JP2753039B2 - カーボン含有スチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子の製造方法 - Google Patents

カーボン含有スチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子の製造方法

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JP2753039B2 JP1106750A JP10675089A JP2753039B2 JP 2753039 B2 JP2753039 B2 JP 2753039B2 JP 1106750 A JP1106750 A JP 1106750A JP 10675089 A JP10675089 A JP 10675089A JP 2753039 B2 JP2753039 B2 JP 2753039B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は、カーボン粒子を含有するスチレン改質発泡
性オレフイン系樹脂粒子(球状体・柱状体を含む)を容
易に製造する方法に関する。
〔産業上の利用分野〕
本発明の製法により得られるカーボン粒子含有スチレ
ン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子は、カーボンを均一
に含有する発泡性樹脂粒子であるので、このものを用い
て予備発泡して得られる発泡樹脂粒子を型内に入れ、ス
チーム加熱して粒子を膨脹させるとともに相互に融着さ
せ、ついで冷却して得られる発泡成形体は、外観及び融
着率の良好な、内部まで均一に黒色に着色され、かつ帯
電防止性及び導電性の良好な発泡樹脂成形品である。
この発泡樹脂成形品は、電磁波シールド壁材、帯電防
止容器として有用である。
〔従来技術〕
電化製品や魚、果物等の各種製品を輸送する際の包装
材や通い箱に、軽量、緩衝性、価格等の面で有利な発泡
ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
ン、スチレン改質発泡ポリエチレン(三菱油化バーデイ
ツシエ製エレンポール)等の合成樹脂発泡成形体が用い
られている。しかしながら、これらの合成樹脂発泡成形
体は、静電気を帯びやすい欠点があり、磁気デイスク、
フロツピイデイスク、マイクロコンピユーター、プリン
ター等の電気製品やIC等の電気部品の包装材や通い箱と
して使用される場合は、 (イ) 発泡性樹脂粒子として、その表面に帯電防止剤
を付着させたものを用いる。
(ロ) 発泡成形体の表面に帯電防止剤を塗布する。
(ハ) 発泡成形体の表面に導電シートを貼着する。
(ニ) 発泡成形体の表面に導電塗料を塗布する。
(ホ) 発泡性樹脂粒子としてカーボン粒子含有発泡性
樹脂粒子を用いる。
方法等が用いられている。
しかしながら、(イ)および(ロ)の方法では、帯電
防止機能が表面固有抵抗値で1×1011〜1×1013Ωと低
く、更に(ロ)の方法は塗布作業による発泡成形品の価
格上昇が大である。
(ハ)の方法は、導電性が良好な成形体となるが、平
面的な貼着しかできず、成形体の形状に制約を受ける。
更に(ロ)の方法と同様に貼着作業による製品の価格上
昇に繋がる。
(ニ)の方法は、導電性良好な成形体となるが、塗装
皮膜がはがれやすく、更に塗布作業による発泡成形品の
価格上昇が大で好ましくない。
(ホ)の方法は、任意の形状の発泡成形品が得られ、
かつ、この製品は導電性が優れる利点を有する。
スチレン系発泡性樹脂粒子に均一にカーボンを含有せ
しめる方法として、ポリスチレンをカーボン及び発泡
剤(膨脹剤)と押出機中で加熱混合し、急冷によりペレ
ツト化する方法、ポリスチレンとカーボンを押出機中
で加熱混合してペレツト化したのち、密閉容器中にその
ペレツト及び発泡剤を入れて加熱して発泡剤を含浸させ
る方法、カーボンを分散せしめたスチレンモノマーを
水性媒体中で懸濁重合させ、その重合工程中又は重合後
に発泡剤を添加して含浸させる方法が知られていた。し
かし、及びの方法は、小粒子や大粒子の発生が少な
く、所望の大きさの粒子が比較的均一にそろつたものが
容易に得られるが、粒子の形状がペレツト状であるため
に成形時の充填性が悪く、かつ発泡成形体の表面外観が
劣る欠点がある。の方法は、真球状の発泡性樹脂粒子
が得られるが、不用な小粒子や大粒子の発生がさけられ
ず、それらを 別する必要があるし、製品グレード間の
コンタミネーシヨンを防止するために、モノマーとカー
ボンの混合分散槽、樹脂粒子の乾燥ライン、篩等の多く
の設備を製品毎に専用化してそろえる必要があり、設備
費が増大する欠点がある。さらに、の方法の重大な欠
