JPH07257267A - 車両用の前照灯・電灯ユニット - Google Patents

車両用の前照灯・電灯ユニット

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Publication number
JPH07257267A
JPH07257267A JP3562195A JP3562195A JPH07257267A JP H07257267 A JPH07257267 A JP H07257267A JP 3562195 A JP3562195 A JP 3562195A JP 3562195 A JP3562195 A JP 3562195A JP H07257267 A JPH07257267 A JP H07257267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlight
electric lamp
casing
holding element
leaf spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3562195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans Daumueller
ダウミュラー ハンス
Frieder Liedtke
リートケ フリーダー
Peter Kusserow
クゼロフ ペーター
Friedrich Schmied
シュミート フリードリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH07257267A publication Critical patent/JPH07257267A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0029Spatial arrangement
    • B60Q1/0041Spatial arrangement of several lamps in relation to each other
    • B60Q1/0047Signalling unit mounted on a headlamp unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造誤差に基づく寸法偏差または形状偏差が
存在する場合でも、電灯を前照灯ケーシングに適正な個
所で固定することができるようにする。 【構成】 ロック機構60が、保持エレメント40に係
止可能であり、該保持エレメント40が、他方のケーシ
ング14に固定可能であって、しかも該他方のケーシン
グ14における電灯12の組付け方向26に沿って互い
に異なる位置にもたらされるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の前照灯・電灯
ユニットであって、該前照灯・電灯ユニットが、車両に
設けられた収容部に固定可能であり、前照灯と電灯と
が、互いに着脱自在に結合可能であって、各1つのケー
シングを有しており、一方のケーシングにばね弾性的な
少なくとも1つのロック機構が配置されており、該ロッ
ク機構が、他方のケーシングに少なくとも間接的に係止
可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の前照灯・電灯ユニット
は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4238285号
明細書に基づき公知である。この公知の前照灯・電灯ユ
ニットは前照灯と、この前照灯に側方で並んで配置され
た電灯、たとえば点滅灯とを有している。前照灯と電灯
とはそれぞれ1つのケーシングを有しており、電灯は前
照灯ケーシングに着脱自在に取付け可能である。電灯ケ
ーシングには、係止レバーの形のばね弾性的なロック機
構が配置されており、前照灯ケーシングには前記係止レ
バーのための収容部が形成されている。電灯を組み付け
るためには、電灯に設けられた係止レバーが前照灯の前
面側から前記収容部に押し込まれ、電灯の終端位置にお
いて前記係止レバーは前記収容部に設けられた肩部に電
灯の押込み方向に対して横方向で係止されて、電灯を終
端位置に位置固定する。この公知の前照灯・電灯ユニッ
トには、次のような欠点がある。すなわち、電灯はたん
に一個所でしか前照灯に固定することができないので、
電灯にも前照灯にも存在する製作誤差に基づき、前照灯
に対する電灯の適正な対応配置が必ずしも与えられてい
