JPH07278340A - 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法 - Google Patents

発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法

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JPH07278340A
JPH07278340A JP7576794A JP7576794A JPH07278340A JP H07278340 A JPH07278340 A JP H07278340A JP 7576794 A JP7576794 A JP 7576794A JP 7576794 A JP7576794 A JP 7576794A JP H07278340 A JPH07278340 A JP H07278340A
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JP
Japan
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resin particles
hydroxyalkylamine
styrene resin
particles
expandable
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JP7576794A
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English (en)
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Shigeyuki Hanahira
茂之 花平
Masami Uchiyama
正美 内山
Mitsugi Yanagisawa
賦 柳沢
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発泡性スチレン系樹脂粒子の表面に特定のヒド
ロキシアルキルアミン系化合物を付着せしめても、粒子
同士がブロッキングして塊状化することなく、しかもそ
の成形品のほこりの付着をも防止できる。 【構成】発泡剤を含む発泡性スチレン系樹脂粒子の表面
に炭素原子数が13〜20で、かつ側鎖に水酸基を有す
る脂肪族炭化水素基を有するヒドロキシアルキルアミン
系化合物、例えば顆粒状のN−ヒドロキシエチル−N−
2−ヒドロキシテトラデシルアミンを付着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な発泡性スチレン系
樹脂粒子に関するものであり、更に詳細には特定のヒド
ロキシアルキルアミンが表面に付着された発泡性スチレ
ン系樹脂粒子およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレン等の如きスチレン系樹脂に
炭化水素系発泡剤又はハロゲン化炭化水素系発泡剤等を
スチレン系樹脂100重量部に対して1〜15重量部含
ませた形の発泡性スチレン系樹脂粒子を、水蒸気等によ
り軟化点以上に加熱すると、内部に独立気泡を有する粒
子状の形態の、所謂予備発泡粒子が得られる。この予備
発泡粒子を小さな孔やスリットから水蒸気等で内部を加
熱できる閉鎖型金型の中で更に水蒸気等で加熱すると、
これらの発泡粒子の体積が膨張し、互いに融着して目的
の成形品となる。
【0003】この様な目的で使用される発泡性スチレン
系樹脂粒子は上記の如く成形されるが、成形品になった
後、容易にほこりが付着するという欠点があった。これ
らの欠点を改善すべく、炭素数が 程度のヒドロキシア
ミンを発泡性熱可塑性樹脂粒子に対して添加せしめてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発泡性樹脂粒
子に上記炭素数の低いヒドロキシアミンを添加せしめる
と、レーディゲミキサー等の攪拌混合機で混合した際、
攪拌機内でかかるヒドロキシアミンが溶解し、それによ
り該樹脂粒子が塊状化したり、配管を移送中に管の内壁
に溶解したヒドロキシアミンが付着して樹脂粒子の移送
を円滑に行えないという課題を有していた。
【0005】本発明は、製造時に塊状化せず、生産性が
著しく向上し、しかも成形した時に成形品にほこり付着
防止性を付与し得る特定のヒドロキシアルキルアミンが
付着した発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、炭素原子数が13〜20であって、かつ側鎖
に水酸基を有する脂肪族炭化水素基を有するヒドロキシ
アルキルアミン系化合物を発泡性スチレン系樹脂粒子に
付着することにより、前記課題を解決できる発泡性スチ
レン系樹脂粒子が得られることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、発泡性スチレン系樹脂粒
子(A)の粒子表面に炭素原子数が13〜20であっ
て、かつ側鎖に水酸基を有する脂肪族炭化水素基を有す
るヒドロキシアルキルアミン系化合物(B)が付着して
いることを特徴とする発泡性スチレン系樹脂粒子および
その製造方法に関するものである。
【0008】本発明で用いるヒドロキシアルキルアミン
は、炭素原子数が13〜20であって、かつ側鎖に水酸
基を有する脂肪族炭化水素基を有するヒドロキシアルキ
ルアミン系化合物であり、好ましくはそれらのうち融点
が70〜100℃のものであり、更に好ましくは一般式
n2n+1CH(OH)CH2NHCn'2n'OH(式
中、nは11〜18の整数、n'は1〜5の整数をそれぞ
れ表わす)で表わされるものである。このヒドロキシア
ルキルアミンは使用時にフレーク状やペレット状であっ
ても差し支えないが、スチレン系樹脂粒子と混合される
ときに微小のものとなるものが使用され、該樹脂粒子に
付着したときには好ましくは1〜1000μm程度の大
きさのものである。かかるヒドロキシアルキルアミンの
付着量は樹脂粒子100重量部に対して好ましくは0.
