JPH07257168A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH07257168A
JPH07257168A JP5034394A JP5034394A JPH07257168A JP H07257168 A JPH07257168 A JP H07257168A JP 5034394 A JP5034394 A JP 5034394A JP 5034394 A JP5034394 A JP 5034394A JP H07257168 A JPH07257168 A JP H07257168A
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JP
Japan
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air
humidity
vehicle
duct
filter
Prior art date
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Application number
JP5034394A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Yoshimi
知久 吉見
Takamasa Kawai
孝昌 河合
Yuji Ito
裕司 伊藤
Hikari Sugi
光 杉
Takashi Tanaka
尚 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿度検出の応答性に優れ、湿度検出特性の劣
化が抑えられ、さらに湿度を検出するための専用フィル
タを用いずにコストアップを抑えた車両用空気調和装置
を提供する。 【構成】 エバポレータ(冷却手段)6の上流の空調ダ
クト5内には、空調ダクト5の全面に亘って、通過する
空気を浄化するフィルタ50がガイド51によって支持
されている。このガイド51の端には、フィルタ50を
通過した空気が流れる収納スペースが設けられ、このス
ペース内には湿度センサ55が配置されている。送風機
4によって空調ダクト5を流れ、フィルタ50によって
浄化された空気の一部が湿度センサ55に導かれるた
め、湿度センサ55に不純物が付着して検出特性の劣化
が抑えられるとともに、応答性に優れる。また、湿度セ
ンサ用専用フィルタを用いないため、コストの上昇を抑
えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内へ吹き出される
空気の湿度に基づいて冷却手段を作動させ、車両の窓ガ
ラスの曇りを防いだり、乗員の不快感を取り除くことの
できる車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車室内の湿度を検出するための湿度検出
センサを設ける技術として、例えば、次に示す技術が複
数知られている。 a−1)実公昭62−135608号公報には、窓ガラ
ス上部の車両天井に取り付けられる固定部と、湿度セン
サを保持する保持部とからなり、湿度センサによって窓
ガラスの湿度を検出する技術が開示されている。 b−1)特開昭62−110521号公報には、車室内
の空気を導く湿度検出用通路と、この通路内に設けられ
た湿度センサと、通路内に車室内の空気を吸引するファ
ンモータとからなる湿度検出専用のアスピレータが開示
されている。
【0003】c−1)特開昭64−67414号公報に
は、空調ダクト内に配置されるエバポレータの空気上流
および空気下流にそれぞれ湿度センサを配置した技術が
開示されている。 d−1)日本電装公開技報、整理番号27−076号
(1982年7月20日発行)には、湿度センサの上流
および下流に、埃やオイルから湿度センサを保護するメ
ッシュ等のフィルタを配置した技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記に示し
た従来の技術は、次の不具合を有していた。 a−2)実公昭62−135608号公報に開示された
技術は、デフロスタ吹出口から比較的強く空調風が吹き
出されている場合は、応答性良く窓ガラスの湿度を検出
できるが、デフロスタ吹出口から吹き出される空調風が
弱い場合や、デフロスタ吹出口から空調風が吹き出され
ない場合は、湿度センサ付近の気流が緩やか、あるいは
自然対流になるため、湿度センサの応答性が悪くなって
しまう。 b−2)特開昭62−110521号公報に開示された
