JPS5836237Y2 - パワ−ウインド用モ−タの制御装置 - Google Patents

パワ−ウインド用モ−タの制御装置

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JPS5836237Y2
JPS5836237Y2 JP7653976U JP7653976U JPS5836237Y2 JP S5836237 Y2 JPS5836237 Y2 JP S5836237Y2 JP 7653976 U JP7653976 U JP 7653976U JP 7653976 U JP7653976 U JP 7653976U JP S5836237 Y2 JPS5836237 Y2 JP S5836237Y2
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鎮男 角田
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マツダ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モータを正転または逆転させてウィンドレギ
ュレータを駆動し、ウィンドガラスを昇降させる自動車
等のパワーウィンド用モータの制御装置に関する。
従来、この種のパワーウィンド用モータの制御装置にお
いては、パワーウィンド用モータへの通電回路をいった
ん閉成すれば、ウィンドガラスが全開または全閉するま
で、上記通電回路を閉成状態に保持してウィンドガラス
が自動的に全開あるいは全閉動作するようにしており、
このため上記モータの回転の停止を検出する手段を特別
に設け、該検出手段により、通電回路に設けた保持用リ
レーの接点をオン・オフさせてウィンドガラスの全開、
全閉動作を行っていた。
この種の検出手段としては、例えば、モータの電機子に
リードスイッチを設け、このリードスイッチのオン、オ
フ信号の有無を検出する回路を構成したもの等が知られ
ているが、いずれにしても、リレーの他に特別な付属回
路を必要とし、構成も複雑なものとなる欠点があった。
本考案は、パワーウィンド用モータの制御装置における
上記した欠点を解消すべくなされたものであって、その
目的は、パワーウィンド用モータの回転時における逆起
電圧を利用してソレノイドで自己保持用のセットスイッ
チを制御することにより、ウィンドガラスに全開、閉動
作を行わせ、特別な検出回路を必要としない回路構成の
簡単なパワーウィンド用モータの制御装置を得ることで
ある。
本考案を要約すれば、180°の角度を持って配置され
る正逆転用の2つのブラシ及びこれら各ブラシと夫々9
0°の角度を持って配置されるアースブラシの3個のブ
ラシを有し、正逆転用ブラシへの通電の切換えで正逆転
するモータによりウィンドガラスを昇降させるパワーウ
ィンドにおいて、上記モータの正転用ブラシに通電する
正転用通電回路及び逆転用ブラシに通電する逆転用通電
回路の閉成を保持するよう励磁されるソレノイドを備え
、このソレノイドの一端を該ソレノイドの励磁によりオ
ンする自己保持用のセットスイッチを介して電源に接続
し、かつその他端を上記両通電回路のうち開成側の通電
回路とブラシとの接続点に接続したことを特徴とするパ
ワーウィンド用モータの制御装置である。
以下図面に示す実施例を参照して本考案を詳細に説明す
る。
第1実施例 第1図において、Mは、パワーウィンド用モータで、こ
のパワーウィンド用モータMは、後述するように、18
0°の角度を持って配置される正転用ブラシUと逆転用
ブラシD及びこれら正転用ブラシUと運転用ブラシDと
夫々90’の角度を持って配置されるアース用ブラシG
の3個のブラシを有し、上記正転用ブラシUと逆転用ブ
ラシDとの通電の切換により、電機子に発生する磁界の
方向を変えて正、逆転させる第3ブラシのパーマネント
マグネットで界磁Fを得るようにした直流モータである
SWは、上記パワーウィンド用モータMを正転、逆転さ
せるための操作スイッチで、電源Vccに接続された共
通接点lと、パワーウィンド用モータMの正転用ブラシ
Uに正転用端子U′を介して接続されたウィンドガラス
上昇用接点mと、逆転用ブラシDに逆転用端子D′を介
して接続されたウィンドガラス下降用接点nとを有し、
常時は中立位置に保持された可動片りを操作して、ウィ
ンドガラス上昇用接点mに接続したときは、パワーウィ
ンド用モータMを正転させ、またウィンドガラス下降用
