JPH07255086A - 無線電話機 - Google Patents

無線電話機

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Publication number
JPH07255086A
JPH07255086A JP6045681A JP4568194A JPH07255086A JP H07255086 A JPH07255086 A JP H07255086A JP 6045681 A JP6045681 A JP 6045681A JP 4568194 A JP4568194 A JP 4568194A JP H07255086 A JPH07255086 A JP H07255086A
Authority
JP
Japan
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unit
wireless telephone
radio
signal
radio telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP6045681A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Handa
智久 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6045681A priority Critical patent/JPH07255086A/ja
Publication of JPH07255086A publication Critical patent/JPH07255086A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話子機が無線電話親機のサービスエリ
ア内にいない場合は自動的に外線発呼を行う利便性、操
作性に優れた無線電話機の提供を目的とする。 【構成】 無線電話親機と無線電話子機からなる無線電
話機であって、無線電話親機が無線信号の変復調を行う
無線部2と、有線信号の変復調を行う有線部3と、無線
信号を解析する無線信号解析部4と、メッセージ列を送
出するスーパーフレーム送出部6と、無線電話子機を監
視する無線電話子機監視部11と、無線電話子機を把握
する無線電話子機管理部12と、無線電話子機の電話番
号を記憶する無線電話子機番号記憶部13と、無線電話
子機の電話番号を送出する無線電話子機番号送出部14
と、全体の制御を行う制御部5aとを備え、無線電話子
機が受信した無線信号を解析する無線信号解析部と、無
線電話親機からの位置登録要求信号を解析する位置登録
要求解析部を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルハンディホン
(以下、PHPと称す)システムにおける無線電話機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信、特に無線電話機の発
展には目覚ましいものがあり、通信の自由化等に伴いP
HPシステム等が開発されている。
【0003】以下に従来の無線電話機について説明す
る。図7は従来の無線電話機における無線電話親機の機
能ブロック図であり、図8は従来の無線電話機における
無線電話子機の機能ブロック図である。1は従来の無線
電話親機、2は送受信する無線信号の変復調等を行う無
線部、3は電話回線との間で音声信号の変復調やインタ
フェースの整合等を行う有線部、4は無線部2で受信さ
れた情報信号の解析を行う無線信号解析部、5は無線電
話親機1の全体を制御する制御部、6は無線電話子機2
0にメッセージ列を送出するスーパーフレーム送出部、
7は無線電話子機20から受信したデジタル音声信号を
アナログ音声信号に変換する音声復号化部、8は有線部
3から受信したアナログ音声信号をデジタル音声信号に
変換する音声符号化部、9は内線呼出しを行う際に操作
する無線電話子機呼出操作部、10は無線電話子機20
との間で電波の送受信を行うためのアンテナである。
【0004】図8において、20は従来の無線電話子
機、21は無線電話親機1や無線電話基地局等の間で送
受信する無線信号の変復調を行う無線部、22は受信し
た無線信号を解析する無線信号解析部、23は無線電話
子機20の全体を制御する制御部、24は無線電話親機
