JPH07245882A - バッテリ監視装置 - Google Patents

バッテリ監視装置

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JPH07245882A
JPH07245882A JP3170494A JP3170494A JPH07245882A JP H07245882 A JPH07245882 A JP H07245882A JP 3170494 A JP3170494 A JP 3170494A JP 3170494 A JP3170494 A JP 3170494A JP H07245882 A JPH07245882 A JP H07245882A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ監視装置に関し、バッテリ寿命を簡
易に予測することを目的とする。 【構成】 装置に電源を供給する主電源装置(30)と、該
主電源装置が稼働中のときは該装置から切り離されて充
電されるとともに該主電源装置の異常発生時には該装置
に電源を供給するバッテリ(35)とを備えた無停電電源装
置におけるバッテリ監視装置であって、該バッテリ(35)
に接続される所定の負荷(34)と、該バッテリ(35)を該装
置および該主電源装置から切り離し、且つ前記負荷に接
続する負荷接続部(33)と、バッテリ電圧を測定する電圧
検出部(32)と、該負荷接続部を制御して該バッテリを該
負荷に接続するとともに、接続時点および一定時間経過
時点におけるバッテリ電圧をそれぞれ該電圧検出部によ
り測定し、その2時点間のバッテリ電圧差が所定値以上
の場合はバッテリ寿命と判定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無停電電源装置等にお
いて、主電源装置をバックアップするバッテリの寿命を
予測するバッテリ監視装置に関する。
【0002】無停電電源装置では、AC入力により装置
に電源を供給する主電源装置と、停電,瞬断等の異常が
発生したとき主電源装置に代わって装置に電源を供給す
るバッテリより構成される。
【0003】このバッテリは、一般に鉛蓄電池等の蓄電
池が使用され、バックアップ時点で十分な性能が発揮で
きるよう、主電源装置が稼働中のときに充電されている
が、経年変化等により、充電を行ってもバッテリ電圧が
徐々に低下し、遂には規定電圧値以下になる。
【0004】この規定電圧値以下になる蓄電池の寿命は
一般に3年程度とされていて、定期的に交換されている
が、蓄電池の寿命は環境温度による変動が大きいため、
実際には十分なマージンがとられて早めに交換されてい
る。
【0005】しかし、設置環境も変動する場合があり、
停電時に十分なバックアップができないとか、交換が早
すぎて効率的でないといった課題がある。このため、装
置運用中にバッテリの寿命を予測する簡易なバッテリ監
視装置が求められている。
【0006】
【従来の技術】図6は従来例の構成図、図7は蓄電池の
温度と寿命の関係を表す図、図8は無停電電源装置の環
境温度例を表す図である。
【0007】図6は無停電電源装置の1例を示したもの
である。主電源装置1において、AC−DC変換部2
は、AC100vを直流電圧DC1(例えば13v)に
変換し、DC−DC変換部3は、DC1から5v,12
v等の直流電圧を生成する。
【0008】バッテリ7は、AC100の供給が停止、
即ち停電または瞬断が発生したとき、DC3(例えば1
2v)をDC−DC変換部3に供給するもので、停電検
出部5はAC100の切断を検出した場合、リレー4を
駆動してリレー接点4aをAC−DC変換部2側からバッ
テリ7側に切り替える。これにより、DC−DC変換部
3はバッテリ7の供給するDC3を入力として5v,1
2v等のDC2に変換する。
【0009】なお、バッテリ7は通常鉛蓄電池が使用さ
れ、AC−DC変換部2が正常で、DC−DC変換部3
にDC1を供給している場合は、ダイオードDを通じて
直流電圧DC1が供給されて充電状態となる。
【0010】このような、無停電電源装置において、バ
ッテリ7として、例えば鉛蓄電池を使用した場合は、使
用/不使用に関わらず、その寿命は3年程度であり、環
境温度等によるマージンをみて3年以内の所定期間で交
換するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
無停電電源装置のバッテリ7は、常に充電されていて待
機状態にあるが、経年変化等により、充電後の電圧が徐
々に低下し、遂には、DC−DC変換部3の入力に必要
