JPH07235942A - 少なくとも2つのステーション間でのデータの直列伝送装置 - Google Patents
少なくとも2つのステーション間でのデータの直列伝送装置Info
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- JPH07235942A JPH07235942A JP7019589A JP1958995A JPH07235942A JP H07235942 A JPH07235942 A JP H07235942A JP 7019589 A JP7019589 A JP 7019589A JP 1958995 A JP1958995 A JP 1958995A JP H07235942 A JPH07235942 A JP H07235942A
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Abstract
ならずバス線路上で個別障害の生起の際バス接続(路)
を確保すること。 【構成】 誤りのない動作状態(モード)の場合に比較
器(16,17)により伝送されるビット状態に応じて
切換信号が送出されるようにまた、任意の電圧電位への
2線式線路の線路(S+,S-)の線路のうちの1つの短
絡の際、又は2線式線路の線路(S+,S-)相互間の短
絡の際、比較器(16,17)のうちの1つにより、伝
送されたビット状態に依存して切換信号が送出され、他
の比較器(16,17)は両切換状態のうちの1つにと
どまるようにするのである。
Description
る少なくとも2つのステーション間のデータの直列的伝
送装置を基礎とする。
タの直列的伝送装置が公知である(US4,782,3
00)。該刊行物中に記載されているインターフェース
モジュールは直列的2線式バスへの接続のため設けられ
る。上記インターフェースモジュール中には短絡とか無
負荷状態のような障害(エラー)状態を識別するための
手段が設けられている。無負荷状態の識別のため2つの
比較器が設けられており、該比較器にはそれぞれ両バス
線路のうちの1つの信号及び基準電圧が供給される。バ
ス線路の1つにてフリーランニング状態が生じると、比
較器の1つがそれを識別し、相応の信号を送出する。バ
ス線路の1つにて短絡状態の識別のためインターフェー
スモジュールは特別な“診断モード ”にもたらされ
る。ここでは個々の線路は先に定められた信号を供給さ
れる。送信されたデータと差動受信器を介して受信され
た信号との比較によりバス線路にてどのような短絡状態
が生じているかを識別できる。その際エラーはサービス
用員により克服できる。
バス線路における障害状態を識別できるのみならずバス
線路上で個別障害の生起の際バス接続(路)を確保する
ことにある。
れる。本発明の装置にて請求項1の要件により得られる
利点とするところはバス線路における障害状態を識別で
きるのみならず、バス線路上で個別障害の生起の際バス
接続(路)を維持することにある。換言すれば個別障害
が起こってもデータが2線式線路ーバス接続(路)を介
して伝送され得ることである。個別障害としてはバス線
路の断線、任意の電圧電へのバス線路のうちの1つの短
絡とか、バス線路相互間の短絡の謂である。本発明の装
置は次のように構成されている、即ち当該の個別障害の
1つが起こっても2線式バス線路を介してデータ伝送が
行われ得ることである。それにより当該装置は装置はフ
ォールトトレラントに構成され、殊に車両間で2つステ
ーション間で安全上問題性のあるバス線路に使用され得
る。更に有利には当該装置は著しく迅速に生起した障害
に応動し、再びデータ伝送のために可用になるように構
成される。データ伝送のためバイト志向(中心)のデー
タ伝送プロコトルが使用される場合には生起した個別障
害により最大限1つの伝送されたバイトの誤りが生じる
ことにとどまる。その後当該装置における回路が応答
し、データ伝送は個別障害にも拘わらず継続され得る。
当該装置は回路的にフォールトトレラントに構成されて
いるので、簡単なデータ伝送プロトコルをデータ伝送の
ために使用し得る。例えばデータ保護のためには簡単な
チェックサム検査を行いさえすれば事足りる。
立形請求項にて規定された装置の発展形態及び改良が可
能である。請求項2には2線式線路バス線路の個々の線
路に対するドライバの特に有利な接続構成が規定されて
いる。それにより2線式−バス接続(路)の両線路間相
互の短絡の場合にもなお所定の信号レベルがバス線路を
介して伝送され得、該信号レベルは受信ステーションの
