JP4104739B2 - スライドドアの全開チェック機構 - Google Patents

スライドドアの全開チェック機構 Download PDF

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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05F5/00Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/531Doors

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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバン型自動車におけるスライドドアの全開チェック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すようにバン型自動車のスライドドアS・Dは、アッパガイド手段U・G、ロアガイド手段L・Gおよびリヤガイド手段R・Gによって前後方向にスライドガイドされ、前記ロアガイド手段L・GにはスライドドアS・Dを全開位置で保持する全開チェック機構を設けて、スライドドアS・Dが全開位置から不用意に閉動することがないようにしている。
【0003】
このロアガイド手段L・Gは図5に示すように、スライドドアS・Dの下端部に固設したローラーステイ2に縦ローラー1Aと横ローラー1Bとからなるロアローラー1を装着し、縦ローラー1Aを車体開口縁部に設けたガイド面3上に配置する一方、横ローラー1Bをガイド面3と対向的に配設したチャンネル形のロアガイドレール4に収容配置して、これら横ローラ1Bとロアガイドレール4とによってスライドドアS・Dの車幅方向の開閉軌跡をガイドするようにしてある。
【0004】
このロアガイド手段L・Gに設けられる全開チェック機構D・Cとしては、例えば図6に示すように、ロアガイドレール4の後端部の外側の側壁に開口部5を形成すると共に、該開口部5を覆って板ばね6をリベット固定したカバー部材7を接合固定して、該板ばね6の後側の自由端を開口部5を通してロアガイドレール4内に突出配置し、横ローラー1Bが板ばね6を撓ませて乗り越えると、該板ばね6の後端末が横ローラー1Bに係合してスライドドアS・Dの全開位置を保持するようにしたものが知られている。
【0005】
また、この他、図7に示すようにロアガイドレール4Aをチャンネル断面の開口が外側を向くようにガイド面3上に配設して該ロアガイドレール4Aに縦ローラー1Aを収容し、該ロアガイドレール4Aの後端部の底壁に開口部5Aを形成すると共に、ガイドプレート9を焼付け固定したラバー8を設けたカバー部材7Aで開口部5Aを覆って、該ラバー8を開口部5Aを通してロアガイドレール4A内に突出配置し、縦ローラ−1Aがラバー8を撓ませて乗り越えると、ガイドプレート9の後端に係合することによりスライドドアS・Dの全開位置を保持するようにしたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す構造ではロアガイドレール4、カバー部材7、および板ばね6の成形精度と組付精度が、横ローラー1Bの通過間隙aに直接影響して、横ローラー1Bの通過時のチェック力のバラツキが大きくなってしまう。
【0007】
また、スライドドアS・Dの全開保持力を高めるために板ばね6のばね力を強くするとスライドドアS・Dの閉操作力が大きくなってしまい、従って、全開保持力と閉操作力との相反する特性の管理が非常に困難になってしまう。
【0008】
他方、図7に示す構造では、縦ローラー1Aがガイドプレート9付きのラバー8を乗り越える際に、スライドドアS・D全体に上下振動が発生するため、開閉操作フィーリングが低下してしまう不具合がある。
【0009】
そこで、本発明はロアローラー通過時のチェック力を安定化できると共に全開保持力と閉操作力の特性管理を容易に行え、しかも、開閉操作フィーリングを向上することができるスライドドアの全開チェック機構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、スライドドアの下端部に設けたローラーを収容して、該スライドドアの車幅方向の開閉軌跡をガイドするガイドレールの後端部外側を覆うように一対のアーム部を備えて平面コ字状に形成したばね部材を装着する一方、ガイドレールの両側壁に開窓部を対向的に形成し、前記アーム部の各自由端部の内側に対向的に形成されてローラーに係脱するチェック用突起を、これら開窓部を通してガイドレール内に突出配置したことを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載のばね部材のアーム部とガイドレールの側壁との間に所要のクリアランスを設定したことを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明にあっては、請求項1,2に記載のガイドレールの上壁及び、ばね部材には相互に係合しあってばね部材を廻り止めする係合部と被係合部とを設けたことを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明にあっては、請求項3に記載の係合部と被係合部とが係合した際の両者の間で生じる車幅方向のクリアランスを、ばね部材のアーム部とガイドレールの側壁との間に設定したクリアランスよりも小さくしたことを特徴としている。
