JPH07277713A - 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法 - Google Patents

不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07277713A
JPH07277713A JP6093721A JP9372194A JPH07277713A JP H07277713 A JPH07277713 A JP H07277713A JP 6093721 A JP6093721 A JP 6093721A JP 9372194 A JP9372194 A JP 9372194A JP H07277713 A JPH07277713 A JP H07277713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammonium polyphosphate
melamine
coated
particles
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP6093721A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashi Fukumura
▲ちかし▼ 福村
Ryoji Takahashi
良次 高橋
Masuo Iwata
満寿夫 岩田
Masaya Tanaka
真弥 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP6093721A priority Critical patent/JPH07277713A/ja
Priority to KR1019950703522A priority patent/KR0158978B1/ko
Priority to TW083112116A priority patent/TW314535B/zh
Priority to US08/362,974 priority patent/US5700575A/en
Priority to TW083112163A priority patent/TW322503B/zh
Priority to DE69420022T priority patent/DE69420022T2/de
Priority to EP94120684A priority patent/EP0659819B1/en
Priority to KR1019940037115A priority patent/KR950018309A/ko
Priority to EP95904024A priority patent/EP0686661B1/en
Priority to US08/464,605 priority patent/US5795930A/en
Priority to PCT/JP1994/002294 priority patent/WO1995018177A1/ja
Priority to DE69427750T priority patent/DE69427750T2/de
Publication of JPH07277713A publication Critical patent/JPH07277713A/ja
Priority to US08/922,646 priority patent/US5945467A/en
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fireproofing Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明の目的は、加水分解安定性に優れ、かつ
難燃剤の一成分として熱可塑性樹脂,熱硬化性樹脂,塗
料もしくは紙等に添加した場合、得られる製品の機械的
強度の低下を引き起こさないポリリン酸アンモニウム粒
子及びその製造方法を提供することにある。 【構成】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表
面に、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得
る官能基を有する架橋剤を付着あるいは含浸させたの
ち、被覆メラミンと該架橋剤とを反応させることによ
り、不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不溶性ポリリン酸アン
モニウム粒子及びその製造方法に関する。さらに詳しく
は、ポリリン酸アンモニウムの加水分解安定性を向上さ
せた不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方
法に関する。
【従来の技術】
【0002】ポリリン酸アンモニウムの加水分解安定性
の改善については、特公昭53−15478号公報にメ
ラミンまたはリン酸メラミンをメラミン分で5〜50重
量%共存させた条件下にリン酸アンモニウムと尿素、ま
たは結晶リン酸尿素を原料として加熱縮合して改質ポリ
リン酸アンモニウムを得る方法が開示されている。しか
しながら、該公報に開示の方法で得られる改質ポリリン
酸アンモニウムは加水分解安定性が低く、熱可塑性樹
脂,熱硬化性樹脂,塗料もしくは難燃紙用等の難燃剤の
一成分として使用するには未だ問題がある。
【0003】また、特公昭52−39930号公報に
は、ポリリン酸アンモニウム100重量部とメラミン6
0重量部との粉末を均一に混合し、温度320℃で焼成
し冷却後、得られた溶融物を粉砕してメラミン付加ポリ
