JPH0724163A - 拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置 - Google Patents

拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置

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JPH0724163A
JPH0724163A JP17441093A JP17441093A JPH0724163A JP H0724163 A JPH0724163 A JP H0724163A JP 17441093 A JP17441093 A JP 17441093A JP 17441093 A JP17441093 A JP 17441093A JP H0724163 A JPH0724163 A JP H0724163A
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JP
Japan
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cloth
data
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sewing
point
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JP17441093A
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English (en)
Inventor
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
Katsuhiro Goto
勝弘 後藤
Yoshiyuki Otsuka
佳行 大塚
Koichi Akaha
浩一 赤羽
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工布のサイズ毎に外形がどの様に変化(非
相似形に変化)したとしても、容易に加工データの作成
が可能な拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置を提
供すること。 【構成】 外形規定点メモリ68には中底と甲被各々に
ついて全ての規定点のX座標とY座標とをサイズをパラ
メータとして関数形式で表し、その関数式が変化パター
ンとして予め記憶されている。サイズ値v1を入力する
と(S1)、外形規定点メモリ68の規定点のX座標変
化パターン関数とY座標変化パターン関数に基づき、サ
イズv!の中底と甲被各々の外形規定点の座標が演算さ
れる(S3,S8)。演算された外形規定点のデータに
基づき縫製データが作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種サイズの加工布の
外形に沿って縫製等の所定の加工を行うための加工デー
タを作成する拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加工データ作成装置とし
て、加工布の外形に沿って縫製を行うために、加工布を
保持したクランプ装置を、上下往復動される針に対して
1針毎にXY方向に移動させる縫い目データを作成する
ものが知られている。この装置において、特定の加工布
に対して縫い目データを作成した後、前記加工布に相似
形の加工布を縫製するときは、前記縫い目データを所定
の拡大率若しくは縮小率に従って拡大縮小演算する。
【0003】この時、その拡大縮小演算は、縫い目デー
タのXY成分を所定の係数倍するものである。また、X
Y成分の各々に対して係数値を異ならせて演算するもの
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような拡大縮小演
算は、加工布が完全な相似形である場合や、加工布の形
状の変化が簡単な場合に限り有効なものである。しかし
ながら、縫製する加工布の中には、形状の変化が簡単で
はない場合がある。例えば、靴の中底と甲被の場合がそ
れである。つまり、人間の足は子供の時から大人へと成
長するに従い、足の長さ,つま先部の幅,かかと部の
幅,甲の高さ等の各部の値の変化の割合が均一ではない
ので、靴のサイズ毎に中底と甲被の形状が単純に拡大縮
小したものとなっていないのである。
【0005】この為、前述の拡大縮小技術の適用が難し
く、縫製データは縫製する靴のサイズ毎に中底,甲被そ
れぞれについて作成しなければならず、縫製データの作
成が面倒で時間のかかるものとなっている。つまり、加
工布の外形がサイズ毎に非相似形に変化する場合には対
応が難しいものとなっている。
【0006】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、加工布のサイズ毎に
外形がどの様に変化したとしても、容易に加工データの
作成が可能な拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置
は、加工布の外形を規定する外形規定点の全てについ
て、加工布のサイズ変化に伴う外形規定点のX座標値と
Y座標値の変化パターンをそれぞれ記憶した加工布外形
情報記憶手段と、加工布のサイズを任意指定するための
サイズ指定手段と、サイズ指定手段により指定されたサ
イズと、前記加工布外形情報記憶手段に記憶された外形
規定点のX座標値変化パターンとY座標値の変化パター
