JP2593390Y2 - ドアチェックカバー - Google Patents

ドアチェックカバー

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JP2593390Y2
JP2593390Y2 JP1993065546U JP6554693U JP2593390Y2 JP 2593390 Y2 JP2593390 Y2 JP 2593390Y2 JP 1993065546 U JP1993065546 U JP 1993065546U JP 6554693 U JP6554693 U JP 6554693U JP 2593390 Y2 JP2593390 Y2 JP 2593390Y2
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JP
Japan
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door check
long side
door
flange
check cover
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JP1993065546U
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道宏 松井
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両のドアチェック機構
のドアチェックレバーを覆うドアチェックカバーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアはドアを開閉するためのヒ
ンジ機構と、このヒンジ機構とは別にドアチェック機構
を有する。このドアチェック機構はドアの開閉角度を所
定の角度に保持し、かつ最大角度を規制するストッパの
機能も兼ねている。従来、ドアチェック機構のドアチェ
ックレバーを制動する保持部材を覆うようにドアチェッ
クカバーが設けられている。図7に示すようにドアチェ
ックカバー1は2つの短辺側壁2a,2bと2つの長辺
側壁2c,2dにより形成された四角枠体2の一端の四
辺にフランジ3が設けられる。これらはプラスチック成
形により一体的に作られる。フランジ3の2つの短辺部
3a,3bには取付孔4が設けられ、フランジ3の2つ
の長辺部3c,3dの一方3c及び2つの長辺側壁2
c,2dの一方2cの中央には分割部6a,6bがそれ
ぞれ設けられる。取付孔4はボス4aの内部に設けら
れ、その先端の孔縁は図6に示すようにボルトの雄ねじ
部に係止するように断面爪状に形成される。他方の長辺
部3d及び他方の長辺側壁2dにはヒンジ部7a,7b
が設けられ、ヒンジ部7a,7bは分割部6a,6bで
フランジ3及び四角枠体2を開放できるようになってい
る。図8に示すように分割部6a,6bは長辺側壁2c
の長手方向に突出する凸部8aとこの凸部8aに嵌合可
能な一方の長辺部3cを含む凹部8bとにより構成され
ている。
【0003】このドアチェックカバー1をドアパネル9
aに取付けるには図6に示すように先ずドアチェックレ
バーの保持部材5に溶着されているボルト9eを補強パ
ネル9fの通孔9gに挿通した後、ボルト9eにナット
9hを螺合して保持部材5を補強パネル9fに取付け
る。次いでドアパネル9aの角孔9b及び円孔9cに四
角枠体2及びボス4aをフランジ3がドアパネル9aの
外面に密着するまで挿入する。ボス4aを挿入すると取
付孔4が丁度ボルト9eの雄ねじ部に嵌入し取付孔4の
孔縁がこの雄ねじ部に係止される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記ドアチェ
ックカバー1では車両用ドアに取付ける際の取付け箇所
がフランジ3の短辺部3a,3bに設けられた2つの取
付孔4のみに限られるため、フランジ3の長辺部3c及
び長辺側壁2cの中央にそれぞれ設けられた分割部6
a,6bにおいては、取付け部分に加わっている力が十
分に伝達されない不具合があった。即ちこの分割部6
a,6bはボルト9d,9eからそれぞれ比較的長い距
離Lだけ離れているため、ボルト9d,9eによる長辺
部3cの分割部6aにおけるパネル9aへの押付け力が
弱く、このため分割部のフランジ3の長辺部3cの一部
が図6に二点鎖線で示すようにドアパネル9aに密着せ
ずに図6のH方向に浮き上がってしまう不具合があり、
外観上非常に見栄えが悪かった。
