JPH0727839Y2 - モータ駆動制御回路 - Google Patents

モータ駆動制御回路

Info

Publication number
JPH0727839Y2
JPH0727839Y2 JP425190U JP425190U JPH0727839Y2 JP H0727839 Y2 JPH0727839 Y2 JP H0727839Y2 JP 425190 U JP425190 U JP 425190U JP 425190 U JP425190 U JP 425190U JP H0727839 Y2 JPH0727839 Y2 JP H0727839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
switch
motor
limit
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP425190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0397399U (ja
Inventor
和彦 立川
量太 橋本
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三ツ葉電機製作所 filed Critical 株式会社三ツ葉電機製作所
Priority to JP425190U priority Critical patent/JPH0727839Y2/ja
Publication of JPH0397399U publication Critical patent/JPH0397399U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727839Y2 publication Critical patent/JPH0727839Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、モータ駆動制御回路に関し、特に、自動車用
のラジオ受信アンテナの自動昇降装置に用いるのに適す
るモータ駆動制御回路に関する。
〈従来の技術〉 作動部材をモータにより選択的に往復動させるための装
置が種々あるが、例えば自動車用のラジオ受信アンテナ
を正逆転可能なモータにより自動的に昇降させるものと
して、第3図に示されるものが知られている。
第3図に示される従来のモータ駆動制御回路からなる装
置では、アンテナ21を昇降させるためのモータユニット
22内には、正逆転可能なモータ23と、モータ23に例えば
減速機構を介して連動するようにされたリレープレート
24とが設けられている。このリレープレート24は、モー
タ23の正逆転に応じて図に於ける時計回り及び反時計回
りに回転する。リレープレート24には、その回転範囲に
亘ってモータ23の一方の端子23aが電気的に常に接触す
るようにされていると共に、モータ23の回転に伴ってリ
レープレート24に対して電気的に適宜オン/オフするこ
とによりアンテナ21の各位置を検出するための位置スイ
ッチとして、アンテナ21の下降限位置検出用の下降限検
出接点25と、上昇限位置検出用の上昇限検出接点26と、
上昇時に於ける中間停止位置検出用の上昇時中間検出接
点27と、下降時に於ける中間停止位置検出用の下降時中
間検出接点28とが適所に配置されている。即ち、アンテ
ナ21の下降限、中間、上昇限の各停止位置に対して、第
4図に示されるように、各接点25〜28がオン/オフする
ようになっている。
モータ23は、リレー回路29を介して駆動制御されるよう
になっている。リレー回路29には、電源としてのバッテ
リ30の正の電圧端子が、直接的に接続されていると共
に、イグニッションスイッチIGとラジオスイッチRSとを
直列に介しても接続されている。バッテリ30の正の電圧
端子のリレー回路29に直接的に接続された方は、リレー
回路29内にて一対のリレーRL4、RL5の各共通接点に接続
されている。ラジオスイッチRSがオフの時には、両リレ
ーRL4、RL5が非励磁状態であり、上記電圧が、リレーRL
5を介し、かつダイオードD1を介して下降限検出接点25
に供給され、ラジオスイッチRSがオンの時には、両リレ
ーRL4、RL5が励磁されて、リレーRL4を介してモータ23
の他方の端子23bに電圧が供給されるようになってい
る。
また、リレー回路29にはモードスイッチMSが接続されて
おり、モードスイッチMSを、アンテナ21を両作動限位置
まで移動可能にする全域駆動(以下FULLとする)側に切
替えると、短絡信号がリレー回路29に入力され、アンテ
ナ21を中間位置まで移動可能にする中間駆動(以下HALF
とする)側に切換えると、短絡信号が解除されるように
