この発生タイミ
ングからブラシレスモータ15の回転子の回転位置に応
じた回転位置信号を検出し、その検出結果に基づいて転
流タイミングを決定し、この転流タイミングに対応する
通電信号をベースドライブ回路21に与えるようになっ
ている。そして、ベースドライブ回路21は、その複数
の出力端子が三相ブリッジ回路13のトランジスタ7乃
至12のベースに接続されていて、主制御回路19から
与えられる通電信号に基づいて各トランジスタ7乃至1
2をオンオフ制御するようになっている。
【0007】前記コンパレータ18の反転入力端子
(−)には、予め設定された電流制限設定値が与えられ
るようになっており、そのコンパレータ18の出力端子
はラッチ回路22の入力端子に接続されており、このラ
ッチ回路22の出力端子は前記ベースドライブ回路21
の入力端子に接続されている。この場合、コンパレータ
18は、電流検出手段16の検出電流(三相ブリッジ回
路13の入力電流)が電流制限設定値未満であると、そ
の出力信号をロウレベルとして、ラッチ回路22に与え
るようになっている。
【0008】ラッチ回路22の他の入力端子には、リセ
ット手段たる発振回路23の出力端子が接続されてお
り、この発振回路23は、所定周期toで発振する発振
出力たるハイレベルのリセット信号を出力するようにな
っている。この場合、ラッチ回路22は、発振回路23
からリセット信号が与えられると出力信号をロウレベル
とするようにリセットされるようになっている。そし
て、ベースドライブ回路21は、ラッチ回路22からロ
ウレベルの出力信号が与えられているときには、主制御
回路19からの通電信号に基づいてトランジスタ7乃至
12をオンオフ制御し、ラッチ回路22からハイレベル
の出力信号が与えられたときには、主制御回路19から
の通電信号に関係なく正側トランジスタ7,9及び11
をオフするようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ラッ
チ回路22の出力信号がハイレベルであるときには、正
側トランジスタ7,9及び11がオフされる。このとき
三相ブリッジ回路13の入力電流はなくなるが、ブラシ
レスモータ15の巻線電流はすぐにはなくならず、三相
ブリッジ回路13内の負側トランジスタ8,10或いは
12及びフリーホイールダイオード8a,10a或いは
12aを通って流れ(図3参照)、徐々に減少してゆ
く。そして、上記入力電流は、零となっているため、コ
ンパレータ18ひいてはラッチ回路22はロウレベルを
出力し、これにより、トランジスタ7乃至12に対する
オンオフ制御が再開される。これにて、三相ブリッジ回
路13の入力電流は流れ始める。この様子を図12に示
している。
【0010】ところで、この種の駆動制御装置において
は、ブラシレスモータ15を駆動したときに、ブラシレ
スモータ15の抵抗及びインダクタンスの値が小さい場
合、或いは、誘起電圧が逆に発生する発電モードとなっ
ている場合等には、図12に示したように、徐々に三相
ブリッジ回路13の入力電流が大きくなり、電流制限設
定値を超えて電流が流れることがある。
【0011】この理由を図12を参照して説明するに、
実際に電流検出手段16の検出電流値が電流制限設定値
以上となって正側トランジスタ7,9及び11がオフす
るまでには、フィルタ17により生じる遅れ、コンパレ
ータ18による遅れ、ラッチ回路22による遅れ、ベー
スドライブ回路21による遅れ、及び正側トランジスタ
7,9及び10のターンオフタイムの存在により、td
という時間がかかる。この間は、三相ブリッジ回路13
の入力電流(ブラシレスモータ15の巻線電流)が電流
制限設定値を超えて流れる。ところが、正側トランジス
タ7,9及び10がオフされている時間中にブラシレス
モータ15の巻線電流が充分に減少しない場合には、次
にラッチ回路22がリセットされて三相ブリッジ回路1
3に入力電流が流れ始めると、すぐに大きな入力電流が
流れる。
【0012】この場合、入力電流(電流検出手段16の
検出電流)が再び電流制限設定値を超えていれば、正側
トランジスタ7,9及び11がオフされるが、このとき
の入力電流は、前のオフするときの入力電流よりさらに
大きくなっている。これが繰返されると、三相ブリッジ
回路13には電流制限設定値より大きな入力電流が流れ
続けることになり、換言すれば、ブラシレスモータ15
の巻線に大きな電流が流れることになる。
【0013】このように、三相ブリッジ回路13に大き
