JPH07282493A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH07282493A
JPH07282493A JP6075080A JP7508094A JPH07282493A JP H07282493 A JPH07282493 A JP H07282493A JP 6075080 A JP6075080 A JP 6075080A JP 7508094 A JP7508094 A JP 7508094A JP H07282493 A JPH07282493 A JP H07282493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
mode
pinch roller
capstan
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP6075080A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Maeda
修 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6075080A priority Critical patent/JPH07282493A/ja
Publication of JPH07282493A publication Critical patent/JPH07282493A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ走行モードに対応した最適なピンチロ
ーラ圧着力に可変することにより、テープ走行系の歪み
の改善とキャプスタンモータの消費電力を低減する。 【構成】 キャプスタン14とピンチローラ4間に磁気
テープを挟持して該磁気テープを駆動/巻き取る磁気記
録再生装置において、磁気テープの複数の走行動作モー
ド、例えば記録/再生モードと巻戻し再生モード等に応
じて、ピンチローラのキャプスタンへの圧着力を可変す
る圧着力可変手段2〜9を備える構成とする。また、圧
着力可変手段は、走行動作モードに応じて移動するスラ
イド2と、一端にピンチローラを回転自在に載置した回
動レバー3と、該回動レバーの他端に当接・離間するピ
ン7aを有する第1のレバー7と、一端でスライドに係
合すると共に前記第1のレバーと同軸に軸支された第2
のレバー8と、第1レバーと第2レバーに他端間に懸架
されたトーションバネ9とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ走行動作モード
に応じてピンチローラ圧着力を可変する磁気記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ等の磁気記
録再生装置におけるテープ送り機構では ピンチローラ
をキャプスタンに圧着する力を一定に設計している。従
って、キャプスタンとピンチローラ間にテープを挟んだ
状態でテープ走行させる複数の動作モード(例えば、記
録/再生モード、巻戻し再生モード等)に対して、走行
モード中、最もテープ駆動力を必要とする動作モードに
合わせて、ピンチローラ圧着力を設定している。
【0003】一般に、再生モードではバックテンション
サーボ機構を備えているが、巻戻し再生モードではリー
ル台のスリップトルクを利用したトルク一定のブレーキ
機構によりバックテンションを付加している。
【0004】また、上述のピンチローラ圧着力一定のも
のに対して、テープとキャプスタンの滑りを検知してピ
ンチローラの圧着力を可変する技術が、公開特許公報
特開平1−298558号(G11B 15/29)に
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のリール台のスリ
ップトルクを利用したトルク一定のブレーキ機構では、
テープ巻き終わりに近づくと、テープ送り出し側のリー
ルの巻径が小さくなり、テープ巻き始めとの巻径比分だ
け大きなバックテンションとなる。この結果、再生時に
必要なピンチローラ圧着力よりも、巻戻し再生時に必要
なピンチローラ圧着力の方が大きくなる場合が多くな
る。
【0006】従って、ピンチローラ圧着力を一定にした
場合、ピンチローラ圧着力を巻戻し再生時のバックテン
ションが最大となる場合を考慮して設定する必要があ
る。これは最も使用頻度が高い再生モード時のピンチロ
ーラ圧着力を、使用頻度が比較的低い巻戻し再生モード
に合わせて設定することになり、キャピスタンへの側圧
の増加に伴う消費電力の増加を不必要に増やすことにな
っている。また、上述の特開平1−298558号で開
示された技術では、検知装置や可変機構が複雑になって
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題解決のため
に、本発明では、キャプスタンとピンチローラ間に磁気
テープを挟持し、該磁気テープを駆動/巻き取る磁気記
録再生装置において、磁気テープの複数の走行動作モー