リン酸アンモニウム粉末を得る方法が開示されている。
しかしながら、該公報に開示の方法で得られるメラミン
付加ポリリン酸アンモニウム粉末は、溶融物を粉砕する
ためにメラミンがポリリン酸アンモニウムの粒子表面に
均一に被覆されたものではなく、未だ加水分解安定性は
充分であるとはいえない。
【0004】さらに、特開昭61−103962号公報
には、ポリリン酸アンモニウム,水,有機懸濁化剤及び
メラミン/ホルムアルデヒド樹脂とで懸濁液を製造し、
該懸濁液を攪拌下に標準圧または加圧下に温度50〜1
80℃に加熱し、かつ樹脂成分を硬化させるために該懸
濁液を15〜240分間放置することを特徴とする流動
性の、粉末状ポリリン酸アンモニウムを基礎とする加水
分解安定な細分状耐燃剤の製法が開示されている。しか
しながら、該製法で得られる細分状耐燃剤は未だ加水分
解安定性が充分でないだけでなく、該懸濁液中で樹脂成
分を硬化させる際に粒子同士の凝集が生じ、粒子径の増
大を引き起こす。従って、いかに微細なポリリン酸アン
モニウムを用いて得た細分状耐燃剤であっても当初のポ
リリン酸アンモニウムの粒子径を維持することは困難で
あり、かかる細分状耐燃剤を難燃剤の一成分として熱可
塑性樹脂,熱硬化性樹脂,塗料もしくは紙等に添加した
とき、得られる製品の機械的強度が低下するという欠点
を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、加水分
解安定性に優れ、かつ難燃剤の一成分として熱可塑性樹
脂,熱硬化性樹脂,塗料もしくは紙等に添加したとき、
得られる製品の機械的強度の低下を引き起こさないポリ
リン酸アンモニウム粒子を得るべく鋭意研究を行った。
その結果、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子
表面が、被覆メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
応し得る官能基を有する架橋剤により架橋され、平均粒
子径15μm以下である不溶性ポリリン酸アンモニウム
粒子が上述の課題を解決できることを見いだし、またメ
ラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面におい
て、被覆メラミン分子を、該メラミン分子中のアミノ基
の活性水素と反応し得る官能基を有する架橋剤で架橋さ
せることにより、不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子が
製造できることを見いだし、これらの知見に基づき本発
明を完成した。以上の記述から明かなように本発明の目
的は、加水分解安定性に優れ、かつ難燃剤の一成分とし
て熱可塑性樹脂,熱硬化性樹脂,塗料もしくは紙等に添
加したとき、得られる製品の機械的強度の低下を引き起
こさないポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。 (1)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面の
メラミンと、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
応し得る官能基を有する架橋剤とで、メラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウム粒子表面が架橋されていることを特
徴とする不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子。 (2)平均粒子径が15μm以下であることを特徴とす
る前記第1項記載の不溶性ポリリン酸アンモニウム粒
子。 (3)メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面
に、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る
官能基を有する架橋剤を付着あるいは含浸させたのち、
被覆メラミンと該架橋剤とを反応させることを特徴とす
る不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子の製造方法。 (4)メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得
る官能基としてイソシアネ−ト基,オキシメチル基,ホ
ルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤を使用する
ことを特徴とする前記第3項記載の不溶性ポリリン酸ア
ンモニウム粒子の製造方法。
【0007】本発明の不溶性ポリリン酸アンモニウム粒
子は、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの被覆層に
存在するメラミン分子中のアミノ基の活性水素にイソシ
アネ−ト基,オキシメチル基,ホルミル基もしくはエポ
キシ基等の該活性水素と反応し得る官能基を有する化合
物を反応させることにより同一粒子上のメラミン分子と
の間に架橋構造が形成されているポリリン酸アンモニウ
ムであり、かかるポリリン酸アンモニウム粒子は例えば
以下の方法により得ることができる。加熱攪拌あるいは
加熱混練機能を備えた反応容器内にメラミン被覆ポリリ
ン酸アンモニウム及びメラミン分子中のアミノ基の活性
水素と反応し得る官能基を有する化合物、例えばホルム
アルデヒド水溶液を投入し混合する。メラミン分子中の
アミノ基の活性水素間に架橋構造が容易に形成される温
度80〜200℃好ましくは100〜150℃に加熱昇