ンとに基づき、指定サイズの加工布の外形規定点を演算
する規定点演算手段と、その規定点演算手段により演算
された外形規定点に基づき加工データを作成する加工デ
ータ作成手段と、その加工データ作成手段により作成さ
れた加工データを記憶する加工データ記憶手段とを備え
ている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する拡大縮小機能を備えた加工
データ作成装置は、加工布外形情報記憶手段に、加工布
の外形を規定する外形規定点の全てについて、加工布の
サイズ変化に伴う外形規定点のX座標値とY座標値の変
化パターンをそれぞれ記憶しておき、サイズ指定手段に
より加工布のサイズを任意指定すると、規定点演算手段
が前記サイズ指定手段により指定されたサイズと、前記
加工布外形情報記憶手段に記憶された外形規定点のX座
標値変化パターンとY座標値の変化パターンとに基づ
き、指定サイズの加工布の外形規定点を演算する。加工
データ作成手段は、前記規定点演算手段により演算され
た外形規定点に基づき加工データを作成し、加工データ
記憶手段が作成された加工データを記憶する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を靴の中底と甲被とを中底縫い
するミシンに具体化した一実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】まず初めに、ミシンの機械的な構成につい
て説明する。
【0011】ミシンは上布(中底)UWと下布(甲被)
DWとを、押え足5と下送り歯6と上送り歯7とによっ
て送るタイプの上下差動ミシンであり、下送り歯6の1
針毎の送り量をリニアソレノイド70の駆動量を制御し
て変更し、上送り歯7の1針毎の送り量を上送り調節用
パルスモータ71の駆動量を制御して変更可能なもので
ある。そのミシンの上下往復動される針18よりも布送
り方向上流側(布送り込み側)には、受け板12が上下
動可能に配設されている。上布UWは受け板12に載置
され、後述の上布移動装置32により布送り方向に直交
する方向(左右方向)に移動される。下布DWは針板2
6,滑り板56により構成されるミシンのベッド面と受
け板12との間に挿入され、後述の下布移動装置46に
より布送り方向Qに直交する方向(左右方向)に移動さ
れる。
【0012】上布移動装置32は、図1に示すように、
揺動アーム34が、上布UWを左右方向に移動するため
の上布移動用モータ36の駆動軸を中心に揺動可能に設
けられており、揺動アーム34の先端部分には、上布送
りローラ38が回転可能に枢支されている。また、揺動
アーム34には、アーム回動用シリンダ40の可動部が
回動可能に連結されている。更に、上布送りローラ38
と上布移動用モータ36の駆動軸に固着されたタイミン
グプーリ42aとの間にタイミングベルト44aが張架
されている。
【0013】従って、アーム回動用シリンダ40により
揺動アーム34を回動させて上布UWを前記受け板12
と上布送りローラ38とにより挟持した状態で、上布移
動用モータ36を正転駆動または逆転駆動させることに
より、タイミングプーリ42a、タイミングベルト44
aを介して上布送りローラ38が正転または逆転され、
上布UWが左方または右方に移動される。
【0014】また、下布移動装置46は、下布DWを左
右方向に移動するための下布移動用モータ48が支持プ
レート50に固着されるとともに、支持プレート50の
上側部分には、下布送りローラ52が回転可能に枢支さ
れている。また、支持プレート50は、下布送りローラ
上下用シリンダ54の可動部に連結されており、下送り
ローラ52は、滑り板56の切欠き部を介して受け板1
2のすぐ下側に露出するまで上昇可能である。
【0015】更に、下布送りローラ52と下布移動用モ
ータ48の駆動軸に固着されたタイミングプーリ42b
との間にタイミングベルト44bが張架されている。
【0016】従って、下布送りローラ上下用シリンダ5
4により下布送りローラ52を上昇させて下布DWを前
記受け板12と下布送りローラ52とにより挟持した状
態で、下布移動用モータ48を正転駆動または逆転駆動
させることによりにより、下布DWが左方または右方に
移動される。
【0017】次に、上布UWの布端位置を検出するため
の上布検出器10について説明する。
【0018】上布検出器10は、図1〜図3に示すよう
に、後述の上布端検出センサ16と光ファイバー束とそ
れらを保持する取付ブロック14とから構成されてお
り、前記受け板12の上側に固定されている。この取付
ブロック14の左端部分には、上布UWをセットするた
めにその約半分が切りとられたセンサ収容部14aが形
成され、このセンサ収容部14a内に、プリズムからな
る上布端検出センサ16がその下部をセンサ収容部14
aの下側(受け板12の上面)に臨むように収容されて
いる。
【0019】即ち、上布端検出センサ16は縫い針18
よりも布送り方向Qの上流側に設けられている。この上
布端検出センサ16は、頂角を90度とする直角プリズ
ムである第1プリズム20aと第2プリズム22aとの
組合せで構成され、第1プリズム20aの1つの端面と
第2プリズム22aの1つの端面とが張り合わされ、第
2プリズム22aが布端と直交して配設されている。そ
して、第1プリズム20aの右端面(光線入力面)に
は、10本の光ファイバーA1−A10からなるファイ
バー群FAの先端面が一列状にそれぞれ接続されてい
