JPH07276794A - 図形像のプリンティング方法及びそのプリンティング装置 - Google Patents

図形像のプリンティング方法及びそのプリンティング装置

Info

Publication number
JPH07276794A
JPH07276794A JP7089621A JP8962195A JPH07276794A JP H07276794 A JPH07276794 A JP H07276794A JP 7089621 A JP7089621 A JP 7089621A JP 8962195 A JP8962195 A JP 8962195A JP H07276794 A JPH07276794 A JP H07276794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
ink
printing method
elements
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7089621A
Other languages
English (en)
Inventor
Alessandro Scardovi
アレッサンドロ・スカルドヴィ
Alcide Clemente
アルシデ・クレメンテ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olivetti Canon Industriale SpA
Original Assignee
Olivetti Canon Industriale SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olivetti Canon Industriale SpA filed Critical Olivetti Canon Industriale SpA
Publication of JPH07276794A publication Critical patent/JPH07276794A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2132Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • G06K15/102Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads
    • G06K15/105Multipass or interlaced printing
    • G06K15/107Mask selection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドットマトリックスに従ってプリントすべく
選択的に作動させることが出来、該プリンティング要素
の欠陥及び不均一に起因する印字の不均一現象を最小に
し得るようにプリンティングする方法及び装置。 【構成】 光学濃度の値が異なるグレー階調度を表示し
得るよう所定のピッチのグリッドに従って配置されたド
ットマトリックスに対応した位置にてプリントされ又は
プリントされない多数のドットから形成された図形像を
支持体にプリンティングする方法の改良に関する。イン
ク噴射要素及び対応するノズル114の欠陥及び不均一
に起因する印字の不均一を最小にし得るような方法にて
インク・ジェット・ドットマトリックス・プリンティン
グ装置を使用することが出来る。この方法は、各群が水
平方向に隣接していないドットにより形成されるように
ドットマトリックスを奇数Nの群に区分する段階を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットマトリックスに
従って選択的に作動させて、印字要素の欠陥及び不均一
に起因する印刷の不均一現象を最少にし得るような方法
にてプリントすることが出来る複数のプリンティング要
素を備える印字装置(簡略化のため、以下にプリンタと
称する)により、典型的に、紙シートであるが、紙シー
トにのみ限定されない支持体上に、所定のピッチのグリ
ッドに従って配置されたドットマトリックスに対応した
位置にプリントされ又はプリントされないままにした多
数のドットから形成される図形像をプリントする方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】当該技術分野で現在、公知のプリンタ
は、ヘッド上に各種の方法で配置された複数のプリンテ
ィング要素を有する固定、又は着脱可能なプリンティン
グヘッドを備えている。例えば、現在の技術に適応可能
な構成は、インクジェットプリンティングヘッドに関す
る米国特許第4,812,859号に記載されたものが
あり、ここでは、プリンティング要素は、複数のインク
噴射要素によって形成され、これらの複数のインク噴射
要素は、電気パルスを選択的に印加することにより、複
数のノズルから微細なインク滴を噴射する。これらのノ
ズルは、上記のグリッドの所定の数のピッチ又はステッ
プにより互いに離間されて二列に配置されており、その
二列は、互いに且つヘッドの移動方向に対し略平行であ
り、同一の線に属するその二つの連続するノズル間の距
離は、上述のグリッドのピッチの2倍に等しく、第一の
列のノズルは第二の列のノズルに関してグリッドのピッ
チステップに等しい距離だけ変位させてある。
【0003】上述の構成によれば、以下に走査と称す
る、支持体に関するヘッドの横方向への動きが為される
毎に、ヘッド上の全てのプリンティング要素を選択的に
作動させ、ノズル総数から1を引いた値に等しいグリッ
ドのピッチ又はステップに等しい高さの支持体ストリッ
プに上述の型式の像をプリントすることが可能となる。
【0004】支持体をノズル総数に等しいステップ数だ
け前進させ、ラインスペーシングと称する動作を行わせ
るか、或はこれと同等の変位をさせることにより、同様
に、走査動作を行わせ、その前の像の連続性を中断する
ことなく、ヘッド上の全てのプリンティング要素を選択
的に作動させた状態にて、支持体の全体がプリントされ
るような手順を繰り返すことで新たな支持体ストリップ
に同一の新たな像を形成することが可能となる。
【0005】選択的に画成した位置にインクを噴射すべ
く、要素に電気パルスを印加し、又は印加せずに、支持
体に上述のあらゆる型式の像をプリントすることが可能
となる。グリッドに対応したプリント可能な位置は、以
下に、「像要素」と称し、また、噴射要素によりインク
滴が選択的に噴射されるところの像要素は、以下に、
「ドット」と称する。更に、走査動作を作動させると同
時に、対応した像を構成する全てのドットをプリントし
得るような方法にてヘッド上の全てのインク噴射要素を
選択的に作動させることから成るこの工程は、以下に、
「パス」と称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第一の方法によ
れば、基本的ピッチの単一のグリッド列に属する全ての
ドットは同一のノズルからのインク滴によって形成され
ることは明らかである。その結果、インク噴射要素が不