受信部により評価され得る。
対して1つの共通の端子を介して可制御である。それに
より回路コストがわずかに抑えられる。殊に、接続され
たマイクロコンピュータによりドライバ回路が個々の端
子を介して制御され、それによりマイクロコンピュータ
の1つの出力ピンのみが必要である。
る基礎電位の有利な選択の手法が規定されている。即
ち、第1基準電位は2つの可能なビット状態1,0の伝
送のため線路相互間の短絡の際生じる電圧電位間の中央
のところにセッティングされるのである。当該の短絡の
場合にも、なお伝送された電圧レベルの最適の評価を行
い得る。当該回路は次のようにも構成される、即ちバス
接続(路)のステーション間の起こり得るアースずれ
(オフセット)に対する最大可能な保護作用をするよう
に構成される。
号をロジックアンド結合又はオア結合する手段を有する
のである。それらロジックゲートは簡単に集積化され
得、大して大きな回路コストを惹起しない。
びオア結合の選択がロジックゲートを用いて、伝送され
た信号により行われ、そして、その都度の選択結果が、
双安定切換素子にて記憶され、ここで、その都度双安定
切換素子の1つの状態が2つの可能な選択結果のうちの
1つの所定のものに相応するのである。それによりフォ
ールトトレラントな評価回路が形成され、この評価回路
は比較器の切換信号を生起個別障害の後でも適正に評価
するものである。
誤り状態を識別して誤り信号をマイクロコンピュータに
て送出する手段が設けられているのである。ここでマイ
クロコンピュータは障害(エラー)信号を処理し、障害
(エラー)値を記憶し又は指示を例えば車両にて制御し
得る。ここで更に有利には2線式線路にてエラー状態の
識別のための手段としてロジックエクスクルーシブオア
ゲートが比較器の出力線路に接続されているのである。
なお更に有利にはロジックエクスクルーシブオアゲート
の出力側における過渡的パルスを抑圧するためのロジッ
クエクスクルーシブオアゲートにLPFが後置接続され
ているのである。
めの装置用のバス結合回路に対してはステーションに応
じて送信部のみ又は受信部のみ又は送信、受信部を有す
ると有利である。バス接続(路)が例えば“インテリジ
ェント”センサを制御機器と接続するために用いられる
場合、例えば“インテリジェント”センサ中に送信部を
有するバス結合回路のみを設けさえすればよい、それと
いうのは制御機器からセンサへデータを必ずしも伝送し
なくてもよいからである。
置は一般にコンピュータネットワークに使用可能であ
り、ことに、相互間で、データを交換すべき2つのステ
ーションの接続のためのものである。データ伝送装置は
それのフォールトトレラント性に基づきことに車両に適
する。本例を用いて本発明を説明する。図1中参照番号
10はASR(駆動スリップ制御)ー制御装置を示す。
これに対して参照番号11は機関出力ー制御装置を示
す。両制御装置は接続線路S+及びS-を介して相互に接
続されている。両制御装置はバス結合回路13を有す
る。バス結合回路13からは接続部TXD及びRXDが
それぞれ制御装置10,11におけるマイクロコンピュ
ータ12に達している。
0との間で連続的にデータが交換される。このことは例
えば駆動スリップ制御システムに必要である。ASR制
御装置は回転数センサの信号の解析により車両がスリッ
プしているか否かを識別する。肯定(スリップしている
状態)の場合には機関出力制御装置11は絞り弁調整度
を低減させなければならない(車両におけるトルクが減
少し車両がもはやスリップをしないようにするには)。
以下個々の制御装置の特別な構成は考慮されず、従って
詳述しない。
れているバス結合回路13が詳細に示されている。14
はバス結合回路の送信部を示し、15は受信部を示す。
先ず受信部14について詳述する。TXD端子からは線
路が抵抗R1を介してNPNトランジスタT1へ達す
る。実施例では抵抗R1は1KΩの大きさを有する。ト
ランジスタT1のエミッタはアースに接続されている。
トランジスタT1のコレクタには2つの抵抗R3,R2
の直列接続体が給電電位V2に接続されている。抵抗R
3,R2は実施例では同様に1KΩの大きさを有する。
更に給電電位V2の端子にはアースに接続されたツエナ
ーダイオードD1が接続されている。抵抗R3,R2間
の接続線路からPNPトランジスタT2のベースまで線
路が通っている。トランジスタT2のエミッタは給電電
位V2に接続されている。トランジスタT2のコレクタ
は順方向に接続されたダイオードD2と、抵抗R5を介
