JP2000341961A - 3レベルインバータ装置 - Google Patents

3レベルインバータ装置

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JP2000341961A
JP2000341961A JP11145150A JP14515099A JP2000341961A JP 2000341961 A JP2000341961 A JP 2000341961A JP 11145150 A JP11145150 A JP 11145150A JP 14515099 A JP14515099 A JP 14515099A JP 2000341961 A JP2000341961 A JP 2000341961A
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conductor
diode
level inverter
inverter device
capacitor
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JP11145150A
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Hisaaki Matsumoto
寿彰 松本
Akira Nakajima
亮 中嶋
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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    • H02M1/34Snubber circuits
    • H02M1/348Passive dissipative snubbers
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
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    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線構造に寄生するインダクタンスの影響を抑
制すること。 【解決手段】第1〜第4のスイッチング素子、第1,第
2の結合ダイオード、これらを冷却し導体を兼ねたヒー
トシンク、絶縁ディスクを積層してなるスタックと、第
1,第2の結合ダイオードの接続点と直流電圧源の中間
電位点を接続する第1の導体と、第1のスイッチング素
子と直流電圧源の正電位側を接続する第2の導体と、第
4のスイッチング素子と直流電圧源の負電位側を接続す
る第3の導体とからなり、第2の導体を、第1のスイッ
チング素子の正電位側からスタック軸に対して直角にた
ち上げ、スタック軸に対して平行を維持して中央に寄せ
た配置とし、第3の導体を、第4のスイッチング素子の
負電位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、スタ
ック軸に対して平行を維持して中央に寄せた配置とし、
第1の導体を、第2と第3の導体が挟むようにして平行
並走した配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主スイッチング素
子と結合ダイオードを平型圧接素子とした3レベルイン
バータ装置に係り、特に配線構造に寄生するインダクタ
ンスの影響を抑制するようにした3レベルインバータ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インバータ装置は、例えば圧延
プラントのミル・ファン・ポンプ、その他に使用される
誘導電動機を可変速駆動するための手段として多く用い
られている。
【0003】従来から、この種のインバータ装置の主回
路としては、スイッチング素子を2直列に接続した、い
わゆる2レベルインバータ装置が用いられてきている。
【0004】この2レベルインバータ装置では、上下ア
ームの各スイッチング素子には、大電流が流れると共
に、スイッチング素子のオフ時には、高電圧が印加され
ることがある。そして、この電圧は、回路の配線による
インダクタンスが大きくなるほど高くなり、この配線イ
ンダクタンスを低減するために、最近では、例えば“特
願平6−093620号”、“特願平6−36030
号”、“特開平10−164857号”に記載されてい
るように、幅広導体板と絶縁物とを積層する構成のもの
が提案されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの提案は、モジ
ュール型のスイッチング素子における配線構造のインダ
クタンスを低減することにあるが、圧接保持が必要な平
型のスイッチング素子を適用したインバータ回路構造に
おけるインダクタンスの低減に対しては、充分な配慮が
なされていない。
【0006】特に、近年、大容量化に対応した回路とし
て、スイッチング素子を4直列に接続した、いわゆる3
レベルインバータ装置が適用されてきている。
【0007】図14は、この種の従来の3レベルインバ
ータ装置の主回路(アーム)構成例を示す回路図であ
る。
【0008】図14に示すように、3レベルインバータ
装置1は、各相の主回路(アーム)2a,2b,2c、
3a,3bが、直流電圧源の正電位側Pと負電位側Nと
の間に、4個の主スイッチング素子5a,5b,5c,
5dの直列回路を接続し、主スイッチング素子5bおよ
び5dの接続点より交流端子を導出して、駆動対象であ
る誘導電動機4を接続している。
【0009】また、主スイッチング素子5aおよび5b
の接続点と直流電圧源の中間電位点(直流電圧源の正電
位側Pと負電位側Nとの間に直列接続した2個の平滑コ
ンデンサー3aおよび3bの接続点)Cとの間に結合ダ
イオード7aを接続し、主スイッチング素子5cおよび
5dの接続点と直流電圧源の中間電位点Cとの間に結合
ダイオード7bを接続している。
【0010】さらに、主スイッチング素子5a,5b,
5c,5dと並列に、還流ダイオード6a,6b,6
c,6dをそれぞれ接続している。
【0011】ここで、主スイッチング素子5a,5b,
5c,5dとして、圧接保持が必要な平型のスイッチン
グ素子を適用する場合、前述した幅広導体板と絶縁物と
を積層する技術を流用することができない。
【0012】すなわち、圧接型素子は、モジュール型の
ように電極端子が平面内にあるわけでなく、ディスク状
の両面がアノード極とカソード極の電極となっているた
め、従来のように導体板と絶縁物との積層体による低イ
ンダクタンス化をそのまま採用できないからである。
【0013】また、3レベルインバータ装置では、結合
ダイオード7a,7bが付加されるため、主スイッチン
グ素子5a,5b,5c,5dと還流ダイオード6a,
6b,6c,6dとに加えて、結合ダイオード7a,7
bの加圧保持を構成する必要があり、この時、3レベル
インバータ装置を構成する導体接続は、立体的に錯綜す
ることになることにも起因する。
【0014】次に、従来技術のその他の課題について、
図15乃至図17を用いて説明する。
【0015】図15は、各アームに対応した直流クラン
プスナバ回路17における不具合を説明する3レベルイ
ンバータ装置のアーム周りを示す回路図である。
【0016】なお、ここでは説明の便宜上、平滑コンデ
ンサー3a,3bと直流クランプスナバ回路17を図示
している。
【0017】図15において、直流クランプスナバ回路
17は、3レベルインバータ装置を構成する平滑コンデ
ンサー3a,3bから、各相の主スイッチング素子5
a,5b,5c,5dまでの配線導体のインダクタンス
のエネルギーの吸収のため、各相に対して、正極と中性
点との間に、第1,第2のダイオード14a,14b、
第1,第2のコンデンサー15a,15b、第1,第2
の放電抵抗16a,16bを、図示のように接続して構
成される。
【0018】ここでは、主スイッチング素子5a,5
b,5c,5dを回る電流ルートで発生する配線インダ
クタンスの最小化の他に、正極側と負極側の配線ルート
に伴なうインダクタンスの均等化が重要となる。
【0019】すなわち、この直流クランプスナバ回路1
7によりインダクタンスが異なると、それによって発生
するサージ電圧が異なることになる。
【0020】図16は、図15に対応した直流クランプ
スナバ回路17の一つの実装図である。
【0021】なお、ここでは説明の便宜上、本発明の基
本構造の第1の導体33、第2の導体32a、第3の導
体32bの構成で説明するが、ここで述べたいのは、正
極側と負極側のクランプ回路の接続形態が異なる場合の
実装上の問題を指摘することを目的とするものであり、
従来例という主旨ではない。
【0022】図16において、正極側の直流クランプス
ナバ回路17において、第1のダイオード14aと第1
のコンデンサー15aとの接続点は、第1の放電抵抗1
6aを介して正極側にクランプされる。
【0023】また、負極側の直流クランプスナバ回路1
7において、第2のダイオード14bと第2のコンデン
サー15bとの接続点は、第2の放電抵抗16bを介し
て中性点側にクランプされる。
【0024】実装構造では、図16に示すように、正極
側の直流クランプスナバ回路17の接続は、第1のダイ
オード14aのアノード側が第2の導体32aに取り付