温し、0.5〜2時間反応させることによりメラミン被
覆ポリリン酸アンモニウムのメラミン被覆層に架橋構造
が形成された本発明の不溶性ポリリン酸アンモニウム粒
子が得られる。この方法における架橋反応は、架橋剤と
して単分子を使用するためメラミン被覆ポリリン酸アン
モニウムの同一粒子上での反応が優先し、該架橋剤を介
した粒子同士の凝集が起こることはない。従って、反応
は溶媒系または非溶媒系のいずれの反応系であってもよ
く、溶媒系にあっては水及び/または有機溶剤からなる
単一溶媒または混合溶媒を用いることができる。また、
使用する該架橋剤はメラミン分子中のアミノ基の活性水
素と反応し得る官能基を1個あるいは2個以上有する化
合物であり、その使用量は該メラミン被覆ポリリン酸ア
ンモニウムに含有されるメラミン分子に対して0.5〜
6倍モル当量好ましくは1〜2倍モル当量の該官能基含
有量相当である。0.5倍モル当量より少ない場合には
メラミン被覆層に充分な架橋構造を形成することができ
ず加水分解安定性の向上は望めない。また、6倍モル当
量より多い場合には未反応物が残留し好ましくない。メ
ラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得る官能基
としてはイソシアネ−ト基,オキシメチル基,ホルミル
基もしくはエポキシ基であり、該官能基を1個あるいは
2個以上含有する化合物として、例えばイソシアネ−ト
基を有する化合物として1,6−ジイソシアネ−トヘキ
サン,1,1’−メチレンビス(4−イソシアネ−トベ
ンゼン),3,3’−ジメチルジフェニル−4,4’−
ジイソシアネ−ト及び1,5−ジイソシアノナフタレ−
ト、メチロ−ル基を有する化合物としてメチロ−ル尿
素,メチロ−ルメラミン,トリメチロ−ルエタン,トリ
メチロ−ルプロパン、アルデヒド基を有する化合物とし
てホルムアルデヒド,マロン酸アルデヒド,グリオキザ
−ル、エポキシ基を有する化合物としてエチレングリコ
−ルジグリシジルエ−テル,グリセロ−ルポリグリシジ
ルエ−テル及びビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂、フェ
ノ−ルノボラック型エポキシ樹脂、環式脂肪族エポキシ
樹脂等に代表される各種エポキシ樹脂等を挙げることが
でき、これらは全て市販品を使用することができる。
【0008】また、本発明で使用するメラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムは、メラミンを昇華させ、ポリリン
酸アンモニウムの粒子表面にメラミンを付加及び/また
は付着させたポリリン酸アンモニウムであり、例えば以
下の方法により得ることができる。加熱されたニ−ダ−
等の加熱混練装置内にポリリン酸アンモニウムを投入
し、該ポリリン酸アンモニウムが溶融することなく、か
つ該ポリリン酸アンモニウムに付加したアンモニアの脱
離が容易に起こり、またメラミンが昇華し得る温度であ
る350℃以下、好ましくは250〜300℃において
メラミンを添加して加熱を行うことにより該ポリリン酸
アンモニウム粒子表面にメラミンを付加及び/または付
着させる。このとき添加するメラミンの割合は、該ポリ
リン酸アンモニウムに対して0.5〜20重量%好まし
くは2〜15重量%であり、添加したメラミンは全量該
ポリリン酸アンモニウムに付加及び/または付着しメラ
ミン被覆ポリリン酸アンモニウムが得られる。ここで付
加とはメラミンがポリリン酸アンモニウムに由来する酸
素・プロトン結合のプロトンと化学的に結合した状態を
意味し、付加したメラミンは加熱されても安定であり再
度脱離することはない。また、付着とはメラミンがポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面に吸着された状態を意味
し、加熱の継続によりポリリン酸アンモニウムの粒子表
面においてメラミンは昇華と吸着を繰り返し、酸素・プ
ロトン結合のプロトンと化学的に結合する。
【0009】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの原
料であるポリリン酸アンモニウムは市販品を使用すれば
よく、該市販品としては、スミセ−フ−P(商標、住友
化学工業株式会社製),エクソリット−422(商標、
ヘキスト社製),エクソリット−700(商標、ヘキス
ト社製)及びフォスチェックP/40(商標、モンサン
ト社製)等が挙げられ、また特開平4−300204号
の明細書に記載のII型ポリリン酸アンモニウム微粒子も
使用することができる。該II型ポリリン酸アンモニウム
微粒子は、例えば以下の方法により得ることができる。
加熱されたニーダー等の加熱混練装置内に等モル量のリ
ン酸二アンモニウムと五酸化リンを投入し、温度290
〜300℃に加熱混合する。次いでリン酸二アンモニウ
ムに対して0.5倍モル当量の尿素を溶解させた濃度7
7重量%の尿素水溶液を噴霧しながら添加し、引き続き
アンモニアガス雰囲気下に温度250〜270℃で2〜
3時間混練する。また、メラミンはメラミンモノマ−と
して市販されているものを使用すればよい。
【0010】
【実施例】本発明を具体的に説明するために、以下に実
施例及び比較例を示すが、本発明はこれによって限定さ
れる物ではない。また、実施例及び比較例における評価
は次の方法により行った。
【0011】(1)加水分解安定性の測定方法 生成物中に含まれる水溶性成分を定量した。該水溶性成
分を定量するために、得られたポリリン酸アンモニウム
粒子各1gを純水99gに懸濁して1重量%の懸濁液試
料を3個準備し、それぞれ各1個を温度25℃,50℃