ド、例えば記録/再生モードと巻戻し再生モード等に応
じて、ピンチローラのキャプスタンへの圧着力を可変す
る圧着力可変手段を備える構成とする。
【0008】また、圧着力可変手段は、走行動作モード
に応じて移動するスライドと、一端にピンチローラを回
転自在に載置した回動レバーと、該回動レバーの他端に
当接・離間するピンを有する第1のレバーと、一端でス
ライドに係合すると共に前記第1のレバーと同軸に軸支
された第2のレバーと、第1レバーと第2レバーに他端
間に懸架されたトーションバネとで構成する。
【0009】
【作用】上述の構成により、再生モード時は所定のピン
チローラ圧着力でテープ走行が成され、テープ巻戻し再
生モードでは、再生モード時より大きなピンチローラ圧
着力でテープ走行が成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の具体的な一実施例について、
図面を参照して説明する。図1は本案の停止モードの主
要部の平面図、図2はその側面図、図3は再生モードの
主要部の平面図、図4は巻戻し再生モードの主要部の平
面図である。
【0011】図1において、1はピン1aが固植され図
面左右に摺動するローディングスライド、2はピン2a
が固植され、且つカム2bが形成され、各動作モードに
応じて所定の位置に図面左右に移動するモードスライ
ド、3は一端にピンチローラ4が回転自在に載置され、
他端にカム部3aが形成され、シャーシ5(図2参照)
上の軸5aに回動可能に軸支されたピンチレバー、6は
ピンチレバーを反時計方向(CCW)に付勢している。
3bはピンチレバー上に固植されテープTを案内するテ
ープガイドである。
【0012】7は一端にピン7aが固植された駆動レバ
ー(第1のレバー)、8は一端に双又状溝8aが形成さ
れた回動レバー(第2のレバー)、駆動レバー7と回動
レバー8は軸5bに同軸に回動可能に軸支されると共
に、両レバー7,8の他端間にピンチローラ圧着用のト
ーションバネ9が懸架され、両レバー7,8の一端を互
いに離間する方向に付勢している。10aはトーション
バネ9の先端が貫入される透孔である。尚、前記モード
スライド2、駆動レバー7、回動レバー8、トーション
バネ9によってピンチローラ圧着力可変手段を構成して
いる。
【0013】11はブレーキシュー11a及びピン11
bを有し、シャーシ上の軸5cに軸支され、スプリング
12でCCWへ付勢され、巻き取り側リール台13を制
動するブレーキである。14はキャプスタン、15はテ
ープガイド、16はカセット(図示せず)からテープT
を引き出すテープ引き出しポスト、17は回転シリンダ
である。
【0014】次に本発明の動作について説明する。図1
は停止モードを示したもので、図示しないテープ引き出
し機構によりテープ引き出しポスト16がカセットから
テープTを引き出し、シリンダ17にテープTを螺旋状
に巻回する。それと共に、ピンチレバー3がテープTを
拡開しながら時計方向(CW)へ回動して、キャプスタ
ン10に近接する。更には、ローディングスライド1が
摺動し、図1の位置に停止する。その際、ローディング
スライド1のピン1aが、ピンチレバー3のカム部3a
に当接し、該ピンチレバー3の回動位置を規制する。停
止モードでは、リール台13にブレーキ11が作用し、
リール台13を制動している。
【0015】停止モードから再生操作を行うと、モード
スライド2が矢印A方向へ摺動して図3の状態に至る。
モードスライド2の移動により、カム2bがブレーキ1
1のピン11bを押圧し、リール台13への制動を解除
する。それと共に、回動レバー8の溝8aに係合してい
るピン2aにより該回動レバー8がCWへ回動する。従
って、駆動レバー7はCWへ回動し、ピン7aがカム部
3aを押圧する。即ち、ピンチローラ4がテープTを挟
んでキャプスタンに圧着する。この状態でキャプスタン
4がテープTを所定速度で走行させる。
【0016】上述の停止モードから再生モードに移行す
る際、駆動レバー7はピン7aとピンチレバー2のカム
2bが当接するまでは、トーションバネ9の付勢力によ
って回動レバー8と一帯となってCWに回動する。回動
レバー8はピン7aがカム3aに当接してからも、更に
トーションバネ9の捩り力に反して回動し、両レバー
7,8の他端間はオーバーストローク分だけ離間し、所
定の位置で停止する。これによりピンチレバー3は、ピ
ン7aによりCWに回動し、トーションバネ9のたわみ
角度に応じた圧着力でキャプスタン14にピンチローラ
4を圧着する。
【0017】次に巻戻し再生(リバースプレイ)操作を
行うと、モードスライド2は図2の再生モードよりも更
に矢印A(右)方向へ移動する。それによって、ブレー
キ11のピン11bがモードスライド2の切り欠き2c
に対向し、CCWへ回動し、リール台13を軽く制動す
る。また、回動レバー8は更にCWへ回動する。しか
し、駆動レバー7の位置は、ピンチローラ4がキャプス
タ14に圧着後、ピンチレバー3が殆ど動かないので、
再生モード時と略同じ状態である。従って、トーション
