JPH0726253U - グローブボックス - Google Patents

グローブボックス

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JPH0726253U
JPH0726253U JP5717593U JP5717593U JPH0726253U JP H0726253 U JPH0726253 U JP H0726253U JP 5717593 U JP5717593 U JP 5717593U JP 5717593 U JP5717593 U JP 5717593U JP H0726253 U JPH0726253 U JP H0726253U
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JP
Japan
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box
lid
plate
opening
sides
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Withdrawn
Application number
JP5717593U
Other languages
English (en)
Inventor
智徳 田中
Original Assignee
西川化成株式会社
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Publication date
Application filed by 西川化成株式会社 filed Critical 西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボックス閉時にリッド両側端部とボックス収
納開口部の両側開口縁部との間に一定の隙間を形成して
見栄えを良くする。部品点数を低減してコストダウン化
を図るとともに、手間のかかる取付け工程をなくす。 【構成】 ボックス本体1の前面に設けられたリッド3
の両側端部9に4箇所の薄肉ヒンジ13によって3つの
板状片15に区分された一対の隙間規制手段11を一体
に成形する。ボックス開状態で各薄肉ヒンジ13を支点
として互いに角度を変えて板状片15をリッド3裏面側
に突出させる一方、ボックス閉状態でリッド3裏面側に
突出する板状片15部分をボックス収納開口部a3 の両
側開口縁部a4 の対向壁面a5 で押圧して変形させると
ともに、他の板状片15部分をボックス収納開口部a3
の両側開口縁部a4 の対向壁面a5 に続く側壁面a6 に
圧接させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等車両のインストルメントパネルに装着される小物入れとし てのグローブボックスの改良に関し、特にグローブボックスとインストルメント パネルのボックス収納開口部との隙間を一定に保つ対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、グローブボックスにおいては、ボックス開閉時にリッド両側端部がイ ンストルメントパネルのボックス収納開口部の両側開口縁部と干渉することによ る傷付きを回避する観点や、開閉操作の容易化を図る観点等から、リッド両側端 部とボックス収納開口部の両側開口縁部との間に隙間を形成するようになされて いる。
【0003】 そして、このようにボックス収納開口部の両側開口縁部との間に隙間を形成す るようにしたグローブボックスとして、例えば特開昭58−43843号公報に 開示されているように、リッド両側端部にカム部材を回動可能に取り付け、ボッ クス閉時に該カム部材をボックス収納開口部の両側開口縁部の内壁に摺接させる ことにより、リッド両側端部とボックス収納開口部の両側開口縁部との間の隙間 を一定に保ち、見栄えを良くするようにしたグローブボックスが提案されている 。また、このようなグローブボックスにおいては、ボックス閉状態でのリッドの ガタ付きを防止するためにリッド裏面にクッションラバーを取り付けることが通 常よく行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の提案例のグローブボックスでは、リッド両側端部とボックス 収納開口部の両側開口縁部との間の一定の隙間によって見栄えを良くすることが できるものの、カム部材はグローブボックスとは別部品であり、その分だけ部品 点数が増えてコストアップ化を招くという問題がある。また、カム部材をリッド 両側端部に取り付けなければならず、取付け工程が必要で手間がかかるという問 題もある。さらに、リッド裏面にクッションラバーを取り付ける場合においても 、同様に部品点数の増加、コストアップ化および取付け作業による手間増加を招 来する。
【0005】 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リ ッドの両側端部の構造を別部品を用いることなく改良することにより、ボックス 閉時にこの改良箇所をボックス収納開口部の両側開口縁部の内壁に圧接させ、リ ッド両側端部とボックス収納開口部の両側開口縁部との間に一定の隙間を形成し て見栄えを良くし、しかも部品点数を低減してその分だけコストダウン化を図る とともに、手間のかかる取付け工程をなくさんとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、インストルメントパネルのボックス収 納開口部に開閉可能に装着される樹脂製グローブボックスを対象とし、次のよう な解決手段を講じた。