及び75℃の各温度で1時間攪拌したあとに遠心分離
し、上澄み液を0.45μmの濾紙にて濾過する。濾液
の一定量をシャ−レに採り乾燥器中で蒸発乾固した。蒸
発残渣量から水溶性成分を算出して加水分解安定性を評
価した。この値が小さいほど加水分解安定性はよいこと
になる。
【0012】(2)平均粒子径の測定方法 レ−ザ−回折/散乱式粒度分布測定装置LA−700
(堀場製作所製)を使用し、エチルアルコ−ル分散媒中
で測定した。
【0013】機械的強度の測定方法 ポリプロピレン樹脂として、エチレン含有量8.5重量
%,メルトフロ−レ−ト(温度230℃,荷重2.16
kgを加えたときの10分間の溶融樹脂の吐出量)20
g/10分の結晶性エチレン−プロピレンブロック共重
合体70重量%,実施各例及び比較各例により得られた
ポリリン酸アンモニウム20重量%,2−ピペラジニレ
ン−4−モルホリノ−1,3,5−トリアジンのポリマ
−10重量%、及びその他添加剤として2,6−ジ−t
−ブチル−p−クレゾール0.15重量%,ジミリスチ
ルチオジプロピオネ−ト0.2重量%,ステアリン酸カ
ルシウム0.1重量%をクッキングミキサー(商品名)
に入れ、1分間攪拌混合した。得られた混合物をミニマ
ックス(商品名)で溶融混練温度210℃で押し出し、
ペレット化した。得られたペレットを用いて、プレスの
最高温度を210℃に設定した熱プレス成型機で所定の
試験片を成形し、アイゾット衝撃試験及びデュポン法落
錘衝撃試験を次の方法により行った。 (3)アイゾット衝撃試験法 JIS K7110に準拠 (4)デュポン法落錘衝撃試験法 50×50×2mmの試験片を用いて、JIS K54
00−8.3.2項に示される装置により、サンプル温
度10℃,撃芯先端曲率半径1/4インチ及び撃芯受台
内径3/2インチの条件で撃芯荷重と落下高さを変化さ
せて評価した。
【0014】(5)赤外分光法 不溶性ポリリン酸アンモニウムの粒子表面における架橋
構造の観察をフ−リエ変換赤外分光光度計FTIR−4
000(島津製作所製)を用いて、KBr錠剤法にて行
った。
【0015】本発明の実施各例に使用したメラミン被覆
ポリリン酸アンモニウムは次の方法により得た。予め2
80℃に加熱されたニ−ダ−に平均粒子径6.4μmを
有するポリリン酸アンモニウム1800g及びメラミン
200gを投入し、4時間加熱混合した。加熱混合はポ
リリン酸アンモニウムの形態を変化させることなく行わ
れ、メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム2000gが
得られた。電子顕微鏡による観察の結果、ポリリン酸ア
ンモニウムの粒子表面がメラミンにより均一に被覆さ
れ、かつ平均粒子径6.8μmを有することが確認され
た。
【0016】更に上述の平均粒子径6.4μmを有する
ポリリン酸アンモニウムは次の方法により得た。予め2
90〜300℃に加熱された内容積5リットルの卓上ニ
−ダ−内に窒素ガス雰囲気を維持しながらリン酸二アン
モニウム660g(5モル)と五酸化リン710g(5
モル)の混合物を投入し攪拌した。20分経過後80℃
の76.9重量%濃度の尿素水溶液195gを噴霧添加
し、引き続きアンモニア雰囲気下2.5時間250〜3
00℃で焼成を行い、ポリリン酸アンモニウム1460
gを得た。このポリリン酸アンモニウムは単粒子と単粒
子の凝集体が混在しており、凝集体を単粒子に分離する
べく粉砕機(ホソカワミクロン製AP−B型)によりア
ンモニア雰囲気下で粗砕し、平均粒子径6.4μmを有
するII型ポリリン酸アンモニウム微粒子を得た。
【0017】実施例1 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
ニ−ダ−にメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g及び濃度37重量%のホルマリン64.3gを投入
し常温において混合する。次に温度100℃に昇温し、
脱気しながら同温度を1時間保持し、メラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面が架橋された不溶性ポリ
リン酸アンモニウム粒子1010gを得た。
【0018】実施例2 ホルマリンの使用量を129gとする以外は実施例1に
準拠して、不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子1020
gを得た。
【0019】実施例3 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
ニ−ダ−にメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g及び濃度37重量%のホルマリン64.3gを投入
し常温において混合する。次に温度150℃に昇温し、
脱気しながら同温度を0.5時間保持し、不溶性ポリリ
ン酸アンモニウム粒子1010gを得た。
【0020】実施例4 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g,濃度37重量%のホルマリン64.3g,水90
9g及びメチルアルコール90.9gを投入し常温にお
いて混合する。次に加熱昇温し温度80℃で還流状態に
1時間保持した後濾過し、乾燥器中に温度100℃にて
1時間乾燥し、不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子10
10gを得た。
【0021】実施例5 ホルマリンの使用量を129gとする以外は実施例4に