バネ9のたわみ角は、再生モード時よりも増大する為、
駆動レバー7のピン7aはリバースプレイ時は、再生時
寄りも大きな力でピンチレバー3を押圧することにな
る。従って、リバースプレイ時のピンチローラ4のキャ
プスタン14への圧着力は、再生時も圧着力より大きい
ものとなる。
【0018】
【発明の効果】本案構成によると、ピンチローラ圧着機
構をモード切り換え機構の動きと連動するように設計す
るだけで、特に複雑な機構、装置を付加すること無く、
上述のように従来リバースプレイ等で大きなテープ送り
力を必要とするモードに合わせて決定していたキャプス
タンへのピンチローラ圧着力を、各モードに毎に設定す
ることができるため、最も多い走行モードである再生モ
ード時のピンチローラ圧着力を低く設定することが可能
となり、キャプスタンモータのスラスト力低減に効果が
ある。更に、再生時のピンチローラ圧着力の低減によ
り、走行系の歪みの軽減が図られるなど多くの利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の停止モードの主要部の平面図である。
【図2】図1の主要部の側面図である。
【図3】本案の再生モードの主要部の平面図である。
【図4】本案の巻戻し再生モードの主要部の平面図であ
る。
【符号の説明】
2 モードスライド 3 ピンチレバー 4 ピンチローラ 7 駆動レバー(第1のレバー) 8 回動レバー(第2のレバー) 9 トーションバネ 14 キャプスタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャプスタンとピンチローラ間に磁気テ
    ープを挟持し、該磁気テープを駆動/巻き取る磁気記録
    再生装置において、前記磁気テープの走行動作モードに
    応じて、前記ピンチローラの前記キャプスタンへの圧着
    力を可変する圧着力可変手段を備えることを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記走行動作モードは、記録/再生モー
    ドと巻戻し再生モードである請求項1の磁気記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記圧着力可変手段は、前記走行動作モ
    ードに応じて移動するモードスライドと、一端にピンチ
    ローラを回転自在に載置した回動レバーと、該回動レバ
    ーの他端に当接・離間するピンを有する第1のレバー
    と、一端で前記スライドに係合すると共に前記第1のレ
    バーと同軸に軸支された第2のレバーと、前記第1レバ
    ーと前記第2レバーに他端間に懸架されたトーションバ
    ネとから成る請求項1の磁気記録再生装置。
JP6075080A 1994-04-13 1994-04-13 磁気記録再生装置 Pending JPH07282493A (ja)

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JP6075080A JPH07282493A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 磁気記録再生装置

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JP6075080A JPH07282493A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 磁気記録再生装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460960B1 (ko) * 2002-11-18 2004-12-09 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 핀치롤러 구동메카니즘
KR100465232B1 (ko) * 2002-09-09 2005-01-13 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 핀치롤러유닛
KR100599165B1 (ko) * 1999-07-22 2006-07-12 삼성전자주식회사 자기기록재생기의 핀치 롤러 압착장치
CN109916367A (zh) * 2019-04-01 2019-06-21 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种浮筏变形测量装置及测量方法

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CN109916367B (zh) * 2019-04-01 2024-02-20 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种浮筏变形测量装置及测量方法

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