1〜10重量部、より好ましくは 0.1〜2重量部で
ある。
【0009】本発明で用いるヒドロキシアルキルアミン
としては、例えばN-ヒドロキシエチル-N-(2-ヒドロ
キシテトラデシル)アミン、N-ヒドロキシエチル-N-
(2ーヒドロキシヘキサデシル)アミン、N-ヒドロキシ
エチル-N-(2ーヒドロキシオクタデシル)アミン、N-
ヒドロキシプロピル-N-(2ーヒドロキシテトラデシ
ル)アミン、N-ヒドロキシプロピル-N-(2ーヒドロキ
シヘキサデシル)アミン、N-ヒドロキシプロピル-N-
(2ーヒドロキシオクタデシル)アミン、N-ヒドロキシ
ブチル-N-(2ーヒドロキシテトラデシル)アミン、N-
ヒドロキシブチル-N-(2ーヒドロキシヘキサデシル)
アミン、N-ヒドロキシブチル-N-(2ーヒドロキシオク
タデシル)アミン、N-ヒドロキシペンチル-N-(2ーヒ
ドロキシテトラデシル)アミン、N-ヒドロキシペンチ
ル-N-(2ーヒドロキシヘキサデシル)アミン、N-ヒド
ロキシペンチル-N-(2ーヒドロキシオクタデシル)ア
ミン等が上げられ、それらの2種以上を併用することが
できる。
【0010】本発明で用いる発泡性スチレン系樹脂粒子
は、スチレン系樹脂粒子に発泡剤を含有せしめた、所謂
予備発泡粒子である。スチレン系樹脂としては、例えば
スチレンの単独重合体(ポリスチレン)、メチルスチレ
ンなどのアルキルスチレンの単独重合体、スチレンとア
ルキルスチレンとの共重合体、スチレンとアクリル酸或
いはメタクリル酸との共重合体、スチレンとアクリル酸
エステル或いはメタクリル酸エステルとの共重合体、ス
チレンとアクリロニトリルとの共重合体や上記スチレン
系重合体とポリオレフィンとのブレンド物等が挙げられ
るが、中でも成形時の冷却時間短縮効果が顕著に現れる
スチレンの単独重合体が好ましい。
【0011】本発明で用いるスチレン系樹脂粒子は、上
記スチレン系樹脂の原料となるモノマーを水性媒体中で
懸濁重合するか、或いは上記スチレン系樹脂を押出法で
ペレット化することによって得られるが、中でも得られ
た粒子が球状である点からモノマーを水性媒体中で懸濁
重合する方法で得られるものが好ましい。
【0012】この懸濁重合の際には重合開始剤を使用す
るが好ましく、重合開始剤としては、例えば過酸化ベン
ゾイル、過酸化ジクロルベンゾイル、ジクミルペルオキ
シド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジ(ペル
オキシベンゾエート)ヘキシン−3、1,3−ビス(t
−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、過酸化ラ
ウロイル、t−ブチルペルアセテート、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン、およびt−ブチルペルベンゾエート、
メチルエチルケトンペルオキサイド、メチルシクロヘキ
サノンペルオキサイド等の有機過酸化物;アゾビス−イ
ソブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレート等の
アゾ系化合物等が挙げられ、これらは単独又は二種以上
混合して使用できる。この使用量は、モノマーおよび得
られるスチレン系樹脂粒子の目的とする分子量により適
宜決められるものであるが、モノマー100重量部に対
して0.1〜4重量部使用することが好ましい。
【0013】また、スチレン系樹脂粒子中に発泡剤を含
浸させる方法として特に限定されず、上記懸濁重合時、
懸濁重合終了時、又は懸濁重合終了後粒子を乾燥させた
後に含浸することができるが、例えばオートクレーブ中
で相当程度、好ましくは80%以上の重合率を持ったス
チレン系樹脂粒子、或いは予め重合を終了し既に調製さ