な電流が流れると、三相ブリッジ回路13が破壊し(即
ち、三相ブリッジ回路13を構成するトランジスタ7乃
至12が破壊し)、又、ブラシレスモータ15に大きな
巻線電流が流れることにより、回転子に使用されている
永久磁石に逆磁界がかかって永久減磁作用が生じ、ブラ
シレスモータ15が破壊する問題がある。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、スイッチング回路及びブラシレスモー
タに過大な電流が流れることを防止することができるブ
ラシレスモータの駆動制御装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のブラシレ
スモータの駆動制御装置は、ブラシレスモータが有する
複数相の巻線に順次通電するために正側直流電源線と出
力端子との間に接続され夫々フリーホイールダイオード
を有する複数個の正側スイッチング素子及び負側直流電
源線と出力端子との間に接続され夫々フリーホイールダ
イオードを有する負側スイッチング素子からなるスイッ
チング回路と、前記ブラシレスモータの回転子の回転位
置に応じた回転位置信号に基づいて所定の転流タイミン
グに対応する通電信号を得る通電信号形成手段と、この
通電信号形成手段からの通電信号に従って前記スイッチ
ング素子をオンオフ制御する駆動回路と、前記スイッチ
ング回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、第1
の電流制限設定値及びこれよりも大なる第2の電流制限
設定値が設定され、前記電流検出手段の検出電流値が前
記第1の電流制限設定値以上となったときには前記正側
及び負側スイッチング素子のいずれか一方をオフさせる
信号を出力し、前記検出電流値が前記第2の電流制限設
定値以上となったときには前記正側及び負側スイッチン
グ素子の双方をオフさせる信号を出力する電流制限手段
と、この電流制限手段の出力信号をラッチしてその出力
信号の内容を前記駆動回路に実行させるラッチ手段と、
このラッチ手段を所定周期のリセット信号によりリセッ
トするリセット手段とを具備してなる構成に特徴を有す
る。
【0016】請求項2記載のブラシレスモータの駆動制
御装置は、ブラシレスモータが有する複数相の巻線に順
次通電するために正側直流電源線と出力端子との間に接
続され夫々フリーホイールダイオードを有する複数個の
正側スイッチング素子及び負側直流電源線と出力端子と
の間に接続され夫々フリーホイールダイオードを有する
負側スイッチング素子からなるスイッチング回路と、前
記ブラシレスモータの回転子の回転位置に応じた回転位
置信号に基づいて所定の転流タイミングに対応する通電
信号を得る通電信号形成手段と、この通電信号形成手段
からの通電信号に従って前記スイッチング素子をオンオ
フ制御する駆動回路と、前記スイッチング回路に流れる
電流を検出する電流検出手段と、電流制限設定値が設定
され、前記電流検出手段の検出電流値が前記電流制限設
定値以上となったときに前記正側及び負側スイッチング
素子の双方をオフさせる信号を出力する電流制限手段
と、この電流制限手段の出力信号をラッチしてその出力
信号の内容を前記駆動回路に実行させるラッチ手段と、
このラッチ手段を所定周期のリセット信号によりリセッ
トするリセット手段とを具備してなる構成に特徴を有す
る。
【0017】請求項3記載のブラシレスモータの駆動制
御装置は、電流検出手段を、スイッチング回路の入力部
に設けて、直流電流を検出するように構成するところに
特徴を有する。
【0018】請求項4に記載のブラシレスモータの駆動
制御装置は、電流検出手段を、スイッチング回路の出力
部に設けて、通電している相の電流の絶対値を検出する
ように構成するところに特徴を有する。
【0019】
【作用】請求項1記載のブラシレスモータの駆動制御装
置によれば、スイッチング回路に流れる電流の値即ち電
流検出手段の検出電流値が第1の電流制限設定値以上に
なると、スイッチング回路の正側及び負側スイッチング
素子の一方がオフされるので、ブラシレスモータの巻線
電流は、正側或いは負側トランジスタ及びその正側或い
は負側トランジスタに並列のフライホイールダイオード
を経て流れ、以て、巻線電流はブラシレスモータの巻線
及びスイッチング回路間で循環して流れて減衰される。
【0020】又、電流検出手段の検出電流値が第1の電
流制限設定値よりも大なる第2の電流制限設定値以上に