る。更に、光ファイバーA1−A10の基端部側の投光
側分岐端には、発光ダイオードなどからなる10個の発
光素子OSU1−OSU10が設けられ、受光側分岐端
には、フォトトランジスタなどからなる10個の受光素
子ISU1−ISU10が設けられている。
【0020】従って、発光素子OSU1−OSU10の
各々から投射されたレーザ光などの検出光は、光ファイ
バーA1−A10を経て第1プリズム20aに入射され
て第2プリズム22a側に直角に全反射され、更に第2
プリズム22aで下側に直角に全反射され、第2プリズ
ム22aから下側に位置する上布UWまたは受け板12
に略直交する方向から投射される。
【0021】そして、上布UWまたは受け板12で反射
した反射光は、第2プリズム22aと第1プリズム20
aとでそれぞれ全反射されて投射の際と同一の光ファイ
バーA1−A10を経て受光素子ISU1−ISU10
でそれぞれ受光される。
【0022】即ち、第1プリズム20a,第2プリズム
22aを介して10本の光ファイバーA1−A10の先
端側から、上布UWの布端に交差するドツト列状に検出
光を投射し、その反射光から上布UWの布端位置を検出
可能になっている。ここで、受光素子ISU1−ISU
10で受光される受光量は、上布UWで反射したときの
受光量より受け板12で反射したときの受光量の方が大
きくなっている。
【0023】次に、下布DWの布端位置を検出するため
の下布検出器24について説明する。
【0024】下布検出器24は図1,図2,図4に示す
ように、針板26に形成された切欠き内に、取付ブロッ
ク28が収容されている。この取付ブロック28の左端
部分内に、プリズムからなる下布端検出センサ30がそ
の上部を取付ブロック28の上側(受け板12の下面)
に臨むように収容されている。即ち、下布端検出センサ
30は、前記上布端検出センサ16と略対向し且つ縫い
針18よりも布送り方向Qの上流側に設けられている。
【0025】この下布端検出センサ30は、上布端検出
センサ16と同様の構造であり、第1プリズム20aは
20bに、第2プリズム22aは22bに、10本の光
ファイバーA1−A10はB1−B10に、ファイバー
群FAはFBに、10個の発光素子OSU1−OSU1
0はOSD1−OSD10に、10個の受光素子ISU
1−ISU10はISD1−ISD10に相当するので
説明を省略する。
【0026】次に、縫合せ装置の電気的な構成について
説明する。
【0027】図5は、制御回路図を示すものであり、C
PU60には、入力インターフェース61,出力インタ
ーフェース62が接続されるとともに各種プログラムを
記憶しているROM63,上布(中底)UW,下布(甲
被)DWの外形線を規定する外形規定点の全てについ
て、サイズ毎の位置の変化をX座標値の変化パターンと
して関数形式で記憶するとともに、Y座標値の変化パタ
ーンとして関数形式で記憶した加工布外形情報記憶手段
としての外形規定点メモリ68,データの一時記憶のた
めのRAM64,縫製する中底UWと甲被DWの各々の
布端の外形線を示す外形線データと、中底と甲被の布端
上の縫合せ位置(ノッチ位置)を示す縫合せ位置データ
とを記憶する外形線メモリ65,縫合せ時に使用される
縫製データを記憶する縫製データメモリ66がそれぞれ
接続されている。更に、前記入力インターフェイス61
には、前記受光素子ISU1−ISU10及びISD1
−ISD10が接続されるとともに、縫い代,縫い目ピ
ッチ,サイズ等のデータ入力用のテンキー67が接続さ
れている。
【0028】また、前記出力インターフェース62に
は、前記上布端検出センサ16のための発光素子OSU
1−OSU10と、前記下布端検出センサ30のための
発光素子OSD1−OSD10とがそれぞれ接続されて
いるとともに、前記上布移動用モータ36,前記アーム
回動用シリンダ40,前記下布移動用モータ48,前記
下布送りローラ上下用シリンダ54が駆動回路を介して
それぞれ接続されている。
【0029】更に、その出力インターフェース62に
は、前記下送り歯6の1針毎の送り量を制御するための
リニアソレノイド70,前記上送り歯7の1針毎の送り
量を制御するための上送り調節用パルスモータ71,ミ
シンモータ72が駆動回路を介してそれぞれ接続されて
いる。
【0030】ここで、前記外形規定点メモリ68の記憶
内容について説明する。このミシンで縫い合わせる中底
と甲被はサイズ毎に非相似の関係となっているため、中
底と甲被各々について全ての規定点のX座標とY座標と
をサイズをパラメータとして関数形式で表し、その関数
式が変化パターンとして予め記憶されている。
【0031】この変化パターンについて説明する。例え
ば、中底のサイズ20の外形線をUW1,サイズ24の
外形線をUW2,サイズ26の外形線をUW3とし、各
サイズの加工布の外形線を、それぞれ中心を合わせて配
置する(図13参照)。
【0032】中底の外形線は複合曲線であり、その曲線
を同一曲率の部分に分割する分割点(ノッチ点を含む)
を外形規定点とする。サイズ20の外形線UW1の場
合、点1,2,3,…が外形規定点となり、サイズ24
の外形線UW2の場合、点1’,2’,3’,…が外形
規定点となり、同様にサイズ26の外形線UW3の場
合、点1”,2”,3”,…が外形規定点となる。即
ち、外形規定点1はサイズの増大に従って点1’〜点
1”と変化していく。外形規定点2はサイズの増大に従
って点2’〜点2”と変化していく。同様にして、外形
規定点nはサイズの増大に従って点n’〜点n”と変化
していく。