点としては、重合時にモノマー中に分散せしめたカーボ
ンが重合媒体の水性相に移行し、カーボンのロスを生
じ、また廃水処理が面倒になるばかりでなく、懸濁重合
系が不安定となり、重合の遅延又は重合未完(未反応モ
ノマー量の増大)を招く欠点があげられる。
の方法の改良方法として、カーボンの代りに、カー
ボンの表面にスチレン、アクリル酸アルキルエステル、
メタクリル酸エステル、アクリロニトリルなどのモノマ
ーをグラフト重合させたもの、いわゆるポリマーグラフ
トカーボンを用いることにより、重合遅延や重合未完を
防止する方法が提案された(特開昭59−217715号公報、
特開昭60−31536号公報)。しかし、かかるポリマーグ
ラフトカーボンを使用する方法は、特殊なポリマーグラ
フトカーボンを必要とする点において、工業的に著しく
不利である。
なお、特開昭60−31536号公報には、かかるポリマー
グラフトカーボンの存在下の重合反応は、重合開始剤と
してベンゾイルパーオキサイドなどのようなベンゼン環
を有する開始剤を用いると重合遅延や重合未完を起すこ
とが記載されているが、この点には若干の誤りがあると
考えられる。すなわち、本発明者の研究によれば、この
種の懸濁重合における重合遅延や重合未完は、重合開始
剤のベンゼン環の存在によるのではなくて、開始剤が三
級アルコキシラジカルを発生しないもの、殊にカルボキ
シラジカルを発生するものの使用により発生すると考え
られる。
一方、ポリスチレン発泡成形体は、価格、成形性の面
で発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンより優れてい
るが、圧縮歪回復性において後者のオレフイン系樹脂発
泡体よりも劣り、圧縮荷重により変形した発泡成形品は
繰り返し使用することができない。
一方、オレフイン系樹脂発泡体は弾性に富み、圧縮歪
回復性に富むが、成形性に劣る欠点がある。
従つて、成形性を向上させるために、オレフイン系樹
脂粒子を水に分散させ、この分散液に重合開始剤を溶解
したスチレンを供給し、ついで加熱してスチレンを重合
させてスチレン改質オレフイン系樹脂粒子を製造し、こ
の重合の途中または重合後にブタン、ペンタン、ジクロ
ロジフルオロエタン等の揮発性膨脹剤を改質樹脂に含有
させたスチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子を用い
ることが考えられる(特開昭53−32972号、同58−57453
号)。
しかし、この改質粒子にカーボンブラツク粒子を含有
させるときは、カーボン粒子含有発泡性スチレン系樹脂
粒子を製造するときと同じく、カーボンの存在がスチレ
ンの重合を阻害する欠点があつた。
かかる重合阻害の欠点を改良する方法として、重合開
始剤として第三級アルコキシラジカルを発生する重合開
始剤を用いることを先に提案した(特開昭62−1523
8)。
しかし、この方法にて工業生産スケールの5〜50m2
通常実施される重合反応器の気相部の窒素ガス等の不活
性気体への置換(モノマー移送、反応器内撹拌時の静電
気による着火を防ぐ為に通常実施される。)を実施し、
すなわち重合反応器気相部に酸素ガスが存在しない状態
で懸濁重合を行つた場合、得られた発泡性粒子を予備発
泡して得た粒子を型内ビーズ発泡成形しても表面黒色度
が優れた発泡成形品や、導電性に優れた発泡成形品を安
定的に得られないことが判明した。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、重合時、反応器気相部の窒素ガス等の不活
性気体への置換を実施しても、黒色度に優れ、導電性に
優れた型内ビーズ・成形発泡体を与える原料となる、カ
ーボン含有スチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子を
安定的に製造できる方法を提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決する為の手段) 本発明においては、懸濁系に亜硝酸ソーダ等の水溶性
重合禁止剤を存在させて懸濁重合を行ない、導電性の高
いスチレン改質オレフイン系樹脂粒子を得る。
即ち、本発明は、カーボン粒子含有オレフイン系樹脂
粒子を重合反応器内の水に分散させた水性媒体中にスチ
レン系単量体を供給し、重合開始剤および重合禁止剤の
存在下でスチレン系単量体を懸濁重合し、その際、スチ
レン系単量体の重合反応工程中又は重合反応後に、生成
するスチレン系単量体の重合物であるスチレン系樹脂の
ガラス転移温度より低い沸点の有機溶剤または気体から
なる揮発性膨張剤を粒子に含浸させてカーボン含有スチ
レン改質発泡性オレフィン系樹脂粒子を製造する方法に
おいて、 (i)重合禁止剤として水溶性の重合禁止剤を用いる。
