JPH07260793A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH07260793A
JPH07260793A JP6048583A JP4858394A JPH07260793A JP H07260793 A JPH07260793 A JP H07260793A JP 6048583 A JP6048583 A JP 6048583A JP 4858394 A JP4858394 A JP 4858394A JP H07260793 A JPH07260793 A JP H07260793A
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automatic analyzer
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恭子 今井
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一成 今井
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靖 野村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝達すべき内容毎に、自動分析装置本体から
離れた適切な伝達先を選択し送信し、適切な担当者から
適切な動作制御指令を受信し、適切な処理を実行して分
析効率を向上できる自動分析装置を実現する。 【構成】 制御CPU11は異状が発生すると、その伝
達先と異状を示すメッセージを抽出する。自動分析装置
のIDコードと伝達先のIDコードと伝達メッセージと
を示す信号が送信部38から発信される。上記IDコー
ドに対応する送受信器40、42又は44の表示部40
B、42B又は44Bにメッセージが表示され、その送
受信器を携帯した担当者はメッセージに基づき、指令信
号を送受信器により自動分析装置に送信する。自動分析
装置の受信部39に送受信器からの指令信号が受信され
ると、制御CPU11は、その指令信号に従い自動分析
装置の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液や尿等を分析する
自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置の一例として、特開
平4−1570号公報に記載された自動分析装置があ
る。この従来の自動分析装置においては、自動分析装置
をオペレータ等の監視なしに、無人運転させているとき
に、動作異常が発生した場合、遠隔地に配置されたアラ
ーム受信通報手段に、異常発生が伝達され、オペレータ
等に通報されるように、構成されている。これにより、
無人運転中においても、自動分析装置に動作異常が発生
した場合、オペレータ等により適切に対処される。
【0003】上記従来の自動分析装置における異常時の
遠隔情報通信手段の例としては、自動分析装置では無い
が、以下のものがある。
【0004】まず、特開平2−52593号公報に記載
されたビル遠隔監視システムがある。このシステムにお
いては、ビルの設備に異常が発生したとき、ビル設備監
視装置は、ビル名及び異常内容を示す信号を遠隔地の無
線機に送信する。そして、この無線機により、ビル名及
び異常内容が表示され、保守員が、その表示内容に従い
適切な動作を行う。
【0005】また、特開昭59−109992号公報に
記載されたプロセス監視装置においては、プロセス設備
に故障が発生すると、発振装置から遠隔地の受信器に発
振信号が送信される。そして、受信器が発振信号を受信
すると、受信音を発生し、この受信音より、保守員が故
障発生を認識する。
【0006】また、特開昭57−120115号公報に
は、自動運転システム監視における遠隔警報通知装置が
記載されている。この警報通知装置においては、自動運
転システムから警報信号が発生されると、記憶装置から
警報信号に対応する命令が読み出される。そして、この
命令には、警報を言葉により表現する音声信号と、連絡
先電話番号を示す信号が含まれている。上記連絡先電話
番号に電話回線が接続され、その電話回線先の電話機に
より上記音声信号に基づく、警報音声が監視員に伝達さ
れる。
【0007】また、特開平4−367098号公報に記
載された異常通報装置においては、異常種別に対応し
て、複数の関係者の電話番号とメッセージとが記憶部に
記憶される。そして、異常発生時には、異常種別に対応
したメッセージと、複数の関係者の中の一つの電話番号
が選択され、上記メッセージが伝達される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
多数の試料を効率良く分析させるために、自動分析装置
を大形化し、一度に多数の試料を装置に配置したり、一
人のオペレータが複数の自動分析装置を同時に動作さ
せ、監視する状況が生じている。このような状況下にお
いては、オペレータは、常に特定の装置の側に居るわけ
にもいかず、装置の側を離れる時間が生じている。
【0009】したがって、複数の自動分析装置を一人の
オペレータが監視する場合、ある自動分析装置に異状が
発生すると、オペレータは異状の発生を認識し、異状が
発生した装置までオペレータは接近しなければならな
い。このため、オペレータが異状発生を認識する迄の時
間と、異状が発生した装置に到着し、異状解除のための
作業を開始するまでの時間だけ、その異状が放置される
ことになっていた。
【0010】また、例えば、オペレータは、試薬類の追
加が必要な場合には、自動分析装置が配置された部屋か
ら離れ、倉庫に出かけたり、次の分析に備えて別の作業
部屋にて試料の分注作業を行っていることがある。この
ような場合、自動分析装置に異状が発生し、装置本体か
ら異状を知らせるアラーム音が発生しても、それをオペ
レータが認識する迄に、時間がかかり、その間、異状が
放置されてしまっていた。
【0011】そこで、自動分析装置のオペレータが、自
動分析装置の分析進行状況を、遠隔位置においても適時
に把握できれば便利である。例えば、自動分析装置に異
状が発生したが、分析未終了の試料が、あと1試料のみ
ということが把握できれば、分析動作を停止せず、その
まま、分析を続行させることができる。また、自動分析
装置は正常動作中であるが、次の試料の追加まで、ま
だ、2時間以上の時間があれば、オペレータは、他の作
業を実行する。そして、後10分程度で、試料の追加が
必要となれば、他の作業を中断して、次の分析の準備を
行うことができる。
【0012】また、自動分析装置の異状は多種に及んで
いる。例えば、患者検体の分析データのトラブルに関す
るもの、キャリブレーションのデータのトラブルに関す
るもの、コントロールデータのトラブルに関するもの、
装置の各ハードユニットの異常に関するもの、上位CP
Uとの通信のトラブルに関するものなどが有る。
【0013】そして、自動分析装置の異状は、オペレー
タが対処可能なものと、対処できないものとがある。例
えば、分析用試薬や分析用精製水の供給不足などの異状
は、装置オペレータが対処するべき内容であるし、キャ
リブレーションのデータのトラブルやコントロールデー
タのトラブルに関する異状は、患者の分析データの信頼
性を左右する重要な内容を含むので、装置オペレータで
はなく臨床検査室の責任者が対処するべき内容といえ
る。さらには、ハードユニットの異状については、装置
オペレータや臨床検査室の責任者ではなく、装置のメン