技術では、空調ダクトとは別途、ファンモータを備える
アスピレータを車両に取りつける必要があるため、アス
ピレータの追加費用と、アスピレータ組付けのための車
両構造の追加など、コストが大変アップしてしまう。
【0005】c−2)特開昭64−67414号公報に
開示された技術では、エバポレータの前後に2つの湿度
センサを配置するために、湿度センサのコストおよび取
付費用が2倍かかってしまう。また、空調ダクト内は、
空気の流れる流量が大きいとともに、車室外空気(外
気)を導入する場合は流入する粉塵や排気ガス等が空調
ダクトを流れ、車室内空気(内気)を導入する場合は煙
草の煙等が流れる。このため、湿度センサを空調ダクト
内に配置しただけでは、不純物が湿度センサに付着し易
く、湿度センサの特性が劣化してしまう。 d−2)そこで、日本電装公開技報、整理番号27−0
76号に開示された技術のように、湿度センサに、保護
用フィルタを配置すると、センサ用のフィルタを設ける
ことによるコストアップが生じるとともに、空調ダクト
内において、湿度センサへ流入する気流を制限すること
となり、湿度センサの応答性が劣化してしまう。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、湿度検出の応答性が優
れ、湿度検出特性の劣化が抑えられ、さらに湿度を検出
するための専用のフィルタを用いることのない湿度検出
手段を備えた車両用空気調和装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空気調和
装置は、(a)車室内へ向けて空気を吹き出す空気通路
を形成するダクトと、(b)このダクト内において車室
内へ向かう空気流を生じさせる送風機と、(c)前記ダ
クト内に設けられ、空気を冷却する冷却手段と、(d)
この冷却手段より空気の上流の前記ダクト内で、且つこ
のダクトの全面に亘って配置され、前記ダクト内を通過
する空気を浄化するフィルタと、(e)このフィルタと
前記冷却手段との間の前記ダクト内に配置され、このダ
クト内を流れる空気の湿度を検出する湿度検出手段と、
(f)この湿度検出手段の検出する湿度に基づいて前記
冷却手段を作動させる湿度制御手段とを備える技術的手
段を採用した。
【0008】なお、本発明は、次の手段を採用しても良
い。フィルタは、ダクト内に枠体であるガイドによって
支持され、このガイドには、フィルタの下流で、このフ
ィルタを通過した空気が流れる収納スペースを備え、湿
度検出手段は、収納スペース内に配設される。
【0009】冷却手段は、冷凍サイクルのエバポレータ
で、湿度制御手段は、湿度検出手段の検出する湿度が所
定湿度以上の時に冷凍サイクルのコンプレッサを作動さ
せることによってエバポレータを作動させる。
【0010】車両用空気調和装置は、冷却手段の下流の
ダクト内に設けられ、空気を加熱する加熱手段と、ダク
ト内の冷却手段の下流において加熱手段によって加熱さ
れる空気量と加熱手段を迂回するバイパス量とを調整す
る温度調節手段と、使用者によって温度設定される温度
設定手段と、この温度設定手段で設定された温度に車室
内の温度が維持されるように、温度調節手段をコントロ
ールする自動温度制御手段とを備える。
【0011】車両用空気調和装置は、使用者によって、
冷却手段の作動を抑制する旨の指示を与えるエコノミー
スイッチを備え、湿度制御手段は、エコノミースイッチ
が選択された際に作動する。
【0012】
【発明の作用】
(請求項1の作用)車両用空気調和装置が作動する場合
は、送風機の作動によりダクト内に車室に向かう空気流
が生じる。この空気流は、フィルタで不純物が取り除か
れた後、冷却手段を通って車室内に吹き出される。フィ
ルタを通過した空気流の一部は、湿度検出手段を通過す
る。このように、湿度検出手段には、フィルタによって
不純物が取り除かれた空気流が導かれるため、湿度検出
手段に不純物が付着するのが抑えられる。また、湿度検
出手段には、送風機の作動によって生じた空気流で、且
つフィルタを通過した空気流の一部の空気流が導かれる
ため、湿度検出の応答性に優れる。
【0013】この湿度検出手段の検出する湿度が、冷却
手段を作動させる条件の湿度(例えば、所定湿度以上、
あるいは外気温度、室内温度、湿度との関係から求めら
れる窓ガラスが曇る可能性のある湿度等)になると、湿
度制御手段が冷却手段を作動させる。冷却手段が作動す
ると、冷却手段を通過する空気は、冷却手段で冷却、除
湿され、車室内に吹き出され、車室内の湿度を抑える。
【0014】
【発明の効果】