(ii)重合開始剤として三級アルコキシラジカルを発生
する有機パーオキサイドを用いる。
ことを特徴とするカーボン含有スチレン改質発泡性オレ
フィン系樹脂粒子の製造方法を提供するものである。
(カーボン含有オレフイン系樹脂) 本発明において用いるカーボン含有オレフイン系樹脂
粒子としては、たとえばカーボンとオレフイン系樹脂、
必要に応じてステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ、
エチレンビスステアリン酸アマイド等の核剤、難燃剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤等を押出機中で加熱混合して
ストランドカツト、水中カツト、ホツトカツト等により
造粒ペレツト化したもののようなカーボン粒子がオレフ
イン樹脂に均一に分散した粒子である。
本発明において用いるカーボン含有オレフイン系樹脂
の製造に用いられるカーボンとしては、たとえばフアー
ネスブラツク、チヤンネルブラツク、サーマルブラツ
ク、アセチレンブラツク、黒鉛、炭素繊維等があげられ
る。特に、フアーネスブラツクの一種であるケツチエン
ブラツクEC(アクゾ社商品名)は導電性が良好なので好
ましい。
また、かかるカーボンを含有せしめるオレフイン系樹
脂としては、たとえば低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピ
レン共重合体、エチレン・プロピレン・ブテン−1共重
合体、エチレン・ブテン−1共重合体、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチ
レン・アクリル酸アルキルエステル共重合体、エチレン
・メタクリル酸アルキルエステル共重合体等のエチレン
系樹脂;プロピレンホモ重合体、プロピレン・エチレン
共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレ
ン・エチレン・ブテン・1共重合体、プロピレン・4−
メチルペンテン−1共重合体等のプロピレン系樹脂、も
しくはこれらの二種以上の混合物もしくはこれらオレフ
イン系樹脂を主成分とし、これにポリスチレン、ポリア
ミド、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等
を含有する混合物等が利用できる。
本発明で使用するカーボン含有オレフイン系樹脂にお
けるカーボンの含有割合は、要求される発泡成形体の黒
色度や導電性等に応じて変化し、通常、カーボンはオレ
フイン系樹脂の1〜50重量%、好ましくは2〜30重量%
の範囲から適宜に選定される。また、本発明で使用され
るカーボン含有オレフイン系樹脂粒子の大きさは、格別
の制限がないが、通常0.1〜5mg/個程度の大きさが好ま
しい。
(ビニル単量体) 上記のように、スチレンモノマーの懸濁重合によつて
発泡性スチレン改質オレフイン系樹脂粒子を製造するこ
とは公知であり、本発明の趣旨に反しない限り、この公
知技術を利用することができる。
従つて、ビニル単量体としては、スチレン単独、スチ
レンとクロルスチレン類、p−メチルスチレン等のビニ
ルトルエン類、α−メチルスチレン等の混合物あるい
は、スチレンと他の共重合可能な少量の他の単量体たと
えばアクリロニトリル、メタクリル酸アルキルエステル
(アルキル部分炭素数1〜8程度)、アクリル酸アルキ
ルエステル(アルキル部分炭素数1〜8程度)、マレイ
ン酸モノないしジアルキル(アルキル部分炭素数1〜4
程度)、ジビニルベンゼン、エチレングリコールのモノ
ないしジアクリル酸ないしメタクリル酸エステル、無水
マレイン酸、N−フエニルマレイミド、その他との混合
物、が使用される。
スチレンを含むビニル単量体の量は、カーボン含有オ
レフイン系樹脂粒子100重量部に対して通常20〜300重量
部の割合で用いるのが好ましい。そのビニル単量体の使
用量が20重量部未満になると、生成スチレ改質発泡性オ
レフイン系樹脂粒子の発泡性、成形性が満足されにくく
なる。また、ビニル単量体の使用量は、生成スチレン改
質発泡性オレフイン系樹脂粒子のカーボン含有量が0.1
〜30重量%、好ましくは1〜15重量%になるようにする
のが望ましい。スチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒
子中のカーボン含有量が少なすぎると、発泡成形体の黒
色度、及び導電性や帯電防止の付与が不充分になるし、
多すぎると発泡成形体の機械的強度が低下する。
(重合開始剤) 本発明の懸濁重合において用いられる重合開始剤は、
三級アルコキシラジカル(CO・)を発生する開始剤、
望ましくは三級アルコキシラジカルを発生し、かつカル