けられ、第1のダイオード14aのカソードが第1のコ
ンデンサー15aに接続され、第2のコンデンサーの他
の電極が第1の導体33に接続される。
【0025】また、負極側の直流クランプスナバ回路1
7の接続は、第2のダイオード14bのアノード側が、
導体35bを介して第1の導体33に取り付けられ、第
2のダイオード14bのカソードが第1のコンデンサー
15bに接続され、第2のコンデンサーの他の電極が第
2の導体32bに接続される。
【0026】図17は、図15に対応した直流クランプ
スナバ回路17のもう一つの実装図である。
【0027】すなわち、図17において、第2のダイオ
ード14bを第1の導体33に直接取り付けた点が、図
16と異なっている。
【0028】いずれの実装構造も、直流クランプスナバ
回路17周りで発生する構造の寄生インダクタンスを最
小にすることを考慮しているが、接続導体等の部品が同
一形状にならないため、それぞれの直流クランプスナバ
回路17に寄生するインダクタンスは若干異なることに
なる。
【0029】以上のように、主回路のスイッチング素子
として圧接型スイッチング素子を適用した従来の3レベ
ルインバータ装置においては、配線構造に寄生するイン
ダクタンスの影響を抑制することができないという問題
がある。
【0030】本発明の目的は、配線構造に寄生するイン
ダクタンスの影響を抑制することが可能な3レベルイン
バータ装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、直流電圧源の正電位側と負
電位側との間に、第1,第2,第3,第4のスイッチン
グ素子の直列回路を接続し、第2および第3のスイッチ
ング素子の接続点より交流端子を導出し、第1および第
2のスイッチング素子の接続点と直流電圧源の中間電位
点との間に第1の結合ダイオードを接続し、第3および
第4のスイッチング素子の接続点と直流電圧源の中間電
位点との間に第2の結合ダイオードを接続してなり、第
1,第2,第3,第4のスイッチング素子と第1および
第2の結合ダイオードとを平型圧接素子とした3レベル
インバータ装置において、第1,第2,第3,第4のス
イッチング素子と、第1および第2の結合ダイオード
と、これらを冷却しかつ導体を兼ねたヒートシンクと、
絶縁ディスクとを積層してなるスタックと、第1および
第2の結合ダイオードの接続点と直流電圧源の中間電位
点との間を接続する第1の導体と、第1のスイッチング
素子と直流電圧源の正電位側との間を接続する第2の導
体と、第4のスイッチング素子と直流電圧源の負電位側
との間を接続する第3の導体とからなり、第2の導体
を、第1のスイッチング素子の正電位側からスタック軸
に対して直角にたち上げ、当該スタック軸に対してほぼ
平行を維持して中央に寄せた配置とし、第3の導体を、
第4のスイッチング素子の負電位側からスタック軸に対
して直角にたち上げ、当該スタック軸に対してほぼ平行
を維持して中央に寄せた配置とし、第1の導体を、第2
と第3の導体が挟むようにしてほぼ平行並走した配置と
している。
【0032】従って、請求項1の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子と、第1および第2の結合ダイオードとを、
平型圧接素子とした場合に、第1の導体(中性点接続導
体)と第2の導体(正極接続導体)と第3の導体(負極
接続導体)とが平行並走となるように主回路導体を構成
することにより、3レベルインバータ装置の各動作モー
ドでの電流ルートにおいて、この平行並走部分は必ず互
いに逆方向の電流が流れるため、相互インダクタンスに
よる自己インダクタンスの相殺があり、総合インダクタ
ンスを最小化することができる。特に、スイッチング素
子と結合ダイオードの圧接条件が同様な場合、スタック
を同一とすることができるため、これに対応することが
できる。
【0033】また、請求項2の発明では、上記請求項1
の発明の3レベルインバータ装置において、第1および
第2のスイッチング素子の接続点と第1の結合ダイオー
ドの正電位側との間を接続する第4の導体と、第3およ
び第4のスイッチング素子の接続点と第2の結合ダイオ
ードの負電位側との間を接続する第5の導体とを備え、
第4の導体を、第1および第2のスイッチング素子間
と、第1の結合ダイオードの正電位側とからスタック軸
に対して直角にたち上げ、第2の導体に対してほぼ平行
を維持するように配置し、第5の導体を、第3および第
4のスイッチング素子間と、第2の結合ダイオードの正
電位側とからスタック軸に対して直角にたち上げ、第3
の導体に対してほぼ平行を維持するように配置してい
る。
【0034】従って、請求項2の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、主回路のスイッチング素子として
平型素子を採用すると、スタック構成した後に、回路を
構成するための接続導体が必要となるが、3レベルイン
バータ装置の各動作モードで、電流方向が互いに対向す
る組み合わせとなるように、スタック内接続導体を構成
することにより、3レベルインバータ装置の各動作モー
ドで、相互インダクタンスによる自己インダクタンスの
相殺が行なわれ、総合インダクタンスを最小化すること
ができる。
【0035】さらに、請求項3の発明では、上記請求項
1の発明の3レベルインバータ装置において、第2のス
イッチング素子の負電位側と交流端子との間を接続する
第6の導体と、第3のスイッチング素子の正電位側と接
続点との間を接続する第7の導体と、第2および第3の
スイッチング素子の接続点から引き出される交流導体と
を備え、第6の導体を、第2のスイッチング素子の負電
位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、当該スタ
ック軸に対してほぼ平行を維持するようにして中央で交
流導体に接続し、第7の導体を、第3のスイッチング素
子の正電位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、
当該スタックに対してほぼ平行を維持するようにして中
央で交流導体に接続し、第2および第3のスイッチング
素子のスナバコンデンサーの間を割り入るように配置し
ている。
【0036】従って、請求項3の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、回路的に第2のスイッチング素子
と第3のスイッチング素子との接続点から引き出される
交流導体を、第2のスイッチング素子と第3のスイッチ
ング素子に対応したクランプコンデンサー間を通す構成
とし、この第2のクランプコンデンサーのケース電位を
第2のスイッチング素子の負極側電位とし、第3のクラ
ンプコンデンサーのケース電位を第3のスイッチング素
子の正極側電位とすることにより、交流導体と、第2と
第3のクランプコンデンサーのケース電位は同一とな
り、電気的に絶縁が不要なためこれらを接近させること
ができ、ユニットを小型化することができる。また、ク
ランプスナバ回路におけるコンデンサーとスイッチング
素子との接続を兼ねることができる。
【0037】一方、請求項4の発明では、直流電圧源の
正電位側と負電位側との間に、第1,第2,第3,第4
のスイッチング素子の直列回路を接続し、第2および第
3のスイッチング素子の接続点より交流端子を導出し、
第1および第2のスイッチング素子の接続点と直流電圧
源の中間電位点との間に第1の結合ダイオードを接続
し、第3および第4のスイッチング素子の接続点と直流
電圧源の中間電位点との間に第2の結合ダイオードを接
続してなり、第1,第2,第3,第4のスイッチング素
子と第1および第2の結合ダイオードとを平型圧接素子
とした3レベルインバータ装置において、第1,第2,
第3,第4のスイッチング素子と、これらを冷却しかつ
導体を兼ねたヒートシンクと、絶縁ディスクとを積層し
てなる第1のスタックと、第1および第2の結合ダイオ
ードと、これらを冷却しかつ導体を兼ねたヒートシンク
と、絶縁ディスクとを積層してなる第2のスタックと、
第1および第2の結合ダイオードの接続点と直流電圧源
の中間電位点との間を接続する第1の導体と、第1のス
イッチング素子と直流電圧源の正電位側との間を接続す
る第2の導体と、第4のスイッチング素子と直流電圧源
の負電位側との間を接続する第3の導体と、第1,第
2,第3の導体を、第1の導体を第2と第3の導体が挟
むようにしてほぼ平行並走した配置としている。
【0038】従って、請求項4の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子と、第1および第2の結合ダイオードとを、
平型圧接素子とした場合に、第1の導体(中性点接続導
体)と第2の導体(正極接続導体)と第3の導体(負極
接続導体)とが平行並走となるように主回路導体を構成
することにより、3レベルインバータ装置の各動作モー
ドでの電流ルートにおいて、この平行並走部分は必ず互
いに逆方向の電流が流れるため、相互インダクタンスに
よる自己インダクタンスの相殺があり、総合インダクタ
ンスを最小化することができる。特に、スイッチング素
子と結合ダイオードの圧接条件が異なる場合、スタック
を別々にする必要があり、これに対応することができ
る。
【0039】また、請求項5の発明では、上記請求項1