テナンス担当者が対処すべきである。
【0014】したがって、従来においては、装置オペレ
ータ以外の担当者が対応すべき異状が発生した場合、装
置オペレータは、その異状に対する適切な担当者は誰か
を判断した上で、その適切な担当者に何らかの方法で、
異状発生を伝達しなければならなかった。このため、装
置オペレータによる複数の自動分析装置に対する操作が
中断され、自動分析装置の分析効率が低下してしまって
いた。
【0015】そこで、特開平4−1570号公報に記載
された自動分析装置に、特開平2−52593号公報、
特開昭59−109992号公報及び特開昭57−12
0115号公報に記載された監視装置を適用することが
考えられる。
【0016】しかしながら、上記監視装置を自動分析装
置に適用しても、異状内容に関係無く、一律に異状の発
生を各担当者に伝達することになる。したがって、やは
り、上述のように、装置オペレータが最適な担当者を判
定し、その担当者に異状発生を伝達しなければならず、
自動分析装置の分析効率が低下してしまう。
【0017】そこで、上記特開平4−1570号公報の
自動分析装置に、特開平4−367098号公報に記載
された異常通報装置を適用することが考えられる。この
場合、異状内容に応じて、適切な担当者に伝達すること
はできるが、異状の発生を伝達された担当者が伝達を受
けた場所から、異状が発生した自動分析装置の設置位置
まで移動しなければ適切な処置をとることができない。
このため、移動に必要な時間だけ、自動分析装置の分析
効率が低下してしまう。
【0018】本発明の目的は、伝達すべき内容毎に、自
動分析装置本体から離れた適切な伝達先を選択し送信
し、適切な担当者から適切な動作制御指令を受信し、適
切な処理を実行して分析効率を向上できる自動分析装置
を実現することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。血液、尿等の試料
を分析する自動分析装置において、分析動作中に、予め
定められた伝達すべき状態が発生したか否かを判断する
判断部と、判断部により、伝達すべき状態が発生したと
判断された場合には、この発生した状態に応じて、予め
定められ、自動分析装置の遠隔地点に位置する伝達先と
伝達メッセージとを判別する伝達先判別部と、伝達メッ
セージを示す信号を送信する送信部と、伝達先からの指
令信号を受信し、判断部に供給する受信部とを備え、判
断部は、受信部から供給された指令信号に従って、分析
動作を制御する。
【0020】好ましくは、上記自動分析装置において、
送信部が伝達先に送信する信号は、無線信号である。ま
た、好ましくは、上記自動分析装置において、伝達先
は、複数の携帯用送受信器である。
【0021】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、送信部は、伝達メッセージの他に、予め定められ
た送信元コードを示す信号を送信する。また、好ましく
は、上記自動分析装置において、携帯用送受信器は、自
動分析装置の送信部からの送信信号を受信する受信部
と、受信した信号が示すメッセージを表示する表示部
と、操作者による指示が設定される操作部と、この操作
部に設定された指示を示す信号を発生する指示信号発生
部と、この指示信号発生部から発生された信号を自動分
析装置の受信部に送信する送信部とを有する。
【0022】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、判断部は、上記送信部から伝達メッセージが送信
されてから所定時間以内に伝達先からの指令信号を受信
しなかった場合には、予め定められた指示に従い、分析
動作を制御する。また、好ましくは、上記自動分析装置
において、伝達すべき状態と伝達メッセージとを操作者
の操作に従い設定する伝達メッセージ設定部と、この伝
達メッセージ設定部により設定された伝達メッセージ
を、伝達すべき状態毎に記憶するメッセージ記憶部と
を、さらに備える。
【0023】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達メッセージ設定部には、さらに、伝達メッセ
ージの伝達先が操作者の操作に従い、設定され、メッセ
ージ記憶部には、伝達メッセージと伝達先とが、伝達す
べき状態毎に記憶される。また、好ましくは、上記自動
分析装置において、メッセージ設定部による設定内容を
表示する表示手段を、さらに備える。
【0024】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、携帯用送受信器の表示部に表示されるメッセージ
は、伝達すべき状態に対応するコードを含む。また、好
ましくは、上記自動分析装置において、自動分析装置の
送信部は、伝達メッセージの他に、伝達先を示す信号も
送信する。
【0025】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達先判別部は、分析動作の所定工程終了毎に、
伝達先と動作進行状況を表すメッセージとを判別し、送
信部は、伝達先判別部により判別された伝達先と動作進
行状況を表すメッセージとを示す信号を、所定工程終了
毎に送信する。
【0026】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達先判別部は、所定時間間隔毎に、伝達先と動
作進行状況を表すメッセージとを判別し、送信部は、伝
達先判別部により判別された伝達先と動作進行状況を表
すメッセージとを示す信号を、所定時間間隔毎に送信す
る。
【0027】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、判断部により、伝達すべき状態では無いと判断さ
れた場合には、伝達先判別部は、分析動作の所定工程終
了毎に、伝達先と予め定められた動作正常メッセージと
を判別し、送信部は、伝達先判別部により判別された伝
達先と動作正常メッセージとを示す信号を、所定工程終
了毎に送信する。
【0028】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、判断部により、伝達すべき状態では無いと判断さ
れた場合には、伝達先判別部は、所定時間間隔毎に、伝
達先と予め定められた動作正常メッセージとを判別し、
送信部は、伝達先判別部により判別された伝達先と動作
正常メッセージとを示す信号を、所定時間間隔毎に送信
する。
【0029】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達すべき状態は、自動分析装置の異状状態を含
み、判断部により、異状状態であると判断された場合に
は、伝達先判別部は、分析動作の所定工程終了毎に、伝
達先と予め定められた異状メッセージとを判別し、送信
部は、伝達先判別部により判別された伝達先と異状メッ
セージとを示す信号を、所定工程終了毎に送信する。
【0030】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達すべき状態は、自動分析装置の異状状態を含
み、判断部により、異状状態であると判断された場合に
は、伝達先判別部は、所定時間間隔毎に、伝達先と予め
定められた異状メッセージとを判別し、送信部は、伝達
先判別部により判別された伝達先と異状メッセージとを
示す信号を、所定時間間隔毎に送信する。
【0031】
【作用】自動分析装置の分析動作中に、異状等の伝達す
べき状態が発生すると、この状態が発生したことが、判