なっている。ラジオスイッチRSがオン状態の時にモード
スイッチMSがFULL側に選択されていると、リレー回路29
内の一対のリレーRL6、RL7が励磁され、リレーRL6を介
して上昇限検出接点26と下降限検出接点25とが、ダイオ
ードD2及び前記ダイオードD1を直列に介して、互いに接
続される。モードスイッチMSをHALF側にすると、両リレ
ーRL6、RL7が非励磁状態になり、リレーRL6を介して上
昇時中間検出接点27と下降限検出接点25とが互いに接続
されると共に、下降時中間検出接点28が、リレーRL8の
コイルを介しかつリレーRL7を介して接地される。リレ
ーRL8の非励磁状態では、そのリレーRL8を介して両リレ
ーRL4、RL5のコイルの一端が接地され、この状態でラジ
オスイッチRSをオン状態にすると、両リレーRL4、RL5が
励磁される。
このようにして構成されたアンテナ自動昇降装置では、
下降限にアンテナ21が位置している状態を示す第3図に
示される状態でラジオスイッチRSをオン状態すると、前
記したように両リレーRL4、RL5が励磁されて、モータ23
の端子23bにバッテリ30の正の電圧が供給されると共
に、モータの端子23aが、ダイオードD2を介して接地さ
れる。従って、端子23bから端子23aに向かう電源が流れ
てモータ23が回転し、この場合にはアンテナ21が上昇す
る。そして、アンテナ21が上昇限に達すると、第4図に
示されるように上昇限検出接点26がオフになるため、モ
ータ23が停止する。
この従来構造によると、上昇限にアンテナ21が位置して
いる時に、中間位置までアンテナ21を下げるべくモード
スイッチMSをHALF側に切替えた場合には、両リレーRL
6、RL7が非励磁状態になってリレーRL8のコイルの一端
が接地されるため、先ずモータ23に、端子23bから端子2
3aに向かう電流がリレーRL8のコイルを介して流れる。
そして、両リレーRL4、RL5が非励磁状態になるため、両
リレーRL4、RL5を介して、モータ23に、端子23aから端
子23bに向かう電流が流れるようになり、アンテナ21を
下降させることができる。
このように、上記した従来構造のものではアンテナ21を
上昇限位置から中間位置まで下げる時の動作が複雑であ
るため、その信頼性が低い。また、上昇時にはダイオー
ドD2に、下降時にはD1にそれぞれモータ駆動電流が流れ
るため、大容量のダイオードを用いなければならない。
更に、モータ23の一方の端子23aとリレープレート24と
を接続しているため、モータユニット22内での結線を行
わなければならず、その作業が難しいなどの問題があっ
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的
は、構成部品を少くし、かつ駆動回路を簡略化し得るモ
ータ駆動制御回路を提供することにある。
[考案の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、作動部材を第1及
び第2の作動限位置間で往復動させるための正逆転可能
なモータと、前記モータの両端子にそれぞれ共通接点を
接続された単極双投型であってそれぞれ一方の選択接点
を交互に直流電源に接続させるように共に切替わる第1
リレー及び第2リレーと、前記第2リレーの他方の選択
接点に共通接点を接続された単極双投型の第3リレー
と、前記第1リレーの他方の選択接点を接地させるよう
に接続されかつ前記作動部材が前記第2の作動限に位置
する場合には開く第2作動限スイッチと、前記第3リレ
ーの一方の選択接点を接地させるように接続されかつ前
記作動部材が前記第1の作動限位置にある場合には開く
第1作動限スイッチと、前記第3リレーの他方の選択接
点を接地させるように接続されかつ前記作動部材が前記
中間位置と前記第1の作動限位置との間にある場合には
開く第1中間スイッチと、前記作動部材が前記中間位置
と前記第2の作動限位置との間にある場合には開く第2
中間スイッチと、前記作動部材を前記第1の作動限及び
第2の作動限のいずれかの位置まで移動させる作動限停
止モードと前記作動部材を前記中間位置まで移動させる
中間停止モードとを選択するべく切替わり、前記作動限
停止モードが選択された場合には前記第1リレーを前記
直流電源との接続状態にしかつ前記第2リレーを前記第
3リレーとの接続状態にする側に切替えると共に前記第
3リレーを前記第1作動限スイッチとの接続状態にする
側に切替え、前記中間停止モードが選択された場合には
前記第1リレーを前記第2作動限スイッチとの接続状態
にしかつ前記第2リレーを前記直流電源との接続状態に
する側に切替えると共に前記第3リレーを前記第1中間
スイッチとの接続状態にする側に切替えるための停止位
置選択手段と、前記中間停止モードが選択された状態で