なると、スイッチング回路の正側及び負側スイッチング
素子の双方がオフされるので、巻線電流は、スイッチン
グ回路のフリーホイールダイオードを介して直流電源回
路側に流れ、以て、巻線電流はフリーホイールダイオー
ドを経て回生電流として流れてより減衰される。
【0021】請求項2記載のブラシレスモータの駆動制
御装置によれば、電流検出手段の検出電流値が電流制限
設定値以上となると、直ちにスイッチング回路の正側及
び負側スイッチング素子の双方がオフされるので、ブラ
シレスモータの巻線電流は回生電流として流れて速やか
に減衰される。
【0022】請求項3記載のブラシレスモータの駆動制
御装置によれば、電流検出手段は、スイッチング回路に
流れる電流としてその入力電流たる直流電流を検出す
る。
【0023】請求項4記載のブラシレスモータの駆動制
御装置によれば、電流検出手段は、スイッチング回路に
流れる電流としてブラシレスモータの通電されている相
の電流の絶対値を検出する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき、図1乃
至図4を参照しながら説明するに、図1においては図1
1と同一部分に同一符号を付して説明を省略し、異なる
部分についてのみ説明する。
【0025】図1において、コンパレータ24及び25
は、両者で電流制限手段26を構成するもので、各非反
転入力端子(+)はフィルタ17の出力端子に接続され
ている。又、コンパレータ24の反転入力端子(−)に
は、第1の電流制限設定値IR1が与えられ、コンパレ
ータ25の反転入力端子(−)には、第1の電流制限設
定値IR1よりも大なる、具体的には、わずかに大なる
第2の電流制限設定値IR2が与えられるようになって
いる。
【0026】ラッチ回路27及び28は、両者でラッチ
手段29を構成するもので、各入力端子はコンパレータ
24及び25の出力端子に夫々接続され、各出力端子は
駆動回路としてのベースドライブ回路30の制御端子C
1及びC2に夫々接続され、各リセット端子は発振回路
23の出力端子に接続されている。この場合、ラッチ回
路27及び28は、コンパレータ24及び25の出力信
号がハイレベルになると、これをラッチして出力信号を
ハイレベルとするようになっており、そして、発振回路
23から周期的にリセット信号が与えられると、出力信
号をロウレベルとするようにリセットされるようになっ
ている。
【0027】前記ベースドライブ回路30において、そ
の複数の入力端子は主制御回路19の複数の出力ポート
に接続され、複数の出力端子は三相ブリッジ回路13の
トランジスタ7乃至12のベースに接続されている。そ
して、ベースドライブ回路30は、制御端子C1及びC
2に与えられる信号がともにロウレベルのときには主制
御回路19からの通電信号に基づいてトランジスタ7乃
至12をオンオフ制御し、制御端子C1に与えられる信
号がハイレベルで且つ制御端子C2に与えられる信号が
ロウレベルのときには、主制御回路19からの通電信号
に関係なく正側トランジスタ7,9及び11をオフさ
せ、制御端子C1及びC2に与えられる信号がともにハ
イレベルのときには、主制御回路19からの通電信号に
関係なく正側トランジスタ7,9及び11並びに負側ト
ランジスタ8,10及び12の全てをオフさせるように
なっている。
【0028】次に、本実施例の作用につき、図2乃至図
4をも参照して説明する。今、例えば、主制御回路19
からの通電信号に基づきベースドライブ回路30が正側
トランジスタ7及び負側トランジスタ10をオンさせて
ブラシレスモータ15の巻線15u及び15vが通電さ
れているとすると、負側直流電源線6には三相ブリッジ
回路13の入力電流たる直流電流IDが流れ、これが電
流検出手段16によって検出されて検出電流IDとな
る。この検出電流IDが、図2に示すように、急激に上
昇して第1の電流制限設定値IR1以上になると、コン
パレータ24がハイレベルの出力信号を出力するように
なり、ラッチ回路27はそのハイレベルの信号をラッチ
して出力信号をハイレベルとする。
【0029】ラッチ回路27のハイレベルの出力信号は
ベースドライブ回路30の制御端子C1に与えられるの
で、ベースドライブ回路30は三相ブリッジ回路13の
正側トランジスタ7,9及び11の全てをオフさせる。
尚、このときには、主制御回路19の通電信号に基づい
て負側トランジスタ10がオンされている。
【0030】ところで、三相ブリッジ回路13の入力電