ない。この公知の前照灯・電灯ユニットは車両に設けら
れた収容部に組み込むために使用されるものであり、こ
の収容部は同じく製造誤差を有している。この場合に
も、電灯を一個所でしか前照灯に固定することができな
いと、電灯は車両に設けられた収容部に適正に位置調整
されなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の前照灯・電灯ユニットを改良して、製造
誤差に基づく寸法偏差または形状偏差が存在する場合で
も、電灯を前照灯ケーシングに適正な個所で固定するこ
とのできるような前照灯・電灯ユニットを提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記ロック機構が、保持エレメン
トに係止可能であり、該保持エレメントが、他方のケー
シングに取付け可能であって、しかも該他方のケーシン
グで電灯の組付け方向に沿って種々異なる位置にもたら
されるようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯・電灯ユニットに
は、従来のものに比べて次のような利点がある。すなわ
ち、電灯は、前照灯ケーシングに対して相対的に電灯の
押込み方向に沿って種々異なる個所にもたらされる保持
エレメントを介して、種々異なる個所で前照灯ケーシン
グに固定することができ、ひいては製造誤差に基づく寸
法偏差または形状偏差が存在する場合でも、電灯は前照
灯ケーシングに適正な個所で固定することができる。
【0006】本発明の有利な改良形は請求項2以下に記
載されている。請求項2〜請求項4には、保持エレメン
トの第1の構成が記載されている。この構成は、特に僅
かな製造手間しか必要としない。この保持エレメントは
電灯の組付け前に電灯の押込み方向とは反対の方向でプ
レロードをかけられるので、電灯は、プレロードによっ
て自動的に押込み方向に運動する保持エレメントによっ
て、押込み方向でばね弾性的に終端位置に保持される。
請求項5〜請求項10には、保持エレメントの第2の構
成が記載されている。この第2の構成では、保持エレメ
ントが、押込み方向でこの保持エレメントに接触する電
灯によって、押込み方向で、前記収容部における電灯の
適正な位置決めのために必要とされる位置にまで一緒に
運動させられる。請求項8に記載の構成により、保持エ
レメントは既に電灯の組込み前に、たとえば前照灯を電
灯の組込み時まで運搬するため、または前照灯の車両に
おける組込み時まで前照灯ケーシングに保持される。こ
れにより、前照灯・電灯ユニットを車両に組み込むため
に必要となる構成部分の数も少なくなる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0008】図1〜図4に示した、車両、特に自動車に
用いられる前照灯・電灯ユニットは、前照灯10と、こ
の前照灯10に並んで側方に配置された電灯12とを有
している。電灯12は、たとえば車両の前方点滅灯であ
る。前照灯10はケーシング14を有しており、電灯1
2はケーシング16を有している。両ケーシング14,
16はぞれぞれプラスチックから成っている。前照灯ケ
ーシング14には、光源(図示しない)を備えたリフレ
クタ15が配置されており、前照灯ケーシング14に設
けられた光線出射開口は透光性のカバーディスク18に
よって閉鎖されている。電灯ケーシング16には、光源
19が挿入されており、この場合、電灯ケーシング16
の内面は少なくとも部分的に反射性に形成されていてよ
い。これにより、光源19から放出された光線は所定の
方向に反射される。電灯ケーシング16に設けられた光
線出射開口は同じくカバーディスク20によって閉鎖さ
れている。前照灯10は車両のボディに設けられた収容
部22に固定されており(図示しない)、この場合、電
灯12は一方では前照灯10に、他方では収容部20に
それぞれ隣接している。
【0009】電灯12は前照灯ケーシング14に固定可
能であり、このためには、電灯12が、前照灯10の、
車両の走行方向を向いた前面側から車両の長手方向軸線
24に対してほぼ平行に矢印26の方向で前照灯10に
並んで押し込まれる。電灯ケーシング16には、図1お
よび図4に示したように前照灯ケーシング14に向かっ
て1つまたは複数のばね舌片28が配置されている。こ
のばね舌片28の押込み方向または組付け方向26とは
反対の方向を向いた端部が、電灯ケーシング16と一体
に形成されており、ばね舌片28の自由端部が組付け方
向26を向いていると有利である。実施例では、2つの