準拠して、不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子1020
gを得た。
【0022】実施例6 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g,濃度49重量%のグリオキザール92g,水90
9g及びメチルアルコール90.9gを投入し常温にお
いて混合する。次に加熱昇温し温度80℃で還流状態に
2時間保持した後濾過し、乾燥器中に温度100℃にて
1時間乾燥する。メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム
の粒子表面が架橋された不溶性ポリリン酸アンモニウム
粒子1025gを得た。
【0023】実施例7 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g,1,6−ジイソシアネートヘキサン92g,ニッ
カオクチック錫2.6g及びトルエン900gを投入し
常温において混合する。次に加熱昇温し温度120℃で
還流状態に2時間保持した後濾過し、乾燥器中に温度1
20℃にて1時間乾燥する。メラミン被覆ポリリン酸ア
ンモニウムの粒子表面が架橋された不溶性ポリリン酸ア
ンモニウム粒子1080gを得た。
【0024】実施例8 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム900
gと水600g/メチルアルコ−ル400gの混合溶媒
を投入し常温において混合する。次いで別途調製したメ
チロ−ルメラミン液(メラミン100gに濃度37重量
%のホルマリン160gを加え温度70℃で1時間攪拌
溶解したもの)を加え、pHを4.5に調整し温度75
℃にて2時間反応させてメチロ−ルメラミンを樹脂化し
た。冷却後濾過し温度100℃で1時間乾燥した。メラ
ミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面が架橋され
た不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子1025gを得
た。
【0025】比較例1 リン酸アンモニウム,尿素及びメラミンをそれぞれ11
50g,601g及び631g混合した焼成用原料を温
度270℃に保持されたニーダーに投入し、同温度でア
ンモニアガス雰囲気下1.5時間焼成して改質ポリリン
酸アンモニウム1540gを得た。
【0026】比較例2 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコに水1200g及びメチルアルコ−ル300g
の混合溶液を予め投入し、ポリリン酸アンモニウム(エ
クソリット−422、商標 ヘキスト社製)1000
g,メラミン/ホルムアルデヒド初期縮合物(ニカレヂ
ンS−305、商標 日本カーバイド工業製)100g
及び硬化触媒(キャタニットA、商標 日東化学製)5
gを供給し懸濁液とする。該懸濁液を加熱昇温し温度8
3℃で1時間反応後冷却濾過し、濾過残をメチルアルコ
ールで洗浄したのち、温度100℃で窒素雰囲気下乾燥
する。このようにしてメラミン/ホルムアルデヒド樹脂
により処理されたポリリン酸アンモニウム1050gを
得た。
【0027】比較例3 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにポリリン酸アンモニウム(エクソリット−4
22、商標 ヘキスト社製)1000gと水120g/
メチルアルコ−ル300gの混合溶媒を投入し常温にお
いて混合する。次いで別途調製したメチロ−ルメラミン
液(メラミン100gに濃度37重量%のホルマリン1
60gを加え温度70℃で1時間攪拌溶解したもの)を
加え、pHを4.5に調整し温度83℃にて1時間反応
させてメチロ−ルメラミンを樹脂化した。冷却後濾過し
温度100℃で窒素雰囲気下乾燥して、メラミン/ホル
ムアルデヒド樹脂が粒子表面に付着したポリリン酸アン
モニウム1080gを得た。
【0028】比較例4 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
ニ−ダ−にメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g及び濃度37重量%のホルマリン64.3gを投入
し常温において混合する。次に温度50℃に昇温し、脱
気しながら同温度を1時間保持したがメラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面に架橋構造は形成されな
かった。
【0029】比較例5 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
ニ−ダ−にメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g及び濃度37重量%のホルマリン64.3gを投入
し常温において混合する。次に温度250℃に昇温し、
脱気しながら同温度を1時間保持する。メラミン被覆ポ
リリン酸アンモニウムの粒子表面が架橋された不溶性ポ
リリン酸アンモニウム粒子を得るが、該不溶性ポリリン
酸アンモニウム粒子に付加したアンモニアの脱離が生じ
ることにより望むべき加水分解安定性が得られなかっ
た。
【0030】比較例6 加熱混練機能及び脱気機能を備えた内容積5リットルの
ニ−ダ−にメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g及び濃度37重量%のホルマリン6.4gを投入し
常温において混合する。次に温度100℃に昇温し、脱