作動となったり、又は、ノズルが完全に塞がり、又は、
例えば、不純物がノズルの縁部に付着することにより、
噴射される滴の方向がその理論上の軌跡に関して変位す
るため作動不良となったならば、プリント像には、例え
ば、プリントされない細い線の形態による極めて明白な
不均一さが生じる。
【0007】第二のプリント方法は、当該技術分野で公
知であり、個々のグリッド列に属するドットが二つの異
なるインク噴射要素から交互に供給されるインク滴によ
り形成されるようにすることにより、上述の欠点を軽減
しようとするものである。これは例えば、米国特許第
4,963,882号、同第4,967,203号及び
同第4,999,646号に記載されたものがある。
【0008】上記の結果は、個々のパスを構成する次の
第二の方法を適用することによって、得られる。
【0009】−ノズルが像要素の最初の半分にだけイン
ク滴を交互に噴射する第一の走査過程を行う。
【0010】−支持体、又はこれと代替的にヘッドをハ
ーフラインスペースだけ前進させる。 −第一のハーフラインと相補的な第二のハーフラインの
像要素内にてノズルがインク滴を噴射する第二の走査過
程を行なう。
【0011】この手順を繰り返す。その結果、第一の方
法の場合と同様に、支持体の全体にプリントされるが、
2倍の回数のパスを必要とするため、より長い時間がか
かる。
【0012】この第二の方法を更に明確にするため、図
2aに示したプリントヘッド131に関して説明する
が、ここで、対応するインク噴射要素(図示せず)に接
続されたノズル124は、通常、25.4mm(1イン
チ)の1/300に等しいが、25.4mm(1イン
チ)の1/100乃至1/600とすることが出来る基
本的ピッチ「P」×10の距離だけ互いに離間された、
略平行な2本の線124a、124b上に配置され、そ
の各線は、ピッチ「P」×2倍の距離だけ垂直方向に離
間されたノズルを25個、備えており、線124aに属
するノズル124の位置は、線124bに属する対応し
たノズル124の位置に関して1ピッチだけ変位させて
ある。
【0013】故に、複雑なドットマトリックス(明確化
のため、その各々が8つの像要素120から成る行(r
ow)122の8つのみを図示する図4aを参照)によ
り形成された光学濃度100%のグレー階調度(gra
dation of grey)の均一な像100dを
支持体にプリントするときの工程モードを分析すると、
次のことが明らかとなる。即ち、像100dは、走査過
程を2回行うことで完全にプリントされ、その第一の走
査過程において(図4b参照)、例えば、図2aに参照
符号26′乃至33′で示し、図4bにカッコ内の数字
で示したもののようなノズル124の一部が、像要素1
20の半分にだけ交互に対応する位置にてインク滴を噴
射して、その要素をドット121′としてプリントす
る。第二の走査動作中(図4c参照)、ハーフラインス
ペースだけ支持体を前進させた後、例えば、図2aに参
照符号1′乃至8′で示し、図4cにカッコ書きの数字
で示したもののようなノズル124の別の部分が、第一
の部分的な走査過程中に選択されたものと相補的な像要
素120にインク滴を噴射し、その要素をドット12
1′′としてプリントする。図4a、図4b、図4cに
おいて、水平方向及び垂直方向の双方に25.4mm
(1インチ)の1/300だけ互いに離間された像要素
120は、白丸又は黒丸で示してある一方、ドット12
1、121′、121′′は黒丸で示してある。
【0014】この方法によれば、像100dの行122
の各々が2つの異なるノズル124を使用して正確にプ
リントすることが可能となる。このため、ノズル自体、
及び対応したインク噴射要素の不良箇所が最少となる。
例えば、図4aに示した例において、行122dは、ノ
ズル1′及び26′によりプリントされる。
【0015】この第二の方法は、英字をプリントすると
き、特に効果的であり、極く最近までオフィスワークの
一般的な方法であった。しかしながら、プリントし、又
はプリントされないようにすることの出来る像要素の組
み合わせを規則的に配置することによりグレー階調度の
異なる像をプリントする段階を含む「ビジネス用図形」
を形成する方法が増々、普及するに至っている。このグ
レー階調度は、プリントされたドットの密度の差によっ
てその光学濃度が異なる。コンピュータ用のアプリケー
ションプログラムが市販されており、このプログラム
は、mが2乃至10の範囲で、個々に選択することが出
来る場合、典型的に2mに等しい所定の数のグレー階調
度を発生させることが出来る。これらのグレー階調度の
数は、グレー階調度を生じさせるときに使用する像要素
の基本的組み合わせ(基本マトリックス)の寸法によっ
て決まる。例えば、8×8像要素から成る基本マトリッ
クスを使用する場合、64(=26)の異なるグレー階
調度が実現されることはそれ自体、公知である。また
は、別の例として、4×4の基本マトリックスは16
(=24)のグレー階調度、16×16の基本マトリッ
クスは256(=28)のグレー階調度、32×32の
基本マトリックスは1204(=210)のグレー階調度
をそれぞれ実現することが可能である。
【0016】この点に関する一例を挙げるため、8×8
の像要素から成る基本マトリックスを使用して、異なる
64ものグレー階調度を形成する場合を分析すると、図
3a、図3b及び図3cによれば、光学濃度50%、3
1.25%及び25%に対応した3つの異なる階調度1
00a、100b、100cがそれぞれ示してある。上
述のように、水平方向及び垂直方向の双方に25.4m
m(1インチ)の1/300だけ互いに離間された像要
素120は、白丸又は黒丸で示す一方、ドット121は
黒丸で示してある。
【0017】上述の第二の方法は、光学濃度50%のグ
レー階調度(図5a、図5b及び図5cを参照)を有す
る像100aを支持体にプリントするときに最初に適用
される。像100aは、走査動作を2回行うことによっ
て完成され、最初の走査動作の結果が図5bに、二回目
の走査動作の結果が図5cにそれぞれ示してある。この
場合、像100aの同一の行122に属するドット12
1は、全て、最初の走査動作中にプリントされ、このた
め、同一のノズルによりプリントされる。図5aに示し
た例において、行122はノズル33′によってのみプ
リントされ、故に、公知の第二の方法はインク噴射要
素、及び対応したノズルの不均一さ及び不良箇所を最少
にすることは出来ない。
【0018】例えば、その前に使用したものと同一の参
照符号を使用する図6a、図6b、図6c及び図7a、
図7b、図7cにそれぞれ示した光学濃度31.25
%、25%の均一な像をプリントするときも同様の結果
が得られる。その結果、例えば、図6aの行122b
は、ノズル28′によってのみ、図7aの行122cは
ノズル7′によってのみそれぞれプリントされる。
【0019】上述の第二のプリント方法を採用すると
き、全てのマトリックスの像要素の数が偶数ならば、こ
の方法の効果は、著しく低下し、又は絶対的に且つ完全
に無効となり、特に、最大の光学濃度からより離れたグ