1や無線電話基地局に対してメッセージを送出する無線
信号送出部、25は受信したデジタル音声信号をアナロ
グ音声信号に変換する音声復号化部、26は送信すべき
アナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声符
号化部、27はリンガー発生部、28は音声信号の入力
を行うマイク、29は音声信号を音声として出力するス
ピーカ、30は無線電話子機20の動作に必要な操作を
行う操作部、31は無線電話親機1や無線電話基地局と
の間で電波の送受信を行うアンテナである。
【0005】以上のように構成された無線電話機につい
て、以下その動作について説明する。初めに、無線電話
親機1の動作について、図9を用いて説明する。図9は
従来の無線電話機における無線電話親機1の動作を示す
概要フローチャートである。無線電話親機1は通常、待
ち受け状態において無線電話子機20に対してスーパー
フレーム送出部6によりスーパーフレーム(BCCH,
SCCH,PCH)を制御チャネル上に無線部2を通し
て送出している(S1)。また、無線電話親機1は有線
部3を通して外線呼出しや、無線電話子機呼出操作部9
を通して無線電話子機20の内線呼出しが発生したか調
べる(S2)。Yesである場合は、S9へジャンプ
し、Noである場合は、無線電話子機20から送出され
る「内線呼出し要求」が受信されているか調べる(S
3)。Noである場合は、S1へジャンプして再び待ち
受け状態になり、Yesである場合、例えば、無線電話
子機20から無線電話親機1又は無線電話子機20から
他の無線電話子機20への内線呼出しが発生した場合、
該当する無線電話子機20に対して「内線呼出し応答」
を送出する(S4)。次に、無線電話子機20から無線
電話親機1への内線呼出しであるか調べる(S5)。N
oである場合は、S14へジャンプし、Yesである場
合は、リンクチャネル・サービスチャネルを確立(S
6)し、通話状態に入る(S7)。S7において通話が
終了すると、リンクチャネル・サービスチャネルを解放
(S8)した後、S1へジャンプし、再び待ち受け状態
に入る。S2において、Yesの場合、つまり無線電話
子機20への呼出しが発生すると、該当する無線電話子
機20の一斉呼出し信号PCHの内容を「呼出しあり」
に変更(S9)した後、その無線電話子機20から送出
される「呼出し応答」が受信されたか調べる(S1
0)。Yesである場合は、該当する無線電話子機20
のPCHを「呼出しなし」に変更(S11)した後、該
当する無線電話子機20とのリンクチャネル・サービス
チャネルを確立するためにS6へジャンプし、Noであ
る場合は、有線部3を通して外線呼出しの中断や無線電
話子機呼出操作部9を通して内線呼出しの中断が発生し
ているか調べる(S12)。Noである場合は、該当す
る無線電話子機20からの「呼出し応答」を受信するた
めにS10へジャンプし、Yesである場合は、呼出し
の中断を行うために該当する無線電話子機20のPCH
を「呼出しなし」に変更(S13)した後、S1へジャ
ンプして再び待ち受け状態になる。次に、S5におい
て、Noである場合、つまり無線電話子機20同士の内
線呼出しの場合は、呼出し先の無線電話子機20のPC
Hの内容を「呼出しあり」に変更(S14)した後、内
線呼出しを行った無線電話子機20との間でリンクチャ
ネル・サービスチャネルを確立(S15)した後、内線
呼出し状態に入る(S16)。ここで、内線呼出し状態
とは無線電話親機1と無線電話子機20との間は保留さ
れている状態である。次に、呼出し先の無線電話子機2
0から「呼出し応答」が受信されたか調べる(S1
7)。Yesである場合は、S21へジャンプし、No
である場合は、無線部2を通して呼出し元の無線電話子
機20から内線呼出しの中断が発生しているか調べる
(S18)。Noである場合は、引き続き呼出し応答を
受信するためにS17へジャンプし、Yesである場合
は、呼出し先の無線電話子機20のPCHを「呼出しな
し」に変更(S19)した後、呼出し元の無線電話子機
20との間のリンクチャネル・サービスチャネルの解放
を行い(S20)、再びS1にジャンプし待ち受け状態
に入る。S17において、Yesである場合は、呼出し
先の無線電話子機20のPCHの内容を「呼出しなし」
に変更(S21)した後、呼出し先の無線電話子機20