(請求項1の効果)請求項1の空気調和装置は、上記の
作用で示したように、湿度検出手段には、フィルタによ
って不純物が取り除かれた空気流が導かれるため、湿度
検出手段に不純物が付着するのが抑えられ、結果的に湿
度検出特性の劣化を抑えることができる。
【0015】また、湿度検出手段には、送風機の作動に
よって生じた空気流で、且つフィルタを通過した空気流
の一部が導かれる。このため、フィルタによって湿度検
出手段に流入する気流が制限されることがなく、送風機
の生じる空気流が強制的に湿度検出手段に導かれる。こ
の結果、湿度検出手段の湿度検出の応答性が優れる。
【0016】さらに、フィルタは、ダクトから車室内に
吹き出される空気の質を向上するべく、ダクトの全面に
亘って設けたものであって、湿度検出手段の保護のため
のものではない。つまり、湿度検出手段に、専用のフィ
ルタを設けないため、湿度検出手段専用のフィルタによ
るコストアップを招かない。
【0017】
【実施例】次に、本発明の車両用空気調和装置を、図に
示す実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図13は本発明の実施例を
示すもので、図1は自動車用の空気調和装置の概略構成
図を示す。本実施例の車両用空気調和装置は、車室内の
温度を設定温度に自動的に維持するオートエアコン機能
を搭載したもので、車両用空気調和装置は大別して、空
調ユニット1と、この空調ユニット1の各機能部品を制
御する制御装置2とからなる。
【0018】(空調ユニット1の説明)空調ユニット1
は、車室内空気(内気)と車室外空気(外気)とを切り
替えて車室内へ送るための内外気切替手段3、この内外
気切替手段3で選択された空気を車室内へ送るための送
風機4、この送風機4の発生する空気流を車室内に導く
空調ダクト5、空調ダクト5内を流れる空気を冷却する
冷却手段であるエバポレータ6、このエバポレータ6の
下流で空気を加熱する加熱手段であるヒータコア7、お
よび空調ダクト5より吹き出される空気の温度を調節す
るエアミックス方式の温度調節手段8を備える。なお、
本実施例では、内外気切替手段3、送風機4および空調
ダクト5で、車室内へ向けて空気を吹き出す空気通路を
形成する本発明のダクトを構成するものである。
【0019】内外気切替手段3は、送風機4の空気吸込
口に設けられ、送風機4に吸い込まれる空気を内気また
は外気に切り替えるもので、車室内に連通して内気を導
入する内気導入口10、車室外と連通して外気を導入す
る外気導入口11を備える。また、内外気切替手段3
は、内気導入口10あるいは外気導入口11を塞ぐこと
のできる内外気切替ダンパ12を備える。この内外気切
替ダンパ12は、サーボモータ13によって駆動される
もので、内気導入口10より内気を導入する内気循環モ
ードと、外気導入口11より外気を導入する外気導入モ
ードとを切り替える。
【0020】送風機4は、空調ダクト5の上流端部に接
続されて、空調ダクト5内に車室へ向かう空気流を生じ
させるものである。この送風機4は、ファンケース1
5、ファン16、ファンモータ17からなり、ファンモ
ータ17は送風機駆動回路18より印加される電圧に応
じてファン16を回転駆動し、内気または外気を空調ダ
クト5を介して車室内へ送る。
【0021】空調ダクト5は、車室内の前方側に配置さ
れている。この空調ダクト5の出口側には、空調ダクト
5を通過した空気を車室内の各部へ向けて吹き出させる
ための吹出口が複数設けられている。この吹出口は、乗
員の上半身へ向けて主に冷風を吹き出すフェイス吹出口
20、乗員の足元に向けて主に温風を吹き出すフット吹
出口21、および窓ガラス22へ向けて主に温風を吹き
出すデフロスタ吹出口23からなる。そして、空調ダク
ト5内には、各吹出口に通じる空気通路に、各吹出口へ
の空気流量を調節するフェイスダンパ24、フットダン
パ25、およびデフロスタダンパ26が設けられてい
る。そして、フェイスダンパ24、フットダンパ25、
およびデフロスタダンパ26は、それぞれサーボモータ
27〜29によって駆動される。
【0022】エバポレータ6は、空調ダクト5内を通過
する空気を冷却する冷凍サイクル30の構成要素で、空
調ダクト5内の上流の全面に配されて、空調ダクト5内
を通過する全ての空気を冷却する。本実施例に示す冷凍
サイクル30は、エバポレータ6からコンプレッサ3
1、コンデンサ32、レシーバ33、およびエキスパン
ションバルブ34を介してエバポレータ6に冷媒が循環
する周知構成のものである。そして、コンプレッサ31