ばね舌片28が設けられている。両ばね舌片28は電灯
の組込み位置において、鉛直方向で互いにずらされて、
つまり上下に配置されている。一方のばね舌片28は電
灯ケーシング16の下側の縁範囲に配置されており、他
方のばね舌片28は上側の縁範囲に配置されている。ば
ね舌片28の自由端部は組付け方向26に対して横方向
にばね弾性的に運動可能である。前照灯ケーシング14
では、図1および図4に示したように電灯12に向かっ
て配置された壁に、電灯12に設けられたばね舌片28
の数に対応してポケット30が配置されている。このポ
ケット30は電灯12に向かって前記壁から突出してい
る。このポケット30には、押込み方向に沿って延びる
各1つのスリット32が形成されている。ポケット30
は前照灯ケーシング14と一体に形成されていると有利
である。
【0010】図2に示した第1実施例では、前照灯ケー
シング14に板ばね40の形の保持エレメントが設けら
れている。この板ばね40はその一方の端範囲42で前
照灯ケーシング14に固定されており、この場合、たと
えば端範囲42が、前照灯ケーシング14に設けられた
スリット44に差し込まれて、この前照灯ケーシング1
4に保持されている。端範囲42からは、1つまたは複
数のフック46が切出し成形されている。このフック4
6はスリット44内に喰い付き、これにより端範囲42
の引抜きを防止している。スリット44は前照灯ケーシ
ング14から突出した支持体48に形成されていて、電
灯12の組付け方向26に対してほぼ平行に延びてい
る。しかしこのスリット44は任意の別形式で配置する
こともできる。板ばね40の端範囲42はスリット44
内に、組付け方向26とは逆の方向で差し込まれてい
る。板ばね40の他方の端範囲50は、前照灯ケーシン
グ14から突出した別の支持体54に設けられた別のス
リット52を通って移動可能に案内されている。この別
のスリット52は組付け方向26に対してほぼ平行に延
びている。板ばね40の前記スリット52を貫通した自
由端部56は折り曲げられていて、前照灯10の組込み
位置において下方を向いている。板ばね40の折り曲げ
られた自由端部56は係止エッジを形成する。板ばね4
0の端範囲50が移動可能に案内されているスリット5
2は、スリット44から組付け方向26で遠ざけられて
おり、しかも前照灯10の組込み位置において鉛直方向
で、スリット44から下方に遠ざけられて配置されてい
る。板ばね40の両端範囲42,50の間に配置された
真ん中の範囲は自由に運動可能である。
【0011】電灯ケーシング16には、係止レバー60
の形のばね弾性的な係止機構が配置されている。この係
止レバー60の、組付け方向26とは反対の方向を向い
た端範囲は、電灯ケーシング16に固定されていて、有
利には電灯ケーシング16と一体に成形されている。係
止レバー60の自由端範囲は組付け方向26に延びてい
て、組付け方向26に対して横方向にばね弾性的に運動
可能である。係止レバー60は平らな横断面を有してお
り、この場合、係止レバー60の広幅側は電灯12の組
付け位置においてほぼ水平に延びている。係止レバー6
0の自由端範囲は、電灯12の組付け位置において上方
を向いた少なくとも1つの突起62を有している。この
突起62によって、組付け方向26とは反対の方向を向
いた肩部64が形成されている。突起62は組付け方向
26とは反対の方向で肩部64に向かって上昇する斜面
66を有している。
【0012】電灯12の組付け時では、前照灯・電灯ユ
ニットを車両に設けられた収容部22に挿入する前に、
電灯12がばね舌片28で前照灯ケーシング14に設け
られたポケット30に押し込まれる。これによって、電
灯12は組付け方向26に対して横方向で前照灯10に
保持される。前照灯ケーシング14に保持された板ばね
40はまず弛緩されている。すなわち、板ばね40の、
前記両スリット44,52の間に配置された範囲が延伸
されて配置されている。係止エッジを形成する自由端部
56は電灯12の組付け方向26で比較的大きくスリッ
ト52を貫通し、つまり組付け方向26に向かって最も
大きく押しずらされた位置に配置されている。電灯12
は、係止レバー60の突起を形成する肩部64が板ばね
40の係止エッジ56に係止されるまで組付け方向26
に運動させられる。このときに電灯12は、車両に設け
られた収容部22における前照灯・電灯ユニットの組付
け後に取る適正な終端位置に比べて、組付け方向26に
向かってさらに押しずらされた位置に位置する。前照灯
