JP3144310B2 - リール台制動装置 - Google Patents

リール台制動装置

Info

Publication number
JP3144310B2
JP3144310B2 JP20565896A JP20565896A JP3144310B2 JP 3144310 B2 JP3144310 B2 JP 3144310B2 JP 20565896 A JP20565896 A JP 20565896A JP 20565896 A JP20565896 A JP 20565896A JP 3144310 B2 JP3144310 B2 JP 3144310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
brake
magnetic tape
reel base
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20565896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1049934A (ja
Inventor
河原  昭二
謙二 佐々木
耕造 田場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP20565896A priority Critical patent/JP3144310B2/ja
Priority to US08/881,101 priority patent/US5930070A/en
Priority to CN97117409A priority patent/CN1118805C/zh
Publication of JPH1049934A publication Critical patent/JPH1049934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144310B2 publication Critical patent/JP3144310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダーやデジタルオーディオテープレコーダなどのリー
ル台制動装置に関し、簡略な構成でかつ磁気テープへの
ダメージの発生を防止する信頼性の高いリール台制動装
置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、ビデオテープレコーダー(以下
VTRと称す。)に用いられる従来のリール台制動装置
の概略構成を表す平面図,図6はカセット装着時すなわ
ち磁気テープのローディング動作の開始時の当該部の平
面図,図7は早送りあるいは巻き戻しの動作を示す当該
部の平面図,そして図8は早送りあるいは巻き戻しの動
作から停止するストップ動作を示す当該部の平面図であ
る。
【0003】まず全体の構成について説明する。キャプ
スタンモータ1は巻取側リール台4と供給側リール台3
の駆動源である。磁気テープ5は、テープカセット2に
設けられた2つのリールに両端が巻取られている。そし
て、テープカセット2がVTRに装着されると、磁気テ
ープ5が図示しない機構により引き出され、シリンダ6
に巻回されローディングが完了する。磁気テープ5は再
生あるいは逆再生時にはキャプスタン軸7とピンチロー
ラ8とで挟持され、巻戻しあるいは早送り時にはキャプ
スタン軸7からピンチローラ8が離間されて走行がなさ
れる。
【0004】次に従来技術のリール台制動装置における
リール台4の回転を制動させるブレーキ手段を図6、図
7及び図8を参照しながら説明する。基体に固定された
第1支軸9を回動中心に第1ブレーキアーム10が回動
自在に取り付けられている。第1ブレーキアーム10の
回動範囲ではリール台4の回転外径部に当接自在となっ
ており、第1ブレーキアーム10のリール台4との当接
部には押圧力に対応する摩擦力を安定させて発生させる
ため第1ブレーキシュー11が張り付けられている。
【0005】なお、第1ブレーキアーム10には弾性部
材となる第1引張りコイルばね12の一端が懸架され、
第1引張りコイルばね12の他端は基体13に固定され
ている。第1ブレーキアーム10にあっては、第1引張
りコイルばね12の反力によって常にA方向に回動モー
メントが作用しており、リール台4に当接した位置での
反力による第1ブレーキシュー11とリール台4との間
で略一定の摩擦力を付与し、リール台4への制動力を作
用させるものである。
【0006】また、第1ブレーキアーム10には第1案
内ピン14が一体的に形成されており、リール台4への
制動力が不要な場合は図示しない案内手段によって第1
駆動板15はB方向へ移動させられ、第1ブレーキアー
ム10の第1案内ピン14と当接し、第1ブレーキシュ
ー11とリール台4が離間する位置まで第1ブレーキア
ーム10の回動位置を規制することにより、リール台4
への制動力を解除している。
【0007】また、基体13に固定された第2支軸16
を回動中心に第2ブレーキアーム17が回動自在に取り
付けられている。第2ブレーキアーム17の回動範囲で
はリール台4の回転外径部に当接自在となっており、第
2ブレーキアーム17のリール台4との当接部には押圧