と呼出し元の無線電話子機20との間でリンクチャネル
・サービスチャネルを確立(S22)した後、内線呼出
し状態を解除(S23)して通話状態に入るためにS7
へジャンプする。
【0006】次に、無線電話子機20の動作について、
図10を用いて説明する。図10は従来の無線電話機に
おける無線電話子機の着信動作を示す概要フローチャー
トである。無線電話子機20は電源がオンされると無線
電話親機1又は無線電話基地局33からの制御チャネル
の受信を検知し(S24)、受信した制御チャネル内の
メッセージにより、メッセージの送信元が無線電話基地
局33であるか調べる(S25)。Yesである場合
は、無線電話基地局33に対して位置登録を行うために
S37へジャンプし、Noである場合は、相手が無線電
話親機1であるか調べる(S26)。Noである場合
は、通話不可状態(S27)になり、Yesである場合
は、無線電話親機1からの呼出し信号等を受信するため
に待ち受け状態になる(S28)。そして、制御チャネ
ル上で送出されるスーパーフレームを受信し、PCHの
内容が自局を呼出しているかを調べる(S29)。No
である場合は、操作部30で内線呼出しが発生したか調
べるためにS39へジャンプし、Yesである場合は、
リンガー発生部27によりリンガーを発生させスピーカ
29を通してリンガーを鳴らし(S30)、利用者のオ
フフック待ち状態に入る。次に、利用者がオフフックし
たか調べる(S31)。Noである場合は、S30へジ
ャンプし、Yesである場合は、リンガーを停止し(S
32)、「呼出しあり」に対する応答メッセージを制御
チャネル上に無線部21を通して通信相手先(無線電話
基地局33又は無線電話親機1)に送出する(S3
3)。次に、スロット・周波数が割り当てられリンクチ
ャネル・サービスチャネルが確立され(S34)、通話
状態に入る(S35)。通話が終了すると、リンクチャ
ネル・サービスチャネルが解放され(S36)、再び制
御チャネル受信(S24)へ戻る。S25において無線
電話基地局33からのメッセージを受信すると、無線電
話基地局33に対して「位置登録要求」を送出する(S
37)。そして、無線電話基地局33からの位置登録応
答が受信されたか調べる(S38)。Noである場合
は、無線電話基地局33への位置登録動作が失敗し通話
不可状態(S27)になり、Yesである場合は、待ち
受け状態S28へジャンプする。S29において、No
の場合、操作部30で内線呼出しが発生したか調べる
(S39)。Noである場合は、再びS28へジャンプ
し待ち受け状態となり、Yesである場合は、「内線呼
出し要求」を無線電話親機1に送信(S40)した後、
上記「内線呼出し要求」に対する「内線呼出し応答」を
受信したか調べる(S41)。Yesである場合は、リ
ンクチャネル・サービスチャネルを確立するためにS3
4へジャンプし、Noである場合は、操作部30におい
て、内線呼出しの中断が発生したか調べる(S42)。
Yesである場合は、処理を中断して再びS28へジャ
ンプして待ち受け状態になり、Noである場合は、引き
続き「内線呼出し応答」を受信するためにS41にジャ
ンプする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、利用者が無線電話親機から無線電話子機
へ、もしくは無線電話子機間で内線呼出しを行った場
合、指定された無線電話子機が無線電話親機のサービス
エリア内に存在しない場合、S10,S12、S17,
S18で示されるように呼出しの中断を行わない限り永
久に呼出した無線電話子機からの応答を待ち続けること
になる。また、その後、改めて、外線発呼を行い公衆回
線を通して該当する無線電話子機を呼び出さなければな
らず、利便性、操作性に欠けるという問題点を有してい
た。また、掛け直しを行うために電池を消耗し、通話可
能時間が短くなるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、呼出し先の無線電話子機が無線電話親機のサービス
エリア内にいない場合は自動的に外線発呼を行う利便
性、操作性に優れた無線電話機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の無線電話機の無線電話親機は、アンテナと、