・電灯ユニットは車両に設けられた収容部22への組込
み時に車両の長手方向軸線24に沿ってかつ電灯12の
組付け方向26に対して平行に押し込まれる。収容部2
2は少なくとも1つの規定の当接個所を有している。こ
の当接個所には、電灯12が、収容部22に適正に位置
調整された位置において前照灯・電灯ユニットの挿入方
向で当接する。当接個所としては、たとえば収容部の制
限部または車両のボディ部分、たとえばフェンダ68が
役立つ。電灯12は、その組付け方向26に押しずらさ
れた位置に基づき、前照灯10が完全に収容部内に挿入
される前に既に当接個所、つまりフェンダ68に当接す
る。前照灯10が収容部22内に向かってさらに挿入さ
れると、板ばね40はプレロードをかけられ、この場
合、板ばね40の自由端部56は組付け方向26とは反
対の方向に運動させられる。板ばね40の端範囲50は
スリット52内に案内されており、板ばね40の真ん中
の範囲はs字形に変形させられている。前照灯10が収
容部22内に終端位置にまで挿入されると、前照灯10
は固定部材(図示しない)、たとえばねじによって収容
部22に公知の形式で固定される。電灯12は組付け方
向26でプレロードをかけられた板ばね40によって、
収容部22の当接個所68において接触状態に保持さ
れ、この場合、変形可能な板ばね40によって電灯1
2、前照灯10および収容部22の寸法誤差および/ま
たは形状誤差が補償される。
【0013】電灯12を前照灯10とは無関係に取り外
すためには、電灯12の係止レバー60の自由端範囲を
下方に押圧するだけで済むので、板ばね40の自由端部
56における係止レバー60の係止は簡単に解除され
る。引き続き電灯12を組付け方向26とは反対の方向
で収容部22から引き出すことができる。板ばね40は
弛緩する。車両の、前記収容部22をカバーするボディ
部分70は開口72を有している。この開口72を通じ
て工具を差し通し、これにより電灯12の係止レバー6
0を運動させることができる。次いで、電灯12を再び
組み付ける場合には、この電灯12が再び前照灯10に
並んで収容部22内で、ばね舌片28を介して前照灯ケ
ーシング14に設けられたポケット30内に押し込ま
れ、その結果、電灯12は収容部22に設けられた当接
個所、たとえばフェンダ68に当接する。引き続き、板
ばね40にプレロードをかけなければならない。このた
めには、ボディ部分70に設けられた開口72を通じて
工具が導入されて、この工具によって板ばね40の真ん
中の範囲に組付け方向26とは反対の方向で力が加えら
れる。この場合に、板ばね40の真ん中の範囲はs字形
に曲げられ、係止エッジ56を形成する自由端部を備え
た端範囲50は、電灯12の係止レバー60が係止エッ
ジ56に係止されて、電灯12が再び保持されるまで、
組付け方向26とは反対の方向に移動させられる。
【0014】別の実施例(図示しない)では、係止レバ
ー60および保持エレメント、つまり板ばね40の配置
が前照灯・電灯ユニットの両ケーシング14,16に関
して前記実施例とは逆に行なわれる。この場合、係止レ
バー60の自由端範囲は電灯12の組付け方向とは逆の
方向を向いて前照灯ケーシング14に配置されており、
板ばね40は前で説明した構成の場合と同様に電灯ケー
シング16に固定されている。
【0015】図3および図4には、保持エレメントの別
の構成を有する前照灯・電灯ユニットの第2実施例が示
されている。電灯112は上記第1実施例の場合と同様
に係止レバー160と、ばね舌片128とを有してい
る。付加的に電灯ケーシング16には、リブ180が配
置されている。このリブ180の一方の端部は電灯ケー
シング116に固定されて、有利には一体に成形されて
いる。リブ180の自由端部は組付け方向26に対して
ほぼ平行に延びている。前照灯ケーシング114から
は、電灯112に向かって、スリット132を備えたポ
ケット130と、付加的に支持体182とが側方で突出
している。この支持体182は平らな横断面を有してお
り、この場合、この横断面の広幅側は前照灯110の組
込み位置において、ほぼ水平に配置されている。支持体
182は、組付け方向26に対してほぼ平行に延びるス
リット184を有している。このスリット184は支持
体182の、組付け方向26を向いた側から出発してい
る。支持体182には、保持エレメント140が配置さ
れている。この保持エレメントは支持体182に対して
横方向の断面図で見て図3に示したようにu字形に形成
されている。保持エレメント140は薄板部分として形
成されているが、しかしプラスチックから製造すること