力に対応する摩擦力を安定させて発生させるため第2ブ
レーキシュー18が張り付けられている。
【0008】なお、第2ブレーキアーム17には弾性部
材となる第2引張りコイルばね19の一端が懸架され、
第2引張りコイルばね19の他端は基体13などに固定
されている。第2ブレーキアーム17にあっては、第2
引張りコイルばね19の反力によって常にC方向に回動
モーメントが作用しており、リール台4に当接した位置
での反力による第2ブレーキシュー18とリール台4と
の間で略一定の摩擦力を付与し、リール台4への制動力
を作用させるものである。
【0009】また、リール台4の磁気テープ5の送り出
し回転方向すなわち矢印H方向では、回動支軸に対する
第2ブレーキシュー18の取り付け位置の関係から第2
ブレーキアーム17のリール台4との当接部近傍は当接
後D方向へ弾性変形させられ、第2引張りコイルばね1
9の反力に加えて第2ブレーキアーム17のD方向への
変形による復元力が加わり食い込み勝手のブレーキとな
り大きな制動力が得られる。これとは逆に、リール台4
の磁気テープ5の巻き取り回転方向では、第2ブレーキ
アーム17の弾性変形は生じないために、リール台4の
磁気テープ5の送り出し回転方向時の制動力と比べ小さ
い制動力が得られる構成になっている。
【0010】また、第2ブレーキアーム17には第2案
内ピン20が一体的に形成されており、リール台4への
制動力が不要な場合は図示しない案内手段によって第2
駆動板21はE方向へ移動させられ、第2ブレーキアー
ム17の第2案内ピン20と第2駆動板21が当接し、
第2ブレーキシュー18とリール台4が離間する位置ま
で第2ブレーキアーム17の回動位置を規制することに
より、第2ブレーキアーム17での制動力を解除してい
る。
【0011】以上のように構成された従来例のリール台
制動装置の詳細の動作について図面を用いながら説明す
る。
【0012】まず、テープカセット2において、磁気テ
ープ5がたるまないように具備されたカセット内ブレー
キを解除しながらリール台3および4に装着されるカセ
ット装着動作については、カセット装着完了時にカセッ
ト内ブレーキが急激に解除されることにより巻解かれた
磁気テープ5がテープカセット2の外へ逸脱し大きくた
るみ、磁気テープ5が高さ規制部材から落下し、その後
ローディング動作の際に、磁気テープ5にテープダメー
ジが生じないようにするため、カセット装着動作時、図
示しない駆動手段より第1ブレーキアーム10の第1案
内ピン14が、第1駆動板15から離間させられること
によって前述の説明の如くリール台4に第1ブレーキシ
ュー11が当接し制動力が付与されるようになってい
る。そのため、カセット装着完了時においては、リール
台4には制動力が作用されているため、磁気テープ5が
たるまないようになっている。
【0013】次に、カセット装着完了後にローディング
動作する際には、図示しない駆動手段により、テープ引
き出し部材が駆動され磁気テープ5は引き出されて、シ
リンダ6に巻回し、再生・記録走行が安定して行えるよ
うに位置決めされたところまで、磁気テープ5の引き出
し動作を続ける。この際、リール台4に制動力が作用さ
れないと、引き出される磁気テープ5の張力は非常に小
さいものとなるため、ローディング動作途中において、
磁気テープ5のシリンダ6への当接時に、磁気テープ5
がシリンダ6の規制リード面から落下したり、ローディ
ング動作時の磁気テープ5の引き出し速度の変化時に磁
気テープ5がたるみ、高さ規制部材から落下したり、ロ
ーディング動作の完了時近傍で送り出される磁気テープ
5よるリール台4の回転の慣性により磁気テープ5が出
すぎて、磁気テープ5が大きくたるみ走行経路から逸脱
するなどして、磁気テープ5に損傷いわゆるテープダメ
ージが生じていた。
【0014】そのために、カセット装着時と同様にカセ
ット装着時からローディング完了までのローディング動
作の間、前述のカセット装着動作と同様に第1駆動板1
5が第1ブレーキアーム10の第1案内ピン14から離
間され、第1ブレーキアーム10は第1引張りコイルば
ね12の反力に釣り合った回動モーメントにより、第1
ブレーキアーム10の第1ブレーキシュー11がリール
台4に当接されて、リール台4に制動負荷が作用させら
れ、引き出される磁気テープ5に所定の張力を付加する
ことで、磁気テープ5のシリンダ6への当接時の規制リ
ード面からの落下や磁気テープ5の引き出し速度の変化
時に起こる磁気テープ5の高さ規制部材からの落下やリ
ール台4の回転の慣性によって生ずる磁気テープ5の出
すぎによるたるみを防止している。
【0015】また、高速での早送りあるいは巻き戻しの
場合から、磁気テープ5を停止させる場合についての制
動手段について図7および図8を参照しながら説明す
る。まず、高速での早送りあるいは巻き戻しの動作とし
ては、巻き取り側のリール台を高速で回転駆動しなけれ
ばならない。その際従動側のリール台については、巻き
取りの負荷を極力避けなければならないために、通常従
動側のリール台では制動力を解除している。すなわち、
第1駆動板15が矢印B方向、第2駆動板21が矢印E
方向にそれぞれ、図示しない手段によって移動させら
れ、第1ブレーキアーム10および第2ブレーキアーム