は、電磁クラッチ31aを介してエンジン(図示せず)
の回転動力が伝達されることにより回転駆動し、冷凍サ
イクル30を作動させる。なお、電磁クラッチ31a
は、コンプレッサ駆動回路35より電圧の供給を受ける
とエンジンの回転をコンプレッサ31に伝達して、エバ
ポレータ6による空気の冷却能力を得、逆にコンプレッ
サ駆動回路35からの電圧の供給が停止されるとエンジ
ンの回転を電磁クラッチ31aがコンプレッサ31に伝
達しなくなり、エバポレータ6による空気の冷却が停止
する。
【0023】ヒータコア7は、エバポレータ6の下流に
おいて空調ダクト5内を通過する空気を加熱する本発明
の加熱手段で、エンジンの冷却水(温水)を使用して、
エバポレータ6を通過した冷風を加熱するものである。
【0024】温度調節手段8は、ヒータコア7を通過し
てヒータコア7によって加熱される空気量と、ヒータコ
ア7を迂回するバイパス通路40を通過する空気量とを
調節するエアミックスダンパ41を備える。このエアミ
ックスダンパ41は、サーボモータ42によって駆動さ
れ、このサーボモータ42によって設定される開度に応
じて、ヒータコア7を通過する空気量と、バイパス通路
40を通過する空気量とを調節する。
【0025】冷却手段であるエバポレータ6の直前の空
調ダクト5内には、車室内へ吹き出される空気を浄化す
るフィルタ50が、空調ダクト5の全面に亘って配置さ
れている。このフィルタ50は、通過する粉塵を捕捉す
るろ材(例えば、天然繊維を用いた紙、織布、不織布
や、化学繊維を用いた織布、不織布、あるいは多孔質樹
脂等)と、煙草や排気ガス等の匂いを吸着する吸着剤
(例えば、活性炭、多孔質セラミック等)とを複合して
用いた複合フィルタあるいは、前記除塵タイプ、後記脱
臭タイプの単機能フィルタで、襞折り状、格子状、平板
状など、目的に応じた形状に設けられている。
【0026】このフィルタ50は、図2に示すように、
枠体であるガイド51によって周囲が支持されるととも
に、内部の一部が十字状に支持されている。このガイド
51は、例えば樹脂製で、空調ダクト5の一方の面(例
えば下面)に設けられた脱着用の挿入穴52から、フィ
ルタ50とともに空調ダクト5内へスライドして組付け
られるものである(図3参照)。
【0027】また、ガイド51の上部の隅部で、且つフ
ィルタ50よりもエバポレータ6側(フィルタ50の下
流側)には、フィルタ50を通過した空気の一部が流れ
る収納スペース53が、ガイド51と一体に形成されて
いる(図2ないし図4参照)。この収納スペース53
は、フィルタ50を通過した空気の一部が流れるよう
に、上流側と下流側に複数の通気穴54を備えるもので
ある。
【0028】この収納スペース53の内部には、図5お
よび図6に示す湿度検出手段である電気抵抗式湿度セン
サ55が組み付けられている。この湿度センサ55は、
湿度変化を電気的変化に変換できるものであればどの様
なタイプを用いても良いが、本実施例では、基板56
(例えばアルミナなどの多孔質セラミック)の表面に一
対の電極57(例えば櫛状電極)を対向配置し、その表
面に湿度に応じて抵抗値が変化する感湿材58(例えば
酸化亜鉛、燐酸亜鉛等)をプリントした周知のセンサを
用いたものである。そして、一対の電極57に金属クリ
ップ形の接続端子59aを介して接続された2本のリー
ド線59は、図3に示すように、ガイド51に設けられ
た中間保持部51aと外部挿通穴51bを通って、空調
ダクト5の外部へ導かれ、コネクタ59bを介して制御
装置2に接続される。
【0029】(制御装置2の説明)制御装置2は、上述
の空調ユニット1の各電気機能部品を制御するもので、
図示しないCPU、ROM、RAM等を搭載する。な
お、ROM内には、空調制御のためのプログラムが記憶
されており、RAMに一時的に記憶された空調情報を基
に、CPUで各種演算、処理を行う。
【0030】制御装置2の出力端子A〜Eは、それぞれ
サーボモータ13、27、28、29、42に接続さ
れ、各サーボモータを介して各ダンパを駆動制御する。
制御装置2の出力端子Fは、送風機駆動回路18に接続
され、送風機駆動回路18を介して送風機4の発生する
風量を制御する。エアミックスダンパ41を駆動するサ
ーボモータ42には、エアミックスダンパ41の開度θ
を検出するエアミックスダンパ開度センサ63が設けら
れ、制御装置2の入力端子Gに接続されている。
【0031】また、制御装置2の出力端子Hは、コンプ
レッサ駆動回路35に接続され、コンプレッサ駆動回路
