JPH08198997A - 発泡性ビニル系樹脂粒子 - Google Patents

発泡性ビニル系樹脂粒子

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JPH08198997A
JPH08198997A JP1060495A JP1060495A JPH08198997A JP H08198997 A JPH08198997 A JP H08198997A JP 1060495 A JP1060495 A JP 1060495A JP 1060495 A JP1060495 A JP 1060495A JP H08198997 A JPH08198997 A JP H08198997A
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JP
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fatty acid
acid ester
resin particles
particles
foaming
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Application number
JP1060495A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakata
浩 坂田
Katsujirou Ozawa
克次郎 小沢
Hiroshi Moriyama
博 森山
Takeshi Fukukita
剛 福喜多
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】水酸基当量が200〜600のポリエチレング
リコール(A)と水酸基当量55〜500のソルビタン
脂肪酸エステル(B)とを発泡性ビニル系樹脂粒子中に
有することを特徴とする発泡性ビニル系樹脂粒子に関す
る。 【効果】本発明の発泡性ビニル系樹脂粒子によれば、予
備発泡の際の粒子のブロッキング性が著しく減少され、
成形金型内への充填を円滑に行うことができ、また、加
熱成形後の冷却時間が短縮され、生産性を著しく向上で
き、しかも成形工程における粒子間の融着性にも極めて
優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規にして有用な発泡性
熱可塑性樹脂粒子に関するものであり、更に詳細にはポ
リエチレングリコールとソルビタン脂肪酸エステル、更
にグリセリン脂肪酸エステルの混合物を樹脂粒子の表面
を被覆せしめて得られる、特に発泡性樹脂粒子の粒子の
流動性、予備発泡工程のブロッキング性、予備発泡粒の
静電気防止性、成形工程の金型充填性、成形サイクル性
及び得られた成形品外観が飛躍的に改善された樹脂粒子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレン等の如き熱可塑性樹脂に炭
化水素系発泡剤又はハロゲン化炭化水素系発泡剤等を熱
可塑性樹脂100重量部に対して1〜15重量部含ませ
た形の発泡性スチレン系樹脂粒子を、水蒸気等により軟
化点以上に加熱すると、内部に独立気泡を有する粒子状
の形態の、所謂予備発泡粒子が得られる。この予備発泡
粒子を小さな孔やスリットから水蒸気等で内部を加熱で
きる閉鎖型金型の中で更に水蒸気等で加熱すると、これ
らの発泡粒子の体積が膨張し、互いに融着して目的の成
形品となる。
【0003】この様な目的で使用される発泡性熱可塑性
樹脂粒子は上記の如く成形される各工程において種々の
欠点が見い出されているが、それらの中で特に、予備
発泡機内で粒子がブロッキングしやすく、その結果成形
工程での金型充填性が悪い、成形工程において金型に
投入された予備発泡粒を加熱融着させ、更に冷却して取
り出す際に成形物を金型内で冷却する時間が長くかか
り、このため成形サイクルが長く、成形生産性が悪い等
の欠点があった。
【0004】これらの欠点を改善すべく、従来より各種