17を回動規制して、それぞれのブレーキシューをリー
ル台4から離間させることで、リール台4への制動力を
解除している。
【0016】ここで、高速での早送りあるいは巻き戻し
の動作から磁気テープ5の停止動作が行われると、巻き
取り動作を停止すると概略同時に、図示しない駆動手段
より第2ブレーキアーム17の第2案内ピン20が、第
2駆動板21から離間させられ前述の説明の如くリール
台4に第2ブレーキシュー18が当接し、第2引張りコ
イルばね19の反力に加えて第2ブレーキアーム17が
弾性変形して食い込み勝手となり、高速で従動回転して
いるリール台4の慣性に負けない程度の制動力が作用し
て、磁気テープ5を停止させている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前述の構成の従来のリ
ール台制動装置においては、カセット装着動作時および
ローディング動作途中での磁気テープの引き出し速度の
変化や磁気テープのシリンダ当接時で規制リード面から
の落下や、ローディング完了時付近での磁気テープのた
るみによるテープダメージの防止のために、専用のブレ
ーキ構成部材すなわち、第1ブレーキアーム、第1ブレ
ーキシューおよび回動中心となるピン、所定の制動力用
の弾性部材ばね、および第1ブレーキアームを規制動作
させる規制手段等の多くの部材が必要となり、部品点
数、組立工数の増加の点から製品としての価格が大きく
なるという問題点があった。
【0018】また、ブレーキの作用点がリール台上で点
接触的となり、ブレーキ部材とリール台間の接触状態が
不安定になる場合や第1ブレーキシューとリール台間の
摩擦係数のばらつき等で制動負荷が大きくばらつくこと
があり、場合によってはリール台に過大の制動負荷が作
用してしまい、結果としてテープ張力が過大の状態でロ
ーディングされることがあり、テープたるみとは反対に
高い張力でテープがローディングされるためテープダメ
ージが発生したり、動作負荷が過大になることがあり、
大きな問題となっていた。
【0019】また、高速での早送りあるいは巻き戻しか
ら停止する場合、大きい制動力を有する専用のブレーキ
構成部材すなわち、第2ブレーキアーム、第2ブレーキ
シューおよび回動中心となるピン、所定の制動力用の弾
性部材ばね、および第2ブレーキアームを規制動作させ
る規制手段等の多くの部材が必要となり、部品点数、組
立工数の増加の点から製品としての価格が大きくなると
いう問題点があった。
【0020】また、ブレーキの作用点がリール台上で点
接触的となり、第2ブレーキシューとリール台間の接触
状態が不安定になる場合やブレーキ部材とリール台間の
摩擦係数のばらつきあるいは第2ブレーキアームの弾性
変形状態のばらつき等で制動負荷が大きくばらつくこと
があり、場合によってはリール台に過大の制動負荷が作
用してしまい、結果として停止直前のテープ張力が過大
となり、テープダメージが発生したり、逆にリール台の
制動力が小さくなりすぎる場合があり、従動側となるリ
ール台の慣性との関係より、制動しきれずテープが大き
くたるんだりするものがあり大きな問題となっていた。
【0021】そこで、本発明はこのような従来の問題点
に鑑みてなされたものであって、部品点数が大幅に削減
され極めて簡略な構成であり、カセット装着動作時やロ
ーディング動作途中などで必要に応じたリール台の制動
力に任意なものに制御し、安定したリール台制動負荷を
与え、適度なテープテンションを保持させることが出来
て、ローディング途中でのテープたるみや過大張力によ
るテープダメージの発生を防止することができると共
に、高速での早送りや巻き戻しから停止の場合に、ばら
つきの少ない安定したリール台制動力を与え、停止時の
テープ張力を適度なものとし、テープダメージの発生を
防止できる信頼性の高いリール台制動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、磁気テープの供給あるいは巻取りを行うリ
ール台と、前記リール台に所定角度巻回されたブレーキ
バンドと、伸縮量に応じた反力を発生する弾性部材と、
前記ブレーキバンドの少なくとも一端を保持すると共
に、前記弾性部材の一端を係止し、前記リール台と前記
ブレーキバンドの間で前記ブレーキバンドの張力により
生ずる摩擦力を利用して前記リール台に制動力を付与自
在となる第1位置と、前記ブレーキバンドの張力を開放
させ前記リール台への摩擦力を解除させる第2位置に回
動自在な第1アームと、前記弾性部材の他端を係止し、
前記第1アームの第1位置では前記弾性部材の反力を変
化させ、前記ブレーキバンドに任意の張力を付与自在と
なる回動位置に回動自在な第2アームと、前記第2アー
ムを移動せしめ前記弾性部材の反力を任意に変化させる
第1カム部と、前記第1アームを前記第2位置に移動せ
しめる第2カム部を具備し、前記第1アームを前記第1
位置に保持して前記リール台への制動力を任意に制御自
在となる第1動作態様と、前記第1アームを前記第2位
置に保持して前記リール台への制動力を解除する第2動
作態様に切り替え自在な動作態様切替変換手段を備えた
ことを特徴とする。
【0023】このような特徴を有する本発明によれば、
カセット装着動作時やローディング動作途中などで必要