断部により判断される。そして、伝達先判別部は、発生
した状態を示すメッセージと、このメッセージを伝達す
べき遠隔地点に位置する伝達先を判別する。送信部は、
判別されたメッセージと伝達先を示す信号を送信する。
このメッセージを受信した伝達先の担当者は、メッセー
ジに応じて、指示信号を自動分析装置の受信部に送信す
る。自動分析装置の受信部は、伝達先からの指示信号を
受信すると、受信した信号を判断部に供給する。判断部
は、供給された指示信号に従って、自動分析装置の動作
を制御する。これにより、分析動作中に、異状状態が発
生した場合には、適切な動作が早期に実行され、分析動
作中断時間を短縮化することができる。
【0032】また、自動分析装置の送信部が、伝達メッ
セージを送信してから所定時間以内に、伝達先から指令
信号を受信しなかった場合には、判断部は、予め定めら
れた指示に従って、分析動作を制御する。これにより、
伝達先にてトラブルが発生した場合にも、適切な制御動
作を実行することができる。
【0033】また、伝達すべき状態と伝達メッセージと
伝達先とが、操作者の操作に従い、伝達メッセージ設定
部により、メッセージ記憶部に格納される。これによ
り、自動分析装置が設置される各施設毎の要求に応じた
メッセージ伝達を実行することができる。
【0034】また、伝達先判別部は、分析動作の所定工
程終了毎又は所定時間間隔毎に、動作進行状況メッセー
ジ又は動作正常メッセージ及び伝達先を判別する。判別
した伝達先及び動作進行状況メッセージ又は動作正常メ
ッセージを示す信号が、送信部により送信される。これ
により、伝達先の担当者は、分析動作の進行状況等を認
識することができる。
【0035】
【実施例】図1は、本発明による自動分析装置の一実施
例の概略構成図であり、図2は、図1の例の外観図であ
る。図1及び図2において、自動分析装置は、制御CP
U11と、このCPU11にCPUバス10を介して接
続されたLOGアンプ及びA/Dコンバータ12と、メ
モリ13と、フロッピーディスクドライブ14と、キー
ボード16と、機構制御部15と、測定結果や操作画面
等を表示するCRT36と、測定結果等を印字するプリ
ンタ37とを備える。
【0036】また、自動分析装置は、分析される試料を
収容する試料容器41が配置されるサンプルディスク2
9と、反応ディスク22と、試料容器41内の試料を反
応ディスク22上に配置された反応容器35に分注する
サンプルピペッティング機構30と、試薬容器26が配
置される試薬ディスク27と、試薬容器26内の試薬を
反応容器35中に分注する試薬ピペッティング機構24
とを備える。
【0037】また、自動分析装置は、サンプルピペッテ
ィング機構30へ試料を吸引し、反応容器35へ吐出す
るためのサンプル分注機構19と、試薬を吸引し、反応
容器35へ吐出するための試薬分注機構17とを備え
る。また、自動分析装置は、反応容器35に収容された
試料と試薬とを撹拌する撹拌機構23と、反応した試薬
と試料の吸光度変化を測定する光度計20及びその光源
25と、反応容器35を一定温度に保つ恒温槽28と、
分析が終了した反応容器35を洗浄する洗浄機構21
と、洗浄機構21に洗浄水を供給し、廃液を吸引する洗
浄水給排水機構18とを備える。
【0038】また、自動分析装置は、制御CPU11か
らCPUバス10を介して供給される情報を、送受信器
40、42又は44に無線で送信する送信部38と、送
受信器40、42又は44からの指令信号を受信し、C
PUバス10を介してCPU11に供給する受信部39
とを備える。送受信器40、42及び44は、それぞ
れ、メッセージ表示部40B、42B及び44Bと、操
作部40E、42E及び44Bとを備える。そして、こ
れら送受信器40、42及び44は、小型で携帯可能と
なっており、それぞれ、別の担当者が携帯している。例
えば、送受信器(1)40は、装置オペレータが携帯
し、送受信器(2)44は検査データの責任者が携帯
し、送受信器(3)42は装置メンテナンス担当者が携
帯する。
【0039】通常の分析においては、試料は、サンプル
容器41中に入れられ、サンプルディスク29上にセッ
トされる。そして、サンプル容器41内の試料は、サン
プルピペッティング機構30及びサンプル分注機構19
によって、吸引され、反応容器35に吐出される。次
に、試薬ディスク27上の試薬容器26から、必要な試
薬が試薬ピペッティング機構24及び試薬分注機構17
によって、反応容器35に分注される。そして、反応容
器35内の試料と試薬とは、撹拌機構23によって撹拌
され反応する。
【0040】反応容器35内の反応した試料は、光度計
20によって測定され、LOGアンプ及びA/Dコンバ
ータ12によってデジタル化され、CPUバス10を介
して、メモリ13に取り込まれる。これらの動作は、全
て制御CPU11によって制御され、分析した結果は演
算処理されて、フロッピーディスク14に記憶されると
同時にCRTディスプレイ36に表示され、プリンタ3
7に印字される。
【0041】図3は、制御CPU11の機能ブロック図
である。図3において、動作制御部11Aは、上述のよ
うな試料測定動作を制御するとともに、自動分析装置各
部の異状の有無も判断する。異状が発生した場合、その
異状の内容を示す信号を伝達先判別部11Dに供給す
る。伝達先判別部11Dは、供給された異状の内容に対
応する伝達先とメッセージとを、伝達先別メッセージ記
憶部11Cの内容から取り出す。この伝達先別メッセー
ジ記憶部11Cには、伝達先メッセージ設定部11Bに
より、異状の内容毎に伝達先、つまり、送受信器40、
42、44とメッセージとが予め設定され、記憶されて
いる。
【0042】記憶部11Cから取り出されたメッセージ
は、伝達先を示す伝達先コード(IDコード)ととも
に、伝達先判別部11Dから送信部38に供給される。
そして、送信部38から伝達先コード及びメッセージを
示す信号が発信される。送信部38から信号が発信され
ると、送信部38からカウント開始信号がカウンタ11
Eに供給される。
【0043】アンサバック判別部11Fは、カウンタ1
1Eがカウント(経時)を開始すると、カウンタ11E
の内容をモニターするとともに受信部39から受信信号
が供給されたか否かをモニターする。そして、カウンタ
11Eのカウント値が所定値以上となるか、若しくは受
信部39から受信信号が供給されると、それに対応する
信号を動作制御部11Aに供給する。動作制御部11A
は、アンサバック判別部11Fから供給された信号に従
って、自動分析装置の動作を制御する。
【0044】図4は、送受信器40、42、44の概略
機能ブロックと情報の流れを示す図である。送受信器4
0、42、44は、それぞれ、受信部40A、42A、
44Aと、メッセージ表示部40B、42B、44B
と、指示信号発生部40C、42C、44Cと、送信部
40D、42D、44Dとを備えている。
【0045】送信部38からアラームコード(メッセー
ジコード)、IDコード(自動分析装置のIDコード及
び送受信器のIDコード)、サンプリング終了試料番号
等を示す信号が、発信される。送受信器40、42、4
4の受信部40A、42A、44Aは、受信したIDコ
ードが、その受信部に登録されたIDコードと一致する
か否かを判定し、一致すると、受信した信号をメッセー
ジ表示部に供給する。例えば、IDコードが送受信器4
0のIDコードと一致した場合には、受信部40Aは、
受信した信号をメッセージ表示部40Bに供給する。メ
ッセージ表示部40Bは、アラームコードに対応したメ