または請求項4の発明の3レベルインバータ装置の各相
に対して、直流電圧源の正電位側と直流電圧源の中間電
位点との間に、第1のダイオードおよび第1のコンデン
サーを直列に接続し、かつ当該第1のダイオードと並列
に放電用抵抗を接続してなる正極側スナバ回路と、直流
電圧源の負電位側と直流電圧源の中間電位点との間に、
第2のダイオードおよび第2のコンデンサーを直列に接
続し、かつ当該第2のダイオードと並列に放電用抵抗を
接続してなる負極側スナバ回路とを備え、第1の導体を
中心としてほぼ左右対称に、第1のダイオード、第2の
ダイオード、第1のコンデンサー、第2のコンデンサー
をそれぞれ配置し、第2の導体に、第1のダイオードの
アノードを直接または冷却用ヒートシンクを介して取り
付け、第1のダイオードのカソードを、第8の導体を用
いて第1のコンデンサーの一方の電極に接続し、当該第
1のコンデンサーの他方の電極を、第9の導体を用いて
第1の導体と接続し、第3の導体に、第2のダイオード
のカソードを直接または冷却用ヒートシンクを介して取
り付け、第2のダイオードのアノードを、第10の導体
を用いて第2のコンデンサーの一方の電極に接続し、当
該第2のコンデンサーの他方の電極を、第11の導体を
用いて第1の導体と接続している。
【0040】従って、請求項5の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、3レベルインバータ装置の各相に
対応したコンデンサー・ダイオード・抵抗から構成され
る正側と負側の直流クランプスナバ回路において、スイ
ッチング素子直近で、しかもスイッチング素子から引き
回されてきた第2の導体(正極接続導体)に直流スラン
プスナバ回路のダイオードのアノードを直接取り付け、
また第3の導体(負極接続導体)に直流クランプスナバ
回路のダイオードのカソードを直接取り付けることによ
り、接続配線を削除することができ、インダクタンスを
低減し、正極側と負極側の直流クランプスナバ回路に寄
生する構造インダクタンスを均一にすることができる。
また、必要に応じて、導体とダイオードとの間に冷却用
のヒートシンクを挿入することにより、同じ作用を得る
ことができる。さらに、第1の導体を中心として左右対
称に、第1のダイオード、第2のダイオード、第1のコ
ンデンサー、第2のコンデンサーをそれぞれ配置し、接
続することにより、部品の共通化、組み立て性の向上、
配置デザインを向上することができる。
【0041】さらに、請求項6の発明では、上記請求項
1または請求項4の発明の3レベルインバータ装置の各
相に対して、直流電圧源の正電位側と直流電圧源の中間
電位点との間に、第1のダイオードおよび第1のコンデ
ンサーを直列に接続し、かつ当該第1のダイオードと並
列に放電用抵抗を接続してなる正極側スナバ回路と、直
流電圧源の負電位側と直流電圧源の中間電位点との間
に、第2のダイオードおよび第2のコンデンサーを直列
に接続し、かつ当該第2のダイオードと並列に放電用抵
抗を接続してなる負極側スナバ回路とを備え、第1の導
体を中心としてほぼ左右対称に、第1のダイオード、第
2のダイオード、第1のコンデンサー、第2のコンデン
サーをそれぞれ配置し、第1の導体に、第1のダイオー
ドのカソードを直接または冷却用ヒートシンクを介して
取り付け、第1のダイオードのアノードを、第8の導体
を用いて第1のコンデンサーの一方の電極に接続し、当
該第1のコンデンサーの他方の電極を、第9の導体を用
いて第2の導体と接続し、第1の導体に、第2のダイオ
ードのアノードを直接または冷却用ヒートシンクを介し
て取り付け、第2のダイオードのカソードを、第10の
導体を用いて第2のコンデンサーの一方の電極に接続
し、当該第2のコンデンサーの他方の電極を、第11の
導体を用いて第3の導体と接続している。
【0042】従って、請求項6の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、3レベルインバータ装置の各相に
対応したコンデンサー・ダイオード・抵抗から構成され
る正側と負側の直流クランプスナバ回路において、スイ
ッチング素子直近で、しかもスイッチング素子から引き
回されてきた直流電源の第1の導体(中性点接続導体)
に正側と負側の直流クランプのダイオード取り付けるこ
とにより、接続配線を削除することができ、インダクタ
ンスを低減し、正極側と負極側の直流クランプスナバ回
路に寄生する構造インダクタンスを均一にすることがで
きる。また、必要に応じて、導体とダイオードとの間に
冷却用のヒートシンクを挿入することにより、同じ作用
を得ることができる。さらに、第1の導体を中心として
左右対称に、第1のダイオード、第2のダイオード、第
1のコンデンサー、第2のコンデンサーをそれぞれ配置
し、接続することにより、部品の共通化、組み立て性の
向上、配置デザインを向上することができる。
【0043】一方、請求項7の発明では、上記請求項5
または請求項6の発明の3レベルインバータ装置におい
て、第9および第11の導体を幅広の平板とし、第1の
ダイオード、第2のダイオード、およびその接続導体で
ある第8の導体、第10の導体の領域を含むようにして
いる。
【0044】従って、請求項7の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、第1および第2のコンデンサーと
主回路導体である第1の導体、あるいは第2と第3の導
体との接続配線である第9および第11の導体を幅広の
平板とし、第1のダイオードとコンデンサーとを接続す
る第8の導体、あるいは第2のダイオードとコンデンサ
ーとを接続する第10の導体の領域を含むようにするこ
とにより、第9の導体および、第11の導体に対向する
第8の導体と第1のダイオード、第10の導体と第2の
ダイオードの電流の流れは逆向きとなり、正極側と負極
側のクランプスナバ回路の配線インダクタンスを低減す
ることができる。
【0045】また、請求項8の発明では、上記請求項5
または請求項6の発明の3レベルインバータ装置におい
て、第8および第10の導体を幅広の平板とし、かつ第
9の導体と第11の導体とほぼ平行の関係にしている。
【0046】従って、請求項8の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、第8および第10の導体も幅広の
平板とし、第9の導体と第11の導体とを平行の関係に
することにより、正極側と負極側のクランプスナバ回路
の配線インダクタンスを、上記請求項7の発明の場合よ
りも一層最小化することができる。
【0047】一方、請求項9の発明では、上記請求項1
または請求項4の発明の3レベルインバータ装置におい
て、第1の導体と第2の導体と第3の導体の並走領域に
おいて、それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキシ
コーティング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した構
成、あるいはエポキシモールド等の一体成形で構成して
いる。
【0048】従って、請求項9の発明の3レベルインバ
ータ装置においては、第1の導体と第2の導体と第3の
導体の並走領域において、それぞれの導体間の電気的な
絶縁を、エポキシコーティング導体や、導体間に固体絶
縁物を積層した構成、あるいはエポキシモールド等の一
体成形で構成することにより、第1と第2と第3の各導
体間の距離を最小化して、この部分で発生する相互イン
ダクタンスを最大化し、自己インダクタンスの相殺を最
大化して、総合インダクタンスを最小化することができ
る。
【0049】また、請求項10の発明では、上記請求項
2の発明の3レベルインバータ装置において、第4の導
体と第5の導体は、第2の導体と第3の導体の並走領域
において、それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキ
シコーティング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した
構成、あるいはエポキシモールド等の一体成形で構成し
ている。
【0050】従って、請求項10の発明の3レベルイン
バータ装置においては、第2の導体と第3の導体の並走
領域において、第4と第5の導体のそれぞれの導体間の
電気的な絶縁を、エポキシコーティング導体や、導体間
に固体絶縁物を積層した構成、あるいはエポキシモール
ド等の一体成形で構成することにより、電流が対向する
部分の空間距離を最小化して、そこで発生する相互イン
ダクタンスを最大化し、自己インダクタンスの相殺を最
大化して、総合インダクタンスを最小化することができ
る。
【0051】さらに、請求項11の発明では、上記請求
項5または請求項6の発明の3レベルインバータ装置に
おいて、第9および第11の導体を幅広の平板とし、第
1のダイオード、第2のダイオード、およびその接続導
体である第8の導体、第10の導体と対向する部分に、
エポキシコーティングや固体絶縁物によるバリヤを設け
ている。
【0052】従って、請求項11の発明の3レベルイン
バータ装置においては、第1のダイオード、第2のダイ
オード、およびその接続導体である第8の導体、第10
の導体と対向する部分に、エポキシコーティングや固体
絶縁物によるバリヤを設けることにより、これらの備品