レー階調度の場合に顕著となることは容易に理解されよ
う。
【0020】
【課題を解決するための手段】以下に説明する本発明の
実施例は、プリントすべき像が、プリントされたドット
及びプリントされないドットを多数、組み合わせて規則
的に配置して構成された状況のときであってもプリンテ
ィング要素の作動不良又は劣化に起因する作用を最小に
することが可能であるドットマトリックスプリント方法
を提供するものである。
【0021】本発明は、上述のプリント方法を利用し
て、支持体上に像を形成するインクジェットドットマト
リックスプリンティング装置によって具体化することが
出来る。
【0022】本発明は、特許請求の範囲の請求項におけ
るその各種の特徴によりその範囲が特定される。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、一例として、
本発明の好適な実施例に関して説明する。
【0024】図1に説明したインクジェットドットマト
リックスプリンティング装置101は、駆動装置の作用
の下で矢印104で示した方向(前進動作)及び矢印1
05で示したその反対方向(復帰動作)の双方に摺動可
能であるキャリッジ102を備えている。該駆動装置
は、牽引要素108(例えば、環状の形状にした可撓性
ケーブル、又は歯付きベルト、又はその他の同等の要素
とすることが出来る)と、プーリー106によって該牽
引要素108を駆動して、該牽引要素108を動かすモ
ータ107とを備えている。該キャリッジ102は、像
を受け取るべく支持体109の前面に沿って摺動する像
形成装置、即ちプリントヘッド111を保持し、該支持
体109は、駆動手段112(例えば、ローラ、対のロ
ーラ、ベルト又はその他の同等の手段とすることが出来
る)によりキャリッジ102の摺動方向Bに垂直な方向
Aの方向にプリンティング装置101内を前進せしめら
れる。
【0025】ヘッド111は支持体109を向いた面1
50に多数のノズル114(図2b参照)を備えており
(非限定的な一例として48個)、このノズル114に
は、対応する噴射要素(図示せず)が接続されている。
ノズル114は、2本の略平行な線114a、114b
上に配置されており、これらの線は通常25.4mm
(1インチ)の1/300に等しい基本的走査ピッチ又
はステップである整数Kだけ互いに離間されているが、
この距離は、25.4mm(1インチ)の1/100乃
至1/600とすることが可能であり、また、キャリッ
ジ102の移動方向Bに対し垂直とし、その線の各々に
等しい数のノズル114が含まれるようにすることが出
来る。各線114a、114bにて、ノズル114は、
25.4mm(1インチ)の2/300だけ垂直方向に
離間されており、線114aに属するノズル114の位
置は、線114b上の対応するノズル114の位置に関
して25.4mm(1インチ)の1/300だけ変位さ
せてある。更に、プリンティング装置101の電子制御
装置115(図1参照)は、25.4mm(1インチ)
の1/300という基本的ピッチの何倍もの距離だけ、
支持体109を前進させることが出来る。このようにし
て、水平方向及び垂直方向の双方に300ドット/イン
チのグリッド上に配置されたドットにより支持体109
上に像を形成することが可能となる。
【0026】対応するノズル114に接続された噴射要
素の部分からのインクの噴射は、矢印104で示した方
向への前進動作中に限り、又は、前進動作104と矢印
105で示した復帰動作の双方のときに、電子制御装置
115により選択的に制御することが出来る。インク噴
射要素とノズルとの相関関係に関して、異なるヘッドの
形態111が採用可能であり、前に示した場合、噴射要
素の各々は、単一のノズルに接続されているが、例え
ば、米国特許第4,611,219号に開示されたよう
に、噴射ノズルの各々が複数のノズルに接続された、プ
リントヘッドも当該技術分野で公知である。以下、各噴
射要素に単一のノズルが対応するヘッドについて言及す
る場合でも、本発明の方法は、その他の任意の形態のプ
リントヘッドにも適用可能であり、例えば、各噴射要素
に複数、例えば8本のノズルを対応させることも可能で
ある。
【0027】本発明を具体化する方法は、奇数N回の走
査過程により各パスを奇数N個部分に区分する段階を含
み、その各々の場合、各ノズルは、奇数N個の像要素に
各々対応した単一のドットを選択的にプリントすること
が出来る。
【0028】次に、非限定的な一例として、上記の奇数
Nが3である、本発明の第一の実施例について説明す
る。光学濃度100%のグレー階調度の均一な像を支持
体にプリントするためには(明確化のため、各々8つの
像要素120から成る8つの行122のみを示す図8a
を参照)、像100dは、走査過程を3回、実施するこ
とにより形成される。
【0029】最初の走査過程時(図8b参照)、例え
ば、図2bに参照符号33〜40で示し且つ図8bにカ
ッコ内の参照符号で示したノズル114の一部が像要素
120の1/3に等しい第一の群にのみ対応して、イン
ク滴を選択的に噴射し、これにより3つの像要素120
の1つにドット121′をプリントする。2回目の走査
過程中(図8c参照)、支持体をラインスペースの1/
3だけ前進させた後、即ち、図2bに示すように、例え
ば、25.4mm(1インチ)の16/300に等しい
距離だけヘッド111を動かした後、例えば、図2bに
参照符号17〜24で示し且つ図8cのカッコ内参照符
号で示したノズル114の別の部分が、最初の走査過程
中に選択したものに続いて、像要素120により形成さ
れた第二の群に対応したインク滴を選択的に噴射し、ド
ット121′′をプリントする。この場合も3個の像要
素毎に1つのドットが形成される。最後に、3回目の走
査過程時(図8d参照)、支持体を再度、ラインスペー
スの1/3だけ前進させた後、例えば、図2bに参照符
号1〜8で示し且つ図8dにカッコ内参照符号で示した
ノズル114の更に別の部分が最初の走査過程で選択さ
れず、また2回目の走査過程でも選択されなかった像要
素120により形成された第3及び最後の群に対応した
インク滴を選択的に噴射し、ドット121′′′をプリ
ントする。このときも、3つの像要素毎に1つのドット
を形成する。要するに、像100dの個々の行122の
各々が異なる3つのノズル114によりプリントされ
る。例えば、図8aの行122d′はノズル1、17、
33でプリントされる。
【0030】図9a、図9b、図9c、図9d、及び図
10a、図10b、図10c、図10d、最後に図11
a、図11b、図11c、図11dには、本発明の方法
を使用して光学濃度50%、31.25%及び25%の
グレー階調度の均一な像100a、100b、100d
を形成する場合がそれぞれ示してある。通常の表現で説
明すれば、図9aにて、行122aはノズル2、18、
34により、図10aにて行122b′は、ノズル3、
19、35により、及び最後に、図11aにて行122
c′はノズル5、21、37によりそれぞれプリントさ
れると説明出来る。
【0031】図5a、図5b、図5c、図5d及び図6
a、図6b、図6c、図6d、最後に図7a、図7b、