な電圧以下に低下する。このため、バッテリ7の性能に
基づく寿命期間内に交換を行うことが必要とされるが、
寿命は環境温度に大きく左右される。
【0012】図7は環境温度と寿命との関係を表したも
ので、寿命は温度に大きく依存していることが判る。従
って設置環境が判れば、このような特性に基づいて寿命
が推定できるが、設置環境温度も、図8に示すように、
大きく変動する場合が多く、正確に寿命を予測すること
が困難となっている。
【0013】データ処理装置等では、バッテリ寿命に達
した無停電電源装置で停電事故等が発生すると、メモリ
に保存している情報が失われるという重大な事故が発生
するため、十分なマージンをとってバッテリを交換して
いるが、効率的でないといった課題がある。また、予測
できない寿命短縮の場合も考えられる。
【0014】本発明は上記課題に鑑み、無停電電源装置
においてバッテリの寿命を簡易に監視するバッテリ監視
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のモデム監視装置は、図1の本発明の原理図
に示すように、 (1) 装置に電源を供給する主電源装置(30)と、該主電源
装置が稼働中のときは該装置から切り離されて充電され
るとともに該主電源装置の異常発生時には該装置に電源
を供給するバッテリ(35)とを備えた無停電電源装置にお
けるバッテリ監視装置であって、該バッテリ(35)に接続
される所定の負荷(34)と、該バッテリ(35)を該装置およ
び該主電源装置から切り離し、且つ前記負荷に接続する
負荷接続部(33)と、バッテリ電圧を測定する電圧検出部
(32)と、該負荷接続部を制御して該バッテリを該負荷に
接続するとともに、接続時点および一定時間経過時点に
おけるバッテリ電圧をそれぞれ該電圧検出部により測定
し、前記測定した2点間のバッテリ電圧差が所定の電圧
差以上の場合はバッテリ寿命と判定してアラームを発生
する寿命判定部(31)とを有することを特徴とするバッテ
リ監視装置。 (2) 上記(1) において、不揮発性メモリを設け、該寿命
判定部は、該装置への電源供給切断指示により、所定2
時点間の電圧差測定によるバッテリ寿命判定を行って判
定結果を該不揮発性メモリに格納し、電源投入時に該判
定結果を出力するように構成する。 (3) 上記(1) または(3) において、該バッテリが複数個
で構成されている場合、各バッテリごとに負荷接続部を
設け、順次各バッテリを該負荷接続部により接続して各
バッテリの寿命判定をシリアルに行うように構成する。 (4) 上記(1) または(2) または(3) において、寿命判定
中に該主電源装置に異常が発生した場合、該異常検出に
より負荷接続部を切り替えて該主電源装置をバッテリに
よりバックアップするように構成する。
【0016】
【作用】
(1) 充電後のバッテリ電圧は、図3のバッテリ寿命判定
原理を表す図に示すように、時間経過とともに放物線を
描いて低下し、しかも、寿命接近とともにその傾斜が大
きくなる。このような傾向はバッテリの未使用状態でも
発生するが、負荷を大きくすれば顕著に現れる。
【0017】本発明の寿命予測は、このバッテリ電圧の
経年変化曲線を利用したもので、任意の2時点間Δt(t
n , tn+Δt) におけるバッテリ電圧差ΔVnが予め設定
した所定値ΔVmax 以上になったとき、バッテリ寿命と
判定するようにしたもので、寿命と判定した場合はアラ
ームを発生する。
【0018】なお、負荷34の値は、Δt を数分程度以下
とし、そのΔt でΔVnとΔVmaxとの差異が認識できるよ
うな値を使用する。この判定処理を運用状態で、且つ任
意の時点で行う。寿命判定部31は、先ず、負荷接続部33
を制御してバッテリ35を電源供給先の装置, 主電源装置
30等から切離すとともに負荷34に接続し、接続時点(tn)
と、一定時間経過時点(tn +Δt)の2時点で、電圧検出
部32によりバッテリ電圧を測定する。そして、その2時
点の電圧差ΔVnと所定の比較電圧差ΔVmaxとを比較し、 ΔVn ≧ ΔVmax ならば、つまり放物線の傾斜が一定以上傾斜していれ
ば、バッテリ寿命と判定してアラームを発生する。
【0019】以上の判定処理を定期的に行うことによ
り、個々の装置ごとにバッテリ35の寿命予測を正確に行
うことが可能となり、環境温度による寿命変動に対処で
き、バッテリ交換を効率化させることができる。 (2) 以上の寿命判定動作は任意の時点で行うことができ
るが、業務処理中に行う場合は、バッテリが切り離され
ているので停電発生に対処させねばならない。これを避