ッセージを表示する。同時に、送受信器40は受信音を
発生する(受信音発生部は図示していない)。
【0046】受信音を確認した装置オペレータは、操作
部40Eを操作して、適切な指示を行う。これは、設定
された指示と指示コードとが予め設定されており、その
指示コードを示すキーを操作する。この指示コードを示
すキーが操作されると、指示信号発生部40Cは、その
指示信号に対応する信号を送信部40Dに供給する。そ
して、送信部40Dは、供給された信号に基づいて、送
信する自動分析装置のIDコードと、指示内容、例え
ば、分析続行指示、試料サンプリング停止指示、装置停
止指示、装置本体ブザー音停止指示、装置本体電源ON
/OFF指示等とを示す信号を発信する。
【0047】送信部40Dからの発信信号を、受信部3
9が受信すると、その受信信号に含まれる自動分析装置
のIDコードが、自らのIDコードと一致するか否かを
判断する。一致した場合には、受信した信号を制御CP
U11に供給する。そして、制御CPU11は、受信部
39か供給された信号に従って、自動分析装置機構部2
の動作を制御する。
【0048】図5は、図3の示したCPU11の動作フ
ローチャートである。図5のステップ100において、
動作制御部11Aは、分析動作を制御するとともに、ア
ラームを発生すべきか否か(伝達すべき状態が発生した
か否か)、つまり、異状が発生していないか否かを判断
する。発生していなければ、ステップ100に戻る。ス
テップ100において、異状が発生していれば、ステッ
プ101において、伝達先判別部11Dは、遠隔場所に
ある送受信器に伝達すべきアラームか否かを判定する。
伝達すべきアラームでなければ、ステップ100に戻
る。ステップ101において、伝達すべきアラームであ
れば、ステップ102に進み、伝達先判別部11Dは、
伝達先メッセージ記憶部11Cを検索して、伝達先(遠
隔地点に位置する)と、伝達すべきメッセージを抽出す
る。
【0049】次に、ステップ103において、伝達先判
別部11Dは、自身の所属する自動分析装置のIDコー
ド(送信元コード)と、伝達先のIDコードと、伝達メ
ッセージとを示す信号を、送信部38から発信させると
ともに、カウンタ11Eのカウントを開始させる。続い
て、ステップ104において、アンサバック判別部11
Fは、受信部39にアンサバック信号が受信されたか否
かを判断し、受信されていない場合には、ステップ10
6に進んで、カウンタ11Eのカウンタ値を確認する。
【0050】そして、ステップ107において、アンサ
バック判別部11Fは、カウンタ値が設定値以上か否
か、つまり、送信部38から送信されてから設定時間以
上経過したか否かを判定する。設定時間以上経過してい
なければ、ステップ104に戻る。ステップ107にお
いて、設定時間以上経過していれば、ステップ108に
進む。このステップ108において、アンサバック判別
部11Fは、設定時間経過してもアンサバック信号を受
信する事ができなかったことを動作制御部11Aに伝達
する。
【0051】そして、動作制御部11Aは、予め定めら
れた指示に従い、自動分析装置を動作させる。つまり、
例えば、異状内容がプリンタ異常であれば、プリンタが
異常であったことを、メモリに記憶させ、分析を終了す
るか、又は、分析自体はそのまま続行させる。そして、
ステップ100に戻る。ステップ104において、アン
サバック信号を受信した場合には、ステップ105に進
み、動作制御部11Aは、アンサバック信号に基づき自
動分析装置を動作させる。そして、処理はステップ10
0に戻る。
【0052】図6は、伝達先別メッセージ記憶部11C
に記憶されるメッセージの例を示す図であり、アラーム
名(異状名)毎に、それに対応するコード、メッセー
ジ、伝達先が示されている。この図6から理解できるよ
うに、適切な担当者は異状内容毎にことなっている。な
お、検査データ責任者については、キャリブレーション
データ異常及びコントロールデータ異常のみとしたが、
検査データ責任者に、オペレータ及びメンテナンス担当
者に伝達するもの全て伝達するようにしてもよい。
【0053】また、図6において、アラーム名として、
サンプル分注終了や分析終了が記載されているが、これ
らは、もちろん異状動作では無い。異状動作と同様にし
て、送受信器にメッセージを伝達するということであ
る。
【0054】図7は、自動分析装置が発信したアラーム
等を受信した送受信器40、42、44のメッセージ表
示部40B、42B、44Bに表示される表示例であ
る。図7の(A)は、自動分析装置Aからデータ責任者
に、試料番号83の試料サンプリングが終了した状態
で、試薬不足、キャリブレーションデータ異常及び撹拌
機構不良が発生したことを示している。図7の(B)
は、自動分析装置Bから装置オペレータに、試料番号1
15の試料サンプリングが終了した状態で、サンプル不
足が発生したことを示している。図7の(C)は、自動
分析装置Aからメンテナンス担当者に、反応テーブル不
良が発生したことを示すとともに、自動分析装置Bから
メンテナンス担当者に、サンプルシリンジ不良が発生し
たことを示している。
【0055】さて、ここで、例えば、検査データ責任者
が、キャリブレーションデータ異常を送受信器44が受
信した場合について、説明する。キャリブレーションデ
ータ異常には、キャリブレーション演算中に計算不能と
なった場合に発生する検量線作成不能アラーム(図6の
コード2−A)と、キャリブレーションデータの複数の
測定値のばらつきが大きい場合に発生するアラーム(コ
ード2−B)と、前回実施したキャリブレーションの結
果と今回値との差異が設定許容値以上である場合に発生
するアラーム(コード2−C)と、キャリブレーション
の感度が設定許容感度以下である場合に発生する感度異
常アラーム(コード2−D)とが有る。
【0056】コード2−Aが示すアラームが伝達された
場合には、キャリブレーションを実施した分析項目のう
ちのある項目についてキャリブレーションが成功しなか
ったことを意味する。したがって、検査データ責任者
は、成功しなかった項目について、キャリブレーション
の再実施や該当する分析項目についての一般患者検体の
再検査を装置オペレータに指示する必要がある。
【0057】複数の分析を実施している場合には、全て
の分析項目のキャリブレーションが成功しなかったとは
かぎらない。このため、とりあえず、キャリブレーショ
ンデータ異常が発生した装置の運転を停止する必要がな
いので、送受信器44を操作して、分析を続行する指示
を、自動分析装置の受信部39に伝達する。この指示を
伝達された自動分析装置の制御CPU11は、自動分析
装置の動作を続行させる。
【0058】コード2−Bアラームが伝達された場合に
は、検量線作成時のデータの信頼性が問題になる。デー
タ上、問題が発生した分析項目の他に、特にトラブルも
なく分析が実行されている分析項目が有る場合や、分析
データの一部の突発的な不良に起因することも考えられ
る。したがって、検査データ責任者は、送受信器44を
操作して、装置の運転は続行するように、自動分析装置
の受信部39に伝達する。受信部39が、送受信器44
からの指示信号を受信すると、自動分析装置の制御CP
U11は、装置の分析動作を続行させる。
【0059】この場合、検査データ責任者は、ただちに
装置本体上でキャリブレーションデータを確認する。デ
ータの異常要因が明確であり、分析の続行に支障がない
と判断される場合には先の指示のままにする。しかし、