してバス線路S+の端子のところまで延びている。実施
例中では抵抗R5は200Ωの抵抗を有する。抵抗R5
とバス線路S+の端子との間に抵抗R7(これはアース
に接続されている)が接続されている。抵抗R7は2K
Ωの大きさを有する。更にバス結合回路のTXD入力側
から抵抗R13を介してNPNトランジスタT3のとこ
ろまで線路が延びている。抵抗R13は同様に抵抗R1
のように1KΩの大きさを有する。トランジスタT3の
エミッタはアースに接続されている。トランジスタT3
のコレクタから抵抗R6を介してバス線路S-の端子へ
線路が延びている。抵抗R6は実施例では100Ωの大
きさを有する。抵抗R6とバス線路S-の端子との間に
別の抵抗R4(これは給電電圧電位Vに接続されてい
る)が接続されている。抵抗R4は実施例では1KΩの
大きさを有する。
受信部について説明する。バス線路S+の端子点は抵抗
R11を介して第2比較器17の反転入力側に接続され
ている。分圧器(これは直列接続された3つの抵抗R
8,R9,R12により形成されている)を介しては第
1比較器16の反転入力側及び第2比較器17の非反転
入力側にそれぞれ基準電位が供給される。抵抗R8とR
10は1KΩの大きさを有する。抵抗R12はアースに
接続されており、抵抗R8はV1の電圧電位に接続され
ている。第1比較器16の反転入力側には両抵抗R8,
R10間の電圧電位が供給される。第2比較器17の非
反転入力側には抵抗R10,R12間の電圧電位が供給
される。第1比較器16の非反転入力側は逆方向に接続
されたダイオードD3を介してアースに接続されてお
り、順方向に接続されたダイオードD4を介して給電電
位V1に接続されている。第2比較器17の反転入力側
は逆方向に接続されたダイオードD6を介してアースに
接続されており、順方向に接続されたダイオードD5を
介して給電電圧電位V1に接続されている。第1比較器
16の出力側は評価回路18の端子点LOGS+に接続
されている。第2比較器17の出力側は評価回路18の
端子点LOGS-に接続されている。評価回路18につ
いては図3にて更に詳細に説明する。出力側にて評価回
路の端子はバス結合回路13の端子点ERRORに接続
されている。評価回路18の更なる出力線路はバス結合
回路の端子点RXDに接続されている。
作について説明する。図4−aはバス線路S+,S-にお
ける電圧レベルを示し、上記電圧レベルは例えば2進数
値語..01100001の伝送の際生じるものであ
る。図示の電子レベルを得るにはバス結合回路給電電圧
入力側V2には5Vよりわずかに高い電圧を印加しなけ
ればならない。図示の電子レベルはバス結合回路13の
送信部14により生ぜしめられる。バス結合回路13の
TXD入力側にロー(低)レベルが加わる間はトランジ
スタT3は非導通状態に置かれ、その結果、バス線路S
-の端子点にはほぼ5Vの電圧電位が加わる。この場合
トランジスタT1は同様に非導通状態に置かれる。従っ
てPNPトランジスタT2も非導通状態におかれる。バ
ス線路S+の端子点にはほぼ0Vの著しく低い電圧電位
が現れる。
が加わると、トランジスタT3と、トランジスタT1,
T2の双方が導通状態におかれる。それによりバス線路
S-は小さな値の抵抗R6を介してアースに接続され、
そして、バス線路S-の端子点にほぼ0Vの電圧電位が
生じる。逆にトランジスタT2の作動接続によってはバ
ス線路S+の端子点は高い電圧電位ほぼ5Vに高められ
る。要するにバス線路にて個別障害が発生しない限り個
々の2進状態の伝送の際バス線路S+,S−上に相補的
電圧レベルが生ぜしめられる。このことは図4−aに示
されている。
互間で短絡している場合について考察する。従って、両
バス線路上での電圧レベルは等しい。このケース(事
態)の様子は図4−bに詳しく示されている。やはり同
じく、TXD入力側にて低(low)電位が加わってい
るものと仮定してある。それにより再びすべてのトラン
ジスタT1〜T3は非導通状態におかれている。両バス
線路間で短絡が生じるので、抵抗R4,R7を介して保
護3.3Vの電圧電位が生じる。上記電位が生じる理由
は抵抗R7が抵抗R4の2倍の大きさであるからであ
る。これに対してTXD入力側に高(high)電位が
加わると、トランジスタT1〜T3は再びI導通状態に
おかれ、バス線路S+,S−上の電圧レベルは分圧器
(これは抵抗R5,R6からなる)により定まる。抵抗
R5は抵抗R6の2倍の大きさであるので、ほぼ1.7
Vの電位が生じる。図4−bから明らかなように、伝送