気しながら同温度を1時間保持する。メラミン被覆ポリ
リン酸アンモニウムの粒子表面が架橋された不溶性ポリ
リン酸アンモニウム粒子1002gを得た。
【0031】比較例7 加熱攪拌機能及び還流機能を備えた内容積5リットルの
フラスコにメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム100
0g,濃度37重量%のホルマリン6.4g,水909
g及びメチルアルコ−ル90.9gを投入し常温におい
て混合する。次に加熱昇温し温度80℃で還流状態に1
時間保持した後濾過し、乾燥器中に温度100℃にて1
時間乾燥する。メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの
粒子表面が架橋された不溶性ポリリン酸アンモニウム粒
子1002gを得た。
【0032】比較例8 予め300℃に加熱された内容積5リットルの卓上ニ−
ダ−内に窒素ガス雰囲気を維持しながらリン酸二アンモ
ニウム660g(5モル)と五酸化リン710g(5モ
ル)の混合物を投入し攪拌した。20分経過後80℃の
76.9重量%濃度の尿素水溶液195gを噴霧添加
し、引き続きアンモニア雰囲気下2.5時間270℃で
焼成を行い、II型ポリリン酸アンモニウム1460gを
得た。
【0033】比較例9 予め280℃に加熱されたニ−ダ−に前記比較例8に準
拠する方法により得たポリリン酸アンモニウム1800
g及びメラミン200gを投入し、4時間加熱混合し
た。加熱混合はポリリン酸アンモニウムの形態を変化さ
せることなく行われ、メラミン被覆ポリリン酸アンモニ
ウム2000gが得られた。
【0034】実施各例及び比較各例により得られたポリ
リン酸アンモニウムについて平均粒子径及び加水分解安
定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0035】実施例1,実施例2及び比較例1,比較例
で得られたポリリン酸アンモニウム粒子について平均粒
子径を測定するとともに,該ポリリン酸アンモニウムを
用いて前記のアイゾット衝撃試験及びデュポン法落錘衝
撃試験法により、アイゾット衝撃試験、デュポン落錘衝
撃試験を行った。その結果を表2に示す。
【0036】実施例1により得る不溶性ポリリン酸アン
モニウム粒子について赤外分光法により粒子表面を観察
した結果を図1に示す。また、実施例で使用したメラミ
ン被覆ポリリン酸アンモニウムについて赤外分光法によ
り粒子表面を観察した結果を図2に示す。該不溶性ポリ
リン酸アンモニウム粒子の粒子表面の赤外分光スペクト
ル図である図1には、該メラミン被覆ポリリン酸アンモ
ニウムの粒子表面の赤外分光スペクトル図である図2と
比較して、架橋構造に由来する粒子表面のメチレン結合
による、1180cm-1メチレンひねり及び縦揺れ振動
によるC−Hの吸収が観察できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の不溶性ポリリン酸アンモニウム
粒子は、加水分解安定性に優れ、かつ熱可塑性樹脂,熱
硬化性樹脂,塗料もしくは紙等に難燃剤の一成分として
添加させたとき、得られる製品の機械的強度の低下を引
き起こさないため、難燃剤用途に好適に使用することが
できる。また、本発明の製造方法によれば、メラミン被
覆ポリリン酸アンモニウムの粒子表面において、メラミ
ンと該メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応し得
る官能基を有する架橋剤を使用して反応させているた
め、実質的に平均粒子径の増大を引き起こさず、平均粒
子径15μm以下を有する不溶性ポリリン酸アンモニウ
ム粒子が効率よく得られる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
図1は実施例1で得た不溶性ポリリン酸アンモニウム粒
子の粒子表面の赤外分光スペクトル図を示す、図2は実
施各例に使用したメラミン被覆ポリリン酸アンモニウム
の粒子表面の赤外分光スペクトル図を示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウム粒子
    表面のメラミンと、メラミン分子中のアミノ基の活性水
    素と反応し得る官能基を有する架橋剤とで、メラミン被
    覆ポリリン酸アンモニウム粒子表面が架橋されているこ
    とを特徴とする不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子。
  2. 【請求項2】平均粒子径が15μm以下であることを特
    徴とする請求項1記載の不溶性ポリリン酸アンモニウム
    粒子。
  3. 【請求項3】メラミン被覆ポリリン酸アンモニウムの粒
    子表面に、メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反応
    し得る官能基を有する架橋剤を付着あるいは含浸させた
    のち、被覆メラミンと該架橋剤とを反応させることを特
    徴とする不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子の製造方
    法。
  4. 【請求項4】メラミン分子中のアミノ基の活性水素と反
    応し得る官能基としてイソシアネ−ト基,オキシメチル
    基,ホルミル基もしくはエポキシ基を有する架橋剤を使
    用することを特徴とする請求項3記載の不溶性ポリリン
    酸アンモニウム粒子の製造方法。
JP6093721A 1993-12-27 1994-04-06 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法 Ceased JPH07277713A (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6093721A JPH07277713A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法
KR1019950703522A KR0158978B1 (ko) 1993-12-28 1994-12-18 난연성 열가소성 중합체 조성물, 이의 성분으로서의 수불용성 폴리인산암모늄 분말 및 이의 제조방법
TW083112116A TW314535B (ja) 1993-12-27 1994-12-23
US08/362,974 US5700575A (en) 1993-12-27 1994-12-23 Water-insoluble ammonium polyphosphate particles
TW083112163A TW322503B (ja) 1993-12-28 1994-12-24
KR1019940037115A KR950018309A (ko) 1993-12-27 1994-12-27 난연성 열경화성 수지조성물, 수불용성 폴리인산암모늄 입자 및 이 입자의 제조방법
EP94120684A EP0659819B1 (en) 1993-12-27 1994-12-27 Flame-retardant thermosetting resin composition
DE69420022T DE69420022T2 (de) 1993-12-27 1994-12-27 Flammungeschützte wärmehärtende Harzzusammensetzung
EP95904024A EP0686661B1 (en) 1993-12-28 1994-12-28 Flame-retardant thermoplastic polymer composition, water-insoluble ammonium polyphosphate powder as the component thereof, and process for producing the same
US08/464,605 US5795930A (en) 1993-12-28 1994-12-28 Water insoluble ammonium polyphosphate powder for flame-retardant thermoplastic polymer composition
PCT/JP1994/002294 WO1995018177A1 (fr) 1993-12-28 1994-12-28 Composition polymere thermoplastiques ignifuge, poudre de polyphosphate d'ammonium non hydrosoluble a constituant, et son procede de production
DE69427750T DE69427750T2 (de) 1993-12-28 1994-12-28 Flammgeschützte thermoplastische polymerzusammensetzung, wasserunlösliches ammoniumpolyphosphat-pulver als komponente davon, und verfahren zu deren herstellung
US08/922,646 US5945467A (en) 1993-12-27 1997-09-03 Flame-retardant thermosetting resin composition, water-insoluble ammonium polyphosphate particles and method for producing the particles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6093721A JPH07277713A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07277713A true JPH07277713A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14090282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6093721A Ceased JPH07277713A (ja) 1993-12-27 1994-04-06 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07277713A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000323A1 (fr) * 1997-06-26 1999-01-07 Chisso Corporation Polyphosphate d'ammonium a revetement thermoplastique et procede de preparation associe
JP2002309257A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Asahi Kasei Corp 表面架橋型ポリリン酸メラミン難燃剤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000323A1 (fr) * 1997-06-26 1999-01-07 Chisso Corporation Polyphosphate d'ammonium a revetement thermoplastique et procede de preparation associe
US6291068B1 (en) 1997-06-26 2001-09-18 Chisso Corporation Thermoplastic resin-coated ammonium polyphosphate and process for the preparation thereof
CN1121977C (zh) * 1997-06-26 2003-09-24 巴登海姆伊伯里卡公司 热塑树脂涂覆的多磷酸铵及其制法
JP2002309257A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Asahi Kasei Corp 表面架橋型ポリリン酸メラミン難燃剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0659819A1 (en) Flame-retardant thermosetting resin composition, waterinsoluble ammonium polyphosphate particles and process for producing the particles
US4466932A (en) Process for producing carbon articles
CZ286653B6 (cs) Práškovitá pojivová směs k výrobě vláknových roun nebo tvarových dílů z vláknového rouna
US4424300A (en) Powdered phenol-formaldehyde resin
WO2009027186A2 (de) Hyperverzweigte polymere mit guanidineinheiten
KR100190204B1 (ko) 2형 폴리인산암모늄 미립자의 제조방법
JPH06256665A (ja) バインダー混合物
US4454298A (en) Granular or powdery phenol-aldehyde resin and process for production thereof
JPH07277713A (ja) 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法
JPS61258819A (ja) 微小球状硬化フエノ−ル樹脂粒子の製造法
JPS5817114A (ja) 粒状ないし粉末状の含窒素フエノ−ル・アルデヒド系共重合樹脂及びその製造法
Simon et al. UF/pMDI wood adhesives: Networks blend versus copolymerization
Wang et al. Technological properties of a branched polyethyleneimine derivative as a cross-linker for low molar ratio urea-formaldehyde resins
Mazaheri et al. Urea impregnated multiwalled carbon nanotubes; a formaldehyde scavenger for urea formaldehyde adhesives and medium density fiberboards bonded with them
JP3221277B2 (ja) 不溶性ポリリン酸アンモニウム粒子及びその製造方法
JP2800092B2 (ja) 難燃性熱硬化性樹脂組成物
DE4433542A1 (de) Anorganischer Füllstoff, Verfahren zu seiner Herstellung und Harzzusammensetzung mit einem solchen Füllstoff
JP3654619B2 (ja) ポリカルボジイミド共重合体及びその製造方法
JPH09227110A (ja) 複合化ポリリン酸アンモニウム粒子およびその製造方法
JP2001294412A (ja) 被覆ポリリン酸アンモニウムおよびその製造方法
Kim et al. Furfuryl alcohol emulsion resins as co-binders for urea-formaldehyde resin-bonded particleboards
JPS61115920A (ja) 粒子状固形レゾ−ル樹脂組成物の製造方法
US20090149608A1 (en) Polycarbamides, polycarbamates, and polycarbamide-formaldehyde and polycarbamate-formaldehyde condensation resins
JPH07149739A (ja) メラミンシアヌレート顆粒およびその製造方法
JP3733608B2 (ja) 粉体塗料

Legal Events

Date Code Title Description
A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20040427