との距離を最小化して、この部分で発生する相互インダ
クタンスを最大化し、自己インダクタンスの相殺を最大
化して、総合インダクタンスを最小化することができ
る。
【0053】さらに、請求項12の発明では、上記請求
項5の発明の3レベルインバータ装置において、第8の
導体と第9の導体、および第10の導体と第11の導体
の平行並走領域において、それぞれの導体間の電気的な
絶縁を、エポキシコーティング導体や、導体間に固体絶
縁物を積層した構成、あるいはエポキシモールド等の一
体成形で構成している。
【0054】従って、請求項12の発明の3レベルイン
バータ装置においては、第8の導体と第9の導体、およ
び第10の導体と第11の導体の平行並走領域におい
て、それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキシコー
ティング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した構成、
あるいはエポキシモールド等の一体成形で構成すること
により、対向する距離を最小化して、この部分で発生す
る相互インダクタンスを最大化し、自己インダクタンス
の相殺を最大化して、総合インダクタンスを最小化する
ことができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0056】(第1の実施の形態)図1は本実施の形態
による3レベルインバータ装置の各相(アーム)に対応
した実装構成例を示す正面図、図2は同じくその上面
図、図3は同じくその側面図、図4は3レベルインバー
タ装置の各相主回路(アーム)構成例を示す回路図であ
る。図1乃至図3は、図4の主回路図に対応した実装構
成の一例である。
【0057】なお、抵抗10,12,16は、実装配置
上の制約がなく、説明の簡単化のために、図1乃至図3
の実装図から除外している。
【0058】図1において、図4の主スイッチング素子
5a,5b,5c,5dと、これらと逆並列に接続され
る還流ダイオード6a,6b,6c,6dとが、それぞ
れ一体化され、一つの圧接パッケージ化されたスイッチ
ング素子21となっている。
【0059】また、第1および第2の結合ダイオード7
aおよび7bも、圧接型パワーデバイスである。
【0060】そこで、第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子21a,21b,21c,21dと、第1お
よび第2の結合ダイオード7aおよび7bと、これらを
冷却しかつ導体を兼ねたヒートシンク40と、絶縁ディ
スク22とを積層して、これらを弾性的に加圧維持する
ための皿バネ28、圧接を良好とするための絶縁座2
6、球面座27と加圧機構枠を構成するスタッド25、
ナット29、押え板24、板30により、スタック23
を構成している。
【0061】図4の主回路を構成するための接続導体と
して、第1および第2の結合ダイオード7aおよび7b
の接続点と直流電圧源の中間電位C点との間を接続する
第1の導体33と、第1のスイッチング素子21aと直
流電圧源の正電位P端子との間を接続する第2の導体3
2aと、第4のスイッチング素子21dと直流電圧源の
負電位N端子との間を接続する第3の導体32bにおい
て、図1および図2に示すように、第2の導体32a
を、第1のスイッチング素子21aの正電位側からスタ
ック23の軸に対して直角にたち上げた後、スタック軸
に対してほぼ平行を維持して中央に寄せた配置とし、ま
た第3の導体32bを、第4のスイッチング素子21d
の負電位側からスタック23の軸に対して直角に立ち上
げた後、スタック軸に対してほぼ平行を維持して中央に
寄せた配置とし、さらに第1の導体33を、第2および
第3の導体32aおよび32bが挟むようにしてほぼ平
行並走した配置としている。
【0062】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第1,第2,第3,第
4のスイッチング素子21a,21b,21c,21d
と、第1および第2の結合ダイオード7aおよび7bと
を、平型圧接素子とした場合に、第1の導体33と第2
の導体32aと第3の導体32bとが平行並走となるよ
うに主回路導体を構成していることにより、3レベルイ
ンバータ装置の各動作モードでの電流ルートにおいて、
この平行並走部分は必ず互いに逆方向の電流が流れるた
め、相互インダクタンスによる自己インダクタンスの相
殺があり、総合インダクタンスを最小化することができ
る。
【0063】特に、スイッチング素子21と結合ダイオ
ード7の圧接条件が同様な場合、上記のように同一のス
タックで実装することができるため、これに対応するこ
とができる。
【0064】(第2の実施の形態)本実施の形態による
3レベルインバータ装置は、前述した第1の実施の形態
において、スイッチング素子21と結合ダイオード7は
圧接条件が同様であるので、同一スタック23でスタッ
キングしている。
【0065】ここで、第1および第2のスイッチング素
子21aおよび21bの接続点(図ではヒートシンク4
0)と第1の結合ダイオード7aの正電位側との間を接
続する第4の導体31aと、第3および第4のスイッチ
ング素子21cおよび21dの接続点(図ではヒートシ
ンク40)と第2の結合ダイオード7bの負電位側との
間を接続する第5の導体31bにおいて、第4の導体3
1aを、第1および第2のスイッチング素子21aおよ
び21b間と、第1の結合ダイオード7aの正電位側と
から、スタック23軸に対してほぼ直角にたち上げた
後、第2の導体32aに対して平行を維持するようにほ
ぼ平行並走に配置し、第5の導体31bを、第3および
第4のスイッチング素子21cおよび21d間と、第2
の結合ダイオード7bの正電位側とから、スタック23
軸に対してほぼ直角にたち上げた後、第3の導体32b
に対して平行を維持するようにほぼ平行並走に配置して
いる。
【0066】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、主回路のスイッチング
素子として平型素子を採用すると、スタック構成した後
に、回路を構成するための接続導体が必要となるが、3
レベルインバータ装置の各動作モードで、電流方向が互
いに対向する組み合わせとなるように、スタック内接続
導体を構成していることにより、3レベルインバータ装
置の各動作モードで、第2と第4の導体の電流方向、第
3と第5の導体の電流方向が互いに対向する組み合わせ
となり、相互インダクタンスによる自己インダクタンス
の相殺が行なわれ、総合インダクタンスを最小化するこ
とができる。
【0067】(第3の実施の形態)図1は本実施の形態
による3レベルインバータ装置の各相(アーム)に対応
した実装構成例を示す正面図、図2は同じくその上面
図、図3は同じくその側面図、図4は3レベルインバー
タ装置の各相主回路(アーム)構成例を示す回路図、図
5は図1のA−A矢視図、図6は図2のB−B矢視図で
ある。図5および図6は、交流導体34と中性点接続導
体である第1の導体との実装関係の一例を示す図であ
る。
【0068】なお、図4の主回路図の抵抗10,12,
16は、実装配置上の制約がなく、説明の簡単化のため
に、図1乃至図3、図5、図6の実装図から除外してい
る。
【0069】図5および図6に示すように、第1,第
2,第3,第4のスイッチング素子21a,21b,2
1c,21dに対応したクランプスナバコンデンサー8
a,8b,8c,8d、およびクランプスナバダイオー
ド9a,9b,9c,9dは、導体37,38,39に
より回路を構成している。
【0070】ここで、第2のスイッチング素子21bの
負電位側と交流導体34との間を接続する第6の導体3
4aと、第3のスイッチング素子21cの正電位側と交
流導体34との間を接続する第7の導体34bと、交流
導体34において、第6の導体34aを、第2のスイッ
チング素子21bの負電位側からスタック23軸に対し
てほぼ直角に立ち上げた後、スタック23軸に対してほ
ぼ平行を維持するようにして中央で交流導体34に接続
し、第7の導体34bを、第3のスイッチング素子21
cの正電位側からスタック23軸に対してほぼ直角に立
ち上げた後、スタック23軸に対してほぼ平行を維持す
るようにして中央で交流導体34に接続し、第2および
第3のスイッチング素子のクランプスナバコンデンサー
8bおよび8cの間を割り入るように配置している。
【0071】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、回路的に第2のスイッ
チング素子21bと第3のスイッチング素子21cとの
接続点から引き出される交流導体34を、第2のスイッ
チング素子21bおよび第3のスイッチング素子21c
に対応したクランプスナバコンデンサー8bおよび8c
間を通す構成とし、第2のクランプスナバコンデンサー
8bのケース電位を第2のスイッチング素子21bの負
極側電位とし、第3のクランプスナバコンデンサー8c
のケース電位を第3のスイッチング素子21cの正電位
側としていることにより、交流導体34と、第2および
第3のクランプスナバコンデンサー8bおよび8cのケ
ース電位は同一となり、電気的に絶縁が不要なためこれ
らを接近させることができ、ユニットを小型化すること
がができる。