【0033】点1のX座標の変化に着目すると、そのX
座標はX1〜X1’〜X1”と変化していくので、サイ
ズvをパラメータとする関数fx1(v)でX座標の値
を表すことができる。一方、点1のY座標の変化に着目
すると、そのY座標はY1〜Y1’〜Y1”と変化して
いくので、サイズvをパラメータとする関数fy1
(v)でY座標の値を表すことができる。従って、点1
の位置データは(fx1(v),fy1(v))で表さ
れ、その点がノッチ点であるか否かを示す縫い合わせ位
置データとデータ番号とともに前記外形規定点メモリ6
8に記憶されている。
【0034】図13から明らかなように、外形規定点は
それぞれ位置の変化パターンが異なり、中底の外形規定
点の全てについて前記関数式が個別に求められ、記憶さ
れているのである。更に、甲被についても外形規定点の
位置がそれぞれサイズをパラメータとする関数式で求め
られ、ノッチ点であるか否かを示す縫い合わせ位置デー
タとデータ番号とともに前記外形規定点メモリ68に記
憶されている(図14参照)。
【0035】次に、この実施例のミシンの作用について
図6〜図12のフローチャートに基づいて説明する。
【0036】始めに、縫製データの作成について説明す
る。
【0037】作業者は縫製データ作成モードキー(図示
せず)をオンすると、図6に示す縫製データ作成ルーチ
ンが有効化され、CPU60はデータ入力ルーチンにて
縫い目ピッチ,縫い代及びサイズ(v)の入力処理を行
う(ステップS1,以下、単にS1で表す。他のステッ
プについても同じ)。テンキー67から所定の値が入力
され、その値がRAM64に記憶されると、まず中底U
Wの外形線データの演算を行う。
【0038】即ち、CPU60はデータ番号カウンタh
の初期値として1をセットし(S2)、前記外形規定点
メモリ68から中底規定点hのX座標変化パターン関数
X=fxh(v)と、Y座標変化パターン関数Y=fy
h(v)とを読出す(S3)。
【0039】この時、規定点hがノッチであるか否かを
示す縫い合わせデータも読出される。
【0040】次に、前記ステップS1にて入力されたサ
イズ値v1に基づいて規定点hの座標(X,Y)が演算
されるとともに、その座標値と縫い合わせ位置データと
が外形線メモリ65に記憶される(S4)。データ番号
カウンタhの値がデータ数U以下の場合はカウンタhが
インクリメントされて前記ステップS3の処理に戻る
(S5:NO,S6)。
【0041】この処理が繰り返されるに従って、規定点
1に関して座標(fx1(v1),fy1(v1))と
縫い合わせデータとが外形線メモリ65に記憶され、規
定点2に関して座標(fx2(v1),fy2(v
1))と縫い合わせデータとが記憶され、規定点3に関
して座標(fx3(v1),fy3(v1))と縫い合
わせデータとが記憶されていく。このようにして図15
に示すように、外形線メモリ65に規定点の点列のデー
タとして外形線データが記憶されていく。
【0042】中底UWの外形線データの演算が終了する
と(S5:YES)、CPU60は甲被DWの外形線デ
ータの演算を行う。
【0043】前記中底UWの場合と同様に、カウンタh
の初期値として1がセットされ(S7)、カウンタhの
示すデータ番号の甲被規定点hのX座標変化パターン関
数X=f’xh(v)と、Y座標変化パターン関数Y=
f’yh(v)と、規定点hの縫い合わせ位置データと
を前記外形規定点メモリ68から読出し(S8)、サイ
ズ値v1に基づいて規定点hの座標(X,Y)が演算さ
れるとともに、その座標値と縫い合わせ位置データとが
外形線メモリ65に記憶される(S9)。データ番号カ
ウンタhの値がデータ数U以下の場合はカウンタhがイ
ンクリメントされて前記ステップS8の処理に戻る(S
10:NO,S11)。
【0044】この処理により、外形線メモリ65に甲被
の全ての規定点の位置データと縫い合わせ位置データと
が記憶されると(S10:YES)、CPU60は、中
底UWと甲被DWとを布端制御しながらノッチを合わせ
て縫い合わせるための縫製データ作成処理を行う。ここ
で、縫製すべき中底UWの演算された外形規定点は図1
6(a)に示すように点P1,P2,P3,P4,P
5,……とする。
【0045】即ち、上布の縫製区間カウンタkを1にセ
ットし、同じくカウンタiを1にセットする(S2
0)。この後に、外形線メモリ65から規定点P
(i),P(i+1),P(i+2)の位置座標データ
をそれぞれ読み出し(S21)、その3点を通る円弧曲
線とその半径を演算する。即ち、部分外形線S(k)が
演算される(S22)。
【0046】次に、CPU60は演算した円弧曲線が縫
製時にアウトカーブとなるのか、或いはインカーブとな
るのかを判別する(S23)。これは、通常の縫製が加
工布を左回り(反時計回り)に回転させて行われること
に鑑み、点P(i)から点P(i+1)に直線を描いた
時、点P(i+2)が直線のどちら側に位置するかによ
り判別が可能である。具体的には、点P(i)と点P
(i+1)と点P(i+2)とを、点P(i)を中心と
して回転し、点P(i+1)が点P(i)を通る鉛直線
上且つ点P(i)よりも下方に位置するように回転させ
た時(図17(a),(b)参照)、点P(i+2)が
鉛直線よりも左方に位置すればアウトカーブと判別し、
右方に位置すればインカーブと判別するのである。
【0047】ここで、本実施例における布端制御の基準
位置について説明する。
【0048】前述の通り、前記上布検出器10と下布検
出器24は針18よりも布送り方向Qの上流側に配置さ