流IDが急上昇して第1の電流制限設定値IR1に達し
た場合を考えてみると、三相ブリッジ回路13の正側ト
ランジスタ7,9及び11の全てが実際にオフするまで
には、フィルタ17の遅れ,コンパレータ24の遅れ、
ラッチ回路27の遅れ、ベースドライブ回路30の遅れ
及びトランジスタ7のターンオフタイムの存在により、
tdという時間がかかる。この間は、三相ブリッジ回路
13の入力電流(直流電流)ID及びブラシレスモータ
15の巻線電流IMは第1の電流制限設定値IR1を超
えて流れることになる。
【0031】而して、三相ブリッジ回路13の正側トラ
ンジスタ7,9及び11が全てオフすると、ブラシレス
モータ15の巻線電流IMは、図3に示すように、巻線
15u,15v,トランジスタ10,フリーホイールダ
イオード8a及び巻線15vの経路で流れ、以て、循環
電流となって徐々に減衰される。そして、このときに
は、三相ブリッジ回路13には入力電流即ち直流電流I
Dは流れなくなり、コンパレータ24の出力信号はロウ
レベルとなる。
【0032】その後、発振回路23が発振出力たる所定
周期toのリセット信号PRを出力してラッチ回路27
及び28のリセット端子に与えると、ラッチ回路28は
出力信号をロウレベルのままとするが、ラッチ回路27
はリセットされて出力信号をハイレベルからロウレベル
に変化するようになり、従って、ベースドライブ回路3
0は、制御端子C1及びC2の信号がともにロウレベル
となっていることにより、三相ブリッジ回路13のトラ
ンジスタ7乃至12を主制御回路19からの通電信号に
基づいてオンオフする制御を再開するようになる。この
ときに、三相ブリッジ回路13の入力電流即ち直流電流
IDが第1の電流制限設定値IR1より小になっていれ
ば、三相ブリッジ回路13は主制御回路19の通電信号
に基づく制御が続行される。
【0033】しかしながら、図2に示すように、電流検
出手段16の検出電流IDが再び第1の電流制限設定値
IR1以上となったときには、コンパレータ24の出力
信号がハイレベルとなり、ラッチ回路27はこれをラッ
チしてハイレベルの出力信号を出力するようになり、ベ
ースドライブ回路30は三相ブリッジ回路13の正側ト
ランジスタ7,9及び11の全てをオフさせる。そし
て、前述したような遅れの時間tdの間に電流検出手段
16の検出電流IDが第2の電流制限設定値IR2以上
となったときには、コンパレータ25の出力信号がハイ
レベルとなり、これをラッチ回路28がラッチしてハイ
レベルの出力信号を出力するようになる。これにより、
ベースドライブ回路30は、三相ブリッジ回路13の正
側トランジスタ7,9及び11並びに負側トランジスタ
8,10及び12の全てをオフさせるようになる。
【0034】三相ブリッジ回路13のトランジスタ7乃
至12が全てオフされると、図4に示すように、ブラシ
レスモータ15の巻線電流IMは、巻線15u,15
v,フリーホイールダイオード9a,直流電源回路2の
平滑用コンデンサ4,フリーホイールダイオード8a及
び巻線15uの経路で流れ、以て、回生電流として流れ
て急激に減衰される。
【0035】以後の動作は前述と同様であり、電流検出
手段16の検出電流IDが第1の電流制限設定値IR1
以上となったときには、三相ブリッジ回路13の正側ト
ランジスタ7,9及び11が全てオフされて、ブラシレ
スモータ15の巻線電流IMは循環電流として流れて徐
々に減衰され、検出電流IDが第2の電流制限設定値I
R2以上となったときには、三相ブリッジ回路13の正
側トランジスタ7,9及び11並びに負側トランジスタ
8,10及び12の全てがオフされて、ブラシレスモー
タ15の巻線電流IMは回生電流として流れて急激に減
衰される。
【0036】従って、本実施例によれば、ブラシレスモ
ータ15の抵抗及びインダクタンスの値が小さい場合、
或いは、誘起電圧が逆に発電モードとなっている場合等
の原因により三相ブリッジ回路13及びブラシレスモー
タ15に過大な電流が流れることを防止することがで
き、従って、三相ブリッジ回路13が破壊したり或いは
ブラシレスモータ15が破壊することを防止できる。
【0037】尚、上記実施例では、直流電流(検出電
流)IDが第1の電流制限設定値IR1以上となったと
きには、三相ブリッジ回路13の正側トランジスタ7,
9及び11をオフさせるようにしたが、代わりに、負側
トランジスタ8,10及び12をオフさせるようにして
もよい。