【0072】また、クランプスナバ回路におけるコンデ
ンサーとスイッチング素子とを接続する導体37bおよ
び37cを兼ねることができる。従って、導体37bお
よび37cが不要となる。
【0073】(第3の実施の形態の変形例)図7は本実
施の形態による3レベルインバータ装置の各相(アー
ム)に対応した実装構成例を示す正面図、図8は同じく
その上面図、図9は同じくその側面図、図10は図7の
C−C矢視図である。図7乃至図9は、スイッチング素
子21と結合ダイオード7の圧接条件が異なる場合の図
4の主回路図に対応した実装構成の一例である。図8お
よび図10は、交流導体34と中性点接続導体である第
1の導体との実装関係の一例を示す図である。なお、抵
抗10,12,16は、実装配置上の制約がなく、説明
の簡単化のために、図7乃至図10の実装図から除外し
ている。
【0074】図7乃至図10に示すように、第1,第
2,第3,第4のスイッチング素子21a,21b,2
1c,21dに対応したクランプスナバコンデンサー8
a,8b,8c,8d、およびクランプスナバダイオー
ド9a,9b,9c,9dは、導体37,38,39に
より回路を構成している。
【0075】ここで、第2のスイッチング素子21bお
よび第3のスイッチング素子21cの接続点に、交流導
体34を接続している。
【0076】交流導体34は、第2および第3のスイッ
チング素子21bおよび21cのクランプスナバコンデ
ンサー8bおよび8cの間を割り入るように配置してい
る。
【0077】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、回路的に第2のスイッ
チング素子21bと第3のスイッチング素子21cとの
接続点から引き出される交流導体34を、第2のスイッ
チング素子21bおよび第3のスイッチング素子21c
に対応したクランプスナバコンデンサー8bおよび8c
間を通す構成とし、第2のクランプスナバコンデンサー
8bのケース電位を第2のスイッチング素子8bの負極
側電位とし、第3のクランプスナバコンデンサー8cの
ケース電位を第3のスイッチング素子21cの正電位側
としていることにより、交流導体34と、第2および第
3のクランプスナバコンデンサー8bおよび8cのケー
ス電位は同一となり、電気的に絶縁が不要なためこれら
を接近させることができ、ユニットを小型化することが
できる。
【0078】また、図5で示したが、クランプスナバ回
路におけるコンデンサーとスイッチング素子とを接続す
る導体37bおよび37cを兼ねることができるため、
図10では、導体37bおよび37cが不要となる。
【0079】(第4の実施の形態)図7は本実施の形態
による3レベルインバータ装置の各相(アーム)に対応
した実装構成例を示す正面図、図8は同じくその上面
図、図9は同じくその側面図である。図7乃至図9は、
スイッチング素子21と結合ダイオード7の圧接条件が
異なる場合の図4の主回路図に対応した実装構成の一例
である。なお、抵抗10,12,16は、実装配置上の
制約がなく、説明の簡単化のために、図7乃至図9の実
装図から除外している。
【0080】図7に示すように、前記図1と同様に、図
4の主スイッチング素子5a,5b,5c,5dと、こ
れらと逆並列に接続される還流ダイオード6a,6b,
6c,6dとが、それぞれ一体化され、一つの圧接パッ
ケージ化されたスイッチング素子21となっている。
【0081】また、第1および第2の結合ダイオード7
aおよび7bも、圧接型パワーデバイスである。ただ
し、圧接の条件が異なる。
【0082】そこで、第1,第2,第3,第4のスイッ
チング素子21a,21b,21c,21dと、第1お
よび第2の結合ダイオード7aおよび7bとは、別々の
スタックにて構成し、第1のスタック41と第2のスタ
ック42としている。
【0083】図4の主回路を構成するための接続導体と
して、第1および第2の結合ダイオード7aおよび7b
の接続点と直流電圧源の中間電位C点との間を接続する
第1の導体33と、第1のスイッチング素子21aと直
流電圧源の正電位P端子との間を接続する第2の導体3
2aと、第4のスイッチング素子21dと直流電圧源の
負電位N端子との間を接続する第3の導体32bにおい
て、図7および図8に示すように、第2の導体32a
を、第1のスタック41の第1のスイッチング素子21
aの正電位側からスタック42を介してスタック42軸
に対してほぼ平行を維持して中央に寄せた配置とし、ま
た第3の導体32bを、第1のスタック41の第4のス
イッチング素子21dの負電位側からスタック42を介
してスタック42軸に対してほぼ平行を維持して中央に
寄せた配置とし、さらに第1の導体33を、第2および
第3の導体32aおよび32bが挟むようにしてほぼ平
行並走した配置としている。
【0084】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第1,第2,第3,第
4のスイッチング素子21a,21b,21c,21d
と、第1および第2の結合ダイオード7aおよび7bと
を、平型圧接素子とした場合に、第1の導体33と第2
の導体32aと第3の導体32bとが平行並走となるよ
うに主回路導体を構成していることにより、3レベルイ
ンバータ装置の各動作モードでの電流ルートにおいて、
この平行並走部分は必ず互いに逆方向の電流が流れるた
め、相互インダクタンスによる自己インダクタンスの相
殺があり、総合インダクタンスを最小化することができ
る。
【0085】特に、スイッチング素子21と結合ダイオ
ード7の圧接条件が異なる場合、スタックを別々にする
必要があり、これに対応することができる。
【0086】なお、本例では、第2の導体32aおよび
第3の導体32bを、絶縁ディスク22と絶縁座26と
の間に挟んで、第2のスタック42が共締めする構成と
しているが、特にこのような構成とせずに、第1のスタ
ック41から第2および第3の導体32aおよび32b
を直接引き出して、第1の導体33とほぼ平行並走した
配置としても、同様の効果を得ることができる。
【0087】(第5の実施の形態)図1は本実施の形態
による3レベルインバータ装置の各相(アーム)に対応
した実装構成例を示す正面図、図2は同じくその上面
図、図3は同じくその側面図、図4は3レベルインバー
タ装置の各相主回路(アーム)構成例を示す回路図、図
5は図1のA−A矢視図、図6は図2のB−B矢視図、
図11は図3のD矢視図である。
【0088】本実施の形態による3レベルインバータ装
置は、前述した第1の実施の形態において、図4に示す
ように、正極側の直流クランプスナバ回路17におい
て、第1のダイオード14aおよび第1のコンデンサー
15aの接続点を、放電抵抗16aを介して正極側にク
ランプしている。
【0089】また、負極側の直流クランプスナバ回路1
7において、第2のダイオード14bおよび第2のコン
デンサー15bの接続点を、放電抵抗16bを介して負
極側にクランプしている。
【0090】一方、実装構成では、図11に示すよう
に、第1の導体33を中心としてほぼ左右対称に、第1
のダイオード14a、第2のダイオード14b、第1の
コンデンサー15a、第2のコンデンサー15bをそれ
ぞれ配置し、第2の導体32aに第1のダイオード14
aのアノードを取り付け、第1のダイオード14aのカ
ソードを、第10の導体36aを用いて第1のコンデン
サー15aの一方の電極に接続し、第1のコンデンサー
15aの他方の電極を、第8の導体35aを用いて第1
の導体33に接続し、図4の各相(アーム)の直流電圧
源の正電位側と直流電圧源の中間電位点との間にある直
流クランプスナバ回路17を構成している。
【0091】また、第3の導体32bに第2のダイオー
ド14bのカソードを取り付け、この第2のダイオード
14bのアノードを、第11の導体36を用いて第2の
コンデンサー15bの一方の電極に接続し、第2のコン
デンサー15bの他方の電極を、第9の導体35bを用
いて第1の導体33に接続し、図4の各相(アーム)の
直流電圧源の負電位側と直流電圧源の中間電位点との間
にある直流クランプスナバ回路17を構成している。
【0092】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、3レベルインバータ装
置の各相に対応したコンデンサー14・ダイオード15
・抵抗16から構成される正側と負側の直流クランプス
ナバ回路17は、平滑コンデンサー3から各相のスイッ
チング素子までの配線導体にあるエネルギーを吸収する
役割がある。この間の配線インダクタンスは、図示しな
い平滑コンデンサー盤と各相(アーム)までの接続導体
と、各相(アーム)内の配線インダクタンスの合計とな
る。前述したように、第1の導体33に対して、第2お
よび第3の導体32aおよび32bを平行並走させてい
ることにより、各動作モードにて相互インダクタンスに
よるインダクタンスの相殺が行なわれ、インダクタンス
を低減することができる。
【0093】また、スイッチング素子21の直近で、し
かもスイッチング素子21から引き回されてきた第2の
導体32aに直流クランプスナバ回路17のダイオード
14aのアノードを直接取り付け、また第3の導体32
bに直流クランプスナバ回路17のダイオード14bの
カソードを直接取り付けていることにより、接続配線を