【0005】本考案の目的は、分割部におけるフランジ
の長辺部が車両用ドアの取付け面から浮き上がらずに密
着する見栄えのよいドアチェックカバーを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明する。本考案のドアチェックカバー21は、2
つの短辺側壁22a,22bと2つの長辺側壁22c,
22dにより形成された四角枠体22と、この四角枠体
の一端の四辺に設けられたフランジ23と、このフラン
ジの2つの短辺部23a,23bに設けられた取付孔2
4と、フランジの2つの長辺部23c,23dの一方2
3c及び2つの長辺側壁22c,22dの一方22cに
それぞれ設けられた分割部26a,26bと、他方の長
辺部23d及び他方の長辺側壁22dに設けられ分割部
26a,26bでフランジ3及び四角枠体22を開放す
るヒンジ部27a,27bとを備えている。分割部26
a,26bは長辺側壁22cの長手方向に突出する凸部
28aとこの凸部に嵌合可能な一方の長辺部23cを含
む凹部28bとにより構成される。その特徴ある構成
は、分割部26a,26bが2つの短辺側壁の一方22
bの近傍に設けられ、かつ凹部28bが一方の短辺側壁
22bの近傍に設けられたところにある。
【0007】
【作用】ドアチェックカバー21をドアパネル29aに
取付けるには、図5に示すようにドアチェックレバーの
保持部材17に溶着されているボルト29d,29eを
補強パネル29fの通孔29g,29gに挿通した後、
ボルト29d,29eにナット29h,29hを螺合し
て保持部材17を補強パネル29fに取付ける。次いで
ドアパネル29aの角孔29b及び円孔29cに四角枠
体22及びボス24aをフランジ23がドアパネル29
aの外面に密着するまで挿入する。ボス24aを挿入す
ると取付孔24が丁度ボルト29d,29eの雄ねじ部
に嵌入し、取付孔24の孔縁がこの雄ねじ部に係止され
る。分割部26a,26b及び凹部28bが短辺側壁2
2bの近傍に設けられているため、ボルト29eに近い
距離L1で凸部28aが短辺側壁22b側の長辺部23
cで押さえ付けられる。
【0008】
【実施例】次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図3及び図4に示すように、車両用ドア1
1は車体12に一対のヒンジ機構13により開閉可能に
取付けられる。ドアチェック機構14は支点Pを中心に
開閉するドア11を所定の開閉角度に保持するためのも
ので、一対のヒンジ機構13の中間に設けられる。この
ドアチェック機構14はドアチェックレバー16とこの
レバー16を摺動抵抗により制動する保持部材17とこ
の保持部材17を覆うドアチェックカバー21とを備え
る。ドアチェックレバー16はその一端がドア11に設
けられる保持部材17とドアチェックカバー21より突
出し、その他端がドア内に収納される。レバー16の一
端は車体12のブラケット12aにピン12bにより枢
支され、その他端はストッパ16aが設けられる。保持
部材17には図示しないが一対の弾性体により挟持され
る一対の摺動子が内蔵され、ドアチェックレバー16は
一対の摺動子の間を挿通することによって摺動抵抗が与
えられる。
【0009】図1,図2及び図5にはドアチェックカバ
ー21の詳細が示される。これらの図においてドアチェ
ックカバー21の各構成部品の符号は図6,図7及び図
8に示したドアチェックカバー1の各構成部品の符号に
20を加えて示される。
【0010】本実施例の特徴ある構成は分割部26a,
26bが短辺側壁22bの近傍に設けられ(図5)、凸
部28aと凹部28bの挿嵌状態で短辺側壁22bの近
傍に設けられた凹部28bを形成する長辺部23cが凸
部28aに当接することにある。即ち凸部28aに凹部
28bが嵌合した状態では凸部28aの頂面の間に段差
やゆるみが発生しない精度で凸部28a及び凹部28b
は成形される。
【0011】このように構成されたドアチェックカバー
の動作を説明する。このドアチェックカバー21はドア
チェック機構14を組付けた後にドアパネル29aに取
付けられる。ドアチェックカバー21をドアパネル29
aに取付ける前に、保持部材17をドアパネル29aの
内側に設けられた補強パネル29fに取付ける。この取
付けは保持部材17に溶着されているボルト29d,2
9eを補強パネル29fに設けられた通孔29g,29
gに挿通した後、ボルト29d,29eにナット29
h,29hを螺合することにより行われる。続いてドア
チェックカバー21を取付けるには、先ずヒンジ部27