もできる。保持エレメント140の両脚部141,14
2は支持体182の上面もしくは下面に、プレロードを
かけられて接触しており、この場合、両脚部141,1
42は、支持体182の、組付け方向26を向いた側で
互いに結合されている。保持エレメント140の上側の
脚部141は開口144を有しており、下側の脚部14
2は、上側の開口144とほぼ同軸的な開口145を有
しており、この開口145は雌ねじ山を有している。保
持エレメント140は、両開口144,145がスリッ
ト184と整合するように支持体182に配置されてい
る。保持エレメント140の下側の脚部142からは、
支持体182における保持エレメント140の組込み位
置において、突起156が下方に向かって切出し成形さ
れている。この突起156の自由端部は係止エッジを形
成する。保持エレメント140の下側の脚部142の自
由端部148は、支持体182に対して横方向の断面図
で見て図3に示したように、v字形に曲げられており、
この場合、v字体の先端部は上方を向いている。上側の
脚部141の自由端部147は上方に向かって折り曲げ
られている。
【0016】前照灯・電灯ユニットの組付け時では、ま
ず保持エレメント140が、前照灯ケーシング114に
設けられた支持体182に前組付けされ、この場合、保
持エレメント140は、組付け方向26とは反対の方向
を向いた側から前記両脚部141,142を介して支持
体182に被せ嵌められる。両脚部141,142は保
持エレメント140の被せ嵌め時にばね弾性的に互いに
離れる方向に押圧されるので、保持エレメント140は
支持体182に、小さなクランプ作用によって配置され
る。保持エレメント140は、下側の脚部142の自由
端部148が、組付け方向26とは反対の方向を向いた
前記支持体182の縁部に係止されるまで組付け方向2
6とは反対の方向で支持体182に被せ嵌められる。こ
の支持体182は図3に示したように下方に折り曲げら
れていてよい。保持エレメント140のこの位置は図3
において一点鎖線で示されている。上側の脚部141に
設けられた開口144を通じてねじ186が差し通され
て、このねじ山186のねじ山が、下側の脚部142に
設けられたねじ山付き開口145にねじ込まれる。ただ
し、このねじ186は、保持エレメント140をまだ支
持体182に沿って移動させることができる程度にしか
ねじ込まれない。前照灯ケーシング114における保持
エレメント140のこのような前組付けは、既に前照灯
110の製造時に行なうことができる。前照灯・電灯ユ
ニットを車両に設けられた収容部122に組み込むため
には、まず前照灯110が収容部122に押し込まれ
て、この収容部に固定される(図示しない)。引き続
き、電灯112が前照灯110に並んで収容部122に
押し込まれ、この場合、収容部122に設けられたばね
舌片128が、前照灯ケーシング114に設けられたポ
ケット130に導入される。組付け方向26に規定の距
離だけ移動させられた後に、電灯112に設けられた係
止レバー160が、保持エレメント140に設けられた
突起156によって形成された係止エッジに係止され
る。この位置において、または電灯112がさらに少し
だけ押し込まれた後に、電灯ケーシング116に設けら
れたリブ180の、組付け方向26に向いた端部が、保
持エレメント140の上側の脚部141の自由端部に接
触する。電灯112がさらに押し込まれると、保持エレ
メント140の下側の脚部142が、支持体182にお
ける係止から解離され、保持エレメント140は、電灯
112が正確に位置調整された終端位置で収容部122
に配置されるまで電灯112と共に支持体182に沿っ
て移動させられる。保持エレメント140はこの場合、
図3に実線で示した位置を取る。この位置において、前
照灯・電灯ユニットをカバーするボディ部分170に設
けられた開口172を通じて工具が導入され、ねじ18
6が締め付けられる。
【0017】電灯112を取り外すためには、電灯に設
けられた係止レバー160を、車両ボディ部分170に
設けられた開口172を通じて導入可能な工具によって
下方に押圧して、電灯112を組付け方向26とは反対
の方向で収容部122から引き出すだけでよい。保持エ
レメント140はこのとき、適正な位置で前照灯ケーシ
ング114に留まるので、引き続き電灯112を再び組
み込む場合には、この電灯122を再び収容部に押し込
んで、終端位置で保持エレメント140に係止するだけ
でよい。
【0018】第2実施例においても、係止レバー160