接点nに接続したときには、上記モータMを逆転させる
ようにしている。
Xlは、正転側通電回路保持用のソレノイドで、該ソレ
ノイドX1の一端は、該ソレノイドX1の励磁で閉成保
持される自己保持用のセットスイッチX1−aを介して
電源Vccに接続される一方、上記ソレノイドX1の他
端は、パワーウィンド用モータMの逆転端子D′を介し
て逆転ブラシDに接続されている。
またX2は、逆転側通電回路保持用のソレノイドで、該
ソレノイドX2の一端は、該ソレノイドX2の励磁で閉
成保持される自己保持用のセットスイッチX2 aを
介して電源Vccに接続される一方、上記ソレノイドX
2の他端は、パワーウィンド用モータMの正転用端子U
′を介して正転用ブラシUに接続されている。
そして上記セットスイッチXt aにより、正転用ブ
ラシUへの通電回路を閉放するよう、また、上記セット
スイッチX2 aにより、逆転用ブラシDへの通電回
路を閉成するよう両セット・スイッチX1−a、X2−
aが操作スイッチSWと並列に両端子U’、D’にそれ
ぞれ接続されている。
なお、上記パワーウィンド用モータMの構造は、例えば
第2図に示すように、電機子のスロット数が12で、こ
れらスロットに巻線1〜12.1’〜12′を実線、点
線及び一点鎖線で示すように、重ね巻きにし各整流子に
接続し電機子巻線を構威しまた前記正転用ブラシU、逆
転用ブラシD及びアース用ブラシGの整流子上の配置は
、整流子の中心に対して、上記正転用ブラシUとアース
用ブラシG、及び該アース用ブラシGと上記逆転用ブラ
シDは夫々90°の角度を持って、また、ブラシUとD
とは180゜の角度を持って配置されている。
また、前記ブラシU及びDの整流子上の配置は180°
で、上記ブラシUとアース用ブラシGとの間の角度、及
び該ブラシGと上記ブラシDとの間の角度の2倍となっ
ているから、上記ブラシロー9間、U−E間及びD−E
間に接続されることになる巻線4〜9と4′〜9′、1
〜3と10′〜12′及び10〜12と1′〜3′を電
機子巻線d、e及びfとすれば第2図で実線で示す巻線
dの巻数は、点線及び一点鎖線で示す巻線e、fの2倍
の巻数を有し、かつ巻線d、fの巻方向は互に等しく、
巻線eの巻方向は、上記巻線d、fとは常に逆になるよ
うに巻回されている。
このため、ブラシU側に通電するとこれら電機子巻線d
、e及びfに流れる電流の方向は第2図に示す通りとな
り、電機子は矢示の方向に正転する。
一方、ブラシD側に通電すると巻線に流れる電流の方向
は上記と逆となり、電機子は逆転する。
以上の回路構成を有するパワーウィンド用モータの制御
装置の動作を説明する。
先ず、操作スイッチSWの可動片りをウィンドガラス上
昇用接点m側とすると、電源Vccからパワーウィンド
用モータMの正転側端子Uに電源電圧Eが印加され、上
記モータMは正転する。
この時、上記モータMの電機子巻線d、e及びfに誘起
される逆起電流の方向は、第3図の起電力図に示されて
いる。
さらに、第3図に示す起電力図を等価的に示せば、第4
図aに示すように、バッテリBの正負両極間に、巻線d
及びeが直列に接続される一方、巻線fが接続されてい
る。
このとき、上記巻線dは、上記巻線e、fの2倍の巻数
を有するとともに、上記巻線eとは反対の巻方向を、ま
た上記巻線fとは同方向の巻方向を有しているから、上
記巻線eには−Eの逆起電圧が誘起され、巻線dには2
Eの電圧が誘起される。
従って、前記ブラシU、Dの間に接続された状態にある
ソレノイドX1には2Eの電圧が印加されるため励磁さ
れ、このソレノイドX1の励磁によってセットスイッチ
Xニaをオンして以後このオン状態を保持し、ブラシU
への通電を持続する。
次いで、ウィンドガラスが全閉動作を完了すると、前記
モータは停止させられるため、巻線には逆起電圧が誘起
されなくなる。
この時の電機子巻線の回路は、第4図すに示すように、
バッテリBの正、負両極間に、前記巻線dとeとの夫々
の純抵抗を直列に接続する一方、前記巻線fの純抵抗を
接続した回路と等価となる。
従って上記巻線e、fの純抵抗をRとすれば、上記巻線
dは、巻線e、fの2倍の巻数を有するため、その純抵
抗は2Rとなり、従って、前記ブラシU及びDの間には
、抵抗Rと2Rによる分圧電圧2/3Eが現れ、該電圧
2/3EがソレノイドX1に印加されるため、該ソレノ
イドX1は消磁される。
これによってセットスイッチXニーaは開威し、上記ブ
ラシUへの通電回路は開き、パワーウィンド用モータM