に応じた制動力に任意に制御し、安定したリール台制動
負荷を与え、適度なテープテンションを保持させること
が出来て、ローディング途中でのテープたるみや過大張
力によるテープダメージの発生を防止することができ
る。また、高速での早送りや巻き戻しから停止の場合
に、ばらつきの少ない安定したリール台制動力を与え、
停止時のテープ張力を適度なものとし、テープダメージ
の発生を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、磁気テープの供給あるいは巻取りを行うリール台
と、前記リール台に所定角度巻回されたブレーキバンド
と、伸縮量に応じた反力を発生する弾性部材と、前記ブ
レーキバンドの少なくとも一端を保持すると共に、前記
弾性部材の一端を係止し、前記リール台と前記ブレーキ
バンドの間で前記ブレーキバンドの張力により生ずる摩
擦力を利用して前記リール台に制動力を付与自在となる
第1位置と、前記ブレーキバンドの張力を開放させ前記
リール台への摩擦力を解除させる第2位置に回動自在な
第1アームと、前記弾性部材の他端を係止し、前記第1
アームの第1位置では前記弾性部材の反力を変化させ、
前記ブレーキバンドに任意の張力を付与自在となる回動
位置に回動自在な第2アームと、前記第2アームを移動
せしめ前記弾性部材の反力を任意に変化させる第1カム
部と、前記第1アームを前記第2位置に移動せしめる第
2カム部を具備し、前記第1アームを前記第1位置に保
持して前記リール台への制動力を任意に制御自在となる
第1動作態様と、前記第1アームを前記第2位置に保持
して、前記リール台への制動力を解除する第2動作態様
に切り替え自在な動作態様切替変換手段を備えたもので
あり、カセット装着動作時やローディング動作途中など
で必要に応じた制動力に任意に制御し、安定したリール
台制動負荷を与え、適度なテープテンションを保持させ
ることが出来て、ローディング途中でのテープたるみや
過大張力によるテープダメージの発生を防止することが
でき、また、高速での早送りや巻き戻しから停止の場合
に、ばらつきの少ない安定したリール台制動力を与え、
停止時のテープ張力を適度なものとし、テープダメージ
の発生を防止できるという作用を有する。
【0025】以下図面を参照しながら本発明の実施の形
態について、図1から図4を用いて詳細に説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は請求項1に対応す
る本実施の形態1の磁気記録再生装置の主要部の構成を
示す平面図であり、図2はローディング動作の開始時を
説明する平面図である。図3は早送りあるいは巻き戻し
の動作を示す当該部の平面図であり、図4は早送りある
いは巻き戻しの動作からSTOPさせる動作を示す当該
部の平面図である。なお、従来例と同一部分は同一符号
を付けて説明する。
【0027】まず、全体の構成について説明する。図1
において、キャプスタンモータ1は巻取リール台4と供
給リール台3の回転駆動源である。磁気テープ5は、テ
ープカセット2に設けられた2つのリールに両端が巻取
られている。そして、テープカセット2がVTRに装填
されると、磁気テープ5が図示しない機構により引き出
され、シリンダ6に巻回される。磁気テープ5は再生あ
るいは逆再生時にはキャプスタン軸7とピンチローラ8
とで挟持され、巻戻しあるいは早送り時にはキャプスタ
ン軸7からピンチローラ8が離間されて走行がなされ
る。
【0028】次に今回の発明にかかるリール台4の回転
を制動させるブレーキ手段を図2を参照しながら説明す
る。基体13に固定された支軸101を回動中心に第1
アーム102が回動自在に取り付けられている。なお、
第1アーム102には、リール台4に所定角度巻回され
たブレーキバンド103の両端が係止されている。ま
た、第1アーム102の回動中心には第2アーム104
が同軸上に係合されており回動自在となっている。弾性
部材となる引張りコイルばね105の一端は、第1アー
ム102に係止され、他端は第2アーム104に係止さ
れて、第1アーム102と第2アーム104の回動位置
関係によって引張りコイルばね105の伸縮量が変化す
る構成となっている。
【0029】また、第1アーム102および第2アーム
104には、回動位置を規制する第1フォロア107お
よび第2フォロア108が一体的に形成されている。動
作態様変換手段106は基体13に移動自在に取り付け
られており、第1フォロア107と第2フォロア108
を独立的に駆動できるようになっており、それぞれ、第
1アーム102および第2アーム104の回動位置を規
制できるようになっている。
【0030】以上のように構成された本実施の形態の磁
気記録再生装置の動作例について図1および図2、図
3、図4も併せて説明する。
【0031】まず、テープカセット2において、磁気テ
ープ5がたるまないように具備されたカセット内ブレー
キを解除しながらリール台3および4に装着されるカセ
ット装着動作については、カセット装着完了時にカセッ
ト内ブレーキが急激に解除されることにより巻解かれた
磁気テープ5がテープカセット2の外へ逸脱し大きくた
るみ、磁気テープ5が高さ規制部材から落下し、その後
ローディング動作の際に、磁気テープ5にテープダメー