データ確認の結果、分析の続行に支障が有ると判断され
る場合には、該当項目についてのキャリブレーションの
再実施や該当する分析項目についての再検査を装置オペ
レータに指示する。また、装置流路に気泡などが混在し
やすい状態である可能性が高いので、装置停止後、十分
な流路洗浄を実施するように装置オペレータに指示す
る。
【0060】コード2−Cアラームが伝達された場合に
は、検量線を作成する上で、前回と異なる条件がなかっ
たかどうかが判断の基準となる。新しく調製した試薬を
使用したり、前回とは濃度の異なる標準液を使用した場
合等のように、原因が明確であり分析の続行に支障がな
いと判断される場合には、検査データ責任者は、分析を
そのまま続けるように、送受信器44を操作して、自動
分析装置の受信部39に指示信号を伝達する。受信部3
9が指示信号を受信すると、自動分析装置の制御CPU
11は、分析動作を続行させる。
【0061】しかし、上述のように、原因が明確では無
い場合には、作成した検量線になんらかのトラブルが発
生したことになる。この場合にも、検査データ責任者
は、装置の運転はそのまま続行するように、指示信号を
自動分析装置に伝達する。そして、検査データ責任者
は、トラブルの原因を調査する。
【0062】コード2−Dアラームが伝達された場合に
は、作成した検量線の信頼性がないことを意味する。検
査データ責任者は、装置の運転はそのまま続行するよう
に、送受信器44を操作して、指示信号を自動分析装置
に伝達する。しかし、該当項目の分析の続行に支障が有
ると判断されるので、検査データ責任者は、試薬、標準
液等を新たに調製しなおしてから、該当項目についての
キャリブレーションの再実施や該当する分析項目につい
ての再検査を装置オペレータに指示する。
【0063】上記のいずれのアラームが発生した場合で
あっても、単一の分析項目の分析を実施している場合で
あって、分析の続行に支障が有ると判断される場合に
は、検査データ責任者は、自動分析装置の運転を停止す
るように、送受信器44を操作して、受信部39に伝達
する。受信部39が指示信号を受信すると、制御CPU
11は、分析動作を停止させる。
【0064】また、自動分析装置から隔れた場所にいる
装置オペレータは、装置のトラブルの発生を送受信器4
0によるアラーム表示で認識した後で、自動分析装置本
体の警報(ブザー音)を、遠隔地に居ながら送受信器を
用いて停止させる。あるいは、装置オペレータが自動分
析装置の側に到着するまでの間は、アラームが発生して
もそのまま分析を続行させるように、送受信器40を用
いて自動分析装置本体に指示を出すこともできる。
【0065】また、装置オペレータが自動分析装置の状
態を確認するまでもなく、アラームの発生を認識した
後、ただちに自動分析装置本体の運転を停止させたり、
緊急対応として遠隔地から自動分析装置本体の電源をO
FFすることができる、また、装置オペレータは、送受
信器40を用いて遠隔地から自動分析装置本体の電源を
ONすることができるから、分析開始が決定されると装
置のそばに実際にオペレータが到着するまで待たずに、
直ちに自動分析装置本体の電源をONとすることができ
る。このために、装置の運転開始に備えた反応恒温槽の
昇温や反応容器の予備洗浄、シリンジやピペッター類の
プライミングなどの定常の準備作業をオペレータが装置
本体に到着するまでに、自動的に終了させてスタンバイ
状態にしておくことができるから、オペレータが到着す
るとすぐに分析作業を実施させることができる。
【0066】メンテナンス担当者についても、上述した
検査データ責任者及び装置オペレータと同様に、送受信
器42の表示内容に基づいて、ブザー音の停止や装置電
源のオフ等の適切な指示信号を自動分析装置に送信す
る。
【0067】さて、自動分析装置から送受信器40、4
2又は44に伝達する内容については、病院、検査セン
ター、研究所等の各施設により、要求が異なる場合があ
る。例えば、電解質分析付属装置付きの自動分析装置が
設置された施設の場合には、電解質分析に関するデータ
異常や付属装置に起因する異常のアラーム(図6に示す
アラームコード23及び24)が必要である。これに対
して、電解質分析付属装置を付属していない自動分析装
置が設置された施設については、上述のようなアラーム
は必要ではない。また、送受信器としては、当初は1台
のみで、全てのメッセージを受信し、その後、送受信器
を追加する場合も考えられる。そこで、本発明の一実施
例においては、自動分析装置の異状内容の伝達アラーム
及びその伝達先を、各施設毎に、その必要性に応じて設
定可能となっている。
【0068】つまり、図3において、操作者により、キ
ーボード等から伝達アラーム、アラームコード及び伝達
先を示す信号が、CPUバス10を介して制御CPU1
1に供給される。CPU11に供給された伝達アラー
ム、アラームコード及び伝達先を示す信号は、動作制御
部11Aを介して伝達先別メセージ設定部11Bに供給
される。伝達先別メッセージ設定部11Bは、供給され
た伝達メッセージ、アラームコード及び伝達先を伝達先
メッセージ記憶部11Cに格納する。
【0069】図8は、伝達メッセージ、アラームコード
及び伝達先を設定する場合に、CRT36に表示される
操作画面の例である。図8において、“CODE”は、
アラームコードを示し、“INDICATE”は、送受
信器に表示されるメッセージを示し、“RECEIVE
R”は送受信器の認識用IDコードを示す。この例の場
合、IDコード“1”は装置オペレータ用送受信器であ
り、IDコード“2”は検査データ責任者用送受信器で
あり、IDコード“3”は装置メンテナンス担当者用送
受信器である。ただし、アラームコードと異状内容状と
の対応関係は、予め、記憶部11Cに記憶されている。
なお、送受信器の認識用IDコードは、送受信器の操作
部(図示せず)を操作することにより、設定可能となっ
ている。
【0070】このように、自動分析装置が設置される施
設毎に、必要なメッセージ及び伝達先が設定できる。ま
た、自動分析装置を設置後、当初は、送受信器が不要も
しくは1台のみ必要であり、その後、送受信器を追加す
る場合にも対応可能である。以上のように、本発明の一
実施例によれば、伝達すべき内容(異状内容及び動作進
行状況)毎に、自動分析装置本体から離れた適切な伝達
先を選択し送信し、適切な担当者から適切な動作制御指
令を受信する。これにより、適切な制御動作が早期に実
行され、分析動作の中断時間を短縮化することができ、
分析効率を向上可能な自動分析装置を実現することがで
きる。また、本発明の一実施例によれば、伝達するメッ
セージや伝達先を、任意に設定することができる。した
がって、自動分析装置が設定される施設毎に、必要なメ
ッセージ及び伝達先が設定できる。また、自動分析装置
を設置後、当初は、送受信器が不要もしくは1台のみ必
要であり、その後、送受信器を追加する場合にも対応可
能となる。
【0071】また、本発明の一実施例によれば、自動分
析装置の送信部が、伝達メッセージを送信してから所定
時間以内に、伝達先から指令信号を受信しなかった場合
には、予め定められた指示に従って、分析動作が制御さ
れる。したがって、伝達先にて、トラブルが発生した場
合にも、適切な制御動作を実行することができる。
【0072】図9は、本発明の他の実施例の動作フロー
チャートである。この図9の例の構成については、図1
〜図4に示した例と同様となるので省略する。また、図
9の例は、図5の例にステップ109〜112を追加し
た例であり、他のステップは、同等となっている。図9