ボキシラジカル(RCOO・)を発生しない開始剤を主成分
とする開始剤である。
三級アルコキシラジカルを発生する開始剤は重合遅延
や重合未完を起さないのに対し、カルボキシラジカルの
みを発生する開始剤を用いると重合遅延又は重合未完を
起すからである。
本発明で使用される三級アルコキシラジカルを発生す
る開始剤としては、たとえばt−ブチルパーオキシベン
ゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート、t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタ
レート、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジクミルパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキシブタン、t−ブチ
ルパーオキシイソプロピルカーボネート等があげられ
る。
これらの開始剤のうちで、ジクミルパーオキサイド、
n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレ
レート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン、t−ブチルパーオキシイソ
プロピルカーボネートは、カルボキシラジカルを発生し
ないので特に好ましい。
重合開始剤には、たとえばベンゾイルパーオキサイ
ド、ラウロイルパーオキサイドなどのようなカルボキシ
ラジカルを主に発生する開始剤があるが、前述のように
かかるカルボキシラジカルを主に発生する開始剤は、重
合反応を遅延させ、未反応ビニル単量体の量を増大させ
るので、本発明で使用する開始剤としては好ましくな
い。しかし、かかるカルボキシラジカルを主に発生する
開始剤やアゾビスイソブチロニトリルのようなアゾ系開
始剤は、比較的少量であれば、本発明で使用する前記の
三級アルコキシラジカルを発生する開始剤と併用するこ
とが可能である。
本発明の実施例において、オレフイン系樹脂が、融点
100〜123℃の低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・アクリル酸アルキルエステル共
重合体のエチレン系樹脂である場合、重合開始剤として
10時間の半減期を得るための分解温度が50〜105℃のス
チレン重合に主として用いる重合開始剤と、10時間の半
減期を得るための分解温度が105℃〜140℃のエチレン系
樹脂の架橋に主として用いる重合開始剤、例えばジクミ
ルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t
−ブチルクミルパーオキサイド等を併用すると、得られ
るスチレン改質発泡性エチレン系樹脂粒子は架橋された
ものであるからスチーム発泡成形性がより向上する。
本発明における重合開始剤の使用量は、スチレン含有
ビニル単量体100重量部に対して0.1〜4重量部、好まし
くは0.5〜3重量部である。カルボキシラジカルを主に
発生する重合開始剤を併用する場合、その使用量はスチ
レン含有ビニル単量体に対し1重量%以下が望ましい。
重合開始剤の使用量が少なすぎると重合が完結せず、未
反応ビニル単量体の量が多くなるし、多すぎると脆い発
泡体を与える樹脂粒子が得られる。
本発明における重合温度は、使用する重合開始剤の分
解温度、生成せしめるポリマーの重合度、及びビニル単
量体の吸収速度等を考慮してきめられ、通常50〜150℃
の範囲から適宜に選定される。
本発明における重合開始剤の添加は、スチレン含有ビ
ニル単量体の添加前に重合系に添加しておいてもよい
し、ビニル単量体に溶解させて添加してもよい。
ビニル単量体にはトルエン、キシレン、シクロヘキサ
ン、酢酸エチル、フタル酸ジオクチル、テトラクロルエ
チレン等の可塑剤物質、少量の油溶性重合禁止剤、メル
カプタン、α−メチルスチレン単量体等の連鎖移動剤、
難燃剤、染料等を添加することができる。
(水溶性重合禁止剤) 水溶性の重合禁止剤としては、亜硝酸ナトリウム、亜
硝酸カリウム、亜硝酸アンモニウム等の亜硝酸塩があげ
られる。
例えば、亜硝酸ナトリウムの必要添加量は、必要とす
る黒色度、導電性及び添加する重合開始剤量、カーボン
含有オレフイン系樹脂粒子の大きさ等により異なるが、
水に対して数10ppmから数1000ppmが好ましく、大量に添
加するとポリスチレンの分子量の低下や残存ビニル単量
体の増大等により、良好な型内ビーズ成形発泡体が得ら
れない場合がある。
なお、パラ−t−ブチルカテコール、ハイドロキノ
ン、ベンゾキノン等の油溶性禁止剤をスチレンに溶解し
ても、本発明の効果は発現しないばかりか、大量に添加