アンテナに接続され無線電話子機との間で送受信される
情報・音声信号の変復調を行う無線部と、電話回線に接
続され電話回線を介して送受信される信号の変復調を行
う有線部と、無線部より入力されたデジタル音声信号を
アナログ音声信号に変換し有線部へ出力する音声復号化
部と、有線部より入力されたアナログ音声信号をデジタ
ル音声信号に変換し無線部に出力する音声符号化部と、
無線部より入力された信号を解析する無線信号解析部
と、無線電話子機にメッセージ列を送出するスーパーフ
レーム送出部と、無線電話子機との通信状態を一定時間
毎に監視する無線電話子機監視部と、無線電話子機監視
部の通信状態により自己のサービスエリア内に存在する
無線電話子機を把握する無線電話子機管理部と、無線電
話子機の電話番号を記憶する無線電話子機番号記憶部
と、無線電話子機番号記憶部に記憶されている電話番号
を有線部を通して電話回線に送出する無線電話子機番号
送出部と、どの無線電話子機を呼び出すかを指定する無
線電話子機呼出し操作部と、全体の制御を行う制御部
と、を備えた構成を有している。
【0010】また本発明の無線電話子機の無線電話親機
は、無線電話子機監視部が予め定められた一定時間毎に
自己の管理下にある全無線電話子機に対して位置登録要
求を送出しその位置登録要求に対する無線電話子機から
の位置登録応答の有無により自己のサービスエリア内に
存在する無線電話子機を確認する構成を有しているのが
望ましい。
【0011】さらに本発明の無線電話機の無線電話親機
は、無線電話子機監視部が自己のサービスエリア内に存
在する無線電話子機を確認するために送出する位置登録
要求の時間間隔を自己の管理下にある無線電話子機の数
や過去の自己のサービスエリア内に存在していた無線電
話子機の数等に応じてダイナミックに変更することが可
能である構成を有しているのが適当である。
【0012】また本発明の無線電話機の無線電話子機
は、アンテナと、送受信する無線信号の変復調を行う無
線部と、無線送出部と、受信したデジタル音声信号をア
ナログ音声信号に変換する音声復号化部と、送信するア
ナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声符号
化部と、受信した無線信号を解析する無線信号解析部
と、無線電話親機からの位置登録要求信号を解析する位
置登録要求解析部を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】この構成によって、無線電話親機は定期的に無
線電話子機が自己のサービスエリア内にいるかどうかを
監視して、無線電話子機の存在を確認できるので、内線
呼出しに際して呼出し先の無線電話子機が自己のサービ
スエリア内にいない場合は、自動的に外線発呼により無
線電話子機の呼出しを行うことができる。
【0014】また位置登録要求の時間間隔をダイナミッ
クに変更することができるので、電池の消耗を少なく利
便性が上がる。さらに無線電話子機に位置登録解析部を
設けているので、無線電話親機との間で位置登録をする
ことができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における無
線電話機の無線電話親機の機能ブロック図であり、図2
は本発明の一実施例における無線電話機の無線電話子機
の機能ブロック図であり、図3は本発明の一実施例にお
ける無線電話機の使用形態を示す模式図である。2は無
線部、3は有線部、4は無線信号解析部、6はスーパー
フレーム送出部、7は音声復号化部、8は音声符号化
部、9は無線電話子機呼出操作部、10はアンテナ、2
1は無線電話子機の無線部、24は無線信号送出部、2
5は無線電話子機の音声復号化部、26は無線電話子機
の音声符号化部、27はリンガー発生部、28はマイ
ク、29はスピーカ、30は操作部、31は無線電話子
機のアンテナであり、これらは従来例と同様なものであ
り、同一の符号を付し説明を省略する。1aは本発明の
一実施例における無線電話機の無線電話親機、11は定
期的に無線電話子機との通信状態を一定時間毎に監視す
るために2種類のタイマ(位置登録送信用タイマ,位置
登録応答受信用タイマ)を備えた無線電話子機監視部、
12は無線電話子機監視部11により自己のサービスエ
リア内に存在が確認された無線電話子機の論理番号を記
憶している無線電話子機管理部、13は自己の配下にあ