の技術が提案されている。例えば特公昭58−5656
8号公報には、高級脂肪酸のトリグリセリンエステル類
を当該発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に被覆させる技術
が開示されている。また特開昭52−33958号公報
ではソルビタンの部分エステルをスチレン系発泡性樹脂
粒子表面に付着させる技術が開示されており、さらに特
公昭60−23783においては水酸基当量(以下OH
Vという)が50以下のソルビタンと高級脂肪酸の4価
エステルを発泡性ポリスチレン系樹脂表面に存在させる
技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
公昭58−56568号公報の高級脂肪酸のトリグリセ
リンエステル類を発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に被覆
させたものは、その予備発泡時における粒子のブロッキ
ングの問題及び成形サイクルが長くなるという問題をあ
る程度解決してはいるものの未だ充分なものでなく、更
に、成形工程において一体的に粒子を融着せしめる段階
での粒子間の融着性が著しく低下するという事態を招
き、その結果として目的とする成形品の機械強度を始め
として、その他の成形品物性、及び成形品外観における
要求特性を低下させるという課題を有していた。
【0006】また、特開昭52−33958号公報に
は、発泡性スチレン系樹脂とソルビタンの部分エステル
を界面活性剤を用いて水中に分散させ、発泡性スチレン
系樹脂の表面にソルビタンの部分エステルを付着させる
技術が示されている。この手法により予備発泡時の発泡
粒子のブロッキングをある程度防ぐことが出来るが、そ
の効果は充分ではない。更に水中で発泡性スチレン系樹
脂の表面にソルビタンの部分エステルを付着させるため
付着効率が悪く0.2%〜2%と添加量を増す必要があ
り、また予備発泡粒子の静電気発生量が著しく多いとの
課題を有している。
【0007】また、特公昭60−23783号公報に
は、OHVが50以下のソルビタンと高級脂肪酸の4価
エステルを発泡性ポリスチレン系樹脂表面に存在させた
ものが開示されているが、予備発泡時における粒子のブ
ロッキングの問題はある程度解決しているものの、予備
発泡粒子の静電気発生量の増大や、成形工程において一
体的に粒子を融着せしめる段階での粒子間の融着が著し
く低下するという事態を招き、さらに成形品の表面で粒
子が充分に融合せず、著しく外観を損なうという課題を
有していた。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、予備発
泡時における粒子の耐ブロッキング性、得られた予備発
泡粒子の静電気防止性に著しく優れ、加熱成形後の冷却
時間の短時間化に伴って発泡成形体の生産性を著しく向
上でき、しかも成形工程における粒子間の融着性にも著
しく優れ、更に得られた成形品の外観に著しく優れた発
泡性熱可塑性樹脂粒子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、ポリエチレングリコール、ソルビタン脂肪酸
エステル、更にグリセリン脂肪酸エステルとを必須成分
とする混合物が添加された予備発泡粒子を用いることに
より、前記課題を解決できる発泡性熱可塑性樹脂粒子
が、ひいては成形品物性に優れた発泡性熱可塑性樹脂成
形品が得られることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0010】即ち、本発明は、ポリエチレングリコール
(A)とソルビタン脂肪酸エステル(B)とを発泡性ビ
ニル系樹脂中に有することを特徴とする発泡性熱可塑性
樹脂粒子に関し、好ましくはソルビタン脂肪酸エステル
とグリセリン脂肪酸エステル(C)とを併用したものを
使用したものに関する。
【0011】本発明で用いるポリエチレングリコール
(A)、ソルビタンの脂肪酸エステル(B)及びグリセ
リン脂肪酸エステル(C)は各々単独、或いはこれらの