れたスチレン系樹脂粒子と炭化水素発泡剤とを水性懸濁
液の状態で該スチレン系樹脂粒子の軟化点以上の温度に
加熱して行うのが好ましい。
【0014】また発泡剤としては、用いる樹脂粒子の軟
化点より低い沸点を有する炭化水素化合物(以下「発泡
剤」と略す。)、いわゆる易揮発性の炭化水素化合物を
いい、好ましくは沸点が100℃以下のものである。代
表的なものを例示すればプロパン、ブタン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン及びそれらの異性体等の鎖状炭化水
素、シクロヘキサンやシクロペンタン等の環状炭化水
素、モノクロルエタン、ジクロルエタン及びジクロルフ
ルオルメタン等のハロゲン化炭化水素鎖等が挙げられ
る。スチレン系樹脂中に含有されるかかる発泡剤の含有
量としては前記スチレン系樹脂或いはモノマー100重
量部に対して1〜15重量部なる範囲が適当であり、当
該発泡剤は混合して使用しても差し支えない。
【0015】また、プロパン、ブタン、ペンタン或いは
シクロヘキサン等を単独又は混合して使用する場合に
は、トルエン、キシレン或いはエチルベンゼン等の芳香
族炭化水素や酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類等
の公知慣用の溶剤を少量併用することもできる。さらに
クレーやエチレンビスアミン脂肪族カルボン酸とのアミ
ド等の核剤を添加しても差し支えない。
【0016】この様にして得られる発泡性スチレン系樹
脂粒子の粒子径は、成形品の用途により適性範囲が異な
るが、通常0.4〜2.0mm、好ましくは0.5〜
1.5mmである。
【0017】本発明で用いるヒドロキシアルキルアミン
を発泡性スチレン系樹脂粒子に付着する方法としては、
上記ヒドロキシアルキルアミンと発泡性スチレン系樹脂
粒子とを室温で攪拌機中で混合するのが好ましい。ヒド
ロキシアルキルアミンと発泡性スチレン系樹脂粒子を攪
拌機に連続的に投入し、混合した後、ヒドロキシアルキ
ルアミンが付着した発泡性スチレン系樹脂粒子を移送管
を経て連続的に製造するのが好ましい。使用され得る攪
拌機としては、レーディゲミキサー、ロッキングミキサ
ー等が上げられる。
【0018】本発明に用いられる発泡性スチレン系樹脂
粒子は、ヒドロキシアルキルアミンが付着される前にコ
ーティングパウダー展着剤、ブロッキング防止剤、帯電
防止剤、成形サイクル向上剤および金型離型剤などが塗
布されているのが好ましい。このような剤を被覆するこ
とにより発泡性スチレン系樹脂粒子を発泡成形する際に
有効である。
【0019】上記コーティングパウダー展着剤としては
ジメチルシリコン、ジエチルシリコーン、ジフェニルシ
リコーン等のシリコーン樹脂があげられる。樹脂粒子に
対するコーティングパウダー展着剤の使用量は0.00
1〜0.1重量%が好ましい。また、ブロッキング防止
剤としてはステアリン酸亜鉛等があげられる。樹脂粒子
に対するブロッキング防止剤の使用量は0.001〜
0.3重量%が好ましい。帯電防止剤としてはモノステ
アリン酸グリセライド等が上げられる。樹脂粒子に対す
るブロッキング防止剤の使用量は0.001〜0.2重
量%が好ましい。成形サイクル向上剤としてはトリステ
アリン酸グリセラドが上げられる。樹脂粒子に対する成
形サイクル向上剤の使用量は0.001〜0.2重量%
が好ましい。また、金型離型剤としてはジメチルシリコ
ンオイル等のシリコーンオイルが上げられる。樹脂粒子
に対する金型離型剤の使用量は0.001〜0.1重量
%が好ましい。
【0020】本発明の発泡性スチレン系樹脂粒子から成
形体を得る迄の工程は、通常行われている方法でよく、
特に限定されるものではないが、例えば、予じめ85〜
110℃の水蒸気を当ててかさ倍率20〜100倍に加