図7c、図7dに示した、当該技術分野で公知の同様の
場合と比較すると、この方法により実現可能な改善点が
明確に確認される。この改善点は、各行122が常に、
別個の3つのノズルによってプリントされ、このこと
は、プリンティング要素の欠陥及び不均一に起因する印
刷の不均一を最小にするものである。
【0032】該方法の第二の実施例が光学濃度100%
の均一なグレー階調度のプリントに関して、図12a、
図12b、図12c、図12dに示してあり、また、光
学濃度50%の均一なグレー像100aをプリントする
場合に関して図13a、図13b、図13c、図13d
に示してある。これらの内容は、その前の対応する図の
ものと同一である。上述の実施例との相違点は、その前
に使用したものと異なり、第一、第二及び第三の走査過
程でそれぞれ選択された像要素に対応した3つの群に属
する像要素に区分する点である。
【0033】これは、最初の走査過程でプリントされた
ドット121′、2回目の走査過程でプリントされたド
ット121′′、3回目の走査過程でプリントされたド
ット121′′′をそれぞれ示す図12b及び図13
b、図12c及び図13c、図12d及び図13dに明
確に示してある。また、本発明の方法のこの第二の実施
例において、像100a、100dの個々の行122の
各々は、異なる3つのノズル114によりプリントさ
れ、例えば、図12aの行122d′′はノズル7、2
3、39により、図13aの行122a′′はノズル
5、21、37によりそれぞれプリントされることが容
易に理解される。
【0034】特に、この区分は、同一の走査過程で対角
状の長い連続的なドットがプリントされるのを回避する
ためであり、このことは、プリンティング装置101を
経る支持体109の前進動作の不均一さ又は不良の影響
を緩和することが望まれる状況にて好ましいことであ
る。
【0035】図10a、図10b、図10c、図10d
及び図11a、図11b、図11c、図11dにそれぞ
れ示した実施例に関して、光学濃度31.25%、25
%の均一なグレー像100b、100dをプリントする
ときの結果が本発明のこの第二の実施例を使用した場合
に如何に変形されるかが当業者に容易に理解されよう。
【0036】本発明の上記の実施例において、同一の走
査過程にてノズル114がインク滴を噴射することの出
来る、同一群に属する像要素120を選択するときの基
準は、垂直方向及び水平方向の双方において隣接するド
ットが同一の走査過程においてプリントされないことを
基準にする。しかしながら、本発明の範囲内で、同一の
走査過程にてノズル114がインク滴を噴射することの
出来る、同一群に属する像要素120を選択するときの
基準が、同一の走査過程でプリントされないのは水平方
向において隣接するドットのみであり、例えば垂直方向
において隣接した、2以上のドットは同一の走査過程に
てプリントされることを基準とする、上記の異なる形態
を採用することも可能である。
【0037】各走査過程にて、垂直方向に離間した一対
の隣接するドットを組み合わせることを含むこの方法の
第三の実施例が、光学濃度100%の均一なグレー像1
00dをプリントすることに関して図14a、図14
b、図14c、図14dに示してあり、また、光学濃度
50%の均一なグレー像100aをプリントすることに
関し図15a、図15b、図15c、図15dに示して
ある。これらの図では、その前の同様の図と同一の符号
が使用される。特に、図14b及び図15b、図14c
及び図15c、図14d及び図15dには、それぞれ最
初の走査過程でプリントされたドット121′、2回目
の走査過程でプリントされたドット121′′、3回目
の走査過程でプリントされたドット121′′′が示し
てある。本発明の方法のこの第三の実施例において、像
100dの個々の行122は、異なる3つのノズル11
4によりプリントされる。例えば、図14aの行122
d′′′はノズル2、18、34によりプリントされ
る。また、同様に、像100a内の各個々の行122は
異なる3つのノズル114によりプリントされる。例え
ば、図15aの行122a′′′はノズル4、20、3
6によりプリントされる。
【0038】しかしながら、同一の走査過程中において
垂直方向において隣接した2つ又は3つの像要素120
を組み合わせることにより、この方法の第四の実施例を
形成することが可能となる。この実施例は、光学濃度1
00%の均一なグレー像100dをプリントすることに
関して図16a、図16b、図16c、図16dに示し
てあり、また、光学濃度50%の均一なグレー像100
aをプリントすることに関して図17a、図17b、図
17c、図17dに示してある。これらの図面では、そ
の前の対応する図面と同一の参照符号が使用されてい
る。特に、図16b及び図17b、図16c及び図17
c、図16d及び図17dには、それぞれ最初の走査過
程でプリントされたドット121′、2回目の走査過程
でプリントされたドット121′′、3回目の走査過程
でプリントされたドット121′′′が示してある。
【0039】また、本発明のこの第四の実施例では、像
100a、100dの個々の行122は異なる3つのノ
ズル114によりプリントされる。例えば、図16aの
行122d′′′′はノズル3、19、35によってプ
リントされ、また、図17aの行122a′′′′はノ
ズル6、22、38によってプリントされる。
【0040】図10a、図10b、図10c、図10d
及び図11a、図11b、図11c、図11dにそれぞ
れ示した実施例に関して、本発明のこの第三及び第四の
実施例を使用した場合に、光学濃度31.25%、25
%の均一なグレー像100b、100dをプリントする
ときの結果が如何に変形されるかが当業者にとって容易
に理解されよう。
【0041】当業者にとって容易に案出可能な簡単な変
更を加えるだけで上述の他の実施例が採用可能である。
例えば、垂直方向において隣接した3つ以上の像要素を
同一走査過程において組み合わせるか、または、同一の
走査過程で選択された像要素を4×4の配置にてジグザ
グの形態に配置することが可能である。また、上記の奇
数Nが5であるときの本発明の方法は、当業者に容易に
理解されよう。その場合の結果が明確化のため、概括的
に示してある。ドットの個々の行は、一回のパスを形成
する、ヘッドの5回の走査動作のうちの1回の動作中に
5つの異なる噴射要素により形成され、速度が遅いとい
う不利益はあるにしても、プリントの均一さは更に改善
される。
【0042】ヘッドの全てのインク噴射要素が単一のイ
ンクリザーバ(図示せず)に接続され、故に、支持体上
にプリントされる像が単色である場合について、この新
規な方法の適用例に関して上述した。このインクリザー
バは、上述のヘッド111の場合のように、固定型とす
ることが出来、又は、交換可能な型式とし、その内部の
インクを使い切ったならば、ヘッドから取り外して、当
該技術分野で公知であるように、インクが満杯のリザー
バを交換することが可能である。
【0043】しかしながら、本発明の方法は、異なる中
間トーン又は階調度による像をカラープリントする場合