うちソルビタンの脂肪酸エステル(B)及びグリセリン
脂肪酸エステル(C)の組み合わせやポリエチレングリ
コール(A)とグリセリン脂肪酸エステル(C)の組み
合わせでは充分に前記課題を解決することができない。
【0012】本発明は、ポリエチレングリコール(A)
とソルビタンの脂肪酸エステル(B)とを発泡性ビニル
系樹脂粒子中に有するものであり、予備発泡時における
粒子の耐ブロッキング性及び静電気防止性を各々単独で
用いるより著しく向上でき、しかも成形工程における粒
子間の融着も著しく向上できるという効果を奏するもの
である。さらにこれにグリセリン脂肪酸エステル(C)
を併用することによりさらに加熱成形後の冷却時間の短
時間化に伴って発泡成形体の生産性を著しく向上でき、
しかも成形工程における粒子間の融着性にも優れ、得ら
れた成形品の外観に著しく優れた発泡性熱可塑性樹脂粒
子を得ることができるものである。
【0013】また本発明で用いるポリエチレングリコー
ル(A)、ソルビタンの脂肪酸エステル(B)、更にグ
リセリン脂肪酸エステル(C)を併用したものを必須成
分とする混合物は、発泡性熱可塑性樹脂粒子内に含有さ
れていてもよいし、或いは発泡性熱可塑性樹脂粒子の粒
子表面に有していてもよい。少量の添加で本発明の効果
を顕著に現すためには該混合物を発泡性熱可塑性樹脂粒
子内に含有せずに粒子表面に有していることが好まし
い。また混合物が発泡性熱可塑性樹脂粒子内に含有され
ている場合においても、該混合物の一部が粒子表面に存
在していることが好ましい。
【0014】上記混合物を発泡性熱可塑性樹脂粒子に添
加する方法としては、例えば該混合物の存在下にモノマ
ーを重合して樹脂粒子を形成する方法、懸濁重合して熱
可塑性樹脂粒子を形成した後、水性懸濁液の状態で該混
合物を添加し該熱可塑性樹脂粒子の軟化点以上の温度に
加熱する方法、及びドラムブレンダー、リボンミキサー
等を用いて公知慣用方法により単に混合する方法が挙げ
られる。これらの方法においては粒子表面に出来るだけ
多く該混合物がくることが好ましく、この点からドラム
ブレンダー、リボンミキサー等を用いて公知慣用方法に
より単に混合する方法が好ましい。
【0015】本発明で用いるポリエチレングリコール
は、主として該発泡性樹脂粒子の表面にグリセリン脂肪
酸エステル又はこれとソルビタン脂肪酸エステルとの混
合物を添加する際、その展着性を向上させるために使用
するものである。またポリエチレングリコールはグリセ
リン脂肪酸エスエル及びソルビタン脂肪酸エステルと併
用することにより予備発泡粒子の静電気発生量及びブロ
ッキング発生量を各々単独で使用する場合よりも低下さ
せる効果も持つ。
【0016】また本発明で用いるポリエチレングリコー
ルのOHVは、グリセリン脂肪酸エステル或いはソルビ
タン脂肪酸エステルの付着性に優れる点から200〜6
00であることが好ましい。
【0017】さらに本発明で用いるポリエチレングリコ
ールの該発泡性樹脂粒子に対する添加量は、グリセリン
脂肪酸エステル或いはソルビタン脂肪酸エステルの展着
性及び予備発泡粒子の静電気防止性に優れる点から50
〜2000ppmであることが好ましい。添加量が200
0ppmを超えると、該樹脂粒子の流動性が著しく損なわ
れ、予備発泡工程での該樹脂粒子の移送及び計量に支障
を来すため好ましくない。
【0018】本発明で使用するソルビタンの脂肪酸エス
テルは、OHVが55から500のものが好ましく、5
5〜300の範囲のものがより好ましい。OHVが55
以下であるとブロッキング防止効果はある程度得られる
が、予備発泡粒子の静電気発生量が著しく増大し、成形
時の融着性及び得られた成形品の外観が悪化するため好
ましくない。また、OHVが500以上であると予備発
泡粒子の静電気発生量は減少するが、ブロッキング防止
効果は著しく低下する。従ってOHVが55〜500の
範囲のソルビタン脂肪酸エステルがブロッキング防止効
果も高く、静電気発生量も少なく、成形時に融着性及び
成形品外観に優れる点で好ましい。
【0019】さらに本発明で用いるソルビタン脂肪酸エ