【0038】図5及び図6は本発明の第2の実施例であ
り、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して示
し、異なる部分について説明する。即ち、電流制限手段
たるコンパレータ31において、その非反転入力端子
(+)はフィルタ17の出力端子に接続され、出力端子
はラッチ手段たるラッチ回路32の入力端子に接続され
ている。この場合、コンパレータ31の反転入力端子
(−)には電流制限設定値IRが与えられるようになっ
ており、この電流制限設定値IRは、前記第1の電流制
限設定値IR1或いは第2の電流制限設定値R2と等し
い値に設定され、若しくは、これらの電流制限設定値I
R1とIR2との間の値に設定されている。
【0039】ラッチ回路32において、その出力端子は
駆動回路としてのベースドライブ回路33の制御端子C
に接続され、リセット端子は発振回路23の出力端子に
接続されている。この場合、ラッチ回路32は、コンパ
レータ31の出力信号がハイレベルになると、これをラ
ッチして出力信号をハイレベルとするようになってお
り、そして、発振回路23から周期的にリセット信号P
Rが与えられると、出力信号をロウレベルとするように
リセットされるようになっている。
【0040】前記ベースドライブ回路33において、そ
の複数の入力端子は主制御回路19の複数の出力ポート
に接続され、複数の出力端子は三相ブリッジ回路13の
トランジスタ7乃至12のベースに接続されている。そ
して、ベースドライブ回路33は、制御端子Cに与えら
れる信号がロウレベルのときには、主制御回路19から
の通電信号に基づいてトランジスタ7乃至12をオンオ
フ制御し、制御端子Cに与えられる信号がハイレベルの
ときには、主制御回路19からの通電信号に関係なく正
側トランジスタ7,9及び11並びに負側トランジスタ
8,10及び12の全てをオフさせるようになってい
る。
【0041】而して、電流検出手段16の検出電流ID
が、図6に示すように、急激に上昇して電流制限設定値
IR以上になると、コンパレータ31がハイレベルの出
力信号を出力するようになり、ラッチ回路32はそのハ
イレベルの出力信号をラッチして出力信号をハイレベル
とする。ラッチ回路32のハイレベルの出力信号はベー
スドライブ回路33の制御端子Cに与えられるので、ベ
ースドライブ回路33は、三相ブリッジ回路13の正側
トランジスタ7,9及び11並びに負側トランジスタ
8,10及び12の全てをオフさせるようになる。勿
論、トランジスタ7乃至12がオフするまでには遅れの
時間tdを有する。
【0042】これにより、ブラシレスモータ15の巻線
電流IMは、例えば図4に示すように、三相ブリッジ回
路13のフリーホイールダイオードを経て直流電源回路
2に回生電流として流れて、図6に示すように、急激に
減衰される。この場合、回生電流として流れる巻線電流
IMは、三相ブリッジ回路13に対する入力電流たる直
流電流IDの方向とは逆方向に流れるので、電流検出手
段16はこの巻線電流IMを検出することはなく、従っ
て、コンパレータ31の出力信号はロウレベルとなる。
【0043】その後、発振回路23が発振出力たるリセ
ット信号PRを出力してラッチ回路32に与えられる
と、ラッチ回路32はリセットされて出力信号をハイレ
ベルからロウレベルに変化するようになり、従って、ベ
ースドライブ回路33は、三相ブリッジ回路13のトラ
ンジスタ7乃至12を主制御回路19からの通電信号に
基づいてオンオフする制御を再開する。そして、このと
きに三相ブリッジ回路13の入力電流即ち直流電流ID
が電流制限設定値IRより小になっていれば、三相ブリ
ッジ回路13は主制御回路19の通電信号に基づく制御
が続行され、又、直流電流IDが電流制限設定値IR以
上に上昇したときには、前述したように三相ブリッジ回
路13のトランジスタ7乃至12が全てオフされて巻線
電流IMが回生電流として流れて急激に減衰される。
【0044】従って、この第2の実施例によっても、前
記第1の実施例と同様の効果が得られ、特に、電流検出
手段16の検出電流IDが電流制限設定値IR以上とな
ったときには巻線電流IMを当初から急激に減衰させる
ことができる。
【0045】図7及び図8は本発明の第3の実施例であ
り、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して示
し、以下、異なる部分について説明する。即ち、電流検