前記第2中間スイッチが開くことにより前記第1リレー
を前記直流電源との接続状態にかつ前記第2リレーを前
記第3リレーとの接続状態にする側に切替えるためのリ
レー制御手段とを有することを特徴とするモータ駆動制
御回路を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、モータに連動する作動部材を、両作
動限位置及び中間位置でそれぞれ選択的に停止させるた
めのモータ駆動制御回路に用いるリレーには、モータの
両端子に接続された第1及び第2リレーと、作動限停止
モードまたは中間停止モードを選択した際に切替わる第
3リレーとを用いるのみで良く、リレーの数を必要最小
限にすることができ、回路を簡略化できる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本考案が適用された自動車用アンテナの自動
昇降装置のモータ駆動制御回路である。第1図に示され
るように、本装置は、モータユニット1と、コントロー
ルユニット2とを有する。コントロールユニット2の電
源端子aには、直流電源としてのバッテリ3の正の電圧
端子がヒューズF1を介して接続され、バッテリ3の正の
電圧端子と端子bとの間には、イグニッションスイッチ
IG、ヒューズF2及びラジオスイッチRSが直列に接続され
ており、端子cが接地されている。端子d及び端子e間
には、停止位置選択手段としてのモードスイッチMSが接
続されており、端子eは、コントロールユニット2内で
端子cに接続され、接地されている。
モータユニット1内には、作動部材としてのアンテナ4
を上昇下降させるための正逆転可能なモータ5と、モー
タ5に連動する従来例と同様のリレープレート6とが設
けられている。モータ5の両端子5a、5bは、コントロー
ルユニット2の対応する各端子f、gにそれぞれ接続さ
れている。リレープレート6には、アンテナ4の各位置
を検出するべく、第2の作動限位置としての下降限を検
出するための第2作動限スイッチとしての下降限検出ス
イッチ7と、第1の作動限位置としての上昇限を検出す
るための第1作動限スイッチとしての上昇限検出スイッ
チ8と、上昇時に於ける中間停止位置を検出するための
第1中間スイッチとしての上昇時中間検出スイッチ9
と、下降時に於ける中間停止位置を検出するための第2
中間スイッチとしての下降時中間スイッチ10とが設けら
れており、各スイッチ7〜10の各一方の接点が、コント
ロールユニット2の対応する各端子h〜kにそれぞれ接
続されていると共に、各接点7〜10の共通接点が、端子
1に接続されている。
次に、コントロールユニット2内の回路構成について以
下に示す。モータ5の両端子5a、5bに接続された各端子
f、gは、単極双投接点型の一対のリレーRL1、RL2の各
共通接点C1、C2にそれぞれ接続されている。両リレーRL
1、RL2のコイルの一端は端子bに接続され、その他端
は、ダイオードD2を介して端子dに接続されており、モ
ードスイッチMSがFULL側を選択された場合に接地される
ようになっている。リレーRL1の一方の選択接点として
常時開の一方の接点S1と、リレーRL2の一方の選択接点
として常時閉の一方の接点S2とが互いに端子aに接続さ
れて、バッテリ3の電圧が供給されている。リレーRL1
の他方の選択接点として常時閉の接点S3が端子hに接続
され、リレーRL2の他方の選択接点として常時開の接点S
4が、単極双投接点型のリレーRL3の共通接点C3に接続さ
れている。また、リレーRL3の一方の選択接点としての
常時開の接点S5が端子iに接続され、他方の選択接点と
しての常時閉の接点S6が端子jに接続されている。リレ
ーRL3のコイルの一端は端子dに接続され、その他端
は、端子bに接続されている。また、端子bは、接抵抗
R1及び電源変動による逆接対応用のダイオードD1を介し
て端子kに接続されている。
両リレーRL1、RL2のコイルのダイオードD2側が、サージ
防止用のツェナーダイオードZD1を介して端子cに接続
されて接地されていると共に、トランジスタT1のコレク
タに接続されている。トランジスタT1のベースは、ツェ
ナーダイオードZD2を介して、抵抗R1とダイオードD1と
の間に接続されていると共に、抵抗R2及びコンデンサC
の両者を互いに並列に介して端子cに接続されて接地さ
れ、トランジスタT1のエミッタも、逆接対応用のダイオ
ードD3を介して端子cに接続されて接地されている。上
記コンデンサC及びツェナーダイオードZD2は、トラン
ジスタT1のノイズ対応用及びベース電位安定用である。
尚、各リレーRL1〜RL3のコイルにはサージ吸収用の各ダ
イオードD4、D5がそれぞれ接続されている。
上記したトランジスタT1及び他の各素子とによりリレー