ステルは、樹脂表面に添加させる場合、融点が40℃未
満であると、添加量が2000ppmを超えた時点で該樹
脂粒子の流動性が著しく損なわれ、予備発泡工程での該
樹脂粒子の移送及び計量に支障を来すため、添加量を増
やせず、充分な効果を得られない場合がある。また、融
点が80℃以上である場合は成形時の融着性にやや劣る
点から好ましくない。従って、ソルビタン脂肪酸エステ
ルの融点は、添加量も充分に増やすことができ、さらに
ブロッキング防止効果も高く、静電気発生量も少なく、
成形時に融着性及び成形品外観に優れる点で40℃〜8
0℃の範囲が好ましい。
【0020】また本発明で用いるソルビタン脂肪酸エス
テルのソルビタン部分はソルバイド、ソルビタン及びソ
ルビトールの混合物であり、その組成は特に限定しない
が、ソルビタン含量が50%以上であることが予備発泡
粒子の静電気発生量が少ない点から好ましい。
【0021】このようなソルビタン脂肪酸エステルとし
ては、具体的にはソルビタンモノパルミテート、ソルビ
タンジパルミテート、ソルビタントリパルミテート、ソ
ルビタンモノステアレート、ソルビタンジステアレー
ト、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノベヘ
ネート、ソルビタンジベヘネート、ソルビタントリベヘ
ネート等が上げられる。これらは単独で用いても、或い
は2種以上を混合して用いてもよい。
【0022】また、天然に存在する高級脂肪酸のソルビ
タンエステルとしては、具体的にはソルビタン硬化牛脂
肪酸モノエステル、ソルビタン硬化牛脂肪酸ジエステ
ル、ソルビタン硬化牛脂肪酸トリエステル等が挙げられ
る。
【0023】これらのソルビタン脂肪酸エステルの中で
も、加熱成形後の冷却時間の短縮効果に著しく優れる点
から、ソルビタンと高級脂肪酸を反応させて得られるソ
ルビタン高級脂肪酸エステルが好ましい。
【0024】また本発明で用いる高級脂肪酸グリセリン
エステルは、グリセリンと高級脂肪酸を反応させて得ら
れる脂肪酸エステル構造を有するグリセリン、或いは天
然に存在する高級脂肪酸グリセリンエステル等が挙げら
れる。グリセリンと高級脂肪酸を反応させて得られるも
のを用いる場合、その脂肪酸残基の種類に特に制限はな
いが、加熱成形後の冷却時間の短縮効果に優れる点から
炭素原子数8〜22のものが好ましく、中でも冷却時間
の短縮効果が最も高い点から炭素原子数12〜20のも
のがより好ましい。
【0025】グリセリンと高級脂肪酸を反応させて得ら
れる高級脂肪酸グリセリンエステルとしては、具体的に
はオレイン酸モノグリセライド、ステアリン酸モノグリ
セライド、ラウリン酸モノグリセライド、ベヘニン酸モ
ノグリセライド、オレイン酸ジグリセライド、ステアリ
ン酸ジグリセライド、ラウリン酸ジグリセライド、ベヘ
ニン酸ジグリセライド、オレイン酸トリグリセライド、
ステアリン酸トリグリセライド、ラウリン酸トリグリセ
ライド、ベヘニン酸トリグリセライド等が挙げられる。
これらは単独で用いても、或いは2種以上を混合して用
いてもよい。
【0026】また、天然に存在する高級脂肪酸グリセリ
ンエステルとしては、具体的には硬化牛脂肪酸モノグリ
セライド、硬化牛脂肪酸ジグリセライド、硬化牛脂肪酸
トリグセライド、椰子油若しくはパーム油から抽出され
るグリセリンエステル等が挙げられる。
【0027】これらの中でも加熱成形後の冷却時間の短
縮効果に著しく優れる点から、グリセリンと高級脂肪酸
を反応させて得られる高級脂肪酸グリセリンエステルが
好ましい。
【0028】また、本発明で用いる高級脂肪酸グリセリ
ンエステルは、上記具体例の通りグリセリン上の水酸基
が全てエステル化されている必要はなく、分子構造中水
酸基が残存していても充分に本発明の効果を奏するもの
であるが、1置換よりも2置換、2置換よりも3置換の
方が加熱成形後の冷却時間がより短かくなる点から好ま
しい。予備発泡粒子の静電気発生量は3置換より2置
換、2置換より1置換の方が少なく、用途に合わせて任
意に混合することができる。