35を介して電磁クラッチ31aを制御し、コンプレッ
サ31の作動、即ち冷却手段であるエバポレータ6の作
動を制御する。なお、コンプレッサ駆動回路35には、
電磁クラッチ31aの通電状態を検出するクラッチ作動
検出手段が設けられ、制御装置2の入力端子Iに接続さ
れている。
【0032】さらに、制御装置2の入力端子J〜Mは、
車両乗員によって操作される操作パネルに設けられた内
外気切替スイッチ65(外気か内気かを切り替える手
段)、温度設定器66(車室内の目標温度を設定する温
度設定手段)、吹出モード設定スイッチ67(吹出モー
ドを選択する手段)、エコノミースイッチ68(冷凍サ
イクル30にかかるエネルギー消費を抑える旨を選択す
る手段)に接続されている。また、制御装置2の入力端
子N〜Sは、車室内の空気の温度を検出する内気センサ
70、車室外の空気の温度を検出する外気センサ71、
車室内に進入する日射量を検出する日射センサ72、エ
バポレータ6を通過した空気の温度(以下、エバ後温
度)を検出するエバ後センサ73、ヒータコア7の冷却
水温を検出する水温センサ74、および湿度センサ55
に接続されている。
【0033】制御装置2は、使用者によってオートエア
コンが選択されると、車室内の温度が温度設定器66で
設定された温度を維持するように、吹出温度、風量、吹
出口を自動的に制御する自動温度制御手段80が設けら
れている。制御装置2のCPUは、自動温度制御手段8
0(オートエアコン)を実行するために、入力されるセ
ンサ信号を基に、目標吹出温度TAOを次の数式1によ
り算出する。
【数1】TAO=Kset ・Tset −Kr・Tr−Kam・
Tam−Ks・Ts+C なお、Kset 、Kr、Kam、Ks、Cは補正用の定数で
ある。また、Tset は温度設定器66の検出する設定温
度信号、Trは内気センサ70の検出する内気温度信
号、Tamは外気センサ71の検出する外気温度信号、T
sは日射センサ72の検出する日射信号である。
【0034】次に、制御装置2は、エアミックスダンパ
41の目標開度θ0 を、次の数式2によって算出する。
【数2】θ0 ={(TAO−TE)/(TW−TE)}
×100(%) なお、TEはエバ後センサ73のエバ後温度信号、TW
は水温センサ74の水温信号である。そして、制御装置
2は、エアミックスダンパ41の目標開度θ0 に応じた
信号をサーボモータ42へ出力する。
【0035】また、制御装置2は、エコノミースイッチ
68が選択された際、除湿、冷房をあまり必要としない
環境時に空気の冷却負荷を軽減するようにコンプレッサ
31をエコノミー制御するように設けられている。具体
的には、本実施例では、外気温度に応じてコンプレッサ
31の作動を制御する外気温制御手段81と、エバポレ
ータ6を通過する前の空気の湿度に応じてコンプレッサ
31の作動を制御する湿度制御手段82とを備える。
【0036】外気温制御手段81は、図7に示すよう
に、外気センサ71の検出する外気温度に応じて、コン
プレッサ31を作動させるエバ後温度(図中破線TON)
と、コンプレッサ31の作動を停止するエバ後温度(図
中実線TOFF )を設定する。そして、制御装置2による
コンプレッサ31の実際の制御は、図8に示すように、
エバ後センサ73の検出するエバ後温度が、外気温度に
て設定されたTONに達するとコンプレッサ駆動回路35
を介して電磁クラッチ31aをONしてコンプレッサ31
を作動させ、エバ後センサ73の検出するエバ後温度
が、外気温度信号Tamにて設定されたTOFF に低下する
とコンプレッサ駆動回路35を介して電磁クラッチ31
aをOFF してコンプレッサ31の作動を停止する。
【0037】湿度制御手段82は、図9に示すように、
フィルタ50を支持するガイド51に設けられた湿度セ
ンサ55の検出湿度が第1所定湿度以上に達するとコン
プレッサ駆動回路35を介して電磁クラッチ31aをON
してコンプレッサ31を作動させ、湿度センサ55の検
出湿度が第2所定湿度以下に低下するとコンプレッサ駆
動回路35を介して電磁クラッチ31aをOFF してコン
プレッサ31の作動を停止する。なお、本実施例では、
一定の湿度以上になるとコンプレッサ31を作動する例
を示したが、コンプレッサ31が作動する湿度(あるい
は停止する湿度)を外気温度など他の物理条件によって
変化するように設けても良い。
【0038】制御装置2は、オートエアコンが選択され
ると、内外気モード、送風機4の風量、および吹出モー
ドを目標吹出温度TAOから、自動的に選択するように
設けられている。内外気モードの切替制御は、図10に