するとポリスチレンの分子量の低下、残存ビニル単量体
の増大により良好な発泡成形品が得られない。
この亜硝酸塩のような水溶性重合禁止剤は、オレフイ
ン系樹脂粒子に含浸しにくく、水性媒体中に溶解する。
従つて、種粒子のカーボン含有オレフイン系樹脂粒子内
に含浸したスチレンを含有するビニル単量体の重合は行
われるが、この種粒子のカーボン含有オレフイン系樹脂
粒子に吸収されていない水性媒体中のスチレンを含有す
るビニル単量体の微小油滴やカーボン含有オレフイン系
樹脂粒子に吸収されつつある粒子表面付近のスチレンを
含有するビニル単量体の重合を抑えるので、結果とし
て、得られるスチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子
の表面部分は、粒子中央部分にくらべてポリスチレンの
量が少なく、言いかえれば、表面部分の方が導電性のカ
ーボンの存在量が多いので、導電性の優れたスチレン改
質オレフイン系樹脂粒子が得られる。
(懸濁重合) 本発明の重合反応は水性媒体中で行なわせる。その水
性媒体中には、分散安定剤として、たとえばポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子
物、第三リン酸カルシウム、ピロリン酸マグネシウム、
炭酸カルシウム等の水難溶性の無機分散剤等を添加する
ことができる。そして、無機分散剤を添加するときに
は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の界面活
性剤を併用するのが望ましい。分散剤の使用量は水に対
して0.1重量%以上が好ましい。しかし、4重量%以上
もの多量の使用は、不都合ではないが、多量の使用に見
合う効果の向上が望めないので、経済的にはむしろ不利
となる。
本発明においては、その懸濁重合の重合反応工程中又
は重合反応後に、慣用技術にしたがつて有機発泡剤を添
加して、生成カーボン含有スチレン改質発泡性オレフイ
ン系樹脂粒子に該有機発泡剤を含浸させる。その有機発
泡剤としては、スチレン系単量体の重合物であるスチレ
ン系樹脂のガラス転移温度よりも低い沸点を有するも
の、たとえば、ヘキサン、ノルマルペンタン、イソペン
タン、ネオペンタン、ノルマルブタン、イソブタン、プ
ロパン、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロジフ
ルオロメタン等単独又は混合物が使用される。
本発明における有機発泡剤の添加時期は、重合工程中
に添加する場合にはモノマーの70重量%が重合してから
添加するものが望ましく、また重合が99%以上完結した
時点で添加して、引続き発泡剤の含浸を行なわせてもよ
い。さらに、重合反応を終了して得られたカーボン含有
スチレン改質発泡性オレフイン系樹脂粒子に新たに水性
媒体を加えて分散させ、これに発泡剤を添加して発泡剤
の含浸処理を行なわせてもよい。
(実施例等) 以下に、実施例及び比較例をあげてさらに詳述する。
実施例1 内容積20m3の重合反応器内に、純粋9,000kg及び分散
剤として第三リン酸カルシウム270kgおよびドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ0.9kg更に水溶性の重合禁止剤
として亜硝酸ナトリウム9kgを加えて水性媒体とした。
次に、カーボン粒子としてケツチエンブラツクEC(オ
ランダ・アクゾ社製)18重量部と融点が105℃の低密度
ポリエチレン“三菱ポリエチHE−60"(ダイヤポリマー
社製商品名)82重量部、エチレン・ビスステアリン酸ア
マイド“花王ワツクスEB−F"(花王社製)1重量部を押
出機にて混練し、水中カツトにより0.6mg/個の大きさに
造粒したカーボン含有ポリエチレン粒子2200kgと、ター
シヤリブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート33k
g、ターシヤリブチルパーオキシイソプロピルカーボネ
ート20kgおよびジクミルパーオキサイド5kg、キシレン7
0kgをスチレン3300kgに溶解したものを前記水性媒体に
懸濁せしめ、窒素ガスにて充分に重合反応器内の気相部
の空気を置換したのち窒素ガスにて1kg/cm2G加圧密封し
た。
その後1時間で76℃まで昇温し、同温度で6時間維持
した後、80℃まで昇温し4時間維持してスチレンを重合
したのち、125℃に2時間で昇温させ、同温度で2時間
保ち、重合の完結と架橋を行なつた。
ついで、76℃まで冷却後、750kgのブタンを水性媒体
中に添加し、3時間保持することによりブタンを樹脂粒
子中に含浸させた。
懸濁液を常温に冷却したのち、内容物を水と分離して
取り出し、硝酸にて第三リン酸カルシウムを溶解除去