【0014】
請求項5の発明にあっては、請求項1〜4に記載のばね部材はアーム部の自由端部の端末部を被覆する緩衝材を備えていることを特徴としている。
【0015】
請求項6の発明にあっては、請求項1〜5に記載のばね部材は、一対のアーム部を連設する連結壁から延設されるブラケット部により、チャンネル状のガイドレールの上壁に固定され、前記一対のアーム部はガイドレールの後端からチェック用突起までが有効撓み領域に設定されることを特徴としている。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ローラーの通過間隙はばね部材の一対のアーム部の自由端部に対向的に突設したチェック用突起間の寸法で得られ、このチェック用突起間の寸法を管理すればよいから、ガイドレールの成形精度やばね部材の組付精度に影響を受けることがなく、従って、ローラー通過時のチェック力にバラツキを生じることがなく安定した開閉操作フィーリングを得ることができる。
【0017】
また、スライドドアの全開保持力は一対のアーム部のばね力を強めることによって高められるが、この全開保持力を高めてもスライドドア閉扉時にはローラーの押圧力で一対のアーム部が同時に外側へ小さな変形ストロークで撓むことでチェック用突起間を容易にくぐり抜けて閉操作力が極端に重くなることがなく、従って、スライドドアの全開保持力と閉操作力との特性の管理、調整を容易に行うことができる。
【0018】
しかも、ローラーが両側方のチェック用突起間をくぐり抜けるだけで通過時にスライドドアの上下方向振動を伴うことがないため、開閉操作フィーリングを損なうことは全くない。
【0019】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、ばね部材の各アーム部とガイドレールの側壁との間には所要のクリアランスを設定してあるため、ローラー通過時のチェック力が左右で均衡してローラーが左右方向に振らつくことがなく、従って、スライドドアの車幅方向の振れをなくして安定した開閉を行わせることができる。
【0020】
また、このようにクリアランスが設けられることによって、ガイドレールに対するばね部材の取付作業を容易に行うことができる。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、係合部と被係合部との係合によりばね部材をガイドレールに対して廻り止めできるため、該ばね部材をガイドレールの上壁に一点でボルト・ナット固定することができて、ばね部材のガイドレールに対する固定構造を簡単にすることができて取付作業を容易に、かつ、部品点数を可及的に少なくすることができコストダウンに大きく寄与することができる。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の発明の効果に加えて、係合部と被係合部との間の車幅方向のクリアランスを、アーム部とガイドレール側壁との間のクリアランスよりも小さく設定してあるため、ばね部材が回転方向に若干ずれても、左右アーム部のチェック力のバランスが崩れるのを回避することができる。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて、アーム部の自由端部の端末は緩衝材で被覆してあるため、ローラーの通過時に該端末とガイドレール側壁との衝接による金属打音の発生を防止できて品質感を高めることができる。
【0024】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5の発明の効果に加えて、一対のアーム部の有効撓み領域は、ガイドレールの後端からチェック用突起まで設定でき、チェック力の設定の余裕代が大きくとれるので、製造誤差や組付誤差などによる影響が少なくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0026】
図1〜3において、ロアローラー1の横ローラー1Bを収容してスライドドアS・D(図4参照)の車幅方向の開閉軌跡をガイドする下開放のチャンネル形のロアガイドレール4の後端部には、該スライドドアS・Dの全開チェック機構D・Cを構成するばね部材10を装着してある。
【0027】