示すように、目標吹出温度TAOに応じて、内気または
外気に自動設定される。送風機4の風量制御は、図11
に示すように、目標吹出温度TAOに応じて、送風機の
印加電圧が自動設定される。吹出モードの自動切替制御
は、図12に示すように、目標吹出温度TAOに応じ
て、フェイス吹出口20のみから冷風を吹き出させるフ
ェイスモード、フェイス吹出口20から冷風を吹き出さ
せるとともにフット吹出口21から温風を吹き出させる
バイレベルモード、フット吹出口21から温風を吹き出
させるフットモードに自動設定される。
【0039】(制御装置2の作動説明)次に、制御装置
2によるオートエアコン制御の一例を、図13のフロー
チャートを用いて説明する。初めに、オートエアコンが
選択されると(スタート)、まずデータやタイマ、フラ
グ等の初期化処理を行う(ステップS1 )。次に、温度
設定器66から設定温度信号Tset を読込み、RAMに
記憶する(ステップS2 )。続いて、車室内の空調状態
に影響を及ぼす車両環境状態を検出する各種センサから
入力信号を読み込む。すなわち、内気センサ70から内
気温度信号Tr、外気センサ71から外気温度信号Ta
m、日射センサ72から日射信号Ts、エバ後センサ7
3からエバ後温度信号TE、水温センサ74から水温信
号TWを読み込み、RAMに記憶する(ステップS3
)。
【0040】次に、RAMに記憶された各種入力データ
と、予めROMに記憶されている上述の数式1に基づい
て、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAOを算出
する(ステップS4 )。続いて、RAMに記憶された各
種入力データと、予めROMに記憶されている上述の数
式2に基づいて、エアミックスダンパ41の目標開度θ
0 を算出する(ステップS5 )。
【0041】次に、内外気の切替モードを、ステップS
4 で算出した目標吹出温度TAOと図10との関係から
決定する(ステップS6 )。送風機4の印加電圧を、ス
テップS4 で算出した目標吹出温度TAOと図11の印
加電圧との関係から決定する(ステップS7 )。吹出モ
ードを、ステップS4 で算出した目標吹出温度TAOと
図12の関係から決定する(ステップS8 )。
【0042】次に、エコノミースイッチ68が選択され
ているか否かの判断を行う(ステップS9 )。この判断
結果がNOの場合は、ステップS10へ進み、コンプレッサ
31をONする決定を行う。また、ステップS9 の判断結
果がYES の場合は、ステップS11へ進み、外気温制御手
段81の作動によりコンプレッサ31を作動させる条件
に適合するか否かを決定する。つまり、このステップS
11では、コンプレッサ31の作動を、エバ後温度と図
7、8との関係から決定する。そして、このステップS
11の判断結果がYES の場合は、ステップS10へ進み、コ
ンプレッサ31をONする決定を行う。
【0043】一方、ステップS11の判断結果がNOの場合
は、ステップS12へ進み、湿度制御手段82の作動によ
りコンプレッサ31を作動させる条件に適合するか否か
を決定する。つまり、このステップS12では、コンプレ
ッサ31の作動を、検出湿度と図9との関係から決定す
る。そして、このステップS12の判断結果がYES の場合
は、ステップS10へ進み、コンプレッサ31をONする決
定を行う。逆に、ステップS12の判断結果がNOの場合
は、ステップS13へ進み、コンプレッサ31をOFF する
決定を行う。
【0044】次に、上述の処置で決定した制御信号を送
風機駆動回路18、内外気切替用のサーボモータ13、
吹出モードを切り替えるサーボモータ27〜29、コン
プレッサ駆動回路35、エアミックスダンパ41を駆動
するサーボモータ42等に出力して(ステップS14)、
各空調機器の作動制御を行う。その後、ステップS14の
処理を実行してから制御周期時間τが経過したか否かの
判断を行い(ステップS15)、この判断結果がNOの場合
は、制御周期時間τの経過を待つ。そして、ステップS
15の判断結果がYES になると、ステップS2 へ戻り、上
記の演算、処理を繰り返す。
【0045】〔実施例の作動〕次に、湿度制御手段82
にかかる空気調和装置の作動を説明する。送風機4の作
動によって内外気切替手段3から空調ダクト5内へ導入
された空気は、まずフィルタ50を通過し、空気に含ま
れる粉塵や、不快臭等がフィルタ50によって除去され
る。フィルタ50を通過して不純物や不快臭が取り除か
れた空気の一部は、フィルタ50を支持するガイド51