ジが生じないようにするため、カセット装着動作時、図
示しない駆動手段により動作態様変換手段106が矢印
G方向へ移動させられ、第1アーム102の第1フォロ
ア107にあっては、動作態様変換手段106の第1カ
ム面109から離間させられ第1アーム102は回動規
制状態から解除される。
【0032】また、第2アーム104の第2フォロア1
08にあっては、動作態様変換手段106の第2カム面
110との係合により、第2アーム104を矢印H方向
へ所定角度回動させるように移動させられる。したがっ
て、第1アーム102と第2アーム104との間に懸架
される引張りコイルばね105は第2アーム104の回
動量に応じた位置まで伸縮させられる。ここで、第1ア
ーム102は、引張りコイルばね105の伸縮量に応じ
た反力により反時計方向へと回動させられ、ブレーキバ
ンド103のたるみがなくなる位置で引張りコイルばね
105の反力を受けて、反時計方向への回動モーメント
が作用する。
【0033】この場合、リール台4に巻回されたブレー
キバンド103には第1アーム102の回動モーメント
に応じた張力が作用して、リール台4とブレーキバンド
103の間には、引張りコイルばね105の反力に応じ
た摩擦力が作用して制動力が作用するようになってお
り、カセット装着完了時においては、リール台4には制
動力が作用されているため、磁気テープ5がたるまない
ようになっている。
【0034】次に、カセット装着完了後にローディング
動作する際には、図示しない駆動手段により、テープ引
き出し部材が駆動され磁気テープ5は引き出されて、シ
リンダ6に巻回し、再生・記録走行が安定して行えるよ
うに位置決めされたところまで、磁気テープ5の引き出
し動作を続ける。
【0035】この際、リール台4に制動力が作用されな
いと、引き出される磁気テープ5の張力は非常に小さい
ものとなるため、ローディング動作途中において、磁気
テープ5のシリンダ6への当接時に、磁気テープ5がシ
リンダ6の規制リード面から落下したり、ローディング
動作時の磁気テープ5の引き出し速度の変化時に磁気テ
ープ5がたるみ、高さ規制部材から落下したり、ローデ
ィング動作の完了時近傍で送り出される磁気テープ5と
リール台4回転の慣性により磁気テープ5が出すぎて、
磁気テープ5が大きくたるみ走行経路から逸脱するなど
して、磁気テープ5に損傷いわゆるテープダメージが生
じていた。
【0036】そのために、カセット装着時と同様にカセ
ット装着時からローディング完了までのローディング動
作の間、前述の動作と同様に動作態様変換手段106の
第2カム面110と第2アーム104の第2フォロア1
08のカム関係を適当なものに設定することにより前述
の動作と同様にリール台4に制動負荷が作用させられ、
引き出される磁気テープ5に所定の張力を付加すること
で、磁気テープ5のシリンダ6への当接時の規制リード
面からの落下や磁気テープ5の引き出し速度の変化時に
起こる磁気テープ5の高さ規制部材からの落下やリール
台4の回転の慣性によって生ずる磁気テープ5の出すぎ
によるたるみを防止している。
【0037】また、高速での早送りあるいは巻き戻しの
場合から、磁気テープ5を停止させる場合についての制
動手段について図3および図4を参照しながら説明す
る。
【0038】まず、高速での早送りあるいは巻き戻しの
動作としては、巻き取り側のリール台を高速で回転駆動
しなければならない。その際従動側のリール台について
は、巻き取りの負荷を極力避けなければならないため
に、通常従動側のリール台では制動力を解除している。
この場合は、図示しない手段により、動作態様変換手段
106がさらにG方向へ移動させられ、第1カム面10
9が第1アーム102の第1フォロア107を移動さ
せ、引張りコイルばね105の反力とは無関係に第1ア
ーム102を時計方向へと回動させ、位置規制される。
そのため、ブレーキバンド103にあっては、たるみが
生じ張力がなくなるためリール台4には、制動力が作用
されないようになっており、高速での早送りあるいは巻
き戻しの動作の間は制動力を解除している。
【0039】ここで、早送りあるいは巻き戻し動作から
磁気テープ5の停止動作が行われると、巻き取り動作を
停止すると概略同時に、図示しない駆動手段より動作態
様変換手段106が矢印G方向へ移動させられ、第1ア
ーム102の第1フォロア107と動作態様変換手段1
06の第1カム面109とが離間させられ、第1アーム
102は回動自在となり、引張りコイルばね105の反
力に応じた回動モーメントが作用するようになってい
る。
【0040】かかる、第2アーム104の第2フォロア
108にあっては、高速での早送りあるいは巻き取り時
のリール台4の高速回転時にも制動できる程度のブレー
キバンド103の張力が作用するように動作態様変換手
段106の第2カム面110でリフトさせ第2アーム1
04を所定角度反時計方向へと回動させ、引張りコイル
ばね105は伸縮量のに応じた大きな反力が得られるこ
ととなり、高速で回転するリール台4の慣性に負けない
程度の制動力が作用するようになっている。
【0041】以上のように構成された請求項1記載の本
実施の形態によれば、専用のブレーキ部材を追加するこ
となくカセット装着時からローディング完了までのロー