は停止する。
次に、操作スイッチSWの可動片りをウィンドガラス下
降用接点n側とすると、パワーウィンド用モータMの逆
転用ブラシDに電源電圧Eが印加されて、上記モータM
は逆転する。
従って、この時、巻線fには、第3図aに示した電圧E
とは逆にEの逆起電圧が誘起される。
しかしこの時は、バッチIJ Bの正、負両極間に、前
記巻線d及びfが直列に接続される一方、前記巻線eが
接続された等何回路(図示せず)となり、いずれにして
も巻線dには2Eの電圧が誘起されるため、前記ソレノ
イドX2が励磁され、前記セットスイッチX2 aを
オン状態に保持し、ブラシDへの通電を持続する。
次いでウィンドガラスが全開動作を完了すると、前記モ
ータMは停止させられて、ウィンドガラスの全閉動作と
同様に、ソレノイドX2には2/3Eの電圧が印加され
るため消磁され、これによって前記セットスイッチX2
aはオフし、パワーウィンド用モータMへの通電は
切れモータは停止する。
第2実施例 この実施例は、第5図に示すように、回転支点を中心に
中立位置イから、図の右回り、左回りいずれの側にも操
作することが可能な双倒型のノブ20を有し、図の右回
りの操作について示すように、操作ノブ20を図に点線
で示す第1操作位置口まで倒したときに、操作ノブ20
によって押し下げられた可動片L1の共通接点lに接触
する上昇用第1接点mと、操作ノブ20を図に一点鎖線
で示す第2位置へまでさらに倒し込んだときに、可動片
L1のいま1つの接点l。
と接触する上昇用第2接点n1とを設けるとともに、操
作ノブ20の左回りの回動に対して、上記と同様、可動
片L′1(およびその接点l、lo)、下降用第1接点
m′1および下降用第2接点n /、を設け、かつ、上
記用第2接点n1又は下降用第2接点n /、がオンさ
れたときに励磁され、常時は中立位置イをとるように付
勢された操作ノブ20を第2操作位置ハに吸着保持する
ソレノイドXを設けた操作スイッチSWを用いて、第6
図に示すようなパワーウィンド用モータMの制御回路を
構成し、ウィンドガラスの全開、全閉動作のみならず、
ウィンドガラスを途中で停止させることができるように
したものである。
すなわち、第6図において、Mは前記と同様のパワーウ
ィンド用モータ、Xはソレノイド、Qはトランジスタ、
m19m′、は上昇用及び下降用の各第1接点、nl、
n′1は上昇用、下降用の各第2接点である。
上記パワーウィンド用モータMの正転側ブラシU、逆転
側ブラシDと上記トランジスタQのエミッタとの間には
、該エミッタをアノード側として2つのダイオードD1
.D2が夫々接続され、また上記トランジスタQのベー
スは、抵抗R1,R’2を介して夫々アース及び該トラ
ンジスタQのエミッタに、またコレクタは、前記ソレノ
イドXの一端に夫々接続されている。
また該ソレノイドXの他端は、前記操作スイッチのウィ
ンドガラス上昇用第2接点n1、下降用第2接点n /
、に接続されている。
第5図に示す操作スイッチの共通接点1,1.は、第6
図では共通に符号lで示され、該共通接点lは、ヒユー
ズFuを介して電源Vccに接続され、またウィンドガ
ラス上昇用第1接点m1及び同下降用第1接点m′1は
夫々、パワーウィンド用モータMの正転側端子U及び逆
転側端子りに夫々接続されている。
さらに、上記パワーウィンド用モータMのアース用ブラ
シGはアースに接続され、またソレノイドXの両端子間
には、該ソレノイドXの電源側端子をカソード側として
、該ソレノイドXに発生する逆起電圧吸収用のダイオー
ドD3が挿入されている。
以上の回路構成を有する第6図に示すパワーウィンド用
モータMの制御装置の動作を説明する。
先ず、操作スイッチをウィンドガラス上昇側の第1操作
位置口とすれば、共通接点lはウィンドガラス上昇用第
1接点m1側となり、前記モータMの正転用ブラシUに
電源電圧Eが印加され、上記モータMは正転してウィン
ドガラスを上昇させる。
この時、操作スイッチへの操作力を除けば、上記可動接
点lは中立位置イに復帰し、上記モータMは停止してウ
ィンドガラスは任意位置停止動作をする。
次に操作スイッチをウィンドガラス上昇側の第2操作位
置ハとすれば、前記共通接点lはさらにウィンドガラス
上昇用第2接点にも接触する。
この時、パワーウィンド用モータMが回転していると前
記したように、上記モータMの逆転用ブラシDには、ア
ース電位を基準にしてほぼ−Eの逆起電圧が誘起されて
いるため、ダイオードD2のカソードの電位はほぼ−E