に設けられた収納スペース53内に導かれる。つまり、
送風機4より送られ、フィルタ50を通過した空気の一
部は、収納スペース53の湿度センサ55に導かれる。
【0046】(空調ダクト5内へ湿度の低い空気が導入
された時)ここで、湿度センサ55の検出湿度が低く、
第1所定湿度に達しない場合は、コンプレッサ31をOF
F する。すると、エバポレータ6は作動しない。そし
て、フィルタ50を通過した空気は、作動しないエバポ
レータ6を通過し、その後、温度調節手段8で目標吹出
温度TAOとなるように温度調節され、吹出口から車室
内へ吹き出される。
【0047】(空調ダクト5内へ湿度の高い空気が導入
された時)また、湿度センサ55の検出湿度が高く、第
1所定湿度以上の場合は、コンプレッサ31をONする。
すると、エバポレータ6が作動する。そして、フィルタ
50を通過した空気は、作動するエバポレータ6を通過
する際に冷却、除湿される。そして、冷却、除湿された
空気は、その後、温度調節手段8で目標吹出温度TAO
となるように温度調節され、吹出口から車室内へ吹き出
される。
【0048】〔実施例の効果〕本実施例では、上記の作
用で示したように、湿度センサ55には、フィルタ50
によって不純物が取り除かれた空気流が導かれるため、
湿度センサ55に粉塵や、外気ガス、煙草の煙などの不
純物が付着するのが抑えられる。このため、湿度センサ
55の湿度検出特性が長期に亘って維持される。
【0049】また、湿度センサ55へは、送風機4の作
動によって生じた空気流で、且つフィルタ50を通過し
た空気流の一部が導かれるため、フィルタ50によって
湿度センサ55に流入する気流が制限されることがな
い。つまり、送風機4の生じる空気流が湿度検出手段に
導かれるため、湿度検出の応答性が良い。また、風速に
よって変化する応答性を送風機印加機能によって補正す
ることにより、検出精度を高めることも可能である。
【0050】さらに、フィルタ50は、空調ダクト5か
ら車室内に吹き出される空気の質を向上するべく、空調
ダクト5の全面に亘って設けたものであって、湿度セン
サ55の保護のための専用フィルタではない。つまり、
湿度センサ55に専用フィルタを用いないため、専用フ
ィルタによるコストアップが生じない。
【0051】〔第2実施例〕図14は、第2実施例を示
す空調ユニット1の要部概略構成図である。本実施例
は、内外気切替手段3の下流で、且つ送風機4の空気吸
入口の上流部分にフィルタ50を装着した例である。本
実施例も第1実施例同様、フィルタ50を支持するガイ
ド51に、湿度センサ55を取り付けたものである。
【0052】〔変形例〕上記の実施例では、エコノミー
スイッチを備え、エコノミースイッチが選択されている
時のみエコノミー運転を行う例を示したが、エコノミー
スイッチを廃止し、常にエコノミー運転を行うように設
けても良い。湿度検出手段をフィルタを支持するガイド
に設けた例を示したが、湿度検出手段はフィルタと冷却
手段との間に位置すれば良く、フィルタを支持するガイ
ドとは別体にダクト内に配置しても良い。
【0053】車室内の温度を温度設定器で設定した温度
に自動維持させるオートエアコン機能を有した車両用空
気調和装置に本発明を適用した例を示したが、オートエ
アコン機能を搭載しない車両用空気調和装置に本発明を
適用しても良い。冷却手段の一例として冷媒を循環させ
る冷凍サイクルのエバポレータを例に示したが、空気な
ど他の媒体を用いた冷凍サイクルやペルチェ素子を用い
た冷却手段など、他の冷却手段を用いても良い。加熱手
段の一例として冷却水を熱源としたヒータコア7を例に
示したが、電気ヒータ(例えばPTCヒータ)や燃焼式
ヒータなど、他の加熱手段を用いても良い。
【0054】温度調節手段の一例として、加熱手段を通
過する空気量と迂回する空気量とを調節する例を示した
が、例えばヒータコアを用いる場合は冷却水の供給量を
調節してもよく、電気ヒータを用いる場合は通電量を調
節したり、燃焼式ヒータを用いる場合は燃焼量を調節す
るなど、他の調節手段を用いても良い。湿度検出手段の
一例として、電気抵抗式湿度センサを用いた例を示した
が、静電容量式、伸縮式、マイクロ波式など、湿度変化
を電気信号に変換できるセンサであれば他の方式の湿度
センサを用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空気調和装置の概略構成図である(実施
例)。
【図2】フィルタおよびガイドをエバポレータ側から見
た図である(実施例)。