出手段34は、前記電流検出手段16に代わるもので、
三相ブリッジ回路13の出力部たる出力端子14u,1
4v及び14wと巻線15u,15v及び15wの各一
端子との間に介在された電流検出器35u,35v及び
35wと、これらの電流検出器35u,35v及び35
wの出力端子に入力端子が接続された電流出力回路36
とから構成されており、その電流出力回路36の出力端
子はフィルタ17の入力端子に接続されている。この場
合、電流出力回路36は、電流検出器35u,35v及
び35wの検出電流の絶対値で且つその内の最大のもの
を巻線電流|IM|として出力するようになっている。
【0046】而して、電流検出器35u,35v及び3
5wは、ブラシレスモータ15の各巻線15u,15v
及び15wに流れる電流を検出するようになり、従っ
て、夫々の検出電流は交流となる。そして、電流出力回
路36は、これらの電流検出器35u,35v及び35
wからの交流の検出電流の絶対値で且つ最大のものを出
力するので、その出力たる巻線電流|IM|は、図8に
示すように、同一極性例えば正(+)極性内で変化する
ものとなる。そして、この巻線電流|IM|は、フィル
タ17を介してコンパレータ24及び25の各非反転入
力端子(+)に与えられるので、第1の実施例同様に、
電流制限設定値IR1及びIR2と比較される。
【0047】従って、この第3の実施例によれば、巻線
電流|IM|が直流電流(検出電流)IDに代わるだけ
であるので、第1の実施例と同様の作用効果を得ること
ができるものである。
【0048】図9及び図10は本発明の第4の実施例で
あり、図5,図6及び図7と同一部分には同一符号を付
して示し、以下、異なる部分について説明する。即ち、
図5に示す第2の実施例と異なるところは、電流検出手
段16の代わりに図7に示すような電流検出手段36を
設け、この電流検出手段36の電流出力回路36の出力
端子をフィルタ17の入力端子に接続する構成にある。
【0049】従って、この第4の実施例によれば、電流
検出手段36からの巻線電流|IM|は、フィルタ17
を介してコンパレータ31の非反転入力端子(+)に与
えられて、第2の実施例の直流電流(検出電流)IDの
代わりに電流制限設定値IRと比較されるものであり、
第2の実施例同様の作用効果が得られる。
【0050】尚、上記各実施例では、三相ブリッジ回路
13及び三相のブラシレスモータ15を用いるようにし
たが、これに限らず、三相以外の複数相のブリッジ回路
及びブラシレスモータを用いるようにしてもよい。又、
上記各実施例では、ブラシレスモータ15の端子電圧V
u,Vv及びVwと基準電圧Voとの比較演算により回
転子の回転位置信号を得るようにしたが、代わりに、ブ
ラシレスモータ15の回転子の回転位置を検出するホー
ル素子,ホールIC等の位置検出器を設けて、これによ
って回転位置信号を得るようにしてもよく、この場合に
は、基準電圧発生回路20は不要になる。その他、本発
明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施
し得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブラシレ
スモータの駆動制御装置によれば、スイッチング回路に
流れる電流と電流制限設定値との比較によって、スイッ
チング回路の正側及び負側スイッチング素子の一方をオ
フさせ、若しくは、双方をオフさせることを状況に応じ
て、或いは、選択的に実行させるようにしたので、スイ
ッチング回路及びブラシレスモータに過大な電流が流れ
ることを防止することができて、スイッチング回路及び
ブラシレスモータの破壊を防止することができるという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】作用説明用の各部の波形図
【図3】環流電流が流れる場合の説明図
【図4】回生電流が流れる場合の説明図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図10】図2相当図
【図11】従来例を示す図1相当図
【図12】図2相当図
【符号の説明】
図面中、2は直流電源回路、5は正側直流電源線、6は
負側直流電源線(入力部)、7,9及び11はトランジ
スタ(正側スイッチング素子)、8,10及び12はト
ランジスタ(負側スイッチング素子)、13は三相ブリ
ッジ回路(スイッチング回路)、14u,14v及び1