る全無線電話子機の電話番号を記憶する無線電話子機番
号記憶部、14は無線電話子機の電話番号を有線部3を
通して電話回線に送出する無線電話子機番号送出部、5
aは装置全体の動作を制御する制御部である。図2にお
いて、20aは本発明の一実施例における無線電話機の
無線電話子機、22aは無線電話親機1aからの位置登
録要求信号を解析する位置登録要求解析部22bを備え
た無線信号解析部、23aは無線電話子機20aの全体
の動作を制御する制御部である。図3において、32は
加入電話回線網、33は無線電話基地局である。
【0016】ここで、無線電話子機監視部11が無線電
話子機20aを確認するために送出する位置登録要求の
時間間隔は、自己の管理下にある無線電話子機20aの
数や過去の自己のサービスエリア内に存在していた無線
電話子機20aの数等に応じてダイナミックに変更する
こともできる。例えば、これら無線電話子機20aの数
に比例させて時間間隔を設定すること等である。
【0017】以上のように構成された無線電話機につい
て、以下その動作について説明する。
【0018】初めに無線電話親機の動作について説明す
る。図4,図5は本発明の一実施例における無線電話機
の無線電話親機の動作を示す概要フローチャートであ
る。無線電話親機1aは通常、待ち受け状態において無
線電話子機20aに対してスーパーフレーム送出部6に
よりスーパーフレーム(BCCH,SCCH,PCH)
を制御チャネル上に無線部2を通して送出している(S
43)。また、無線電話親機1aは有線部3を通して無
線電話子機20aの外線呼出しが発生しているか調べる
(S44)。Yesである場合は、該当する無線電話子
機20aのPCHの内容を「呼出しあり」に変更するた
めに、S56へジャンプし、Noである場合は、無線電
話子機呼出操作部9を通して内線呼出しにより無線電話
子機20aへの呼出しが発生したか調べる(S45)。
Yesである場合は、呼出し先の無線電話子機20aが
自己のサービスエリア内に存在するか調べるためにS6
1にジャンプし、Noである場合は、無線電話子機20
aから送出される「内線呼出し要求」が受信されている
か調べる(S46)。Yesである場合は、「内線呼出
し応答」を送出するために、S67へジャンプし、No
である場合は、無線電話子機監視部11の位置登録要求
送信用タイマがタイムアウトしているか調べる(S4
7)。Noである場合は、S43へジャンプし、再び待
ち受け状態になり、Yesである場合は、無線電話子機
管理部12により自己の配下にある無線電話子機20a
(例えば無線電話子機A,B,C)の論理番号の記憶領
域を全て初期化する(S48)。次に、全PCHの内容
を「位置登録要求」に変更(S49)した後、位置登録
応答受信用タイマをセットする(S50)。次に、各無
線電話子機20aから送出される「位置登録応答」を受
信したか調べる(S51)。Yesである場合は、無線
電話子機管理部12により「位置登録応答」を送出した
無線電話子機20a(例えば無線電話子機A)の論理番
号を記憶(S52)した後、S53へジャンプし、No
である場合は、位置登録応答受信用タイマがタイムアウ
トしているか調べる(S53)。Noである場合は、引
き続き無線電話子機20a(例えば無線電話子機B)か
らの位置登録応答を受信するためにS51へジャンプ
し、Yesである場合は、全PCHの内容を「呼出しな
し」に変更(S54)した後、位置登録要求送信用タイ
マをセット(S55)して、再びS43へジャンプして
待ち受け状態になる。S44において、Yesの場合、
呼出し先の無線電話子機20aのPCHの内容を「呼出
しあり」に変更し(S56)、その無線電話子機20a
から送出される「呼出し応答」が受信されたか調べる
(S57)。Yesである場合は、該当する無線電話子
機20aのPCHを「呼出しなし」に変更(S58)し
た後、リンクチャネル・サービスチャネルを確立するた
めにS69へジャンプし、Noである場合は、有線部3
を通して外線呼出しの中断が発生しているか調べる(S
59)。Yesである場合は、該当する無線電話子機2
0aのPCHを「呼出しなし」に変更(S60)した
後、再びS43へジャンプし、再び待ち受け状態に移
り、Noである場合は、引き続き「呼出し応答」を受信
すべく、S57にジャンプする。S45において、無線
電話子機20aの内線呼出しが発生すると、呼出し先の
無線電話子機20aが無線電話親機1aの無線電話子機
管理部12で自己のサービスエリア内に存在するか調べ
る(S61)。Yesである場合は、S56へジャンプ
し、Noである場合は、無線電話子機番号記憶部13に
記憶されているその無線電話子機20a(例えば無線電
話子機C)の電話番号を無線電話子機番号送出部14,
有線部3を介して電話回線へ送出(S62)して外線呼
出しを行う。次に、外線呼出しの応答待ちを待つ(S6
3)。次に、外線呼出しされた無線電話子機20a(例
えば無線電話子機C)が無線電話基地局33と通信可能
状態にあり、かつ無線電話基地局33の呼出しに応答す
れば、応答信号を受信(S64)し、通話状態(S6
5)となる。S65において通話が終了すると外線は解
放され(S66)、S43へジャンプし再び待ち受け状
態となる。S46において、「内線呼出し要求」を受信
すると、「内線呼出し応答」を無線電話子機20aに対
して送出し(S67)、無線電話子機20aから無線電
話親機1aへの呼出しであるか調べる(S68)。No
である場合は、S72へジャンプし、Yesである場合
は、無線電話子機20a間のリンクチャネル・サービス
チャネルを確立(S69)して、通話状態(S70)に
入る。S70で通話が終了すると、リンクチャネル・サ
ービスチャネルを解放し(S71)、S43へジャンプ
し再び待ち受け状態に入る。S68において、Noの場
合、つまり無線電話子機20a間の呼出しの場合、呼出
し先の無線電話子機20aが無線電話親機1aのサービ
スエリア内に存在するか調べる(S72)。Noである
場合は、S78へジャンプし、Yesである場合は、該
当する無線電話子機20aのPCHの内容「呼出しあ
り」に変更(S73)した後、呼出し先の無線電話子機
20aとの間でリンクチャネル・サービスチャネルを確
立し(S74)、内線呼出し状態(S75)に入り、呼
出し先の無線電話子機20aから送信される「呼出し応
答」が受信されたか調べる(S76)。尚、内線呼出し
状態とは無線電話親機1aと無線電話子機20aとの間
が保留されている状態である。Yesである場合は、S
85へジャンプし、Noである場合は、無線部2を通し
て呼出し元の無線電話子機20aから内線呼出しの中断
が発生しているか調べる(S77)。Yesである場合
は、S88へジャンプし、Noである場合は、引き続き
「呼出し応答」を受信するためにS76にジャンプす
る。S72において、Noである場合、該当する無線電
話子機20a間のリンクチャネル・サービスチャネルを
確立し(S78)、無線電話子機番号記憶部13に記憶
されている呼出し先の無線電話子機20a(例えば無線
電話子機C)の電話番号を無線電話子機番号送出部1
4,有線部3を介して電話回線に送出し(S79)、外
線呼出しを行う。外線呼出しされた無線電話子機20a
(例えば無線電話子機C)は加入電話回線網32,無線
電話基地局33を介して呼び出される。次に、無線電話
親機1aは外線呼出しの応答待ちを行う(S80)。次
に、外線呼出しされた無線電話子機20a(例えば無線
電話子機C)が無線電話基地局33と通信可能状態にあ
り、かつ無線電話基地局33の呼出しに応答すれば、応
答信号を受信(S81)し、通話状態(S82)とな
る。S82において、通話が終了すると外線は解放され
(S83)、呼出し元の無線電話子機20aとの間のリ
ンクチャネル・サービスチャネルの解放を行い(S8
4)、S43へジャンプし再び待ち受け状態となる。S
76において、Yesの場合、つまり無線電話子機20
a間の内線呼出しにおいて、呼出し先からの「呼出し応
答」を受信すると、該当する無線電話子機20aのPC
Hの内容を「呼出しなし」に変更(S85)した後、該
当する無線電話子機20aとの間のリンクチャネル・サ
ービスチャネルの確立をする(S86)。次に、内線呼
出し状態を解除(S87)した後、通話状態に移行する
ためにS70へジャンプする。S77において、呼出し
の中断が発生した場合、呼出し先の無線電話子機20a
のPCHの内容を「呼出しなし」に変更(S88)した
後、リンクチャネル・サービスチャネルの解放(S8
9)を行い、S43へジャンプし再び待ち受け状態に移
る。
【0019】次に、無線電話子機20aの動作につい
て、図6を用いて説明する。図6は本発明の一実施例に
おける無線電話機の無線電話子機の着信動作を示す概要
フローチャートである。無線電話子機20aは電源をオ
ンすると無線電話親機1a又は無線電話基地局33から
の制御チャネルの受信待ちとなる。制御チャネルを受信
すると(S90)、制御チャネル内のメッセージが無線
電話基地局33からのものか調べる(S91)。Yes
である場合は、「位置登録要求」を行うためにS105
へジャンプし、Noである場合は、無線電話親機1aか
らのメッセージであるか調べる(S92)。Noである
場合は、通信不可状態(S93)になり、Yesである
場合は、待ち受け状態になる(S94)。S91におい
て無線電話基地局33からの制御チャネル内のメッセー
ジを受信した場合は無線電話基地局33に対して「位置
登録要求」を送出(S105)した後、無線電話基地局
33での位置登録が完了したかどうかを調べるため位置
登録応答が受信されたか調べる(S106)。Noであ
る場合は、通信不可状態(S93)になり、Yesであ
る場合は、待ち受け状態になる(S94)。待ち受け状
態(S94)において、制御チャネル上で送出されるス
ーパーフレームを受信し、無線信号解析部22aにより
その内容を解析する。位置登録要求解析部22bでPC
Hの内容が「位置登録要求」であるか調べる(S9
5)。Yesである場合は、無線電話親機1aに対して
「位置登録応答」を送信(S96)した後、S94へジ
ャンプし待ち受け状態となり、Noである場合は、受信
したPCHの内容が自局への着信(呼出し)であるか調
べる(S97)。Noである場合は、S107へジャン
プし、Yesである場合は、リンガー発生部27により
スピーカ29を通してリンガーを鳴らす(S98)。次
に、利用者がオフフックしたかを調べる(S99)。N
oである場合は、S98へジャンプし、Yesである場
合は、リンガーを停止(S100)し、「呼出しあり」
に対する応答メッセージを制御チャネル上で無線部21
を通して無線電話親機1aに送出する(S101)。次
に、スロット・周波数が割り当てられ、リンクチャネル
・サービスチャネルを確立し(S102)、通話状態に
入る(S103)。通話が終了すると、リンクチャネル
・サービスチャネルが解放され(S104)、再び制御
チャネル受信(S90)に戻る。S97において、No
である場合、操作部30から内線呼出しが発生したか調
べる(S107)。Noである場合は、S94へジャン
プし、待ち受け状態となり、Yesである場合は、無線
電話親機1aに対して「内線呼出し要求」を送信する
(S108)。次に、無線電話親機1aを介して「内線
呼出し応答」が受信されたか調べる(S109)。Ye
sである場合は、S102へジャンプし、Noである場
合は、操作部30から内線呼出しが中断されたか調べる
(S110)。Noである場合は、引き続き「呼出し応
答」を受信するためにS109へジャンプし、Yesで
ある場合はS94へジャンプし、待ち受け状態となる。
【0020】以上のように本実施例によれば、無線電話
親機1aに一定時間毎に全無線電話子機20aに対して
「位置登録要求」を送出し、応答のあった無線電話子機
20aの論理番号を記憶する無線電話子機管理部12を
設けることで、親機のサービスエリア内に存在する無線
電話子機20aを把握でき、内線呼出しされた無線電話
子機20aがサービスエリア内に存在しない場合は、予
め無線電話子機番号記憶部13に記憶されている無線電
話子機20aの電話番号により自動的に外線呼出しを行
うことができるので利便性、操作性を向上させることが
できる。また、改めて外線に掛け直す必要がないので電
池等の消耗も少なく通話可能時間を長くすることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、無線電話親機が
自己のサービスエリア内の無線電話子機の存在を管理
し、発呼先の無線電話子機が自己のサービスエリア内に
いない場合は、自動的に外線呼出しを行うことができる
利便性、操作性、経済性に優れた無線電話装置を実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話機の無線電
話親機の機能ブロック図
【図2】本発明の一実施例における無線電話機の無線電
話子機の機能ブロック図
【図3】本発明の一実施例における無線電話機の使用形
態を示す模式図
【図4】本発明の一実施例における無線電話機の無線電
話親機の動作を示す概要フローチャート
【図5】本発明の一実施例における無線電話機の無線電
話親機の動作を示す概要フローチャート
【図6】本発明の一実施例における無線電話機の無線電
話子機の着信動作を示す概要フローチャート
【図7】従来の無線電話機における無線電話親機の機能
ブロック図
【図8】従来の無線電話機における無線電話子機の機能
ブロック図
【図9】従来の無線電話機における無線電話親機の動作
を示す概要フローチャート
【図10】従来の無線電話機における無線電話子機の着
信動作を示す概要フローチャート
【符号の説明】
1,1a 無線電話親機 2,21 無線部 3 有線部 4 無線信号解析部 5,5a 制御部 6 スーパーフレーム送出部 7,25 音声復号化部 8,26 音声符号化部 9 無線電話子機呼出操作部 10 アンテナ 11 無線電話子機監視部 12 無線電話子機管理部 13 無線電話子機番号記憶部 14 無線電話子機番号送出部 20,20a 無線電話子機 22,22a 無線信号解析部 22b 位置登録要求解析部 23,23a 制御部 24 無線信号送出部 27 リンガー発生部 28 マイク 29 スピーカ 30 操作部 31 アンテナ 32 加入電話回線網 33 無線電話基地局

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナと、前記アンテナに接続され無線
    電話子機との間で送受信される情報・音声信号の変復調
    を行う無線部と、電話回線に接続され前記電話回線を介
    して送受信される信号の変復調を行う有線部と、前記無
    線部より入力されたデジタル音声信号をアナログ音声信
    号に変換し前記有線部へ出力する音声復号化部と、前記
    有線部より入力されたアナログ音声信号をデジタル音声
    信号に変換し前記無線部に出力する音声符号化部と、前
    記無線部より入力された信号を解析する無線信号解析部
    と、無線電話子機にメッセージ列を送出するスーパーフ
    レーム送出部と、無線電話子機との通信状態を一定時間
    毎に監視する無線電話子機監視部と、前記無線電話子機
    監視部の通信状態により自己のサービスエリア内に存在
    する無線電話子機を把握する無線電話子機管理部と、無
    線電話子機の電話番号を記憶する無線電話子機番号記憶
    部と、前記無線電話子機番号記憶部に記憶されている電
    話番号を前記有線部を通して前記電話回線に送出する無
    線電話子機番号送出部と、どの無線電話子機を呼び出す
    かを指定する無線電話子機呼出し操作部と、全体の制御
    を行う制御部と、を備えたことを特徴とする無線電話機
    の無線電話親機。
  2. 【請求項2】前記無線電話子機監視部が予め定められた
    一定時間毎に自己の管理下にある全無線電話子機に対し
    て位置登録要求を送出し前記位置登録要求に対する無線
    電話子機からの位置登録応答の有無により自己のサービ
    スエリア内に存在する無線電話子機を確認することを特
    徴とする請求項1記載の無線電話機の無線電話親機。
  3. 【請求項3】前記無線電話子機監視部が自己のサービス
    エリア内に存在する無線電話子機を確認するために送出
    する位置登録要求の時間間隔を自己の管理下にある無線
    電話子機の数や過去の自己のサービスエリア内に存在し
    ていた無線電話子機の数等に応じて変更することが可能
    であることを特徴とする請求項2記載の無線電話機の無
    線電話親機。
  4. 【請求項4】アンテナと、送受信する無線信号の変復調
    を行う無線部と、無線送出部と、受信したデジタル音声
    信号をアナログ音声信号に変換する音声復号化部と、送
    信するアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する
    音声符号化部と、受信した無線信号を解析する無線信号
    解析部と、無線電話親機からの位置登録要求信号を解析
    する位置登録要求解析部を備えたことを特徴とする無線
    電話機の無線電話子機。
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