【図3】ガイドの装着状態を示す冷却ユニットの概略図
である(実施例)。
【図4】ガイドに設けられた収納スペースを示す断面図
である(実施例)。
【図5】湿度センサの正面図である(実施例)。
【図6】湿度センサの側面図である(実施例)。
【図7】外気温度とエバ後温度との作動の関係を示すグ
ラフである(実施例)。
【図8】エバ後温度とコンプレッサとの作動の関係を示
すグラフである(実施例)。
【図9】検出湿度とコンプレッサとの作動の関係を示す
グラフである(実施例)。
【図10】目標吹出温度TAOと内外気モードとの関係
を示すグラフである(実施例)。
【図11】目標吹出温度TAOと送風機の印加電圧との
関係を示すグラフである(実施例)。
【図12】目標吹出温度TAOと吹出モードとの関係を
示すグラフである(実施例)。
【図13】制御装置の作動を示すフローチャートである
(実施例)。
【図14】空調ユニットの要部概略図である(第2実施
例)。
【符号の説明】
4 送風機 5 空調ダクト 6 エバポレータ(冷却手段) 7 ヒータコア(加熱手段) 8 温度調節手段 30 冷凍サイクル 31 コンプレッサ 50 フィルタ 51 ガイド 53 収納スペース 55 湿度センサ(湿度検出手段) 66 温度設定器(温度設定手段) 68 エコノミースイッチ 80 自動温度制御手段 82 湿度制御手段
フロントページの続き (72)発明者 杉 光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 田中 尚 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)車室内へ向けて空気を吹き出す空気
    通路を形成するダクトと、 (b)このダクト内において車室内へ向かう空気流を生
    じさせる送風機と、 (c)前記ダクト内に設けられ、空気を冷却する冷却手
    段と、 (d)この冷却手段より空気の上流の前記ダクト内で、
    且つこのダクトの全面に亘って配置され、前記ダクト内
    を通過する空気を浄化するフィルタと、 (e)このフィルタと前記冷却手段との間の前記ダクト
    内に配置され、このダクト内を流れる空気の湿度を検出
    する湿度検出手段と、 (f)この湿度検出手段の検出する湿度に基づいて前記
    冷却手段を作動させる湿度制御手段とを備える車両用空
    気調和装置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両用空気調和装置において、 前記フィルタは、前記ダクト内に枠体であるガイドによ
    って支持され、 このガイドには、前記フィルタの下流で、このフィルタ
    を通過した空気が流れる収納スペースを備え、 前記湿度検出手段は、前記収納スペース内に配設された
    ことを特徴とする車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】請求項1の車両用空気調和装置において、 前記冷却手段は、冷凍サイクルのエバポレータで、 前記湿度制御手段は、前記湿度検出手段の検出する湿度
    が所定湿度以上の時に前記冷凍サイクルのコンプレッサ
    を作動させることによって、前記エバポレータを作動さ
    せることを特徴とする車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】請求項1の車両用空気調和装置は、 前記ダクト内において前記冷却手段の下流に設けられ、
    空気を加熱する加熱手段と、 前記ダクト内の前記冷却手段の下流において前記加熱手
    段によって加熱される空気量と前記加熱手段を迂回する
    バイパス量とを調整する温度調節手段と、 使用者によって温度設定される温度設定手段と、 この温度設定手段で設定された温度に車室内の温度が維
    持されるように、前記温度調節手段をコントロールする
    自動温度制御手段とを備えることを特徴とする車両用空
    気調和装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項4の車両用空気調和
    装置は、 使用者によって、前記冷却手段の作動を抑制する旨の指
    示を与えるエコノミースイッチを備え、 前記湿度制御手段は、前記エコノミースイッチが選択さ
    れた際に作動することを特徴とする車両用空気調和装
    置。
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