のステップ100において、動作制御部11Aは、自動
分析装置に異状が発生したか否かを判定し、異状が発生
していない場合には、ステップ109に進む。このステ
ップ109において、動作制御部11Aは、自動分析装
置本体の1動作が終了したか否かを判断する。この1動
作とは、例えば、試料が反応容器に吐出される動作や、
試薬が反応容器に吐出される動作である。そして、この
1動作が終了せず、実行中であれば、ステップ100に
戻る。
【0073】ステップ109において、1動作が終了し
たならば、ステップ110に進む。そして、このステッ
プ110において、動作制御部11Aは、伝達先判別部
11Dに指令信号を供給し、記憶部11Cに予め記憶さ
れた動作正常メッセージ(動作が正常であることを示す
とともに動作の進行状況を示すメッセージ)を選択す
る。次に、ステップ111において、伝達先判別部11
Dは、記憶部11Cに予め記憶された動作正常メッセー
ジ伝達先に基づいて判別する。
【0074】続いて、ステップ112において、送信部
38から送信先の送受信器を示すIDコード、送信元の
自動分析装置のIDコード及び動作が正常であることを
示すメッセージを示す信号が発信される。そして、ステ
ップ100に戻る。
【0075】動作正常メッセージ信号を受信した送受信
器は、異状発生時に発生する音とは、異なる音を発生さ
せる。そして、この送受信器の表示部に動作正常である
ことを示すメッセージを表示する。この場合、どの動作
まで進んだかを示すように、動作毎に異なるメッセージ
を表示させることができる。
【0076】以上のように、本発明の他の実施例によれ
ば、図5に示した例と同様な効果を得ることができる。
さらに、本発明の他の実施例によれば、自動分析装置が
正常であることを、遠隔配置される送受信器に送信し、
正常であることを及びその進行状況を示すメッセージを
発生するので、遠隔地に存在する各担当者が分析進行情
報をモニタすることができる(分析動作が正常に進行中
であることを認識することができる)。
【0077】なお、図9の例のステップ109におい
て、1動作終了したか否かを判定するように構成した
が、1動作では無く、一定時間経過したか否かを判定す
るように、構成してもよい。つまり、分析動作が正常で
あれば、一定時間毎にメッセージを送受信器に表示され
るように構成することもできる。
【0078】また、上述した例においては、送受信器
は、自動分析装置が設置される病院等の1施設内で、送
受信可能である。また、自動分析装置の送信部及び受信
部と各送受信器との信号の送受信は、有線又は無線のど
ちらでもよい。そして、無線にて、送受信を行う場合に
は、電波の他、赤外線等を使用することも可能である。
【0079】また、図5の例において、送受信器側か
ら、自動分析装置側に、動作の進行状況の伝達要求を送
信し、その要求に応じて、自動分析装置側から、動作進
行状況を送受信器に伝達させることも可能である。
【0080】また、自動分析装置を夜間等において、無
人運転する場合、上述した送受信器の他に、電話回線を
利用した携帯用受信専用器を各担当者が携帯するように
構成することも可能である。
【0081】また、上述した例は、送受信器が3台の場
合の例であるが、送受信器は、1台又は2台、又は4台
以上の場合でも、本発明は適用可能である。
【0082】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。伝達すべき内容毎
に、自動分析装置本体から離れた適切な伝達先を選択し
送信し、適切な担当者から適切な動作制御指令を受信す
る。これにより、適切な制御動作が早期に実行され、分
析動作の中断時間を短縮化することができ、分析効率を
向上可能な自動分析装置を実現することができる。
【0083】また、自動分析装置の送信部が、伝達メッ
セージを送信してから所定時間以内に、伝達先から指令
信号を受信しなかった場合には、判断部は、予め定めら
れた指示に従って、分析動作を制御する。これにより、
伝達先にてトラブルが発生した場合にも、適切な制御動
作を実行することができる。
【0084】また、伝達すべき状態と伝達メッセージと
が、操作者の操作に従い、伝達メッセージ設定部によ
り、メッセージ記憶部に格納される。これにより、自動
分析装置が設置される各施設毎の要求に応じたメッセー
ジ伝達を実行することができる。
【0085】また、伝達先判別部は、分析動作の所定工
程終了毎又は所定時間間隔毎に、動作正常メッセージ
(異状メッセージ)及び伝達先を判別する。判別した伝
達先及び動作正常メッセージ(異状メッセージ)を示す
信号が、送信部により送信される。これにより、伝達先
の担当者は、分析動作が正常に進行中または異状発生で
あることを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の外観図である。
【図3】図1の例の制御CPUの機能ブロック図であ
る。
【図4】図1の例の送受信器の概略機能ブロックと、情
報伝達の流れを示す図である。
【図5】図1の例の動作フローチャートである。
【図6】アラーム名と、アラームコード、メッセージ及
び伝達先との対応関係の一例を示す図である。
【図7】送受信器の表示部に表示されるメッセージの例
を示す図である。
【図8】アラームメッセージ及び伝達先を設定するため
の表示画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 自動分析装置本体 10 CPUバス 11 制御CPU 11A 動作制御部 11B 伝達先メッセージ設定部 11C 伝達先別メッセージ記憶部 11D 伝達先判別部 11E カウンタ 11F アンサバック判別部 12 LOGアンプ及びA/Dコン
バータ 13 メモリ 14 フロッピーディスクドライブ 15 機構制御部 16 キーボード 17 試薬分注機構 18 洗浄水給排水機構 19 サンプル分注機構 20 光度計 21 洗浄機構 22 反応ディスク 23 撹拌機構 24 試薬ピペッティング機構 25 光源 26 試薬容器 27 試薬ディスク 28 恒温漕 29 サンプルディスク 30 サンプルピペティング機構 35 反応容器 36 CRT 37 プリンタ 38 送信部 39 受信部 40 送受信器(1) 41 試料容器 42 送受信器(3) 44 送受信器(2) 40A、42A、44A 受信部 40B、42B、44B メッセージ表示部 40C、42C、44C 指示信号発生部 40D、42D、44D 送信部 40E、42D、44D 操作部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。自動分析装置本体
の動作状態を監視する監視手段と、動作状態情報を伝達
する伝達先から動作状態情報を要求されたことを判断す
る要求判断手段と、動作状態情報が要求されたことに応
じて、自動分析装置本体の動作状態を表わす状態表示信
号を発生する信号発生手段と、状態表示信号の伝達先を
決定する伝達先決定手段と、状態表示信号を伝達先に伝
達する伝達手段とを備える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】好ましくは、上記自動分析装置において、
伝達手段は無線伝送器を有する。また、好ましくは、上
記自動分析装置において、伝達先決定手段は、複数の伝
達先のうち、状態表示信号が受信されるべき伝達先を決
定する伝達先決定手段を有する。また、好ましくは、上
記自動分析装置において、伝達手段は電波信号を発生す