ディング動作途中にあっても安定した最適な制動負荷を
リール台4に付与できるので、カセット装着時の磁気テ
ープ5のたるみやローディング動作途中での磁気テープ
5のシリンダ規制リード面からの落下やローディング時
の磁気テープ5の引き出し速度の変化時での高さ規制部
材からの落下およびローディング動作完了付近でリール
台4の回転の慣性によって生ずる磁気テープ5の出すぎ
によるたるみを防止することができ、特にローディング
動作途中にあっては磁気テープ5の引き出し速度の変化
にも対応し必要に応じた最適な磁気テープ5の張力に変
化させられ、テープダメージを未然に防止することがで
きる。
【0042】また、ローディング動作途中での磁気テー
プ5の引き出し速度の変化などの場合であっても、第2
アーム104の第2フォロア108と動作態様変換手段
106の第2カム面110の係合関係を最適なものにし
て、ローディング動作途中で引張りコイルばね105の
反力を任意に変化させることによって、磁気テープ5の
引き出し速度の変化に対応した、リール台4の制動力を
任意なものに変化させられることが出来る。
【0043】また、第1アーム102へのブレーキバン
ド103の保持位置を、リール台4の磁気テープ5の送
り出し回転方向時に、ブレーキバンド103の高張力側
となるブレーキバンド103の張力作用方向から第1ア
ーム102の回転支軸101までの最短距離となる第1
最短距離と、ブレーキバンド103の低張力側となるブ
レーキバンド103の張力作用方向から第1アーム10
2の回転支軸101までの最短距離となる第2最短距離
とにおいて、第1最短距離が第2最短距離より小さくな
るように配置することによって、磁気テープ5の送り出
し回転方向時のリール台4の制動力を、磁気テープ5の
巻き取り回転方向時でのリール台の制動力より大きいも
のにすることができるため、従動側となるリール台の回
転方向時の制動力が大きくとれ、従来のこの種のブレー
キ装置と同等の作用が得られるようになる。
【0044】したがって、従来のこの種の装置のごと
き、カセット装着時やローディング途中にリール台に制
動力を付加させるために必要であった専用のブレーキ構
成部材すなわち、ブレーキアーム、および回動中心のピ
ン、所定の制動力用の引張りコイルばね、およびブレー
キアームを規制動作させる規制手段等の多くの部材や、
高速での早送りあるいは巻き戻し動作から停止する場合
に必要であった専用のブレーキ構成部材すなわち、ブレ
ーキアーム、および回動中心のピン、所定の制動力用の
引張りコイルばね、およびブレーキアームを規制動作さ
せる規制手段等の多くの部材等が廃止でき、簡略な構成
で同様の機能を持たせることが出来るため、大幅な部品
点数の削減が可能となり、構成部品の削減にともない組
立工数が減少し、ひいてはコストの大幅な低減が図られ
る。
【0045】また、従来の2種類必要であったブレーキ
部材に比べて、バンドブレーキとなり、巻き付け角にわ
たって作用する圧力で制動負荷をもたせる方式となるた
め、従来の点接触的や部分的な押し当てのブロック方式
ブレーキと比べ、ばらつきの少ない安定した制動負荷が
期待でき、磁気テープのダメージの発生を未然に防ぐと
いう利点がある。
【0046】また、従来のかかる専用のブレーキ部材の
2種類のブレーキシューに比べて、リール台への接触部
の面圧が巻き付け角にわたって作用することで比較的低
くなるために、寿命などの信頼性が従来方式と比べ向上
するという利点がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリール台制
動装置によれば、カセット装着時やローディング完了ま
でのローディング動作途中にあっても、必要に応じた任
意のリール台の制動負荷が得られることによって、カセ
ット装着時のテープたるみやローディング動作途中での
磁気テープのシリンダ規制リード面からの落下やローデ
ィング時の磁気テープの引き出し速度の変化時での高さ
規制部材からの落下およびローディング動作完了付近で
リール台の回転の慣性によって生ずる磁気テープの出す
ぎによるたるみを防止することができ、テープダメージ
の発生を防止できる。
【0048】また、高速での早送りや巻き戻しから停止
の場合に、ばらつきの少ない安定したリール台の制動力
を与え、停止時のテープ張力を適度なものとし、磁気テ
ープのたるみを防止すると共にテープダメージの発生を
防止できる。
【0049】そのため、従来のこの種の装置のごとき、
カセット装着動作時や磁気テープのローディング動作途
中にリール台に制動力を付加させるために必要であった
専用のブレーキ構成部材すなわち、ブレーキアーム、お
よび回動中心のピン、所定の制動力用の引張りコイルば
ね、およびブレーキアームを規制動作させる規制手段等
の多くの部材等が廃止できると共に、高速での早送りあ
るいは巻き戻し動作から停止する場合に必要であった専
用のブレーキ構成部材すなわち、ブレーキアーム、およ
び回動中心のピン、所定の制動力用の引張りコイルば
ね、およびブレーキアームを規制動作させる規制手段等
の多くの部材等が廃止でき、大幅な部品点数の削減が可
能となり、構成部品の削減にともない組立工数が減少
し、ひいてはコストの大幅な低減が図られる。