である。
ところが、このときダイオードD2のアノードは抵抗R
1,R2を介してアースに接続されているため上記ダイ
オードD2はオンするが、同じくアノードが上記抵抗R
1,R2を介してアースに接続されたダイオードD1の
カソードは正の電圧が印加されてオフとなっているため
、上記トランジスタQのエミッタの電位は、はぼ上記電
圧−Eとなる。
一方、この電圧−Eは、抵抗R1,R2によって分圧さ
れて上記トランジスタQのベースに印加されるため、該
トランジスタQのベース電位がエミッタ電位より高くな
ってベース電流が流れ、上記トランジスタQのエミッタ
、コレクタ間はオンし、ソレノイドXが励磁され、操作
スイッチのノブ20の裏面に固定された鉄板21は上記
ソレノイドXに吸着されて、操作スイッチは第2操作位
置ハを保持する。
したがってモータMへの通電が持続される。
次いでウィンドガラスが全閉すると、パワーウィンド用
モータMは停止するため、正転用ブラシUと逆転用ブラ
シDとの間の電位差は、前記したように2/3Eである
から、逆転用ブラシD、すなわちダイオードD2のカソ
ードの電位は、1/3Eとなるためアノード側が抵抗R
,,R2を介してアースに接続されたダイオードD2は
オフするとともに、ダイオードD1もアノードが抵抗R
1,R2を介してアースに接続される一方、カソードに
は正の電圧Eが印加されているがら、該ダイオードD1
はオフしている。
したがってトランジスタQのベース及びエミッタの電位
は、はぼアース電位となって上記トランジスタQのエミ
ッタ、コレクタ間はオフし、前記ソレノイドXへの給電
が停止されて該ソレノイドXは消磁され、操作スイッチ
のノブ20は中立位置(第5図実線イで示す)に復帰し
、前記第1接点m1及び第2接点n1は夫々開成し、従
ってパワーウィンド用モータMへの通電は切れ、モータ
Mは停止される。
また、ウィンドガラスを開作動させる場合も閉作動のと
きと同じで、操作スイッチを左回りに操作しウィンドガ
ラス下降側の第1操作位置とすれば、パワーウィンド用
モータMの逆転側ブラシDに電圧が印加されて上記モー
タMは逆転し、ウィンドガラスは下降する。
操作スイッチをさらに第2操作位置とすれば、前記共通
接点lはさらにウィンドガラス下降用第2接点n fl
にも接触するためソレノイドXへの通電回路が閉或し、
上記モータMの正転側ブラシUの逆起電圧−Eによりダ
イオードD1はオンするため、前記と同様の理由によっ
てトランジスタQのエミッタ、コレクタ間が導通して前
記ソレノイドが励磁され、操作スイッチは第2操作位置
に保持され、モータへの通電を持続する。
次いで、ウィンドガラスが全開すると、パワーウィンド
用モータMは停止するため、正転側ブラシUの電位は、
前記したように、1/3Eとなり、ダイオードD1がオ
フしてトランジスタQのエミッタコレクタ間が遮断され
、上記ソレノイドXは消磁され、ノブ20は第2操作位
置がら開放されてモータMへの通電が切れモータMは停
止される。
以上のようにして、第6図に示すパワーウィンド用モー
タの制御装置は、パワーウィンド用モータMの回転時の
逆起電力を利用して、ソレノイドを2個使用せずに簡単
な構造で、ウィンドガラスの全開、閉動作及び任意位置
停止動作を行うことができる。
第3実施例 この実施例は、パワーウィンド用モータMの回転時に、
該モータMに誘起される逆起電力を利用して直接ソレノ
イドXを励磁するようにして第6図に示すトランジスタ
Qを省きパワーウィンド用モータMの制御装置の回路構
成をさらに簡単化したもので、第7図に示すようにパワ
ーウィンド用モータMの正転用ブラシUは、ダイオード
D工のカソード、アノードを介してソレノイドXの一端
に接続される一方、操作スイッチのウィンドガラス上昇
側第1接点m1、及び同第2接点n1に接続され、同様
に逆転用ブラシDは、ダイオードD2のカソード、アノ
ードを介してソレノイドXの上記一端に接続される一方
、操作スイッチのウィンドガラス下降側第1接点m′及
び第2接点n′に接続され、また上記モータMのアース
用ブラシGはアースに接続されている。
なお、第1接点の共通接点lはヒユーズFuを介して電
源Vccに、第2接点の共通接点l。
は前記ソレノイドXのダイオードD1.D2と反対側の
端子に夫々接続されている。
次に動作を説明すると、先ず操作スイッチをウィンドガ
ラス上昇側第1操作位置口とすると、共通接点lが接点
m□に接触するため前記モータMは正転してウィンドガ