削除することができ、インダクタンスを低減して、正極
側と負極側の直流クランプスナバ回路17に寄生する構
造インダクタンスを均一にすることができる。
【0094】さらに、必要に応じて、第2および第3の
導体32aおよび32bと第1および第2のダイオード
14a,14bとの間に冷却用のヒートシンクを挿入す
ることにより、同じ作用を得ることができる。
【0095】さらに、第1の導体33を中心として左右
対称に、第1のダイオード14a、第2のダイオード1
4b、第1のコンデンサー15a、第2のコンデンサー
14bをそれぞれ配置し、接続していることにより、正
側と負側の直流クランプスナバ回路17が作用する配線
インダクタンスが同じとなり、部品の共通化、組み立て
性の向上、配置デザインを向上することができる。
【0096】なお、本例では、スイッチング素子21と
結合ダイオード7とが同一のスタック23で構成される
場合について示したが、図7乃至図10に示す前述した
第4の実施の形態のように、スイッチング素子21と結
合ダイオード7とが別々のスタック41,42で構成さ
れる場合についても、同様の作用効果を得ることができ
る。
【0097】(第6の実施の形態)図12は本実施の形
態による3レベルインバータ装置の各相主回路(アー
ム)構成例を示す回路図、図13は前記図3のD矢視図
に相当する図である。
【0098】本実施の形態による3レベルインバータ装
置は、前述した第1または第4の実施の形態において、
図12に示すように、正極側の直流クランプスナバ回路
17において、第1のダイオード14aおよび第1のコ
ンデンサー15aの接続点を、放電抵抗16aを介して
正極側および負極側の平滑コンデンサー3aおよび3b
の接続点である中性点電位にクランプしている。
【0099】また、負極側の直流クランプスナバ回路1
7において、第2のダイオード14bおよび第2のコン
デンサー15bの接続点を、放電抵抗16bを介して正
極側および負極側の平滑コンデンサー3aおよび3bの
接続点である中性点電位にクランプしている。
【0100】一方、実装構成では、図13に示すよう
に、第1の導体33を中心としてほぼ左右対称に、第1
のダイオード14a、第2のダイオード14b、第1の
コンデンサー15a、第2のコンデンサー15bをそれ
ぞれ配置し、第1の導体33から補助導体44を引き出
して、第1のダイオード14aのカソードを取り付け、
第1のダイオード14aのアノードを、第10の導体3
6aを用いて第1のコンデンサー15aの一方の電極に
接続し、第1のコンデンサー15aの他方の電極を、第
8の導体35aを用いて第2の導体32aに接続し、図
12の各相(アーム)の直流電圧源の正電位側と直流電
圧源の中間電位点との間にある直流クランプスナバ回路
17を構成している。
【0101】また、第1の導体33から、上記と同様に
補助導体44を引き出して、第2のダイオード14bの
アノードを取り付け、この第2のダイオード14bのカ
ソードを、第11の導体36bを用いて第2のコンデン
サー15bの一方の電極に接続し、第2のコンデンサー
15bの他方の電極を、第9の導体35bを用いて第1
の導体33に接続し、図12の各相(アーム)の直流電
圧源の負電位側と直流電圧源の中間電位点との間にある
直流クランプスナバ回路17を構成している。
【0102】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、前述した第5の実施の
形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0103】なお、本例では、ダイオード14の取り付
けのために補助導体44を用いているが、第1の導体3
3に直接ダイオードを取り付けるようにしても、同様の
作用効果を得ることができる。
【0104】(第7の実施の形態)本実施の形態による
3レベルインバータ装置は、図2、図11、図13に示
す前述した第5または第6の実施の形態において、第1
および第2のコンデンサー15aおよび15bと主回路
導体である第1の導体33、あるいは第2および第3の
導体32aおよび32bとの接続配線である第9および
第11の導体35aおよび35bを幅広の平板とし、第
1のダイオード14aと第1のコンデンサー15aとを
接続する第8の導体36a、あるいは第2のダイオード
14bと第2のコンデンサー15bとを接続する第10
の導体36bの領域を含むようにしている。
【0105】なお、図11では、直流クランプスナバ回
路17のダイオード14が2並列で、コンデンサー15
は内部に2並列エレメントを収納していて、筐体が一方
の電極を兼ね、2本の端子はそれぞれのコンデンサーエ
レメントに接続された構成のコンデンサーの場合の例で
ある。図11に示すように、上から見た時、これらダイ
オード14、導体36は、広幅導体35の領域に含まれ
るようにしている。
【0106】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第1および第2のコン
デンサー15aおよび15bと主回路導体である第1の
導体33、あるいは第2および第3の導体32aおよび
32bとの接続配線である第9および第11の導体35
aおよび35bを幅広の平板とし、第1のダイオード1
4aと第1のコンデンサー15aとを接続する第8の導
体36a、あるいは第2のダイオード14bと第2のコ
ンデンサー15bとを接続する第10の導体36bの領
域を含むようにしていることにより、第9の導体35a
および第11の導体35bに対向して配置される第8の
導体36aと第1のダイオード14a、第10の導体3
6bと第2のダイオード14bの電流の流れは逆向きと
なり、正極側と負極側の直流クランプスナバ回路17の
配線インダクタンスを低減することができる。
【0107】(第8の実施の形態)本実施の形態による
3レベルインバータ装置は、図2、図11に示す前述し
た第7の実施の形態において、幅広の第9および第11
の導体35a,35bに対して、第1のダイオード14
aと第1のコンデンサー15aとを接続する第8の導体
36a、あるいは第2のダイオード14bと第2のコン
デンサー15bとを接続する第10の導体36bも幅広
の平板とし、第9の導体35aおよび第8の導体36a
と、第11の導体35bおよび第10の導体36bとを
ほぼ平行の関係にしている。
【0108】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第8および第10の導
体36aおよび36bも幅広の平板とし、第9の導体3
5aと第11の導体35bとを平行の関係にしているこ
とにより、正極側と負極側のクランプスナバ回路の配線
インダクタンスを、前述した第7の実施の形態の場合よ
りも一層最小化することができる。
【0109】(第9の実施の形態)本実施の形態による
3レベルインバータ装置は、図11に示す前述した第1
または第4の実施の形態において、第1の導体33と第
2の導体32aと第3の導体32bの並走領域におい
て、それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキシコー
ティング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した構成、
あるいはこれらの導体をエポキシモールド等の一体成形
で構成している。
【0110】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第1の導体33と第2
の導体32aと第3の導体32bの並走領域において、
それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキシコーティ
ング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した構成、ある
いはこれら3つの導体をエポキシモールド等の一体成形
で構成していることにより、第1と第2と第3の導体3
3,32a,32b間距離を最小化して、この部分で発
生する相互インダクタンスを最大化し、自己インダクタ
ンスの相殺を最大化して、総合インダクタンスを最小化
することができる。
【0111】(第10の実施の形態)本実施の形態によ
る3レベルインバータ装置は、図1に示す前述した第2
の実施の形態において、第4の導体31aおよび第5の
導体31bは、第2の導体32aおよび第3の導体32
bの並走領域において、それぞれの導体間の電気的な絶
縁を、エポキシコーティング導体や、導体間に固体絶縁
物を積層した構成、あるいはこれらの導体をエポキシモ
ールド等の一体成形で構成している。
【0112】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第2の導体32aと第
3の導体32bの並走領域において、第4の導体31a
と第5の導体31bのそれぞれの導体間の電気的な絶縁
を、エポキシコーティング導体や、導体間に固体絶縁物
を積層した構成、あるいはエポキシモールド等の一体成
形で構成していることにより、3レベルインバータ装置
の各モードにおいて、電流が対向する部分の空間距離を
最小化して、そこで発生する相互インダクタンスを最大
化し、自己インダクタンスの相殺を最大化して、総合イ
ンダクタンスを最小化することができる。