【0007】 すなわち、本考案の解決手段は、ボックス本体と、該ボックス本体の前面に設 けられたリッドとを備えさせる。さらに、該リッドの両側端部に4箇所の薄肉ヒ ンジによって3つの板状片に区分された一対の隙間規制手段を一体に成形する。 また、ボックス開状態で上記各薄肉ヒンジを支点として互いに角度を変えてリッ ド裏面側に突出する一方、ボックス閉状態で上記リッド裏面側に突出する板状片 部分を上記ボックス収納開口部の両側開口縁部の対向壁面で押圧して変形させる とともに、他の板状片部分をボックス収納開口部の両側開口縁部の対向壁面に続 く側壁面に圧接させるように上記各隙間規制手段の板状片を構成したことを特徴 とする。
【0008】
【作用】
上記の構成により、本考案の解決手段では、ボックス開状態でリッド両側端部 からリッド裏面側に突出する隙間規制手段の3つの板状片は、ボックス閉状態で その板状片部分がボックス収納開口部の両側開口縁部の対向壁面で押圧されて各 薄肉ヒンジを支点として互いに角度を変えて変形するとともに、他の板状片部分 が上記ボックス収納開口部の両側開口縁部の対向壁面に続く側壁面に上記各薄肉 ヒンジを支点として互いに角度を変えて圧接される。
【0009】 このことから、リッドは前後左右方向への動きが規制され、リッド両側端部と ボックス収納開口部の両側開口縁部との間に一定の隙間が形成されて見栄えが良 くなる。
【0010】 また、上記隙間規制手段は、4箇所の薄肉ヒンジによって3つの板状片に区分 されてリッドの両側端部に一体に成形されていることから、カム部材等の別部品 が不要になり、その分だけ部品点数が低減して安価に製作されるとともに、取付 け工程がなくなって製作が容易になる。
【0011】 さらには、隙間規制手段がボックス収納開口部の両側開口縁部に圧接している ため、リッドがガタ付かず、ガタ付きを防止するために従来用いていたクッショ ンラバーが不要となって部品点数が少なくなり、上記と同様に安価に製作される とともに、取付け工程がなくなって製作が容易になる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図5は自動車等車両の内装品としてのインストルメントパネルAを示す。該イ ンストルメントパネルAはアッパーパネルa1 とロアーパネルa2 とで構成され 、このロアーパネルa2 には矩形のボックス収納開口部a3 が形成され、該ボッ クス収納開口部a3 には、本考案の実施例に係る樹脂製グローブボックスBが図 示しないヒンジによって上下方向に開閉可能に装着されている。
【0014】 図4に示すように、該グローブボックスBは、上方が開放したボックス本体1 を備えてなり、該ボックス本体1の前面にはリッド3が一体に設けられている。 図3に示すように、該リッド3は、上記ボックス本体1の前壁を兼ねるリッドイ ンナーパネル5と、リッドアウターパネル7とを振動溶着等によって一体に組み 付けて構成されている。
【0015】 本考案の特徴として、上記リッド3のリッドインナーパネル5の両側端部9, 9上端寄りには、一対の帯状の隙間規制手段11,11が一体に成形され、該各 隙間規制手段11は、4箇所の薄肉ヒンジ13,13,…によって3つの板状片 15,15,15に等分に区分されている。一方、上記リッドアウターパネル7 の両側端部17,17上端寄りには、矩形に切り欠かれた切欠部19,19が上 記各隙間規制手段11に対応して形成され、リッドインナーパネル5およびリッ ドアウターパネル7を組み付けた状態で上記各隙間規制手段11(各板状片15 )を各切欠部19からリッド3裏面側に突出させるようにしている。
【0016】 つまり、上記各隙間規制手段11の板状片15は、ボックス開状態で上記各薄 肉ヒンジ13を支点として互いに角度を変えて切欠部19からリッド3裏面側に 突出し、図1に示すように、この突出状態はグローブボックスBが閉まる直前ま で続く。一方、上記各隙間規制手段11の板状片15は、図2に示すように、ボ ックス閉状態で上記リッド3裏面側に突出する板状片15部分を上記ボックス収 納開口部a3 の両側開口縁部a4 ,a4 の対向壁面a5 で押圧して変形させると ともに、他の板状片15部分をボックス収納開口部a3 の両側開口縁部a4 ,a 4 の対向壁面a5 に続く側壁面a6 に圧接させるように構成されている。
【0017】 なお、グローブボックスBのボックス本体1の両側壁面1a,1a後端には、 一対(図4に一方のみ表われる)のストッパー21,21が突設され、該両スト ッパー21,21を上記ボックス収納開口部a3 の両側内壁に形成したガイド凹 所(図示せず)に案内せしめてグローブボックスBの開角度を一定に保持するよ うになされている。
【0018】 このように、本実施例では、ボックス閉状態で左右の隙間規制手段11,11 の各板状片15部分をボックス収納開口部a3 の両側開口縁部a4 ,a4 の対向 壁面a5 で押圧して各薄肉ヒンジ13を支点として互いに角度を変えて変形させ るとともに、他の板状片15部分を上記ボックス収納開口部a3 の両側開口縁部 a4 ,a4 の対向壁面a5 に続く側壁面a6 に上記各薄肉ヒンジ13を支点とし て互いに角度を変えて圧接させるようにしていることから、リッド3の前後左右 方向への動きを規制して、リッド両側端部(リッドアウターパネル7の両側端部 17)とボックス収納開口部a3 の両側開口縁部a4 ,a4 との間に一定の隙間 Sを形成することができて見栄えを良くすることができる。
【0019】 また、上記各隙間規制手段11を4箇所の薄肉ヒンジ13,13,…によって 3つの板状片15,15,15に区分してリッドインナーパネル5の両側端部9 ,9に一体に成形していることから、カム部材等の別部品を用いずに済み、その 分だけ部品点数を低減して安価に製作することができるとともに、取付け工程を なくすることができて容易に製作することができる。