【0050】また、バンドブレーキとなり、巻き付け角
にわたって作用する圧力で制動負荷をもたせる方式とな
るため、従来の点接触的や部分的な押し当てのブロック
方式ブレーキと比べ、ばらつきの少ない安定した制動負
荷が期待できると共に、また、従来のかかる専用のブレ
ーキ部材の2種類のブレーキシューに比べて、リール台
への接触部の面圧が巻き付け角にわたって作用すること
により比較的に低くなるために、寿命などの信頼性が従
来方式と比べ向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリール台制動装置の概略構成を示す平
面図
【図2】本発明のカセット装着時の動作を示すリール台
制動装置の当該部の平面図
【図3】本発明の早送りあるいは巻き戻しの動作を示す
リール台制動装置の当該部の平面図
【図4】本発明の早送りあるいは巻き戻しから停止の動
作を示すリール台制動装置の当該部の平面図
【図5】従来のリール台制動装置の概略構成を示す平面
【図6】従来技術のカセット装着時の動作を示すリール
台制動装置の当該部の平面図
【図7】従来技術の早送りあるいは巻き戻しの動作を示
すリール台制動装置の当該部の平面図
【図8】従来技術の早送りあるいは巻き戻しから停止の
動作を示すリール台制動装置の当該部の平面図
【符号の説明】
1 キャプスタンモータ 2 テープカセット 3 供給側リール台 4 巻取側リール台 5 磁気テープ 6 シリンダ 7 キャプスタン軸 8 ピンチローラ 9 第1支軸 10 第1ブレーキアーム 11 第1ブレーキシュー 12 第1引張りコイルばね 13 基体 14 第1案内ピン 15 第1駆動板 16 第2支軸 17 第2ブレーキアーム 18 第2ブレーキシュー 19 第2引張りコイルばね 20 第2案内ピン 21 第2駆動板 101 支軸 102 第1アーム 103 ブレーキバンド 104 第2アーム 105 引張りコイルばね 106 動作態様変換手段 107 第1フォロア 108 第2フォロア 109 第1カム面 110 第2カム面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−296949(JP,A) 特開 昭51−43113(JP,A) 実開 昭63−72734(JP,U) 実開 平5−21343(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/18 G11B 15/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 磁気テープの供給あるいは巻取りを行うリール台と、 前記リール台に所定角度巻回されたブレーキバンドと、前記基板上に回転可能に設けられたキャプスタンと、 前記キャプスタンと前記磁気テープを狭持することによ
    り前記磁気テープの移送を行うピンチローラと、 前記基板上に回動可能に設けられ、その一端に第1フォ
    ロア部を有する第1アームと、 前記基板上に回動可能に設けられ、その一端に第2フォ
    ロア部を有する第2アームと、 その一端を前記第1アームに、他端を前記第2アームに
    係止された弾性部材と、 前記基板上に往復移動可能に設けられ、その上に第1カ
    ム部及び第2カム部を有する動作態様切換変換手段とを
    有するリール台制動装置であり、 前記ブレーキバンドの少なくとも一端は前記第1アーム
    に保持され、 前記第1アームは前記弾性部材により前記ブレーキバン
    ドに張力を発生させる方向に付勢され、 前記動作態様切換変換手段は前記第1カム部が前記第1
    フォロア部に当接することにより前記第1アームを、前
    記ブレーキバンドの張力により前記リール台に制動力を
    与える第1位置と、前記ブレーキバンドの張力を開放し
    て前記リール台への制動力を解除する第2位置とに位置
    制御し、さらに前記第2カム部と前記第2フォロア部と
    の当接による前記第2アームの位置制御によって前記弾
    性部材の伸縮量を制御し、 カセット装着時からローディング動作完了までは、前記
    動作態様切換変換手段により、前記第1アームは前記第
    1位置に、前記第2アームは所定の位置に規制され、 高速での早送りあるいは巻き戻しの動作時には、前記動
    作態様切換変換手段により、前記第1アームは前記第2
    位置とし、前記キャプスタンと前記ピンチロー ラとは離
    間した状態とし、 高速での早送りあるいは巻き戻しの動作から磁気テープ
    を停止する時には、前記動作態様切換変換手段により、
    前記第1アームは前記第1位置に移動される ことを特徴
    とするリール台制動装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキバンドの保持位置は、第1アー
    ムの第1位置で、リール台の磁気テープの送り出し回転
    方向時に、前記ブレーキバンドの高張力側となる前記ブ
    レーキバンドの張力作用方向から前記第1アームの回転
    支点までの最短距離となる第1最短距離が、前記ブレー
    キバンドの低張力側となる前記ブレーキバンドの張力作
    用方向から前記第1アームの回転支点までの最短距離と