後、水洗し、カーボン粒子含有スチレン改質発泡性改質
ポリエチレン粒子を製造した。
この発泡性樹脂粒子を、30パツチ式予備発泡機にて
スチームにより97〜100℃に加熱し、25g/の予備発泡
粒子を得た。
この予備発泡粒子を1日熟成後、縦400mm、横400mm、
肉厚50mmの型窩を有し、かつ蒸気透過孔を有する金型内
に充填し、スチーム圧力0.8kg/cm2・Gのスチームで20
秒間加熱して、予備発泡粒子を膨脹、相互融着させ、つ
いで、冷却して型内ビーズ発泡成形品を得た。この成形
品は表1のごとく外観、融着、黒色度、導電性が良好で
あつた。
なお、改質樹脂粒子の表面ポリスチレン量の測定方法
は、予備発泡させたカーボン含有スチレン改質樹脂発泡
粒子1gを、23℃のトルエン100mlに20分浸漬し、そのト
ルエンをろ過にて除去し更に新しいトルエン50mlに10分
浸漬し、そのトルエンをろ過する。最初の抽出トルエン
と2回目の抽出トルエンをあわせトルエンを赤外線ラン
プ等により逸散させ、抽出ポリスチレン量を定量するこ
とにより表面ポリスチレン量の指標(抽出量が多い程、
ポリエチレン量は多い。)とすることとした。
実施例2〜8 亜硝酸ナトリウム、t−ブチルパーオキシ−2エチル
ヘキサノエート、カーボン含有ポリエチレン粒子の1個
あたりの重量を表1に示したように変更した以外は、実
施例1と同様に実施して型内ビーズ発泡成形品を得た。
これらの成形品は表1のごとく外観、融着、黒色度、導
電性が良好であつた。
実施例9 亜硝酸ナトリウムのかわりに亜硝酸カリウムを加えた
以外は、実施例1と同様に実施して型内ビーズ発泡成形
品を得た。この成形品は、表1のごとく外観、融着、黒
色度、導電性が良好であつた。
比較例1、2、3 重合反応器として3のフラスコを用い、 亜硝酸ナトリウムを加えず、窒素ガスによる気相部の
空気置換を実施せず、各試料の供給量を3/20とした外は
実施例1、2および3と同様に実施して型内ビーズ発泡
成形品を得た。得られた成形品は表1のごとく外観、融
着、黒色度、導電性良好であつた。
比較例4、5、6 亜硝酸ナトリウムを加えない以外は、実施例1、2お
よび3と同様に実施例して型内ビーズ発泡成形品を得
た。得られた成形は表1のごとく外観、融着、黒色度、
導電性に劣るものであつた。
比較例7 亜硝酸ナトリウムを加えず、スチレンに油溶性の重合
禁止剤パラ−t−ブチルカテコールを5000ppm添加する
以外は、実施例3と同様に実施して型内ビーズ発泡成形
品を得た。得られた成形品は表1のごとく外観、導電性
に劣るものであつた。
〔発明の効果〕 懸濁重合時に水溶性の重合禁止剤を用いることにより
カーボンを均一に含有する発泡性、高導電性スチレン改
質オレフイン系樹脂粒子が容易に得られ、その樹脂粒子
は型内ビーズ発泡成形時の成形性に優れており、これを
用いて得られる発泡成形体は内部まで均一な黒色に着色
されていて、導電性及び帯電防止性に優れ、かつ表面外
観が良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 255/00 C08F 255/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 255/00 C08F 2/18 C08F 2/44 C08F 2/40 C08J 9/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーボン粒子含有オレフィン系樹脂粒子を
    重合反応器内の水に分散させた水性媒体中にスチレン系
    単量体を供給し、重合開始剤および重合禁止剤の存在下
    でスチレン系単量体を懸濁重合し、その際、スチレン系
    単量体の重合反応工程中又は重合反応後に、生成するス
    チレン系単量体の重合物であるスチレン系樹脂のガラス
    転移温度より低い沸点の有機溶剤または気体からなる揮
    発性膨張剤を粒子に含浸させてカーボン含有スチレン改
    質発泡性オレフィン系樹脂粒子を製造する方法におい
    て、 (i)重合禁止剤として水溶性の重合禁止剤を用いる。 (ii)重合開始剤として三級アルコキシラジカルを発生
    する有機パーオキサイドを用いる。 ことを特徴とするカーボン含有スチレン改質発泡性オレ
    フィン系樹脂粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】水溶性の重合禁止剤が、亜硝酸塩である特
    許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
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