さるべき2つの状態低(low)/高(high)に対
してバス線路S+,S−上で電位の有意の遷移がおこな
われる。電位レベルの上記遷移は次のようにして生じ
る、即ちトランジスタT2,T3が抵抗回路網R5,R
7,R6,R4を介してバス線路S+,S−と接続され
ており、ここで抵抗R5,R6及びR7,R4は同じ抵
抗比を有する。抵抗R5,R6及びR4,R7の非対称
的選定により両バス線路S+,S−相互間の短絡の場合
にも信号が存在し続けこの信号は比較器限界値の特別な
状態位置により評価され得る。
短絡する場合を考慮する。この場合に対して図4−cに
てバス線路上の信号レベルが示されている。バス線路S
+がアースに短絡されているので、当該線路上の電圧レ
ベルはほぼ0Vに保持される(TX0入力がを介して低
又は高電位が設定される場合)。バス線路S-は障害状
態を有しないので、当該、線路上の信号レベルは図4−
aにおける相応の信号の流れと全く同じ様子を示す。
について説明する。第1比較器16にはその反転入力側
を介して給電電圧V1の3/4が供給される。当該電圧
電位は実施例ではほぼ3.75Vである。図4では当該
電位は破線で示す。比較器16は接続されたバス線路S
+に対する供給された基準電圧の超過を評価する。バス
線路S上の電圧電位が3/4V2の調整設定された値を
超過すると比較器16の出力側には高電位が導かれる。
バス線路S+上の電圧レベルが3/4V2の調整設定値
を下回ると、比較器16の出力側には低電位が導かれ
る。第2比較器17にはそれの非反転入力側にて1/2
V2の基準電圧電位が供給される。上記基準電圧(電
位)は実施例ではほぼ2.5Vに相応する。上記基準電
位は図4中破線で示す。比較器17は接続されたバス線
路S-に対する供給された基準電圧の下回りを評価す
る。バス線路S-上の電圧電位が1/2V2を下回る
と、比較器17の出力側には高電位が導かれる。バス線
路S-に電圧電位(これは基準電位1/2V2より大で
ある)が加わると、比較器17の出力側には低(ロー)
電位が導かれる。比較器16,17の出力信号は入力側
LOGS+ないしLOGS-に供給される。図4−aから
明らかなようにバス線路S-上の電圧レベルは2.5V
(1/2V2)の基準電位を超過する(バス線路S+上
の電圧レベルが3.75V(3/4,V2)の基準電位
を下回ると、そしてその逆の成立つ。従って、通常作動
の際ロジックLOGS+及びLOGS-が2つのハイ電位
を導くか、又は、2つのロー(low)電位を導くよう
になる。別個1個別障害が生じると、ロジックレベルL
OGS+又はLOGS-は一定値1又は0をとる。要する
に入力側LOGS+及びLOGS-に異なった信号レベル
が加わると、障害状態が生じる。このことは評価回路1
8にて 識別され、次いで、評価回路18はERROR
出力側を作用(アクティブ)状態におく。比較器16,
17の切換信号の評価は以下図3を用いて詳述する。
1の第1入力側までに線路が延びている。入力側LOG
S-から第1アンドゲート31の第2入力側まで線路が
延びている。更にLOGS+からエクスクルーシブオア
ゲート30の第1の入力側及びオアゲート32の第1入
力側まで線路が延びている。LOGSー入力側からエク
スクルーシブオアゲート30及びアンドゲート32の第
2入力側まで線路が延びている。アンドゲート31の出
力側はRC−FF33のセット入力側に接続されてい
る。オアゲート32の反転入力側はRS−FF33のリ
セット入力側に接続されている。さらに第2アンドゲー
ト34の第1入力側がアンドゲート31の出力側から第
2アンドゲート34の第2入力側まで線路が延びてい
る。更にアンドゲート32の出力側はインバータ36に
接続されている。インバータ36の出力側は第3ゲート
35の第1入力側に接続されている。RS−FFのQ出
力側はアンドゲート35の第2入力側に接続されてい
る。第2アンドゲート34の出力側はオアゲート38の
一方の入力側に接続されている。第3アンドゲート35
の出力側はオアゲート38の出力側..は評価回路のR
XD端子に抵抗R14とコンデンサC1とからなるLP
Fを介してインバータ37に接続されている。
関連して説明する。表1中には正常(通常)の場合と、
起こり得る別個障害の場合についてリストアップしてあ
る。明らかなように、別個障害の場合に両入力側LOG
S++又はLOGS-のうちの1つが所定のレベル状態に
とどまる(1つのステーションの送信部から両バス線路
上のレベル遷移が出力された場合)。更に表から明らか