【0020】 さらに、上記実施例では、隙間規制手段11をボックス収納開口部a3 の両側 開口縁部a4 に圧接させていることから、リッド3がガタ付かず、ガタ付きを防 止するためにクッションラバーを用いずに済み、部品点数を低減することができ るとともに、上記と同様に製作を安価にかつ容易に行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、リッドの両側端部に4箇所の薄肉ヒン ジによって3つの板状片に区分された一対の隙間規制手段を一体に成形し、ボッ クス閉状態で上記リッド裏面側に突出する板状片部分をボックス収納開口部の両 側開口縁部の対向壁面で押圧して変形させるとともに、他の板状片部分を上記ボ ックス収納開口部の両側開口縁部の対向壁面に続く側壁面に圧接させるようにし た。このことから、リッドのガタ付きを防止できてリッド両側端部とボックス収 納開口部の両側開口縁部との間に一定の隙間を形成することができ、見栄えを良 くすることができる。また、上記隙間規制手段をリッドの両側端部に一体に成形 したので、カム部材等の別部品がいらず部品点数の低減によって製作費を安価す ることができるとともに、取付け工程をなくして製作を容易に行うことができる 。さらに、隙間規制手段のボックス収納開口部の側開口縁部との圧接によって、 リッドのガタ付き防止用のクッションラバーがいらず、部品点数を低減すること ができるとともに、安価にかつ容易に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グローブボックスを閉じる直前における隙間規
制手段を示す断面図である。
【図2】グローブボックスの閉状態における隙間規制手
段の状態を示す断面図である。
【図3】グローブボックスのリッドの隙間規制手段部分
の状態を示す分解斜視図である。
【図4】グローブボックスの斜視図である。
【図5】インストルメントパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 3 リッド 9 側壁面 11 隙間規制手段 13 薄肉ヒンジ 15 板状片 17 側端部 A インストルメントパネル a3 ボックス収納開口部 a4 開口縁部 a5 対向壁面 a6 側壁面 B グローブボックス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルのボックス収納
    開口部に開閉可能に装着される樹脂製グローブボックス
    であって、 ボックス本体と、該ボックス本体の前面に設けられたリ
    ッドとを備え、 該リッドの両側端部には、4箇所の薄肉ヒンジによって
    3つの板状片に区分された一対の隙間規制手段が一体に
    成形され、 該各隙間規制手段の板状片は、ボックス開状態で上記各
    薄肉ヒンジを支点として互いに角度を変えてリッド裏面
    側に突出する一方、ボックス閉状態で上記リッド裏面側
    に突出する板状片部分を上記ボックス収納開口部の両側
    開口縁部の対向壁面で押圧して変形させるとともに、他
    の板状片部分をボックス収納開口部の両側開口縁部の対
    向壁面に続く側壁面に圧接させるように構成されている
    ことを特徴とするグローブボックス。
JP5717593U 1993-10-22 1993-10-22 グローブボックス Withdrawn JPH0726253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5717593U JPH0726253U (ja) 1993-10-22 1993-10-22 グローブボックス

Applications Claiming Priority (1)

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JP5717593U JPH0726253U (ja) 1993-10-22 1993-10-22 グローブボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726253U true JPH0726253U (ja) 1995-05-16

Family

ID=13048204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5717593U Withdrawn JPH0726253U (ja) 1993-10-22 1993-10-22 グローブボックス

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JP (1) JPH0726253U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112288A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用内装トリム
JP2010137771A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Inoac Corp 物品収納ボックス
JP2010202157A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Honda Motor Co Ltd 収納装置の振動抑制構造
JP2011057159A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Nifco Inc 付勢装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305