れており、各々の第2プリズム22a,22bは針落下
点から距離Lだけ隔てて布送り方向Qに直交する方向に
延びている。上布(中底)UWの場合について説明する
と、図18に示すように、第2プリズム22aの中心線
上に10個のドット列状の検出点A’1〜A’10が配
列されており、その検出点A’1は光ファイバーA1に
よる検出位置に対応し、検出点A’10は光ファイバー
A10による検出位置に対応している。図18から明ら
かなように、上布UWの布端形状が直線の場合に縫い代
一定になるように布端制御するためには、検出点A’5
上に布端位置を合わせるように制御することになる。し
かし、上布UWの布端形状が曲線の場合には、その半径
に応じて布端を合わせるべき検出点の位置が異なる。図
の場合には検出点A’7となる。半径が同じであって
も、布端形状がアウトカーブの場合とインカーブの場合
とでは合わせるべき検出点の位置が異なる。
【0049】前記ROM63中には、図19に示すよう
に、アウトカーブの場合とインカーブの場合に分けて、
各種の半径Rに対応する検出点(基準位置ファイバー番
号)がそれぞれ記憶されている。尚、図19には、上布
用の基準位置データのみが示されており、下布用の基準
位置データも前記ROM63中に同様に記憶されてい
る。
【0050】前記ステップS23の判別の結果、CPU
60は円弧曲線がアウトカーブの場合にはステップS2
4にて円弧曲線の半径に対応するアウトカーブ用の基準
位置ファイバー番号をROM63から読出し、部分外形
線S(k)の基準位置F(k)として縫製データメモリ
66の所定のエリアに記憶する。一方、円弧曲線がイン
カーブの場合の場合にはステップS25にてインカーブ
用の基準位置ファイバー番号をROM63から読出し、
部分外形線S(k)の基準位置F(k)として縫製デー
タメモリ66の所定のエリアに記憶する。
【0051】次に、円弧曲線(部分外形線)から縫い代
分隔てた位置に、その円弧曲線と相似形をなす縫製予定
線S’(k)を演算し(S26)、その縫製予定線S’
(k)の長さを求め、それを縫い目ピッチで割って針数
G(k)を演算して縫製データメモリ66の所定のエリ
アに記憶する(S27)。
【0052】そして、カウンタiの値が上布UWの外形
線データの点列データ数N以上になっているか否かを判
別し(S28)、NOの場合にはカウンタiに2を加算
するとともに縫製区間カウンタkをインクリメントして
前記ステップS21の処理に戻る(S29)。
【0053】例えば、上布UWの場合、点P1,点P
2,点P3に基づいて演算された部分外形線S(1)に
対して、基準位置F(1)がA7と記憶され、その縫製
予定線S’(1)の針数G(1)が20と記憶される。
点P3,点P4,点P5に基づいて演算された部分外形
線S(2)に対して、基準位置F(2)がA7と記憶さ
れ、その針数G(2)が20と記憶される。同様にし
て、部分外形線S(3)に対して、基準位置F(3)が
A8と記憶され、その針数G(3)が15と記憶され
る。このように、外形線データの規定点を3個ずつ読出
して順次基準位置と針数が演算されて縫製データメモリ
66に記憶されていくのである(図20参照)。
【0054】そして、前記ステップS28の判別がYE
Sとなった場合には、CPU60は甲被DWの縫製デー
タ作成処理を行う。ここで、縫製すべき甲被DWの演算
された規定点は図16(b)に示すように点Q1,Q
2,Q3,Q4,Q5,……とする。
【0055】前記ステップS20と同様に、下布(甲
被)の縫製区間カウンタlを1にセットし、同じくカウ
ンタjを1にセット(S30)した後に、前記外形線メ
モリ65から規定点Q(j),Q(j+1),Q(j+
2)の座標データをそれぞれ読み出し(S31)、その
3点を通る円弧曲線とその半径を演算する。即ち、部分
外形線T(l)が演算される(S32)。
【0056】次に、CPU60は演算した円弧曲線が縫
製時にアウトカーブとなるのか、或いはインカーブとな
るのかを判別し(S33)、円弧曲線がアウトカーブの
場合にはステップS34にて円弧曲線の半径に対応する
アウトカーブ用の基準位置ファイバー番号をROM63
から読出し、部分外形線T(l)の基準位置f(l)と
して縫製データメモリ66の所定のエリアに記憶する。
一方、円弧曲線がインカーブの場合の場合にはステップ
S35にてインカーブ用の基準位置ファイバー番号をR
OM63から読出し、部分外形線T(l)の基準位置f
(l)として縫製データメモリ66の所定のエリアに記
憶する。
【0057】次に、円弧曲線(部分外形線)から縫い代
分隔てた位置に、その円弧曲線と相似形をなす縫製予定
線T’(l)を演算して縫製データメモリ66の所定の
エリアに記憶し(S36)、カウンタjの値が下布DW
の外形線データの点列データ数M以上になっているか否
かを判別し(S37)、NOの場合にはカウンタjに2
を加算するとともに縫製区間カウンタlをインクリメン
トして前記ステップS31の処理に戻る(S38)。
【0058】このため、点Q1,点Q2,点Q3のデー
タから部分外形線T1が演算され、その部分外形線T1
から下布の布端制御のための基準位置f(1)がB6と
演算されるとともに、縫製予定線T’1が演算される。
次の点Q3,点Q4,点Q5のデータからは同様にして
部分外形線T2,基準位置B6,縫製予定線T’2が演
算される。
【0059】この様にして、最後の縫製区間まで演算が
行われると、前記ステップS37がYESとなり、CP
U60は縫製区間毎の1針当たりの下送り量を演算す
る。