【0029】また本発明で用いるグリセリン脂肪酸エス
テルの添加量は、ブロッキング防止性、予備発泡粒の静
電気発生防止性、成形サイクル性、成形時の融着性及び
成形品の外観に優れる点から、該発泡性樹脂粒子に対し
て200ppm〜5000ppmの範囲が好ましい。添加量が
200ppm未満となるとブロッキング防止効果、予備発
泡粒の静電気発生防止性及び成形サイクル短縮効果が著
しく低下し、5000ppmを超えると成形時の融着性及
び成形品外観が著しく悪化する。
【0030】本発明に用いる混合物は、上述したポリエ
チレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル及び好
ましくはグリセリン脂肪酸エステルを必須成分として含
有するものであるが、その他の成分として高級脂肪酸ア
マイド類、高級脂肪酸ポリグリセリンエステル類、金属
石鹸、タルク、炭酸カルシウム或いはシリカ等の無機化
合物粉体やシリコーン油等の公知慣用のコーティング剤
を併用しても良く、かかる併用により本発明の効果をよ
り一層向上せしめることができる。
【0031】上記混合物の使用量としては、樹脂粒子へ
の添加方法によって異なり、特に限定されるものではな
いが、該混合物を発泡性樹脂粒子と単に混合して粒子表
面に有する場合は少量の使用で著しい効果が現れる。
【0032】この場合、具体的には樹脂粒子の表面に有
する場合の混合物の使用量は、該樹脂粒子100重量部
に対して成形品の内部融着に優れる点から各々10重量
部以下、中でも予備発泡粒のブロッキング防止効果に優
れる点から0.005〜1.0重量部となる範囲がより
好ましい。
【0033】該混合物の存在下にモノマーを重合して樹
脂粒子を形成する方法、懸濁重合して熱可塑性樹脂粒子
を形成した後、水性懸濁液の状態で該混合物を添加し該
熱可塑性樹脂粒子の軟化点以上の温度に加熱する方法を
とる場合は、得られた樹脂粒子表面付近の該混合物の存
在量が低下するため、添加量は該モノマー或いは樹脂粒
子100部に対して各々20重量部以下、中でも予備発
泡粒のブロッキング防止効果に優れる点から0.01〜
3.0重量部となる範囲が好ましい。
【0034】本発明で用いる発泡予備粒子を形成する熱
可塑性樹脂としては、特に限定されないが、スチレン系
樹脂が好ましく、例えばスチレンの単独重合体(ポリス
チレン)、メチルスチレンなどのアルキルスチレンの単
独重合体、スチレンとアルキルスチレンとの共重合体、
スチレンとアクリル酸或いはメタクリル酸との共重合
体、スチレンとアクリル酸エステル或いはメタクリル酸
エステルとの共重合体、スチレンとアクリロニトリルと
の共重合体や上記スチレン系重合体とポリオレフィンと
のブレンド物等が挙げられるが、中でも成形時の冷却時
間短縮効果が顕著に現れるスチレンの単独重合体が好ま
しい。
【0035】本発明で用いる発泡性熱可塑性樹脂粒子
は、上記熱可塑性樹脂の原料となるモノマーを水性媒体
中で懸濁重合するか、或いは上記熱可塑性樹脂を押出法
でペレット化することによって得られるが、中でも得ら
れた粒子が球状である点からモノマーを水性媒体中で懸
濁重合する方法が好ましい。
【0036】この懸濁重合の際には重合開始剤を使用す
るが好ましい。重合開始剤としては、例えば過酸化ベン
ゾイル、過酸化ジクロルベンゾイル、ジクミルペルオキ
シド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジ(ペル
オキシベンゾエート)ヘキシン−3、1,3−ビス(t
−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、過酸化ラ
ウロイル、t−ブチルペルアセテート、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン、およびt−ブチルペルベンゾエート、
メチルエチルケトンペルオキサイド、メチルシクロヘキ
サノンペルオキサイド等の有機過酸化物;アゾビス−イ
ソブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレート等の
アゾ系化合物等が挙げられ、これらは単独又は二種以上
混合して使用できる。
【0037】この重合開始剤の使用量は、モノマーおよ
び得られる熱可塑性樹脂粒子の目的とする分子量により
適宜決められるものであるが、モノマー100重量部に
対して0.1〜4重量部使用することが好ましい。
【0038】また、熱可塑性樹脂粒子中に発泡剤を含浸
させる方法としては特に限定されず、上記懸濁重合時、
懸濁重合終了時、又は懸濁重合終了後粒子を乾燥させた
後に含浸することができる。例えばオートクレーブ中で
相当程度、好ましくは80%以上の重合率を持った熱可
塑性樹脂粒子、或いは予め重合を終了し既に調製された
熱可塑性樹脂粒子と炭化水素発泡剤とを水性懸濁液の状
態で該熱可塑性樹脂粒子の軟化点以上の温度に加熱して
行うのが好ましい。
【0039】また発泡剤とは、用いる樹脂粒子の軟化点
より低い軟化点を有する易揮発性の炭化水素鎖をいう。
発泡剤としては、代表的なものを例示すれば、プロパ
ン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン及びそれら
の異性体等の鎖状炭化水素、シクロヘキサンやシクロペ
ンタン等の環状炭化水素、モノクロルエタン、ジクロル
エタン及びジクロルフルオルメタン等のハロゲン化炭化
水素鎖等が挙げられる。発泡剤の含有量としては、前記
熱可塑性樹脂或いはモノマー100重量部に対して1〜
15重量部なる範囲が適当であり、当該発泡剤は混合し
て使用しても差し支えない。
【0040】またプロパン、ブタン、ペンタン或いはシ
クロヘキサン等を単独又は混合して使用する場合には、
トルエン、キシレン或いはエチルベンゼン等の芳香族炭
化水素や酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類等の公
知慣用の溶剤を少量併用することもできる。さらにクレ
ーやエチレンビスアミン脂肪族カルボン酸とのアミド等
の核剤を添加しても差し支えない。
【0041】この様にして得られる発泡性熱可塑性系樹
脂粒子の粒子径は、成形品の用途により適性範囲が異な
るものであるが、通常0.5〜1.5mmである。
【0042】本発明の発泡性熱可塑性系樹脂粒子から成
形体を得る迄の工程は、通常行われている方法でよく、
特に限定されるものではないが、例えば、予じめ85〜
110℃の水蒸気を当ててかさ倍率20〜100倍に加
熱発泡し予備発泡粒子とし(予備発泡行程)、該予備発
泡粒子を大気にさらし、空気を粒子内に浸透させかつ粒
子に付着した水分を除去し(熟成工程)、次いでこの熟
成工程を経た予備発泡粒子を小さな孔やスリットが設け
られている閉鎖型金型の型内に充填し、更に水蒸気で加
熱再発泡することにより、個々の粒子を融着一体化した
成形体とする方法を挙げられる。
【0043】このようにして作られた発泡成形体は各種
緩衝材、断熱材、包装容器等に有用である。
【0044】
【実施例】次に本発明を製造例、実施例および比較例に
より具体的に説明する。
【0045】実施例1〜13 スチレンモノマーを用いて懸濁重合した後、直ちにプロ
パン、ブタンを主成分とする発泡剤を、ポリスチレン粒
子100重量部に対して6重量部の割合で含浸せしめ、
平均粒径0.8〜1.00mmのポリスチレンビーズを得
た。該ポリスチレン50kgと表1に示される各種混合
物を表1の配合割合に従ってリボンミキサーに投入し、
5分間攪拌混合して発泡性ポリスチレン粒子を得た。
【0046】得られた発泡性ポリスチレン樹脂粒子を連
続式発泡機を用いて約60倍になるように予備発泡させ
た。この予備発泡粒子を目開き10mmの篩にかけ、篩に
残留した凝結粒子の予備発泡粒子に対する割合を算出し
た。その結果を表1に示す。このとき2リットルの予備
発泡粒子を5リットルのポリエチレンネットの袋に投入
し10回振とうした後、静電気によりネットに付着した
予備発泡粒子のネット全面積に占める割合(静電気発生
率)を求めた。その結果を表1に示す。次いで、予備発