なように、別個障害に拘わらずRXD出力側のうち信号
レベルの適正な遷移を送出される。
るようにLOGS+=1,LOGS-=1の組合せが評価
され、RXD出力側に1が現れる。LOG+=0,LO
GS-=0の組合せはロジックオア結合におけるように
評価され、RXD出力側に零が現れる。結合形式の選択
はRS−FF33を用いて行われる。このRS−FFは
常時次のように切り換えられる、即ち入力側LOGS
+,LOGS-における信号Yがロジックアンド結合又は
ロジックオア結合におけるように評価され得る。
短絡の場合を考察する。入力側LOGS+10レベルが
加わり、そして、入力側LOGS-に1レベルが加わる
とRXD出力側には1レベルが現れる。要するに入力側
LOGS+及びLOGS-におけるレベルはオア結合形式
におけるように評価される。表から明らかなように当該
回路は次のように構成されている、即ち、入力側LOG
S+又はLOGS-のうち1つが常時1レベルを印加され
る場合に対して入力側LOGS+,LOGS-における入
力信号をアンド結合におけるように評価し、そして、入
力側の1つが常時0レベルを有する場合に対してLOG
S+,LOGS-の入力信号をオア結合におけるように評
価するように構成されているのである。結合形式はRS
−FFにて 記載されもはや変化されない。
最悪の場合当該の伝送されたデータ語が誤って伝送され
得る。すべての後続するデータ語は再び適正に伝送され
る。それというのは回路は既に応答しており適正な結合
形式が入力信号の評価のため調整セッティングされてい
るからである。このことは次のようにして確保される、
即ち通常の直列的データ転送の場合それぞれの伝送さる
べきデータ語にて立ち上がり及び立ち下がり側縁が生じ
るようにするのである。その例としてはデータ語のため
のスタート及びストップビットが使用され事例がある。
データ語の誤った伝送を防止するため、データ伝送のた
めプロトコルにて簡単孔チェックサム検査が行われ得、
それにより誤ったデータ語が識別され、特別手段により
破棄される。誤ったデータ語は新たに要求される。
ある。例えば本発明を次ぎのように設計することも可能
である、即ち、複数のステーションが相互間でデータを
交換し得るように設計することも可能である。このため
に更なるハードウエア接続機構も可能である。更に2つ
の電子的制御機器間でデータ伝送を必ずしも行う必要は
ない。また1つの電子的制御装置と外付け(リロケーシ
ョン)回路例えば“インテリジェント”センサとの間で
データ伝送が行われることも可能である。その種適用例
は例えばエアバッグ制御装置と外付クラッシュセンサと
の間でのデータの伝送の際に可能になる。
態を識別できるのみならずバス線路上で個別障害の生起
の際バス接続(路)を確保でき、本発明の装置により得
られる利点とするところはバス線路における障害状態を
識別できるのみならず、バス線路上で個別障害の生起の
際バス接続(路)を維持することにある。換言すれば個
別障害が起こってもデータが2線式線路ーバス接続
(路)を介して伝送され得ることである。個別障害とし
てはバス線路の断線、任意の電圧電位をへのバス線路の
うちの1つの短絡とか、バス線路相互間の短絡の謂であ
る。本発明の装置は次のように構成されている、即ち当
該の個別障害の1つが起こっても2線式バス線路を介し
てデータ伝送が行われ得ることである。それにより当該
装置は装置はフォールトトレラントに構成され、殊に車
両間で2つステーション間で安全上問題性のあるバス線
路に使用され得る。更に有利には当該装置は著しく迅速
に生起した障害に応動し、再びデータ伝送のために可用
になるように構成される。データ伝送のためバイト志向
(中心)のデータ伝送プロコトルが使用される場合には
生起した個別障害により最大限1つの伝送さ れたバイ
トの誤りが生じることにとどまる。その後当該装置にお
ける回路が応答し、データ伝送は個別障害にも拘わらず
継続され得る。当該装置は回路的にフォールトトレラン
トに構成されているので、簡単なデータ伝送プロトコル
をデータ伝送のために使用し得る。例えばデータ保護の
ためには簡単なチェックサム検査を行いさえすれば事足
りる。
立形請求項にて規定された装置の発展形態2線式線路及
び改良が可能である。
合回路の回路図である。
図である。
絡、1つのバス線路のアースへの短絡の場合における信
号レベルの状態を示す特性図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも2つのステーション間でのデ