    なる第2最短距離より小さくなるように第1アームに配
    置したことを特徴とする請求項1記載のリール台制動装
    置。
JP20565896A 1996-06-27 1996-08-05 リール台制動装置 Expired - Lifetime JP3144310B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20565896A JP3144310B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 リール台制動装置
US08/881,101 US5930070A (en) 1996-06-27 1997-06-24 Tape loading apparatus for loading a magnetic tape in a magnetic recording and reproducing system
CN97117409A CN1118805C (zh) 1996-06-27 1997-06-27 磁带装载装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20565896A JP3144310B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 リール台制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1049934A JPH1049934A (ja) 1998-02-20
JP3144310B2 true JP3144310B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=16510550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20565896A Expired - Lifetime JP3144310B2 (ja) 1996-06-27 1996-08-05 リール台制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144310B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1049934A (ja) 1998-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6362812B2 (ja)
US4708302A (en) Mode switching over gear mechanism for reel
JP3144310B2 (ja) リール台制動装置
JP3518171B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR100476415B1 (ko) 자기기록재생기의 브레이크 시스템 및 그 제어방법
JPH07282493A (ja) 磁気記録再生装置
JP2828123B2 (ja) テープ走行装置
US5930070A (en) Tape loading apparatus for loading a magnetic tape in a magnetic recording and reproducing system
JPH10275378A (ja) テープテンション制御装置
KR940001601B1 (ko) 자기기록 재생장치
JP3136977B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR100234270B1 (ko) 테이프 레코더의 릴디스크 제동장치
JP2954739B2 (ja) 磁気記録再生装置のカム操作機構
KR200142331Y1 (ko) 테이프 레코더의 릴 디스크 제동용 소프트 브레이크 장치
JP3518155B2 (ja) 記録再生装置のテンションレギュレータ機構
JP3111271B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0810864Y2 (ja) テープテンション調整機構
JPS6117566Y2 (ja)
JPH01109560A (ja) リール台駆動機構
US7273190B2 (en) Magnetic recording and reproducing apparatus and method for braking a reel assembly
KR940000481Y1 (ko) 브이씨알의 권취릴 소프트 브레이크 장치
JP2528140Y2 (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤのブレーキ制御装置
JP3129148B2 (ja) テープレコーダ
JP3421506B2 (ja) テープ制動制御装置
JP3091645B2 (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150105

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term