ばね部材10は一対のアーム部11,11とこれらアーム部11,11を連設する連結壁12とで平面コ字形に形成してあり、これらアーム部11,11の自由端部には前記横ローラー1Bが係脱する平面半円形のチェック用突起13を内側に向けて対向的に凹設してある。
【0028】
ばね部材10の連結壁12の内側面には、断面L字形に曲折したブラケット部としてのブラケット片14をリベット20によりかしめ固定してあり、ばね部材10は前記一対のアーム部11,11をロアガイドレール4の側壁4a,4aの外側に沿わせると共に、ブラケット片14をロアガイドレール4の上壁4bの裏面に重合して、該上壁4bにボルト・ナット15により一点で締結固定してある。
【0029】
ブラケット片14の前端縁中央には係合部としての爪部16を上向きに曲折成形してある一方、ロアガイドレール4の上壁4bにはこの爪部16が挿入係合する被係合部としての係止孔17を設けてあり、これら爪部16と係止孔17との係合によってばね部材10を廻り止めしてある。
【0030】
ロアガイドレール4の両側壁4a,4aには、前記アーム部11,11のチェック用突起13,13に対応する位置に開窓部18を切欠形成してあり、チェック用突起13,13をこれら開窓部18,18を通してロアガイドレール4内に突出配置してある。
【0031】
前記一対のアーム部11,11と、これに対応するロアガイドレール4の各側壁4a,4aとの間には所要のクリアランスδ1 を設定してある。
【0032】
このクリアランスδ1 は前記爪部16の側縁と係止孔17の側縁との間のクリアランスδ2 よりも十分に大きく設定してある。即ち、係止孔17は爪部16がスムーズに挿入し得る程度に該爪部16の幅寸法よりも若干大きな寸法で形成して、前記クリアランスδ2 が微小でクリアランスδ1 よりも小さくなるようにしてある。
【0033】
従って、ばね部材10は、ロアガイドレール4の後端部外側を覆うようになっている。また、ばね部材10は、連結壁12から延設されるブラケット片14により、ロアガイドレール4の上壁4bに固定されて、前記一対のアーム部11,11はロアガイドレール4の後端からチェック用突起13,13までが有効撓み領域に設定される。
【0034】
また、アーム部11,11の自由端部の端末部は、ゴム、合成樹脂等の弾性材からなるキャップ状の緩衝材19で被覆してある。
【0035】
以上の実施形態の構造によれば、図4に示したスライドドアS・Dを後方へスライドさせて開扉した際に、その全開位置付近で横ローラー1Bがばね部材10のアーム部11,11のチェック用突起13,13に当接すると、横ローラー1Bの後方への移動によりチェック用突起13,13間が押し開かれてアーム部11,11が同時に外方へ撓み変形し、横ローラー1Bがこれらチェック用突起13,13間をくぐり抜けるとアーム部11,11の復元作用によってチェック用突起13,13が元位置に復帰し、横ローラー1Bがこれらチェック用突起13,13に係合することによってスライドドアS・Dの全開位置が保持される。
【0036】
ここで、前述の横ローラー1Bの通過間隙a1 は、ばね部材10の一対のアーム部11,11の自由端部に対向的に突設したチェック用突起13,13間の寸法で得られ、このチェック用突起13,13間の寸法を管理すればよいから、ロアガイドレール4の成形精度やばね部材10の組付精度等に影響を受けることがなく、従って、横ローラー1Bの通過時のチェック力にバラツキが生じることがなく安定した開閉操作フィーリングを得ることができる。
【0037】
また、スライドドアS・Dの全開保持力は一対のアーム部11,11のばね力を強めることによって高められるが、この全開保持力を高めてもスライドドアS・Dの閉扉時には横ローラー1Bの押圧力で一対のアーム部11,11が同時に外側へ小さな変形ストロークで撓むことでチェック用突起13,13間をくぐり抜けて閉操作力が極端に重くなることがなく、従って、スライドドアS・Dの全開保持力と閉操作力との特性の管理、調整を容易に行うことができる。
【0038】
しかも、横ローラー1Bが両側方のチェック用突起13,13間をくぐり抜けるだけで、通過時にスライドドアS・Dの上下方向振動を伴うことがないため、開閉操作フィーリングを損なうことは全くない。
【0039】
特に本実施形態では、ばね部材10の各アーム部11,11とこれに対応するロアガイドレール4の各側壁4a,4aとの間には所要のクリアランスδ1 を設定してあるため、横ローラー1Bの通過時のチェック力が左右で均衡して横ローラー1Bが左右方向に振らつくことがなく、従って、スライドドアS・Dの車幅方向の振れをなくして安定した開閉を行わせることができる。
【0040】
しかも、このようにクリアランスδ1 が設けられることによって、ロアガイドレール4に対するばね部材10の取付作業を容易に行うことができる。
【0041】