【0113】(第11の実施の形態)本実施の形態によ
る3レベルインバータ装置は、図11、図13に示す前
述した第5または第6の実施の形態において、第9およ
び第11の導体35aおよび35bは幅広の平板とし、
第1のダイオード14a、第2のダイオード14b、お
よびその接続導体である第8の導体36a、第10の導
体36bと対向する部分に、エポキシコーティングや固
体絶縁物によるバリヤを設けている。
【0114】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第1のダイオード14
a、第2のダイオード14b、およびその接続導体であ
る第8の導体36a、第10の導体36bと対向する部
分に、エポキシコーティングや固体絶縁物によるバリヤ
を設けていることにより、これらの備品(対向する導体
やダイオードと)の距離を最小化して、この部分で発生
する相互インダクタンスを最大化し、自己インダクタン
スの相殺を最大化して、総合インダクタンスを最小化す
ることができる。
【0115】(第12の実施の形態)本実施の形態によ
る3レベルインバータ装置は、図11、図13に示す前
述した第5の実施の形態において、第9の導体35aと
第8の導体36a、および第11の導体35bと第10
の導体36bの平行並走領域において、それぞれの導体
間の電気的な絶縁を、エポキシコーティング導体や、導
体間に固体絶縁物を積層した構成、あるいはエポキシモ
ールド等の一体成形で構成している。
【0116】以上のように構成した本実施の形態の3レ
ベルインバータ装置においては、第8の導体36aと第
9の導体35a、および第10の導体36bと第11の
導体35bの平行並走領域において、それぞれの導体間
の電気的な絶縁を、エポキシコーティング導体や、導体
間に固体絶縁物を積層した構成、あるいはエポキシモー
ルド等の一体成形で構成していることにより、対向する
距離を最小化して、この部分で発生する相互インダクタ
ンスを最大化し、自己インダクタンスの相殺を最大化し
て、総合インダクタンスを最小化することができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の3レベル
インバータ装置によれば、圧接保持が必要な平型のスイ
ッチング素子を適用した場合に、配線構造に寄生するイ
ンダクタンスの影響を抑制することが可能となり、その
結果、素子スイッチング毎に発生するサージ電圧を抑制
することができる。
【0118】また、実装上、部品の共通化、組み立て性
の向上、配置デザインの向上等を計ることが可能とな
り、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第3、第5、第6、第
7、第8、第10の実施の形態による3レベルインバー
タ装置の構成例を示す正面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】図1の3レベルインバータ装置の各相主回路
(アーム)構成例を示す回路図。
【図5】図1のA−A矢視図。
【図6】図2のB−B矢視図。
【図7】本発明の第2、第3、第4、第5、第7の実施
の形態による3レベルインバータ装置の各相(アーム)
に対応した実装構成例を示す正面図。
【図8】図7の上面図。
【図9】図7の側面図。
【図10】図7のC−C矢視図。
【図11】本発明の第6、第8、第9、第11、第12
の実施の形態による3レベルインバータ装置のD矢視
図。
【図12】本発明の第6の実施の形態による3レベルイ
ンバータ装置の各相主回路(アーム)構成例を示す回路
図。
【図13】本発明の第6、第7、第11、第12の実施
の形態による3レベルインバータ装置の構成例を示す
図。
【図14】従来の3レベルインバータ装置の主回路(ア
ーム)構成例を示す回路図3レベルインバータ主回路
(アーム)図。
【図15】直流クランプスナバ回路における不具合を説
明する3レベルインバータ回路のアーム周りを示す回路
図。
【図16】図15に対応した直流クランプスナバの実装
構成の一例を示す図。
【図17】図15に対応した直流クランプスナバの実装
構成の他の例を示す図。
【符号の説明】
1…3レベルインバータ、 2a,2b,2c…各相の主回路(アーム)、 3a,3b…平滑コンデンサー、 4…誘導電動機、 5a,5b,5c,5d…主スイッチング素子、 6a,6b,6c,6d…還流ダイオード、 7a,7b…結合ダイオード、 8a,8b,8c,8d…クランプスナバコンデンサ
ー、 9a,9b,9c,9d…クランプスナバダイオード、 10a,10b,10c,10d…放電抵抗、 11b,11c…コンデンサー、 12…抵抗、 14a…第1のダイオード、 14b…第2のダイオード、 15a…第1のコンデンサー、 15b…第2のコンデンサー、 16a…第1の放電抵抗、 16b…第2の放電抵抗、 17…直流クランプスナバ回路、 21…スイッチング素子、 22…絶縁ディスク、 23…スタック、 24…押え板、 25…スタッド、 26…絶縁座、 27…球面座、 28…皿バネ、 29…ナット、 30…板、 31a…第4の導体、 31b…第5の導体、 32a…第2の導体、 32b…第3の導体、 33…第1の導体、 34…交流導体、 34a…第6の導体、 34b…第7の導体、 35a…第9の導体、 35b…第11の導体、 36a…第8の導体、 36b…第10の導体、 37a,37b,37c,37d…導体、 38…導体、 39…導体、 40…ヒートシンク、 41…第1のスタック、 42…第2のスタック、 43…導体、 44…補助導体。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧源の正電位側と負電位側との間
    に、第1,第2,第3,第4のスイッチング素子の直列
    回路を接続し、前記第2および第3のスイッチング素子
    の接続点より交流端子を導出し、前記第1および第2の
    スイッチング素子の接続点と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に第1の結合ダイオードを接続し、前記第3お
    よび第4のスイッチング素子の接続点と前記直流電圧源
    の中間電位点との間に第2の結合ダイオードを接続して
    なり、前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子
    と前記第1および第2の結合ダイオードとを平型圧接素
    子とした3レベルインバータ装置において、 前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子と、前
    記第1および第2の結合ダイオードと、これらを冷却し
    かつ導体を兼ねたヒートシンクと、絶縁ディスクとを積
    層してなるスタックと、 前記第1および第2の結合ダイオードの接続点と前記直
    流電圧源の中間電位点との間を接続する第1の導体と、 前記第1のスイッチング素子と前記直流電圧源の正電位
    側との間を接続する第2の導体と、 前記第4のスイッチング素子と前記直流電圧源の負電位
    側との間を接続する第3の導体とからなり、 前記第2の導体を、前記第1のスイッチング素子の正電
    位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、当該スタ
    ック軸に対してほぼ平行を維持して中央に寄せた配置と
    し、 前記第3の導体を、前記第4のスイッチング素子の負電
    位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、当該スタ
    ック軸に対してほぼ平行を維持して中央に寄せた配置と
    し、 前記第1の導体を、前記第2と第3の導体が挟むように
    してほぼ平行並走した配置としたことを特徴とする3レ
    ベルインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の3レベルインバー
    タ装置において、 前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と前記
    第1の結合ダイオードの正電位側との間を接続する第4
    の導体と、 前記第3および第4のスイッチング素子の接続点と前記
    第2の結合ダイオードの負電位側との間を接続する第5
    の導体とを備え、 前記第4の導体を、前記第1および第2のスイッチング
    素子間と、前記第1の結合ダイオードの正電位側とから
    スタック軸に対して直角にたち上げ、前記第2の導体に
    対してほぼ平行を維持するように配置し、 前記第5の導体を、前記第3および第4のスイッチング
    素子間と、前記第2の結合ダイオードの正電位側とから
    スタック軸に対して直角にたち上げ、前記第3の導体に
    対してほぼ平行を維持するように配置したことを特徴と
    する3レベルインバータ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の3レベルインバー
    タ装置において、 前記第2のスイッチング素子の負電位側と前記交流端子
    との間を接続する第6の導体と、 前記第3のスイッチング素子の正電位側と前記接続点と