熱発泡し予備発泡粒子とし(予備発泡行程)、該予備発
泡粒子を大気にさらし、空気を粒子内に浸透させかつ粒
子に付着した水分を除去し(熟成工程)、次いでこの熟
成工程を経た予備発泡粒子を小さな孔やスリットが設け
られている閉鎖型金型の型内に充填し、更に水蒸気で加
熱再発泡することにより、個々の粒子を融着一体化した
成形体とする方法を挙げられる。このようにして作られ
た発泡成形体は各種緩衝材、断熱材、包装容器等に有用
である。特に魚類や農作物等をいれる容器として、電気
部品や電気器具を収納し運搬する際の緩衝材として、或
いは建築用などの断熱材として有用である。
【0021】
【実施例】次に本発明を製造例、実施例および比較例に
より具体的に説明する。 〔実施例1〕スチレンモノマーを用いて懸濁重合した
後、直ちにプロパン、ブタンを主成分とする発泡剤を、
ポリスチレン粒子100重量部に対して6重量部の割合
で含浸せしめ、平均粒径0.8〜1.00mmのポリスチ
レンビーズを得た。該ポリスチレン50kgにコーティ
ングパウダー展着剤としてジメチルシリコン0.5gを
塗布し、次にブロッキング防止剤としてステアリン酸亜
鉛5g、帯電防止剤としてモノステアリン酸グリセライ
ド1g、成形サイクル向上剤としてトリステアリン酸グ
リセラド1gをコーティングした。さらに、金型離型剤
としてジメチルシリコンオイル0.5gを塗布した後、
融点が75℃であるN-ヒドロキシエチル-N-(2-ヒド
ロキシテトラデシル)アミン80gをレーディゲミキサ
ーに投入し、室温で攪拌混合して微粒子状の該アミンが
表面に付着した発泡性ポリスチレン粒子を得た。得られ
た発泡性ポリスチレン粒子はほぼ平均粒径0.8〜1.
00mmのもので、塊状化しないため管内の移送が容易で
あった。その結果を第1表に示す。
【0022】得られた発泡性ポリスチレン樹脂粒子を連
続式発泡機を用いて約50倍になるように予備発泡させ
た。この予備発泡粒子を目開き10mmの篩にかけ、篩に
残留した凝結粒子の予備発泡粒子を取り除いた。次い
で、予備発泡粒子を24時間放置した後、全自動成形機
を用いて製品寸法450mm×300mm×150mmの不完
全密閉状態の金型内に圧縮空気で充填し、その直後金型
を閉鎖状態とし、0.7kg/cm2 (ゲージ圧)のスチー
ムで加熱成形した。その後、得られた成形品を室内で放
置し、成形品へのほこりの付着性を観察した。その結果
を第2表に示す。
【0023】〔比較例1〕ヒドロキシアルキルアミンと
してN-ヒドロキシエチル-N-2-ヒドロキシドデシルア
ミンを添加する以外は実施例1と同様の操作にて発泡性
ポリスチレン樹脂粒子を得たが、樹脂粒子が塊状化し、
移送が困難であった。次いで同様に測定を行った。その
結果を第1表および第2表に示す。
【0024】〔比較例2〕ヒドロキシアルキルアミンを
添加しない以外は実施例1と同様の操作にして発泡性ポ
リスチレン樹脂粒子を得、次いで同様に測定を行った。
その結果を第1表および第2表に示す。
【0025】 (第1表中、AはN-ヒドロキシエチル-N-2-ヒドロキ
シテトラデシルアミン、BはN-ヒドロキシエチル-N-
2-ヒドロキシドデシルアミンを表す。)
【0026】
【0027】(第1表中、AはN-ヒドロキシエチル-N
-2-ヒドロキシテトラデシルアミン、BはN-ヒドロキ
シエチル-N-2-ヒドロキシドデシルアミンを表す。)
【0028】
【発明の効果】本発明の特定のヒドロキシアルキルアミ
ンが付着した発泡性スチレン系樹脂粒子はブロッキング
化せずに容易に製造できる。即ち、特定のヒドロキシア
ルキルアミンと発泡性スチレン系樹脂粒子との攪拌混合
時にヒドロキシアルキルアミンの溶解が著しく減少され
るため、溶解したヒドロキシアルキルアミンに起因する
樹脂粒子の塊状化が防止され、しかも管内壁に溶解した