4wは出力端子(出力部)、15はブラシレスモータ、
15u,15v及び15wは巻線、16は電流検出手
段、19は主制御回路(通電信号形成手段)、23は発
振回路(リセット手段)、26は電流制限手段、29は
ラッチ手段、30はベースドライブ回路(駆動回路)、
31はコンパレータ(電流制限手段)、32はラッチ回
路(ラッチ手段)、33はベースドライブ回路(駆動回
路)、34は電流検出手段、35u,35v及び35w
は電流検出器、36は電流出力回路を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータが有する複数相の巻線
    に順次通電するために正側直流電源線と出力端子との間
    に接続され夫々フリーホイールダイオードを有する複数
    個の正側スイッチング素子及び負側直流電源線と出力端
    子との間に接続され夫々フリーホイールダイオードを有
    する負側スイッチング素子からなるスイッチング回路
    と、 前記ブラシレスモータの回転子の回転位置に応じた回転
    位置信号に基づいて所定の転流タイミングに対応する通
    電信号を得る通電信号形成手段と、 この通電信号形成手段からの通電信号に従って前記スイ
    ッチング素子をオンオフ制御する駆動回路と、 前記スイッチング回路に流れる電流を検出する電流検出
    手段と、 第1の電流制限設定値及びこれよりも大なる第2の電流
    制限設定値が設定され、前記電流検出手段の検出電流値
    が前記第1の電流制限設定値以上となったときには前記
    正側及び負側スイッチング素子のいずれか一方をオフさ
    せる信号を出力し、前記検出電流値が前記第2の電流制
    限設定値以上となったときには前記正側及び負側スイッ
    チング素子の双方をオフさせる信号を出力する電流制限
    手段と、 この電流制限手段の出力信号をラッチしてその出力信号
    の内容を前記駆動回路に実行させるラッチ手段と、 このラッチ手段を所定周期のリセット信号によりリセッ
    トするリセット手段とを具備してなるブラシレスモータ
    の駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 ブラシレスモータが有する複数相の巻線
    に順次通電するために正側直流電源線と出力端子との間
    に接続され夫々フリーホイールダイオードを有する複数
    個の正側スイッチング素子及び負側直流電源線と出力端
    子との間に接続され夫々フリーホイールダイオードを有
    する負側スイッチング素子からなるスイッチング回路
    と、 前記ブラシレスモータの回転子の回転位置に応じた回転
    位置信号に基づいて所定の転流タイミングに対応する通
    電信号を得る通電信号形成手段と、 この通電信号形成手段からの通電信号に従って前記スイ
    ッチング素子をオンオフ制御する駆動回路と、 前記スイッチング回路に流れる電流を検出する電流検出
    手段と、 電流制限設定値が設定され、前記電流検出手段の検出電
    流値が前記電流制限設定値以上となったときに前記正側
    及び負側スイッチング素子の双方をオフさせる信号を出
    力する電流制限手段と、 この電流制限手段の出力信号をラッチしてその出力信号
    の内容を前記駆動回路に実行させるラッチ手段と、 このラッチ手段を所定周期のリセット信号によりリセッ
    トするリセット手段とを具備してなるブラシレスモータ
    の駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 電流検出手段は、スイッチング回路の入
    力部に設けられていて、直流電流を検出するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のブラシレ
    スモータの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 電流検出手段は、スイッチング回路の出
    力部に設けられていて、通電している相の電流の絶対値
    を検出するようになっていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のブラシレスモータの駆動制御装置。
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