【0060】即ち、ノッチ間カウンタxを1にセットし
た後(S40)、前記外形線メモリ65に記憶された各
点の種別データ(位置合せデータ)と縫製データメモリ
66に記憶されたデータに基づき、中底の布端外形線の
第xノッチ間の縫製区間番号(この場合、2つの連番と
なる)を求め、求めた縫製区間の針数の総和PP(x)
を演算し、その針数PP(x)をRAM64の所定の領
域に記憶させる(S41)。例えば、第1のノッチ間は
縫製区間1と縫製区間2となり、その針数PP(1)は
40と演算される。
【0061】次に、CPU60は、前記外形線メモリ6
5に記憶された各点の種別データ(位置合せデータ)と
縫製データメモリ66に記憶されたデータに基づき、甲
被の布端外形線の第xノッチ間の縫製区間番号を求め、
求めた縫製区間番号(l)の縫製予定線T’(l)の長
さの総和LL(x)を演算し、それをRAM64の所定
の領域に順次記憶させる(S42)。例えば、第1のノ
ッチ間は縫製区間1と縫製区間2となり、縫製予定線
T’1と縫製予定線T’2の長さの総和LL(1)が記
憶される。
【0062】次に、互いに対応する第xノッチ間の針数
PP(x)と長さLL(x)とを前記RAM64から読
み出し、長さLL(x)を針数PP(x)で割ることに
より、下布の1針当たりの送り量を演算し、第xノッチ
間の縫製区間(l)の下送り量FF(x)として前記縫
製データメモリ66の所定の領域に記憶させる(S4
3)。例えば、第1のノッチ間の下送り量は、長さLL
(1)/針数PP(1)で求められ、縫製区間1,2の
下送り量FF(1)として記憶される。
【0063】そして、CPU60は、全ノッチ間につい
て演算が終了していない時には、ノッチ間カウンタxを
インクリメントして前記ステップS41の処理に戻る
(S44:NO,S45)。こうして順次下送り量が求
められていき、第1〜第4ノッチ間に対して下布送り量
FF(1)〜FF(4)がそれぞれ求められると、前記
ステップS44がYESとなり、CPU60は縫製デー
タ作成ルーチンの処理を終了して待機状態になる。
【0064】この後、作業者が中底UWと甲被DWとを
セットしてスタートスイッチをオンすると、CPU60
は布端制御,縫合せルーチン(図10)を開始する。こ
の時、中底UWと甲被DWは縫製開始点がそれぞれ点P
1,点Q1であり、つま先を先に縫うように縫製経路が
決定されているため、つま先側を手前にしてミシンにセ
ットされる。
【0065】即ち、ミシンモータ72を駆動するととも
に(S60)、針数カウンタCをリセットし(S6
1)、縫いピッチデータを読み出して前記上送り調節用
パルスモータ71を駆動制御し(S62)、針布一致タ
イミングを待つ(S63)。この一致タイミングになる
たびに、針数カウンタCのインクリメント(S64)、
針数カウンタCの値に対応する縫製区間番号の読み出し
及び、縫製区間番号に対応する下送り量FF(x)の読
み出し及びその下送り量FF(x)になるように前記リ
ニアソレノイド70の駆動制御(S65)、縫製終了判
別(S66)、上布布端検出ルーチン(S67)、上布
ズレ量演算ルーチン(S68)、そのズレ量を解消する
ための上布移動用モータ36の駆動(S69)、下布布
端検出ルーチン(S70)、下布ズレ量演算ルーチン
(S71)、そのズレ量を解消するための下布移動用モ
ータ48の駆動(S72)が繰り返し実行される。
【0066】前記上布布端検出ルーチン(S67)が実
行されると、光ファイバーカウンタのカウント値eとし
て初期値1がセットされ(S100)、このカウント値
eで指示する上布用発光素子OSUeが点灯される(S
101)。上布用発光素子OSUeから投射された検出
光は、上布用発光素子OSUeに対応する光ファイバー
Ae,プリズム20a,22aを通って上布UWまたは
受け板12で反射され、再び光ファイバーAeを通って
上布用受光素子ISUnに受光される。
【0067】この上布用受光素子ISUeの受光量rを
演算し(S102)、その値が所定のしきい値Kよりも
大きいときは、この光ファイバー(検出点)に対応して
上布UWが存在しないことになり、カウント値eをパラ
メータとするファイバーフラグEE(e)がセット
(「1」)される(S103:YES,S104)。一
方、前記受光量rがしきい値Kよりも小さいときは、こ
の光ファイバー(検出点)に対応して上布UWが存在す
ることになり、カウント値eをパラメータとするファイ
バーフラグEE(e)がリセット(「0」)される(S
103:NO,S105)。
【0068】次に、前記ステップS101で点灯された
上布用発光素子OSUeが消灯され(S106)、光フ
ァイバーカウンタのカウント値eがインクリメントされ
(S107)、このカウント値eが上布光ファイバー数
A以下の時は(S108:NO)、ステップS101〜
S107が繰り返される。
【0069】そして、全ての光ファイバーAeについ
て、上布UWの布端に交差するドット列状の検出光を順
次投射し、それらの受光量rが演算された時には(S1
08:YES)、光ファイバー数と同数のファイバーフ
ラグEE(e)のデータに基づいて、フラグデータが
「1」から「0」に変化した時の光ファイバー番号Am
が求められ(S109)、上布布端検出ルーチンが終了
し、上布ズレ量演算ルーチン(S66)が開始される。
【0070】上布ズレ量演算ルーチン(S66)では、
CPU60は、縫製データメモリ66のデータと針数カ
ウンタcの値に基づき、現在どの縫製区間を縫製してい
るかを演算し、その区間番号kを求める(S110)。
そして、その区間番号kに対応する基準位置光ファイバ
ー番号Asを読出し(S111)、基準位置光ファイバ
ー番号Asと前記光ファイバー番号Amとの大小関係か
ら布端のズレ方向を判別し、番号Asと番号Amの差に
光ファイバーの直径を乗算する事によりズレ量を演算し
(S112)、このルーチンを終了する。
【0071】このズレ量とズレ方向に基づき前記上布移
動用モータ36が駆動されるのである。
【0072】この後、前記ステップS67,S68と同
様に下布端検出ルーチンS70,下布ズレ量演算ルーチ
ンS71が実行され、下布のズレ量とズレ方向に基づい
て下布移動用モータ48が駆動される。尚、下布端検出
ルーチンS70,下布ズレ量演算ルーチンS71につい
ては、前記ステップS67,S68と実質的に同一であ
るのでその詳細な説明を省略する。
【0073】このようにして、1針毎に中底と甲被のそ
れぞれに対し、布端位置が検出され、その時の縫製位置
に対応する布端制御の基準位置が決定され、基準位置に
対する布端位置のズレを解消するように上布移動用モー
タ36及び下布移動用モータ48が駆動制御されていく
とともに、下送り量が順次変更されて行き、前記ステッ
プS66にてYESとなると、ミシンモータを停止させ
て(S73)、布端制御,縫合せルーチンを終了する。
【0074】この様にして、中底と甲被とを、その布端
を正確に合わせ且つそのノッチを合わせながら自動的に
縫合せる(中底縫い)ことが出来る。
【0075】この後、サイズの異なる中底と甲被とを縫
い合わせるとき、前記縫製データ作成ルーチンのステッ
プS1にて新たにサイズをインプットすることにより、
そのサイズの中底と甲被の外形線を規定する規定点の座
標データが演算され、各規定点に関する縫い合わせ位置
データ(ノッチであるか否かを示すフラグ)とともに前
記外形線メモリ65に記憶される。そして、縫製データ
が演算され、縫製データメモリ66に記憶され、その記
憶された縫製データに従って再び中底縫いが行われるの
である。
【0076】このように、どの様なサイズの加工布であ
っても、その加工布がサイズによって非相似形に変化し
たとしても、更にその布端形状が複合曲線状であって
も、常に布端から一定の距離(縫い代)を保ったまま上
布と下布のノッチを合わせた状態で(いせ込みを行いな
がら)両者の縫合が容易に行われる。
【0077】そして、布端制御,縫合せのための縫製デ
ータの作成が、縫製する加工布全てについて(サイズの
異なるものを含む)、布端形状の曲率半径の変化を作業
者が測定し、曲率半径に対応した基準位置ファイバー番
号と、その縫製区間の針数を縫いピッチに応じて手計算
により求め、ノッチが合うように送り量も手計算により
求るという、従来面倒であったものから格段に容易なも
のとなった。
【0078】尚、本発明は、前述の実施例に限定される
ものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種
々の変形が可能である。
【0079】例えば、加工布の外形線を規定するデータ
として実施例は規定点の位置データを各点毎に記憶する
ものであったが、規定点列の換わりに、始点と終点と制
御点から構成されるアウトラインの形式で記憶するよう
にしても良い。
【0080】また、本実施例は靴の中底と甲被とについ
てのものであるが、靴以外の衣服一般についても適用が
可能である。
【0081】更に、本実施例は、加工布の布端に沿って
縫製するための縫製データの作成についてのものである
が、縫製ではなく、加工布の布端に沿って接着する接着
装置や穴開けするパンチングマシン等に適用することが
できる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明は加工布外形情報記憶手段に、加工布の外形を規
定する外形規定点の全てについて、加工布のサイズ変化
に伴う外形規定点のX座標値とY座標値の変化パターン
をそれぞれ記憶しておき、サイズ指定手段により加工布
のサイズを任意指定すると、規定点演算手段が前記サイ
ズ指定手段により指定されたサイズと、前記加工布外形
情報記憶手段に記憶された外形規定点のX座標値変化パ
ターンとY座標値の変化パターンとに基づき、指定サイ
ズの加工布の外形規定点を演算し、加工データ作成手段
が前記規定点演算手段により演算された外形規定点に基
づき加工データを作成し、加工データ記憶手段が作成さ
れた加工データを記憶するように構成されているので、
加工布のサイズに応じて外形が非相似形に変化したとし
ても、容易且つ短時間に加工データの作成が可能であ
り、たいへん実用的であるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】布端制御装置を備えたミシンの全体を示す機構
図である。
【図2】ミシンの針落下点近傍のみを示す側面図であ
る。
【図3】上布検出器10の構造を示す斜視図である。
【図4】下布検出器24の構造を示す斜視図である。
【図5】ミシンの制御回路を示すブロック図である。
【図6】縫製データ作成ルーチンを示すフローチャート
である。
【図7】縫製データ作成ルーチンを示すフローチャート
である。
【図8】縫製データ作成ルーチンを示すフローチャート
である。
【図9】縫製データ作成ルーチンを示すフローチャート
である。
【図10】布端制御,縫合せルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】上布布端検出ルーチンを示すフローチャート
である。