ヒドロキシアルキルアミンが付着せずコーティングされ
た発泡性スチレン系樹脂粒子の管内移送を円滑に行うこ
とができ、生産性を著しく向上できる。しかも、その成
形品はほこり付着防止性の特性を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性スチレン系樹脂粒子(A)の粒子
    表面に炭素原子数が13〜20であって、かつ側鎖に水
    酸基を有する脂肪族炭化水素基を有するヒドロキシアル
    キルアミン系化合物(B)が付着していることを特徴と
    する発泡性スチレン系樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシアルキルアミン系化合物
    (B)が、融点70〜100℃のものである請求項1記
    載の樹脂粒子。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシアルキルアミン系化合物
    (B)が、2級アミンである請求項1または2記載の樹
    脂粒子。
  4. 【請求項4】 ヒドロキシアルキルアミン系化合物
    (B)が、下記構造式で表わされるものである請求項4
    記載の組成物。 Cn2n+1CH(OH)CH2NHCn'2n'OH (式中、nは11〜18の整数、n'は1〜5の整数をそ
    れぞれ表わす)
  5. 【請求項5】 ヒドロキシアルキルアミン系化合物
    (B)の付着量が、樹脂粒子(A)100重量部に対し
    て、0.1〜10重量部である請求項1〜4の何れか1
    つに記載の樹脂粒子。
  6. 【請求項6】 樹脂粒子(A)の数平均粒子径が0.4
    〜2.0mmである請求項1〜6の何れか1つに記載の
    樹脂粒子。
  7. 【請求項7】 樹脂粒子(A)の粒子表面に離型剤及び
    /又はブロッキング防止剤から形成されるコーティング
    層を有しており、更にその外層としてヒドロキシアルキ
    ルアミン系化合物(B)が付着している請求項1〜6の
    何れか1つに記載の樹脂粒子。
  8. 【請求項8】 懸濁重合工程において発泡性スチレン系
    粒子を製造し、乾燥後ヒドロキシアルキルアミン系化合
    物と混合することを特徴とするの発泡性スチレン系樹脂
    粒子の製造方法。
JP7576794A 1994-04-14 1994-04-14 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法 Pending JPH07278340A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6147130A (en) * 1997-01-30 2000-11-14 Enichem S.P.A. Process for the production of expandable particles of styrene polymers
KR100880905B1 (ko) * 2007-09-18 2009-02-03 정우화인 주식회사 난연성 이피에스 비드의 코팅 방법
JP2009235163A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子及びその製造方法、並びに、予備発泡粒子及び発泡成形品
WO2019189662A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 株式会社カネカ 発泡性熱可塑性樹脂粒子、熱可塑性樹脂予備発泡粒子および熱可塑性樹脂発泡体

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