制御手段としてのリレー制御回路11が構成されている。
即ち、モードスイッチMSが中間停止モードとしてのHALF
側に選択された場合であってラジオスイッチRSがオン状
態にある場合に、アンテナ4を、中間位置まで下降させ
た後に、後記するように下降時中間検出スイッチ10によ
る検出信号に応じて停止させることができる。
第2図には、従来例の第4図と同様にアンテナ4の位置
に対応する各スイッチ7〜10のオン/オフの状態が示さ
れており、本装置の作動要領について第2図を参照して
以下に示す。
第1図は、アンテナ4が下降限に位置している状態に対
応している。この状態からイグニッションスイッチIGを
オンしかつラジオスイッチRSをオンすると、リレーRL
1、RL2のコイルが励磁されて、モータ5の端子5a側にバ
ッテリ3の正の電圧が供給される。また、モードスイッ
チMSが図に示されるように作動限停止モードとしてのFU
LL側に選択されている場合には、端子d、e間が短絡さ
れて各リレーRL1〜RL3のコイルの一端が接地されるた
め、各リレーRL1〜RL3が励磁されて、モータ5の端子5b
側が、リレーRL2の接点S4及びリレーRL3の接点S5を介
し、かつ上昇限検出スイッチ8を介して接地される。従
って、モータ5には端子5aから端子5bに向う図に示され
た実線の矢印の向きの電流が流れ、アンテナ4が上昇す
る。
そして、アンテナ4が上昇限位置に達したら、上昇限検
出スイッチ8がオフになるためモータ4が停止する。
尚、モードスイッチMSがHALF側に切替えられている場合
には、リレーRL3が非励磁状態であるが、下降時中間検
出スイッチ10がオフ状態であることからトランジスタT1
がオンして、両リレーRL1、RL2が励磁される。従って、
モータ5の端子5bが、リレーRL2の接点S4及びリレーRL3
の接点S6を介し、かつ上昇時中間検出スイッチ9を介し
て接地されるため、モータ5には上記と同様に実線の矢
印の向きに電流が流れてアンテナ4が上昇し、アンテナ
4が中間位置に達した際に上昇時中間検出スイッチ9が
オフして、モータ4が停止する。アンテナ4を中間位置
から上昇させる時には、モードスイッチMSをFULL側に切
替えることにより、各リレーRL1〜RL3が励磁されて、前
記と同様にしてアンテナ4が上昇限まで達して停止す
る。
次に、アンテナ4が上昇限に位置している状態から中間
位置まで下降させる場合には、ラジオスイッチRSがオン
状態でモードスイッチMSをHALF側に切替える。すると、
リレーRL3が非励磁状態になり、かつ両リレーRL1、RL2
も非励磁状態になるが、第2図に示される下降限検出ス
イッチ7がオン状態であることから、モータ5の端子5a
が、リレーRL1の接点S3及び下降限検出スイッチ7を介
して接地されるため、モータ5には端子5bから端子5aに
向かう図に示される破線の矢印の向きの電流が流れて、
アンテナ4が下降する。そして、前記した正逆転切替リ
レー制御回路11により、アンテナ4が中間位置に達した
際には、下降時中間検出スイッチ10がオフになり、トラ
ンジスタT1がオンしてリレーRL1、RL2が再び励磁され
る。この時、上昇時中間検出スイッチ9がオフ状態であ
ることから、モータ5には駆動電流が流れることができ
ず、モータ5の回転が停止する。
更に、上記中間位置からアンテナ4を下降限位置まで下
降させる場合には、イグニッションスイッチIGまたはラ
ジオスイッチRSをオフにする。すると、両リレーRL1、R
L2が非励磁状態になり下降限検出スイッチ7がオン状態
であることから、モータ5には端子5bから端子5aに向か
う電流が流れて、アンテナ4が下降する。そして、アン
テナ4が下降限に達したら、下降限検出スイッチ7がオ
フ状態になるためモータ5が停止する。尚、アンテナ4
を上昇限位置から下降限位置まで一気に下降させる場合
には、モードスイッチMSがFULL側に切替えられている時
に、イグニッションスイッチIGまたはラジオスイッチRS
をオフにする。この場合には、下降時中間検出スイッチ
10のオン/オフに拘らず各リレーRL1〜RL3が非励磁状態
であり、下降限検出スイッチ7がオフになるまでモータ
5が回転し続けるため、アンテナ4を下降限位置まで下
降させることができる。
このように本考案によれば、アンテナ4を各作動限位置
と中間位置とに適宜停止させるためのリレーを、モータ
4を正逆転させるための一対のリレーと、全域駆動から
中間停止駆動かを切替えるための1つのリレーとで構成
することができる。従って、例えば接点毎にコイルを有
するリレーにより回路を構成するような場合等に於てリ
レーの数をより一層少なくすることができ、実施例のよ
うな装置のモータ駆動制御回路の部品点数を好適に少く
することができる。尚、本実施例では、リレーRL1、RL2