また、ばね部材10のブラケット片14に設けた爪部16と、ロアガイドレール4の上壁4bに設けた係止孔17との係合により、ばね部材10をロアガイドレール4に対して廻り止めできることから、本実施形態で示したように該ばね部材10をロアガイドレール4の上壁4bに一点でボルト・ナット15により締結固定することができて、ばね部材10のロアガイドレール4に対する固定構造を簡単にすることができて取付作業を容易に、かつ、部品点数を可及的に少なくすることができコストダウンに大きく寄与することができる。
【0042】
一方、前述のように爪部16と係止孔17とでばね部材10を廻り止めした場合でも、爪部16と係止孔17との車幅方向のクリアランスδ2 は、前記アーム部11と側壁4aとの間のクリアランスδ1 よりも小さくしてあるから、ばね部材10がボルト・ナット15による固定点を中心に回転方向に若干ずれても、アーム部11,11と側壁4aとの干渉を回避して、左右アーム部11,11のチェック力のバランスが崩れるのを回避することができる。
【0043】
そして、一対のアーム部11,11の有効撓み領域は、ロアガイドレール4の後端からチェック用突起13,13までほぼ一対のアーム部11,11の長さ分に設定できるので、チェック力の設定の余裕代が大きくとれ、製造誤差や組付誤差などによる影響が少なくなる。
【0044】
更に、これらアーム部11,11の自由端部の端末は緩衝材19で被覆してあるため、横ローラー1Bの通過時にアーム部11,11の端末とロアガイドレール4の側壁4aとの衝接による金属打音の発生を防止できて品質感を高めることができる。
【0045】
尚、上記実施形態では、ロアガイドレール4におけるチェック機構を例示したが、これに限らず、アッパガイドレールなどにも適用可能である。
【0046】
また、ブラケット片14の爪部16及びロアガイドレール4の上壁4bの係止孔17で、係合部と被係合部とを構成したが、これに限らず、上壁4bから爪部を下方に突設して、ブラケット片14に係止孔を設けるものであってもよく、また、ロアガイドレール4の側壁4a,4aと係合するものであってもよい。但し、上壁4bに係止孔17を設ける方が、プレスによる孔の開いたものをチャンネル状に曲折成形すればガイドレールが形成できるので、製造上有利であり、また、横ローラー1Bが通る側に突出しないので、横ローラー1Bとの干渉を考慮する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す一部破断平面図。
【図2】同実施形態の断面図。
【図3】同実施形態の分解斜視図。
【図4】本発明の対象とするスライドドア型車の側面図。
【図5】図4のA範囲部の断面説明図。
【図6】従来の構造の第1例を示す断面図。
【図7】従来の構造の第2例を示す断面図。
【符号の説明】
1B 横ローラー(ロアローラー)
4 ロアガイドレール
4a 側壁
4b 上壁
10 ばね部材
11 アーム部
13 チェック用突起
16 爪部(係合部)
17 係止孔(被係合部)
18 開窓部
19 緩衝材

Claims (6)

  1. スライドドアの下端部に設けたローラーを収容して、該スライドドアの車幅方向の開閉軌跡をガイドするガイドレールの後端部外側を覆うように一対のアーム部を備えて平面コ字状に形成したばね部材を装着する一方、ガイドレールの両側壁に開窓部を対向的に形成し、前記アーム部の各自由端部の内側に対向的に形成されてローラーに係脱するチェック用突起を、これら開窓部を通してガイドレール内に突出配置したことを特徴とするスライドドアの全開チェック機構。
  2. ばね部材のアーム部とガイドレールの側壁との間に所要のクリアランスを設定したことを特徴とする請求項1に記載のスライドドアの全開チェック機構。
  3. ガイドレールの上壁及び、ばね部材には相互に係合しあってばね部材を廻り止めする係合部と被係合部とを設けたことを特徴とする請求項1,2に記載のスライドドアの全開チェック機構。
  4. 係合部と被係合部とが係合した際の両者の間で生じる車幅方向のクリアランスを、ばね部材のアーム部とガイドレールの側壁との間に設定したクリアランスよりも小さくしたことを特徴とする請求項3に記載のスライドドアの全開チェック機構。
  5. ばね部材はアーム部の自由端部の端末部を被覆する緩衝材を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスライドドアの全開チェック機構。
  6. ばね部材は、一対のアーム部を連設する連結壁から延設されるブラケット部により、チャンネル状のガイドレールの上壁に固定され、前記一対のアーム部はガイドレールの後端からチェック用突起までが有効撓み領域に設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスライドドアの全開チェック機構。
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