a,27bを中心に分割部26a,26bを開放してフ
ランジ23及び四角枠体22を開放させる。その開放し
た分割部26a,26bからドアチェックレバー16a
を入れ、凸部28aを凹部28bに挿入することにより
分割部26a,26bを再び閉じる。
【0012】更にその状態でドアパネル29aに設けら
れている角孔29b及び円孔29cに四角枠体22及び
ボス24aをフランジ23がドアパネル29aの外面に
密着するまで挿入する。ボス24aを挿入すると取付孔
24が丁度ボルト29d,29eの雄ねじ部に嵌入し、
取付孔24の孔縁がこの雄ねじ部に係止される。
【0013】ここで分割部26a,26bが短辺側壁2
2bの近傍に設けられ、ボルト29eから従来の距離L
より短い距離L1しか離れていないため、ボルト29e
による分割部26a,26bにおける凹部28bのある
長辺部23cの取付け力は従来より強大となる。これに
より凹部28bに挿入した凸部28aは凹部28bのあ
る長辺部23cで押さえ付けられ、凸部28aのある長
辺部23cはドアパネル29aより浮き上がらない。
【0014】なお、上記の実施例では凹部28bを断面
逆U字形に形成して片側を開放したが、この凹部を円穴
または角穴に形成し、凸部を円柱状又は角柱状に形成し
てもよい。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ド
アチェックカバーの分割部を短辺側壁の一方の近傍に設
け、かつ分割部の凹部も一方の短辺側壁の近傍に設けた
ので長辺部を含む凹部がこの凹部に挿入した凸部をフラ
ンジ側から四角枠体方向に従来より大きな力で押さえ付
ける。これにより従来と同様の取付けを行っても分割部
のフランジの一部が車両用ドアの取付け面に密着せずに
浮き上がってしまうことのない見栄えのよいドアチェッ
クカバーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の分割部が開放された状態を示す
ドアチェックカバーの斜視図。
【図2】本考案実施例の分割部が閉じた状態を示すドア
チェックカバーの斜視図 。
【図3】図4のA−A線断面図。
【図4】車両を側面から見た一部断面図。
【図5】本考案実施例のドアチェックカバーの取付け状
態を示す図2のB−B線断面図。
【図6】図5に対応する従来例の図7のC−C線断面
図。
【図7】図2に対応する従来例のドアチェックカバーの
斜視図。
【図8】従来例のドアチェックカバーの分割部の拡大
図。
【符号の説明】
21 ドアチェックカバー 22 四角枠体 22a,22b 短辺側壁 22c,22d 長辺側壁 23 フランジ 23a,23b 短辺部 23c,23d 長辺部 24 取付孔 26a,26b 分割部 27a,27b ヒンジ部 28a 凸部 28b 凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの短辺側壁(22a,22b)と2つの長辺
    側壁(22c,22d)により形成された四角枠体(22)と、 前記四角枠体の一端の四辺に設けられたフランジ(23)
    と、 前記フランジの2つの短辺部(23a,23b)に設けられた取
    付孔(24)と、 前記フランジの2つの長辺部(23c,23d)の一方(23c)及び
    前記2つの長辺側壁(22c,22d)の一方(22c)にそれぞれ設
    けられた分割部(26a,26b)と、 他方の長辺部(23d)及び他方の長辺側壁(22d)に設けられ
    前記分割部(26a,26b)で前記フランジ(23)及び四角枠体
    (22)を開放するヒンジ部(27a,27b)とを備え、 前記分割部(26a,26b)が前記長辺側壁(22c)の長手方向に
    突出する凸部(28a)と前記凸部に嵌合可能な前記一方の
    長辺部(23c)を含む凹部(28b)とにより構成されたドアチ
    ェックカバー(21)において、 前記分割部(26a,26b)が前記2つの短辺側壁の一方(22b)
    の近傍に設けられ、かつ前記凹部(28b)が前記一方の短
    辺側壁(22b)の近傍に設けられたことを特徴とするドア
    チェックカバー。
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JPH0734180U JPH0734180U (ja) 1995-06-23
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