に各々別個の駆動用コイルを設けたが、1つの共通のコ
イルで駆動するようにしても良いことは云うまでもな
い。
また、リレープレート6の各スイッチ7〜10のコモン端
子を接地して、モータ5の端子に直接接続していないた
め、モータユニット1内の配線構造を簡易化することが
できると共に、リレープレート6のコモン端子の構造の
自由度が大きい。上記構造により、モータ駆動制御回路
を簡略化することができ、かつ駆動停止の動作をより一
層安定化することができる。また、本回路構成により、
モータ駆動電流が流れるラインにダイオードを設ける必
要がなく、大容量のダイオードを必要としない。
[考案の効果] このように本考案によれば、モータに連動する作動部材
を、両作動限位置や中間位置まで移動させた後に選択的
に停止させるためのモータ駆動制御回路を、最小限の数
のリレーを用いて構成することができるため、部品点数
を少くできかつ回路の構造を簡略化でき、接続コストを
低廉価できると共に、動作の信頼性をより一層高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用された自動車用アンテナの自動
昇降装置の回路図である。 第2図は、アンテナの位置に応じた各位置検出接点の作
動状態を示す説明図である。 第3図は、従来の自動車用アンテナの自動昇降装置の回
路図である。 第4図は、従来の装置に於けるアンテナの位置に応じた
各位置検出接点の作動状態を示す説明図である。 1…モータユニット、2…コントロールユニット 3…バッテリ、4…アンテナ 5…モータ、5a、5b…端子 6…リレープレート、7…下降限検出スイッチ 8…上昇限検出スイッチ 9…上昇時中間検出スイッチ 10…下降時中間検出スイッチ 11…リレー制御回路21…アンテナ 22…モータユニット23…モータ 23a、23b…端子24…リレープレート 25…下降限検出接点26…上昇限検出接点 27…上昇時中間検出接点 28…下降時中間検出接点 29…リレー回路、30…バッテリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動部材(4)を第1及び第2の作動限位
    置間で往復動させるための正逆転可能なモータ(5)
    と、前記モータ(5)の両端子にそれぞれ共通接点を接
    続された単極双投型であってそれぞれ一方の選択接点
    (S1、S2)を交互に直流電源に接続させるように共に切
    替わる第1リレー(RL1)及び第2リレー(RL2)と、前
    記第2リレー(RL2)の他方の選択接点(S4)に共通接
    点(C3)を接続された単極双投型の第3リレー(RL3)
    と、前記第1リレー(RL1)の他方の選択接点(S3)を
    接地させるように接続されかつ前記作動部材(4)が前
    記第2の作動限に位置する場合には開く第2作動限スイ
    ッチ(7)と、前記第3リレー(RL3)の一方の選択接
    点(S5)を接地させるように接続されかつ前記作動部材
    (4)が前記第1の作動限位置にある場合には開く第1
    作動限スイッチ(8)と、前記第3リレー(RL3)の他
    方の選択接点(S6)を接地させるように接続されかつ前
    記作動部材(4)が前記中間位置と前記第1の作動限位
    置との間にある場合には開く第1中間スイッチ(9)
    と、前記作動部材(4)が前記中間位置と前記第2の作
    動限位置との間にある場合には開く第2中間スイッチ
    (10)と、前記作動部材(4)を前記第1の作動限及び
    第2の作動限のいずれかの位置まで移動させる作動限停
    止モード(FULL)と前記作動部材(4)を前記中間位置
    まで移動させる中間停止モード(HALF)とを選択するべ
    く切替わり、前記作動限停止モード(FULL)が選択され
    た場合には前記第1リレー(RL1)を前記直流電源との
    接続状態にしかつ前記第2リレー(RL2)を前記第3リ
    レー(RL3)との接続状態にする側に切替えると共に前
    記第3リレー(RL3)を前記第1作動限スイッチ(8)
    との接続状態にする側に切替え、前記中間停止モードが
    選択された場合には前記第1リレー(RL1)を前記第2
    作動限スイッチ(7)との接続状態にしかつ前記第2リ
    レー(RL2)を前記直流電源との接続状態にする側に切
    替えると共に前記第3リレー(RL3)を前記第1中間ス
    イッチ(9)との接続状態にする側に切替えるための停
    止位置選択手段(MS)と、前記中間停止モード(HALF)
    が選択された状態で前記第2中間スイッチ(10)が開く
    ことにより前記第1リレー(RL1)を前記直流電源との