けるために、業務処理終了等において、装置の電源を切
断する際に判定動作を行い、判定結果を不揮発性メモリ
に格納しておく。そして、次の電源投入時にその判定結
果を出力させる。
【0020】以上のごとく、処理中のデータがメモリ中
に存在しない業務処理終了後に判定動作を行うので、判
定動作時の事前/事後処理が簡易となり、また定期的に
判定を行うことができる。 (3) 上記と同じ理由から、バッテリを複数個で構成して
おき、順次各バッテリを負荷接続部により接続して各バ
ッテリの寿命判定をシリアルに行うように構成する。
【0021】これにより、業務処理中の任意の時点で寿
命判定を行うことができるため、特に24時間運転の装
置への適用が容易となる。 (4) なお、寿命判定中に主電源装置に異常が発生した場
合、その異常検出により負荷接続部を元の状態に切り替
えて主電源装置をバックアップするように構成しておけ
ば、寿命判定のためにバッテリがバックアップとして機
能しない事態が回避される。
【0022】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に示
す。図2は一実施例の構成図、図3はバッテリ寿命判定
原理を表す図、図4は一実施例(その1)のフローチャ
ート図、図5は一実施例(その2)のフローチャート図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を表
す。
【0023】図2の構成は本願発明のすべての項目を包
含するもので、BAT1,BAT2が並列に接続されている、
リレー13により停電発生時には寿命判定動作から元の
状態に復帰させる、寿命判定は電源切断時で、アラー
ムは電源投入時のアラーム出力指令による、ことを可能
としている。但し、 (1) 上記のようにバッテリが並列に接続され、且つシ
リアルに寿命判定を行うときは、他方でバックアップで
きるので、運用中でも支障なく寿命判定動作を行うこと
ができる。
【0024】従って、の機能、図2では復帰のための
リレー接点13b は、両方のバッテリによるバックアップ
が必要である装置を除いて、特に必要はない。また運用
中にシリアルに判定動作を行うので、のように電源切
断時点に判定動作を行う必要はないが、運用中に行うと
きは時計などの何らかの判定動作開始トリガが必要とな
る。なお、この場合は異常状態を格納する不揮発性のメ
モリ24も特に必要ない。 (2) バッテリが1個の場合で、24時間運転の装置等で
運用中に判定を行う場合は上記の機能、即ちリレー接
点13b による復帰機能が必要となる。 (3) 電源切断時点に寿命判定を行う場合は、特にバッテ
リが2組並列である必要はない。
【0025】以上のごとく構成はそれぞれに応じて異な
るが、本実施例では、, , の機能をすべて持つ、
つまり、電源切断時にバッテリBAT1,BAT2の判定動作を
シリアルに行って結果を不揮発性のメモリ24に格納し、
異常と判定(寿命到来と判定) した場合は、次の電源投
入時にアラームを発生する。そして、寿命判定中に停電
になった場合は、無条件で元の状態に戻してバッテリバ
ックする例を示す。
【0026】図2において、10は主電源装置で、AC1
00v入力で装置に5v,12v等のDC2を出力す
る。主電源装置10において、11はAC−DC変換部で、
AC入力により例えば13vのDC1を出力する。12は
DC−DC変換部で、DC1またはバッテリBAT1,BAT2
の出力DC3を入力としてDC2を出力する。
【0027】13はリレーRLで、停電検出部14により制
御される。通常はDC1がDC−DC変換部12の入力と
なるようにリレー接点13a が接続されており、連動する
リレー接点13b は閉じている。つまり、この状態で寿命
判定動作を可能としている。また、AC100v入力が
無いとき、またはDC1出力が無いときは、リレー接点
13a はBAT1,BAT2側に接続され、リレー接点13b は開
く。この状態は、バッテリバックアップ可能状態であ
る。
【0028】BAT1, BAT2は並列に接続されたバッテリ
で、DC3(例えば12v)をDC−DC変換部12に供
給する。15はリレーRLで、リレー接点15b によるBAT1
の主電源装置10およびBAT2からの切り離し、リレー接点
15a によるBAT1の負荷Rへの接続を行う。同様に、16は
リレーRLで、リレー接点16b によるBAT2の主電源装置
10およびBAT1からの切り離し、リレー接点15a によるBA
T2の負荷Rへの接続を行う。なお、BAT1, BAT2は負荷R
に同時には接続されない。
【0029】20は負荷Rで、バッテリ電圧の測定間隔が
数分以内で寿命の判定ができる値、通常は装置負荷より
重い値のものが使用される。19は電圧検出部で、負荷R
の両端の電圧(それぞれ、BAT1,BAT2に負荷Rのみが接
続された場合のバッテリ電圧)を測定する。
【0030】18はアナログディジタル変換器ADCで、
電圧検出部19のアナログ出力をディジタル変換する。17
は判定部で、判定指示がなされたとき、先ずリレーR15
を制御して、負荷RとBAT1とを接続してBAT1の後述する
寿命判定動作を行い、続いて、リレーR16を制御してBA
T2の寿命判定動作を行う。
【0031】21はタイマで、バッテリ電圧を測定するタ
イミング、図3では最初の測定時点からのΔt経過を判
定部17に通知する。22は判定テーブルで、寿命判定を行
うための判定値、図3ではΔVmaxの値が格納されてい
る。
【0032】23はアラーム発生部で、不揮発性メモリの
メモリ24を備え、判定部17からアラーム情報が通知され
たとき、メモリ24に格納し、電源投入時にアラーム出力
指令がなされたとき、メモリ24中にアラーム情報が格納
されていれば、例えばブザー等で警報を発する。
【0033】25は判定指示部で、ここでは、電源切断操
作がなされたとき、判定部17に判定動作開始を指示し、
判定部17から判定動作終了が通知されたとき、主電源装
置10に電源切断指令を出力する。
【0034】以上の構成により、以下に示すような寿命
判定動作が行われる。図4,図5参照 (1) 例えば、電源切断操作により電源切断指令が出力さ
れる。これにより、判定指示部25は、判定部17に判定開
始を指示する。 (2) 判定部17は、先ずBAT1の寿命判定動作を行う。この
ため、リレーRL15を制御して、BAT1をBAT2, 主電源装
置10から切り離し、同時にBAT1に負荷Rを接続する。 (3) タイマ21を起動し、直ちにBAT1の電圧VnをADC18
より獲得する。 (4) タイマ21は所定時間Δt 経過後に判定部17に時間経
過を通知する。 (5) これにより、判定部17はBAT1の電圧Vn+1をADC18
より獲得する。 (6) ΔVn= Vn −Vn+1を演算し、判定テーブル22よりΔ
Vmaxを取り出し、ΔVnとΔVmaxとを比較する。 (7) ΔVn≧ΔVmaxか否かを判別し、 (8) ΔVn≧ΔVmaxのときは、アラーム情報をアラーム発
生部23に通知してメモリ24に保存させる。 (9) リレーRL15を制御して、BAT1を負荷Rから外して
元の状態に戻す。 (10) 続いてリレーRL16を制御してBAT2に負荷Rを接
続し、上記(3) 〜(9) の判定動作を行う。 (11) 以上のごとく判定動作が終了すると、判定部11は
電源切断指令を主電源装置10に送出する。
【0035】以上により、負荷Rに接続された状態でΔ
t間離れた時点のバッテリ電圧が測定され、その2時点
のバッテリ電圧差が所定値より大ならば寿命と判定され
て、不揮発性のメモリ24に格納された後、装置の電源が
切断される。
【0036】なお、判定中に停電検出部14により停電が
検出されたときは、リレーRL13が切替わって、リレー
接点13b がオフとなる。これによりリレーRL15,16 の
電源が切断されるので、リレーRL15,16 のうちの判定
動作中のリレーがオフ(図2の構成の場合は判定動作中
はオン)となって、開いているリレー接点15b または16
b が閉じてBAT1, BAT2は元の状態、即ち負荷Rから切り
離され、主電源装置10に接続された状態に戻る。このと
き、同時に接点13a がBAT1, BAT2側に接続されるので、
2 組のバッテリBAT1, BAT2によるバックアップ状態とな
る。 〔電源投入時の動作〕 (1) 電源投入時、装置の各部の初期設定等が行われる
が、このときアラーム出力指令が装置より出力される。 (2) アラーム発生部23はこの出力指令により、メモリ24
内を検索し、 (3) アラーム情報(寿命情報)があれば、ブザーを鳴動
させるか、表示部にバッテリ寿命を表示する。
【0037】以上により、オペレータはバッテリ寿命到
達が通知されるから、バッテリを交換することになる。
以上のごとく、常時充電が行われるバックアップ用のバ
ッテリの寿命を、負荷接続により寿命曲線に従って判別
することができ、環境温度に相違によるバッテリの寿命
検出を正確に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のバッテリ監視装
置は、バックアップ用のバッテリに負荷を接続して寿命