    の間を接続する第7の導体と、 前記第2および第3のスイッチング素子の接続点から引
    き出される交流導体とを備え、 前記第6の導体を、前記第2のスイッチング素子の負電
    位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、当該スタ
    ック軸に対してほぼ平行を維持するようにして中央で前
    記交流導体に接続し、 前記第7の導体を、前記第3のスイッチング素子の正電
    位側からスタック軸に対して直角にたち上げ、当該スタ
    ックに対してほぼ平行を維持するようにして中央で前記
    交流導体に接続し、前記第2および第3のスイッチング
    素子のスナバコンデンサーの間を割り入るように配置し
    たことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  4. 【請求項4】 直流電圧源の正電位側と負電位側との間
    に、第1,第2,第3,第4のスイッチング素子の直列
    回路を接続し、前記第2および第3のスイッチング素子
    の接続点より交流端子を導出し、前記第1および第2の
    スイッチング素子の接続点と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に第1の結合ダイオードを接続し、前記第3お
    よび第4のスイッチング素子の接続点と前記直流電圧源
    の中間電位点との間に第2の結合ダイオードを接続して
    なり、前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子
    と前記第1および第2の結合ダイオードとを平型圧接素
    子とした3レベルインバータ装置において、 前記第1,第2,第3,第4のスイッチング素子と、こ
    れらを冷却しかつ導体を兼ねたヒートシンクと、絶縁デ
    ィスクとを積層してなる第1のスタックと、 前記第1および第2の結合ダイオードと、これらを冷却
    しかつ導体を兼ねたヒートシンクと、絶縁ディスクとを
    積層してなる第2のスタックと、 前記第1および第2の結合ダイオードの接続点と前記直
    流電圧源の中間電位点との間を接続する第1の導体と、 前記第1のスイッチング素子と前記直流電圧源の正電位
    側との間を接続する第2の導体と、 前記第4のスイッチング素子と前記直流電圧源の負電位
    側との間を接続する第3の導体と、 前記第1,第2,第3の導体を、前記第1の導体を前記
    第2と第3の導体が挟むようにしてほぼ平行並走した配
    置としたことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または請求項4に記載の3
    レベルインバータ装置の各相に対して、 前記直流電圧源の正電位側と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に、第1のダイオードおよび第1のコンデンサ
    ーを直列に接続し、かつ当該第1のダイオードと並列に
    放電用抵抗を接続してなる正極側スナバ回路と、 前記直流電圧源の負電位側と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に、第2のダイオードおよび第2のコンデンサ
    ーを直列に接続し、かつ当該第2のダイオードと並列に
    放電用抵抗を接続してなる負極側スナバ回路とを備え、 前記第1の導体を中心としてほぼ左右対称に、前記第1
    のダイオード、第2のダイオード、第1のコンデンサ
    ー、第2のコンデンサーをそれぞれ配置し、 前記第2の導体に、前記第1のダイオードのアノードを
    直接または冷却用ヒートシンクを介して取り付け、前記
    第1のダイオードのカソードを、第8の導体を用いて前
    記第1のコンデンサーの一方の電極に接続し、当該第1
    のコンデンサーの他方の電極を、第9の導体を用いて前
    記第1の導体と接続し、 前記第3の導体に、前記第2のダイオードのカソードを
    直接または冷却用ヒートシンクを介して取り付け、前記
    第2のダイオードのアノードを、第10の導体を用いて
    前記第2のコンデンサーの一方の電極に接続し、当該第
    2のコンデンサーの他方の電極を、第11の導体を用い
    て前記第1の導体と接続したことを特徴とする3レベル
    インバータ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または請求項4に記載の3
    レベルインバータ装置の各相に対して、 前記直流電圧源の正電位側と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に、第1のダイオードおよび第1のコンデンサ
    ーを直列に接続し、かつ当該第1のダイオードと並列に
    放電用抵抗を接続してなる正極側スナバ回路と、 前記直流電圧源の負電位側と前記直流電圧源の中間電位
    点との間に、第2のダイオードおよび第2のコンデンサ
    ーを直列に接続し、かつ当該第2のダイオードと並列に
    放電用抵抗を接続してなる負極側スナバ回路とを備え、 前記第1の導体を中心としてほぼ左右対称に、前記第1
    のダイオード、第2のダイオード、第1のコンデンサ
    ー、第2のコンデンサーをそれぞれ配置し、 前記第1の導体に、前記第1のダイオードのカソードを
    直接または冷却用ヒートシンクを介して取り付け、前記
    第1のダイオードのアノードを、第8の導体を用いて前
    記第1のコンデンサーの一方の電極に接続し、当該第1
    のコンデンサーの他方の電極を、第9の導体を用いて前
    記第2の導体と接続し、 前記第1の導体に、前記第2のダイオードのアノードを
    直接または冷却用ヒートシンクを介して取り付け、前記
    第2のダイオードのカソードを、第10の導体を用いて
    前記第2のコンデンサーの一方の電極に接続し、当該第
    2のコンデンサーの他方の電極を、第11の導体を用い
    て前記第3の導体と接続したことを特徴とする3レベル
    インバータ装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項5または請求項6に記載の3
    レベルインバータ装置において、 前記第9および第11の導体を幅広の平板とし、前記第
    1のダイオード、第2のダイオード、およびその接続導
    体である第8の導体、第10の導体の領域を含むように
    したことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項5または請求項6に記載の3
    レベルインバータ装置において、 前記第8および第10の導体を幅広の平板とし、かつ前
    記第9の導体と前記第11の導体とほぼ平行の関係にし
    たことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1または請求項4に記載の3
    レベルインバータ装置において、 前記第1の導体と第2の導体と第3の導体の並走領域に
    おいて、それぞれの導体間の電気的な絶縁を、エポキシ
    コーティング導体や、導体間に固体絶縁物を積層した構
    成、あるいはエポキシモールド等の一体成形で構成した
    ことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項2に記載の3レベルインバ
    ータ装置において、 前記第4の導体と第5の導体は、前記第2の導体と第3
    の導体の並走領域において、それぞれの導体間の電気的
    な絶縁を、エポキシコーティング導体や、導体間に固体
    絶縁物を積層した構成、あるいはエポキシモールド等の
    一体成形で構成したことを特徴とする3レベルインバー
    タ装置。
  11. 【請求項11】 前記請求項5または請求項6に記載の
    3レベルインバータ装置において、 前記第9および第11の導体を幅広の平板とし、前記第
    1のダイオード、第2のダイオード、およびその接続導
    体である第8の導体、第10の導体と対向する部分に、
    エポキシコーティングや固体絶縁物によるバリヤを設け
    たことを特徴とする3レベルインバータ装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項5に記載の3レベルインバ
    ータ装置において、 前記第8の導体と第9の導体、および前記第10の導体
    と第11の導体の平行並走領域において、それぞれの導
    体間の電気的な絶縁を、エポキシコーティング導体や、
    導体間に固体絶縁物を積層した構成、あるいはエポキシ
    モールド等の一体成形で構成したことを特徴とする3レ
    ベルインバータ装置。
JP11145150A 1999-05-25 1999-05-25 3レベルインバータ装置 Pending JP2000341961A (ja)

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