および保持エレメント140の配置を前照灯・電灯ユニ
ットの両ケーシング114,116に関して、上で述べ
た配置とは逆に設定することが可能である。この場合、
係止レバー160は前照灯ケーシング114に配置され
ていて、その自由端範囲は電灯112の組付け方向26
とは反対の方向を向いている。保持エレメント140
は、上で述べた構成と同様に電灯ケーシング116に固
定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による前照灯・電灯ユニットを水平方向
で断面した図である。
【図2】第1実施例による前照灯・電灯ユニットを図1
のII−II線に沿って断面した図である。
【図3】第2実施例による前照灯・電灯ユニットを図1
のII−II線に沿って断面した図である。
【図4】図3の矢印方向IV−IVで見た図である。
【符号の説明】
10 前照灯、 12 電灯、 14 前照灯ケーシン
グ、 15 リフレクタ、 16 電灯ケーシング、
18 カバーディスク、 19 光源、 20カバーデ
ィスク、 22 収容部、 24 長手方向軸線、 2
6 組付け方向、 28 ばね舌片、 30 ポケッ
ト、 32 スリット、 40 板ばね、 42 端範
囲、 44 スリット、 46 フック、 48 支持
体、 50 端範囲、 52 スリット、 54 支持
体、 56 自由端部、 60係止レバー、 62 突
起、 64 肩部、 66 斜面、 68 フェンダ、
70 ボディ部分、 72 開口、 110 前照灯、
112 電灯、 114 前照灯ケーシング、 11
6 電灯ケーシング、 122 収容部、 128 ば
ね舌片、 130 ポケット、 132 スリット、
140 保持エレメント、 141,142 脚部、
144,145 開口、 147,148 自由端部、
156 突起、 160 係止レバー、 170 ボ
ディ部分、 172 開口、 180 リブ、 182
支持体、 184 スリット、186 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリーダー リートケ ドイツ連邦共和国 デッティンゲン ハイ ネヴェーク 3 (72)発明者 ペーター クゼロフ ドイツ連邦共和国 ゾンネンビュール ホ ルダーガッセ 21 (72)発明者 フリードリッヒ シュミート ドイツ連邦共和国 プフリンゲン ヨハネ スシュトラーセ 24−1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用の前照灯・電灯ユニットであっ
    て、該前照灯・電灯ユニットが、車両に設けられた収容
    部(22;122)に固定可能であり、前照灯(10;
    110)と電灯(12;112)とが、互いに着脱自在
    に結合可能であって、各1つのケーシング(14,1
    6;114,116)を有しており、一方のケーシング
    (16;116,14;114)にばね弾性的な少なく
    とも1つのロック機構(60;160)が配置されてお
    り、該ロック機構(60;160)が、他方のケーシン
    グ(14;114,16;116)に少なくとも間接的
    に係止可能である形式のものにおいて、前記ロック機構
    (60;160)が、保持エレメント(40;140)
    に係止可能であり、該保持エレメント(40;140)
    が、他方のケーシング(14;114,16;116)
    に取付け可能であって、しかも該他方のケーシング(1
    4;114,16;116)で電灯(12;112)の
    組付け方向(26)に沿って種々異なる位置にもたらさ
    れるようになっていることを特徴とする、車両用の前照
    灯・電灯ユニット。
  2. 【請求項2】 前記保持エレメント(40)が、板ばね
    として形成されており、該板ばねの一方の端範囲(4
    2)が、他方のケーシング(14)に固定されており、
    他方の端範囲(50)が、電灯(12)の組付け方向
    (26)に沿って種々異なる位置にもたらされるように
    なっており、前記ロック機構(60)が、前記板ばね
    (40)の他方の、つまり可動の端範囲(50)に係止
    可能であり、前記板ばね(40)が、組付け方向(2
    6)で電灯(12)に作用する力を付与する目的でプレ
    ロードをかけられるようになっている、請求項1記載の
    前照灯・電灯ユニット。
  3. 【請求項3】 前記板ばね(40)の可動の端範囲(5