ータの直列伝送装置であって、上記ステーションは2線
式線路を介して相互に接続されており、ここで送信動作
モード向けに設計構成された各ステーションは少なくと
も1つの送信部を有するバス結合回路を備え、そして受
信動作モードに設計構成された各ステーションは少なく
とも1つの受信部を有するバス結合回路を備え、ここで
各加入者にてバス結合回路を操作するマイクロコンピュ
ータが設けられており、ここにおいて送信部は少なくと
も2つのドライバ回路を有し該ドライバ回路はそれぞれ
2線式線路の1つの線路と接続可能であり、また、デー
タ伝送の際、相補的信号をバス線路に加えるように構成
され、ここで、上記受信部は各バス線路に対して比較器
を有し、該比較器はそれの一方の入力側にて2線式線路
の1つの線路に接続可能であり、それの他方の(第2
の)入力側には基準電位が供給され、ここで、比較器の
出力信号は評価回路により評価されるように構成されて
いる装置において、各ドライバ回路(T2,T3)とバス
線路(S+,S-)との間に抵抗回路網(R5,R7;;R
6,R4)が挿入接続されており、一方では基準電位は
所定のように選定され、且つ他方では抵抗回路網(R
5,R7;R6,R4)は所定のように構成されてお
り、ここで、誤りのない動作状態(モード)の場合に両比
較器(16,17)により伝送されるビット状態に応じ
て切換信号が送出されるように、また更に任意の電圧電
位への2線式線路の線路(S+,S-)の線路のうちの1
つの短絡の際、又は2線式線路の線路(S+,S-)相互
間の短絡の際、比較器(16,17)のうちの1つによ
り、伝送されたビット状態に依存して切換信号が送出さ
れ、他の比較器(16,17)は両切換状態のうちの1
つにとどまるように上記基準電位の所定の選定及び抵抗
回路網の所定の構成がなされていることを特徴とする少
なくとも2つのステーション間でのデータの直列伝送装
置。 - 【請求項2】 ドライバ回路(T3)は第1抵抗(R
6)を介して第1線路(S-)に接続されており、ドラ
イバ回路(T2)は第2抵抗(R5)を介して第2線路
(S+)に接続されており、第1線路(S-)は第3抵抗
(R4)を介して第1の給電電位(UST)に接続され
ており、第2線路(S+)は第4抵抗(R4)を介して
第2給電電位(アース)に接続されており、第1抵抗
(R6)及び第2抵抗(R5)は第4抵抗(R7)及び
第3抵抗(R4)と同じ抵抗比を有し、ここで、当該抵
抗比は1とは異なるものである請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 ドライバ回路(T3,T2)は1つの共
通の端子(TXD)を介して可制御である請求項1又は
2記載の装置。 - 【請求項4】 第1基準電位は2つの可能なビット状態
1,0の伝送のため線路(S+,S-)相互間の短絡の際
生じる電圧電位間の中央のところにセッティングされる
請求項1から3までのうちいずれか1項記載の装置。 - 【請求項5】 評価回路(18)は比較器(16,1
7)の切換信号をロジックアンド結合又はオア結合する
手段を有する請求項1から4までのうちいずれか1項記
載の装置。 - 【請求項6】 ロジックアンド結合アンド及びオア結合
の選択がロジックゲート(31,32,34,35,3
6,38)を用いて、伝送された信号により行われ、そ
して、その都度の選択結果が、双安定切換素子(33)
にて記憶され、ここで、その都度双安定切換素子の1つ
の状態が2つの可能な選択結果のうちの1つの所定のも
のに相応する請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 評価回路(18)には2線式線路
(S+,S-)にて誤り状態を識別して誤り(エラー)信
号をマイクロコンピュータ(12)にて送出する手段が
設けられている請求項1から6までのうちいずれか1項
記載の装置。 - 【請求項8】 2線式線路にてエラー状態の識別のため
の手段としてロジックエクスクルーシブオアゲート(3
0)が比較器(16,17)の出力線路に接続されてい
る請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 ロジックエクスクルーシブオアゲート
(30)の出力側における過渡的パルスを抑圧するため
のロジックエクスクルーシブオアゲート(30)にLP
Fが後置接続されている請求項8記載の装置。
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