泡粒子を24時間放置した後、全自動成形機を用いて製
品寸法450mm×300mm×150mmの不完全密閉状態
の金型内に圧縮空気で充填し、その直後金型を閉鎖状態
とし、0.5kg/cm2(ゲージ圧)のスチームで加熱成
形し、加熱成形後の冷却時間を種々変更した製品を取り
出し、成形品寸法を測定し、成形品寸法が金型寸法の±
2%以内となる最短冷却時間を求めた。又製品を中心部
で折って破断させ、発泡粒子が破断しているものの比率
(融着度)を求めた。それらの結果を表1に示す。
【0047】実施例14〜17 25lの回転攪拌機付きオートクレーブに、イオン交換
水12000g、スチレン12000g、エポキシ化脂
肪酸エステル「エポサイザーW−121」(大日本イン
キ化学工業社製)48g及び表1に示される各種混合物
のうちソルビタン脂肪酸エステル及び/或いはグリセリ
ン脂肪酸エステルを表1に示した配合割合で添加し、攪
拌開始後、塩基性リン酸塩20.0gおよび過硫酸カリ
ウム0.018gを添加し、さらにベンゾイルペルオキ
サイド36.0gおよびt−ブチルペルベンゾエト1
2.0gを添加した後、90℃で6時間懸濁重合反応さ
せて、ポリスチレン粒子を形成させた。次にトルエン1
80gを添加し、15分後にブタンガス780gを圧入
した後、15℃/時で120℃まで昇温し、この温度で
さらに2時間反応させた。反応終了後、25℃まで冷却
してから内容物を抜き出し、乾燥・ふるい分けを行い、
粒径0.8〜1.0mmの発泡性ポリスチレン粒子を得
た。該ポリスチレン50kgと表1に示される各種混合
物のうちポリエチレングリコールのみか或いはこのポリ
エチレングリコール及びソルビタン脂肪酸エステル及び
/或いはグリセリン脂肪酸エステルを表1の配合割合に
従ってリボンミキサーに投入し、5分間攪拌混合して発
泡性ポリスチレン粒子を得た。その後は実施例1と同様
に測定を行った。その結果を表1に示す。
【0048】比較例1 ポリエチレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル
更にグリセリン脂肪酸エステルの混合物を添加しない以
外は実施例1と同様の操作にして発泡性熱可塑性樹脂粒
子を得、次いで同様に測定を行った。その結果を表1に
示す。
【0049】比較例2 ステアリン酸トリグリセライドのみ50g添加した以外
は実施例1と同様にして発泡性熱可塑性樹脂粒子を得、
次いで同様に測定を行った。その結果を表1に示す。こ
の結果よりステアリン酸トリグリセライドのみでは予備
発泡粒の凝結、静電気の発生量及び成形品の融着率の悪
化が著しいことは明らかである。
【0050】比較例3 ソルビタントリステアレートのみ50g添加した以外は
実施例1と同様にして発泡性熱可塑性樹脂粒子を得、次
いで同様に測定を行った。その結果を表1に示す。この
結果よりソルビタントリステアレートのみでは成形品の
融着度は向上するが予備発泡粒子の静電気防止効果及び
冷却時間の短縮効果が殆んどないことが明らかである。
【0051】比較例4 分子量300のポリエチレングリコールのみ50g添加
した以外は実施例1と同様にして発泡性熱可塑性樹脂粒
子を得、次いで同様に測定を行った。その結果を表1に
示す。この結果よりポリエチレングリコールのみでは成
形品の融着度は向上するが予備発泡粒の凝結が悪化し、
冷却時間の短縮効果が殆んどないことが明らかである。
【0052】比較例5 分子量300のポリエチレングリコール25g及びステ
アリン酸トリグリセライド25gを添加した以外は実施
例1と同様にして発泡性熱可塑性樹脂粒子を得、次いで
同様に測定を行った。その結果を表1に示す。この結果
よりポリエチレングリコール及びステアリン酸トリグリ
セライドのみでは予備発泡粒の静電気発生量は若干低下
するものの予備発泡粒の凝結が悪化し、成形品の融着率
の悪化が著しいことは明らかである。
【0053】比較例6 ソルビタントリステアレート25g及びステアリン酸ト
リグリセライド25gを添加した以外は実施例1と同様
にして発泡性熱可塑性樹脂粒子を得、次いで同様に測定