る手段を有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、信号発生手段は、伝達するメッセージを表す信号
を伝達する伝達部を有する。また、好ましくは、上記自
動分析装置において、伝達先からコマンド信号を受信す
る受信手段と、コマンド信号に応答して、自動分析装置
本体を制御する制御手段とを、さらに備え、伝達先決定
手段は、自動分析装置本体の分析動作の一期間内で、伝
達すべき所定の状態が発生したか否かを判別する判別部
を有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、受信手段は、無線電波信号を受信する手段を有す
る。また、好ましくは、上記自動分析装置において、受
信手段は、伝達先からのコマンド信号を受信し、このコ
マンド信号を上記判別部に供給する受信部を有し、判別
部は、受信部から供給されたコマンド信号に従って、自
動分析装置本体の動作を制御する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、状態表示信号を受信する手段を、伝達先に備え
る。また、好ましくは、上記自動分析装置において、状
態表示信号受信手段は、伝達先のIDコードを受信する
手段を有する。また、好ましくは、上記自動分析装置に
おいて、伝達先から自動分析装置本体に分析装置制御入
力信号を伝達する手段を、さらに備える。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、状態表示信号受信手段は、複数の携帯用送受信器
を有する。また、好ましくは、上記自動分析装置におい
て、状態表示信号は、所定の伝達元コードを表す信号
と、伝達メッセージを表す信号とを有する。また、好ま
しくは、上記自動分析装置において、携帯用送受信器
は、自動分析装置本体の伝達部により伝達された信号を
受信する受信部と、伝達メッセージを示す信号によって
示されたメッセージを表示する表示部と、操作者の指令
を設定するオペレーション部と、オペレーション部によ
って設定された指令を示す信号を発生する指令信号発生
部と、指令信号発生部により発生された信号を自動分析
装置本体の受信部に伝達する伝達部とを有する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達先決定手段は、自動分析装置本体の分析動作
の一期間内に伝達すべき所定の状態が発生したか否かを
決定し、伝達部から伝達メッセージが伝達された後、所
定時間内に伝達先から、コマンド信号を受信していない
ときには、所定の指令に従って、分析動作を制御する決
定部を有する。また、好ましくは、上記自動分析装置に
おいて、伝達すべき状態を設定する伝達メッセージ設定
部と、伝達メッセージ設定部により設定され、伝達すべ
き各状態の伝達メッセージを格納するメッセージ格納部
とを、さらに備える。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達メッセージ設定部は、オペレータの操作に従
って伝達メッセージの伝達先を設定し、メッセージ格納
部は、伝達すべき各状態における伝達メッセージと伝達
先とを格納する。また、好ましくは、上記自動分析装置
において、複数の携帯送受信器を有する受信手段を備
え、この受信手段は、メッセージ設定部により設定され
た状態を表示する表示手段と、自動分析装置本体の伝達
部により伝達された信号を受信する受信部と、受信した
信号により示されたメッセージを表示する表示部と、オ
ペレータの指令を設定するオペレーション部と、オペレ
ーション部により設定された指令を表す信号を発生する
指令信号発生部と、指令信号発生部により発生された信
号を自動分析装置本体の受信部に伝達する伝達部とを有
する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、携帯用送受信器の表示部に表示されたメッセージ
は、伝達すべき状態に対応するコードを含む。また、好
ましくは、上記自動分析装置において、伝達手段は、伝
達先を示すとともに、伝達メッセージを示す信号を伝達
する。また、好ましくは、上記自動分析装置において、
伝達先決定手段は、分析動作の一期間内で所定の伝達す
べき状態が発生したか否かを決定する決定部と、分析動
作の所定工程が終了したときに、伝達先と動作進行状態
を示すメッセージとを判別する伝達先判別部と、この伝
達先判別部により判別された伝達先と動作進行状態メッ
セージとを伝達する伝達部とを有する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達先決定手段は、分析動作の一期間内で伝達す
べき所定の状態が発生したか否かを決定する決定部を有
し、信号発生手段は、自動分析装置本体から遠隔した位
置の所定の伝達先を判別するとともに、伝達すべき状態
が発生したと決定部が決定したとき、その発生した状態
に従って所定の伝達メッセージを判別する伝達先判別部
を有する。また、好ましくは、上記自動分析装置におい
て、伝達先判別部は、伝達先と、所定の時間間隔で動作
進行状態示すメッセージを判別するとともに、自動分析
装置本体は、所定の時間間隔で、伝達先判別部により判
別された伝達先と動作進行状態メッセージとを示す信号
を送信する送信部を備える。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達先判別部は、伝達すべき状態が発生していな
いことを判断した場合には、分析動作の所定工程が終了
したとき、伝達先と所定の動作正常メッセージを判別す
るとともに、自動分析装置本体は、伝達すべき状態が発
生していないことが上記伝達先判別部により判断され、
所定の工程が終了したときには、伝達先と判別部により
判別された動作正常メッセージとを示す信号を送信する
送信部を備える。また、好ましくは、上記自動分析装置
において、伝達先判別部は、伝達すべき状態が発生して
いないことを判断した場合には、所定時間間隔で、伝達
先と所定の動作正常メッセージを判別するとともに、自
動分析装置本体は、伝達すべき状態が発生していないこ
とが伝達先判別部により判断された場合には、所定の時
間間隔で、伝達先と判別部により判別された動作正常メ
ッセージとを示す信号を送信する送信部を備える。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、好ましくは、上記自動分析装置にお
いて、伝達すべき状態は、自動分析装置本体の異常状態
を含み、伝達先判別部は、自動分析装置本体が異常状態
であることが上記決定部により決定された場合であり、
分析動作の所定工程が終了したときには、伝達先と所定
の異常メッセージを判別するとともに、自動分析装置本
体は、この自動分析装置本体が異常状態であることが伝
達先判別部により判断され、所定工程が終了したときに
は、伝達先と判別部により判別された異常メッセージと
を示す信号を送信する送信部を備える。また、好ましく
は、上記自動分析装置において、伝達すべき状態は、自
動分析装置本体の異常状態を含み、伝達先判別部は、自
動分析装置本体は異常状態であることが決定部により決
定された場合には、所定の時間間隔で、伝達先と所定の
異常メッセージを判別し、自動分析装置本体は、この自
動分析装置本体が異常状態であることが伝達先判別部に
より判断されたときには、所定の時間間隔で、伝達先と
判別部により判別された異常メッセージとを示す信号を