    0)が、他方のケーシング(14)に移動可能に案内さ
    れており、前記板ばね(40)の両端範囲(42,5
    0)の間に配置された真ん中の範囲が、自由に運動可能
    である、請求項2記載の前照灯・電灯ユニット。
  4. 【請求項4】 前記収容部(22)が、当接個所(6
    8)を有しており、該当接個所(68)に電灯(12)
    が組付け方向(26)で、終端位置への到達時に当接す
    るようになっており、電灯(12)が、前照灯(10)
    に対して相対的に、前記収容部(22)内で電灯(1
    2)の取る終端位置を越えてさらに組付け方向(26)
    に押しずらされた位置に前組付け可能であり、前照灯
    (10)が、組付け方向(26)に押しずらされた位置
    で前照灯(10)に前組付けされた電灯(12)と共
    に、前記収容部(22)内に挿入可能であり、電灯(1
    2)が前記収容部(22)に設けられた当接個所(6
    8)に当接した後に、前照灯(10)が引き続きさらに
    前記収容部(22)内に挿入されると、前記板ばね(4
    0)が、前照灯(10)と電灯(12)との間の相対運
    動によってプレロードをかけられるようになっている、
    請求項2または3記載の前照灯・電灯ユニット。
  5. 【請求項5】 前記保持エレメント(140)が、他方
    のケーシング(114)に電灯(112)の組付け方向
    (26)に沿って移動可能に案内されていて、固定エレ
    メント(186)によって位置固定可能である、請求項
    1記載の前照灯・電灯ユニット。
  6. 【請求項6】 前記保持エレメント(140)が、他方
    のケーシング(114)に、電灯(112)の終端位置
    で前記保持エレメント(140)の取る位置に対して電
    灯(112)の組付け方向(26)に沿ってずらされた
    位置で前組付けされており、前照灯・電灯ユニットの、
    前記ロック機構(160)を有する一方のケーシング
    (116)が、電灯(112)の終端位置への到達前に
    前記保持エレメント(140)に接触する区分(18
    0)を有しており、該区分(180)が前記保持エレメ
    ント(140)に接触する前に前記ロック機構(16
    0)が前記保持エレメント(140)に係止可能であ
    り、電灯(112)が引き続きさらに組付け方向(2
    6)に運動させられると、電灯(112)が終端位置に
    配置されるまで前記保持エレメント(140)が組付け
    方向(26)に沿って移動させられるようになってい
    る、請求項5記載の前照灯・電灯ユニット。
  7. 【請求項7】 前記保持エレメント(140)が、u字
    形のクランプとして形成されており、該クランプが、他
    方のケーシング(114)から突出した支持体(18
    2)に配置されている、請求項6記載の前照灯・電灯ユ
    ニット。
  8. 【請求項8】 前記支持体(182)が、電灯(112)の
    組付け方向(26)に沿って延びるスリット(184)を
    有しており、前記保持エレメント(140)の両脚部
    (141,142)が、前記スリット(184)と整合
    する各1つの開口(144,145)を有しており、該
    開口(144,145)と前記スリット(184)とを
    通じて、固定エレメント(186)として働くねじが差
    し通されており、該ねじによって前記保持エレメント
    (140)が、前記支持体(182)に締付け固定可能
    である、請求項7記載の前照灯・電灯ユニット。
  9. 【請求項9】 前記保持エレメント(140)の一方の
    脚部(141)が、前記支持体(182)に、前記保持
    エレメント(140)の前組付け個所で着脱自在に係止
    可能である、請求項7または8記載の前照灯・電灯ユニ
    ット。
  10. 【請求項10】 前記保持エレメント(140)が、薄
    板部分として形成されており、該薄板部分から係止エッ
    ジ(156)が切出し成形されている、請求項6から9
    までのいずれか1項記載の前照灯・電灯ユニット。
JP3562195A 1994-02-26 1995-02-23 車両用の前照灯・電灯ユニット Pending JPH07257267A (ja)

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