ラスは上昇する。
この時操作スイッチへの操作力が除かれると、上記モー
タMへの給電は断たれ、ウィンドガラスは停止し、任意
位置停止動作をする。
さらに操作スイッチを第2操作位置ハとすると、第2接
点の共通接点l。
はウィンドガラス全閉用第2接点n1に接触し、ソレノ
イドXの上記共通接点l。
側端子の電位はEであるのに対し、他方の端子は、前記
逆転側ブラシDに誘起される逆起電圧−Eのため、ダイ
オードD2はオンし、はぼ−Eとなり都合2Eの電圧が
上記ソレノイドXに印加されるため励磁され、操作スイ
ッチは第2操作位置八に保持されモータへの通電を持続
する。
次いでウィンドガラスが全閉となるとパワーウィンド用
モータMが停止するため、逆起電力は誘起されず、ソレ
ノイドXのダイオードD2側の電位は、前記したように
1/3Eとなり、従ってソレノイドXの両端子に印加さ
れる電圧は2/3Eと小さくなるため、該ソレノイドX
の励磁力は弱まり、操作スイッチの各可動接点l、lo
は中立位置にもどりモータへの通電は遮断される。
また、操作スイッチをウィンドガラス下降側第1操作位
置、とすると、前記モータMの逆転端子りに電圧Eが印
加され、該モータMは逆転し、この時操作スイッチの操
作力が除されると上記モータMは停止し、ウィンドガラ
スは任意位置停止動作をする。
さらに操作スイッチを第2操作位置とすると、前記と同
様に、ダイオードD□がオンしソレノイドXの両端子に
一2Eの電圧が印加されるため、該ソレノイドは第2操
作位置を保持し、次いでウィンドガラスが全開となると
、前記と同様にソレノイドの両端の電圧は2/3Eと小
さくなって、操作スイッチの共通接点l。
、l′oは中立位置にもどる。
このように、第7図に示すものは、第6図に示すものに
比べてさらに構成が簡単化されている。
以上説明したように、本考案は、いわゆる第3ブラシを
有する直流モータの回転中に電機子巻線に誘起される逆
起電力を利用して、ソレノイドを動作させるようにした
から、ウィンドガラスの全開または全開に伴うモータの
停止を検出する回路は不要であり、従って構成が簡単で
信頼性が高く、また、従来のパワーウィンド用モータの
回路を大幅に変更せずに、殆ど従来の回路のままで本考
案を適用できる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るパワーウィンド用モータの制御
装置の一実施例を示す回路図、第2図はパワーウィンド
用モータの電機子の巻線を示す図、第3図は、起電力図
、第4図a、l)は夫々、パワーウィンド用モータの回
転及び停止時の、電機子巻線の等価回路図、第5図は、
第6図に示すパワーウィンド用モータの制御装置に使用
する操作スイッチの一例の構造を示す図、第6図及び第
7図は、本考案に係るパワーウィンド用モータの制御装
置の別の実施例を示す回路図である。 M・・・・・・パワーウィンド用モータ、U・・・・・
・ウィンドガラス上昇用ブラシ、D・・・・・・ウィン
ドガラス下降用ブラシ、G・・・・・・アース用ブラシ
、X、X、。 X2・・・・・・ソレノイド、XI−a、X2−a・・
・・・・リセットスイッチ、m19m′1・・・・・・
第1接点、nl、n2・・・・・・第2接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 180°の角度を持って配置される正逆転用の2つのブ
    ラシ及びこれら各ブラシと夫々90°の角度を持って配
    置されるアースブラシの3個のブラシを有し、正逆転用
    ブラシへの通電の切換えで正逆転するモータによりウィ
    ンドガラスを昇降させるパワーウィンドにおいて、上記
    モータの正転用ブラシに通電する正転用通電回路及び逆
    転用ブラシに通電する逆転用通電回路の閉成を保持する
    よう励磁されるソレノイドを備え、このソレノイドの一
    端を該ソレノイドの励磁によりオンする自己保持用のセ
    ットスイッチを介して電源に接続し、かつその他端を上
    記両通電回路のうち開成側の通電回路とブラシとの接続
    点に接続したことを特徴とするパワーウィンド用モータ
    の制御装置。
JP7653976U 1976-06-02 1976-06-11 パワ−ウインド用モ−タの制御装置 Expired JPS5836237Y2 (ja)

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