にも応用可能である。この場合、プリントヘッドの可能
な形態は、図18に参照符号141で示してある。
【0044】ノズル144は、3つの群144′、14
4′′、144′′′に物理的に分離されており、その
群の各々は最小数の6から最大数の48の範囲の多数の
ノズルから成っている。図8には、一群あたり15のノ
ズルがある場合について示してある。その各々が例えば
シアン(C)、マゼンタ(M)、黄色(G)という異な
る色のインクを保持する別個の3つのインクリザーバ
(図示せず)の一つから各群のノズルに供給される。ノ
ズル144の3つの群144′、144′′、14
4′′′は垂直方向に整合され且つ互いに離間されてい
る。各群は、基本的走査ピッチ「P」に等しい整数K′
だけ互いに離間された2本の線144a、144bで構
成されている。同一線に属するノズル144同士は基本
的ピッチ「P」×2の距離だけ垂直方向に離間されてい
る一方、第一の線144aのノズル144は、第二の線
144bの対応したノズル144に関して「P」×1の
距離だけずらされている。
【0045】しかしながら、本発明の方法は、3つの群
のノズル144′、144′′、144′′′の各々に
適用され、この場合、各パスは3に等しい奇数N回の走
査過程から成る実施例であり、その部分的走査過程の各
々における支持体の前進動作は、例えば、各群のノズル
によりプリント可能な高さH(図18)の僅か1/3と
なるように変更する。本発明による方法を使用する3つ
の群のノズル144′、144′′、144′′′に対
応した3つの色の各々の範囲内において、上述の単色プ
リントヘッドの場合について既に説明したように、不均
一及び不良を最小にするという同一の有利な効果を得る
ことが可能である。
【0046】より具体的には、本発明を具体化するプリ
ント方法は、以下のようにより概括的に説明させる。
【0047】−一回の走査過程でプリントすることの出
来る全ての像要素Eを奇数であるN個の群に区分し、水
平方向に隣接した像要素の一区分E/Nが上記群の各々
に存在するようにする。
【0048】−N個の群のうちの一つに属するE/N個
の像要素にだけ対応した噴射要素を各走査において選択
的に作動させて、同一走査を繰り返すことなくN回の走
査過程が行われる。
【0049】−各走査過程が終わる毎にヘッドをライン
スペースの1/Nに等しい距離だけ変位させる。
【0050】既に上述したように、本発明は変形例が可
能であり、例えば、像要素を上述のN群に区分する基
準、像を形成する構造の形態又はプリント支持体とキャ
リッジとを相対的に動かすための方法は、本発明の範囲
から逸脱せずに変更が可能であることが当業者に理解さ
れよう。
【0051】また、インクジェット・ドット・マトリッ
クス・プリンティング装置に適用する場合について詳細
に説明したが、本発明の方法は、例えば、インパクト
型、感熱型又は熱転写又は発光ダイオードのような異な
る技術を使用する複数のプリンティング要素を備える任
意のプリンティング装置により有利に応用可能であるこ
とが明らかであろう。
【0052】
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化するインク・ジェットプリンテ
ィング装置の概略図である。
【図2】2aは、公知技術における単色型式のプリント
ヘッドのノズルの配置の概略図である。2bは、本発明
を具体化する単色型式のプリントヘッドのノズルの配置
の概略図である。
【図3】3aは、異なるグレー階調度を生じさせる基本
マトリックスの例を示す図である。3bは、3aと同様
の図である。3cは、3aと同様の図である。
【図4】4aは、ドットから成る完全なグリッドをプリ
ントする公知技術の方法を使用して得られたプリント結
果を示す図である。4bは、4aと同様の図である。4
cは、4aと同様の図である。
【図5】5aは、図3の3aに示した基本マトリックス
をプリントする公知技術の方法を使用して得られたプリ
ント結果を示す図である。5bは、図3の3bに対応す
る5aと同様の図である。5cは、図3の3cに対応す
る5aと同様の図である。
【図6】6aは、図3の3aに示した基本マトリックス
をプリントする公知技術の方法を使用して得られたプリ
ント結果を示す図である。6bは、図3の3bに対応す
る6aと同様の図である。6cは、図3の3cに対応す
る6aと同様の図である。
【図7】7aは、図3の3aに示した基本マトリックス
をプリントする公知技術の方法を使用して得られたプリ
ント結果を示す図である。7bは、図3の3bに対応す
る7aと同様の図である。7cは、図3の3cに対応す
る7aと同様の図である。
【図8】8aは、ドットから成る完全なグリッドをプリ
ントする本発明の方法の第一の実施例を使用して得られ
たプリント結果を示す図である。8bは、8aと同様の
図である。8cは、8aと同様の図である。8dは、8
aと同様の図である。
【図9】9aは、図3の3aに示した基本マトリックス
をプリントする本発明の方法の第一の実施例を使用して
得られたプリント結果を示す図である。9bは、図3の
3bに対応する9aと同様の図である。9cは、図3の
3cに対応する9aと同様の図である。
【図10】10aは、図3の3aに示した基本マトリッ
クスをプリントする本発明の方法の第一の実施例を使用
して得られたプリント結果を示す図である。10bは、
図3の3bに対応する10aと同様の図である。10c
は、図3の3cに対応する10aと同様の図である。
【図11】11aは、図3の3a、に示した基本マトリ
ックスをプリントする本発明の方法の第一の実施例を使
用して得られたプリント結果を示す図である。11b
は、図3の3bに対応する11aと同様の図である。1
1cは、図3の3cに対応する11aと同様の図であ
る。
【図12】12aは、ドットかに成る完全なグリッドを
プリントする本発明の方法の第二の実施例を使用して得
られたプリント結果を示す図である。12bは、12a
と同様の図である。12cは、12aと同様の図であ
る。12dは、12aと同様の図である。
【図13】13aは、図3の3aに示した基本的マトリ
ックスをプリントする本発明の方法の第二の実施例を使
用して得られたプリント結果を示す図である。13b
は、図3の3bに対応する13aと同様の図である。1
3cは、図3の3cに対応する13aと同様の図であ
る。13dは、図3の3dに対応する13aと同様の図
である。
【図14】14aは、ドットから成る完全なグリッドを
プリントする本発明の方法の第三の実施例を使用して得
られたプリント結果を示す図である。14bは、14a
と同様の図である。14cは、14aと同様の図であ
る。14dは、14aと同様の図である。
【図15】15aは、図3の3aに示した基本的マトリ
ックスをプリントする本発明の方法の第三の実施例を使
用して得られたプリント結果を示す図である。15b
は、図3の3bに対応する15aと同様の図である。1
5cは、図3の3cに対応する15aと同様の図であ
る。15dは、図3の3cに対応する15aと同様の図
である。
【図16】16aは、ドットから成る完全なグリッドを
プリントする本発明の方法の第四の実施例を使用して得
られたプリント結果を示す図である。16bは、16a
と同様の図である。16cは、16aと同様の図であ
る。16dは、16aと同様の図である。
【図17】17aは、図3の3aに示した基本的マトリ
ックスをプリントする本発明の方法の第四の実施例を使
用して得られたプリント結果を示す図である。17b
は、図3の3bに対応する17aと同様の図である。1
7cは、図3の3cに対応する17aと同様の図であ
る。17dは、図3の3dに対応する17aと同様の図
である。
【図18】複数の色を有する像を形成するプリントヘッ
ドのノズルの配置を示す概略図である。
【符号の説明】
1〜48 プリンティング要素 100a 光学濃度50%のグレー階調度の均一な像 100b 光学濃度31.25%のグレー階調度の均一
の像 100c 光学濃度25%のグレー階調度の均一の像 100d 光学濃度100%のグレー階調度の均一の像 101 インク・ジェット・ドット・マトリックス・プ
リンティング装置 102 キャリッジ 106 プーリー 107 モータ 108 牽引要素 109 支持体 111 プリントヘ
ッド 112 駆動手段 114 ノズル 115 電子制御装置 120 像要素 121 ドット 124 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 (72)発明者 アルシデ・クレメンテ イタリア共和国トリノ,ボルゴフランコ・ ディ・イヴレア,ヴィア・アンドラーテ 68

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字支持体(109)に関して多数回の
    走査過程に従い第一の方向に及びそれぞれ多数のライン
    スペースを有して第二の方向に可動であるプリンティン
    グヘッド(111)により、所定のピッチの像要素Eを
    有するグリッドに従って配置された多数のドット列で表
    現される光学濃度レベルの異なる図形像を前記支持体
    (109)上にプリンティングする方法であって、 前記ヘッドが、前記像要素に従って選択的に作動され
    て、前記支持体に前記ドットをプリンティングすること
    の出来る複数のプリンティング要素(1〜48)を備え
    るようにしたプリンティング方法にして、(a)前記走
    査過程を一回行うことによりプリントすることの出来る
    前記像要素Eを各々が前記第一の方向において互いに隣
    接していない像要素(121′、121′′、12
    1′′′)により形成されるような方法で奇数N個の群
    に区分する段階と、(b)前記N個の群のうちの一つの
    群に属する像要素に対応した前記プリンティング要素を
    前記走査過程毎に選択的に作動させながら、N回の走査
    過程を行う段階と、(c)前記N回の走査過程の各走査
    過程が終わる毎にラインスペースの1/Nに等しい距離
    だけ前記ヘッドを前記第二の方向に相対的に変位させる
    段階と、を備えることを特徴とするプリンティング方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記N個の群の各々がE/N個の像要素により形
    成されるようにしたことを特徴とするプリンティング方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記第一の方向において互いに隣接していない前
    記像要素が前記第二の方向においても互いに隣接してい
    ないようにしたことを特徴とするプリンティング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記第一の方向において互いに隣接していない前
    記像要素が前記第二の方向においては2個ずつ互いに隣
    接しているようにしたことを特徴とするプリンティング
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記第一の方向において互いに隣接していない前
    記像要素が前記第二の方向においては3個ずつ互いに隣
    接しているようにしたことを特徴とするプリンティング
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記第一の方向においては互いに隣接していない
    前記像要素が、前記第二の方向においては一部分が2個
    ずつ互いに隣接し、及び一部分が3個ずつ互いに隣接し
    ているようにしたことを特徴とするプリンティング方法
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、ヘッドの前記第二の方向への相対的な前記変位
    が、前記支持体を前記第二の方向に前進させることによ
    り行われるようにしたことを特徴とするプリンティング
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記ヘッドの前記第二の方向への相対的な変位
    が、前記ヘッドを前記第二の方向に前進させることによ
    り行われるようにしたことを特徴とするプリンティング
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のプリンティング方法に
    して、前記ドット行が前記像要素の4×4配列のグリッ
    ド上に配置されるようにしたことを特徴とするプリンテ
    ィング方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記ドット行が前記像要素の8×8配列のグリ
    ッド上に配置されるようにしたことを特徴とするプリン
    ティング方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記ドット行が前記像要素の16×16配列の
    グリッド上に配置されるようにしたことを特徴とするプ
    リンティング方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記ドット行が前記像要素の32×32配列の
    グリッド上に配置されるようにしたことを特徴とするプ
    リンティング方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記ピッチが25.4mm(1インチ)の1/
    100乃至1/600の範囲内の値であるようにしたこ
    とを特徴とするプリンティング方法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記走査過程が前進動作(104)及び反対の
    復帰動作(105)により形成され、前記プリンティン
    グ要素による前記ドットの前記プリンティングが前記前
    進動作中にのみ行われるようにしたことを特徴とするプ
    リンティング方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載のプリンティング方法
    にして、前記走査過程が前進動作(104)及び反対の
    復帰動作(105)により形成され、前記プリンティン
    グ要素による前記ドットの前記プリンティングが前記前
    進動作及び前記復帰動作の双方にて行われるようにした
    ことを特徴とするプリンティング方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15の何れかの項に記載
    した方法に従い、前記インクを噴射する複数の要素を備
    えるプリンティングヘッドにより支持体上に像を形成す
    ることを特徴とするインク・ジェット・ドット・マトリ
    ックス・プリンティング装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記インク噴射要素による前記インクの二つ
    の噴射モードの一つを選択する選択手段(115)を備
    え、前記モードの第一のモードが前記前進動作中にのみ
    インクを噴射する段階を含み、前記モードの第二のモー
    ドが前記動作の双方にてインクを噴射する段階を含むこ
    とを特徴とするプリンティング装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記複数のインク噴射要素の数が20乃至1
    20の範囲内であるようにしたことを特徴とするプリン
    ティング装置。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記インクが単色であることを特徴とするプ
    リンティング装置。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記インク噴射要素が対応したノズル(11
    4)を介してインク滴を噴射し、前記ノズルが互いに略
    平行な2本の線の上に配置されていることを特徴とする
    プリンティング装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のプリンティング装
    置にして、前記ノズル(114)の数が前記インク噴射
    要素の各々に対し1乃至8の範囲内であるようにしたこ
    とをを特徴とするプリンティング装置。
  22. 【請求項22】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記プリンティングヘッドが前記インクを保
    持する貯蔵手段を更に備え、前記インク貯蔵手段が交換
    可能な型式であるようにしたことを特徴とするプリンテ
    ィング装置。
  23. 【請求項23】 請求項16に記載のプリンティング装
    置にして、前記複数のインク噴射要素が3つの群に区分
    され、該インク噴射群の各々が互いに異なる色の3種類
    のインクのうちの一つを噴射することが可能であるよう
    にしたことを特徴とするプリンティング装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のプリンティング装
    置にして、前記3つの群の各々が6乃至48の範囲の多
    数のインク噴射要素を備えることを特徴とするプリンテ
    ィング装置。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載のプリンティング装
    置にして、前記インク噴射要素が互いに略平行な2本の
    線の上に配置されるようにしたことを特徴とするプリン
    ティング装置。
  26. 【請求項26】 請求項23に記載のプリンティング装
    置にして、前記異なる色の3種類のインクがそれぞれシ
    アン、黄色及びマゼンタであることを特徴とするプリン
    ティング装置。
JP7089621A 1994-04-14 1995-04-14 図形像のプリンティング方法及びそのプリンティング装置 Withdrawn JPH07276794A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT94A000286 1994-02-17
ITTO940286A IT1273141B (it) 1994-04-14 1994-04-14 Metodo per migliorare la stampa di immagini grafiche e relativa apparecchiatura di stampa a matrice di punti a getto di inchiostro

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07276794A true JPH07276794A (ja) 1995-10-24

Family

ID=11412457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7089621A Withdrawn JPH07276794A (ja) 1994-04-14 1995-04-14 図形像のプリンティング方法及びそのプリンティング装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0677390B1 (ja)
JP (1) JPH07276794A (ja)
DE (1) DE69515542T2 (ja)
IT (1) IT1273141B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992962A (en) * 1994-12-22 1999-11-30 Hewlett-Packard Company Print masks for inkjet printers
JP3359211B2 (ja) 1995-12-28 2002-12-24 キヤノン株式会社 記録方法および記録装置
IL117278A (en) * 1996-02-27 2000-02-17 Idanit Tech Ltd Method for operating an ink jet printer
US6296343B1 (en) * 1996-10-21 2001-10-02 Hewlett-Packard Company Edge enhancement depletion technique for over-sized ink drops to achieve high resolution X/Y axes addressability in inkjet printing
JPH10157095A (ja) * 1996-10-21 1998-06-16 Hewlett Packard Co <Hp> カラーインクジェットプリントにおける高解像度のアドレス指定能力のための外部寸法の完全性
KR19980032993A (ko) * 1996-10-21 1998-07-25 베이커드웨이 스오스 프린팅 시스템 및 멀티 칼라 잉크젯 프린팅 방법
US6067405A (en) * 1997-03-04 2000-05-23 Hewlett-Packard Company Multipass color printmasks based on location rules to minimize hue shift, banding and coalescence
US6019454A (en) * 1997-03-04 2000-02-01 Hewlett-Packard Company Multipass inkjet printmodes with randomized dot placement, to minimize patterning and liquid loading
JPH11240208A (ja) * 1997-12-25 1999-09-07 Canon Inc 記録装置及び記録方法
EP0981105A1 (en) * 1998-08-17 2000-02-23 Océ-Technologies B.V. Method of compensating failure of a dot generating unit in a printing system
JP2000062159A (ja) 1998-08-17 2000-02-29 Oce Technol Bv 印刷装置のドット生成ユニットの故障を補償する方法
EP1361070B1 (en) * 2002-05-08 2006-03-08 Agfa-Gevaert Multi-resolution printing method and printing device
DE102006046628B4 (de) * 2006-09-29 2010-10-14 Mühlbauer Ag Druckverfahren zum Laserdrucken von Kunststoffmaterial
JP2015016671A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 セイコーエプソン株式会社 ドット記録装置、ドット記録方法、及び、そのためのコンピュータープログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06102382B2 (ja) * 1984-12-28 1994-12-14 富士通株式会社 プリンタの分割印字装置
US4812859A (en) * 1987-09-17 1989-03-14 Hewlett-Packard Company Multi-chamber ink jet recording head for color use
US5239312A (en) * 1990-02-02 1993-08-24 Dataproducts Corporation Interlaced ink jet printing
US6513906B1 (en) * 1991-06-06 2003-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and recording method
JP3093489B2 (ja) * 1992-11-12 2000-10-03 キヤノン株式会社 インクジェット記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
ITTO940286A1 (it) 1995-10-14
EP0677390A1 (en) 1995-10-18
EP0677390B1 (en) 2000-03-15
DE69515542T2 (de) 2000-08-10
IT1273141B (it) 1997-07-04
ITTO940286A0 (it) 1994-04-14
DE69515542D1 (de) 2000-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1106369B1 (en) Combination of bidirectional- and unidirectional-printing using plural ink types
US7762640B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
US20090315932A1 (en) Method and system for high speed multi-pass inkjet printing
US6663222B2 (en) Ink jet printer with nozzle arrays that are moveable with respect to each other
EP0899681B1 (en) Method of printing with an ink jet printer using an enhanced horizontal resolution
JPH07276794A (ja) 図形像のプリンティング方法及びそのプリンティング装置
JP2002052699A (ja) 互いの非整数倍である解像度を有する複数のプリントマスクを使用する印刷システム
EP1192048B1 (en) Method of printing with an ink jet printer using multiple carriage speeds
US6315388B1 (en) Draft printing
JPH09164706A (ja) インクジェットヘッド
JPH0569598A (ja) インタレース印刷方法
US6679583B2 (en) Fast mutually interstitial printing
JP4345046B2 (ja) インクジェットプリンタ及び画像記録方法
US6682172B2 (en) Method and apparatus for maintaining colour sequence when printing
JP4168573B2 (ja) 異なるタイミングで形成されるドット間の形成位置のずれの調整
JP4111204B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP3533771B2 (ja) カラー印字およびモノクロ印字をするプリンタ
JP3371567B2 (ja) カラーインクジェット記録方法及び記録装置
US8967770B2 (en) Inkjet printer and printing method
JPH08281973A (ja) インクジェット式カラープリンタ
JP2003182066A (ja) 紙移動によるバンディングを減少するための印刷方法及び装置
JPH09290519A (ja) プリンタ装置およびプリンタヘッド
JP4409130B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2003182050A (ja) 高速相互割込印刷
JP2007090714A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702