を予測してアラームを発生するもので、環境温度が変動
しても的確にバッテリの寿命を検出することができるの
で、大きなマージンをとって早めにバッテリを交換する
必要がない、架橋温度の大幅な変動にバッテリの寿命が
促進されてデータが失われることがない等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 バッテリ寿命判定原理を表す図
【図4】 一実施例(その1)のフローチャート図
【図5】 一実施例(その2)のフローチャート図
【図6】 従来例の構成図
【図7】 蓄電池の温度と寿命の関係を表す図
【図8】 無停電電源装置の環境温度例を表す図
【符号の説明】
1 主電源装置 2 AC−DC
変換部 3 DC−DC変換部 4 リレー 4a リレー接点 5 停電検出部 10 主電源装置 11 AC−DC
変換部 12 DC−DC変換部 13 リレーRL 13a,13b リレー接点 14 停電検出部 15 リレーRL 15a リレー接点 16 リレー 16a リレー接点 17 判定部 18 アナログデ
ィジタル変換器ADC 19 電圧検出部 20 負荷R 21 タイマ 22 判定テーブ
ル 23 アラーム発生部 24 メモリ 30 主電源装置 31 寿命判定部 32 電圧検出部 33 負荷接続部 34 負荷 35 バッテリ BAT1,BAT2 バッテリ D ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置に電源を供給する主電源装置(30)
    と、該主電源装置が稼働中のときは該装置から切り離さ
    れて充電されるとともに該主電源装置の異常発生時には
    該装置に電源を供給するバッテリ(35)とを備えた無停電
    電源装置におけるバッテリ監視装置であって、 該バッテリ(35)に接続される所定の負荷(34)と、 該バッテリ(35)を該装置および該主電源装置から切り離
    し、且つ前記負荷に接続する負荷接続部(33)と、 バッテリ電圧を測定する電圧検出部(32)と、 該負荷接続部を制御して該バッテリを該負荷に接続する
    とともに、接続時点および一定時間経過時点におけるバ
    ッテリ電圧をそれぞれ該電圧検出部により測定し、前記
    測定した2点間のバッテリ電圧差が所定の電圧差以上の
    場合はバッテリ寿命と判定してアラームを発生する寿命
    判定部(31)とを有することを特徴とするバッテリ監視装
    置。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリを設け、該寿命判定部
    は、該装置への電源供給切断指示により所定2時点間の
    電圧差測定によるバッテリ寿命判定を行って判定結果を
    該不揮発性メモリに格納し、電源投入時に該判定結果を
    出力することを特徴とする請求項1記載のバッテリ監視
    装置。
  3. 【請求項3】 該バッテリが複数個で構成されている
    場合、各バッテリごとに負荷接続部を設け、順次各バッ
    テリを該負荷接続部により接続して各バッテリの寿命判
    定をシリアルに行うように構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のバッテリ監視装置。
  4. 【請求項4】 寿命判定中に該主電源装置に異常が発
    生した場合、該異常検出により負荷接続部を切り替えて
    該主電源装置を該バッテリによりバックアップするよう
    に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3記載のバッテリ監視装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103253572A (zh) * 2013-05-13 2013-08-21 黄一宸 电梯停电应急电源的自动定时检测方法及装置
JP2015134680A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 三菱電機株式会社 エレベータの回生蓄電装置
CN105762870A (zh) * 2016-03-30 2016-07-13 合肥联宝信息技术有限公司 具有保护预警功能的电池及具有该电池的电子设备
CN105811505A (zh) * 2016-03-30 2016-07-27 合肥联宝信息技术有限公司 具有保护预警功能的电池及具有该电池的电子设备

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