送信する送信部を備える。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液、尿等の試料を分析する自動分析装
    置において、 分析動作中に、予め定められた伝達すべき状態が発生し
    たか否かを判断する判断部と、 上記判断部により、伝達すべき状態が発生したと判断さ
    れた場合には、この発生した状態に応じて、予め定めら
    れ、上記自動分析装置の遠隔地点に位置する伝達先と、
    伝達メッセージとを判別する伝達先判別部と、 伝達メッセージを示す信号を送信する送信部と、 上記伝達先からの指令信号を受信し、上記判断部に供給
    する受信部と、 を備え、上記判断部は、受信部から供給された指令信号
    に従って、分析動作を制御することを特徴とする自動分
    析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記送信部が上記伝達先に送信する信号は、無線信号で
    あることを特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記伝達先は、複数の携帯用送受信器であることを特徴
    とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記送信部は、上記伝達メッセージの他に、予め定めら
    れた送信元コードを示す信号を送信することを特徴とす
    る自動分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の自動分析装置において、
    上記携帯用送受信器は、上記自動分析装置の送信部から
    の送信信号を受信する受信部と、受信した信号が示すメ
    ッセージを表示する表示部と、操作者による指示が設定
    される操作部と、この操作部により設定された指示を示
    す信号を発生する指示信号発生部と、この指示信号発生
    部から発生された信号を上記自動分析装置の受信部に送
    信する送信部とを有することを特徴とする自動分析装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自動分析装置において、
    上記判断部は、上記送信部から伝達メッセージが送信さ
    れてから所定時間以内に上記伝達先からの指令信号を受
    信しなかった場合には、予め定められた指示に従い、分
    析動作を制御することを特徴とする自動分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動分析装置において、
    伝達すべき状態と伝達メッセージとを操作者の操作に従
    い設定する伝達メッセージ設定部と、この伝達メッセー
    ジ設定部により設定された伝達メッセージを、上記伝達
    すべき状態毎に記憶するメッセージ記憶部とを、さらに
    備えることを特徴とする自動分析装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の自動分析装置において、
    上記伝達メッセージ設定部には、さらに、上記伝達メッ
    セージの伝達先が操作者の操作に従い、設定され、上記
    メッセージ記憶部には、上記伝達メッセージと伝達先と
    が、伝達すべき状態毎に記憶されることを特徴とする自
    動分析装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の自動分析装置にお
    いて、上記メッセージ設定部による設定内容を表示する
    表示手段を、さらに備えることを特徴とする自動分析装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の自動分析装置におい
    て、上記携帯用送受信器の表示部に表示されるメッセー
    ジは、伝達すべき状態に対応するコードを含むことを特
    徴とする自動分析装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記送信部は、伝達メッセージの他に、伝達先を示
    す信号も送信することを特徴とする自動分析装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記伝達先判別部は、分析動作の所定工程終了毎
    に、上記伝達先と動作進行状況を表すメッセージとを判
    別し、上記送信部は、上記伝達先判別部により判別され
    た伝達先と動作進行状況を表すメッセージとを示す信号
    を、上記所定工程終了毎に送信することを特徴とする自
    動分析装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記伝達先判別部は、所定時間間隔毎に、上記伝達
    先と動作進行状況を表すメッセージとを判別し、上記送
    信部は、上記伝達先判別部により判別された伝達先と動
    作進行状況を表すメッセージとを示す信号を、上記所定
    時間間隔毎に送信することを特徴とする自動分析装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記判断部により、伝達すべき状態では無いと判断
    された場合には、上記伝達先判別部は、分析動作の所定
    工程終了毎に、上記伝達先と予め定められた動作正常メ
    ッセージとを判別し、上記送信部は、上記伝達先判別部
    により判別された伝達先と動作正常メッセージとを示す
    信号を、上記所定工程終了毎に送信することを特徴とす
    る自動分析装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記判断部により、伝達すべき状態では無いと判断
    された場合には、上記伝達先判別部は、所定時間間隔毎
    に、上記伝達先と予め定められた動作正常メッセージと
    を判別し、上記送信部は、上記伝達先判別部により判別
    された伝達先と動作正常メッセージとを示す信号を、上
    記所定時間間隔毎に送信することを特徴とする自動分析
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記伝達すべき状態は、自動分析装置の異状状態を
    含み、上記判断部により、異状状態であると判断された
    場合には、上記伝達先判別部は、分析動作の所定工程終
    了毎に、上記伝達先と予め定められた異状メッセージと
    を判別し、上記送信部は、上記伝達先判別部により判別
    された伝達先と異状メッセージとを示す信号を、上記所
    定工程終了毎に送信することを特徴とする自動分析装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の自動分析装置におい
    て、上記伝達すべき状態は、自動分析装置の異状状態を
    含み、上記判断部により、異状状態であると判断された
    場合には、上記伝達先判別部は、所定時間間隔毎に、上
    記伝達先と予め定められた異状メッセージとを判別し、
    上記送信部は、上記伝達先判別部により判別された伝達
    先と異状メッセージとを示す信号を、上記所定時間間隔
    毎に送信することを特徴とする自動分析装置。
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