    接続状態にしかつ前記第2リレー(RL2)を前記第3リ
    レー(RL3)との接続状態にする側に切替えるためのリ
    レー制御手段(11)とを有することを特徴とするモータ
    駆動制御回路。
JP425190U 1990-01-20 1990-01-20 モータ駆動制御回路 Expired - Fee Related JPH0727839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP425190U JPH0727839Y2 (ja) 1990-01-20 1990-01-20 モータ駆動制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP425190U JPH0727839Y2 (ja) 1990-01-20 1990-01-20 モータ駆動制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0397399U JPH0397399U (ja) 1991-10-07
JPH0727839Y2 true JPH0727839Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31508006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP425190U Expired - Fee Related JPH0727839Y2 (ja) 1990-01-20 1990-01-20 モータ駆動制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727839Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4632365B2 (ja) * 2005-05-17 2011-02-16 篤重 濱田 ペットの爪研ぎ被害防止器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0397399U (ja) 1991-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2723918B2 (ja) 車両の開口部を閉鎖するための可動部材の作動装置
US4272708A (en) Window lifter installation
JPH0727839Y2 (ja) モータ駆動制御回路
EP0310153B1 (en) Control system for a sliding-tilting roof of a motor vehicle
JPH0354487U (ja)
US4841205A (en) Control device for a movable part, designed for opening and closing an opening, especially a sliding/tilting roof for a vehicle
US3243680A (en) Window actuator control system
US4425535A (en) Erroneous start preventing device for battery-powered vehicle
JPS5815584Y2 (ja) 窓ガラス自動昇降制御装置
JP3793375B2 (ja) パワーウインドウスイッチ回路
JPS6037413Y2 (ja) 安全回路を備えたエレベ−タのパワ−リレ−制御回路
JPS6137748Y2 (ja)
JP4510182B2 (ja) パワーウインドウスイッチ回路
JP3798525B2 (ja) パワーウインドウ装置
JPH0791920B2 (ja) モ−タ駆動型自動開閉機器の制御監視装置
SU1404430A1 (ru) Грузоподъемный электромагнит
JPH0365802A (ja) 電動アンテナのモータ駆動制御装置
JP2001218498A (ja) 電動ブラインド
JP3798524B2 (ja) パワーウインドウスイッチ回路及びパワーウインドウ装置
JPS6137750Y2 (ja)
KR860000882Y1 (ko) 엘리베이터의 운전제어장치
JPS5836237Y2 (ja) パワ−ウインド用モ−タの制御装置
JPH021923Y2 (ja)
JPS6318709Y2 (ja)
SU993419A1 (ru) Устройство дл управлени реверсивным электродвигателем

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees