JPH07236281A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH07236281A JPH07236281A JP6024087A JP2408794A JPH07236281A JP H07236281 A JPH07236281 A JP H07236281A JP 6024087 A JP6024087 A JP 6024087A JP 2408794 A JP2408794 A JP 2408794A JP H07236281 A JPH07236281 A JP H07236281A
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Abstract
品を配置したパワーボードを部品単位とすることで組立
てや検査の作業性を向上する。 【構成】ボード15の一面側の中央部に4個のパワーモ
ジュール111 〜114を2個ずつ並べて配置しパワー
ボード17を構成する。パワーボード17はまた、ボー
ドの他面側の四隅にそれぞれスナバ抵抗器141 〜14
4 を取付けると共に縁部にスナバコンデンサ131 〜1
34 を取付ける。こうして構成された例えば2個のパワ
ーボードを冷却フィンの取付けブロック部の両面にそれ
ぞれパワーモジュールを接触させて取付け冷却スタック
を構成する。
Description
ールを組合わせ接続して構成される電力変換装置に関す
る。
ーモジュールは、バイポーラトランジスタやIGBT
(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等に限らず、パ
ワーMOSFETなどの種々の高速スイッチングができ
るパワーデバイスをケース内に収納したモジュール構造
としたものである。
ドの逆並列回路を各1個収納したものを1in1、各2
個収納したものを2in1と呼んでいる。また、最近で
は、1モジュール内にパワーデバイス保護のための電子
回路を収納したインテリジェントパワーデバイスやIP
Mなども多く使用されている。
冷却する冷却スタックの構成を示し、また、図8は単相
インバータ回路で構成した電力変換装置の回路構成を示
している。
るパワーモジュール1を例えば8個使用し、それを放熱
部2aと取付けブロック部2bからなる冷却フィン2の
取付けブロック部2bに直接取付けている。冷却フィン
2は放熱部2aと取付けブロック部2bの熱をヒートパ
イプなどで放熱部2aに輸送する構成になっている。
列接続すると共にその並列回路を2個ずつ直列接続して
各アームを構成している。そして各アームの並列回路に
スナバコンデンサ3とスナバ抵抗器4の直列回路をそれ
ぞれ並列に接続している。
れ、また、各アームの各パワーモジュール1の接続点は
交流端子U,Xに接続されている。スナバコンデンサ3
やスナバ抵抗器4は高速スイッチングによるサージ電圧
を抑制するためにパワーモジュール1の極力近くに取付
けられるようになっている。
ロック部2bにパワーモジュール1を取付けるが、パワ
ーモジュール1の取付け個数が多いときには取付けブロ
ック部2bの両面に取付けるのが普通である。
bには実際にはパワーモジュール1の他、スナバコンデ
ンサ3、スナバ抵抗器4、さらにはパワーモジュール1
の駆動回路を構成する抵抗器なども取付けられる。
れるものでは、複数のパワーモジュールを冷却フィンに
取付けた後、パワーモジュールの接続と付属周辺部品を
パワーボードで配線する方法を採用している。しかしこ
の方法でも多くの部品を冷却フィンに取付ける組立て作
業性を充分に改善することはできない。
量が少なく、図8では1アームを2並列接続している
が、500KVAクラスの3相インバータ装置では1ア
ームを5〜7個程度並列接続する構成の電力変換装置が
多く採用されている。
数が多くなると、各パワーモジュールの電流バランスを
良くするため、スイッチング特性や飽和電圧などの電気
特性を合わせたパワーモジュールを並列接続する必要が
あった。
タックでは、多くの部品を取付けるための作業性が悪
く、また、パワーモジュールの1個が破損することが発
生すると、そのパワーモジュールと電気特性の合ったパ
ワーモジュールと交換する必要があり、ユーザサイドで
の修理は困難であった。
体を予備品として購入する必要があったが、冷却スタッ
クを構成する冷却フィンは冷却にヒートパイプなどを必
要とする特殊な構造のため高価で、従って冷却スタック
は高価であり、また、冷却スタックはメーカサイドでし
か修理できないために故障復旧に長時間を要するなどの
問題があった。
れると、破壊時にケースが破れ、周囲の回路部品を汚損
する問題があり、このため破壊時には周囲の回路部品ま
でも交換しなければならない問題があった。
の組立図及び回路図を示すもので、この回路は図9の
(b) に示すように、4つのパワーモジュール11 ,12
,13,14 の直列回路を直流端子P,N間に接続し、
パワーモジュール12 ,13 の直列回路にダイオード5
1 ,52 の直列回路を図示極性にして並列に接続し、そ
のダイオード51 ,52 の接続点に直流端子Oを接続し
ている。なお、ACは交流端子である。
に、長方形状のパワーモジュール11 ,12 ,13 ,1
4 を縦(長辺方向)に並べて配置すると共にダイオード
51,52 をそれぞれパワーモジュール12 ,14 の横
に並べて配置し、この状態でパワーモジュール11 のコ
レクタCを接続導体61 で直流端子Pに接続し、パワー
モジュール11 のエミッタEとパワーモジュール12 の
コレクタCとダイオード51 のカソードKを接続導体6
2 で接続し、パワーモジュール12 のエミッタEとパワ
ーモジュール13 のコレクタCと交流端子ACを接続導
体63 で接続し、パワーモジュール13 のエミッタEと
パワーモジュール14 のコレクタCとダイオード52 の
アノードAを接続導体64 で接続し、ダイオード51 の
アノードAとダイオード52 のカソードKと直流端子O
を接続導体65 で接続し、かつパワーモジュール14 の
エミッタEと直流端子Nを接続導体66 で接続してい
る。
3レベルコンバータ回路全体ではパワーモジュールとダ
イオードの数が多いため、パワーモジュールを図7に示
すような冷却フィンに取付けた場合にスペースファクタ
が悪くなり、また、各直流端子P,O,N間の距離が長
くなり、各パワーモジュール11 〜14 やダイオード5
1 ,52 の接続導体61 〜66 のインダクタンスが大き
くなる問題があった。
かつ高価となる問題があった。また、接続導体のインダ
クタンスが大きくなるため、パワーモジュールの高速ス
イッチング動作時のサージ電圧も増加してスナバコンデ
ンサやスナバ抵抗器も大形化する問題があった。
置では、装置の小形化や軽量化、取扱いの容易性や予備
品を含めた価格の低減化、信頼性の向上などが要求され
るが、従来の電力変換装置ではその要求を満たすことが
できなかった。
フィンにパワーモジュールを取付けるときの組立ての作
業性が悪く、作業性の低下や取扱いの安全性などの問題
があった。
ールは電気特性を選別して組合わせる必要があるため、
パワーモジュールとスナバコンデンサ、スナバ抵抗器、
冷却フィンを一体に組立てた冷却スタック単位で取り扱
う必要があるが、従来では冷却スタックを予備品として
準備する場合に、予備品が非常に高価となる問題があ
り、また、ユーザ自身で修理は不可能なため、メーカへ
修理を依頼する必要があるが、冷却スタックは大きいた
め、その取り扱いが難しく、輸送費等も増加する問題が
あった。さらに、メーカ自身でも冷却スタックの組立て
の作業性が悪く、また取扱いも大変で装置の組立てが面
倒であった。
加し、このためパワーモジュールのサージ電圧が増加
し、スナバコンデンサやスナバ抵抗器の容量増加やパワ
ーモジュールの電圧利用率が低下する問題があった。
スの利用率が悪いため、冷却フィンの取付けブロック部
のスペースも増加し、冷却スタックが大形化、重量化
し、かつ高価となる問題があった。
容易となり、また組立てや検査時の作業性が容易とな
り、さらにパワーモジュールの電気的特性の選別が容易
にできる電力変換装置を提供する。
の破損による周囲の回路部品への悪影響を防止できる電
力変換装置を提供する。また、本発明は、さらに、接続
導体の距離を短くでき、配線インダクタンスの低減及び
冷却フィンの取付けスペースの利用率の向上を図ること
ができる電力変換装置を提供する。
複数個のパワーモジュールを組合わせ接続して構成され
る電力変換装置において、少なくとも2個以上のパワー
モジュールを配置すると共にその各パワーモジュールと
一体に使用される周辺回路部品を配置してパワーボード
を形成し、このパワーボードを部品単位として冷却フィ
ンに取付けて冷却スタックを構成したものである。
ジュールを組合わせ接続して構成される電力変換装置に
おいて、少なくとも2個以上のパワーモジュールを配置
すると共にその各パワーモジュールと一体に使用される
周辺回路部品を配置してパワーボードを形成し、そのパ
ワーボードに配置してある各パワーモジュール間を遮蔽
する遮蔽部材を設け、パワーボードを部品単位として冷
却フィンに取付けて冷却スタックを構成したものであ
る。
のパワーモジュールを組合わせ接続して3レベルコンバ
ータ回路を構成した電力変換装置において、少なくとも
4個以上のパワーモジュールを、その各パワーモジュー
ルを接続する接続導体が各パワーモジュールの長辺方向
と直交する方向に配置されるように配置すると共にその
各パワーモジュールと一体に使用される周辺回路部品を
配置してパワーボードを形成し、このパワーボードを部
品単位として冷却フィンに取付けて冷却スタックを構成
したものである。
のパワーモジュールを組合わせ接続して単相出力又は3
相出力のコンバータ回路を構成した電力変換装置におい
て、少なくとも2個以上のパワーモジュールを、その各
パワーモジュールを接続する接続導体が各パワーモジュ
ールの長辺方向と直交する方向に配置されるように配置
すると共にその各パワーモジュールと一体に使用される
周辺回路部品を配置してパワーボードを形成し、このパ
ワーボードを部品単位として冷却フィンに取付けて冷却
スタックを構成したものである。
ールを配置したパワーボードを部品単位として取扱うこ
とになる。このため取扱いが容易となり、装置の組立て
時の作業性や検査の作業性が向上できる。
別がパワーボード単位でできる。このため選別作業が容
易でかつ正確にでき、しかも組立て作業者やユーザはパ
ワーモジュールの並列接続に特別の注意を払う必要がな
く、冷却スタックの組立てや故障時の作業が容易にでき
る。
ジュールが破損したときにエミッタやコレクタなどの端
子付近から過大電流によるアークが発生する虞がある。
しかしこのときのアークは遮蔽部材により外部に漏れる
のを防止される。従って、周囲の回路部品に悪影響を及
ぼす虞はない。
パワーモジュールの長辺方向と直交する方向に接続導体
を配置して各パワーモジュールを接続しているので、接
続導体の配線インダクタンスを減少でき、またパワーモ
ジュールの冷却フィンへの取付けスペースの利用率の向
上を図ることができる。
する。 第1実施例(請求項1対応の実施例) 図1に示すように、長方形状のボード15の一面側の中
央部に長方形状の4個のパワーモジュール111 ,11
2 ,113 ,114 を2個ずつボード15の長辺方向に
縦に並べて配置し、その各パワーモジュール111 ,1
12 ,113 ,114 をボード15の他面側からネジ1
6,16,…で止めて固定しパワーモジュール付きパワ
ーボード17を構成している。
7はまた、ボード15の他面側の四隅にそれぞれスナバ
抵抗器141 ,142 ,143 ,144 を取付けると共
に長辺の縁部に各パワーモジュール111 ,112 ,1
13 ,114 の外側に位置するようにしてスナバコンデ
ンサ131 ,132 ,133 ,134 を取付けている。
13 ,114 、スナバコンデンサ131 ,132 ,13
3 ,134 及びスナバ抵抗器141 ,142 ,143 ,
144 を取付けたパワーモジュール付きパワーボード1
7を部品単位のパワーボードとして取扱うようになって
いる。
ジュール付きパワーボード171 ,172 を図2に示す
ように放熱部12aと取付けブロック部12bからなる
冷却フィン12の取付けブロック部12bの両面にそれ
ぞれパワーモジュールを接触させて取付け、冷却スタッ
クを構成している。
ブロック部12bへの取付けは、各パワーボード171
,172 の各パワーモジュール11(111 ,112
,113 ,114 )の四隅に開けられた孔にボード1
5の他面側から取付けネジ18,18,…を通してネジ
止めして行っている。
2の取付けブロック部12bで発生した熱をヒートパイ
プ等で放熱部12aに熱輸送して放出し、各パワーモジ
ュール11を冷却するようになっている。
は、パワーモジュール11を冷却フィン12の取付けブ
ロック部12bの両面に合計8個取付けることになるの
で、その重量が40〜50Kgとなり、体積も0.03m
3 位となり、取扱いが非常に大変となる。
112 ,113 ,114 を取付けたパワーボード171
,172 を部品単位としているので、その取扱う重量
や体積は冷却スタックの1/8〜1/10程度となり、
取扱いが非常に容易となる。
業が容易となり、作業性が向上する。また、パワーモジ
ュール11が故障したときなどの交換作業も容易とな
る。また、パワーモジュール11を並列接続するために
電気的特性を選別して組み合わせを行う必要があるが、
このような選別作業はパワーボード単位で行うことがで
きるため、予め選別組合わせしたパワーボードを用意し
ておけば、パワーモジュール11が故障したときにパワ
ーボード単位で交換すれば良く、作業は極めて容易とな
る。
品交換のための予備品の取扱いや保管がパワーボード単
位ででき、予備品の取扱いや保管が容易にできると共に
価格的にも非常に安価となる。
詳細な説明は省略する。
各パワーモジュール111 〜114の周囲をコ字状に包
囲する遮蔽部材20を取付けている。すなわち、前記遮
蔽部材20は各パワーモジュール111 〜114 間を遮
蔽すると共に各パワーモジュール111 〜114 の長辺
の外側を遮蔽するようになっている。
ール111 〜114 が過大な電流で破損してパワーモジ
ュールからアークが発生しても、そのアークは遮蔽部材
20で遮断されるので、他の正常なパワーモジュールが
破損したパワーモジュールからのアークにより損傷する
のを確実に防止できる。
損したパワーモジュールのみを交換すれば良く、他の正
常なパワーモジュールは再使用できるので、故障修理も
容易となり、また経済的にも故障復旧価格を低減でき
る。
ュールを冷却フィンの取付けブロック部の両面に合計8
個取付けた場合について述べたがその個数は必ずしもこ
れに限定されるものではなく、例えば6個ずつの合計1
2個取付けるものであっても良く、要は電力変換装置の
回路の所定単位で個数を決定することができる。
ュールの付属周辺部品としてスナバコンデンサやスナバ
抵抗器をパワーモジュールと同じボードに取付けたが、
その他パワーモジュールのベース抵抗器など他の回路部
品も同じボードに取付けてもよく、同じボードに取付け
る付属周辺部品は特に限定されるものではない。
のパワーボードを冷却フィンに取付けて冷却スタックを
構成する場合に、パワーモジュールをボードに取付ける
ネジ16は、冷却フィンにパワーボードを取付けると
き、取付けネジ18との寸法調整のため、一度緩めて再
度締付けるようにしてもよく、このようにしても本発明
の効果を減少させるものではない。
いて述べ、その1相分の回路構成は図9の(b) に示す回
路構成と同一である。
モジュール211 ,212 ,213,214 と1個の長
方形状のダイオードモジュール25で回路を組立ててい
る。前記ダイオードモジュール25は2個のダイオード
を1つのパッケージに収納した2in1のダイオードモ
ジュールである。
213 ,214 及びダイオードモジュール25を、ダイ
オードモジュール25を中央にして、各モジュールの長
辺を横にして縦に並べて配置している。
クタCを接続導体261 で直流端子Pに接続し、前記パ
ワーモジュール211 のエミッタEとパワーモジュール
212 のコレクタCとダイオードモジュール25のカソ
ードKを接続導体262 で接続し、前記パワーモジュー
ル212 のエミッタEとパワーモジュール213 のコレ
クタCと交流端子ACを接続導体263 で接続し、前記
パワーモジュール213 のエミッタEとパワーモジュー
ル214 のコレクタCとダイオードモジュール25のア
ノードAを接続導体264 で接続し、ダイオードモジュ
ール25のアノード、カソード接続端子AKと直流端子
Oを接続導体265 で接続し、かつパワーモジュール2
14 のエミッタEと直流端子Nを接続導体266 で接続
している。
25の配置構成により、直流端子P,N間に接続される
接続導体261 〜266 が、各モジュール211 〜21
4 、25の長辺方向と直交する方向に配置するようにな
るので、接続導体の距離を充分に短くできる。また、直
流端子PとO間及び直流端子OとN間を最短にできる。
4 間の接続導体262 〜264 の配線インダクタンスを
低減でき、かつ取付けスペースの利用率も向上できる。
そして配線インダクタンスの低減によりパワーモジュー
ルのサージ電圧も減少し、スナバコンデンサやスナバ抵
抗器の容量増加を防止することができ、これによりパワ
ーモジュールの電圧利用率も向上できる。
ことにより、冷却スタックを小形軽量化でき、電力変換
装置自体の小形化及び低価格化を実現できる。 第4実施例(請求項3対応の実施例) この実施例も3レベルコンバータ回路の1相分の組立て
について述べ、第3実施例と同一の部分には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
イオードを1つのパッケージに収納した1in1のダイ
オードモジュール251 ,252 を使用したものであ
る。これは4個のパワーモジュール211 ,212 ,2
13 ,214 をその長辺を横にして縦に並べて配置し、
その両側にそれぞれダイオードモジュール251 ,25
2 を同じくその長辺を横にして縦に並べて配置してい
る。
クタCを接続導体361 で直流端子Pに接続し、前記パ
ワーモジュール211 のエミッタEとパワーモジュール
212 のコレクタCとダイオードモジュール251 のカ
ソードKを接続導体362 で接続し、前記パワーモジュ
ール212 のエミッタEとパワーモジュール213 のコ
レクタCと交流端子ACを接続導体363 で接続し、前
記パワーモジュール213 のエミッタEとパワーモジュ
ール214 のコレクタCとダイオードモジュール252
のアノードAを接続導体364 で接続し、ダイオードモ
ジュール251のアノードAと直流端子Oを接続導体3
651で接続し、ダイオードモジュール252 のカソード
Kと直流端子Oを接続導体3652で接続し、かつパワー
モジュール214 のエミッタEと直流端子Nを接続導体
366 で接続している。
ル251 ,252 を使用した場合で各接続導体361 〜
366 が、各モジュール211 〜214 、251 ,25
2 の長辺方向と直交する方向に配置するようになるの
で、接続導体の距離を充分に短くできる。
低減でき、かつ取付けスペースの利用率も向上できるの
で、第3実施例と同様の作用効果が得られる。 第5実施例(請求項4対応の実施例) この実施例は、図8に示す回路のように2個のパワーモ
ジュールを直流端子P,N間に直列に接続する場合の組
立てを示すもので、2個のパワーモジュール311 ,3
12 をその長辺を横にして縦に並べて配置している。
クタCと直流端子Pを接続導体461 で接続し、前記パ
ワーモジュール311 のエミッタEと前記パワーモジュ
ール312 のコレクタCを接続導体462 で接続し、前
記パワーモジュール312 のエミッタEと直流端子Nを
接続導体463 で接続している。
最短にすることができ、使用する接続導体を短くでき
る。従って、接続導体の配線インダクタンスを低減で
き、かつ取付けスペースの利用率も向上できるので、第
3実施例と同様の作用効果が得られる。すなわち、3レ
ベルコンバータ回路以外の電力変換装置でも同様の効果
が得られる。
によれば、複数個のパワーモジュール及びその周辺回路
部品を配置した部品単位のパワーボードで取扱うため、
電力変換装置の組立てや検査時の作業性が大幅に向上で
きる。また、ユーザなどに納入する予備品もパワーボー
ド単位で準備できるため、予備品価格を減少でき、また
取扱いが容易となり、従って故障復旧時間の短縮や故障
復旧費用の低減ができる。
めに電気的特性を選別して組合わせる作業をパワーボー
ド単位で行えばよいので、電力変換装置の組立て作業や
ユーザでの部品交換時に、特別なパワーモジュールの選
別を行う必要がなく、パワーボード単位で作業ができ
る。従ってこの点においても作業性が向上し、電力変換
装置の低価格化、予備品の低価格化、故障復旧時間の短
縮や費用の低減ができる。
効果に加えてパワーモジュールが過大な電流等で破損し
てもその破損が周囲の正常なパワーモジュールに影響し
て損傷を与えるのを遮蔽部材で防止できるので、事故の
拡大を防止でき、故障復旧時間の一層の短縮や故障復旧
費用の一層の低減が図れる。
ベルコンバータ回路の直流端子間に接続される少なくと
も4個以上のパワーモジュール間を接続するとき、その
パワーモジュール間の接続導体がパワーモジュールの長
辺方向と直交する方向となるようにパワーモジュールを
配置しているので、直流端子間の配線インダクタンスを
減少することができ、取付けスペースの利用率も向上で
きる。その結果、電力変換装置のパワーモジュールの電
圧利用率を向上でき、低価格化や小形化を実現できる。
相出力や3相出力のコンバータにおいて、直流端子間に
接続される少なくとも2個のパワーモジュールの接続導
体を、パワーモジュールの長辺方向と直交する方向とな
るようにパワーモジュールを配置しているので、直流端
子間の配線インダクタンスを減少することができ、取付
けスペースの利用率も向上できる。その結果、電力変換
装置のパワーモジュールの電圧利用率を向上でき、低価
格化や小形化を実現できる。
成を示す図。
視図。
成を示す図。
及び接続導体の配置関係を示す図。
及び接続導体の配置関係を示す図。
及び接続導体の配置関係を示す図。
図。
した電力変換装置の一部パワーモジュール及び接続導体
の配置関係並びに対応する回路構成を示す図。
ール 12…冷却フィン 131 ,132 ,133 ,134 …スナバコンデンサ 141 ,142 ,143 ,144 …スナバ抵抗器 20…遮蔽部材 211 ,212 ,213 ,214 …パワーモジュール 25,251 ,252 …ダイオードモジュール 261 ,262 ,263 ,264 ,265 ,266 …接
続導体 311 ,312 …パワーモジュール 361 ,362 ,363 ,364 ,365 ,366 …接
続導体 461 ,462 ,463 …接続導体
Claims (4)
- 【請求項1】 複数個のパワーモジュールを組合わせ接
続して構成される電力変換装置において、少なくとも2
個以上のパワーモジュールを配置すると共にその各パワ
ーモジュールと一体に使用される周辺回路部品を配置し
てパワーボードを形成し、このパワーボードを部品単位
として冷却フィンに取付けて冷却スタックを構成したこ
とを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項2】 複数個のパワーモジュールを組合わせ接
続して構成される電力変換装置において、少なくとも2
個以上のパワーモジュールを配置すると共にその各パワ
ーモジュールと一体に使用される周辺回路部品を配置し
てパワーボードを形成し、そのパワーボードに配置して
ある各パワーモジュール間を遮蔽する遮蔽部材を設け、
前記パワーボードを部品単位として冷却フィンに取付け
て冷却スタックを構成したことを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項3】 長方形状の複数個のパワーモジュールを
組合わせ接続して3レベルコンバータ回路を構成した電
力変換装置において、少なくとも4個以上のパワーモジ
ュールを、その各パワーモジュールを接続する接続導体
が各パワーモジュールの長辺方向と直交する方向に配置
されるように配置すると共にその各パワーモジュールと
一体に使用される周辺回路部品を配置してパワーボード
を形成し、このパワーボードを部品単位として冷却フィ
ンに取付けて冷却スタックを構成したことを特徴とする
電力変換装置。 - 【請求項4】 長方形状の複数個のパワーモジュールを
組合わせ接続して単相出力又は3相出力のコンバータ回
路を構成した電力変換装置において、少なくとも2個以
上のパワーモジュールを、その各パワーモジュールを接
続する接続導体が各パワーモジュールの長辺方向と直交
する方向に配置されるように配置すると共にその各パワ
ーモジュールと一体に使用される周辺回路部品を配置し
てパワーボードを形成し、このパワーボードを部品単位
として冷却フィンに取付けて冷却スタックを構成したこ
とを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02408794A JP3512457B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02408794A JP3512457B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236281A true JPH07236281A (ja) | 1995-09-05 |
JP3512457B2 JP3512457B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=12128618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02408794A Expired - Fee Related JP3512457B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3512457B2 (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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1994
- 1994-02-22 JP JP02408794A patent/JP3512457B2/ja not_active Expired - Fee Related
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