【図12】上布ズレ量演算ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図13】加工布の外形規定点のサイズによる位置の変
化を示す説明図である。
【図14】外形規定点メモリ(加工布外形情報記憶手
段)68の記憶内容を示すメモリマップ図である。
【図15】外形線メモリ65に記憶された中底と甲被の
外形規定点の外形線データと縫い合わせ位置データとを
示すメモリマップ図である。
【図16】(a)は中底UWの外形線データ及び部分外
形線,縫製予定線,縫合せ位置の説明図である。(b)
は甲被DWの外形線データ及び部分外形線,縫製予定
線,縫合せ位置の説明図である。
【図17】部分外形線のアウトカーブ,インカーブの判
別方法の説明図である。
【図18】布端制御の基準位置の説明図である。
【図19】アウトカーブ,インカーブの場合についての
各半径値に対応する基準位置ファイバー番号を示すメモ
リマップ図である。
【図20】縫製データメモリ66に記憶された内容を示
すメモリマップ図である。
【符号の説明】
5 押え足 6 下送り歯 7 上送り歯 10 上布検出器 12 受け板 18 針 24 下布検出器 36 上布移動用モータ 48 下布移動用モータ 60 CPU 63 ROM 64 RAM 65 外形線メモリ 66 縫製データメモリ 67 テンキー 68 外形規定点メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 浩一 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布の外形に沿って縫製等の所定の加
    工を行うための加工データを作成するための加工データ
    作成装置であって、 加工布の外形を規定する外形規定点の全てについて、加
    工布のサイズ変化に伴う外形規定点のX座標値とY座標
    値の変化パターンをそれぞれ記憶した加工布外形情報記
    憶手段と、 加工布のサイズを任意指定するためのサイズ指定手段
    と、 サイズ指定手段により指定されたサイズと、前記加工布
    外形情報記憶手段に記憶された外形規定点のX座標値変
    化パターンとY座標値の変化パターンとに基づき、指定
    サイズの加工布の外形規定点を演算する規定点演算手段
    と、 その規定点演算手段により演算された外形規定点に基づ
    き加工データを作成する加工データ作成手段と、 その加工データ作成手段により作成された加工データを
    記憶する加工データ記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置。
JP17441093A 1993-07-14 1993-07-14 拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置 Pending JPH0724163A (ja)

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JP17441093A JPH0724163A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 拡大縮小機能を備えた加工データ作成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006034695A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Juki Corp 差動送りミシン
EP2801647A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-12 Dürkopp Adler AG Verfahren zur Erzeugung von Näh-Steuerungsdaten zum Abarbeiten eines von einer Bekleidungsgröße abhängigen Nähprogramms
EP2801648A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-12 Dürkopp Adler AG Erzeugungsverfahren zur Erzeugung von Näh-Steuerungsdaten

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006034695A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Juki Corp 差動送りミシン
EP2801647A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-12 Dürkopp Adler AG Verfahren zur Erzeugung von Näh-Steuerungsdaten zum Abarbeiten eines von einer Bekleidungsgröße abhängigen Nähprogramms
EP2801648A1 (de) * 2013-05-07 2014-11-12 Dürkopp Adler AG Erzeugungsverfahren zur Erzeugung von Näh-Steuerungsdaten

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