を行った。その結果を表1に示す。この結果よりソルビ
タントリステアレート及びステアリン酸トリグリセライ
ドのみでは予備発泡粒の静電気発生量は若干低下するも
のの予備発泡粒の凝結が悪化し、成形品の融着率の悪化
が著しいことは明らかである。
【0054】
【表1】
【0055】注1:分子量300のポリエチレングリコ
ール(OHV=300)。数字は添加量(g) 実施例13のみ分子量500のポリエチレングリコール
(OHV=500)。
【0056】注2:表中の記号は M:ソルビタンモノ
ステアレート(OHV=270、融点=48℃)、T:ソ
ルビタントリステアレート(OHV=77、融点=56
℃)。
【0057】数字は添加量(g)。 注3:表中の記号は M:グリセリンモノステアレー
ト、D:グリセリンジステアレート、T:グリセリント
リステアレート。数字は添加量(g)。
【0058】注4:実施例14、15及び17のソルビ
タン脂肪酸エステル、実施例16及び17のグリセリン
脂肪酸エステルは重合開始時に添加したものである。
【0059】
【発明の効果】本発明の発泡性ビニル系樹脂粒子によれ
ば、予備発泡の際の粒子のブロッキング性が著しく減少
され、成形金型内への充填を円滑に行うことができ、ま
た、加熱成形後の冷却時間が短縮され、生産性を著しく
向上でき、しかも成形工程における粒子間の融着性にも
極めて優れる。従って、本発明の樹脂粒子は、魚類や農
作物等をいれる容器として、電気部品や電気器具を収納
し運搬する際の緩衝材として、或いは建築用などの断熱
材として有用である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエチレングリコール(A)とソルビタ
    ン脂肪酸エステル(B)とを発泡性ビニル系樹脂粒子中
    に有することを特徴とする発泡性ビニル系樹脂粒子。
  2. 【請求項2】ポリエチレングリコール(A)とエステル
    (B)とが、発泡性ビニル系樹脂粒子の表面に存在する
    請求項1記載の樹脂粒子。
  3. 【請求項3】ポリエチレングリコール(A)の水酸基当
    量が、200〜600である請求項1又は2記載の樹脂
    粒子。
  4. 【請求項4】ソルビタン脂肪酸エステルの水酸基当量
    が、55〜500である請求項1〜3のいずれか1項記
    載の樹脂粒子。
  5. 【請求項5】ソルビタン脂肪酸エステルにグリセリン脂
    肪酸エステル(C)を併用する請求項1〜4のいずれか
    1項記載の樹脂粒子。
  6. 【請求項6】グリセリン脂肪酸エステル(C)が、炭素
    数8〜22の脂肪酸のモノグリセライド、ジグリセライ
    ド及びトリグリセライドからなる群より選ばれた1種又
    は2種以上である請求項5記載の樹脂粒子。
  7. 【請求項7】ポリエチレングリコール(A)の添加量
    が、樹脂粒子全体に対して50〜2000ppmである請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂粒子。
  8. 【請求項8】エステル(B)の添加量が、50〜500
    0ppmである請求項1〜7のいずれか1項に記載の樹脂
    粒子。
  9. 【請求項9】グリセリン脂肪酸エステル(C)の添加量
    が、50〜5000ppmである請求項5〜8のいずれか
    1項記載の樹脂粒子。
  10. 【請求項10】エステル(B)の融点が、40〜80℃
    である請求項1〜10記載の樹脂粒子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2021088720A (ja) * 2015-10-02 2021-06-10 ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー 疎水性化合物が混合されている固体ポリマー物品

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